9月6日、阪神戦(マツダスタジアム)。
先発の岡田明丈が5回を投げて6失点。ファームから上がってきたばかりの、飯田哲矢と藤井皓哉が4失点と3失点。9月5日に続き、投手陣が阪神相手に大盤振る舞い。
先発の岡田明丈は順調に見えた滑り出し。しかし、順調が突然乱調になったり、また揺り戻しがあったりと、読めない岡田クオリティ。この日も発動です。
岡田のクセのない投球フォーム。綺麗だなと1年目から応援してます。
昨年のシーズンオフ、バラエティ番組に出演した石原慶幸が「岡田っていう2年目のピッチャーがいまして。いいコなんで、どうしてもみんなで打って勝たせてあげたいというようなコなんですね」と語っていたことがあったのですが、今もチームでそう思われているのか、時々心配になります。
黒田博樹も頭角をあらわしたのは5年目くらい。巨人の菅野智之のように、1年目から安定した成績を出せるピッチャーの方がむしろまれで、岡田も先発の柱となるには、あと2〜3年必要なのでしょうか。
というか、こう、もっと、持ち味のストレートでズドンズバンと打者に迫ることはできないんでしょうか。ダメなの? ダメなの?
リリーフの飯田と藤井。ファームから上がってくるということは、コンディションのよさを見込まれてのことのはず。しかし、上がってすぐこうも打たれるとは、かなりの人材不足ということ? 教えて、佐々岡先輩。
阪神の19歳、才木浩人を攻略できずにいたカープ打線。ひとり気を吐いていたのが丸佳浩。6回と8回に、2打席連続の33、34号!
「ああいう展開でも、集中力を途切らせることなく打席に入れた。どんな展開でも自分のできることは限られている。自分のできることを打席でも守備でもするしかない」(「スポニチ」)
プロを感じる一言。気合いだけでどうにかなる世界ではないので、テクニカル的なことも含め、丸は今、心技体が充実した状態にいるんでしょうね。
さよう。気持ちだけでどうにかなる世界ではありませんが、ぜひ投手陣も「集中」で! そう感じてしまうゲームでした。
9月5日に引退を表明した新井貴浩。球団フロントは特に引退試合を設けず、「残り試合がすべて新井の引退試合という形で観てほしい」とコメント(「ショウアップナイター」)。
この日、9回、最後の打席に代打で立ったのは石原。さすがに、阪神のワンサイドゲームの最後の最後に新井さんをコールすることはできなかったですね。
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