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2025年4月28日

3連敗でも若手起用続けて、それより気になるベンチの生ぬるさ


坂倉将吾が4月29日の巨人戦から1軍に合流。待ってました。でも万全? 無理してない?

4月28日、林晃汰が降格。12打席2安打(1割6分7厘)。数少ない打席での結果で判断されるのは控え選手の定め。(なのかぁ?)

たとえば、堂林翔太の36打席5安打(1割5分6厘)と同等には比較されない。

数字だけで測れない貢献度もあるので一概に打率でフラットには評価できないかもしれないが。(ホントにそうなのかぁ?)


坂倉が戻ってきても、磯村嘉孝や會澤翼はそのまま1軍?

ケガ明けの坂倉、スタメンマスクは石原貴規らと分散起用されるだろうけど、大瀬良大地や森下暢仁の日は誰がバッテリーを組むのか気がかり。

森下、いつまで會澤担当? 1年目のような、坂倉とのテンポいいバッテリーが見たくてしかたないんですけど。

2軍でバカスカ打っている中村貴浩も上げてくれまいか? そういうタイミングのときに掬い上げることがないカープ。遅い。間が悪すぎる。


昨日、オール20代のスタメンは見ていて気持ちがよかった。2安打だったけど。そこは気持ちいいわけないけど。

でも、日ハムも、新庄監督の1年目と2年目は種まきの時期だった。開花していくのを見るのは日ハムファンでなくてもワクワクします。

いま中村奨成と田村俊介は起用を続けて花開かせてほしい。いや、自ら開いてほしい(そのためには起用されないと咲きようもないのだけど)。

菊池涼介や矢野雅哉の守備は素晴らしいけれど、聖域にしないでほしい。打撃の力の落ちてきた會澤も。


昨日のスタメンがベストメンバーかはさておいて、まだまだ考慮・工夫できるところはあるとして(やって!)、すぐに結果が出なくても続けてみてほしい。

それが、昨年の最終戦後に新井さんが言った「痛み」というなら、歓迎して見守る、引き受ける所存です。

経験不足から来るエラーだって、経験で克服してほしい(どんな名手だってエラーするときはする)。

頼りない打撃コーチ陣なので、選手自ら打席に立つため分析(勉強)や工夫を続けてほしい。


と、選手には希望を持ちたいのだけど、どうしても球団・ベンチへの信頼はなかなか持てない。

今季から、苦戦が続く中日に限って、スコアラーが「複数担当制」になった。カープでは4人のスコアラーが対戦相手の試合分析に当たっていたが、さらに多角的に分析できるよう配置換えしたとのこと。(「東スポWEB」)

中日は白濱裕太が担当していたが、それで成果が出ていなかったから、複数で担当して補おうということ? それって、前担当者がスコアラーの仕事を十分にできてなかったってことでは?

なのに、そのまま職務はキープされている・・・まるで、長く2軍専用の捕手としてプロの世界で生かされていた生ぬるさそのもの。

「家族だから」助け合いましょう的な生温かさをここでも感じて、居心地悪いです。

他チームから来た鈴木健矢らには、カープどんなふうに映っているんだろう。聞いてみたくなる。

2025年3月4日

カープ開幕のワクワク度半減、阪神・藤川監督への興味


昨シーズン最終日、新井さんの「カープ変わります」宣言。実行されるかどうかまだわからないが、曲がりなりにもあれがあって、若手が自分たちにもチャンスがあると思えた。甘やかされてきたベテラン勢が重い腰あげてやっと目の色変えてきた(遅いわ!)。

時間の止まった2年を経て、もしかしたらカープが、新井さんが、新しい舵取りをしてくれるかもと少し思えた今年のキャンプ。

森下暢仁が初の開幕投手に選ばれたことも、その一つ。開幕が待ち遠しくなっていたところに、坂倉将吾が右手中指の骨折で開幕絶望。ゴーン。


そこで會澤翼が2軍から緊急招集。ここでベテランの力を借りるのは、予想できた判断。

森下と坂倉のバッテリー復活にワクワクしていただけに、新しいカープの幕開けを感じていただけに、一瞬逆戻り現象を垣間見たような気持ちになって、ワクワク度が半減しています。

會澤も坂倉も誰も悪くないことなんですけどね。ここは會澤に「頼れるベテラン」というところを見せてほしいし、森下には會澤のサインにブンブン首振ってグイグイ投げてほしい。

中村貴浩が右膝負傷でキャンプを離脱したことにも静かにショックを受けてます。ズーン。


開幕のもう一つの興味は、阪神の藤川球児監督。

今年の新監督は、オリックス・岸田護監督(元投手コーチ)、西武・西口文也監督(2軍監督)、中日・井上一樹(2軍監督)の4人。

西口さんは、現役時代に「さん」付けで呼んでいた数少ない選手の一人(あとは新井さん、赤松さん、中日の大島さん)。

細腕繁盛記の系譜、岸孝之も尊敬していた西口さん。3度のノーヒットノーランを逃したレジェンド。西武ともども西口監督、応援していますから!

毎年、脚光を浴びるはずの新監督。指導者経験ある3人以上に、藤川監督はメディアで多く取り上げられている気がする(私がたまたま見聞きしただけかもしれませんが)。


インタビューでは、もう言葉がほとばるように出てくるというか、ビジョンがあるのを感じる。

解説者時代、藤川さんの日は「ラッキー!」と得した気分になった。秋山翔吾もですが、常に野球について考えていて、話したいことがいっぱいあるんでしょうね。

野球について自分の考えをしっかり持っている人が、現場に入ってどんな指揮をするのか(しないのか)。


嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を読んで、落合博満さんもまた自分の考えを持っていた人と感じ入るものがあったが、落合さんはメディアを通してそう多くは語らなかった。

指導者経験を経ずに監督になったのも同じ(新井さんも)。中日の常勝時代を築いたが、その時の中日の野球が面白いわけではなかったという話も聞く。勝っていてもファンから喜ばれないって・・・。


3月2日放送の「石橋貴明のGATE7」(TBSラジオ)で、藤川さんがコーチにまつわるこんな話。

「いいコーチは選手に教えを請われるんですよ、今の時代は。考えない、考えてないコーチは教えに行く。教えてもらいたくなる方法を見つけなければいけない。野球ではない方法かもしれないですけど。勉強をやめていると、たぶんそっち側になってしまう」

「力のないベテランはいらない」に続いて、藤川さんの言葉に射抜かれる。


はい、あなたも浮かびましたか、カープの打撃コーチ陣が? コンパクトスイングと繰り返し、その選手に合ってないアドバイスをしてないか、心配です。

同じく指導者経験のない立浪和義さんが中日の監督になったとき、「野球を知る男」と評価して、中日の上位を予想した評論家が数名いた。そして3年連続最下位。

立浪さんはいろんなことに口を出してそうなイメージ(イメージです)。藤川さんは、口を出すことが全ていいことと限らないと心得ているイメージ。

でも、長いシーズン、思っているようにできるかどうか、どんな感じになるんだろう。興味があります(あれ、 カープはカープは?)
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2025年1月31日

カープにほしかったあの人は今・・・元中日モヤが台湾で本塁打・打点の2冠王!


岡田明丈と同期入団、2年で戦力外になったサウスポー・仲尾次オスカル。現在、オーストラリアのリーグで活躍していることを知って、喜んでいたばかりでした。(こちらです)

デビッド弾のデビッドソンが、昨年、韓国で46本打って、ホームラン王になったというニュースも嬉しかった。フィットしてますね。

デビッドソン、改めて見てみたら、カープに在籍した2023年、ホームラン19本打ってたんですね。

昨年、カープはチームで52本とリーグ最下位。チームトップが坂倉将吾の12本だったことを思うと、デビッドソンがものすごく打ってるように思えるカープマジック。


と、カープに在籍していた選手のことは何気に気になります。昨年のワールドシリーズ、ドジャースでブレイシア(2017年在籍)を見ることができたのも嬉しかった。

でも、カープでなくとも、その後、どうしているんだろうと気になる選手がいます。

その一人が、モヤ。201センチのスラッとしたスラッガー。2018年から2年間、中日でプレー。

対戦したとき、ここぞで打たれた嫌な(=いい)バッターだった。


当時、なぜか私は「モヤさま」と、様付けで呼んでいた。そんな野球選手、モヤだけ。村上宗隆ですら、世間が村神様と呼ぼうが、様付けしたことは、ない(カープには何の恩恵も、ない)。

現役選手で「さん」づけするのは、中日の大島洋平だけ。リスペクトの気持ちが自ずと大島さんと呼んでしまうみたい。なんでだろう、あの社会人的な落ち着いた感じと、頼れる技術。

新井さんもさんづけだが、もう「新井さん」でアイコンになってるから。八百屋さんや床屋さん的な親しみ。


モヤはその後、オリックスに移籍。日本シリーズにも出てました。オリックスでも一定の活躍をしてたイメージがあったが、2021年に3年で退団。

そりゃ、毎回毎回打つわけではないけど、それは誰とて同じ。相手にすると嫌なバッターだったんだけどな。カープとってくれないかと思ったが、そんなこともなく。

そんなモヤが、いま台湾のリーグで大活躍しているという記事に偶然出会った。やったー。(「パ・リーグ.com」)


この記事によると(2024年9月30日)、観客動員数も増え、昨年の台湾プロ野球は空前の盛り上がりを見せていたそうです。プレミア12で優勝した台湾、日本との決勝戦では、台湾の方が格上に見える戦いぶりだった。

で、モヤ。昨シーズンは、打率.294、30本塁打、99打点。本塁打王と打点王の2冠王に輝いたそうです。モヤさま健在!

オスカルのときも思ったが、野球選手の活躍の場の選択肢が広がってる。それぞれの地域で野球が盛り上がって(日本も日本も)、「打倒アメリカ」だけ言ってられないようなレベルになっていったらいいな。

明日から春季キャンプ。ゆるめなセ・リーグ&カープとは言え、1軍でレギュラーを勝ち取るのはごく少数。中村貴浩や久保修、二俣翔一にも名を連ねてほしいな。佐藤啓介も。やきもき。
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2024年8月11日

2連勝の余韻ふっとぶ今季17度目の完封負け、九里3回で降板って


8月11日(日)、阪神戦(京セラドーム)、4対

今季17度目の完封負け

オールスター前の阪神3連戦もそうだったが、どんなにいい形で2連勝しても、3戦目で完敗すると、台無し感だけが残ってしまう。

阪神先発・髙橋遥人、約3年ぶりの1軍登板。最近、名前を聞かないと思っていたら、トミージョン手術を経ての復活だったのですね。そんな。応援したくなるじゃありませんか。

素晴らしい立ち上がり(でも小園海斗はヒットを打ちました)。応援は不要でした。こんな投手が帰ってきたら、阪神がじりじり手強くなりそう。


一方、九里亜蓮は体と球にキレがない。おかしいな、タフな九里はどこ行ったー。

1回、先頭打者の近本光司を出して、森下翔太と大山悠輔のタイムリーで早々に2失点

4回、佐藤輝明の悪送球で、堂林翔太が出塁。菊池涼介ヒット、矢野雅哉フォアで、2アウト満塁。ここが最大のチャンスだった。九里亜蓮に代えて、石原貴規。


よって九里は3回で降板。攻撃のチャンスということもあったけど、この後も安心してマウンドを任せられる感じがなかった。あまりに早い降板もいたしかたなし。

アドゥワ誠、森翔平、森下暢仁らが記憶に残る投球をしてくれていただけに、九里のカゲが薄いです。

ここで代打・石原は納得の選択(というか、ほかに誰が? 昨日、タイムリーの會澤翼もいましたが)。

しかし、空振り三振。このチャンス逃したら今日は(勝ちは)ない。と思いたくなる攻撃になってしまった。


4回、黒原拓未に空気変えてもらおうと思っていたら、前川右京に2球目をとらえられ、スタンドイン!

イニングまたぎの4回は三者凡退。しっかり抑えてくれたんですけどね。今日は3点差が遠く感じる(あ、いつも?)。

矢野がひとり気を吐いての猛打賞だったが、前後が、前後が。


今日昇格した中村奨成が1番。1番・秋山翔吾でないスタメンはいつぶり? 

ウエスタンでまずまずの成績あげて(ホームラン8本は2位)昇格。長打が打てる人がほしかったのだ、やったー。

と喜んだが、降格したのは中村貴浩だった。ズーン。ジェットコースター気分です。

9連戦の中休みの秋山に代わって抜擢された奨成だったが、本日はノーヒットで爪痕残せず(ノーヒットなのは野間峻祥も末包昇大も坂倉将吾もだったが)。

最後まで打席に立たせてもらったのはよかった。が、いつこれきりになるかわからない起用のされ方。いっつも。


明日からは暑いマツダスタジアムに戻って、DeNAとの3連戦。「ホームが野外球場対決」を制したいものです。

1週間、涼しいドームで過ごしたので、どうぞ気温の落差に体調崩されませんように。

ここは思い切って、佐藤啓介や田村俊介も呼んでほしいが、松山竜平や田中広輔、上本崇司を大事に大事に温める新井さん。クールにお願いしたいぜ。
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2024年8月4日

中日に3タテ! 若手中心のスタメン、真夏の夜の夢は束の間か?


8月4日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、対4。

中日に3タテ、ホームで6連勝、貯金11(浮かれませんよ、勝つまでは。勝つとはアレのことですよ)。

涼しいドーム球場育ちの中日選手には、浜風のない野外球場はさしずめ高地トレーニング? 常日頃、高地トレーニングで鍛えられているカープの底力をお見せしました。

スタメンを見て、久しぶりにワクワクしたー。クリーンアップが、中村貴浩、小園海斗、坂倉将吾。それだけじゃない、林晃汰、矢野雅哉、二俣翔一と続く。キャ~。


30代選手は、秋山翔吾と野間峻祥だけ。菊池涼介はお休み、セカンドは二俣。菊池お休みの日は、矢野セカンド、小園ショートだったが、ついに矢野が不動のショートに。

二俣、もともとは捕手。外野でも内野でも起用され、なかなか大変です。でも、ユーティリティプレーヤーなんて枠に収まらない選手になってほしい、ドン!(期待のこぶし)

菊池の休養日、ファームでの対戦が多い根尾昂が先発という事情で若手中心のスタメンになったようだけど、私的には大好物。毎日、これでもいい。


今季初先発の根尾、1回、秋山にストレートのフォア。そこから、野間ヒット、貴浩の打球は根尾のグラブをはじいて、先制タイムリーに! 

根尾が2塁に悪送球。さらにチャンスが広がってノーアウト1塁3塁。小園と坂倉の連続タイムリー、矢野の2点タイムリーで、一挙5点!

もっと攻め込んでいいんだよ? 例えばソフトバンクならもっと容赦ない攻撃をするのではと思ってしまう、もう一歩ゆるやかなカープであった。


九里亜蓮、ふところ豊かになったところで、2回、9番根尾のタイムリーで1失点。そこはさすが根尾。

点を取られた嫌なムードを(だって九里、援護の直後に失点)、2回、秋山が4号ソロで帳消しに。

根尾は3回6失点(自責5)で降板。その後、後続の投手からは無得点(カープあるある)。橋本侑樹、福敬登、藤嶋健人らって、ビハインドで出す投手か? カープのリリーフ陣もなかなかのものだが、中日もそこは手強い。

九里は6回3失点。いわゆるクォリティスタートだけど、床田寛樹、森下暢仁、大瀬良大地らと並んで4本柱と呼ぶには、ちょっと大味。


7回は島内颯太郎がランナーは出しても抑えた。

8回、われらがハーンが連続フォアの後、併殺で打ち取ったものの、龍空のタイムリーで、17登板目にして初失点。でも、いつかはやってくること。早めに済ませとこ。

そんなわけで、3点リードだったのが、2点リードになった9回、栗林良吏

私たちの心配をよそに、今日はフォークが決まって、上位打線を三者連続空振り三振、マルティネスを抜いて、31セーブ目!


ヒーローインタビューは、九里と、貴浩と、秋山。九里は自分でも快心の出来ではなかったと思っていたようなので、31セーブ目の栗林でもよかったような。でも、6月28日、ヤクルト戦以来の5勝目。お待たせしました。

貴浩のナチュラルなヒロイン、かわいい。末包昇大が戻ってきたら、外野枠は誰が降格するの? 貴浩は残してほしい(二俣も)。

いつもは辛口な秋山も、今日は正攻法。ところで、秋山はベテランでは一人、ほぼフル出場。これは・・・高地トレーニング的な西武の蒸し暑い球場で鍛えた賜物かも? わっしょい。

真夏の6連戦、お疲れさまでした。来週は、東京ドームと京セラドーム。温度差激しいですけれど、ビジターだけど、再び底力を見せましょう。とくに温室育ちの巨人には。
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2024年8月1日

菊池、三夜連続決勝タイムリーでDeNAに3タテ! 栗林休んで!


8月1日(木)、DeNA戦(マツダスタジアム)、対1。

菊池涼介、真夏の三夜連続決勝タイムリーで、DeNAに3タテ! 

これで、プクプクプクと首位浮上。先は長いので浮かれてませんよ。でも離されないことが大事。DeNAは8連敗。明日からの阪神戦、がんばって。

しかしな~。1回と4回、満塁をこしらえても、踏ん張って粘って失点を防いだ大瀬良大地は7回1失点

今まで16試合に登板して、自責点が10点。6月22日以来、勝ちがなし。

自分に勝ちがつかずとも、チームの勝利を喜ぶのが大瀬良。いくら大瀬良ができた人だからって、勝ちをつけてあげられないなんて、ポイズンだ。


栗林良吏は29セーブ目。30セーブのマルティネスに伴走。最終的には追い越したい。そのためにも、カープ、しっかりしないと。いえ、栗林も。

9回、1点差の栗林はこわいのよ~。スリリングなのよ~。昨年のコンディション不良から調子を取り戻したが、疲れも蓄積してそう。

登録抹消してから息を吹き返した島内颯太郎の成功体験に学んで、栗林にも再生リフレッシュプログラムを。早めのお手当てを。

今ならハーンもいるよ。充実したリリーフ陣は留守を守ってくれるよ、きっと。


期待にたがわず、初顔合わせの石田裕太郎から点をとれないカープ打線。

3回、會澤翼ヒット(野武士、なんと今日猛打賞~)。大瀬良はスリーバント失敗も(私はバントが好きじゃないので一向に気にしません)、秋山翔吾と野間峻祥が連打、2アウト満塁。

大事なところで中村貴浩にまわってきた。ショートゴロ、あう~。

と思いきや、森敬斗が2塁へ送球、野間の足が勝った! フィルダーズチョイスとなって、先制の1点! 貴浩、やりました(3回、レフトの守備でもダイビングキャッチ!)。

なおも満塁。ここを小園海斗にスカーッと行ってほしかったが、ライトフライ。かつての得点圏お化けは、得点圏打率3割を切りました。寂しい。復活のぞむ。


大瀬良、唯一の失点は6回。牧秀悟を2塁に置いて、宮﨑敏郎に初球、デッドボール。これに宮﨑が感情むき出しに。騒然とした空気になった。

今季はDeNAとデッドボールで物々しい雰囲気になることが多いカープ。当たり所によっては死活問題、危険と隣り合わせの仕事。でも、大瀬良が故意にぶつけるわけがない。

この後、フォードのタイムリーで同点に。宮﨑へのお詫びみたいになってしまった。


8回、野間ヒット、代打・上本崇司バントで送って、小園は申告敬遠。2アウト1塁2塁で、菊池の打球が内野にポテンといいところに落ちて、これが決勝打に!

この菊池のときどきタイムリーはチームに潤い与えます(ときどきホームランも)。

ヒーローインタビューは、二夜連続の菊池と、7勝目の島内(な、7勝目)。

島内が、「優勝」って言葉を口にした!

森下暢仁や矢野雅哉が口にするのは、わかる。あの、かつて弱気と思われた島内が、言った。よく言った。どんどん言っていこー。
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2024年7月28日

4点じゃ足りない! お得意さまヤクルトにサヨナラ負け


7月28日(日)、ヤクルト戦(神宮球場)、5対。逆転サヨナラ負け。

カープにしては、先制した後も小刻みに点を取った方。でも、4点では足りなかった。お得意さまヤクルトに負け越し。

1回、秋山翔吾、矢野雅哉、中村貴浩の連打で先制! 秋山が出塁すると試合が動く見本のような展開。経験少ない若手を気軽に(?)3番に置くカープ。でも貴浩、期待に応えた!


幸先いいスタートだった。が、ノーアウト1塁2塁で、小園海斗は浅いセンターフライ。う。

ダブルスチールを仕掛けるも、矢野が中途半端な走塁で2アウト。うう。坂倉将吾フォアも、菊池涼介は空振り三振。

1点止まり。この端切れ悪さ、緻密さのなさ。このまま勝ちきって貴浩がヒーローインタビュー計画は未遂に(だってまだ1回)。このもたついた1回、今日の負けフラグがちらり。


3回、坂倉の2点タイムリー! オールスターの満塁弾から、坂倉に快音の妖精が舞い降りてきました。

床田寛樹に大瀬良大地、栗林良吏ら投手陣は休ませてあげたいわ〜と思っていた今年のオールスターだった。

坂倉に限っては打撃不振で常時スタメンではなかったし、そんなに疲れもたまってないだろうから、行っておいで。てな気分でしたが、岡田監督、選んでくれてありがとう。


という喜びも束の間、3回ウラ、昨日代打でタイムリーを打った赤羽由紘が九里亜蓮から2ラン

スタメンにする理由があった。なんと本日、4打席4安打!(昨日は、「誰?」なんて言って、ごめんなさい)

5回には、山田哲人の7号ソロで同点に。ヤクルト、ポンポンきます。

しかし6回、坂倉の5号ソロで3対4と勝ち越し! さーかーくーらー。


九里は6回途中3失点で交代。今日の九里、存在感が薄かった? このあと、塹江敦哉・森浦大輔コンビが走者は出しても火消し。

7回は島内颯太郎が三者凡退。

8回はハーン。2アウト1塁2塁で、オスナを空振り三振に切ったシーンにはしびれた。

坂倉のホームランの後、7回8回と三者凡退。もう1点、取っておきたい9回の攻撃、石原貴規が内野安打で出塁。でも、途中から守備固めに入った大盛穂に代打なし・・・。3球三振に脱力。

あげく、代打・松山竜平。懲りずに松山。そろそろ打つ周期がやってくるか? こなかった。空振り三振。この9回に、第二の負けフラグがたっていた。


9回ウラ。1点リードで栗林良吏。

オールスターで、「マルティネスが出てきたらもう勝てないという気持ちにさせられる」といった感じの、マルティネスへのリスペクトが伝わってくる栗林のコメントが紹介されていた記憶が・・・。

昨年よりコンディションはよくなったけれど、マルティネスのような鉄壁感はいま希薄な栗林。1点リードはスリリングです。


昨日、タイムリーの代打・川端慎吾が先頭打者ヒット。またも松山とのコントラストがくっきり。そろそろ松山頼み、やめましょう(頼み、聞いてもらってないし)。

山田もヒット、岩田幸宏がバントで送って、1アウト2塁3塁。中村悠平は空振り三振。あと一人だ!

だがしかし、いま勢いある長岡秀樹が2点タイムリー。さよなら、さよなら、さよなら〜。

カープにしては点を取った方。先制した後も、小刻みに。でも、4点では足りなかった(冒頭に戻ってしまう)。
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2024年7月21日

九里と矢崎で12失点、カープの元凶も再確認


7月21日、阪神戦(甲子園球場)、12対

2試合連続完封負けの「眠れる虎」を起こして大敗。

ここまで投手陣が踏ん張ってこそやってこれたカープ。投手が崩れたらひとたまりもないことが露呈。

無失点で抑えて、なんて口が避けても言いません。でも、九里亜蓮と矢崎拓也で、1イニング6失点ずつは、ひどかった。


中村貴浩、小園海斗、坂倉将吾、石原貴規、矢野雅哉・・・昨日よりスタメンが若返る(昨日が高齢化過ぎた)。

2回、この並びがいきる。坂倉と石原が連打で1アウト1塁3塁。矢野のショートゴロが内野安打となって、1点先制!

菊池涼介ならポップフライとなりそうなところ、矢野、でかした。その直後、菊池先輩はライトフライで1塁2塁残塁。スカッとは行かなかったが。


7月3日以来と登板間隔があいたことも影響したのかどうか、タフな九里がちょっと重たそう。1回から3回まで、毎回先頭打者を出すんですわ。

3回、梅野龍太郎2塁打。西勇輝バント失敗で、よしよしと思っていたところ、近本光司にフォア、中野拓夢に同点タイムリー。佐藤輝明タ、大山悠輔、前川右京、木浪聖也の4打席連続タイムリーで、九里は降板。極端。

困ったときの河野佳。も、梅野にタイムリー。一挙6失点、ビッグイニングになった。


5回、秋山翔吾の2塁打で1点返して、6対2。ゴッソリいけないなら、コツコツ行こう? ダメ元で言ってみたけど、そもそも今まで出来てないこと、急にできるわけもなし。小園海斗はセンターフライで1塁3塁残塁。

6回、矢野と菊池の連打で、2アウト1塁2塁。ここで、代打・堂林翔太。このときの失望感といったらなかった。

すでに松山竜平は5回に早めの代打仕掛け済み(で、実りなし)。松山とて、期待はそう持てない現況。堂林は予想にたがわず、扇風機みたいに振り回して、終わり。

中村奨成はあっさり2軍に落とすのに、結果の出ていないベテランにはいつまでも席がある。これが今のカープの元凶なのに、いつまでも変わらない。


6回裏、矢崎は先頭打者にデッドボール。近本タイムリー。森下翔太2点タイムリー、佐藤は犠牲フライ、とどめの大山2ランで、一挙に6失点。九里と仲良し、九里とおそろい。

阪神13安打、カープ11安打。それでこの大差。

オールスター明けまでに、いろいろ精算してほしいです。リセット、リセット、選手の入れ替え。

でも、この球団には今それが一番難しいことで、同時にファンを失望させているところ。
(つづく)
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2024年7月20日

延長11回、小園が犠牲フライ! 投手戦と呼べない異常な点の取れなさ


7月20日、阪神戦(甲子園球場)、延長11回、0対

昨日と同じスコア。小園海斗の犠牲フライで1点で勝てたが、この点の取れなさ、投手戦というレベル以上の異常さを感じる。カープだけでなく、阪神も。

カープはホームランバッターがいない上に、1軍選手の高齢化が進んでいるのでわかるが、阪神どうなってるの? 昨年活躍していた選手が全体的に調子を落としているような。


今日も大瀬良大地は自分の間合いで投げて、7回無失点。今日は勝ちをつけてあげたかった。6月22日の中日戦以来、勝ち星なし。4試合登板して、2失点が一度だけ。あとは無失点。ひどいよ〜。

それでもベンチに下がった大瀬良に悲壮感もやさぐれた空気もなく、泰然としていて、なんか神々しさすら漂わせて。

8回の塹江敦哉、9回のハーン、10回の森浦大輔もよかった。リリーフ陣の充実、感じる。むしろ、球が高めの栗林良吏の方が不安になるほど。


昨日は中村貴浩がスタメン5番というサプライズがあったが、今日は20代スタメンが、小園海斗と矢野雅哉とシャイナーだけ。

貴浩は昨日、5回の得点の起点となるヒットも打ったのに。今日も10回、代打でヒットを打ちました。

今日の5番は上本崇司。1回と9回、得点圏でランナー返せず。11回、小園の犠牲フライで1点取った後、併殺で追加点取れず。末包昇大がいない今、5番の不在を感じた試合。


と、スタメンにサプライズ感はゼロだったが、継投にはあった。

0対0の9回、阪神は岩崎優を出してきたが、カープはハーン。いつもなら同点の場面で早々に栗林を出すのに。で、同点で栗林が出てきて試合が決まった試しがない。

今日は、1点リードの11回ウラに出てきた。おかげさまで26セーブ目。

私はこういう展開の方が実りを感じて、いいなと思う。それだけ今のカープ、リリーフ陣が充実していて、任せられる投手が多いということでもある。


11回、やっと取れた1点は、昨日同様、阪神のエラーがらみ。

秋山翔吾フォア(代走・大盛穂)。矢野のバントした打球を富田蓮がファーストへ悪送球、大盛3塁へ。

このとき、中野拓夢の送球が逸れて、サードの佐藤輝明が取れず、大盛、赤松コーチが今日はちゃんと止めたのにオーバーラン。なんとかアウトにならずにすんだが、間一髪だった。

野間は申告敬遠。ノーアウト満塁で、小園が犠牲フライでやっとの先制点。

先のDeNA戦で、野間も菊池も続けて犠牲フライすら打てず、情けない気持ちになったことを思えば(その後、シャイナーの3ランが出たからよかったものの)、最低限の仕事はしてくれました。

でも、ホームランとは言わずとも、スコーンと2塁打なんかで返すところも見てみたかった。


今日、YouTubeのおすすめに、2017年七夕、「神宮の奇跡」の動画が出てきた。9回5点差の逆転劇。当時40歳の新井さんが代打で逆転3ランを小川康弘から打ったあの攻撃劇。

あの感動を思うと、今の打線とのギャップが大きすぎて、遠い目になった。あまりに遠くに来た。

しかし不思議。緒方監督が自分に似たタイプの野間峻祥を寵愛していたのは理解できるが(いい悪いは別として)、あんなふうにファンを楽しませてくれた新井さんがなんで今、スイングの弱い選手を好んで起用するのか、わからない。

振れている貴浩、明日、スタメンで出してくださいね。
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2024年7月19日

投手戦とはいえ、違いにノーアウト満塁で1点と無得点、地味!


7月19日、阪神戦(甲子園球場)、0対

もう見飽きた(小声)。と言いたくなる、今季5度目の床田寛樹と村上頌樹の投げ合い。だって、たいていロースコア。

7月17日のDeNA戦、それこそ東克樹に抑えられるのは見飽きたが、予測してなかったシャイナーの決勝3ランというサプライズがあった。

今日も何かサプライズは・・・あった。試合前、中村貴浩の姿が。思わずキャー! この無意識に出る「キャー」は、ポール・マッカートニーレベル(意味不明)。

今日、公示をチェックするの、忘れてた。1軍昇格したのですね。

あと、スタメンは試合が始まる前には見ないようにしているんです(ガッカリさせられることが多いので)。なので、スタメンとわかって、やったー(いきなり5番)。


村上と相性のいい秋山翔吾は、なかなか仕事させてもらえず、ゼロゼロ更新が続く中、5回、試合が動いた。

貴浩が先頭打者ヒット! やったー。6番・坂倉将吾もヒット! よっしゃー。菊池涼介のバントを坂本誠志郎がファンブルして、ノーアウト満塁。来た、来た、来た。

シャイナーのショートゴロの間に、貴浩がホームイン。シャイナー、2試合連続打点です。

床田はファーストゴロ。木浪聖也が打球処理をもたついて、併殺を逃れで、坂倉はさまれ3アウト。

え〜。はぁ〜。ノーアウト満塁で1点。寂しい結末。


1点リードは負けに等しいカープだが、この後、カープより寂しい阪神の拙攻が。

7回、炸裂。佐藤輝明と大山悠輔の連打。野口恭佑の打球を、風の影響もあったのか、秋山が目測謝って取れず、ノーアウト満塁。私は呆然、秋山は憮然。

やっぱり1点リードじゃダメなんだ。1失点は覚悟していたところ、坂本が併殺。木浪はセンターフライ。床田は、自分も、 チームも、秋山も救った!


8回にハーンという喜び。打たせて取って、三者凡退。

9回、小園海斗がヘッドスライディングで内野安打をもぎ取る(でも、危ないからやめて)。代走・羽月隆太郎。

ここで、貴浩、代打を出されてしまう。上本崇司はレフトフライで凡退。ツーン。

しかし、9回、レフトの守備についた上本が、森下将太の打球をダイビングキャッチして、栗林良吏を助けた。栗林も三者凡退、25セーブ目。


床田は7回無失点で、リーグトップの9勝目。オールスター前に二桁乗せたいと言っていたのに、ごめんね。でも近づきました。

巨人が中日に負けて、カープ首位に返り咲き(マルティネスは29セーブ目、わーん)。相変わらず団子状態、4位まで2.5ゲーム差。首位というより1番目。

マラソンでいうところの第一集団からこぼれ落ちないように、くらいついていかなくては。それにしても、阪神がナゴド(いまバンテリン)のカープのように、元気がありません。

投手陣は素晴らしかったけれど、ヤクルト戦のようなスカッとしない試合。明日ももぎとっておかなくては。

スタンドに、新井さんのお名前入りタオルを半分に折って、「貴浩」の応援タオルで代用しているファンの方がいた。機転がきいてる〜(打線も機転をきかそうね)。
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2024年7月10日

シャイナー昇格、そう来たか! もっと動いて新井さん?


7月10日、巨人戦(マツダスタジアム)、雨でノーゲーム。

2回、九里亜連が、大城卓三と岸田行倫に連続2塁打、1点先制される。

3回、秋山翔吾と野間峻祥の連打で、1アウト2塁3塁。上本崇司のライトフライは浅かったけれど、犠牲フライが成立、同点に!

これが5回だったらよかったんですけど。雨が強くなり、4回、巨人の攻撃中に試合が中断。しばらく待って、ノーゲームに。

DeNAと阪神が勝ち、カープは4位に。首位(巨人)から4位まで、依然として1ゲーム差。そして、明日はゲームなし。プチリフレッシュにな~れ。


今日、シャイナーが昇格、中村健人と島内颯太郎が抹消。

ずっと動いてほしかった。やっと動いて、シャイナー。2軍からの推薦があったわけではないとのこと。そ、そういうこと? 

「何か動かないといけない。外国人選手は場所が変わって気持ちが上がってくることもある」と、新井さん。(「日刊スポーツ」)

それは日本人選手にも言えることでは?

「1軍に上がるのは2軍で結果を出してから」は最適解かもしれないが、延々と2軍でプレーするより、1軍というモチベーションの上がる場で輝く選手もいるのでは。


末包昇大が左膝内側の半月板損傷で開幕出遅れたとき、こちらが思っているより1軍に呼ぶのに時間がかかった。無理させず、ゆっくり調整というはからいもあったと思うのだけど。

末包くらいの選手なら、2軍で結果を出すのをじっと待つより、早めに1軍に上げた方がモチベーション上げて、ブンブン打つと思うんです。末包が打線にいると、相手も嫌がるし。

実際、末包が1軍に上がってから、小園海斗の好調と相まって、カープが動き出した(そして、末包が左太もも裏の肉離れで離脱してから、得点力不足がさらに深刻に)。


シャイナーのナイスガイなところは大好きです。でも、それとこれとは別もの。

2軍で目立った結果もなし? オープン戦や開幕直後の様子を思い浮かべても、ん、んー。相手にとっても怖くなさそう。

でも、始まってみないとわからない。チームに動きを与えてくれるかもしれない。予想を裏切ってくれることを願って、シャイナー!

佐藤啓介や田村俊介、久保修らも、また1軍の場で鍛えてほしいな。雰囲気あるし、可能性も感じるし、佐藤は結果も出していますし。で、中村貴浩はどうなったー。

新井さん、もっと動いていいですよ~。補強してもいいですよ~。巨人のヘルナンデスは怖いです~。
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2024年3月27日

こんなスタメンが見たい


開幕まであと2日。順位予想がとびかっていますが、常々、評論家(解説者)よりファンの方がよっぽどそのチームのことわかっているんじゃないかと思うことが多々ある(もちろんいろんなファンがいますが)。

評論家は出身チームについては多少なりとも事情通かもしれないけれど、全球団にまで目配りできていない。

だって、カープの試合見てないんだろうなっていうような、適当なコメントする人、ときに見かけますから(若手育てるのうまいとかさ? もっと若手出せー)。

なんたって、熱心なファンはそのチームのほぼ全試合、開始から終了までを見届けています。見てる量が違う上に、一極集中して見ていますから質も違ってくる。


出川哲朗のプロ野球順位予想2024」(テレビ東京、3月20日放送)。各球団の熱烈な芸能人ファンが「理想のスタメン」「理想のローテーション」を発表。最後に、順位予想をするというもの。

たまたま途中から見て、面白かった。秋定遼太郎さん(オリックス)、藤田憲右さん(ロッテ)、安定の伊集院光さん(日ハム)、野球ど素人オズワルトの伊藤俊介さん(DeNA)などなど、笑った。

見始めたときにはパ・リーグの順位予想が始まっていて、セ・リーグ見逃した~(見たかった~)と思っていたところ、TVerで配信中と知る。今日、全部見れました。


カープは鈴木福君が担当。カープファンとしてたびたびメディアに登場している福君ですが、広島出身じゃなさそうだけど(出身は東京)、なぜカープファン?くらいにしか思っていなかった。

野球を好きになって、始めて始球式をしたのがカープの試合で、その縁あってとのこと。当時の、小学6年生のときの映像が流れたのだけど、投げっぷりよかった。

そして、福君の選んだスタメンがまた素晴らしかった。

1番・秋山翔吾(センター)
2番・田村俊介(ライト)
3番・小園海斗(ショート)
4番・末包昇大(レフト)
5番・堂林翔太(ファースト)
6番・坂倉将吾(キャッチャー)
7番・林晃汰(サード)
8番・菊池涼介(セカンド)


「西川龍馬の抜けた穴は?」と問われ、「田村、中村貴浩、中村奨成、久保修で埋める」と。

スタメンともども、私が見たいと思う選手ばかりではないか~。福君を見る目が変わる(キラ~ン)。わかってはるわぁ。

スタメンに野間峻祥の名前はない。上本崇司、田中広輔、會澤翼ら、新井さんが隙あらばスタメンに組み入れてくるベテラン勢の名前もない。

こういうオーダーで見たい。切に見たい。よって、新井さんの組むオーダーを知るのがちょっとこわいです。カカカ(空笑い)。

「出川哲朗のプロ野球順位予想2024」は配信終了まで1週間以上あるとのこと。よろしかったらぜひ。
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2024年2月28日

宇草1軍合流、今のとこカープ快調のしるし


2月27日、カープ、春季キャンプ打ち上げ。3月1日、倉敷での楽天とのオープン戦から、秋山翔吾と宇草孔基が1軍合流。中村奨成と中村貴浩は2軍へ。

貴浩、ダメだったか~。いや、ダメじゃない。そういうことじゃない。

新井さんも二人には「まだこれで決まったわけではない。これからオープン戦に入って開幕まで1ヵ月ある。〈いつ呼ぶかわからないぞ、試合でしっかり頑張れ〉」と伝えたそうです。(「デイリースポーツ」)


今年のキャンプは見聞きしていて、昨年よりワクワクした(当社比です)。とりわけ西川龍馬が移籍し、外野の1枠が空いたことで、とたん競争が激化。この競争を待っていた。

主力選手の移籍やケガがない限り、若手にチャンスが与えられないのは本意じゃない。でも、経験や実績で上回るベテラン・中堅が経験少ない若手より優先されるのも、それ相応の理由がある。

それでも、コンディションのよくないベテランに優先席が与えられていた昨年、そういう環境を作っていたベンチにはモヤモヤした。


今のところ、「開幕してからもいろんな選手にチャンスをあげたい。とにかく、グルグル回しながらやっていきたい。〈俺にもチャンスがある〉という感じなら、チームにも勢いが出てくると思う」という新井さんの年頭の言葉は実行中。

どの選手を起用する(しない)かを考えるのは悩ましい仕事ですけれど(でもワクワクもしますね)、どうか開幕後もそのスタンス、続けてくださいませんか。

その競争の中、田村俊介が頭角を現し、中村健人がひとまず1軍枠に残った。末包昇大の復活も待たれる。秋山翔吾や野間峻祥もうかうかしていられません。秋山はうかうかしてると思わないけど(野間は、野間は?)。


そんな中、打撃好調で、生活感香らせてた宇草の1軍合流は嬉しい。そういう選手をちゃんと見ていて、1軍に推薦してくれる2軍スタッフ。当たり前のことがスッと行われているこの気持ちよさ。

「カープは家族」なんて、一見あたたかそうに響くけど訳のわからない言葉を掲げるより、まともな競争と評価のある方が、どれだけあたたかいことかと思う。宇草はさらにハッスル(死語?)することだろう。

2022年、安部友裕は2軍で高打率をたたき出しながら、一度も1軍に呼ばれなかった(果ては戦力外通告された)。あれは今思い出しても寒々しいことだったから。
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2024年2月12日

見ていて楽しい今年のキャンプ、なぜならば・・・


2月11日、沖縄で15日から始まる1軍キャンプのメンバーが発表された。(「デイリースポーツ」)

〔投手〕
九里亜蓮、大道温貴、森浦大輔、大瀬良大地、森翔平、常廣羽也斗、森下暢仁、栗林良吏、髙太一、黒原拓未、益田武尚、床田寛樹、滝田一希、塹江敦哉、矢崎拓也、トーマス・ハッチ、島内颯太郎、河野佳、斉藤優汰、アドゥワ誠、玉村昇悟、内間拓馬、テイラー・ハーン

〔捕手〕
坂倉将吾、石原貴規、髙木翔斗

〔内野手〕
田中広輔、堂林翔太、マット・レイノルズ、菊池涼介、林晃汰、小園海斗、韮沢雄也、矢野雅哉、ジェイク・シャイナー、二俣翔一

〔外野手〕
中村健人、久保修、田村俊介、中村奨成、中村貴浩


遠藤淳志、日高暖己、コルニエル、羽月隆太郎は日南の2軍キャンプに合流。

キャンプでは随時入れ替えをすると言っていたし、2軍で調整中のベテラン勢もいる。これが当選落選なわけではないけれど、貴浩と玉村が1軍に残っているのが嬉しい。

田村はそういう一線から一歩抜けた感じが。奨成もがんばれー。


気になるのがサイドスローにフォームを変えた塹江。

ケムナ誠ともども、頼りになるときとそうでないときが2色反転するような、投手交代でコールされると不穏な気持ちになることが少なからずあった。

フォアで崩れたり、パーンと打たれたり。投げ切れなかったのはメンタル面ではなく、フォームの改造=技術で克服される・・・というのがクリアに見せてもらえそうで、楽しみです。

10年目にして、こんな変化がやってくるなんて。塹江自身だけでなく、ファンとして期待曲線がこんなふうに上がることがあるなんて。

まだ開幕していないけれど、本番でもシャラッと決めて、うっとりさせてほしい。そうなったら、ほんと楽しい。


昨季は選手の入れ替えがじれったいほどなかったことが多かったので、このワクワク感たら。とくに外野枠をめぐっての若手の競争。投手陣もなかなかのことになりそうです(内野は~)。

新井さんも「「みんながすごいガツガツしてくれているので、見ていて面白い、楽しいです。私が楽しいんですから、みなさんも楽しいでしょ?」と、報道陣に問いかける。で、一同うなずく。(「デイリースポーツ」)

のあー。どの口が言う。だから私たちファンは、競争(入れ替え)のない昨年は見てて面白くなかったんだっつーの。これが開幕したとたん、止みませんように。
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2024年2月10日

紅白戦で名フレーズの栗林、意外だったメジャー志向


2月10日、紅白戦が始まりました。中村貴浩が3安打。試運転期間とはいえ、嬉しいぞ。

昨年、新井さんの発案で笑いを誘った、大瀬良大地と森下暢仁によるスタメン発表の場内アナウンス。

「ティックトッカー、小園」が今となっては懐かしい。いまや、れっきとしたチームの主軸。

今年は矢崎拓也と栗林良吏が担当。好評第2弾なのかと思いきや、今回、新井さんはノータッチだとか。(「スポーツ報知」)


今年の名フレーズは「1番レフト、野球一筋、中村奨成」かな。栗林、やるじゃないか。

矢崎曰く「3番キャッチャー、生意気過ぎです、坂倉君 背番号31」。

坂倉将吾は昨年、森下から「後輩・・・ですよね?」と紹介されていなかったか? 坂倉の共通認識ってそんな感じ?

リードするのが仕事の捕手。年齢とか関係ないと思います。試合中、先輩を呼び捨てで呼んでいた中田英寿みたいで、全然いいです(試合中、さんづけしている暇などなーい)。


ところで、昨年末、栗林がメジャー移籍も視野に入れているという記事を見たときには、ちょっと驚きました。(「デイリースポーツ」)

以前は、メジャーなど考えたことがないと話していたような記憶が。

栗林と言えば、堅実なイメージ。プロになって報酬額が増えても、この先何があるかわからないからちゃんと蓄えておこうと家族と話していると言っていた。日本のプロ野球で自分の役割を全うし、生きていくのかと思った。

東京オリンピックでは守護神の役割を見事に果たした栗林だったけれど、地元日本が開催地だったし、無観客だった。シーン。

昨春、コンディション不良でWBC日本代表は途中で離脱したが、栗林がアメリカの球場で、大観衆の大歓声の中で投げているイメージが湧かなかった。


ルーティンが多いという栗林。いつも通りの準備が気持ちを安定させる・・・勝負の世界に生きているアスリート、人によってはルーティンがメンタル面に大きな効果を及ぼす。

ただ、アクシデントがあってルーティン通りにできなかったとき、逆効果になることもありそう。

「メジャーでやっていくには鈍感になるのも必要」と、黒田博樹が話していた。時差や食事などなど、思うようにいかないことが出てくると、ストレスになりかねない。こだわって神経質になるより、流れに身を任せたほうがいい、と。


栗林のように決めたことをキチンとやるタイプは大丈夫かなと、勝手に心配(よけいなお世話)。

でも、意外だった、その変化。覇気があっていいじゃないか~。

WBCで日本代表に選ばれて、ダルビッシュ有や大谷翔平と出会ったことでが大きかったのだから、チームの外に出ることはやっぱり大事だなと思った。
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