2021年8月31日

小窪、復帰決まった、ロッテに決まった!


8月31日、小窪哲也のロッテ入団が発表された。

今年6月から、独立リーグ・九州アジアリーグの「火の国サラマンダーズ」でプレーしていた小窪。

NBP復帰を目指して独立リーグでプレーし、復帰がかなった選手は、ごくごくわずか。復帰が難しいことは承知の助だったけど、その姿勢とガッツを応援していたので(カープに在籍していたときより)、感動しました。

ロッテが小窪のどんなところを見込んで声をかけてくれたのか、早く知りたいです。

それにしても、ちゃんと見てくれている人がいる。NPB復帰を目指している選手にとって、希望になる話。藤井皓哉もがんばれ~。


昨シーズンオフ、「指導者にならないか」というカープからの打診を断り、現役を続けたいと自由契約の道を選んだ小窪。

カープ時代、黒田や新井、長野らとプレーすることで、「カープの野球しか知らない自分はこのままコーチになってもいい指導はできない。外に出てカープとは違う野球を見てみたい。視野を広げるためにも他球団で、もっといろんなことを経験してから指導者になりたいと思うようになった」という小窪。

パ・リーグ、しかも優勝争いしているチーム。入団が決まったからとて、どれだけ試合に出られるか、結果を残せるか、確証はない。また厳しい世界が始まる。

でも、小窪にとって、新しい世界を知るチャンスが与えられた。や~、よかった。

 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月30日

床田が帰ってきた! そして奨成いなくなった


8月29日、阪神戦(マツダスタジアム)、5対0。完封勝ちで3タテ!

秋山拓巳には、2019年5月19日に負けをつけて以降、負けっぱなしの目下8連敗中。長かった黒歴史にようやく幕の下りる日が。

1回裏、小園海斗の打球をファーストのサンズが後逸。秋山にとってアンラッキーなエラーの直後、まさに直後、初球を鈴木誠也が2ラン。わっしょい(あれ、どこぞの球団が最近騒いでたな)。

続く坂倉将吾がソロで、3対0と先制。わっしょい、わっしょい。

天敵・秋山を攻略するスタートを切ったものの、その後、6回裏までは追加点ゼロ。これ、カープにとってよくないパターンです。


だがしかし、だがしかし、5月27日以来の1軍のマウンドに返り咲いた床田寛樹がテンポよく快投。6回無失点、10奪三振ですわ。

もう1イニングいけそうな79球で投了。え~、という感じでしたが、2軍戦では球数投げていなかったという床田。じゃあ、今日はそういうことで・・・。

しかし、7回は森浦大輔が、大山悠輔にヒットを許すも、そのあと三者連続空振り三振。

7回裏には、1塁走者を置いて誠也が深刻敬遠のあと、坂倉がっ。2点タイムリーでっ、5対0。栗林3連投の心配はなくなりました(おそらく)。


8回、まさか懲りもせずコルニエルを出すんじゃないだろうな。と、チラとかすめたが、さすがにそこまでひどくはなかった。

8回に、塹江敦哉が帰ってきた。ここでも2三振。

9回はそうです、島内颯太郎です。2塁3塁の場面は生じましたが、最後は空振り三振でフィニッシュ。

完封勝ちだよ、おっかさん。つごう16三振だよ、おとっつぁん。


森下、玉村、九里、大瀬良のあとの、野村祐輔と床田。2敗は覚悟せねばだった。

昨日は野村が4回途中で降板したが、打線とリリーフ陣がゲームを作った。

今日は、床田が前半線のもどかしさを払拭する快投、誠也と坂倉の4番5番コンビが5打点で援護、リリーフ陣が無失点リレーで、4連勝。

今日のお立ち台は、床田と坂倉。坂倉は最後に、「選手は全員、諦めてないので、しっかり一つ一つ勝てるように頑張りますので、また応援お願いします」。

はい、私も諦めてませんよー。順位のことはともかく、最後までいいプレー見せてほしいです。


この日は、會澤翼がスタメンマスク。思ったより早い復帰で何より、お帰りなさい。ということは・・・さよう、中村奨成の名前はなかった。

今シーズン(いや、今後?)、奨成のスタメンマスクを見ることはないのかもと、ものすごく落胆したが、なんとかまた這い上がってきてほしい。

違う環境にいたら、もっと違う道があったのかと、奨成の大事な時間が過ぎ去っていくようでジリジリした気持ちになるのだが。

有無を言わさない結果出して(それでも節穴どもが多いので心もとないが)、上がってきてほしい。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月29日

勝ち越したが、8回のコルニエルほかほか選手起用に疑問あり


8月28日、阪神戦(マツダスタジアム)、7対6。勝ち越し決定。

先発は野村祐輔。2連勝の勢いをガクンと失速させそうな予感。森下、玉村、九里、大瀬良ときて、ここで先発の駒不足を感じる。

でも、何事もやってみないとわからない。こんなファンの決め付け、ふきとばしてくれ・・・はしなかった。

4回途中、3失点、90球で交代。今日もテンポ悪かった。佐々岡監督もまたひっぱった。交代した塹江敦哉が火消し。


しかし、打線の勢いは止まっていなかった。

1回裏、坂倉将吾の2点タイムリー、2回裏、野間峻祥のタイムリー、3回裏、鈴木誠也と菊池涼介のホームラン。

と、援護があったにもかかわらず、野村、次回はもういいです、という結果になってしまった。

5回を無失点に抑えたケムナ誠が6回も回またぎ。1失点するも、1塁2塁で佐藤輝明。見逃し三振で、ケムナ、吼えた。今日の勝利は君に、だ!


6回裏には、このところ不調だった林晃汰に2ラン。7対4。よしよしよし。

8回、森浦大輔が1失点。9回、コルニエルが連続フォアでバードにスイッチ、一人返して1失点。

蓄えを最小失点で守り、1点リードで、9回は栗林良吏。今日は三者凡退で、22セーブ目。

積み上げた7点でなんとかやりくり、逃げ切れました。誠也の復調に呼応するかのように、打線に活気が。これが4番というものなのか。


しかし、投打ともに選手起用には問題ありあり。コルニエルをまたも勝ちパターンの8回で起用。ここ3試合続けて、流れを変えかねない失点していたのを、ご覧になっていなかったの?

高橋樹也がいなくなっていたことにもびっくり。代わりに菊池保則が上がってきた。菊保の最近の2軍での成績、そんなによかったの?(ならばですが、役割果たしてた樹也を落とすまでのこと?)

この日もファーストには松山竜平。代打には、判を押したように、堂林翔太、安部友裕、長野久義。変わらず安打なし。過去の実績に頼る、ときめかない選手起用が再始動して延々続く。

中村奨成は透明人間なの? 監督やコーチの目に見えていないの? 存在がないかのような仕打ちに毎回静かな怒りが。私たちファンには奨成のこと、ちゃんと見えてるよ。

3連勝で勝ち越し。嬉しい中に、数点のモヤモヤが残る。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月28日

大瀬良が面白くなってきた。そして続くよ、奨成問題


8月27日、阪神戦(マツダスタジアム)、6対4で、2連勝。

8月14日の阪神戦では、西勇輝がカープの天敵だった時代は終った(と思いたい)と書いたが、1回裏、西わずか7球で三者凡退。あれ、また逆戻り? と、おぼつかないスタート。

2回には、大瀬良大地がロハス・ジュニアにホームランを打たれ、3回には、ファースト・松山竜平の悪送球で1失点。不穏な空気。

3回裏には、サンズのエラーで2塁に出塁した林晃汰が、けん制されタッチアウト。ますます不穏に。ところがどっこい、野間峻祥ヒット、西川龍馬タイムリーで、1対2。


4回裏には、鈴木誠也2塁打、坂倉将吾タイムリーで、2対2。菊池涼介タイムリーで3対2。

5回、1塁3塁で、大山悠輔をサードゴロにし止め、大瀬良と坂倉がコブシとコブシをガツン。しびれる~。

大瀬良、6回2失点で降板。7回、島内颯太郎が1点リードでマウンドに。

一生負けパターンなのかと、攻め際での弱さが目につき続けていた島内が、このところ、いい場面をまかされるように。この日も無失点。よっしゃー。

7回裏、西川、小園海斗ヒットで、誠也が2点タイムリー。誠也が今日もまた、走者がいるときに打った! 昨日の巨人戦では2本のホームランを打っても喜び控えめだった誠也が、塁上でガッツポーズ。しびれた~。


島内に任せたい感が出てきたのと裏腹に、8回、コルニエルが不安定。フォアも交え、2失点。5対4、1点差に。

今日はやっと栗林良吏が見られそうだ。しかし、1週間もあいた栗林。もう少しふところ温かい状況で投げさせてあげたいところに、石原貴規がホームラン、6対4。

9回の栗林、いきなりフォアあり、暴投ありで、ハラハラしましたが(だって登板間隔あきすぎだもの)、無失点で21セーブ目。


お立ち台には、大瀬良と石原。石原と並ぶと、大瀬良、大きいな。

前回、中日戦でのお立ち台で、「後半戦は、しっかり、僕を中心に勝っていけるように、そういう責任を持ってマウンドに上がって行きたいと思ってます」と、暗に、いや確信的に「俺がエースだ」宣言をした大瀬良。

この日も、「僕が投げるときは勝つんだという想いでマウンドに上がりました」と、また出た、俺がエースだ宣言。

前半戦、ガリガリだった大瀬良(by誠也)が、最近ギラギラしてきて、面白い。これも森下暢仁の存在が大きいと思うのだけど、チーム内でギラギラ感があるのはすごくいい。

いかんせん野手が。前半戦、若い小園と林がレギュラーの座をかちとろうとギラギラ(キラキラ?)している面白さはあったが、二人もレギュラーに確定しつつあり、蹴落とされないようにしよう感が薄まってきている。

相変わらず、松山や安部友裕がスタメンに時おり出没。競争感に欠けたベンチのこの選択。


かつてまだドラフトがなかった巨人の黄金時代、直接見てはいないけど、王さんや長嶋さんが和気藹々と野球をやっていたと思えない。

互いにライバル、互いにギラギラしていたんじゃないだろうか。あれだけのタレントが集まっていた巨人。レギュラー競争も大きかったはず。

山本浩司さんも、現役時代は衣笠祥雄さんとろくに口を聞かなかったという(さすがに最後の方はそうでもなくなったそうだが)。それくらいライバルとして認め合って、凌ぎあっていた。

それを思うと、今のカープ、選手同士仲がよさそうで、チームの雰囲気はとてもいい。そのことは素敵なことでもあるのだけど、成績不振の選手でも、まるでそこが定位置かのように繰り返し試合に出すベンチ。

これでは強いチームに育たない。やっぱりベンチの選手起用に問題あり。

栗林の登板が1週間開いたのは試合の展開上しかたのないことだったが、中村奨成は8月21日の中日戦での代打以来、出番がない。

マウンド上でのギラギラ感が似合う奨成をベンチに置いたままなんて。見る目のなさすぎるベンチに大問題あり。

 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月27日

ホームラン5本で11点。おととい来い、昨日来い


8月26日、巨人戦(東京ドーム)、2対11で、連敗ストップ。

1回、いきなり鈴木誠也の2ラン飛び出た。後半戦になって、やっとのホームラン。昨日のブログで「今の状況を打開してほしい」と書いたら、翌日打開した(一時的でありませんように)。

走者がいるとき、打たない誠也。ソロでないことにも喜んだ。

続く坂倉将吾もホームランで、3点先制。右肘痛めた影響がまだ残っているであろう菅野智之。コンディションよくない状況とはいえ、取れるときに取っておこう。

6回には菊池涼介が2ラン。

7回には、またしても誠也が3ラン(またソロじゃなかった)。

9回には、またまた坂倉が、今度は3ランで、2対11。


こんなしうち、相手チームにされたことならあるが、今日はどうしたことか。打点はすべてホームラン。

「ご利用は計画的に」といかないのは重々承知ですが、それがゲームの面白いところでもありますが、はー。一昨日の森下暢仁、昨日の玉村昇悟のときに、1本でも打ってほしかった(と、多くのカープファンが思っただろう)。

タイトルは最初、「おととい来やがれ、昨日来やがれ」にしていました。「おととい(と昨日)来てくれたらよかったのに」という気持ちをこめて、皮肉もこめて、啖呵きりたかった。

ただ、「おととい来やがれ」は、「もう二度と来るな」という意味。ホームラン(得点)は何度でも来てほしい。毎日来てほしい。もう二度と行かないで、です。


九里亜蓮は6回1失点で8勝目。勝てたからよし、ですが、5回裏の3連続フォアで押し出し1点は、いただけなかった。

相手投手・チームとの巡り合せがあっての野球なので(いや、味方との巡り合せも大きいな)仕方ないことだけど、森下と玉村のときにも頼むから打ってくれ。

一気に爆発的に点をとって、次の日はスン。みたいなこと、カープよくありますから。

相手が弱っているとき、これでもか~と点をとる弱いチームのパターンでないことを願って、阪神3連戦でお手並み拝見ですよ。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月26日

玉村勝たせたくないの? 打線、盛りたてる気概なし


8月25日、巨人戦(東京ドーム)、5対3で、3連敗。

またしても、好投した先発投手を援護できなかった。長打でとどめ刺された。

カープ先発の玉村昇悟、今日も魅せてくれた。

先制点をもらった直後の1回裏、フォア押し出しで1点与えたはしたが(今日の主審、ストライクゾーン狭かった。玉村は悪くなーい)、直後の2回、自ら2塁打放って2点タイムリー。1対3とひっくり返す。

3回裏、岡本和真とウィーラーにタイムリーを浴び、同点とされるが、大崩れすることなく(ここが毎回素晴らしいと思う)、6回3失点、今日も先発の仕事をしました。


6回裏には代走・重信慎之介の盗塁を阻止。投げて、打って、けん制球でも魅せて、それなのに゛(ボッ、噴火!)

この日、ベンチ入りした中で一番若い20歳の選手がこんなに頑張っているのに、昨日の森下暢仁に続いて、なんでこうも盛りたてていこうとする気概が見えないのか、カープ打線。

7回裏、島内颯太郎も無失点と頑張った。

8回裏は森浦大輔? ではなく、お久しぶりのコルニエル。ゴーン。ポーン。昨日、目立たなかった岡本が157kmのストレートを2ランで、5対3。球は速ければいいものではないという事実。これで栗林良吏の出番も消えました。


玉村は4試合連続クォリティスタート。私の中では、森下とともに見たいと思わせてくれる選手。それでも7月2日の阪神戦以来、勝ちがない。

この日も、「やっぱり点の取られ方が良くないので、これから勝てるようにやっていきたい」と試合後にコメント。

森下も玉村も、精一杯仕事しているにもかかわらず、打線の援護に恵まれず。それでも試合後、自分の中の目的地を見誤らないコメントをしている。

なんだろう、森下と玉村がマウンドに上がっている姿を見ていると、プロ野球を感じる。それは勝負しているのが伝わってくるからなんだろうな。打者にももっとこういう存在がほしい。

玉村、作家の保坂和志さんや村上春樹さんに顔立ちがちょっと似ているような。渋い。高校を卒業してまだ2年目。身体は大きくないけれど、初々しいけれど、そうよ、プレーも若々しさの中に落ち着きがある。あたふたしないんだから。見習え、先輩どもめ。


今日もホームランでとどめされた。ホームラン数、セ・リーグで巨人がダントツの125本。カープはその約半分の63本(中日はさらに少ない52本)。パワーの違いは火を見るより明らか。

「4番の差」と言われてしまった試合。4番の重み。前半戦、打撃好調だった林林晃汰が4番に抜擢されたとたん、うんともすんとも快音が響かず、4番の重みてきめんだったことが。

プロ3年目の林ならまだしも、チームの柱である鈴木誠也、今の状況を打開してほしいのだけど、誠也の復調をただお祈りモードで待っているベンチもどうかと思う。

プレーするのは選手。でも、誰を試合に出すかを決めるのはベンチ。ここは選手には手が出せない。

選手にも仕事してほしいが、ベンチこそ仕事してほしい。と、何度でも書く今シーズン。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月25日

森下勝たせたくないの? 坂倉外してスタメンに堂林と松山て


8月24日、巨人戦(東京ドーム)、3対1。

森下暢仁でまた勝てず。6勝6敗、森下の勝ち数と負け数がとうとう並ぶ。

スタメン見て思ったのは、これは森下への嫌がらせ? 2番に堂林翔太、5番に松山竜平。あれ、打率のいい坂倉将吾がいない。具合悪いの? そして、やっぱり今日も石原貴規かぁ。

松山はメルセデスとの過去の対戦成績がよいとか。坂倉は松山にファーストを譲ることに。なら、松山、絶対打てよな! だったが。

3回裏、坂本勇人のホームランで、1点先制された直後の4回。野間峻祥が粘ってフォア、堂林ヒットで、小園海斗にまぁたバントさせて、2塁3塁。鈴木誠也フォアで満塁。

の場面で、松山。ファーストゴロで1対1、同点に。たしかに点が入ったのはよかった。が、満塁で1点・・・。気前、悪いよ。


なけなしの1点をもらった直後の4回裏、大城卓三に一発。2対1に。
 7回裏、見方の反撃を待つべくして森下マウンドに上がるも、また大城に一発。3対1。

8回、森下に勝ちをつけるための最後の攻撃。力なく見守るも、森下の代打に田中広輔。

このところの代打の成績もかんがみてのこととは言え、「スキあらば田中」感がよぎって、そういうベンチの邪心がどれだけファンを落胆させてるのか、わかってないだろうな。

田中は凡退。野間がヒットで出塁。この日、野間だけは打席でも粘り、打ち、この後盗塁も決め、ひとり気を吐いていた。


9回、1塁2塁で、石原の代打に安部友裕。え、ここ、安部?右左的に、安部かもしれないが、え、安部?(2回言った。いや、何度でも言う)

「スキあらば田中」の次点に位置する、「スキあらば安部」。これはどこかから仕組まれた八百長なのか。中村奨成は? 長野久義は?

しかし、安部は粘った。が、8球目を空振り三振。

試合後、「いろいろ打順を変えたり(相手)投手のことを考えたりしながらも、なかなかうまくいかないし。相手みたいに本塁打で点が入るのが一番だが、長打も見込めないので」と、佐々岡監督。(「東スポWeb」)

長打が期待できるクロンや正隨優弥に出場の機会を与えず、どの口が言う、です。フロントも長打力より投手力に重きを置いているようだし、自業自得なんじゃあ。


森下に勝ちがつくのを何よりの楽しみに見ているのに。あまりの援護のなさに、また楽しみが絶たれてしまった。あ、、栗林良吏にセーブがつくのと、坂倉と小園の規定打席到達も楽しみ・・・。

森下クラスの投手なら、捕手が誰であれ関係ないとは思うが、1年目、実績を残した坂倉とのコンビをどうして解消させたのだろう。

坂倉も、キャッチングや送球に問題は、ある。でも、森下、石原と組むようになって、つまらなくなった。坂倉のサインにブンブン首を振って、グイグイ投げて勝ちをつけていった一年目。あのおもしろさをもう一度。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月24日

張本さんの謝罪について興味深い後日談


日ハムファンへの挨拶(謝罪)もないまま、巨人に移籍した中田翔のことを昨日ブログに書きましたが。

中田に関しては、それをセッティングしなかった周囲にも問題感じますが、謝らない(謝れない?)人たちのこと、目につくこの頃です。

8月8日、「サンデーモーニング」(TBSテレビ)で、張本勲さんがボクシング女子フェザー級の金メダリスト・入江聖奈さんに対して、「女性でも殴り合いが好きな人いるんだね」「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技、好きな人がいるんだ」と、リスペクトの感じられない偏ったコメントをした。

「サンデーモーニング」は日本ボクシング連盟から抗議文を受けとり、8月15日、番組内で謝罪したが、その謝罪の仕方もなんともズレていた。


スポーツコーナーに入る前、司会の関口宏さんが「お詫びしなければいけません」と口火を切り、担当アナウンサーの唐橋ユミさんが謝罪文を読み上げた。

関口さんが「私も会話の途中でも間違いを正せばよかったかということを反省させられました」とつなぎ、リモート出演の張本さんが「今回は言い方を間違えて反省してます。以後、気を付けます」と言っただけで、すぐコーナーに入った。

え、張本さん、これだけ? 周りから批判があったから謝る形をとったけど、自分のしたことわかってるの?

謝れない、謝り方を知らない人という感じだった。自らの発言で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞めることになった森喜朗さんみたい。


その翌日、伊集院光さんが「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ)の中で、この謝罪の仕方を問題に感じたと話していて、気持ちにぴったりきた。

その日は、まさに前日、「サンデーモーニング」に出演していたジャーナリストの青木理(おさむ)さんが、ニュースコーナーのコメンテーターとして登場していた。

その日読まれたニュースとは直接関係ないことだったけど、あえて伊集院さんは話題にした。

「張本さんの発言自体も問題だし、この謝罪の仕方がとても問題だと思う。関口さんもこの謝罪の仕方でいいとゴーサインを出している。関係のないアナウンサーにコメントを代読させるというやり方も、より間違っていると思うんです」と。

「張本さんも関口さんも、もしかしたら青木さんも参加してもらって、もう1回このことについてやったほうがいいと思います。張本さんが何をどういい間違えたのかをちゃんと説明できないのならば、ダメだと思うんです」と。

青木さんもそれを受けて「そうですね。僕もいろいろもの申してみたいと思います」と言っていた。


そこで、8月22日の「サンデーモーニング」では、どんな対応がされるか、興味をもって見ていたんです。

この日、隔週で出演している青木さんも番組に登場。ところが、いつもスタジオ出演している青木さんが、初めてリモートでの出演。

たまたまスケジュールの関係や、番組内での割り振りが変わっただけなのかもしれないけれど、唐突で、ちょっと嫌な感じを勝手に受け取ってしまった。もしかしたら、青木さんが番組にもの申して、少し距離を置かれたのでは?って。

スポーツコーナーはいつものように、何もなかったように始まった。ただ、番組の中で、アフガニスタンでタリバンが政権を掌握したニュースでジェンダーの話題が出たとき、関口さんがこう触れていた。

「サンデーモーニングで、このジェンターに関してちょっと問題を起こしました。これは大変申し訳なかったと私は思っております。これからの世の中、世界で、ジェンダーを中心に色んなことが起こってくるんでしょうが、うちの番組も勉強しながら取り組んでいかなきゃいけないな、と思っております」。


張本さんにはしゃべらせず、これでいったん幕引きしたのかな。これでよしとした番組にはがっかりした。

張本さんはよくも悪くもいろんな意味で、この番組で注目を集めている人。結局、番組は張本さんを守ったんだなって(私は、張本さんの野球の実績についてはすごいと尊敬しています)。

おまけに、スポーツコーナーには、中田の巨人移籍(暴行ざた)について、「渇!」もなく、立浪和義さんも張本さんも「移籍が決まって、よかった、よかった」という感じだった。

野球関係者がみなそうだとは思わないけど、世間からズレてるなと思った。


ところで、8月19日の「アシタノカレッジ」(TBSラジオ)で、台湾のデジタル担当大臣、オードリー・タンさんのインタビューが素敵だった。

オファーしたところ、快く引き受けてくれたそう。特別なことではないかもしれないけれど、外国のラジオのローカル局のオファーも受けてくれるのだと、ちょっとびっくりしました。

質問のひとつひとつにちゃんと応じてくれていて。あぁ、日本の政治家でこんなふうにたずねられたことに正面から応えてくれる人がどれくらいいるんだろう。

と、安部前首相から菅首相、丸川五輪担当相らほかほか、国会での答弁や記者からの質問にまともに答えていない政治家のありさまを多々思い出す始末。

ときに、声が大きく、攻撃的な物言いをする政治家も見かけて、普通の言葉(感覚)で話してもらえたらなと思うことがある。それを思うと、オードリー・タンさんの柔らかさはいつも心に残ります。この人を抜擢した人も、素晴らしい。

と、つねづね言葉には人が出る、大事なものと思います。佐々岡監督のコメントもまた・・・。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月23日

中田翔に甘すぎるんじゃないの? 栗山監督も原監督も


8月22日のヤクルト戦は雨で中止。

佐々岡監督曰く、野村祐輔、ボールのキレが戻ってきたとか。

やってみないとわからないが、期待と不安が半分半分(ヤクルト打線に打たれそう )。中止になってホッとした日曜日。

24日からの巨人3連戦は、森下暢仁、玉村昇悟、大瀬良大地? かなり楽しみ。頼れる先発が集中しすぎでは(その次の阪神戦が・・・)。


ところで、後輩への暴行が発覚して無期限の出場停止処分を受けていた中田翔が、8月20日、巨人に移籍。

中田にとって働き口を得ることができたのは何よりなことだったけれど、21日は代打で出場、22日にはスタメンで出場して2ラン打った(試合は引き分け)。

移籍の背景には、栗山監督から原監督へのホットラインがあったようだが、そのいきさつを知るまでは、巨人も懐が広いというか(深い、ではない)、何でもほしがるというか、見境ないとも思っていた。

ほしいと思ってもらえるのも中田の才能あってのこと。コンスタントでなくとも、チャンスの場面で打つ不敵なイメージ。相手チームにとっては、ちょっと嫌な存在。

それにしても、現場復帰が早すぎる。栗山監督も原監督も、日ハムも巨人も、中田と、起きた事に対して甘すぎる。

日ハムファンへ何の会見(あいさつ)もないまま、もう巨人のユニフォーム着て、プレーさせるって。で、2ランを喜ぶ原監督や巨人ファンもどうかと思う。


中田の移籍に関して、広岡達朗の記事を見つけたのだが、最後の言葉にグッときた。

「大事になってくるのはコーチの存在だ。日ハムは、栗山以下コーチが、彼のやりたい放題に放置したから、こういう事件が起きた。原以下、巨人のコーチが中田と一緒になって野球への向き合い方、取り組み方を変えることができるかどうかにかかっていると思う。本来コーチには選手に幸せをつかませるという役目があるのだ」(「Yahoo!ニュース」)

以前、「監督・コーチは選手の大事な時間を預かっているという自覚はあるのか」という記事を書いたことがあるので、ことさら。


どんな職業も「サービス業」と考えれば、おのずと仕事への姿勢が決まってくる。政治家も公務員も(会社員や自営業者も)、サービス業という意識が土台にあるかないかで、仕事の質がうんと変わると思う。

そういう意識が抜け落ちているから、新型コロナ感染拡大から1年半以上経っても、病床の確保もPCR検査数も増えないまま。生活保護を受ける権利がある人への広報も対応も歯切れの悪いまま。もっと気持ち込めてサービスしなさい、国民に。

今のカープの監督やコーチの大半を見ていると、選手に幸せをつかませるための、ファンを喜ばせるための仕事をしていると思えない。

もっと仕事してください。もちろん、選手も。プロ野球は客商売なんですから。

ちなみに、大久保博元(デーブ大久保)さんによると、広岡さんが西武の監督をしていたとき、広岡監督解任の知らせを聞いて、移動中のバスの中、選手みんなで万歳したそうです。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月22日

大道見てたら、逆に玉村すごいと思えてきた


8月21日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、3対8。3連勝できる底力なし。

大道温貴、塩見泰隆への初球がデッドボール。ここですでに、今日もまた?の不穏な空気。

つづく青木宣親に2塁打、山田哲人に先制タイムリー、村上宗隆にフォア。もう正直、ブルペンに電話して~(交代して~)という気持ちになった。

1回裏、満塁の場面で坂倉将吾が犠牲フライで1点、同点に。すぐに追いついたのはよかったが、ごっそり長打のないカープ。

3回裏にも、1塁3塁で、鈴木誠也が犠牲フライで2対1。ここでも最低限の仕事はした。が、コツコツ積み立てでは、後でごっそり持っていかれてしまうの巻。


4回、1点リードしてもらった直後、大道がサンタナに2ラン浴びる。う゛。

5回、またしても青木と山田の連打のあと、村上の2点タイムリーで2対5に。あ゛ー。大道、ここで途中降板(引っ張りすぎでは?)。

5回持たずに5失点は厳しい。昨日の九里亜蓮に続き、モヤモヤする。

言うても大道、1年目。シーズン途中で、リリーフから先発に。まだ先発仮免中みたいな、途上にある人。これからの人とは言え、ひとり相撲しているような感じが。試合を託せる気にはまだなれない。

それを思うと、玉村昇悟は2年目と言えど、先発1年生の20歳。試合を重ねるごとに成長が見えて、試合を託せる雰囲気がある。


大道から代わった塹江敦哉。ここでまたボカッと1発行かれたらとおそろしくもあったが、ここは無失点に。

6回7回と回またぎした高橋樹也も無失点。よくやった。

6回裏、大西広樹の暴投で1点追加、3対5に。まだじりじり、諦めませんよ。

7回には、オスナの2塁打が出るも、西川龍馬からの好返球の連携プレーで青木の本塁タッチアウトを阻止。さぁ、反撃はこれから。というとき、雨で約1時間の中断。


カープ側は、お客さまをあれほど待たせても、リードされたままコールドゲームで終りたくないという一心だったと思うが、ファンとしても逆転して3連勝を見たい気持ちもあったが、結果的に選手(リリーフ陣)を疲弊させる結果に。

8回、島内颯太郎が連打とファオで、2アウト満塁、バードに交代。青木に2点タイムリーを打たれ、3対7。もうほぼダメな空気に。

9回、ケムナ誠もフォア2コ出して、1失点・・・。

9回裏、代打の長野久義は併殺打だし、もう。

昨日は、中日・カープ・DeNAと下位のチームがみな勝った。この日も、中日とDeNAが連勝。大差はあれど、上位のチームに少しでも近づきたいという気運の中、カープは取り残され、また最下位に。

爆発力はないけれど、それでもコツコツ点をとっていた打線、先発という土台がしっかりしていないと、とまた思わされた試合。

と同時に、投手がどうあれ、やっぱり長打がないと勝てないとも思わされた試合(これで何度目?)


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月21日

黒から白に、一気に5点で大逆転


8月20日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、5対4。6回裏に一挙5得点。またダメなのかと思われた試合を逆転勝ち。

前回の登板に続き、九里亜連がピシッとしなかった。2回に村上宗隆、3回に元山飛優、4回またしても村上に、1イニング1本ずつ、ホームランをポンポンポーンと3本打たれる。中村祐太分割方式かー。

5回には、青木宣親のタイムリーで、0対4。5回4失点で降板。

先発が、勝ち頭がこれでは。昨日、大瀬良がいいピッチングを見せただけに、しっかりしてくれ感が。


一方、ヤクルト先発の田口麗斗。阪神の西勇輝、秋山拓巳に続き、天敵になりつつある田口(西は天敵リストから外れつつあるが)。

この日も打てない、粘れない。5球以内で打席が終わる。5回終了時点で、田口の球数49球。なんじゃごうりゃぁ、です。ここまでは完投ペースでした、ここまでは。

4点ビハインドは厳しいが、このまま終らないでなんとかして。という6回裏、菊池涼介がホームラン。

塹江敦哉の代打に中村奨成。よしよしよし、出番です。打球はボテボテ、キャッチャー方向へ。しかし、奨成は全力疾走で内野安打に。よしよしよし。流れ、とぎれさせなかった。

続く野間峻祥がヒット、長野久義の打球をショートの元山が悪送球して、奨成がホームベースを踏んで帰ってくる。

2対4。奨成にホームベースはよく似合う。というのを、どうしてわからんのか、首脳陣。


1塁3塁で、小園海斗タイムリーで、3対4。まだノーアウトです。ここで田口は球数61球にして降板、大下佑馬にスイッチ。

1塁2塁で、鈴木誠也。そろそろアウトが着くころか。という予想を裏切り、誠也も続いた。タイムリーで4対4、同点に。

ここで、ベンチは坂倉将吾にバントのサイン。今日、当たっていない坂倉ですが(5回まではチームで2安打。ほとんどが当たってなかった)、坂倉にバントさせるなんて。せっかくの追い上げムードに、その消極的姿勢(またかーい)。

でしたが、坂倉バントを決めて、2塁3塁。ここで堂林翔太の代打に、松山竜平。せめて犠牲フライ打ってと思っていたら、ほんとに打ってくれた。小園帰って、5対4。

オセロの盤面が黒から白に一気にひっくり返ったような6回裏。


ここからの継投が大事に。7回、ケムナ誠が2塁3塁の場面を作るも、切り抜ける。

8回、バードが村上を空振り三振。ここはワンポイントで、森浦大輔にスッと交代。

森浦、勝ちパターンに帰ってきた? よしよし、ハラハラ。ここは二者連続三振でビシッと抑える。

7回裏には2塁3塁、8回裏には満塁のチャンスを作りながらも追加点を取れなかったカープはどうかと思いますが、9回、栗林良吏が三者凡退、20セーブ目かちとりました。

ヒーローインタビューは、バード、森浦、栗林のお三方。リリーフ陣のお立ち台はまた格別。もっと見たい。初めてのお立ち台にものすごく緊張していたというバード。最後には笑顔も見え、可愛かったな。

今シーズン、ヤクルトに負けすぎでしたから、後半、そのツケを払っていかないと。今日はその口火(となってほしい)。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月20日

大瀬良の「俺がエースだ」宣言が出た


8月19日、中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、1対3。やっと点を取った。勝ちました。

大野雄大と大瀬良大地の投げあい。今シーズン、森下暢仁と柳裕也が両チームの実質エース。だから、エース対決というより、旧エース対決と感じていたが、なんのなんの。

打線は、菊池涼介が2番から8番に。これは納得。2番長野久義、5番松山竜平。

人間、やっぱり、これまで通りに落ち着きたがる習性があると言いますが、ベテラン出してきた。思いきった若手起用はどこ行ったー。


1回、小園海斗にヒット。ここ2試合、快音なかったので、ホッとした。2試合ぐらいでガタガタ言うな。ですが、打てなかった打線の妙な空気のようなものが解ける兆しか、と。

4回まで互いにゼロ行進。4回裏、走者3塁の場面で、福田永将のレフトフライを鈴木誠也がスライディングキャッチ。

思わず誠也にガッツポーズ出た。よっしゃー。熱を感じた。こういう好プレーの後、流れがやってくるかも。


えぇ、今日はしっかりやってきました。走者1塁、大瀬良がヒットで、1塁3塁。野間峻祥のタイムリーで1点先制。点が、点がやっと入った(なんというレベルの喜び)。

6回裏、小園のライトフライを今度は福田が追いついてキャッチ。思わず大野ガッツポーズ。やられたー。互いに好プレーが出て好感持てます(その後、溝脇隼人のファンブル出ましたが)。

松山1塁で、坂倉将吾がフェンス直撃の2塁打を繰り出すも、松山本塁タッチアウト。松山でした。

6回裏、1塁2塁で、福田を空振り三振。大瀬良、ガッツポーズ出た。今日はあちこちに熱を感じます。


7回、大野が先にマウンド降りる。代わった岡田俊哉から、野間がまたしてもタイムリー。続く長野もタイムリーで0対3。

小園も打って、1塁3塁。岡田から藤嶋健人に代わって、誠也。今日こそは栗林良吏見たいから、もう追加点いいよと、贅沢な(まちがった)お願いをする始末。誠也、空振り三振。

大瀬良は7回無失点で投了。こうなると、8回が肝に。球にキレの戻ってきた森浦大輔なんてどうかしら? と思っていたが、そうかコルニエル。フォアを出し、ビシエドにタイムリーを打たれてしまう。

9回、小園に2塁打。誠也は空振り三振。でも、今日はいいことにします。

2点リードで、やっと栗林の登場です(ここでまたしても捕手は坂倉から石原貴規に。投手が完投で自信をつけるように、最後まで坂倉に任せてほしかった)。

堂上直倫にヒットは許しましたが、あとはきっちり。久しぶりに勝ちました。栗林のセーブも19になりました。


この日、なにより印象的だったのが、大瀬良のヒーローインタビューの最後の言葉。

「後半戦は、しっかり、僕を中心に勝っていけるように、そういう責任を持ってマウンドに上がって行きたいと思ってます」

「俺がエースだ」宣言。自ら、大瀬良がここまで力強く言ったことがあっただろうか(あったかもしれないが)。これも、森下の存在が刺激になっていると見た。

大瀬良はここのとこ続けて、ヒーローインタビューのときにはいつも、坂倉の名前を挙げてくれている。こういうちょっとしたこと、嬉しい。

この日も、「坂倉がうまくリードしてくれました」とたたえた。そこもまた、復帰後の黒田博樹が石原慶幸のリードについてよく触れていたことと重なる。

森下が捕手の名を挙げることはほとんどないような。社交辞令めいたことは言う必要ないし(言わないだろうし)、そこもまた、いい意味で森下の俺さま的なところが出てるのかもしれない。

投手間のいい刺激は大歓迎。野手陣の刺激も、もっとほしい。これはベンチの偏った選手起用がかなり足を引っ張っているので、そこを改革しないと(=人を入れ替えないと)。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月19日

2試合連続完封負け、そしてありがとうジョンソン


8月18日、中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、3対0。2日連続の完封負け。今シーズン11度目の完封負け。

30イニング連続無得点だとか。かたやソフトバンクは42イニング連続無失点というのに。

2日続けて、ものすごい速さで試合が終わった。先発は仕事をしたのに、打線が低体温だった。大丈夫か。生きろ、ビチビチ(頬をたたいて生存をたしかめる)。


安打は5回、鈴木誠也の1本のみ。ここで誠也は盗塁決めて、坂倉将吾のファーストゴロで3塁まで進むも、長野久義ファーストゴロに終わり、誠也本塁タッチアウト。

左腕の松葉貴大対策で入れた6番・長野、8番・上本崇司。6番はいつも通り林晃汰でいいのでは? 上本の名をスタメンに見つけたときには、上本? うえもと↓ ウエモト↑ 謎すぎて連呼してしまった。

ならば、サード林、ファースト中村奨成という選択肢はないの? 上本で勝とうと思っているベンチの頭の中がこわい。田中広輔を大事にし過ぎていることと同じくらい、こわれてる。

6回、デッドボール、フォア、フォアと満塁のチャンスで、4番の誠也。ここで松葉から田島慎二に交代。打てていない中、降ってわいたチャンスも、誠也はサードゴロで終了。

中日は4番のビシエドが5回裏に追加点を入れていた。隣の芝生がちょっと青く見える。


玉村昇悟はよく投げた。いまカープで、森下暢仁と玉村の試合が一番ワクワクするし、まかせられる。

6回3失点。プロ2年目の20歳。何の落ち度もない。昨日の森下同様、試合を作っている投手に完封しろとでもいうのか。完封しても、打ててないから勝てないけどね。

6番目のローテは誰かと注目していたら、8月19日の先発は大瀬良大地。6番目はいったい誰なんだ? 大瀬良を中5日で投げさせてまで、しかるべき人がいないのか?

ベンチもベンチだが、選手も選手だ。せっかくの絶好のチャンスなのに。


この日、ジョンソンの引退が発表された。

昨シーズンオフ、カープを退団して、どうしてるのかなとずっと気にかかっていた。ジョンソンほどの人にオファーがないのかと(DeNAのロペスも)。

なんのセレモニーもなく終った後味の悪さだけが残っていただけに、ジョンソンのメッセージ、泣いた。

カープの三連覇を支えてくれた一人。今シーズンも、ジョンソンがいてくれたらと思ったこともあった。ありがとう、ジョンソン。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月18日

森下のような勝ちへの強い気持ちを打者も持とうよ


8月17日、中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、3対0。今季10度目の完封負け。

試合前、「投げる試合は全て勝つつもりでやりたい」「防御率や勝利数など、すべてのタイトルを狙いたい」と宣言していた森下。(「デイリースポーツ」)

こんなふうに公言できる選手は今、少なくともカープにはいない。気持ちいいくらいの強気。それを支える技術やタフさもある。

選手が全員、こんな姿勢でいたら。いや、そうじゃないからカープは勝ててないんじゃないかと思うほど。

思い起こせば、オリンピック日本代表は、そういう気持ちを持ったレベルの高い選手が集まっていた(から勝てた)んだなって思う。


森下、7回2失点と仕事した。

が、先頭打者を進塁させられない2番打者。頼みの中軸にも快音なし。

8回、ヒットを打っていた石原貴規の代打に田中広輔、続いて森下の代打に安部友裕を出してきたときには、何がしたいのか、勝ちたいと思っているのか、ベンチの意図がまったくわからなかった(安部はヒットで出塁したが)。

松山竜平もいたのに。なんでそこまでして田中にこだわるのか。緒方前監督時代からの謎。2軍選手のモチベーションも含め、チームの雰囲気、悪くならないのか。

8回裏のケムナ誠も、今季初スタメンの渡辺勝にポーンと1本打たれてしまうし。


森下も3回裏、フォアを出し、盗塁を決められ、渡辺に先制タイムリーを許し、もったいない場面もあったが、7回2失点。誰が森下を攻められよう。これ、毎度のごとく言ってます。

よく、お立ち台で、「ピッチャーの○○さんが頑張っていたから」と言う選手が多いけど、森下、毎回、頑張っている。だったら、毎回打ってと思う。


「(日本代表は)一人一人がしっかりコミュニケーションを取っていた。いいチームでした、カープもとてもいいチーム。投手と野手が仲良くやっていくことがチーム全体にプラスになる」と、オリンピック後、語っていた森下。(「スポーツ報知」)

試合後にも、「このチームで勝ちたいと思ってやってる」と。(「東スポweb」)

こんな逸材がカープに指名されてよかったのか、ときに気がかりだったが、ファンとしては力強い言葉。

「投げる試合は全て勝つつもりでやりたい」というのは、ピッチャーからの「点をとってくれ」という強いメッセージ。どんなに好投しても、援護がないと勝てない。

森下くらい強い覚悟を持って、打者も、頭と体使って!(ベンチは頼りにならないから、選手、しっかり)


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月16日

頭と体をフルに使って野球できたら、さぞかし楽しいだろうに


8月15日、阪神戦(京セラドーム大阪)、3対0。完封負け、勝ち越しならず。

いいかげん今日こそは秋山に負けを。という1回、先頭打者の野間峻祥が3球三振。ド~ンという始まりに。

しかし、菊池涼介フォア、鈴木誠也ヒットとチャンスを作るが、坂倉将吾ファーストゴロで終わり。

3回にも、出塁はできなかったが野間が9球と粘り、小園海斗2塁打、誠也内野安打で、1塁3塁。ここでまた坂倉。が、ショートゴロ。

4回、西川龍馬と石原貴規が連打で、1塁2塁。ここで、大道温貴の代打に田中広輔。んー。田中? エキシビションマッチでは快音聞かせていたようなので、そういう判断なのかもしれないが、ここで田中なのか。

見逃し三振で、田中はそのままサードの守備に。終盤でもないのに早いお出まし。ベンチの「すきあらば田中」がまた頭をもたげてきたのか。


秋山は5回89球で降板。それでもまだ、いつもに比べたらスイスイ快投ではなく、球数投げさせた方だ。チャンスも再三作り、早めにマウンドから降ろしはしたが、1点をとることができなかった。

一方、大道は、1回裏、近本光司に先頭打者ホームラン。またかぁ。今日もまたかーという始まりに。が、最小失点でとどめ、中村祐太のようなことにはならない。

3回裏、サンズのタイムリーで2対0。その後フォアを連発、なかなかイニング終らない。テンポ悪い。満塁のピンチは切り抜けたが、4回の攻撃、チャンスの場面で代打を出される。

大量失点はせずとも、昨日の九里の4回に続き、先発が3回しか持たないというのは、厳しい。

そんな中、5回6回を投げたケムナ誠、7回8回を投げた森浦大輔がよかった。ケムナは小園のエラーで走者を出してしまったが、二人とも、阪神打線をピシッと封じた。

大瀬良大地、九里亜蓮、大道温貴と続いた先発。この中に森浦のようなタイプが入るとバリエーションに富んで面白そう。いま、左腕の床田寛樹、高橋昂也も不調だし。でも、中継ぎ事情からそうもいかないんだろうけど、来季以降、見てみたいです。

こういう投手のがんばりが波を呼び寄せて・・・ほしかったが、打線は阪神の後続に手が出なかった。


いつもに比べれば、秋山に迫らなくはなかったが、結局勝てなかった。秋山に8連敗。寒っ。

工夫が足りず、それを生かすための技術も足りなかったということか。だから見ていてつまらなく感じるんでしょうね。2日続けて、つまらなかった。

どのスポーツも仕事もですが、工夫と技術と姿勢がしっかりした人の仕事は見ていてワクワクします。やっている人も、ワクワクしていると思う。

足りないことを埋めていく作業を地道に積み重ねていくしかないですね、カープも。私も日々がんばりま~す。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月15日

九里、土台を作れず。塹江も追い討ちかける


8月14日、阪神戦(京セラドーム大阪)、9対3。

昨日の再開幕戦。珍しくストレスの少ない試合だったが、やはりあれは珍しいことだった。

今日は一転して、「つまらーーん」と何度も口をついて出た試合だった。

1回、坂倉将吾のタイムリーで先制。昨日の小園海斗に続き、若手による先制点。幸先よいスタートと喜んだのも、ここまで。


2回裏、九里亜蓮のそれた送球を小園が取れず、1塁2塁。梅野隆太郎のタイムリーで同点に。近本光司の犠牲フライで、逆転される。

3回裏、サンズにスタンド上段にポーンと放り込まれ、3対1。

4回裏、近本の打球を鈴木誠也が好返球して、本塁狙った梅野が走塁死。と、素晴らしいプレーが出た後、またしてもサンズにスタンド上段にボーンと放り込まれ、3ラン。大山悠輔にもソロで追い討ちかけられ、7対1。

勝ち頭だって、打たれることはあります。でも、こうも高めの球をポンポン放り込まれては。今日はいいときのテンポのよさもなく、4回7失点(自責点は5)で降板。涼しく快適なドーム球場だったのに。

打線も、投手の不調をぬぐえるほど打てなかったのも物足りなかったが、投手が土台を作れないことには。


そんな中、7回に出た坂倉と林晃汰の連続ホームラン。今日も、若手に覇気。走者がいなかったのでどちらもソロではあったが(そこは寂しくもあったが)、7対3、4点差に縮める。

まだ試合の展開はわからないぞと思いたかった7回裏。5回6回を無失点に抑えた高橋樹也に代わって、塹江敦哉。いきなり大山に今日2本目を献上。梅野のタイムリーも出て、9対3。

打てなかった以上に、投手がよく打たれ、その後も打線に見せ場なく、終る。

野球は投手が7割」とうことを改めて実感した試合。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月14日

とんで5連勝。こんなストレスない試合が見られるとは(9回裏は除く)


リーグ戦再開です。オリンピック期間の夏休み中は仕事がはかどりました。でも、やっぱり夏の夜に野球はよく似合う。

8月13日、阪神戦(京セラドーム大阪)、1対7。

4連勝で終えたシーズン前半から約1カ月ぶりのゲーム、勝って5連勝。ウソのような爽快な勝ち方でした(9回裏は差し引いて)。

1回、小園海斗の3塁打で先制点、よっしゃー。その後も、坂倉将吾のショートゴロで1点、松山竜平の2塁打で2点、一挙4点。西勇輝から4安打、38球投げさせる。西が天敵だった時代はもう終った(と思いたい)。


こうなると大瀬良大地、援護の直後は無失点といきたいところ。が、1回からどころか4回まで三者凡退。

前半戦、身体が薄くなって不安定そうだった大瀬良。誠也もそのガリガリぶりを心配していましたが、すこぉし体つきにも安定感が出てきたようで何よりでした。

菊池涼介、大瀬良、野間峻祥らの好守備も出て、ひきしまったゲームに。

対する西も、2回から4回までは三者凡退。このまま援護ないパターンかと思いきや、好守備を見せた直後の5回、野間がソロホームランで1点追加、1対5。カモン、カモン、追加点です。

5回裏、大山悠輔にホームラン返しされますが、大瀬良、最低失点でとどめる。

7回には、菊池の犠牲フライで1対6。どうしたカープ、今日は点が入る。


大瀬良は7回91球を投げてマウンドを降りる。完投ペースかと思われた前半でしたが、ぽつぽつヒットが出始めたところで、早めの切り替え?

8回裏、5点リードで島内颯太郎が抑える。

9回、野間のタイムリー、ここまでノーヒットだった鈴木誠也に2点タイムリーが出て、3点追加、1対9。十分な点差のある場面だったが、満塁の場面で(すなわち走者のいる場面で)誠也にヒットが出て、よかった。

投手が好投、コンスタントな打線の援護、好守備も出て、どうしたの、言うことなしの本日のカープ。ここで綺麗に終りたかったが、そうは行かず。


8点リードの場面、誰を出すかと思いきや、9回裏はフランスア。8点あるからなんとかなると思うのは、甘い、詰めが甘い。

連続フォアで、佐藤輝明に2点タイムリーを打たれ、フランスはケムナ誠に交代。ケムナ、抑えて、ゲームセット。

フランスアは2軍で調整してもらった方がよさそうですね。調子のよかったときの残像に期待するのはやめて、後半戦、追い上げるために、ここは毅然と。


夏休み中のエキシビションマッチは練習試合のようなものと、スタメンや結果に目を通していた程度だった。

カープの成績は思わしくなかったが、それより方向性が感じられない選手起用にげんなりして、見る気が起きなかった。若手を試せるチャンスだったのに。

本番が始まってみないとわからない。エキシビションマッチはオープン戦のようなものだったんだね。という、本日の結果になりました(明日はどっちだ)。

ベンチに、曽根海成や塹江敦哉が帰ってきた。一方で、安部友裕や上本崇司の名前も。松山のスタメンにもドヨ~ンとした気持ちになったが、今日はエラーもなく、タイムリーを打ち、不穏な影がマウンドに落ちることはなかった。

小園が規定打席に到達することが後半戦のひとつの楽しみ(なんなら首位打者狙ってほしい)。今日は5打席まわって、よかった。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月12日

甲斐のようなチームを支える捕手になってほしいのだが


明日からリーグ戦が再開。

前半、新型コロナ感染による選手の離脱あり、それとはまた別次元でベンチの迷采配ありで、いったいいつ勝てるの?という試合も続いた。

だったが、7月11日に大道温貴、12日に大瀬良大地、13日に九里亜蓮、14日に森下暢仁と、先発投手に勝ちがつく4連勝、いいムードで前半を終わった。

オリンピックでは、日本代表の選手たちのプレーを堪能。

と、よいイメージが残る中、夏休みのあいだ、ファームやエキシビションマッチのカープの成績はお寒い状況だったようで。このコントラストが強烈。再開が楽しみでもあり、こわくもあり。


せっかくいいムードで終った前半戦。夏休みを有効に過ごして後半戦につないでほしかったが、新しい選手を試す方針もあまり見られず、相変わらず選手起用がブレブレ。

中村奨成も少しはマスクをかぶっていたようですが、やはりドンと腰をすえ捕手として育てるつもりはないのか。

今のこのベンチの顔ぶれでは。と、わかっちゃいるけど、落胆気味です。

というのも、オリンピック、決勝戦無失点の森下や、新人ながらクローザーのつとめをまっとうした栗林良吏も鮮烈でしたが、それ以上にソフトバンクの甲斐拓也の仕事ぶりが印象的だったから。


とくに、ブルペンに自ら電話して、限られた試合時間の中、自分の感じたことやイメージなど、直接投手に伝え、マウンドに入りやすいよう積極的にコミュニケーションをとっているシーンは感動しました。

坂倉将吾や、奨成、石原貴規は見ていたかな。見ててほしかったな。

決勝戦翌日、「サンデージャポン」(TBSテレビ)に出演していた山田哲人、村上宗隆、甲斐、森下。「他の競技は見たりしましたか?」と問われ、見ていなかったのは、甲斐ひとり。

期間中、宿泊先ではテレビをつけなかったとか。そんな時間もなく、相手チームのデータを頭にたたきこんでいたんだろうな、と。

坂倉や奨成にも、甲斐のようなチームを支える捕手になってほしいのだけど、機会が与えられないと磨かれもしないという。見る目、育てる力量のあるバッテリーコーチに預けたい。何とかならんのかー。


もうひとつ脳に残ったのが、決勝戦の森下。

負けないピッチングもさながら、勝利まであと目前というとき、ベンチで目をキラキラ輝かせ、勝つ喜びが全身に表れていた。あの表情、忘れられないです。

存分に勝つことを味わえる場所にいて、水を得た魚のようだった。

オリンピックでは存在感は薄かったけれど、鈴木誠也も「勝つ喜び」を思い出していたんじゃないかな。

と思っていたら、誠也、こんなことを言っていました。

「野球本来の楽しさを久々に味わった気がした。侍は強い時のカープと似ていた。懐かしいなとも思った。チームに持って帰れたらなと思った」と。(「デイリースポーツ」)

懐かしいって、過去になっとったんかーい。

森下なんて、新人のときから弱いチームにいながらも、勝つためにマウンドに立つ姿勢を持ち続けてるのに。

オリンピックで得たもの、チームで咲かせてくれまいか。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月9日

閉会式、野球代表は出ないだろう。いや、いた! 誠也が森下が


東京オリンピック、終りました。閉会式、見ないつもりが、「まさかプロ野球の選手、出ないよね? 来週にはリーグ戦再開するし(チェックしとこ)」と、開始から30分過ぎた頃、見始めました。

開会式もですが、閉会式も選手たちを見てるのが一番。リラックスした選手たちを見てるのは楽しい。冗長なショーは半分くらい短くしていいと思う。

で、日本選手が入場してきました。あ、鈴木誠也がいる! まさかとは思ったがやっぱりー。 日の丸フラッグ背に、めっちゃ楽しそう。あれ、森下暢仁もいる。田中将大と山﨑康晃も。


プロ野球選手が閉会式に参加するのはこれが初めてだとか。これまで日程的にかなわなかったけれど、今回、希望者による参加が実現したとのこと。(「日刊スポーツ」)

そうか、やっぱり初めてか。うん、いいんですよ、閉会式に出るのも出ないのも自由だし。この機会にしか経験できないことだし、他の競技の選手とも交流できるし。

それでも、おそらく来週からのリーグ再開に備え、ほとんどの選手が閉会式に出ない中、カープから二人もかーいっ。

さすがに、5戦全登板した栗林は早めに休息してることでしょう。

と、最初はちょっとびっくりしたけど、4人とも楽しそうで。閉会式でリラックスして、束の間の休息楽しんで、リーグ後半に備えてね。


森下にとって、日本代表でプレーすることで、得たことも大きかっただろうけれど、カープに戻って物足りなく感じることも増えるのではないかと、勝手に案じたりもしていた。

でも、試合後の会見で、「プロ野球に入って来る時から球界を代表する投手になりたいと思って入ってきた。まずは今の広島東洋カープのチームを引っ張っていけるような、しっかりとした投手になっていけるようにやっていきたい」と、森下。(「日刊スポーツ」)

どんな環境にいても、すっくと立っている。ぜひカープを引っぱって(今もかなり引っぱってくれていると思います)。

自主トレも一緒にやったし、誠也と森下、仲いいのかな。森下、誠也に染まることはないだろうけれど。いや、逆に誠也、森下に染まってくれないか。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年8月8日

東京オリンピック決勝、決めた。森下キラキラしてた


8月7日、東京オリンピック決勝・アメリカ戦(横浜球場)、2対0で完封勝ち。

先発は、森下暢仁。決勝戦に森下はよく似合う。誇らしい気持ち。ペナントレース中から課題だった初回を今日は無失点に抑える。

アメリカ先発のマルティネス(ソフトバンク)も快投。これまでの試合のように、打つ人が打つ・・・という展開にはなかなかならない。

そんな3回裏、村上宗隆がホームランで1点先制。貴重な、大きな、1点。

森下、1点リード(しかない状況)は、カープでふんだんに経験してきています。均衡に耐え切れず崩れるなんてことは、しません。


4回裏にも、吉田正尚と鈴木誠也の連打、浅村栄斗のフォアで満塁に。ここで、柳田悠岐。これまでなら、がツーンと打ってくれた柳田も、今日は簡単に行きません。サードゴロでツーアウト。なおも満塁で、菊池涼介。は、空振り三振。

カープのゲームだったら、満塁のチャンスをふいにした試合は、たいてい負ける。

だが、そこは日本代表。そこは踏みとどまる力がある。


5回、ヒットとデッドボールで1塁2塁の場面を作るも、森下、無失点に抑える。

いま、日本のプロ野球で、投手の最高峰は山本由伸というのは誰もが認めるところ。山本のサイボーグのようなパーフェクト感はちょっとないな、と思います。

一方、森下も突出して心技体の充実した選手。中でも、「勝ちたい」「負けたくない」気持の強さを感じます(で、それを実現できるスキルがある)。そこに、山本とは違った人間味みたいなものを感じる。

この日も、決勝の先発を任され、絶対に点を与えない覚悟を感じた。実際に、点を与えなかった。


6回は、千賀滉大。フォアとデッドボールで1塁2塁の場面を作るも、最後はキャッチャーフライで無失点に抑える。このとき、甲斐拓也が大事に捕球し、安堵したシーンは忘れられない。

7回は、伊藤大海。来ました、イキのいい人が。無失点に押さえ、8回もマウンドに。

伊藤は先頭打者にヒットを許し、岩崎優に交代。この岩崎がまた素晴らしかった。微妙にずれるタイミング、的確なコマンドで三者凡退。ちょっと腫れぼったいまぶた、ほれぼれしました。

8回裏、山田哲人がヒットで出塁。坂本勇人バントで送って、吉田がタイムリーで1点追加、2対0。また1番2番3番の流れるような攻撃。よかった、誠也の前で点が入って・・・。


9回は、栗林良吏。今日も湯上りのようなお肌でマウンドに。

日本代表のベンチでは、勝利を待ち望む空気が満ちてきました。森下、キラキラした目でマウンドを見ています。カープではね、なかなかこういうの味わえないからね(胸が痛い)。勝つことの喜びを全身で表している子どもみたい(胸を打つ)。

しかし、そんな可愛い森下も、ベンチでは時に野太い声を出して、チームメイトを応援していました。この人、明大野球部の主将だったんだもんね。

栗林、1本ヒットは打たれましたが、しっかり抑え、金メダル。

かつて白鵬が横綱が一人しかいなかった状況だったとは言え、そこで勝ち続けたのは素晴らしいことだった。アメリカはベストメンバーではなかったが、勝ててよかった。

と、控えめに喜びつつも、それぞれがマウンドに集まって喜びあっている光景は、いつ見てもいいものですね。余韻が残った。胴上げはこのご時勢、なくていいと思う。そういうちょっとしたことから変えて発信していってほしかった。


森下で始まり、栗林で終る幸せ。しかし、この二人、国際大会であろうと、通常のペナントレースであろうと、自分の仕事をしようする(で、実際にしている)姿勢が変わらずあるところが、本当に素晴らしい。

誠也は、この日は2安打、フォアでの出塁もありました。ほぼ全員4番的存在の日本代表にあって、4番がどうのともはや意味をなさないオーダーではありましたが、これまでのように、誠也を「JAPANの4番」と呼ぶのは、もういいでしょう。

表彰台には、森下と伊藤が並んでいて、そこはギラギラしていました。平良海馬君の投げるところももっと見たかったですが、こればかりは巡り合せ。

みんなケガなく終れてよかった(疲労はかなりのものと思いますが)。また、ペナントレースでの活躍を期待しています。