試合開始前に飛び込んできた赤松真人さん引退のニュース。
今年が最後のチャンスと赤松さんが自分でトライし、シーズンを過ごし、決めたこと。
カープファン歴は2015年からと浅い私ですが、2010年、赤松さんがフェンスづたいにホームランになりそうだったボールをキャッチしたスパイダーマンのような外野守備はプロ野球ニュースで見ていて、すごい人だと尊敬していました。
キャッチした後の、サラッとした笑顔と佇まいがまた素敵で、なんて格好いい人なんだろうと、あのプレーは何度でも見たくなったものでした。
野球選手のことは敬愛こめてふつう名字を呼び捨てで呼ばせてもらっていますが、カープの中にあって、赤松さん(と新井さん)は「さん」づけで愛称させてもらっていました。自分より年下でも、そんなこと関係ない気持ちで。
2016年オフ、赤松さんの胃がん発覚が公表されたとき、ショックだった。神様の存在は信じていないけど、野球の神様はなんてことをしてくれたんだと地団駄分踏みたくなるくらい、悔しかった。
あの軽やかな走塁、ベンチをパッと明るくしてくれるあの存在、もっともっと見ていたかった。
なにより赤松さん自身が、そのことを一番に望んでいたと思います。
もし身体の調子が許すなら、走塁外野守備コーチとして、カープの選手に大切なことを伝えていってほしい気持ちでいっぱいです。
そんなニュースのあとラジオ観戦した試合は、藪田和樹が3回までに6失点、後を継いだ中田廉が1失点と、大量失点。
ベンチは藪田と中田のコンディションの良さを見込んでマウンドに送り出していたのだろうか。
首位との差は依然として小さくないが、まだ追い上げムードでプレーしてほしい中、ベンチはその覚悟で采配しているのか?
序盤の7失点は手痛いが、まだ3回。
3回に小園海斗がソロホームラン、4回に長野久義のタイムリーが出て、じわじわ詰めよる。
4回と5回を塹江敦哉が無失点で抑え、5回、小園と、代打の坂倉将吾がヒットで出塁し、若い選手が頑張っているところ、西川龍馬が併殺打、菊池涼介が三振と、つなぐことができなかったのは歯がゆかった。
これまでまったくというほど手が出なかった西勇輝を相手に、11安打1本塁打で3得点。
まったくチャンスがなかったわけではなかった。3対7。序盤の失点をくつがえす力は発揮できなかった。
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