今日も、カープの第2次戦力外通告とコーチングスタッフの発表はなし。日本シリーズ真っ最中のチームでもないのにな。
明日の日本シリーズ、DeNAは東克樹が先発。やった!
阪神とのCS第1戦で、走塁の際に左太もも裏に肉離れを起こした東。ヒットを打ったがために見舞われたアクシデント。日本シリーズに間に合うか微妙なところだった。
よう間に合った! やっぱり見たい、東の投球。さらに言えば、ソフトバンクを抑える東の投球。
本来なら、リーグ覇者同士の戦いが見たい日本シリーズ。今年は巨人よりDeNAで見たいと思っていた。
DeNAの方が見たい選手がいるので。東、牧秀悟、オースティン、中川颯、伊勢大夢などなど。
一方、ソフトバンク。山川穂高や近藤健介らは打席に立てば引き付けられるけれど、応援している選手は藤井皓哉だけ。そんな唯一の藤井は9月1日に腰痛のため登録抹消され、日本シリーズには出場できず。無念じゃ。
今回、ワールドシリーズを初めて見たのも、大谷翔平と山本由伸がドジャースにいるから。
そうやって見ていると、他のチームメイトにも親しみを覚えるようになり、さらにチームを応援したくなるという好循環が。
思い起こせば、2015年、黒田博樹が日本球界に復帰したとき。おそらく黒田が現役を続けるのは1年(か2年)と思われ、できるだけ目に焼き付けておきたいとカープの試合を見るようになった。
すると、おのずと他の選手のことも覚え、カープに愛着を持つようになり、今に至っています。
見たい選手がいるかどうかが、そのチームを応援したくなるバロメーター。
だが、佐々岡さんの3年間、そして新井さんの今季、勝っているのにつまらない気持ちになることが多々あった(9月は勝つことさえ珍しくなった)。
カープファンでいられる自信がなくなることもあった。あれ? おかしいな。体調に異変がおきたときみたいな違和感。毎日試合を見るのがあんなに楽しかったのに。
緒方前監督の最終年度から、コンディションの悪いベテラン選手が重用され、フラットな選手起用がされず、閉塞感も大きかった。
ドジャース、たとえばワールドシリーズ第2戦のスタメンはアラサー軍団。20代は、エドマンと捕手のスミスだけ(ともに29歳)。大谷君もいつのまにか30歳。
ドジャースのファンからすると、もしかしたら世代交代のことなど問題になっているのかもしれないけれど、こんな力のあるベテランなら、全然問題なーし。そう思いながら見ていた。
第1戦の延長10回、フリーマンのサヨナラ満塁ホームランは最高だった。フリーマンは35歳。
「力のないベテランはいらない」と監督就任会見で言った藤川球児さん。まともなチームを見ていると、カープの歪みぐあいが際立つ。