2024年5月17日

大瀬良2勝目、小園また得点圏打点、でもロースコア戦線異状なし


5月17日、巨人戦(マツダスタジアム)、対0。

さすが、ともに得点少なめ同士対決、絵に描いたようなロースコア~。でしたが、今日はカープが制しました。よかったです(岡田明丈で)。

大瀬良大地、6回無失点で2勝目。三者凡退はゼロでしたが、粘りました。というか、巨人は3度の得点圏で無得点と、まるで鏡を見ているよう。

栗林良吏は中日のマルティネスと並んで、11セーブ目。パッパラッパッパー~(登場曲で)、よっしゃー。


1回、秋山翔吾ヒット、ワイルドピッチで2塁へ。野間峻祥ファーストゴロの間に3塁へ。ヤクルト戦で得点圏での連続打点がいったんストップした小園海斗がまたやりました。スウィーンと2塁打で1点先制! 

ベンチ前でキャッチボールしてた大瀬良大地が拳をあげる。そら、どんなに嬉しいことか、投手にとって野手が点を取ってくれること。明日の九里亜蓮にもなにとぞよろしくお願いしたいです。

3回、2アウト満塁で、林晃汰は空振り三振。スミイチで終わりませんように・・・。


4回、矢野雅哉2塁打、會澤翼デッドボール、大瀬良のファーストゴロで、2アウト3塁1塁。秋山セカンドゴロの間に2点目。

戸郷翔征は5回で降板。四死球3つと球数多めで、助けられました感が。

カープ、6回目以降は三者凡退ばかし。こちらも迫力を欠いていた。さすが、ロースコア体質同士。


今日の時点で、1位の阪神から6位の中日まで、4ゲーム差。団子6兄弟。

大瀬良と一緒にお立ち台に上がった小園は、「巨人に全部勝って引っくりかえしたい」と。いいぞー。なんかほんとに4番になってきた。

メジャー移籍前の鈴木誠也。打率はよかったけれど、走者がいる場面では打たないことが多かった。

小園本人も5月14日、ヤクルト戦のヒーローインタビューで言っていたけど、ほんとに不思議です、4番になってからの小園。得点圏で打つ小園。

いうても、まだ5月。毎年、中盤から体力がなくなってくる大瀬良も、昨年は序盤でつまずいた小園も、今季は元気にシーズン完走してほしい気持ちでいっぱいです。


この団子6兄弟の先にある、交流戦が目の先にチラついてます。セ・リーグ村のなまぬるい戦いより、交流戦が実は毎年一番楽しみ(たとえ負けても)。

昨年は勝ったり負けたり、勝率5割だったカープ。ソフトバンクが一人勝ちしているパ・リーグだけど、昨年はカープが3連勝した日ハムも勢いある。低迷しているオリックスにはそれでもまた苦水飲まされるのか否か等々、興味あります。

ロースコアの迫力欠いた試合を見ただけに、もう気持ちが交流戦に向かっている。止めて! こんなファン心理、点を取って止めてー。
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〔関連記事〕

コーチで変わる! 大型補強だけじゃなかったソフトバンク快進撃


画面に拘束されず、雑誌感覚で(雑談感覚で?)いろんな情報が入ってくるところが好きで、ラジオを好んで聴いてます。

球界のトピックスを取り上げる番組、「石橋貴明のGATE7」(TBSラジオ)もよく聴いてます。

五十嵐亮太さんがゲストの5月12日、こんな興味深い話がありました。

今季のソフトバンクの快進撃について、山川穂高を補強して得点力を上げた打線についてはよく取り上げられているけれど、五十嵐さんは投手陣に目を向けていました。


「ソフトバンク、投手陣がいい。とくに先発。何が変わったかというと、戻ってきた倉野さんの存在が大きい」(五十嵐さんのソフトバンク時代、倉野信次さんはコーチとして在籍していた)

去年と比較した場合、フォアボールが減っている。ピッチャー陣が全体的にストライクゾーンに投げ込めている。メジャーリーグでもゾーンに投げ込めているピッチャーが強い(今永選手なんかもそう)。高めのまっすぐだったり、低めの変化球振らせるとか、ストライクゾーンでどんどん勝負して、ピッチャー有利な展開に進めていけるようになっている、と。

で、倉野コーチに「絶対にストライクゾーンで勝負しろって言ってるんでしょ?」って聞いたら、「そうだよ」って。


ピッチャー心理からすると、打たれたくない気持ちが強ければ強いほど、ボールゾーンに投げてしまう。きわどいところを狙うんじゃなくて、甘くてもいいからとにかくゾーンで勝負しろ、打たれても仕方ない、という野球をやっている。

それが中継ぎも先発も、めちゃくちゃいい方向に行っている、と。

現在、ソフトバンクの防御率は2.05で、両リーグトップ(カープは2.31、僅差でリーグ3位、ピッチャーは頑張っている)。

ピッチャー陣は去年と大きく変わっていない中、「コーチが変わればこんなに変わるんだなと思いました」と、五十嵐さん。

ちなみに守護神のオスナは今年そんなによくないけれど、打線が点を取ってくれているという、うらやましい話もありますが。


プロの世界で、名コーチとはどんな存在なのか、具体的にピンと来てないところがずっとあったんです。

カープ三連覇時、出塁の意識を植え付けた石井琢朗コーチの存在などは、くっきり思い浮かぶのですが。

初心者じゃないんだし、プロの世界でごはん食べてる選手たちが、コーチからの助言がないといい結果が出せないというのは、解せない、と。

プロには「教える」「育てる」はない。「学ぶ」と「育つ」があるのみ。何でも自分で考え、実践しなくては・・・という豊田泰弘さんのコラムが脳に残っていて。


ただ、スポーツのプレイヤーではないけれど、独立して仕事をしている身として、ときに人から「ここはこうしてみたら?」とアドバイスを受けて、さらによい仕上がり・結果が出ることって、多々経験していました。

そう考えると、客観的な目線で方向を示してくれるコーチの存在って大事なのかなと、少し腑に落ちてきたのでした。

カープのコーチはカープ出身者が基本路線。通算登板数や通算打席数が現役選手より少ないことも。

頼りない気持ちになるけれど、選手にとって何かいい助言を与えてもらえたらな、と。選手の足を引っ張らないようにしていただけたらな、と。

でも、どんな選手を起用するかはベンチにかかっている。ほんと、そこは見誤らないようにしてほしいなと願うなり~(か細い声)。
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2024年5月16日

8度目の完封負け! もう「こんな日もある」で済まされない


5月15日、ヤクルト戦(松山・坊っちゃんスタジアム)、2対

森下暢仁、6回1失点で負け投手。解せぬ。

4日、DeNA戦で右手人差し指にマメができて中10日での登板。おそらくコンディションが万全でない中、5回以外は毎回走者を出しながらも、よく1失点で抑えた。

6回投了時点で99球。もう1イニング行けそうとも思ったけれど、塹江敦哉にスイッチ。大瀬良大地のときは勝ち投手の権利を与えるため、もう1イニング行かせたりするのになぁ。

7回を投げたとしても、打線がまったく点をとる気配はなかったんだけど。


2回、昨日2打席で代打を出された林晃汰が、すんでのところでホームランという2塁打!

オスナの後逸で矢野雅哉が出塁して、ノーアウト3塁1塁。も、會澤翼がまるで今日の結果を予言するような併殺打。會澤先輩よ~~~。

こんな攻撃(になってないもの)見せられたら、投手の気持ちが萎えてもおかしくあるまい。それでも粘って投げるのが森下スタンダード。


しかし、ドラ2、プロ初登板の松本健吾に3安打。4回以降はオール三者凡退。あげく、松本にプロ初完封される。

森下の快音もなく、森下が投げる日には打つ宇草孔基もスタメン2番で1安打はしたが、そのジンクスも今日は効かず。

得点圏で6打席連続打点を上げていた小園海斗も、1回、2アウト2塁で見逃し三振、こちらも事切れる。

8回、矢崎拓也が村上宗隆に史上最年少200号の記念アーチを打たれ、矢崎の防御率ゼロも途切れる。


そら、いつかはそんな日が来ます。だがしかし。

「先発が粘投しても、そんな日もある」と普通なら言いたいところだけど、そんな日が多すぎる。今季8度目の完封負け。まだ5月・・・。

ちなみに、歴代の完封負け数の記録は31回。1956年の大洋と東映。近年では、2022年に阪神と中日の26回があるようです。

8回、チャンスの場面でないとしても、出してきた代打が田中広輔と大盛穂という選択からして、このまま記録更新するつもりなのかな、ってムード。点をとれるチームに変えるつもりがないんだもん。


5月11日の中日戦で、勢いあったスタメンを変えて完封負けしたとこから、このムード続いてる。ベンチの自業自得。でも、そのことに気づいてなさそうな、天然ベンチが困り者です。

えぇい、さすが吉田輝星(元日ハム、現オリックス)に初勝利を謹呈したカープだけある(あのときは5回投了だったけど)。

しかし、その後、パッとしない吉田と今日の松本を一緒にするのはいかがなものか。他チームに投げるところも見てみたい。ヒーローインタビューでも高感度アップ。思わず応援したくなってしまいました。

末包、林、そろそろ一発打っていいんだよ?
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2024年5月15日

不思議な小園、得点圏で6打席連続打点


5月14日、ヤクルト戦(松山・坊っちゃんスタジアム)、1対

床田寛樹が7回1失点で4勝目(村上頌樹抜いて防御率トップに)、栗林良吏10セーブ目は喜ぼう。

だがしかし、6回、得点圏で末包昇大にバントさせたり、ノーアウト満塁で追加点を取れなかったのには興醒めした。


落胆することが多いので、スタメンは試合が始まるまで見ないようにしています。本日、昇格した林晃汰が6番ファーストに入ったものの、基本、5月11日、中日戦で点を取れなかったスタメン。またこれで行くのか~。床田しっかり~。

スタメンマスクの坂倉将吾は8番に(うん、今の坂倉、ここでいい)。その坂倉がヤクルト先発・小澤怜史から2塁打。

床田がバントの構えからヒッティング、ライトフライで坂倉3塁に。床田にほれぼれ。野手のみなさん、見ならうように!

1アウト3塁。秋山翔吾ファーストゴロで、坂倉早々に本塁タッチアウト。おまけに秋山盗塁失敗。う。


4回、菊池涼介のライト前ヒットを丸山和郁が後逸して3塁へ。続く小園海斗も3塁打で、1点先制。よしよし。

まだ1アウト3塁、追加点とってこ。で、よりによって末包がファーストフライ。林はファーストゴロ。はぁぁぁ。

6回、野間峻祥と菊池が連打、小園タイムリーで2点目。よしよしよし。

ノーアウト2塁1塁で、末包にバントさせるベンチ。打たせろー、フンガー。末包がバントを上手に決めて、自分も生きて、ノーアウト満塁にはなるんですが(ここで小澤降板)。

林に代打・中村健人。林がもう降板。健人は空振り三振。矢野は併殺、なんじゃごうりゃあ。2点リードなのに負けてる気分。


床田はいいんですよ、床田は。いまカープで一番安心して見ていられる先発。

6回、フォア2個をからめて、2アウト満塁というピンチを迎えたが、代打・西川遥輝のセンターフライを秋山がダイビングキャッチ。助かったー。

7回、武岡龍世の2号ソロで1点差に。じり、じりじり。

でも、8回、島内颯太郎が中軸を三者凡退、きれっきれ。オスナにいたっては三球三振。栗林も三者凡退でフィニッシュ。投手陣は今日もがんばりました。


小園のヒーローインタビューがとても印象的だった。

「今日もタイムリー2本、その活躍で勝ちました。今どんな思いでしょうか」と問われ・・・

「いやあの、不思議なんですけど。よかったです」

その不思議の意味を問われ、「4番に入ってから、チャンスでけっこう回ってくるんで、打ててるんで、ちょっと不思議かなと思ってます」

この「不思議」という言葉が率直で、ナチュラルで、とても印象的だった。


堂林翔太や坂倉の4番がふるわなかったとき、一番打っている小園を4番に置いたらどうだ? と単純に思っていたのだが、小園が4番(末包が5番)になってから、チームが動き出した。

小園は「4番目と思っていつもやっているんで。4番と思ってないです」と答えていた。

昨年、上本崇司も同じようなことを言っていたが、小園は得点圏で6打席連続打点。次元が違う。

人出不足から生まれた小園4番という策だったかもしれないが、ホームランはまだ出ていないが、逆に大事な場所を任せられて、置かれる場所に置かれて、のびのびしているように見える。じつは4番に向いている?
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2024年5月13日

堂林抹消、坂倉は続行、昨年の栗林を思い出す


5月12日、中日戦(マツダスタジアム)、雨で中止。

今季、試合のない日はなぜかホッとすることが多いです。いえ、見たくて見てるんですよ。でもおかしいな、スポーツ観戦って娯楽のはずなのに。

ハッチは2度続けて、雨で登板流れる。そして、おそらく登板間隔の関係で、堂林翔太とともに登録抹消。

堂林は「また一から若い子たちと泥だらけになって頑張りたい」って。(「スポニチ」)

「若い子たちと泥だらけに」という言葉が似合うというか、違和感ない堂林。永遠の若手。違和感あるようになってほしい気もするがどうなんだろう。


「一回リセットして、しっかりファームで試合に出て、打席に立って状態を上げて来てくれ、と伝えた」と新井さん。

ぜひそうして。よろしければ坂倉将吾もご一緒にと思うのだが、坂倉に関しては「打席の中で修正していってもらいたい」と。(「デイリースポーツ」)

「考え方って2つあると思う。〈リフレッシュして来い〉というのと〈いや、ここは逃がさんぞ〉と。やってもらわないといけない選手だし、やれる選手だと思っているし。逃がさないよという気持ちです」と。

「お前なら乗り越えられる」とリフレッシュも配置転換もなしで、負けが積もった昨年序盤の栗林良吏を思い出す。

あのときは、WBCで痛めた腰の影響が明らかだっただろうに、メンタルで乗り越えさせようとして引っ張っり、チームの勝ち負けにストレートに影響が出た。


どのチームにも我慢して使いたい選手はいるものなんだろうけれど、程度の問題があって、さじ加減が難しい。

昨年のWBCで、結果の出なかった4番・村上宗隆の打順を、栗山監督は途中から下げた。

あれは短期決戦。ペナントレースとはまた戦い方が違うが、5月11日の中日戦、流れにのっていたスタメンをあえて変えて坂倉をファースト起用して、流れを断ち切った。

その点、「石原貴規のスタメンマスクが少し増えてくるのかな」と新井さんが言い出したことには安堵。コンディションのいい選手に機会を与え、競争が生まれるのは、ファンとしては歓迎。


6回2失点、援護なしで、また負け投手になった九里亜蓮。「先に点を与えてしまって、チームを勝ちに導けなかった」のコメントが痛々しい。(「スポニチ」)

先にも後にも点を取れなかったんだから、チームを勝ちに導けなかった打線(とベンチ)の方が責任ある。九里を早く楽にしてあげたいわ(サイスニードもまだゼロ勝だ、もうちょっとの辛抱だ)。

同じ5月11日、DeNA・阪神戦。途中、2対9と阪神がリードしていて、うわ、決まりか。くらいに思っていたら、最終的に11点とって逆転勝したDeNA。

カープなんて、2点先制されただけで、もう厳しいムードになる。九里のせいじゃなーい。


堂林に代わって、林晃汰が1軍昇格見込みとか。どこ行っとったんやー、ベビーフェイス大将! 握力つけてこのチャンス手放すでないぞ。

昨年出番のなかった石原がスタメンマスクをかぶったり、林が上がってきたり、グルグルまわして活気づいてほしいです。

それにしても、今季5度目の雨天中止。昨年はサクサクお天気に恵まれ、シーズン終盤、他チームの勝敗をじっと見守る状況が続いた(結果、2位が転がり込んだ)。

今年は残り試合が増えて、それはそれでやきもきしそう。上位にいれば、なんだけど。
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2024年5月11日

またベンチがストッパー


5月11日、中日戦(マツダスタジアム)、対4。中日に完封負け、に逆戻り。

5月8日の阪神戦から俄然見る気が起きてきたスタメンでしたが、今日、その気が削がれました。

勝った試合のスタメンを平気で変えて台無しにするのはカープベンチの十八番でしたが、2番・野間峻祥、6番・坂倉将吾と、微妙に入れ替えてきた。スタメンマスクは會澤翼。

中村健人は長打も期待できるし、二俣翔一も出塁しようという意欲を見せていた。昨日、スタメンマスクの石原貴規は2安打していた。


柳裕也との相性などベンチなりに考えたオーダーなのかもしれませんが、またベンチが流れを止めにきたなと思った。

その前に、大盛穂が1軍に合流したと聞いたときから、あぁ、またそっちの方向に来たかと思った(降格したのは久保修)。

2軍選手との入れ替えは随時あるものだし、あった方がいい。ただ、大盛の力ないスイングを思い出し、沈み込む。


もし、昨日と同じスタメンで戦ったらどうだったかなんて、比較実験はできない。負けてたかもしれない。

それで上手く行かなかったとき、選手を入れ替えてみようというなら納得もするけれど、いい流れをわざわざ断ち切るベンチの所業。下手うつところをまた見せられた気持ちになった。

結局は、変えたくないんだな。もとのところに落ち着こうとするんだな。せっかくいいムードで来てたのに。あのまま行けば、「新しい景色が見えるかも」って気分になっていたのに。


今日、柳裕也からヒットを打ったのは、4番・小園海斗と、5番・末包昇大だけ。

2回、二人の連打で、ノーアウト2塁1塁。で、坂倉は走者が身動きできない浅いライトフライ。矢野雅哉は併殺で3アウト。

チャンスはここだけ。今の坂倉で6番は弱いなと思っていた結果に。でも、ストッパーは坂倉というより、坂倉を選んだカープベンチだ。

昨日は、球場にいるわけでもないのに、チャンステーマでは思わず体が小躍りするくらい、応援していて楽しかった。今日はそれからほど遠く、なんだか終始上の空になっていた。


九里亜蓮は6回2失点。6回、中田翔の2点タイムリーを浴びただけ。援護はゼロ。わざわざ勝ってるスタメンに手を入れて、また九里への嫌がらせかと思いました。

開幕からローテ再編してはいますが、エース(=カープキラー)と対戦せねばならないなんて、開幕投手なんてやるもんじゃないなという気持ちにさえさせられる。早く九里の開幕を見たい。

ペナントレースは勝ったり負けたりしながら戦うもの。いつまでも連勝は続かないのはわかってる。

でも、こんなわざわざ体温を下げるようなやり方。またしても、ベンチに冷や水かけられた気がした。
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2024年5月10日

小園4番、末包昇格から動き出す! 流れ止めてたのはベンチ


5月10日、中日戦(マツダスタジアム)、対3。

基本、阪神に2連勝したときのスタメン。勝った試合のスタメンを翌日平気で変えてくることが多々あった新井カープだっただけに、よろしくてよ。

30代スタメンは秋山翔吾と菊池涼介だけ。昨年は、20代が西川龍馬だけという日もあっただけに、やっとやっと。若ければいいって、そういう意味じゃない。この空気が循環してる感じがいいんです。

中村健人が8番から6番に(当たり前だ)。スタメンマスクは代打で結果を出してきた石原貴規。実に2年ぶり、お待たせしました。そして今日、スタメンでも2安打。


「開幕してからもいろんな選手にチャンスをあげたい。とにかく、グルグル回しながらやっていきたい。〈俺にもチャンスがある〉という感じなら、チームにも勢いが出てくると思う」と、開幕前に話していた新井さん。

ところがどっこい、開幕してみたら、その言葉どこ行ったー。というベテラン・中堅主体の選手起用。ガッカリする日が続いたが、前回の阪神戦から路線が変わってきた。

俄然、見る気が起きてきた。そしたら風向きも変わって、阪神に2連勝(しかも、村上頌樹と大竹耕太郎の日に)。その流れを止めないスタメンで、またまた見る気が。

不調の堂林翔太、坂倉将吾を下げて、小園海斗を4番に置き、末包昇大がスタメンに入ったのは大きかった。この打ちそうな二人が並んでいる喜び。今日も機能しましたよ~。


アドゥワ誠は4回、カリステの2ランで先制される。しかし、その後、大崩れしないというふんわりした安定感がいつもある。

直後の2回ウラ、菊池ヒット、末包のピッチャー強襲の内野安打、健人のタイムリー、矢野雅哉のレフト方向ポテンヒットで同点に(中日から点の取れる喜び。これで喜んでいてはいけません)。

5回、小園海斗のタイムリーで勝ち越し。小園、4番に置かれてから3戦連続打点。この場所が小園に一番向いているのかどうかはわからないけど、小園はこうでなくては!

5回途中で、松葉貴大は勝野昌慶に交代。末包の打球直撃が影響したかもなのだけど、カープキラー松葉をマウンドから引きずりおろす(引きずっては、いない)。


6回にも、矢野、石原の連打で、代打・松山竜平がタイムリー。点が入る~。

8回には、矢野ヒット、石原バントで送って、代打・田中広輔がタイムリー。また点が~。

途中からマウンドに上がった根尾昂は宇草孔基にフォアで満塁。小園は押し出しで、4点リードに。栗林良吏の出番がなくなる~、という贅沢なため息。

よって9回は、中﨑翔太。ざわ、ざわわ。2アウトとったところで、山本泰寛に1号ソロ。おぬしまたしてもかと言わせたが、矢野の好守備が出て3アウト。

カード白星発進。アドゥワは3勝目だよ~。


先週のDeNA戦での右手人さし指のマメのため、明日のサタデー森下暢仁はお休み。「登板間隔は短いのが好き」の九里亜蓮が、柳裕也と対戦。よりによってまた好投手と。

し、しかし。カープ打線はこれまでと違って対流しています。今度こそ援護を。

だがしかし、敵は味方にあり。カープベンチよ、この流れを止めるスタメンを組むでないぞ。
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2024年5月9日

いつメンじゃない末包・二俣・健人で阪神に2連勝!


5月8日、阪神戦(甲子園球場)、1対

元気なかった阪神打線に助けられもしたが、村上頌樹と大竹耕太郎の日に2連勝。村上は自責ゼロ、大竹は1失点。宿題は片づいていないけど、勝ったというこの事実。しかも甲子園で。

待望の末包昇大の1軍昇格(田村俊介が降格)。上げてきてすぐ使わないこと多しのカープベンチも、さすがに即スタメン(当たり前だっつーの)。

なんなら4番でもと思いましたが、5番ライトで。4番は小園海斗。2番レフトに二俣翔一、8番ファーストに中村健人。


俄然、見る気が起きました。で、実際この4人が仕事した。いつものメンバー(いつメン)で詰まっていたパイプがツツーと通りがよくなった爽快感。

左の大竹対策に、右の堂林翔太もなかった。これも、やっと小山が動いた感じ。新井さんは選手が調子を上げてくるのを待つ我慢が必要と言っていたが、ファンもベンチの采配の変化をじっと我慢して待っていましたの。

しかし、左の矢野雅哉が8番ショート。よっぽど矢野はベンチから買われているんですね。守備は1軍。でも、打撃は2軍。攻撃面でもったいない感が残る。


3回、健人が今季初安打となるソロ弾! 待ってたぞー。

しかし、序盤に毎回、先頭打者を出す大瀬良大地。3回ウラ、中野拓夢のタイムリーで即同点に。せっかくの健人の活躍が・・・(それは試合後、大瀬良も申し訳なく思っていたようで、ヒーローインタビューでも触れていた)。

末包、2アウト3塁2塁でレフトフライ、大竹に吠えられてしまった。しかし、大竹は6回97球で先にマウンドを降りる。


1対1の7回、2アウト3塁のチャンスで、大瀬良に代打送らず。昨日の床田寛樹の8回続投のように、また新井さんやっちまった。昨日は何とかなったが、このチャンスに動かないとは(大瀬良は空振り三振)。

7回続投の大瀬良。打たれてしまったらどうするの~? だったが、三者凡退。結果的にその後、勝ち越し劇が始まったが、情が発動の采配は一歩間違うと試合を壊す。ウェットなのは厄介です。

8回、二俣がゲラから粘って、フォアを獲る(6回にも12球粘ってフォア出塁した)。

菊池がバントで送って、4番小園のライト前のタイムリーで、勝ち越し! 二俣のフォアが活きた! 昨日に続き、4番で点が入る喜び。

末包もレフト前のタイムリーで1対3! 今日はいつものじゃないメンバー、二俣、末包、健人の起用がはまった。


8回の島内颯太郎と、9回の栗林良吏も抑え、栗林9セーブ目。

大瀬良が今季初勝利。やっと大瀬良のシーズンが開幕しました。1000奪三振もおめでとう。あとは、九里亜蓮に(ハッチもか)。

3回、同点打の直後、ノイジーから併殺とった小園から菊池へのコンビネーション。とりわけ菊池がすごかった。忍者というより、シャー、猫。野生の王国。眼福でした。
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2024年5月8日

セ・リーグ新名物誕生!?


5月7日、阪神戦(甲子園球場)、0対。阪神に完封勝ち、うふ。しかも、村上頌樹の日に。

今日は珍しく、終始落ち着いた気持ちで見られた(たいてい荒くれたり、脱力したり)。

床田寛樹と村上、今季3度目のマッチアップ。床田はリベンジする気満々だったはず。でもって、絶対打つ気でいたはず(森下暢仁がDeNA戦で打ちまくっていたから)。


床田はいいんですよ、床田は。問題は打線。

小園海斗が初の4番に。暫定とはいえ、私は今季、一番気持ちが落ち着きました(それまでが無残だったので)。

菊池涼介(3番)と堂林翔太(7番)が入り、オール左でなかったことにも、ホッとした。オール左(右)で結果出たためしがないのに、いっつも同じこと繰り返していたから。


前回の対戦で、村上から先頭打者ホームランを打った秋山翔吾が、2塁打でスタート。いいぞ、いいぞー。秋山は5回にも村上からヒット。村上にとって嫌な打者がカープに出てきたのは吉兆だ。

野間峻祥の打球をセカンドの中野拓夢がファンブル。ノーアウト3塁1塁で、小園が犠牲フライ。4番の仕事しました。堂林や坂倉将吾の空振りを見ずにすんで、心が穏やか。

しかし、今日も上位打線と下位打線とでは(床田除く)くっきりラインが引かれているような状況。坂倉よ、堂林よ、我慢して待っていてくれている新井さんの期待にそろそろ応えてみよっか。


5回、中野の後逸で、堂林出塁。床田が粘って7球目をライト前ヒット。DeNA戦の森下を彷彿とさせる。

床田のスイング、その前の打席の矢野雅哉より、打者としての格を感じた(そんな矢野は4回、佐藤輝明のファウルフライをフェンス激突のスーパーキャッチ。痛そうだった、奮闘した)。

それこそ、DeNA戦のときのように、ピッチャーがもぎとったヒットを秋山が活かして、タイムリーで2点目。


7回で100球を越えた村上が、ベンチ前でキャッチボール(この後、満塁になって代打を送られたが)。このとき、村上と阪神から、今日は負けて終らないぞという強い意志を感じて、ちょっとこわくなった。村上の自責はゼロでしたし。

7回ウラ、床田はデッドボールもまじえた満塁のピンチを切り抜け、104球。しかし、ベンチに戻った床田と新井さんのグータッチはなし。ちょっと心配になった。

8回、床田続投。フォアもまじえ、1アウト満塁になって、島内颯太郎に交代。引っ張りすぎた感はあったが、床田に任せたかったか。

こんな緊迫の場面で、佐藤輝明、空振り三振。森下翔太、セカンドゴロ。島内、えらかった。立派になられて(ハンカチ)。

今日の審判、ストライクゾーンが広かった。ん? と時おり感じたが、窮屈すぎる判定より試合のテンポが守られ、まだ受け入れられた。

9回、安定復活の栗林良吏が三者凡退で引き締め、床田3勝目、栗林8セーブ目。願ってもない展開。


2点ともエラーがらみではあったけど、そのチャンスすらモノにできない試合もあったから、これまでが悲惨だったから、今日は穏やか。勝ててよかった。

4月30日、宮城大弥(オリックス)と佐々木朗希(ロッテ)の投げ合いは見ごたえあるものだったようだ。パ・リーグでの二人の投げあいは、今では少なくなった名物の一つに。

その点、セ・リーグはなにかと寂しいな~と思っていたけれど、床田と村上の投げ合いも、これから名勝負と呼ばれるものになるといいなと思った。

ちなみに、今日の試合が終わった時点で、村上0.88、床田1.28と、二人は防御率ツートップ。床田と栗林にはタイトルにからんでほしいですね。そのためにも、打線!
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2024年5月7日

これだと選手層が厚いみたいに聞こえるけど


5月6日、阪神戦(甲子園球場)、雨のため中止。

「ほかの日に雨が降ってほしかった」と先発予定だったハッチ。ですよね。

2度の登板ではまずまずだったが、3度目で2回6失点(4月24日、ヤクルト戦)。一度の失敗では判断しない、切り捨てない、新井さん。

またハッチにチャンスを与えると思ってはいたけど(雨で流れてしまったけど)、ウエスタンリーグで防御率1位の玉村昇悟の登板チャンスはいつ~。


先日、「広島じゃなければ・・・? 他球団なら主力となれそうな選手6人」という記事を読んだ。(「ベースボールチャンネル」)

ほうほう。ここでは誰を6人衆に挙げているのかなと見ると・・・。

・中村奨成(フンフン)

・羽月隆太郎(代走のエキスパートになってほしいと思っていたので、おぉ、そう来たか)

・中村健人(うんうん)

・高橋昂也(あ~。私もエースになってほしいと期待してた、どこ行ったー)

・遠藤淳志(出てこーい)


で、玉村昇悟も入っていたんです。

ここで違和感。というのも、私の中では玉村は主力になれる(先発ローテに入ってほしい)と思っていた選手だったので。

今のところ、床田寛樹・森下暢仁・九里亜蓮・大瀬良大地が先発4人柱とされている(世間的に、カープベンチ的に)。そこにハッチ、アドゥワ誠がいて、黒原拓未、玉村らがスタンバイという状態。

床田と森下は不動としても、ベテラン若手交えて競わせて、活性化してほしいわ~と強く思うのであった。野手も、もちろん。野手こそ、もちろん。


普通こういうタイトルの記事って、「選手層が厚くて、なかなか出番が回ってこない若手陣」という意味合いで書かれると思うのですよ。

カープ、選手層厚いか~? という話です。

コンディションより、ベテラン・中堅の年長者らが優先され、力のある若手陣に与えられるチャンスが少ない。

自ら選手層を薄くしてしまっているという感じが強くしてしまうんです。この記事を読んで、違和感覚えたのは、そこ。


そら、奨成とか昂也、遠藤らはもっと持ってるもの出してほしいと思う。

でも、玉村はオープン戦でもファームでも結果出してたのに。大瀬良ありきみたいな、優先席制度はとっぱらってほしいです(野手もまたしかり)。

得点の取れない今の状況を「我慢のとき」と新井さんは言う。そうなんだとも思うけれど、ベテラン・中堅ありきの選手起用を続けていては、チームは活性化しないし、風通しは悪くなるし、停滞します。

なにより選手のモチベーションが下がる。フラットな選手起用をして、選手のこと、大事にしてほしい。「家族」なんて耳障りのいい適当なこと言う前に。

我慢もしつつ、思いきったこと(いえ、普通のことです)もしてほしいな~(遠い目)。
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2024年5月5日

九里とカープファンへの嫌がらせなの?


5月5日、DeNA戦(マツダスタジアム)、対5。カード負け越し、完封負けが二つ。

今日もスタメン見て、うぅぅ。小園海斗を3番に上げ、4番は坂倉将吾。さーかーくーらーかー。絶不調の打者をなぜわざわざここに? 人手不足なの? 一発のある宇草孔基は?

しかも、ん? 5番ファースト・田中広輔、7番サード・羽月隆太郎、8番セカンド・矢野雅哉。サブメンバーがスタメンにズラリ。

九里とカープファンに対する嫌がらせかと思いました。点を、点を取る気はあるのか、と。


出た、カープベンチの得意技。右の大貫晋一対策、左の野手をズラリ。って、全然得意でもなんでもないわー。これ、成功したことあるのかー。

試合後、新井さんは、「左バッターを意図して並べたわけじゃない。うちは左バッターにいいバッターが多いからこうなった」みたいなことを言っていたが、4番以降は線引きされたように低打率、ほぼ1割台。

4回に佐野恵太2ラン、6回に牧秀悟2ラン。九里亜蓮は6回4失点な上に、また援護なし。九里の開幕はいつ?


1回、秋山翔吾が先頭打者ヒット。小園海斗フォアで、1アウト2塁1塁のチャンスに、坂倉は見逃し三振。坂倉と、半透明になった堂林翔太とが重なって見えました。

それでも田中ヒットで、2アウト満塁。久しぶりにスタメンの田村俊介はファーストゴロ。

そのあと6回まで三者凡退のオンパレード。またあっさりとした味のない試合に。

7回と8回にも、いちおう得点圏というチャンスらしきものはあったが、チャンスの香りがしてこないこの停滞感は何? 昨日の喜びがまるで夢のよう。


末包昇大を2軍で結果出してからでなく、1軍で調整させてみては? モチベーション上がって、結果出るかも? 試してみて? 一発あるから、相手にとっては嫌な存在だと思います。

昨年は、コンディション不良で登録抹消された西川龍馬や秋山翔吾は、2軍でろくに調整することもなく1軍に上げていた。

末包はまだそれクラスの選手と見なされてないのか。あ~、年長が重んじられる古い「家族」体質はほんとに嫌。


おかしいなぁ。新井さんはスラッガーで、エリートではないがスター選手で、三連覇も経験しているのに、なんで「わざとなの?」と思ってしまうような、点を取りにいく気配がないオーダーにGOサインを出すのだろう。

このままだと長期政権とか、おそろしくなってきました(佐々岡さんの3年も辛かった長かった不毛だった)。

かと言って、それ以外に誰が?(まさか2軍のあの人が)・・・それこそおそろしくなってきました。
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2024年5月4日

森下は諦めてない、見習ってほしい


5月4日、DeNA戦(マツダスタジアム)、対1。

久しぶりに、1年目のときの、「負ける気がしない森下」を見た気がした。

打っては3打数3安打。投げては7回1失点。この失点は味方のエラー(二俣翔一の悪送球と堂林の捕球ミス)から生まれたもの、森下の自責はゼロ。打たれたヒットは2本、6回までは無安打だった。

そうは言っても、1回、満塁で点を取れない(いつもの)カープでスタート。

2回、森下自ら、粘って粘って9球目を2塁打。4回にも、森下またヒット。でも、この出塁を活かせない野手の人たち。


7回、森下、3度目の打席。カット&ファウルされて、DeNA先発のケイは少しイライラ気味(ほんと野手のみなさん見習って)。ここでレフト前ヒット打って、ガッツポーズ。

味方が打たなくても点を取らなくても、悲壮感がない。この状況でも諦めてない森下。このとき、今日、カープが勝つと確信しました。そう思いたくなるものがあった。

打てず勝てずのムードからチームが抜け出せないとき、そんなことおかまいなしに「勝つ」ことだけを考えているのが森下。

ただ強気なだけでない。それを支える技術と身体の強さがある。この強さが、勝ちを呼び込んだのだ~。

しかし、よく打ちます。投手だと、打撃コーチが変な指導しないからいいのかな?


森下のヒット出塁にずっと報いることができなかった秋山翔吾がレフト前ヒット。今日2安打の菊池涼介はフォア、よしよしよし。

1アウト満塁、ここで点が入らなかったら、もう「カープ廃業してほしい」と思った。

足の速さがきいて、野間のセカンドゴロで同点に。うむ。more~。

ここで、堂林に代わって、松山竜平。


えー。昨日、犠牲フライすら打てなかった松山? 森下のときに打つ宇草孔基は? とも思ったが、松山がここで2年ぶりのホームラン。3ランで、4対1と勝ち越し。

やー。ベンチ前で、みなに頭をたたかれ(森下にもな)、最後、森下にハグする松山。昨日の不甲斐なさの払拭と、奮闘していた森下に報いることができた喜びとが混じった、大人のハグ。

3点リードというのがまたよかった。8回、島内颯太郎から栗林良吏への三者凡退リレー。

森下3勝目、栗林7セーブ目、願ってもない展開。久しぶりにスカッと終われた。


スタメン見たときは、また堂林翔太が4番目。完封負けした昨日とほぼ同じ並びかぁ。と、ベンチに対して空しい気持ちになった。

昨日、一人打っていた小園海斗の前後で分断現象が起きていた。その要因のひとり、堂林はバントの場面でのみ落ち着いて見ていられるという今日だった。それって、サブメンバーの役割ではと思う。

明日もいつものメンバー(いつメン)かと思うと、おなかの底から気は晴れない。

それでも、今日の森下みたいに、現状を打破突破するのは選手にかかっている。

1年目以降もそれなりの成績は残しているけど、1年目の突き抜けた感じはなかった森下。今年は勝ち運戻ってきたか。たくさん打ってもらってね(九里亜蓮や黒原黒原拓未も・・・)。
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2024年5月3日

減りますよ


5月3日、DeNA戦(マツダスタジアム)、対2。

白菜と豆腐の炒めのようにあっさりと終わった。いや、それは白菜と豆腐に対して失礼、ちゃんと滋養がありますもの。

なんとも味わいない、つまらない試合でした。

上本崇司が左太もも裏通で登録抹消。中村健人にスタメンのチャンスがやってきた。二俣翔一もサードでスタメン。ちょっと、見る気が、起きて、きました。


中15日で先発のアドゥワ誠。ローテの関係で間があいた。腰を据えて育ててほしいのだけど。

1回、デッドボールの後、佐野恵太のエンタイトルツーベース、牧秀悟のショートゴロで1点先制される。

佐野の打球はフェンスのラバーに当たって、そのままスタンドイン。最初はホームラン判定も、審判自らリプレー検証を申し出て、2塁打に変更されるという経緯があった。

今季、ろくに映像検証もせず判定がそのまま通った試合もあったので、まともな判定がされてホッとした(いえ、これが普通です)。


1回ウラ、菊池涼介も東克樹からデッドボール。でも、こちらは点につながらなかった。シュウゥゥ(すきま風)。

2回、アドゥワは先頭打者から3連打、桑原将志の犠牲フライで、2点目。

2回ウラ、小園海斗がヒット! も、坂倉将吾が併殺。ヒュウゥゥ(寒風)。

立ち上がりは不安定だったが、大崩れしないところがアドゥワ。3回目以降は打たせて取って三者凡退のみ。6回2失点。今日も先発の仕事を果たす。

投手は仕事してるんですよ、投手は。今日も、森浦大輔、ケムナ誠、黒原拓未のリリーフ陣は無失点リレー。


7回、小園が今日3本目のヒット。坂倉も連打、おぉぉぉ。しかし、建人センターフライ。

8回、先頭打者の二俣がヒット。代打・宇草孔基もヒット。秋山翔吾バントで、1アウト3塁2塁。おぉぉぉぉ(今日2度目)。

ここで、東から伊勢大夢に交代。カープは思いきって菊池涼介に代打・松山竜平。

が、ファーストフライで走者動けず。野間峻祥はセカンドゴロで、おしまいさ。

9回は三者凡退。四連休の初日は、あっさりドンドンさ。


先日、カープファンにとったというアンケートが紹介されていた。(「週刊ベースボール」)

チームの成績に満足していますか?
満足している    0%
どちらでもない   37%
がっかりしている  63%

今後の活躍を期待したい選手は誰ですか?(得票率上位3人)
末包昇大 29%
秋山翔吾 14%
坂倉将吾 14%


「相手先発を引きずり下ろすためにももっと打線に粘りがほしい」「一部の選手を除いて淡白な打撃をしてるのでは勝てるわけがない。頑張ってる投手陣に悪いと思わないのか」などの声も。

ファンは打てる選手を求めてるんです。点を取れない打線、変化を求めないベンチ(球団)にがっかりしているんです。明日も二俣と宇草、使って。

満足している人、ゼロ。この、がっかり度の高さ、球団関係者に見てほしい。お客さん、減りますよ。

しかし、「どちらでもない」が37%って高くないですか? そういうスタンスがカープをダメにしてるのでは。
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2024年5月1日

20代スタメンは二人だけ、未来に投資しないでどうする?


5月1日、阪神戦(マツダスタジアム)、12回延長引き分け、2対2。

あ〃ー。12回、野間峻祥ヒット(代走・羽月隆太郎)、堂林翔太バントで送って、小園海斗申告敬遠。

1アウト2塁1塁で代打・松山竜平。ポール際の大飛球でどよめいたが、最後はレフトフライ。

代打・坂倉将吾。ここで打ってヒーローになるのと、打ち取られて終わるのと、どちらのコースをお選びになる? 前進守備の近本光司にスライディングキャッチされて、試合終了。スン。


また30代選手で埋め尽くされたスタメン。宇草孔基はずされ、レフト上本崇司。キャッチャー會澤翼。本日の4番当番は堂林翔太。20代は小園海斗と矢野雅哉だけ。

矢野の守備は素晴らしい。でも、守備固めのサブメンバーがスタメンで出ている感はまだ拭えない。最多安打のタイトルをとったことのある菊池涼介とは同じに語れないです(菊池の打力は落ちてきているが)。

ベテラン・中堅勢が若手を圧倒しているというならまだ納得するが、それほどでも・・・という、いつものメンバー(いつメン)で始まるこの脱力感。

ベテラン勢の力が落ちていくのは目に見えているのに、未来に投資しなくて、どうするつもり?


1回と2回、1点ずつ取られて、なんか今日も勝てる気がしない。

2回、小園3塁打! も、上本サードゴロで、小園本塁タッチアウト。

3回、2アウト満塁で小園セカンドゴロ。

5回、大瀬良大地は打順が回ってきて代打を出される。


その宇草はショートゴロ。あうー。と思いきや、木浪聖也エラーで出塁。代打策、実った。

打撃が上向いてきた秋山翔吾ヒット、野間峻祥デッドボール、1アウト満塁で、堂林の犠牲フライで1対2。最低限のおつとめ果たしました。

続く2アウト3塁1塁で、小園レフトフライ。こ、小園~。

6回も2アウト3塁1塁で、秋山ショートゴロ。残塁祭りが止まらない。

7回、加治屋蓮が連続フォアで、小園が同点タイムリー。やっと小園!


今日も、中﨑翔太、矢崎拓也、島内颯太郎、栗林良吏、塹江敦哉、森浦大輔、黒原拓未ら、リリーフ陣が奮闘の無失点リレー。

同点で、矢崎、島内、栗林の勝ちパターンを出して9回で終われたこと、見たことない。今日も覆されなかった。

たまには栗林に勝ちがつくとこ見たい。セーブをつけてあげられないなら、せめてせめて。

プレッシャーのかかる最後の場面で、黒原も抑えた。1軍でこうして結果を出し続けることで、きっといいことあるからね。みんな見てるからね。しかし、黒原にも勝ちをつけることができず終わる。

阪神に突き放されず済んだのはよかったが(阪神も迫力不足)、カープ、勝ちへの握力、今日も弱かった。
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