2025年1月10日

マツダスタジアム暑さ対策に着手、もし選手が声を上げていなかったら?


オフの間、せっせと改修作業が進められているというマツダスタジアム。(「中国新聞」)

9年ぶりの天然芝の全面張り替えも。「芝の根が伸びてできた段差が解消され、イレギュラーの減少も見込まれる」とのこと。

「バウンドの仕方も変わる。本拠地の優位性を保つためにも早く慣れたい」と、守備のプロフェッショナル・菊池涼介、さすが。

超プロ野球 ULTRA」(1月5日、日テレ系)のトークタイムで、「いっぱいエラーしました。めっちゃ跳ねるんですよ、マツダスタジアム」と告白していた小園海斗。

東京ドームなど人工芝の球場で試合した後、「またマツダかぁ・・・」という気分になって、ホームに帰るときの新幹線がいちばん嫌とまで言い放った小園。の、ブルーは少し解消されるか? 練習もがんばろう。


12月初めの契約更改で、坂倉将吾や選手会長・堂林翔太らの要望の甲斐あってか、暑さ対策にも着手。

ベンチ内のエアコン(冷房)が3.1倍、ベンチ裏のウオーミングアップ室が1.6倍と、パワーアップ。

少しでも選手の暑さによる負荷が解消されることを願うばかり。やっぱり、声あげなきゃダメ!

一昨年も相当夏は暑かったが、選手たちは要望しなかったんだろうか。要望の声はあったけど、お茶を濁されたんだろうか。どっちだ?

もし選手が声を上げていなければ、何もしなかった?(だとしたら、ホラーです)


12月17日、會澤翼が会長をつとめる日本プロ野球選手会も、「夏の屋外球場でのデーゲーム開催について考え直してもらえないか」とNPB(12球団)に求めた。(「デイリースポーツ」)

球団によると、来季は夏場のマツダでのデーゲームや東京遠征の移動の負担が少ない、穏やかな日程とのこと。(「サンスポ」)

これは、選手会の意向が通ったのか、もともとそうなるスケジュールだったのか、よくわからないけど、どんどん声上げて環境をよくしていってほしいです。


ここ数年、夏場の暑さは尋常じゃないのに、NPBや球団側が主導して見直している感じがしないところが、謎。

もう一度言うけれど、選手から要望がなかったら見過ごすつもりだったの?

できるだけ選手やお客さまが快適に過ごせるようにって、考えないのかな。球団のエライ人たちは、夏場、球場に足を運んで現場を見ていないのかな。客商売として不思議です。


ところで、マツダスタジアムのビジターのシャワー室。シャワーが4台から7台に増設されるそう。

これを聞いて思い出すのが、「ジャンクSPORTS」(2024年1月21日放送、フジテレビ)で、森下暢仁が「マツダスタジアムのビジター用のロッカールームには浴槽がない、シャワーしかない」と暴露した話。

「そんなこと言うていいのん?」と心配する浜ちゃんに、「言ったら変わるのかなと思って」とサラッと言い放つ森下。いいぞ、森下、もっと言ってこう。

シャワーの数が増えたのは何よりだが、浴槽はどうなってるの?(作ったの? 相変わらずないままなの?)