2018年6月23日

この妙な安堵感はなに?

6月22日、阪神戦(阪神甲子園球場)。

交流戦が終わって、リーグ戦が再開。
なんなんでしょう。この家に帰ってきたようなホッとする感じ。

強者どもが集うパ・リーグ打線から解き放たれて、顔なじみの相手たちと、やぁ、久しぶりだね! 選手たちもどこかホッとしているような。試合中、時おり両チームの選手からグラウンド上で微笑む姿が。お互い、あそこではひどいめに合いましたな、的な?

そんな、ホッとしている場合では毛頭ないのだけど。

しかし、大瀬良大地が先発の日は、よく打ちます。

4回に丸佳浩がソロホームラン。先制点をあげます。

5回には、野間峻祥がねばって、阪神の先発・ 秋山拓巳から13球投げさせます。この打席は空振り三振で終わるも、次の打席への布石を感じさせるものでした。その予感は的中。7回、ヒットで出塁し、ホームベースもきっちり踏んでくれました。



大瀬良は7回100球を投げて、ジャクソンと交代。大瀬良をとらえきれていない阪神打線。この時点で5対0。5点差あるとはいえ、ここはもう1回、大瀬良で行ってほしかった。いえ、5点差あったから交代したのでしょうが。

しかしなんでしょう、両手をあげて喜べない交代劇。

それみたことかで8回、ジャクソンはツーアウトをとったところで2失点。さらに乱調は続き、2連続のフォア。緒方監督は、たまらず今村猛にスイッチ。

ここで交代させるのなら、1個目のフォアで代えてほしかった。予兆満々でしたもの。しかし、今村に代わったからと言って、安心感とはここでも無縁です。

不安は的中、今村が早々に1失点。緒方監督、またも早めの交代で、中崎翔太にスイッチ。なんとか逃げ切りましたが、8回に3人を投入するとは。しかも、巷では勝利の方程式と呼ばれている三人衆。

方程式の正答率は高くないもうこの呼び方、やめましょう?

ともあれ、白星発進。とはいえ、パ・リーグとの力の差を見せつけられた交流戦のあと。セ・リーグ村のこぢんまりとした感じは否めません。この庭の中でさえ、楽に勝てる世界ではないのに。



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