1回、菊池涼介、バティスタの連打のあと、鈴木誠也が2塁打。バティスタが1塁からよく走って、2点先制。この勢い、もしかして本物?
2回、田中広輔の2塁打を受けて、菊池涼介がタイムリーで1点追加。4回には、田中ヒットのあと、菊池がまたも3塁打で1点、バティスタのヒットでもう1点。
5月19日の時点で、得点圏打率が4割5分2厘と、だんとつトップの菊池。この日も得点圏できっちり仕事。もはやマイスターと呼びたい。
先発のアドゥワ誠は、7回無失点で2勝目。頼れる先発の一人と呼びたい。立派。
ただ、アドゥワは2回と4回、打席で続けてバントを失敗。練習、がんばって。
毎回、高さも速さも球種も違う球が繰り出されるわけで、バントを決めるのは難しいことと、決める選手にはいつも素朴に感嘆してしまいます。
バントの練習は、実際にピッチャーが投げる球で行われるわけではないと聞いたのだけど。毎回、できるだけ実戦に近い形で練習できたらいいのにと、これまた素朴に思うのですが。
カープほどバントを重視するチームなら、なおのこと。なんとか練習の密度を上げられないものですかね?
サードは、5月18日、代打で今シーズン初ヒットを打った上本崇司が、今シーズン初スタメン。サードの守備をめぐって緊張感が生まれるのは大歓迎。この日、上本は無安打でしたが、いい守備もありました。
9回、代打出場の坂倉将吾のヒットも嬉しい要素。
まだ初夏だけれど、真っ赤に染まった甲子園のスタンドは彼岸花の群れみたいで、とても綺麗だった。
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●打つ人が増えると、点も増える。後半の8回9回で9得点。