11月1日(日本時間)、ワールドシリーズ第6戦、ブルージェイズ・ドジャース戦。片手間に見るつもりが、見入ってしまう
ドジャース先発が山本由伸ということもあったけれど、ワールドシリーズのというか、ブルージェイズの本拠地、ロジャース・センターの臨場感に魅せられる。
日本と違って鳴り物なし、スタンディングの観客の声援は、まるでライブ会場。いや、まさにライブなんですけど。
昨年、山本と大谷翔平が出ているからと見たワールドシリーズ。ドジャースの選手の顔と名前も覚え、さらに親しみ増した今年。でも、ブルージェイズのことも好きになりそう。
「Blue Jays」のJayって何だ? と調べてみたら、カケスなんですね。だから、マークに鳥が施されていたのか!と、MLB素人は深くうなずく。
水色のユニフォーム、青いキャップに鳥のイラスト&カナダ国旗の赤いカエデ、色合いが愛らしい~。
たいていキャップにはチーム名のイニシャルがあしらわれているのに、珍しい。調べてみると、オリオールズもマスコットキャラクターを使っていた(よくよく見ると、菅野智之のキャップにもちゃんとひょうきんそうなマスコットが)。
カープのキャップにカープ坊やが、阪神のキャップに虎のマークがあしらわれていたら、ちょっと笑ってしまうかも(面白いやないかーい)。
ブルージェイズの先発、ガウスマンのパワフルな投球を見ていると、カープの選手、バットに当てられるん? という気持ちに。完全試合されそうな気がした。
ガウスマンの後、山本の投球を見ると、小柄だし迫力は感じないのだけど、第2戦の完投に続き、本日も6回1失点。
日本にいてもアメリカにいても(今日はカナダ)、心技体兼ね備え、結果を出す山本はやっぱりすごい。オリックス時代から好きな選手。こんなふうにワールドシリーズで応援できるなんて。
佐々木朗希も8回無失点。イニングまたいだ9回、先頭打者にデッドボール、次は2塁打。明日先発予定のグラスノーを前倒しで出してしまうことになった。
久しぶりにベンチで泣きそうな顔の佐々木を見た。1対3で逃げ切れて、よかった、よかった。
2023年のWBCで、ともに打たれた山本と佐々木。佐々木はベンチ裏で泣いていたが、山本は「すみません、打たれました」と通常モードだったのが忘れられない(野球ってそういうものだし)。
第3戦で、18回延長の末、ドジャースがフリーマンの一発でサヨナラ勝ちしたと聞いたときには驚いた。勝負がつくまでやるんだ。引き分けとかないんだ。
王貞治さんは「野球はケンカと一緒。勝たなきゃ意味がない」と言っていたが、MLBはそういうことなんだな、と。
選手とお客さんの身体のことを考えると、それがいいのかどうか一概には言えないとしても、勝負ごととして決着つけるんだな、と。
王さん率いるソフトバンクが遠慮なしの補強をするのも、ケンカ(勝負)に勝つための手段。
今のカープはケンカが苦手そう……(球団もケンカする気がない、オーナーの趣味に付き合わされてる)。
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