2021年8月1日

東京五輪2戦目、森下、栗林、そして誠也、それぞれ平常運転


7月31日、東京オリンピック・メキシコ戦(横浜球場)、4対7。日本代表、1次リーグA組を1位通過。

オーダーを変えるという話も流れていたが、打順は初戦と同じ。鈴木誠也が4番。いちおう勝ちきった初戦のままに?

山本由伸に続いて先発を任された森下暢仁。今大会の18番は田中将大ということで、森下の背番号は15。黒田博樹の番号。きゃ。

ですが、1回裏、先頭打者・ロドリゲスに打たれ、メネセスのタイムリーで1点先制される。はい、今シーズン前半、よく見た光景です。

でも、このままでは終わらないのが森下。2回裏は三者凡退。徐々にテンポもよくなる。


無観客だから、キャッチャーミットにおさまるボールの音がよく聞こえる。森下、ものすごく力強い音が響いていた。

かつて黒田がカープ時代、バッテリーを組んでいた倉義和のキャッチャーミットの音がよくないことに怒ったというエピソードがあった。

森下の球に力があることに加えて、甲斐拓也のスキルがさらにそうさせていたのか。

いつも森下、いい音を響かせていたのかもしれないけれど、次回から、もっとキャッチャーミットの音に注目してみよう。


2回、甲斐のタイムリーで、1対1、同点に。初戦に続き、甲斐、ここぞの活躍が目立ちます。

3回、坂本勇人の2塁打を皮切りに、浅村栄斗のピッチャーゴロで、1対2。

4回、山田哲人の3ランで、1対5。援護のある喜び。トッププレーヤーたちが点をとってくれる喜び。

が、4回、連打を浴びて、併殺の間に1点追加され、2対5。点を取ってもらった直後の失点はいただけなかったが、ここは菊池涼介が好守備でゲッツーとった。森下はここまで。


6回裏は、伊藤大海が三者凡退(7回裏もまたいで、無失点)。投げっぷりのいいピッチャー、気持ちいい。たとえば大道温貴も投げっぷりいいが、大道より身体が強そう。手強そう。

7回、坂本がソロで、2対6。2戦通して、スタメンでヒットがないのは、鈴木だけ。目立つ~。それでも7回、フォアで出塁して、盗塁も決めた(得点にはつながらなかったが)。

8回、甲斐が内野安打で出塁、盗塁も決め、山田のタイムリーでホームベースを踏んで帰ってきた。2対7。甲斐、大活躍、山田も。


8回裏は、平良海馬。やっぱり栗林良吏がクローザーなのか。平良、フォアを出し、メネセスに2ラン打たれ、4対7。

9回、最後の打席、鈴木はフェンスギリギリのセンターフライ。惜しかったが、今日もヒットはなし。

9回裏、栗林。フォーストゴロ、ショートゴロ、最後は空振り三振!

勝利投手は森下、セーブは栗林。素敵な並びだ(ペナントレースでもっと見たいものだ)。森下は5回で降板。援護の直後の失点もあり、満足はしていないだろうけれど、次回が楽しみな投球だった。

次回の打順はどうなる? 稲葉監督、鈴木に忖度してるの? ほかの選手が打って点はとっているので、支障がないと言えば、ない?

しかし、鈴木。味方が点をとったとき、ベンチでの笑顔が明るい。やっぱり華がある。次回は、自らの打点でぜひ。


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