2018年7月14日

2018オールスター1戦目、あんなこと・こんなこと

7月13日、オールスター1回戦(京セラドーム大阪)。

セの先発、松坂大輔(中日)は初回にいきなり5失点。

6月18日、背中の捻挫で登録抹消され、復調の途上での出場。本意ではなかったとは思いますが、それでも、パの選手の「対戦したい相手」には、松坂の名前のオンパレード。

黒田博樹が日本球界に復帰した2015年のオールスターでも、対戦したい相手に黒田の名前をあげてくれていた選手がたくさんいましたね。なつかしいです。

2イニング投げる予定だった松坂は1回限りの登板に。同僚のガルシアが、4回・5回・6回に登板して、松坂の1イニング分を引き受けていました。

2回表、鈴木誠也(カープ)が初打席で、対戦したかった相手・菊池雄星(西武)からスタンドの2段目に飛び込むホームラン! 松坂さんに、恥は、かかせません、1発! みたいな、初回の5失点を帳消しにしていく口火を切りました。

「こうして一本打つことで、(広島の被災している方たちに)少しでも喜んでもらえたらうれしい」と語っていました。(「スポニチ」)

ベースを回っているときの面構えが格好よかった。



3回を投げた19歳の山本由伸(オリックス)も凛々しかったですね。昨年のオールスターでの山岡泰輔(オリックス)のように、イキのいいもの見せていただきました。

しかし、パの選手のスイングはパワフルですね。初めて、森友哉(西武)を見たときも、なんですかこの人は! と驚いたものですが、久しぶりにまた驚く。

まるでからくり人形のようにパコーンと小柄な身体から繰り出される強力なバネ仕掛けのようなスイング。ただものではない感を久しぶりに見ました。と思ったら、この日のMVPに選ばれていました。

ボルシンガー(ロッテ)は、打たせて取るピッチングで、4回と5回とも三者凡退。交流戦での見事さがそのまま。見事だ。

パのベンチで、西武の黄金期をともに戦った、ソフトバンクの工藤公康監督と、西武の辻発彦監督が自然に笑顔で話している姿も、よい眺めでした。

セのベンチでは、菊池涼介(カープ)が相変わらず筒香嘉智(横浜)をかわいがっている模様でした。菊池の社交性が随所に伝わってきてました。

ただものではない感じは人さまざまですが、それを見せてくれるのがオールスターの楽しいところ。第2戦目はどんなかな?



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