2019年4月30日

下水流昂と九里亜蓮は登録抹消、田中広輔は一番のまま?

4月29日、ヤクルト戦(神宮球場)。7対4で2連敗。

カープの先発・九里亜蓮は5回途中で降板。またも先発としての役割を果たせず。

1994年、近鉄時代の野茂英雄さんが西武戦で合計16の四球を与え、ワースト記録を塗りかえたという。一人で毎回四球を与えたのも史上。投球数191のうち105球がボール球という荒れっぷりだったそう。しかも、押し出しで合計3点を献上。

しかし、野茂さんは完投し、8対3で勝ち投手になったという(この3点は押し出しですから、打たれた結果の失点ではないということ)。

この日、九里が与えた四球の数は6。フォアに過剰に目くじらをたてなくてもいいとは思うのだが、フォアがしっかり失点につながっていると、「フォアは投手にとってのエラー」という言葉が響きます。

この日のカープの投手陣は5人で10与四球(かたやヤクルトは2)。それだけヤクルトに警戒する打者が多いという裏返しでもあると思うのだが、カープでそういう存在は鈴木誠也くらい?



これまで献身的な守備を魅せてくれていた下水流昂のエラーも痛かった。下水流をレフトに! と、かねてから思っていたのだが、打席でも結果を出せず、このままでは出場のチャンスをすぐ奪われてしまいそうだ。

と思っていたら、4月30日、登録抹消されていた。九里も。

9回最後にやっと1本ヒットを打ったが、田中広輔は打率1割台のままずっとチャンスを与えられ続けている。

田中の守備や走塁での貢献が評価されているとはいえ、1番打者としての結果はほとんど出していない。むしろ、回ってきたチャンスの芽をつンでいることの方が多い。

少年漫画誌で言えば、アンケートで最下位なのに、巻頭を飾っているようなもの。そんな編集部、あるだろうか。

緒方監督はいったい誰と我慢比べしているのだろう? 勝負の世界を生きている人なのだろうか。



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四球に過剰反応する件について
もし田中広輔がピッチャーだったら

2019年4月29日

鈴木誠也はひとり仕事をしていた

4月28日、ヤクルト戦(神宮球場)。4対2で連勝ストップ。

連勝はいつか止まるもの。とは言え、これまでの “流れ” を止めたとはっきりわかる瞬間が。

2回、スタメン復帰した鈴木誠也が2塁打の後、ワイルドピッチで3塁へ。ノーアウト3塁の絶好のチャンスの場面で、西川龍馬がよりによってサードゴロ。安部友裕が内野フライ。あっという間にツーアウト。

せめて進塁打を、犠牲フライを打っていただけますまいか。これでピタリと流れが止まり、凪の時間が、無風の時間がやってきたのを肌で感じました。

2回3回には、先発のジョンソンが3発のホームランを浴び、これで完全に流れがヤクルトに。

しかし4回、自ら招いたノーアウト満塁の場面を、ジョンソンが自ら火消し。これで、少しは流れを引き寄せることができるか?

しかし5回、安部と野間峻祥の連続ヒットが出て、ノーアウト1塁2塁の場面で、石原慶幸がバント失敗。石原のバント失敗はこれまでに何度も見た光景。これで完全に流れを手放しました。

この後、ジョンソンに代打・會澤翼をコール。ならば、石原の代打になぜ會澤を出さぬ?



8連勝して借金をスピード完済して、「強いカープが帰ってきた」と書き立てる向きもあったけれど、あれは投手陣のふんばりあってこそ。

打線の非力さ・つながらなさは解消されていなかったので、プスプスとくすぶっていたものは変わらない感じ。

「僕は打つのが仕事」(「スポニチ」)との言葉通り、この日の鈴木は3安打1与四球と全打席で出塁。盗塁も決め、孤軍奮闘。

まるで箝口令が敷かれているのかのように、鈴木のコンディションについてまったく触れられなかった数日間だったので、ひとまず安心しました。



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もう監督とコーチは当てにしないで

2019年4月28日

床田寛樹、フィールディングでも魅せて4勝目。

4月26日、ヤクルト戦(神宮球場)。2対0でカープが8連勝。

床田寛樹が119球を投じて、7回無失点で4勝目。床田は開幕以来、5戦すべて100球超え。

目先の1勝は大事なことだが、それを焦るあまり選手に無理をさせ、「貧すれば鈍す」を随所で露呈してきた緒方采配。術後の床田に無理をさせたくないが、誰も投手を守ってはくれない。

それでも床田自身は飄々とマウンドに立ち、3試合連続ハイクォリティスタート。

この日は随所で素晴らしいフィールディングも。これもまたエースの条件。4回、2塁走者のバレンティンを素早く刺した牽制は見事でした。

7回、ツーアウト1塁2塁で太田賢吾を打ち取って、観客大歓声の場面。床田はガッツポーズしなかったが、會澤翼がガッツポーズ。4月25日、大瀬良が完封したときもでしたが、捕手の思わず出るガッツポーズもいいものですなぁ。



ところで、9回裏、バティスタの前で、村上宗隆の打球がレギュラーヒットに。

ピッチャーが自分に合うようマウンドを掘ったりならしたり……という話はよく聞きますが、ニッポン放送の実況解説をしていた井端弘和さんによると、野手も守備範囲のグラウンドをけっこうならしたりするそう。

美は細部に宿る、がここにも。プロの仕事ですね。

井端さんの話し方は、ときに「あ〜う〜」と、のどかなおじいさんのような風情などあって、流暢な話し方ではなかったのですが、臨場感あるいい話が聞けました。やっぱり解説は声でも話し方でもなく、中味ですね。野球が何倍も楽しめます。

これでカープは3試合連続完封。投手陣、ふんばっています。次は、ちょっぴり負のオーラ漂うジョンソンが先発。どうなるでしょうか。



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ゲームの面白さを増幅させてくれる解説者・安仁屋宗八さん

2019年4月27日

〔プチ情報〕達川光男さんが伊集院光さんのラジオ番組に出演します

4月29日(月)の「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ)に、カープOBのプロ野球解説者・達川光男さんがゲスト出演します。

達川さんが2017年、ソフトバンクの1軍ヘッドコーチに就任したとき、何が寂しかったかって、RCCラジオの実況解説がもう聞けなくなったこと(カープのコーチをしてほしかったこともあるけれど、緒方監督がやりづらいだろうからそれはないだろうなと)。

2019年からフリーになった達川さん、またラジオの解説に戻ってくれないかと願っていたのですが、それはかなわず。

広島では、地元の番組にちょこちょこ出演されているかもしれないのですが、久しぶりにたっつん節が聞けるのが楽しみ。

しかも、聞き手が伊集院さん。最近、この番組をときどき聞いているのですが、伊集院さんのしゃべりって、芸だな、と。ゲストとのトークも濃密。ラジオの時間はゆきずりのような聞き流す時間でもありますが、これはお金払う価値あると思うこと、たびたび。

先ほど、ふと、4月24日(水)のゲストが女優の松岡茉優さんだったことに気づき、radikoのタイムフリーで聴いたところ、こちらもえらく面白かった。

しかも、プロ野球ファンとしても知られる伊集院さんですから、よろしければ、ともに楽しみましょう。

放送時間はおそらく10時過ぎ。リアルタイムで聞けないときは、タイムフリーでね(関東以外にお住まいの方はエリアフリーでね)。



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ゲームの面白さを増幅させてくれる解説者・安仁屋宗八さん

2019年4月26日

大瀬良大地、雄々しい完封。長野久義はドジっこキャラ襲名で。

4月25日、中日戦(マツダスタジアム)。

大瀬良大地が123球を投げて、2対0で完封勝ち。開幕以来、大瀬良は5試合すべて120球以上を投じています。

この日の大瀬良は併殺打も3回。ロメロとの投手戦で、7回まで互いにゼロ行進。あまりにも早いテンポで試合は進みます。

まったくチャンスがないわけではなかったけれど、4月4日のゲームに続いて、カープ打線はロメロを攻略することはできませんでした。

8回表、平田良介の打球をレフトの西川龍馬が好返球。このとき、大瀬良は右手を高くあげてガッツポーズ。

8回裏、変わったロドリゲスから、會澤翼が連日の決勝打。ベンチ前でキャッチボールをしていた大瀬良が、またも右手を高くあげてガッツポーズ。

自ら9回を投げきって完封したあとのガッツポーズより、この2度の右手の掲げ方が雄々しく、ともに戦うチームメイトへの賛辞がとても素晴らしかった。



この日のもうひとつの見どころは、4回裏、ヒットで出塁した長野久義がバティスタの2塁打の間、全力疾走で2塁を蹴って、3塁をまわったところで、転倒したシーン。

これはフィジカルのコンディションのせいなのか、走り込みが足りないのか、一瞬何が起きたのかという感じでしたが。

この絶好のチャンスの場面で(でも3塁の廣瀬コーチが腕ぐるぐる回してましたし)、本人が一番ばつが悪かったでしょうが。

新井さんなき後、長野にドジっこキャラを引き継いでいただきましょう。練習量の多さで有名な広島育ちの新井さんは、全力疾走で転ぶことはなかったが(長野はユニフォームを着まちがえたりはしなさそうだが)。

ところで長野、ユニフォームの着こなしは、赤いソックスが見えるクラシックスタイルなんですね。巨人時代はそうでなかったような……? このハツラツ感、個人的にはとってもいいです。



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エラーとエース、見たことのない深呼吸とハイタッチ。

2019年4月25日

負けない野村祐輔、充実のピッチングで、カープ6連勝。カープ弁当についても。

4月24日、中日戦(マツダスタジアム)。

カープの先発・野村祐輔が会心の投球。7回2失点で2勝目。「負けが付かないノムスケ」が帰ってきた?

4月3日の中日戦でも好投した野村。初登板で思っていた以上の投球ができて、「今年の投球が楽しみ」と語っていたようです。

この日、RCCの実況を担当していた石橋真アナウンサーは、先日、取材した際の、野村のこんな言葉も紹介してくれていました。

「ピッチャーにカウント不利な状況、ボール2だとか、2ボール1ストライクのとき、どんな球種を投げるのか、相手バッターに考えさせるそんな投球をしたいんですね。だから自分自身の技術も磨きたいし、考え方もどんどんどんどん成長させたいんですよね」

今シーズン、野村の充実ぶりが伺えます。


2回には、會澤翼のソロホームラン、西川龍馬、小窪徹也がつないで、ワンアウト1塁3塁のチャンスで、野村がスクイズを決める。

2017年のリーグ優勝を決めたゲームでも、野村、大事な場面でスクイズを成功させてましたね。こういうとき、とってもゲームが引き締まります。

3回には菊池涼介、長野久義の連続ソロホームランも飛び出し、さらに野村を援護。

豪華な食材を取りよせ詰め込んで作ったのが、巨人の重箱に入ったお弁当とすれば、今のカープは家にあるものでこしらえた、こぢんまりしたお弁当。

そういうやり方をフロントが選んでいるのだから、あるもので工夫していくしかないわけだけど。でも、ありあわせでも工夫すれば、味わいあるお弁当になるはず。

鈴木誠也不在の中で連勝。豪華弁当にない美味しさをファンに見せてほしい。

25日の先発は大瀬良大地。先発ローテーションの6人目が誰なのかは結局まだ謎のまま。



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野村祐輔、おつとめ果たせて「よかったです」。

2019年4月24日

アドゥワ誠、初先発好発進。あるもので打線もふんばった。

4月23日、中日戦(マツダスタジアム)。

昨シーズン、リリーフとしてリーグ優勝を支えてくれたアドゥワ誠が満を持して初先発。

初回と5回、平田良介にソロホームランを浴びはしましたが、7回2失点と、クォリティスタート。

ぜひとも白星をプレゼントしてあげてほしかったが、先発ローテの一角を担ってくれる目処が立って、それはこの日一番の朗報。

昨シーズン、1勝もあげることのできなかった、かつての中日のエース・大野雄大は8回2失点。今シーズンの大野のピッチングには期するものを感じます。

雨でコンディションのよくない中での投手戦。スタメンに1割打者などいない中日の顔ぶれと比べると、なんとも非力さを感じるカープの面々。その上、鈴木誠也がベンチ入り。



ではありましたが、1回、長野久義が犠牲フライで1点と最低限の仕事を果たし、2回には、今シーズン初スタメンの磯村嘉孝がソロホームラン。じりじりと静かな動きですが、まだ4連勝の流れを手放してはいない感触。

9回、バティスタと野間峻祥のヒットで1アウト1塁2塁。ここで高橋大樹の代打・西川龍馬がフォアで出塁(高橋、この日もまた大事な場面で代打のコール。ベンチからの信頼をじりじり積み上げる活躍待ってるよー)。

2アウト満塁の場面で小窪哲也。代打のコールなし。4月17日、巨人戦の9回裏、チャンスの場面で石原慶幸に打席が回ってきたときのことがほんのり思い浮かぶ。

期待値が高くない選手も打つときは打つ。そしたら、小窪が逆転タイムリーを打ったー。ヒーローインタビューにも立ったー。石原のときもでしたが、いろんな選手がお立ち台にあがってくれるのは楽しい。

鈴木誠也のコンディションも心配な中、非力打線で、いる人でなんとか踏ん張る打線でどこまで行けるのか。



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中日の大野雄大、大幅ダウンも笑顔で会見。薮田はどうだった?

2019年4月22日

朗報と不穏な空気とが入り乱れつつ3タテ

4月21日、DeNA戦(マツダスタジアム)。

DeNAに3連勝、ジョンソンが5回1失点、打線も7得点。と、数字だけ見ていると、まずまずよさげなゲームに見えました。4月17日の巨人戦での逆転勝ちの流れがまだ途絶えていない感触。

この日も打線のプチ爆発(当社比)があったり、フォア押し出しのラッキーが重なったりで、1回に4点、2回に2点と、中4日の先発ジョンソンを援護射撃。

しかし、まだまだ詰めが甘い印象。1回1アウト満塁の場面でジョンソンが併殺打。

こんなとき、不用意にバッティングするより、次の打者へチャンスをつなげてほしかった。そうしたからと言って得点できたかどうかはわからないが、緻密にさらに相手を追い込んでほしかった。



この日のジョンソン。数字の上では5回1失点でしたが、うっかりするとチームの勢いを止めてしまいそうな、まだどこか本領発揮でないピッチング。

3回以降、無得点が続いていたところに、7回、バティスタの1号が飛び出したことは朗報。

一方で8回、フランスアはロペスにソロホームランを、9回、中﨑翔太はソトに2ランを浴び、結果的には3点差で終わったが、相変わらず緒方監督がこだわる勝ちパターンには不穏な空気が。

禍福はあざなえる縄の如しで、よいことと不穏なことが、うねうねと織り交ぜられつつも、なんとか巨人戦の石原慶幸のタイムリーから続く波を手放さずにカード勝ち越しをすることができて、何より。

4月23日からの中日との3連戦、野村祐輔以外に誰が投げるのか、興味津々です(お天気が心配ですが)。



番外編で朗報です。
4月21日の西武戦に代打で登場したソフトバンクの美間優槻がプロ初本塁打!

カープに在籍していた選手が新天地で活躍してくれることも、カープに新しくやってきてくれた曽根海成や菊池保則が活躍してくれることも、ともに願っています。

ちなみに菊池は、4月20日、RCC放送の実況解説をされていた安仁屋宗八さんによると、投げるのも好きだけれど、よく練習する選手なのだとか。一通りの練習が終わったあとも、牽制の練習などしているそうです。これは応援したい。

でも、時計は逆回転できないけれど、美間がカープにいてくれたらなぁ。と、今でも時々思います。あの、堅個で美しいサードの守備を見たいと。

カープファンを悔しがらせてくれるくらい、美間にはさらに活躍してほしい。



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新井さん、あまりにも瑞々しい引退。

2019年4月21日

床田寛樹、3勝目。今年のエースは君か?

4月20日、DeNA戦(マツダスタジアム)。

野村祐輔、薮田和樹、大瀬良大地……リーグ優勝した2016年から毎年、年替わりで現れるカープ先発の勝ち頭。

This Year's ace は床田寛樹か? 早くもそんな期待を抱かせてくれる床田が3勝目。
(開幕投手の大瀬良は各球団とのエース対決が続き、勝ち星は左右されるかもしれないが、昨年と違って今年は「エース」と呼びたい気分になっています)

打線も、1週間前とはうってかわって井納翔一を攻略し、4回には6得点。こんなのいつ以来?

23打席ヒットのなかった田中広輔も1安打3打点。たまーにこうして結果が出ると、またコンディションにかかわらず、ずっと(1番で)使われ続けるのか……。

大きな補強のなかった今季のカープにとって、床田の復活と活躍は朗報。

オープン戦で見せてくれていた小園海斗の活躍もそうだったが、開幕後、チャンスの芽はつまれてしまっている。小園をいつになったら1軍で見られるのだろう。

オープン戦でスタメンとして抜擢されていた坂倉将吾の活躍も期待していたが。しかし、「何かやってくれそう」なオーラが消えていた上に、結果も出なかった。わくわくさせてほしいことしきり。


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2019年4月20日

もし田中広輔がピッチャーだったら

4月19日、DeNA戦(マツダスタジアム)。

やっと一筋の新風が。高橋大樹が今季初スタメン。しかし、打率1割台の田中広輔の1番は変わらず、絶句。

この日も、先発・大瀬良大地とリリーフ陣はふんばっていました。

緊迫した場面を切り抜けたとき、思わず選手から出るガッツポーズシーンはいいものです。でも7回、大瀬良はツーアウト1塁2塁で楠本泰史を空振り三振で討ち取った場面で、ガッツポーズはしなかった。ゆっくりうなずくようにマウンドを歩いていった。

前回の登板でも、ふてぶてしい、いい表情をするようになったなと思ったのだが、この日のどっしりとしたおっさん味を増した風情も、エースらしくなってきたなと思った。



ゲームは1対1で延長10回へ。パットンの3回またぎには驚いた。もし自分が横浜ファンだったら気が気ではなかったと思うのだが、連続フォアに犠打に申告敬遠で、カープにとって満塁の大チャンス。

會澤翼の逆転タイムリーで2連勝。巨人戦での流れがとだえず、よかった。

この日は、西川龍馬がチャンスの場面で仕事をしてくれていたし、ノーヒットではあったが、後半、長野久義の打席の粘りなども静かに流れを引き寄せたように見えた。

しかし、田中はこの日も精彩を欠いていた。いつも流れをプツンときれいに止めてくれる。

4月11日のヤクルト戦で4者連続フォアを出した岡田明丈や、4月10日のヤクルト戦、延長10回の1イニングで12得点された場にいた中田廉など、ピッチャーなら結果に伴いすぐ降格されるのに、田中をなぜ試合に出し続けるのだろう。

あの日のヤクルト戦では、スタンドがざわつき、岡田は観客からのブーイングを受けていた。

ヒットが打てず先頭打者の役目を果たせていない打者に、ファンはブーイングしないのだろうか(していいと思う)。



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もう監督とコーチは当てにしないで
打率1割台の選手がスタメンに4人もいるカープ打線だもの

2019年4月18日

石原慶幸やった! 小園海斗カモーン!

4月17日、巨人戦(熊本・藤崎台県営野球場)。

1回、巨人のドライチ・髙橋優貴の3四球で降ってきたワンアウト満塁の絶好のチャンスでまたも得点できず、あぁ、今日もまた?

1番(田中広輔)・3番(バティスタ)・5番(松山竜平)と要所をしめる打者が軒並み打率1割台って。ほかに、ほかに選手はいませんか〜とマッチを持って歩きたくなる始末。

それでもカープの先発・野村祐輔は6回2失点と試合をつくった。7回の一岡竜司もふんばって、この日も無失点。

場面場面の適材適所というものがあって、そう単純なことではないのでしょうが、一岡にクローザーを任せてみてはと思ってしまうほど、一岡はいま信頼を一つひとつ築いている気がします。



3回、菊池涼介のソロホームランで、2対1。7回、西川龍馬のタイムリーで同点に。しかし、ここでもこれ以上チャンスを活かせず1点どまり。

7回、3人目の宮國椋丞はバティスタを打ち取ってガッツポーズをしていたようだが、今のカープ打線を押さえたごときでガッツポーズするんじゃない〜(自分を安売りするな〜)。と言いたくなる現況のカープ打線なのでした。

8回には丸佳浩に2ランを打たれ、4対2。まるで四十九日がすむまでは、みたいに大人しくしていた、これまで広島戦でノーヒットだった丸が、ついに来ました。



8回は、鈴木誠也、松山竜平、長野正義があっさり三者凡退。はぁぁ、今日もまた?音頭が繰り出されます。

しかし9回、野間峻祥、安部友裕、西川、菊池がつないでつないで、4対4の同点に。9回2アウトのチャンスの場面で、打席に立つのは石原慶幸。

延長戦の可能性も出てきたところで、石原に代打は出されなかった。これが功を奏して、石原が、今シーズン初安打の逆転タイムリー!

9回は中﨑が守りきって、泥沼疲弊の延長戦とはならず(スタートからつまずくこと多しでしたが)、久しぶりに晴れやかな気持ちで終わりました。

小園海斗はこの日、ウェスタンリーグで、ソフトバンクの和田からホームランを打ったとか(「Full-Count」)。出てこい、小園!(頼むからを出して)



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打率1割台の選手がスタメンに4人もいるカープ打線だもの

2019年4月17日

もう監督とコーチは当てにしないで

4月16日、巨人戦(鹿児島県立鴨池野球場)。

三度目の正直でジョンソンがそろそろ好投を見せてくれるかと思いきや、3回4失点で降板。これでは仏の顔も三度まで、です。

先発としての役割を果たしていないジョンソンに対してもですが、過去の実績にとらわれているかのような采配を続けている監督やコーチ陣に対しても、そう感じます。

それは、田中広輔の1番(いや、出場)にこだわりを見せ続けている選択に対しても、です。

いつか目覚めてくれる、いつか何とかしてくれる……いつかをずっと待っているような態度。とても戦っている姿勢とは思えない。



それにしても打てないカープ打線。3回、満塁のチャンスで無得点。4回、鈴木誠也のソロホームランのあと、満塁のチャンスでかろうじて1点。

守備でも焦りを感じます。2回、サードの安部友裕が、丸佳浩のゴロをホームに投げてフォースアウトせず、ゲッツーをねらって、ワンアウトしかとれないという判断ミス。

ずっと負けた状態が続いていると、一つ一つ確実にとは行かず、一挙にかたをつけようと焦って、結局はほころびてしまうという貧すれば鈍する状態に陥っているように見えます。バットをポンポン振るだけの工夫のない打線もまた、しかり。

状況がわかっていない腰の重いのんびりした監督とコーチ陣が偏った選手の選択を続けるままならば、選ばれた選手一人ひとりが力を発揮するしかない。

勝機はグラウンドのどこかに落ちている。それを一つ一つ見つけてつなげていってほしい。プロの選手なのだから。



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勝機はグラウンドのどこかに落ちている。

2019年4月16日

カープと巨人のコテとテコ

14日、ヤクルトに6対11で敗れ、負け越し、首位陥落した(と言ってもまだシーズン序盤ですが)巨人の原監督は、「私も含め、焼きごてを入れるくらいに反省しないと」と話していたそう(「日刊スポーツ」)。

自分も含まれているとはいえ、「焼きごて」って。奴隷時代か? それにしても軽く話す人だなぁ。いくら比喩とはいえ。自分にはきっと焼きごてを入れないとお見受けしますし。

前回、巨人を率いていたときも、若手捕手を育てると言いつつ、途中からフラフラ〜ッと阿部慎之助を捕手に戻したり。離れたところから見ていて、なんだか腰のすわらない人という印象。

そのときの状況に応じて、予想変更することはちっとも悪いことではないけれど、なんかこう信頼がおけないというか。



かと言って、カープの緒方監督のように、田中広輔の1番にこだわっている驚くほどの腰の重さにもまいりますが。

打順のみならず、田中のフルイニング出場はそんなに重きを置くことなのか。チームの非常事態なのに、その状況が見えているのかと思わされるのんびりさにも驚きを隠せません。

巨人は15日、畠世周、坂本工宜、大江竜聖、吉川大幾、立岡宗一郎の5人を一軍登録抹消し、大量の入れ替え(テコ入れ)を行ったそう。

4月16日は開幕戦以来の巨人戦。あのときマツダスタジアムでおとなし(音無し)かった丸佳浩は通過儀礼を経て、のびのびとスイングしてくるのでしょうか。カープベンチはファンを納得させてくれるようなテコ入れをしてくれないのでしょうか。



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大瀬良大地、丸佳浩から4三振。初めてエースを感じた開幕戦。
復帰登板の床田寛樹に援護の花束を。
開幕戦の余韻どこへと2連敗。

2019年4月15日

床田寛樹にならって

4月14日、DeNA戦(横浜スタジアム)。4対2で、開幕から5カード連続負け越し。

カープの先発・九里亜蓮は3試合続けて6回まで持たず。人手不足のため消去法で先発に抜擢された……そんな今シーズンのイメージを払拭してはくれませんでした。

4月14日は床田寛樹が初完投。チームの5連敗をストップさせた。その前に勝ったのは、1週間前の床田の登板したゲーム。遠い昔のことのよう。

開幕してまだ2週間余りですが、先発としてゲームを作ってくれている=安心して見られる=頼りになると思えるのは、大瀬良大地と床田だけ。

床田は4回、筒香嘉智にデッドボールを与える。筒香とDeNAのファンの方には申し訳ないことだったが、床田はその後も動揺を感じさせず投球を続ける。

試合後のインタビューでも床田は筒香に対して「申し訳ない」と謝罪しつつも、「あそこに投げないと打ち取れない。極力気にしないようにした」と語っていた(「デイリースポーツ」)。

こういう人がプロ向きなのだと感じました。他の投手もぜひ彼をお手本に(岡田、岡田〜)。



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床田寛樹、復帰後初の白星。やっとドカドカ援護の花束が。
復帰登板の床田寛樹に援護の花束を。

2019年4月13日

打率1割台の選手がスタメンに4人もいるカープ打線だもの

4月12日、DeNA戦(横浜スタジアム)。DeNAの先発、今永昇太に6対0の完封負け。

カープは菊池涼介の1安打のみ。今永は与えたフォアは1つ、DeNAは失策0。ヒット以外にも、塁に出るチャンスはほぼなかった(この日はカープもやっと失策0)。

スタメンを見てみると、カープは打率1割台の選手が4人いる打線。かたやDeNAは、ゲーム開始前に打率1割台だったのはソトと今永。

6回に今永はヒットを、7回にはソトが2ランを打ち、ともに打率が2割台に。シーズン序盤の打率がめまぐるしく変わる時期とはいえ、この落差、数字にそのまま出ています。

いくら投手が好投したとしても、これでは勝てない。他チームの先発投手のみなさん、ノーヒットノーランを達成するなら、今、カープ打線が狙い目です。




この日は打線の援護はなく、負け投手となった大瀬良だが、マウンドで、ふてぶてしい、いい表情をするようになったなと思った。

顔だちやキャラクターからすると、ふてぶてしさとは対極にいるタイプだが、立場が人を作っていく経過を今まさに見ているという感動を覚えた。

この日のヒーローインタビューは、先制タイムリーを打った楠本泰史、攻守でチームを引っぱった伊藤光、完投・完封勝利の今永の3人。

最後にファンへの一言を求められた楠本は「先を見ずに、一日一日の試合を必死に戦っていきたいと思います」、伊藤は「とにかく目の前の試合を全力で頑張っていきたいと思います」と口にしていた。

「目の前の一戦一戦を」これは黒田博樹がカープに復帰してから常に口にしていた言葉。他の選手にも浸透し、連勝していても、逆転勝ちしても、浮かれず口にしていた言葉だ。

その言葉をまた、カープのヒーローインタビューで聞かせてほしい。



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これはもう采配の問題というレベルではなく、選手の個々の力の差では?

2019年4月12日

もはや連敗ストップよりイキのいい鯉見せてくれ。矢崎拓也と菊池保則に感動した。

4月11日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)。

前回の登板では序盤から150km以上をブンブン繰り出していた岡田明丈だったが、その豪快さは見られず、初回からフォアとヒットを織り交ぜて2失点。

2回には4者連続フォアで押し出し1点を追加。球場がざわざわと不穏な空気に包まれ(こんなことが昨年も岡田の登板時にありました)、アウトを1つもとらぬまま、降板。ジョンソン、野村祐輔に続き、それに輪をかける早い降板。

この回には、前日に続きファースト松山竜平のエラーがまたも出て、なんだか選手がびくびくしているような感じさえ伝わってくる。

プロ野球は人に見られる商売。でも、人目を気にせず、もっとのびのびやろう!と口でいうのは簡単。じつは人目を気にしているようでいて、自分をこわばらせているのは自分。

難儀なことではあるけれど、たんたんと自分の仕事をするしかないです(どんな仕事でも)。



この日も、矢崎拓也、レグナルト、菊池保則のリリーフ陣はふんばっていた。

田中広輔の1番、中﨑翔太のクローザー……と、結果が出ていない選手の起用に緒方監督がこだわり続けている現状に問題は感じる。

選手のモチベーションのためにもぜひ柔軟な変化を見せてほしいが、それを期待するのも(こちらでコントロールできることではないので)不毛だ。

ベンチに期待できないとしたら、選手が与えられたチャンスを1ミリでも、ものにしていくことが、現状を変える一番の遠い近道。

とりわけ矢崎と菊池の投球からはそれをしかと感じた。出だしはいきなり後味の悪さを感じるゲームだったが、そのことには明るい光を感じるような感覚があった。

こんな投球を続けて、自分の位置を確立してほしいと、応援したくなった。



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もし誰も試合を見ていなかったら

2019年4月11日

いまのカープ打線に名前をつけるなら……

4月11日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)。

「逆転のカープ」と呼ばれた昨年や一昨年には、「今日はもうダメだ〜」と諦め、お風呂に入ってる間にカープが大逆転勝利。しまった、見逃したぁぁぁ。そんなほほえましい声をよく聞いたものでした。

今年のカープもお風呂に入ってる間にすごいことが起きます。

9回を終え、3対3で延長戦に入ったとき、お風呂へ。カープを見限ったわけでなく、いつもの時間になったため、寝るのが遅くなって身体に響かないよう入ったわけなんです。家族に「何か動きがあったら知らせて」とお願いして。

ところが入浴中、なんの伝令もない。お風呂から上がってくると、家族が「すごいことになってます」と言う。

スコアボードを見ると、まだ10回。え〜、まだ終わってなかったん? 改めて見入ると「9」の数字が。何コレ、安打数? あまりの予想外の展開に、状況がすぐつかめなかったほどでした。ヤクルトが10回に一挙に9得点って……(その後12点に)。



9回を珍しく三者凡退でおさえた中﨑翔太をなぜ回またぎさせる?  しかも、守備の名手・菊池涼介に2失策があったということにも驚き。

スコアボードの数字がどんどん増えていく中、中﨑のあとを受けた中田廉に、野手の誰も声をかけに行かなかったという。

2017年7月7日、神宮球場で新井貴浩が逆転3ランを放った試合で、ヤクルトの小川泰弘に誰も声をかけに行かなかったシーンを見て、ひどい。と思ったものでしたが、この日のカープも同じことに。

こんなとき、どんな組織でも、声をかけに行くことができる人がいる・いないでは、ムードも大きく違うだろうと思った。

2018年、1イニング10失点した5月31日の西武戦で、マウンドの薮田和樹に誰も声をかけにいかなかった、異様な空気のゲームを思い出した。

菊池涼介はかねがね、黒田博樹や新井さんのような、投手と野手の間をつなぐ存在になりたいと口にはしているが、さすがに自身のエラーもあって、そんな余裕もなかったのだろうが、みんな落ち着いて!



しかし、延長戦で12点も得点できるんですね。岡田明丈が登板した2017年の阪神戦、歴史的な9点差逆転負けの記憶が可愛らしく感じるくらい。

先発・野村祐輔が慎重になりすぎて、球数がふえ、4回で早退したのも残念だったが、アドゥワ誠、一岡竜司、フランスア、中﨑翔太(9回まで)とリリーフ陣ががんばっていただけに、打ってヤクルトを突き放せなかった打線が重く響く。

マシンガン打線(横浜)を初めとして、2年前のカープといい、石井琢郎の行く先にはいつも打線が爆発。ヤクルト打線にキャッチフレーズがつきそうだ。

さしずめ、いまのカープは水鉄砲打線(すぐかわく)か、豆鉄砲打線(当たっても痛くない)。このままではカープ、他チームから戦いやすい相手と見なされそうです。選手はふんばって、1ミリでもチャンスをものにして。



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薮田のトンネル状態続く。謎の采配も続く。
菊池涼介・野手と投手のあいだに立って

2019年4月10日

連続完封(完投)負けは免れたが……

4月9日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)。

1対10。7日の阪神戦に続いて、完投・完封負けするかという勢いのゲームでした。5回、菊池涼介のタイムリーでそれだけは免れましたが。

3回6失点のジョンソンには唖然。ここは神宮球場かと錯覚するほど、いくたび東京音頭を聞いたことか。

ジョンソンのあとを受けた藤井皓哉。4回を無失点の投球で終え、そうそう、こうやってチャンスをもらったときにしっかりと仕事を……とうなずいていた矢先に5回に3失点。なっ……(言葉を失う)。

6回・7回のレグナルトとはテンポよく連続三者凡退。ヤクルト打線も大量得点のあとで緩やかになっていたのかもしれませんが、小気味はよかったです。

8回の中田廉は、フォアと自らの悪送球、田中広輔のエラーもあって、さらに1点を失うし。なんだかボロボロにボロボロを重ねる始末。

せっかくチケットをとって楽しみに観戦に来てくれたファンの人たちの気持ちに1ミリでも応えてほしい。



この日も、7日の阪神戦のあとのように緒方監督は会見拒否するのではあるまいな。それなら相当ムード悪くなると思っていましたが、さすがに会見はあったようでよかったです(なんだ、このいいこと探しのレベルの低さは)。

緒方監督は、6試合連続無安打の1番打者・田中広輔について、「このまま変わらなければ、いろいろ考えていく」と、やっと打順変更の可能性も口にしたという。(「サンスポ」)

遅い! 甘い! ジャレビーの100倍甘い!(by 東村アキコ『海月姫』10巻より、ジャレビーとはインドの甘いお菓子です)

塁に出られず、守備でもエラー。ならば、小園海斗を起用して、育っていく姿を私たちに見せてくだされっ。



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無言の完封負け
客商売という姿勢

2019年4月9日

選手の存在感とコーチの存在感

10日のヤクルト戦で先発予定の野村祐輔。

ヤクルト打線の印象を問われて、「カープ打線と対戦したことはないけど(今のヤクルト打線はカープと)似ていると思います」と話していました。(「スポーツ報知」)

打線のつながりや進塁のチャンスを待つ粘りなど、2012年から2017年まで広島でコーチをつとめ、昨シーズンからヤクルトの打撃コーチとなった石井琢朗さんの影響を感じているようです。

それと反比例して、昨シーズンからカープ打線は徐々に琢郎さんの「次の塁を狙う」教えが薄れてきている印象。

なんとか工夫して進塁する……そんな粘りや面白さを感じさせてくれるゲームがますます少なくなっている気がします。たった1年もたたないうちに、大事な教えも薄らいでいくものなのか、と。

点を取られても取り返すほどのパワーがある打線ならまだしも、いまパワーを感じさせるのは鈴木誠也ひとりと言ってもよいくらい。

プロの野球選手と言えば、野球を経験してきた人たちの中の選ばれし一握りの秀でた人たち。そんなプロの選手(大の大人)をもってしても、コーチの影響・存在がそんなに大きいとは。

コーチのすぐれた指導も野球の面白さを彩る一つと思いつつ、まるで高校野球の延長のような物足りなさも素朴に感じるのでありました。選手の存在感があってこそ、プロ野球。



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これはもう采配の問題というレベルではなく、選手の個々の力の差では?

2019年4月8日

無言の完封負け

4月7日、阪神戦(マツダスタジアム)。

オリックス時代に2桁勝利を5度経験、ノーヒットノーランも達成。そんな阪神の先発・西勇輝に9対0で完封負け。

初回に1アウト満塁の大チャンスの場面で、前日、シーズン初ヒット(初ホームラン)を放った松山竜平。

しかし、やっとヒットが出たからと言って、蛇口をひねれば水が出るようにいくものではない。よりによって併殺打。

チャンスの場面にたたみかけることができず、前日大爆発した打線もまた栓をきつく閉められたかのように、お水がほとんど出なくなりました。

この日も、右投手の西に対して、左打者の安部友裕と西川龍馬がスタメン。いわゆる右左病。この慢性化した病につける一番の薬は、結局のところ、与えられたチャンスに力を出せる選手が出てくることなのだが。

それにしても、プロは実力の世界と言いながら、打率のいい選手がスタメンに選ばれるわけでないこの現状には、ほとほと疲れ果てます。

次回、阪神の西と対戦するとき、打撃好調な選手を選んでいるか、とくと見させてもらいまっせ。



オープン戦で活躍を見せ、開幕一軍スタートした小園海斗が「使う場面がないから」と言って2軍送りされたことにもドッと疲れを感じたものでした。場面をつくるのは監督のあなたでしょうに。

高卒の野手は二軍で修行してから、みたいな固定観念に縛られてるように見られても仕方ない。

しかし小園も現在、二軍で4試合連続ノーヒットと結果は出ていないようで、早く出ておいで?

いつも負けた試合では「俺の責任」と紋切り型のコメントを発する緒方監督。この日は会見すらなかったようだ。2015年の最終戦、ファンへの挨拶もなかったことを思い出しました。器、ドーンと大きく行きましょうよ。



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2018年ほぼ折り返し地点、最もノーミソに刻まれたカープのトピックスはこれでした。
カープ投壊というけれど
薮田のトンネル状態続く。謎の采配も続く。

2019年4月7日

床田寛樹、復帰後初の白星。やっとドカドカ援護の花束が。

4月6日、阪神戦(マツダスタジアム)。10対3で連敗ストップ。

3月30日、巨人戦で復活を果たした床田博樹が6回2失点のクォリティスタートで勝ち投手に。

5回、床田は3連打で2失点したが、その後の北條史也と糸井嘉男を連続空振り三振で打ち取った場面はしびれた。

これまでフタをしたかのように抑制されていた打線もこの日は大爆発。振り返ると、8回のうち、2回から6回まで連続で得点している。

2回、長野久義のフォアで出塁、堂林翔太がヒットでチャンスを作る(この二人がスタメンというのも嬉しい)。床田の一塁ゴロを阪神が悪送球して長野がホームイン。

ノーヒットでも1点。どこにチャンスが転がってるかわからないのだから、こうしてしぶとく塁をねらってほしい。さよう石井琢郎の教え也!

3回は、野間峻祥のヒットの後、鈴木誠也が2ラン。やっとノマイヤがつながった!

4回には菊池涼介のタイムリー。

5回には松山竜平の初ヒット=初ホームランに、會澤翼のホームラン。鹿児島のじっちゃん、ばっちゃん、やっと打ったよ〜。

6回には鈴木の3ラン!

反撃ののろし(つまり4連覇への進撃)はこれから(キラ〜ン)。



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復帰登板の床田寛樹に援護の花束を。

2019年4月6日

「エースで負けた」と「チャンスで打てずに勝てなかった」はイコールじゃない。

4月5日、阪神戦(マツダスタジアム)。3対2でカープは2連敗。

開幕戦で素晴らしいピッチングを見せたカープの先発・大瀬良大地。そんな投球を期待しつつも、そんな日ばかりが続かないことも承知の助。

7回、中谷将大に投じた球が真ん中に。2ランを浴び、逆転 → 敗戦となる。

6回105球を投じた大瀬良が7回も続投と告げられたとき、昨シーズンなら「ここで変えておけばよかったのに」と思ったものでしたが、この日は大瀬良続投でウェルカムと思いました。

早め早めの継投で中継ぎ陣をよけいに使って(お小遣いで言うと無駄遣い的な?)、結局は火に油を注ぐより、エースにまかせて、結果的に打たれたとしても、取り返せばよい。ビクビクするよりそれくらいドーンとした度量でゲームしてほしい、と。

大瀬良が7回を乗り切って、8回を一岡竜司が、9回をフランスアが締めくくるというパターンが生まれることを願っていたのですが。

この日もチャンスを再三活かせなかった打線。いくら投手陣が打たれなかったとしても、打たないと勝つことはできないのだから、これではもうどうにも始まりません。



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大瀬良大地、丸佳浩から4三振。初めてエースを感じた開幕戦。
打たれたら負ける、打ったら勝つ、それが野球。

2019年4月5日

がんばった岡田明丈と、腰の重かった野手陣。

4月4日、中日戦(ナゴヤドーム)。3対2で、負け越し。

中日の先発は、来日初登板のロメロ。150km超えがスタンダードで投げ込まれます。中日にまたも新しきカリビアンパワーが。毎度ながら中日のスカウト陣、心憎いです。

対するカープの先発は、岡田明丈。こちらも150km超えのストレートのオンパレード。いいぞ、いいぞ。これで通すと単調になり、そのうち出会い頭に大きいのを打たれやしないか心配もあったが、気迫を感じる。

2回、福田永将にマツダスタジアムなら場外とおぼしきデカいのをガツンと打たれるものの、その後も岡田、大崩れすることなく、投げ続けます。

5回の打席では粘って粘って8球投げさせ、フォアをゲットして出塁。2016年、優勝を決めた巨人戦の打席で粘ってマイコラスのいらいらを呼び寄せた黒田博樹の気持ちこもった打席を思い出しましたよ。

野手陣よ、これを意気に感じてほしい。おーい、届いてるか〜い。



と、待てど叫べど、ロメロをとらえることはできず、岡田に援護はなし。

昨年、7月18日、やはりナゴドでガルシア相手に岡田が好投を続けるも、あわやノーヒットノーランを達成されそうになるくらい、まったく快音が聞かれなかったゲームを思い出します。

6回、先頭打者の京田陽太にソロを打たれ、後続の打者に連打も許し、ボール先行になりフォアも出し……と、あとワンアウトというところで岡田は降板。

それでもまったく援護のない中、岡田はがんばった。

カープは9回の攻撃で、野間峻祥のヒット、鈴木誠也のデッドボール、バティスタの2塁打と、やっっっと打線がつながる。

安部友裕のゴロも進塁打となって、1点差にまで追いつくも、チャンスを活かせなかった長野久義の打席、無念です。

それでも、開幕してからホームランでの得点ばかりが目についていたので、やっっっとつながった攻撃を見ることができた思い。

しかし、9回でやっっっととは。腰が重すぎ。



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ナゴドでノーヒットノーランは免れたが。

2019年4月4日

野村祐輔、おつとめ果たせて「よかったです」。

4月3日、中日戦(ナゴヤドーム)。

7回、鈴木誠也が第一戦のチャンスを見逃した自らへの憤怒パワーすら感じる豪快な3ランで、吉見一起との投手戦を繰り広げていた野村祐輔を援護。

この日の野村の球数の少なさには感嘆の声が。こういう野村が見たかった。7回を小気味よく投げ終えて、77球。

ここは中継ぎ陣をできるかぎり休ませてあげたいと普通、思いますよね。しかし、8回には昨日に続いてフランスアが登場。

しかし、フランスアは2連続三振のあと、京田陽介を打ち取り、昨日のゲームのどよんとしたムードを払拭。

これは、一日も早く挽回させようという、よく緒方監督が打つ手の一つなのだろうか。うーん。休ませてあげたいという素直な感情が生まれます。今年もまたフランスアの登板過多が心配です。

そして9回は中﨑翔太。中﨑、これまで決め球がない中、よくがんばった。クローザー不在の中、2015年に抜擢され、何度も味わった中﨑劇場。修羅場をくぐってきた経験値への信頼もあります。

だがしかし。昨シーズン終盤から続く、あの軽そうな(打ちやすそうな)球を見ていると、この場所に立つのはもう別の人でいいのではと。なぜそこまで中﨑にこだわるのかと。

相手のミスのおかげもあって事無きを得ましたが、ベンチの状況の見えてなさ・頑固さにはほとほと疲れ果てます。

楽天に移籍した福井優也も先発し、5回無失点と高評価だったようです(「河北新報」)。野村ともども、開幕スタート、よしっ。



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2019年4月3日

ナゴドで得点はしたものの……。

4月2日、中日戦(ナゴヤドーム)。

昨シーズン、3勝9敗と分が悪かったナゴヤドームでのカープ。なかなか得点できなかったゲームも印象強い。

それを思うと、取ったり取られたりの4対7。ゼロ行進のゲームよりは、まし。って、ポリアンナちゃんのいいこと探しかーい。

やっと出た菊池涼介のツーラン、長野久義のソロ……喜ばしいこともありましたが、最初からボタンのかけ違いのようなしっくりこない感じが。

石原慶幸の先発。昨年までは自然に受け止めていたが、今年もジョンソンには石原なのか、と。2連敗のあと、攻撃的にいきたいゲームで、打撃好調の會澤ではなく、石原なのかと(石原のことはもちろん応援しています)。

小窪哲也が先発なのか、と。それって、あの右左病とかいうやつなの? と。

開幕2戦めを先発回避しただけあって、ジョンソンの調整は万全でなかったのか、とか。

シーズンは始まったばかりなのに、7回2死でフランスアを投入。しかも、8回をまたいで続投させ。将来のメジャーリーガーをつぶす気ですか? と。



今シーズンから一軍投手コーチとなった佐々岡コーチ。カープを代表する実績ある投手。何か変えてくれるのではと指南を期待していたのだけれども。

現役時代、138勝106セーブと馬力を見せた人には、もしかしたら他人に対してもそれくらいできる! とスタンダードが食い違っていたりしないか?

これまで実績がほとんどないといっていい畝コーチが一軍投手コーチをまかされていたことに驚きを感じてもいたが。名投手、名コーチにあらずで、実績があればいいというものではもちろんありません。ただ、切迫した場面でマウンドに立つ選手の気持ちはわかるのかと素朴に疑問を抱いてきたが……。

実績のあることが逆に選手に負担をかけることにならないか、心配になってきました。中継ぎ陣の登板過多はここ数年つづく問題ではありますが。

選手をこわさないで、カープ。



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中日がなんで最下位? と、いつも思うカープ戦
中日・鈴木博志の存在感……今、カープにこういう投手はいるのか?

2019年4月1日

開幕戦の余韻どこへと2連敗。

3月31日、巨人戦(マツダスタジアム)。

ちょこちょこ締まりのないことが続く、ときめかないゲームだった。開幕戦で記憶に残る素晴らしいゲームを見せてもらっただけに。

4回裏、先発の九里亜蓮が打席でスリーバント失敗したり、5回表にはピッチャーの畠世周相手にフォアを出し(打撃のいい選手らしいですが)、それが得点につながったり。

9回表には、サード安部友裕のファンブル。小林誠司がせっかく地面に吸い付くようなボトンと目の前に落ちるバントをしたのに、焦ってセカンドへの送球をそらした會澤翼。レフトの飛球に追いつけなかった長野久義……。

聞くところによると、長野は肩の仕上がりが間に合わず、オープン戦でレフトを守る機会がなかったとか。年齢的なもの? 調整不足?

長野のことは応援していますが、下水流昂がいてくれたら……なんてファンに思わせちゃ、ダメですよ。

初戦で非力な不安を感じさせた中﨑翔太をバックアップしてほしいところが、トリプルで火に油を注いで、ボッ、ボッ、ボッ。



この日、7回の長野の初打席では、長野コールが起きて、スタジアムが暖かい空気に包まれたところに、長野が移籍後の初ヒット。

しかし、スタジアムが歓声で包まれた素晴らしい瞬間のその次、田中広輔のバントは地面に吸い込まれるように捕手の前にボトッと落ちて、ゲッツー。

火に油を注いだり、火をそっと消したり。長いシーズン、こんな日もあります。こんな日が続くこともありましょう。

落合博満さんが昨年、広島を「強さのない強さ」と称していました。

ソフトバンクのように力でねじふせるようなゲームは少ないかもしれないけれど、結果的に見ると、シーズン全体を通して、勝ちを積み重ねているというカープ。

そんな強さを今年も見せてくれる、のか?



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カープは本当に強いのか? 交流戦・西武とのリーグ首位対決の前に