2025年1月31日

カープにほしかったあの人は今・・・元中日モヤが台湾で本塁打・打点の2冠王!


岡田明丈と同期入団、2年で戦力外になったサウスポー・仲尾次オスカル。現在、オーストラリアのリーグで活躍していることを知って、喜んでいたばかりでした。(こちらです)

デビッド弾のデビッドソンが、昨年、韓国で46本打って、ホームラン王になったというニュースも嬉しかった。フィットしてますね。

デビッドソン、改めて見てみたら、カープに在籍した2023年、ホームラン19本打ってたんですね。

昨年、カープはチームで52本とリーグ最下位。チームトップが坂倉将吾の12本だったことを思うと、デビッドソンがものすごく打ってるように思えるカープマジック。


と、カープに在籍していた選手のことは何気に気になります。昨年のワールドシリーズ、ドジャースでブレイシア(2017年在籍)を見ることができたのも嬉しかった。

でも、カープでなくとも、その後、どうしているんだろうと気になる選手がいます。

その一人が、モヤ。201センチのスラッとしたスラッガー。2018年から2年間、中日でプレー。

対戦したとき、ここぞで打たれた嫌な(=いい)バッターだった。


当時、なぜか私は「モヤさま」と、様付けで呼んでいた。そんな野球選手、モヤだけ。村上宗隆ですら、世間が村神様と呼ぼうが、様付けしたことは、ない(カープには何の恩恵も、ない)。

現役選手で「さん」づけするのは、中日の大島洋平だけ。リスペクトの気持ちが自ずと大島さんと呼んでしまうみたい。なんでだろう、あの社会人的な落ち着いた感じと、頼れる技術。

新井さんもさんづけだが、もう「新井さん」でアイコンになってるから。八百屋さんや床屋さん的な親しみ。


モヤはその後、オリックスに移籍。日本シリーズにも出てました。オリックスでも一定の活躍をしてたイメージがあったが、2021年に3年で退団。

そりゃ、毎回毎回打つわけではないけど、それは誰とて同じ。相手にすると嫌なバッターだったんだけどな。カープとってくれないかと思ったが、そんなこともなく。

そんなモヤが、いま台湾のリーグで大活躍しているという記事に偶然出会った。やったー。(「パ・リーグ.com」)


この記事によると(2024年9月30日)、観客動員数も増え、昨年の台湾プロ野球は空前の盛り上がりを見せていたそうです。プレミア12で優勝した台湾、日本との決勝戦では、台湾の方が格上に見える戦いぶりだった。

で、モヤ。昨シーズンは、打率.294、30本塁打、99打点。本塁打王と打点王の2冠王に輝いたそうです。モヤさま健在!

オスカルのときも思ったが、野球選手の活躍の場の選択肢が広がってる。それぞれの地域で野球が盛り上がって(日本も日本も)、「打倒アメリカ」だけ言ってられないようなレベルになっていったらいいな。

明日から春季キャンプ。ゆるめなセ・リーグ&カープとは言え、1軍でレギュラーを勝ち取るのはごく少数。中村貴浩や久保修、二俣翔一にも名を連ねてほしいな。佐藤啓介も。やきもき。
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2025年1月30日

子ども監督の忖度ナシ直球コメントに溜飲下がる!


2日後には春季キャンプ。開幕までがオフとは言え、プロ野球選手がテレビ出演している間が私的にはオフ感あります。

1月26日、「ジャンクSPORTS」で、プロ野球トーク日本シリーズ。(TVerで現在配信中)

昨年、森下暢仁が「マツダスタジアムのビジター用のロッカールームには浴槽がない、シャワーしかない」と暴露したのは忘れ難い。

その甲斐あってか(?)、このオフ、マツダスタジアムのビジターのシャワー室に手が入った。シャワーが4台から7台に増設。ん? 浴槽は?? もう一押し!


カープからは坂倉将吾と矢野雅哉が参戦。今年も笑った、笑った。

涌井秀章と宇佐見真吾による中日が優勝、連覇果たしました。宇佐美の間(ま)に文句なしにMVPを差し上げましょう。昨年、笑いをとっていた小笠原慎之介はナショナルズに移籍決定、おめでとう!

一緒に出演するはずだった杉山一樹が体調不良のため欠席。ひとり所在なさげで、ときに本気でぼ〜っとしていたソフトバンクの海野隆司もおかしかった。

2022年10月1日、優勝かかった西武戦、同点の場面で山川穂高に逆転2ラン浴びた藤井皓哉とバッテリーを組んでいた海野。試合後も涙が止まらなかった二人。という親近感からの親しみがさらに増す。

正捕手の甲斐拓也はFAで巨人へ移籍。海野、し、しっかり!


毎年のことだけど、一番笑ったのが「子ども監督の言いたい放題」。今回は、昨シーズンBクラスだったチームのファン感謝デーで、「Aクラス入りの秘訣を聞く」という企画。

いきなりマツダスタジアムから始まります。

「後半戦がちょっと思わぬ事態になりました。最後まで本気を出して戦えれば、あんなことにはなってなかった」(小1)

「ピッチャーは頑張ったけど、打線がなかなかつながらなかったから、ちょっと負けが多かった」(小2)

「ピッチャーだけに頼ってるってのが、今回4位失速の原因。菊地選手も矢野選手も守備はいいんですよ。でも打てないのが課題」(小4)

「ピッチャーは抑えるんですけど、バッターが打たないんで」(小6)


とくに膝を打って笑ったのが、選手へのコメント。

矢野選手に一言
「守備がうまくて見ていて楽しいです。ランニングホームランも打ちましたね」(小6)

「肩も強いし、守備の要で、菊地2世が誕生したのかなと思うくらい守備がうまくて、すごく関心しました」(小6)

「矢野選手はしっかり冷静に落ち着いて、捕球を見直した方がいいと思います。簡単なボールを落としすぎたりしていたので、難しいボールは捕れていても、やっぱり正面とかのボールをもっと落ち着いて捕った方がいいと思います」(小6)


坂倉選手に一言
オールスター後からホームランが増えてきたので、シーズンの初めからもっとホームランを打ってくれたらよかったです」(小6)

「盗塁されたときとかもバンバン刺してくれたら、もっとキャッチャーでの試合が増えた」(小6)

「チャンスのときに打てないかったのは悔しい。坂倉選手はメンタルが弱いので、もうちょっと強くしてください」(小5)


スタジオは爆笑、二人は苦笑。 

ファンは集中して試合を見てますから(なんなら全試合の勢いで)。しかも、なんの忖度も利害関係もないので、解説者や記者より、ファンの子どもたちの方がよっぽどストレートで、ジャーナリズム精神すら感じます。気持ちがいい。よう言うてくれた!

とくに坂倉〜。「日本代表の正捕手候補」という評価より、よっぽどしっくりきました。

この聡明な監督たちの言葉を胸に刻んで、今シーズン、よろしくお願いします!
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2025年1月29日

上沢問題と弱小球団ファンの気持ち


数年前から、ラジオ聴き(「リスナー」の意、滝沢カレンさんによるネーミング)。

ネットやテレビより拘束感少ない、人の雑談を聴いてるようなあの空気感・距離感が好きです。

先日ふと思い出して、野球の話題出てこないかな〜と、伊集院光さんの深夜ラジオをradikoのタイムフリーで聴いてみた(「深夜の馬鹿力」1月20日放送、TBSラジオ)。

なんとなく時節柄、佐々木朗希のポスティングについて、何か話してないかなと思ったのだ。そうしたら、ドンピシャで出てきた。


日ハムファンの伊集院さんにとっては、ポスティングと言えば、上沢問題。

金銭的なメリットはなかったけれど、上沢直之の意を汲んで、ポスティングでアメリカに送り出した日ハム。ところが、メジャーに行ったもののケガもあり、フィットせず、1年で日本に帰ってきた上沢。

このオフ、日ハム関連のイベントに出たり、日ハムの球場使わせてもらって練習したりしてたから、てっきり「日ハムに帰ってきてくれる」と期待した日ハムファン。だけど上沢はソフトバンクへ。


その前に、ポスティングで日ハムからメジャーに行って、2年で戦力外。日本に帰ってソフトバンクに移籍、昨年、そこで最多勝をとった有原航平に続いて、またソフトバンク。

有原がソフトバンクに移籍した2023年、近藤健介もFAでソフトバンクに移籍して、バリバリの主力。

上原浩治さんは「サンデーモーニング」にて、「選手は商品ですから、より高いオファーがあればそこに行くのが普通」と言っていた(12球団でポスティング等のルールを整備した方がいいと添えつつ)。


そうなのよね・・・。それだけに、新庄監督が「ああいう決断をされたのはすごい悲しいし、一緒にやりたかった」と話していたのには、正直びっくりした。(「日刊スポーツ」)

伊集院さんは、「新庄監督はファンの気持ちを代弁する人だから、上沢さんが悪いっていうよりは、このルール良くないよね?ということ」と翻訳してくれていた。(新庄監督は、1月20日に行われた監督会議で、そのことについてちゃんと発言していた、「デイリースポーツ」)

伊集院さんは、「より契約条件のいいところに行くって選手の気持ちはわかる。契約条件を明かさないのはルールなんだろうけど、日ハムはいくら出すと提示したのか言った方がいい。日ハムの出した条件がソフトバンクとほぼ同額だとは思えない。なんとなく選手がお金でなびいたみたいな空気が醸されてしまう」とも言っていた。


で、この日のラジオで、一番脳に残ったのが、この言葉。

「OBたちが〈そりゃお金のいい方行くの決まってるでしょ〉っていうのを公式に言うのはすごく好きじゃないんだよ。じゃあ、なんか弱くても、ストレス溜まっても、絶対ここが優勝してほしいと思って野球を見る行為はまったくいらないんですね?」

そうなのよ〜。「弱くても、ここが優勝してほしい」と思って、カープを応援してるんですよ。

「うちは常勝軍団なので」と、ガバガバ補強するソフトバンクや巨人(やドジャース)。優勝する意識の違いとは言え、それで勝っても面白くないな〜という気持ちも正直ある。だから日本シリーズで、DeNAがソフトバンクを負かしたのは爽快だった。

「優勝する気ないでしょ?」という球団の姿勢には首をかしげるけど、カープの選手には覆してほしいわ。
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2025年1月28日

新加入選手、ちょっとでも心強いことがあれば


1月27日、バウアーが2年ぶりにDeNAに復帰決定。

昨年、下剋上で爽やかブルー旋風巻き起こし、今年はリーグ優勝からの日本一を選手・監督・オーナーが一体感もって目指しているDeNAには朗報。

カープ的には手強いけれど、セ・リーグに面白い選手が増えるのは歓迎。中日を退団したマルティネスも、引き続きセ・リーグ(巨人)で見られるし。


10月に右肘のクリーニング手術をした栗林良吏が開幕に間に合わなかった場合、ハーンが9回の人になる案が出ているとか。

「代役」という言葉は使いたくないですね。栗林とて指定席はないのだ。ハーンの存在は、昨年のカープの数少ないよかったこと日記の一つでしたし! 


ハーンがパートナーの出産のためアメリカに帰国していた間、カープは大失速。日本に戻ってきたときには焼け野原。

あなたのいない間のビフォー・アフターに驚いたと思うが、優勝戦線脱落しても、ベンチで戦う顔をしていたことは忘れていませんよ。

8回と9回は似て非なるもの。その間には大きな壁があるとは聞きますが、ハーンが9回でも痺れるものを見せてくれたらいいな〜。

菊池保則が9回を投げていたこともあったと、懐かしく思い出してしまった。今となっては牧歌的に感じる。


昨年は、レイノルズ、シャイナー、ハッチが次々と1軍からいなくなり、ひとり残されたハーン。

今年は3人の外国人選手、ドミンゲス、ファビアン、モンテロが加入。

ハーンにとって思い切り英語で話せるチームメイトができればと思いきや、3人ともドミニカ共和国出身。そっか〜。3人は思い切りスペイン語で話せますね。

かと思いきや(もう1回)、ハーンとファビアンとはレンジャーズ時代のチームメイトだったのですね。顔馴染みの人がいて、互いによかった、よかった。(「日刊スポーツ」)


現役ドラフトでオリックスから移籍の山足達也。小園は、中学時代所属していた枚方ボーイズの後輩。

「連絡をくれて、駐車場の行き方も分からず、迎えに来てくれた。めっちゃ助かっています」(「スポーツ報知」)

小園、ナイスガイ。同じ日本でプロ野球をやっていてさえ、チームが変わると最初は慣れないことも多いわけだから、外国人選手はなおのこと。

少しでもカープがよい環境だったら嬉しい、いいプレーを見せてもらえたら嬉しいと、毎年思う(どの選手にとっても)。
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2025年1月27日

豊昇龍初場所優勝に思うカープのこと


昨日の大相撲、初場所千秋楽。大関の豊昇龍(朝青龍の甥っ子です)、平幕の金峰山、王鵬が3敗で並び、優勝決定戦は巴戦に。

そこは豊昇龍が格の違いを見せつけ、2勝して優勝。

今場所、中盤で3敗しながらも、そこで踏みとどまって優勝につなげた豊昇龍。立浪親方が「楽しくやれ」と声をかけてくれたことが大きかったそうです。

あのままズルズルとならなかったのは、「楽しくやれ」と親方に言われ、一度冷静になれたのかなって気がした。そこから勝ち続けるのはさすがのメンタル(と技術と身体能力)。


9月のカープの大失速。もし、いったん立ち止まれるきっかけがあったら、あそこまでズブズブと行かなかった可能性もあったのかなと、ふと思った。

秋山翔吾は、お正月に放送されたラジオで、あのときのことを「こんなに止まらないもんかな」と話していた。

渦中にいて、「まだ大丈夫かな」と思っているうちに、どんどん事は進んでしまった。


DeNAが日本シリーズで2連敗した後、選手たちで自発的にミーティングして、そこから流れが変わっていった。

それは勝って終わった後だからそう言えることなんだけど、カープもあのとき、ちょっと選手同士で声かけあったり、集まれたり、ちょっとしたことで流れを変えることでもきたのかなって。

続く毎日、立ち止まるのは難しいけれど、それこそかつて緒方監督がよく言っていた「切り替えて」(あれは当時紋切り型にも響いたけど)は、簡単そうに見えて難しいことなんだろうなと思った。


ところで、今場所、豊昇龍は、熱海富士・正代・平戸海に負けた。

熱海富士とはこれで3勝5敗、苦手な相手だったようです。やっぱり相性ってあるんだな、と。

カープも、阪神の大竹耕太郎、髙橋遥人、中日の柳裕也、髙橋宏斗ほかほか、苦手投手がいっぱい。中日には昨年、8勝16敗1分と大敗。

苦手チーム、苦手投手を克服しないと上には行けないですね。
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2025年1月25日

12球団ファンクラブ通信簿、意外とカープ好評価


12球団全てのファンクラブに加入するライフを2005年に始めた長谷川晶一さんの『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』。

ファンサービスについて、いろんな発見があった一冊でした。読んでよかった。


さて、カープのファンクラブの評価は?

2005年から2024年までの充実度をランキング化した「12球団ファンクラブ通信簿」では、7位。

ちなみに、1位西武、2位ロッテ、3位ヤクルト、4位巨人、5位中日、6位ソフトバンク、カープと阪神が7位、DeNAとオリックスが9位、11位楽天、12位日ハム。

ポジション的には真ん中ながら、これが意外と好評価。


「正直なところ、特典グッズの品質はあまりよくない。けれども、それを補う独創性や緻密なサービスで独自色を打ち出している」と。

会員限定HPや選手コメント充実のメルマガなど、他球団との差別化に成功している、と。おっ、そんなのあるの? それは美味しそう、面白そう。

メイン特典はオリジナルユニフォーム。あるときはパイル地、あるときはノースリーブ、スタジャン風、ポンチョ・・・と、毎年デザインが工夫されているとな。


マンネリには一言もの申す長谷川さんも、むしろ毎回、今年はこう来たか!と、楽しみにしてくださっているようです。

予算とマンパワーに限りがある中で、「金じゃない、アイディアだ」という手作り感のある姿勢を、「カープクォリティ」として温かい目で見てくださってるようです。よかった・・・(のか?)

中でも、ホームとビジターのユニを掛け合わせた「カオシマユニフォーム」は2009年の「グッズ・オブ・ザ・イヤーを獲得(このユニ着用の長谷川さんの記事発見、こちらをどうぞ!)。

このカオシマユニ、格好いいな〜。というか、元のユニフォームのデザインがよかったんだ!(なんで変えた!)


当初、カープのファンクラブには、「ジュニア」「レディース」「シニア」の3種類しかなく、一般コースはなかったという話にびっくり。固定層はいて、それ以外の層を増やそうということ? それはそれでカープらしい気もしますが。

そんなカープも2007年、ついに一般コース「カープファン倶楽部」が増設。

カープのファンクラブは定員制、「狭き門」と聞いて驚いたことがあります。もっと入りたい人がいるだろうに、なんで〜と。

担当者によると、「他球団では、得点グッズ、チケット割引がメインで運営されているが、カープは会員限定のイベントを開催して楽しんでいただくことを一つの柱にしている。ファンクラブで利益を上げるのではなく、あくまでも〈還元〉という方針なので、あまり定員は増やせない」とのこと。


グッズについても、他球団では複数のグッズから選べるようになっているけれど、「そうなると、ロットや在庫の問題が出てくる。コストがかさんでしまうので、現在は一点に集中して、それなりのクォリティのあるものを特典としている」とのこと。

たくさんのファンクラブに入りたい人のために、なんとかサービスを広げられないかと思うけれど、定員を無尽蔵に増やせないのも、グッズが選択制でないのも、処理能力の問題があるから。これはこれで理解できなくはないです。

以前、オリジナルTシャツを作成して販売したことがあるけれど、満遍なく売れるわけではないので、色・サイズの在庫管理にけっこう気をつかった。

こんな小規模なものでさえこうなのだから、無印良品とかあのアイテム数、在庫管理大変そうと思いますもの。


2016年、1万6000人だった定員(先着順)も、黒田フィーバーやカープ女子人気などあってか、応募者が殺到。ほぼ継続入会者だけで定員は埋まってしまい、急きょ2000人追加したものの、まだまだ新規入会は至難の技。

2017年 定員を3万人に大増員も、あっという間に受付終了(募集開始日にはサーバーがダウン)。

2018年は3万5000人、2019年は、継続会員3万5000人、新規会員1万8000人まで増えた。


2022年は継続会員4万5000人、新規会員は8000人と変化が(あれです、私がアープファンでいられる自信がなくなった頃です)。

成績が反映される人気商売。今後の推移が気になります、大失速カープ!

私自身はどのファンクラブにも入っていないのですが、カープファン倶楽部に入っている方、満足度はいかがですか?
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2025年1月23日

清々しい春季キャンプメンバー発表、3年目でやっとまともに?


1月23日、春季キャンプの参加メンバーが発表(そんなわけで、カープファンクラブについてはまた改めて)。

1軍
投手/森浦大輔、大瀬良大地、森翔平、常廣羽也斗、森下暢仁、床田寛樹、栗林良史、黒原拓未、益田武尚、佐藤柳之介、滝田一希、高橋昂也、塹江敦哉、鈴木健矢、J.ドミンゲス、島内颯太郎、松本竜也、河野佳、斎藤優汰、アドゥワ誠、岡本駿、玉村昇悟、T.ハーン

捕手/坂倉将吾、持丸泰輝、清水叶人

内野手/矢野雅哉、小園海斗、堂林翔太、菊池涼介、林晃汰、渡邉悠斗、韮澤雄也、仲田侑仁、内田湘大、山足達也、佐藤啓介、二俣翔一、E.モンテロ

外野手/秋山翔吾、中村健人、末包昇大、田村俊介、S.ファビアン、中村奨成、中村貴浩


2軍
投手/大道温貴、中﨑翔太、髙太一、ケムナ誠、赤塚健利、長谷部銀次、遠藤敦志、菊地ハルン、日髙暖己、杉田健、小船翼、辻大雅、竹下海斗、杉原望来、小林樹斗、デロスサントス

捕手/會澤翼、石原貴規、磯村嘉孝、高木翔斗、安竹俊喜

内野手/羽月隆太郎、上本崇司、田中広輔、佐々木泰、前川誠太、M.ラミレス、メヒア

外野手/野間峻祥、宇草孔基、松山竜平、久保修、大盛穂、名原典彦、M.ロベルト


會澤、上本、田中、野間、松山は2軍。今後入れ替えもある、調整を本人に任せているベテラン勢の2軍スタートはいつものこと(でも秋山、菊池は1軍)。そうわかってはいても、清々しいものを感じる今年の発表。

やっと本気出したか、今年のカープ。いえ、2年遅れです。やっと地平線に立ったような1年目の気分です。

石原2軍はちょっとびっくり。コンディションの問題かもしれないけれど、1軍に清水の名が。いい!

こうなるのに2年かかったが、新井さんの「変わります宣言」は伊達ではなかったことを、ここから見せてほしい(先は長い、まだ半信半疑中)。


昨年、最終戦で1軍デビュー、そろってプロ初安打の内田湘大と仲田侑仁も1軍スタート。

あの試合で、「今までに味わったことのない興奮でした」と内田。「1軍の試合の応援、声援はやっぱりすごいと感じました」と仲田。(「サンスポ」)

シーズン最終戦で二人が新しい景色を見ることができて、よかった。これがあるとないでは大違い。育ってほしいです(自分で!)。


1月21日(日本時間では22日)、イチローがアジア人初のアメリカ野球殿堂入り。会見での、「これから野球を始める選手やプロになったばかりの選手へ」の言葉がとってもよかった。(「NHK」)

「18歳でプロ野球選手になったときに、まずメジャーリーグでプレーするなんてことは想像すらできませんでした。それが日本でプレーしていくうちに〈アメリカでプレーしたい〉という気持ちが芽生えてくる。徐々に段階を経て進んできたという感触がすごくあるんですね」

「才能ある人たちもたくさんいます。僕なんかもうとても比較にならないぐらい才能にあふれた人がいっぱいいます。でもそれを生かすも殺すも自分自身だということです。自分の能力を生かす能力はまた別にあるということは知っておいてほしい」

期待されながらプロで活躍できずに終わっていく選手は、自分の生かす能力を発揮できなかったということか。どの職業にも通じる、ズシっと響く言葉。


このオフ、一人で自主トレしてきたという奨成。

「他球団の選手にアドバイスをもらったりも大切ですし、今までそうしてきましたけど、もう8年目。そろそろ自立というか、自分で考えて」(「スポーツ報知」)

う〜、自立って。やっとか! 2年目の巨人・浅野翔吾は、今年の自主トレは自分の課題に一人で向き合った。大人〜。

「しっかり競争してもらいます。中堅どころ、ベテランも結果を出してほしい。開幕投手も決まってないし、開幕スタメンももちろん決まってない。動きを見ながらになってくると思う」と、新井さん。(「日刊スポーツ」)

今年こそ、カープはまっとうなスタートが切れるでしょうか。奨成は遅咲きの花を咲かせることができるでしょうか。

2025年1月22日

想像を超えてたプロ野球ファンクラブの特典グッズ! えっ、こんなものまで?


昨日に続き、長谷川晶一さんの『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』を読んで、脳に残ったお話、第2弾です。


ファンクラブの特典って、いろいろあるんですね。私は会報とグッズの通販程度と思ってました。無料観戦チケットや、選手が登場するDVDなど、そらファンには嬉しいな〜と、未体験の私には発見がいっぱい。

それぞれの球団が工夫をこらしている特典グッズもいっぱい。さながらグッズカタログとしても眺めていて楽しいです。

普段使いできるバッグもあれば、えっ、こんなものまで? というグッズも。私の想像の域を超えてました。


DeNAは、2018年から4年間、キャッチャーマスク、キャッチャーミット、ファーストミット、外野手用グラブなどが(左利き用が選択できた年も)。観るだけでなく、やるのも楽しんでねっていうコンセプト。

近年では、スマートウォッチ(DeNA、ヤクルト)や、Bluetoothスピーカー(DeNA)などの電子機器も登場。えぇ、カープにはそういうのはないようですが。

オリックスの、昔懐かしいエポック社製の野球盤、京セラドームバージョンには驚いた。こんなものまで〜。


コレクション癖がない私でも、思わずほしくなったグッズはこちら。

つば九郎という、唯一人格をもったヤクルトのマスコット。つば九郎モチーフの手ぬぐい、ノート、トランプ、かるた、と、聞いてるだけで魅力的。



つば九郎 かるた
は、Amazonでも(というか、特典グッズはメルカリでも探せる昨今でした)。

フレーベル館とコラボした『ウォーリーを探せ』のつば九郎版、『つば九郎を探せ』は、すごく気になります。というか、本気度、遊び心が素晴らしい。

日ハムは12球団中、ファンクラブのこれと言った特徴があまりないようなんですけど、5000万分の1の縮尺で作られたエスコンフィールドのレプリカは、すごく気になりました。これはもしあれば、全球団コンプリートしたくなりますね。


2024年のカープ、スライリーのツボ押しもかわいかった。カープのマスコット、カープ坊やでもおかしくないと思うのだけど、なぜセサミストリートのようなキャラクターがここに? と、当初思ったものでした。

でも昨年6月、スライリーはベルーナドームでの西武戦にも来てくれていて、芝のグリーンにあのカラフルさはやっぱり可愛いなと思いました(中の人は大変ですが)。

さて、カープのファンクラブはどう評価されていたかを次回ご紹介して締めたいと思います(一番最後なんか〜い)。
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2025年1月21日

ファンクラブは球団を映す鏡? 12球団ファンクラブ20年の歴史がギュッと詰まった本


先月のブログでも、ちょこっとご紹介した『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』。


9歳のときファンクラブに入るほど、子どもの頃からヤクルトファンだったノンフィクション作家の長谷川晶一さん。

子どもの頃はあんなにワクワクしたのに、2004年春(当時33歳)、ファンクラブ特典が届いたとき、その内容をちょっと貧相に感じたそう。

ふとファンクラブへの不信感がよぎり、「他球団のファンクラブはどんな感じなんだろう?」と思ったのがきっかけで、12球団のファンクラブ全てに加入するライフが始まった。


2004年と言えば、球界再編成騒動が起きた年。翌年には楽天が発足。2005年から2024年まで、気づけば早20年。

12球団のファンクラブの歴史がギュッと詰まったクロニクル。特典グッズの数々も紹介されていて、おもちゃ箱のよう。とても面白かったです。

『野球小僧』(現『野球太郎』)に掲載されてきた、20年分のファンクラブ採点評も再集結(あの、時どき本屋さんで見かけるレトロな表紙の雑誌ですね)。


実際に12球団のファンクラブに入ってみると、他球団の選手への愛着も生まれ、ますます野球を見る楽しみが増したそう。

なんだかわかる気がします。オールスターや日本シリーズで普段追いかけてないチームの選手を見るだけでも、そういう気持ちになりますから。

長谷川さんから最も評価されているのは、西武。特典グッズのセンスもいいそう(それはオリックスも)。

2年に一度、ベルーナにカープ戦を見に行ってますが、球場に近づくにつれ、赤いアイテムを見につけたカープファンの方を見かけると心躍るのはもちろんですが、紺色アイテムの西武ファンの方もシックで素敵だな〜と思ってました(奇しくもオリックスも紺!)。


ロッテはファンクラブの運営に関していろいろ工夫があるそうなんですが、他球団の動向にも目配りして、他球団の良いところをお手本にして積極的に採り入れているという西武。いいものにしていこうという姿勢もいいなと思った。

以前、ブログでも紹介しましたが、松坂大輔がポスティングでメジャー移籍したときの松坂マネーをファンに還元したというエピソードには感動した。

2007年、球団が約5000万円を負担して、「ジュニア会員」の会費を2000円引きにし、特典を倍増。ファンに還元、素敵です!


一方、質のいいアイテムを提供しているのに、デザインがイマイチという中日(わ〜ん、ドアラかわいいのに)。

2005年から2011年にかけて低迷期が続いていた横浜、12年からDeNAが親会社となり、ファンクラブにも変化が見えてきたという話。

「球場に足を運んでほしい」という思いからの、楽天の来場者プレゼントは素晴らしいのだけれど、遠方のファンのケアは圧倒的に手薄という話。

それぞれの球団の状況・カラーが見えてきて、読み応えたっぷり。あぁ、書ききれない。続きは明日以降に!
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2025年1月20日

たまには新井さんと気が合った選手評


「今季、中心になってもらいたい選手は?」という前田智徳さんからの質問(棒読み)に、「坂倉将吾と小園海斗」と、新井さん。

この二人の名前が出てきて、ホッとした。というか、これ以外に誰がいようか?

これは、らぶぱちさんがブログ「おカープ婦人な私の勝手な喜怒哀楽」で紹介してくださっていた、新井さんと前田さんの対談からの話(未見だったのでありがたかったです)。


前田さんは、矢野雅哉の背番号が4番に変わったことについて、「ちょっと早くないですか?」とも質問。

新井さんは背番号の変更については球団から何も相談されていないそうで(そらそうだ)、「もし球団から相談されたとしたら?」と重ね問いされて、「まだ早い!」と即答。ここでも、ホッ。

矢野に比して球団の小園の評価低過ぎ問題が、まだプスプス脳の中でくすぶっていたので、新井さんのフラットな評価に(ここではフラットなの〜)、ちょっとだけスカッとしました。


始めてから7年少しの当ブログですが、これまで一番よく読まれた記事は、なぜか長く「羽生善治さんと赤いカープ帽」でした。おそらく将棋ファンの方が検索して訪れてきてくださったと思われます。将棋人気、おそるべしです。

その後、ついに羽生さんをトップの座から引き摺り下ろしたのが(大袈裟やねん)、「安部の戦力外、後味悪い」。

昨年9月の大失速の記事(栗林が大失点した試合)が一時期トップに立っていましたが、今また安倍が返り咲いてます。


シーズン中、ファームで高打率を叩き出していたにもかかわらず、一度も1軍に呼ばれず、2022年オフに戦力外通告された安部友裕。

SNSで暗に球団を批判するようなことを書いていたこともあって、それこそ後味悪かったのを思い出した。

新井さんは「好き嫌いで起用しない」と言いつつもベテランへの温情起用が2年続いたけれど、矢野のプッシュ、安部の戦力外と、球団の好き嫌いこそけっこう露骨です。

矢野は昨年、ゴールデングラブ賞も受賞してブレイク。以前は、チャンスの場面で矢野に代打を出さないとき、「ベンチは勝つ気あるのか〜」とカッカしたものだった。

ずっとサブの選手だと思っていたけど、打撃でも後半ジリジリと成長曲線を描いた(矢野内比です)。


9月22日、バンテリンでの中日戦で、矢野が涌井秀章に1打席22球投げさせて、プロ野球新記録を樹立(これまでの記録は19球)。

囃し立てる記録ではないと思うけど、22球のうち17球をファウルで粘った。もう何度見せられたかという中日戦でのロースコアゲームで、矢野がなんとか塁に出ようと見せたガッツには拍手を送りたいです。

「ファウルを打とうとか思ってなくて、真っすぐを詰まってもいいからサードかショートの後ろに落としたいと思っていた。良いところにボールが来てたので、ファウルになってしまいました」と、矢野。(「日刊スポーツ」)

工藤公康さんは、ソフトバンクの近藤健介について、「タイミングがズレてもファウルを打ってタイミングを計ることも出来る」と、その打撃技術を称賛していた。(「スポニチ」)

あっさりポンポン終わる打者より、抗ってファウルで粘る矢野にガッツを感じるが、前に飛ばす技術がほしいの。


ショートの守備で頭角を現し、小園をサードにコンバートさせてしまった矢野。今後の活躍によっては日本代表の可能性も、なんて記事まで出てきた。(「週刊ベースボール」

昨年の矢野の打撃の成長は予想外。だから今年も、私の予想を超えた活躍をさらにしてくれるかもしれない。でも、それこそ持ち上げるのはまだ早いです。

でも、本人が調子づいて見えないのが救い。今年はスタメン(ポジション)どうなるんだろ?  あぁ、開幕が近づいてきました。
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2025年1月19日

今年も護摩行、勝手に燃えてろ新井さん〜。さらに驚いたのは・・・


新井さんは今年も高野山の清浄心院で、21回目の護摩行。「昨年の悔しさを思い出しながら、護摩行の火と向き合っていました」と。

人それぞれ集中するためのスイッチの入れ方があって、新井さんにとってはこれが自分と向き合う方法の一つなんだろう。

他人がとやかく言うことでもないのでつっこむことも控えてましたが、今年は「勝手に熱くなっとれ〜!」という気持ちになった。


今朝の「石橋貴明のGATE7」(1月19日放送、TBSラジオ)は、2025年シーズン大展望、セ・リーグ編。ゲストは槙原寛己さん。

槙原さんは実績もある方だし、声もいい。が、解説を聞いていて臨場感を感じたことはあんまりない。岡田明丈が先発の試合で「菅野との投げあいを見てみたいですね」と評価してくださってたことがあって、それはすごく嬉しかった。(岡田~)

話戻りまして、番組では各チームについて順番にコメント。カープについては・・・


「8月とか9月に外国人をとっておけば、全然勝てたでしょう。あれは勿体ないですよ。そこらへんは動いてほしかったですね」

「打てる打てないは別として、そのことはもうはっきりわかっていて、新井監督は今の戦力でやるって言っちゃったんですけど、外国人選手(レイノルズとシャイナー)が4月に怪我しちゃってますから。あの二人を早めに見切りをつけとけばっていう部分はあったんで。そのへんが勿体ないなと思うんですよね」

シーズン終わって、カープの9月の大失速について取り上げる記事はあった。夏の暑さの影響についてもけっこう取り上げられていた。打てない打線をバックに奮闘してきた投手陣が、夏の暑さも相まって踏ん張れなかった、的な。

そこを槙原さんはシンプルにバッサリ。たしかにシャイナーの引きずり方とか、いつか、今度こそ、花は、開く? と、待てども待てども時間だけは過ぎていった。


外国人選手が活躍するしないは、どのチームも抱えている問題ではあるけれど(ヤクルト以外は)。

でも、珍しく球団が打診してきたシーズン途中の補強を新井さんが断ったのは、やっぱり「いる人だけで頑張る家内制手工業」みたいな、「カープは家族」観が足を引っ張ったんだろうか。

9月のあんな負け方、優勝の逃し方。選手、フロントも含め、監督だけの責任ではないけれど、自分で墓穴掘っておいて、それを悔しがって火の前でボボボボボッとなっている新井さんに「勝手に熱くなってろ〜!」と思わずにいられなかった。


そしたら、今朝の「サンデーモーニング」で、新井さんの護摩行の後、ソフトバンクの今宮健太ら一行が寒行している映像が。

真冬に冷水に入って浴びるなんて、心臓にもよくない! 皮膚が痛そうな護摩行以上に心配! 身体を大事にしてー。 今宮、守備の名手なのに〜(周東佑京や栗原陵矢までも〜)。

今宮が寒行をしたのはお兄さんが住職をつとめるお寺。なんと今年は、お兄さんのはからいで護摩行も体験したとか。(「西スポWEB otto! 」)

冷たかったり熱かったり、体弱い人間から見たらどうかしてる事象ですが、今宮があまりに気持ちよさそうで(もう何も言えまい)。 

新井さんにしても、今宮にしても、他人がとやかく言うのはやめようとなるのは、選手として(監督としてはまだですよ)実績を出しているからだろうか。(奨成よ、堂林よ〜)
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2025年1月18日

開拓者野茂さんを思えば、物足りない朗希のドジャース移籍


佐々木朗希、ドジャースに決まりましたね。やっぱりそこか。

もし仮に、金額面で他球団と同列だったとしたら、ワールドシリーズ優勝、暖かい気候、大谷翔平と山本由伸もいる・・・そうなりますわなという結果に。外野的には面白みはないです。

ロッテ時代、一度も規定投球回数に達したことないのに。2023年WBCの準決勝メキシコ戦で打たれて、楽屋裏(ベンチ裏です)で泣いてたくせに。

日本人選手がいると安心だろうし、行くだろうと思っていたよ。


そらそうだ。鈴木誠也もカブスに今永昇太が移籍してきたとき、日本語が話せる人がいるのはめっちゃ有難い、全然違うと言っていた。

いつも使っている言語で話せる同僚がいたらどんなに心強いか。逆に、スーパースターと一緒というプレッシャーはあるかもしれないが。

1月16日に発表された、2025年の野球殿堂入り。日米通算4367安打のイチローさん、407セーブの岩瀬仁紀さん、掛布雅之さん、元セ・リーグ審判部長の富沢宏哉さんが選ばれた。

岩瀬さんは、メジャー移籍について考えなかったわけではないけれど、「日本に来る外国人を見て、言語が話せないとこんなにつらいのか・・・。自分はこの孤独に耐えられない」と、手記にしたためていた。(「Yahoo!ニュース」、もとは「中日新聞」)


野茂英雄さんはたった一人で先陣切って、えらかったな。そしてあんなに結果を出して。

それを思うと、今は多少なりとも恵まれています。同僚に日本人選手がいたからと言って、楽になるわけでもなんでもないが、大きなことだ。日本人メジャーリーガーが増えてきたってことでもありますね。

昨年は、カープは新しく契約した外国人選手が次々と離脱していって、一人残ったハーン。一人結果を出したハーン。今年は通訳の方以外にも話せるチームメイトに恵まれますように。


それにしてもドジャースの人集め、ソフトバンクのスケールを大きくしたみたいな感じで(例えるには格が違いすぎるが)、それこそ面白みはないです。

ドジャースやソフトバンクのような補強は優勝するための球団の本気度の表れとしても、露骨に感じる私は甘ちゃんかもしれません。

優勝して当たり前では? でも、ファンの人たちはあの格別な喜びを味わえるからいいのか〜。


昨年、散々なことになった西武でしたが、隅田知一郎の「チーム、フロントもやらないといけないと思っているでしょう。でも、やるのは選手。選手が変わらないとライオンズは変わりません」という言葉が沁みる。(「西スポWEB otto! 」)

補強に無計画(無頓着?)なカープはプロの球団としてどうかと思いますが、選手にはジャイアントキリングしてほしい。
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2025年1月17日

選手には浸透しつつある、新井さんの「カープ変わります」宣言の行方


昨季の最終戦後のセレモニーで、新井さんは言った。

「来シーズンは様々なことが変化する年になる。その先のカープのことを考えると、変わっていかなければいけない。変わるということは、それとともに痛みを生じてくると思います」

監督に就任した年は「1軍も2軍も全員戦力」、2年目には「いろんな選手にチャンスをあげたい」と言いながら、結局はベテラン優先の起用に収束していった。


ので、「変わります宣言」も、今年の新人合同自主トレを視察したときの「今年は昨年以上に若い選手にチャンスが来る年」と言う言葉も、鵜呑みにはしていません。

二度あることは三度ある、か。三度目の正直、か。始まってみないとわからない。

新井さんの「変わります宣言」となんら連動していない、いつも通りの球団の動きには気持ちが離れるばかりですが。思い切った戦力外通告なし、ドラフトで大砲候補をとらない、コーチ全員残留・・・このへんにしといたるわ!


それは置いといて(置いときたくはないが)、新井さんの言葉、選手には浸透しているのかなと小さな変化は感じる。

「今年ダメだったらやめるしかないんで」と、緊張感漂わせる松山竜平。(「スポニチ」)

「一からアピールしていかないと。変わったところを出せないと試合には出られないと思う」と、野間峻祥。(「スポニチ」)


こういう記事は記者の主観も入った切り取りとも言える。でも、昨年よりベテラン選手に緊張感を感じる。

というか、これが当たり前。今まで、カープの中堅・ベテラン勢は大切にされすぎてきた。

その点、菊池涼介は、10年連続受賞から、中野拓夢と吉川尚輝に譲ったゴールデングラブ賞をもう一度とりたい、そのためにも143試合出られる体を作っておきたいと、平常運転な感じも。菊池にはまだ現役としての臨場感があるから、かな。


生え抜きでない秋山翔吾の言動は、もともとプロ野球選手にあって当たり前の緊張感を感じる。

昨年、移籍3年目にして、まずまずの成績を残せ、少しホッとしたという秋山。「あのままで終わったら〈カープのフロントは何のために取ったんだ〉となる」。(「スポーツ報知」)

球団に甘やかされて首がつながってる勢にも、このヒリヒリした感覚、持ってほしい。染まるなっ、カープにっ。


そんな秋山にも、新井さんの宣言はストレートに響いているようだ。

「キャリアを積んできた人たちも、1軍にみんないれるという空気感では、もうなさそうだなっていう言葉が監督から出ている。去年やったから今年も大丈夫みたいな考えは正直持てない。もうよっぽど怖さの方があるんで。危機感がある」(「デイリースポーツ」)

この怖さ、今度こそ裏切らないで、新井さん。それが一番、怖い。

2025年1月16日

九里FAの人的補償なし、やっぱり金銭のみで着地か〜


1月16日、オリックスにFA移籍した九里亜蓮の補償は、金銭のみで決定。やっぱり着地点はココだったか。

それまで「人的補償の候補は誰?」と予測する記事が散見されていたけど、一切当てにならないので目を通さなかった(現役ドラフトのときも)。

2007年の赤松真人(新井さん→阪神)、2013年の一岡竜司(大竹寛→巨人)と、過去に人的補償の成功体験があったカープ。この二人は、三連覇でもチームを支えてくれた。

2018年の長野久義(丸佳浩→巨人)は、緒方監督の思い切りの悪い起用もあって、実績を残せたとは言えないけど、カープファンに良い記憶を残してくれた(そして巨人に帰っていった)。


もう一人、2024年、西川龍馬の人的補償で移籍した日高暖己。

オリックスファンからは、カープ移籍が決まったとき、「うわ、見つかってもうた」と言わしめた、山本由伸二世と将来を期待されていた選手。

プロ3年目の20歳、今のところ1軍登板なし。即戦力というより、これからの選手。急いてはいけないんでしょうが、今後どうなるの〜という存在。


人的補償の対象外となるプロテクトリストは28人。どんな選手が対象候補にリストされていたか知るよしもないのだけど、2年続けてオリックスとのやりとり。

西川も九里も、FAのBランク、人的補償に正直そんなに大きな期待はしていなかった。

でも、貴重な戦力を得る機会を選択しなかったのは、支配下枠があと2つしか残っていなかったから。(「デイリーポーツ」)



今オフの戦力外通告も、新井さんの「痛みをともなう変革」宣言を肩透かしに感じるような歯切れの悪さだった(もっといるでしょうが〜)。

現役ドラフトでは矢崎拓也を放出して、ファンを悲しませたばかり(でも、矢崎にとっての新天地を祝福することとして、もう何も言うまい)。

そして日ハムからサブマリン・鈴木健矢と、オリックスから31歳のユーティリティ野手・山足達也、2人の選手を獲得(2人も指名したのは現役ドラフト史上初)。


カープにはダブついてるユーティリティ内野手を今なぜ?感はありました。何事も始まってみないとわからない、カープの成功体験よ、もう一度・・・。

優勝する気がない球団にはとっくに愛想尽かしてますけど、プランのなさが見えまくりで、またかという感じです。

優勝したい選手たちの足を引っ張らないでほしいばかり。負けるな、選手たち。
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