2019年6月29日

まだ交流戦は終わっていなかったのか、13対3で横浜に大敗。

6月28日、DeNA戦(横浜スタジアム)。

試合開始前、おそるおそるスタメンを見てみると……1番に高橋大樹の名前がピカ〜ッ。一筋の光が。

前回の記事にも書きましたが、東出打撃コーチが「1番田中広輔」を固定して戦うと明言したという記事(「デイリースポーツ」)を読んで、相変わらずの現状の見えてなさに暗澹たる気持ちになっていたので、ホッとしました。

高橋はいま打撃で数少ない元気のある選手。納得の選択。

6番バティスタ、7番メヒアが下位に並んでいるのも、相手チームにとっては不気味。久しぶりにいい感じです。

その高橋、3回にプロ初ホームラン。5回には粘りに粘ってフォアで出塁。4回、ホームランを打ったメヒアともども、ファームで結果を出してチャンスを与えられた二人が打点をあげたのは、とても嬉しい。

3回には菊池涼介のジャンピングキャッチ、すかさず2塁にフォローに入りダブルプレーをとった田中広輔とのコンビネーションも素晴らしかった。

毎度のようにびくともしないDeNAのエース・今永翔太に粘りを見せ、5回の時点で85球投げさせたカープ打線。



交流戦が終わり、新しいオーダーで心機一転、いい滑り出しと思えた前半でしたが、大瀬良大地がロペスのソロ、ソトの2ラン、もういっちょソトの3ラン含め、7失点。交流戦のデジャブ? 今永より先にマウンドを降りることに。

今永も5回を投げて、交代。エース対決らしからぬ展開に。

火に油を注いだのが、中村祐太。7回に5失点、8回に1失点と、大盤振る舞い。

6月23日のオリックス戦で、1軍にあがってすぐのマウンドで3失点した藤井皓哉と重なる。テンポも悪く、せっかくもらった登板の機会を活かせず、上がってすぐまたウィーンと降格していきそうな。

ただ、中村恭平も去年まではそうだった。しかし今年、目が覚めるような活躍ぶり。昨年までは恭平が出てくると、は〜っと乾いたため息を何度もついたものだったが、今年は違う。

いいプレーを見せてくれたら、ファンの態度は一変するんです。それは現金な態度とは違うんです。いいプレーには拍手する、リスペクトする、のです。

またいい投球を見せてくれたら、そのときは拍手するでしょう。でも、この日の大瀬良も祐太もいただけなかった。

しかし、二人の打たれっぷりばかりが目立ってはいたが、5回以降、まったく得点できなかった打線。まだまだ交流戦のムードは続いている。

でも、試合はこれからも続く。こんな日もある。


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