2024年7月31日

床田、東に勝って10勝目! 菊池矢野の二遊間が打線でも好連携


7月31日(水)、DeNA戦(マツダスタジアム)、対1。

床田寛樹10勝目! 7月17日の横浜スタジアムに続き、東克樹の日に勝てたのは大きい。

床田、7回1失点。三者凡退は4回だけ。ほぼ毎回、走者を出しても、譲らなかった。2度の併殺の気持ちよいこと。

1回、佐野恵太と牧秀悟の連打で、2アウト2塁3塁。宮﨑敏郎のショートゴロを、矢野雅哉が捕ってクルリと回って1塁に送球、間に合ったのも大きかった。


試合前に、クリス・ジョンソンのメモリアルピッチセレモニー。遅いねん!

あんなにも三連覇を支えてくれたジョンソンに引退セレモニーなし(今村猛に至っては戦力外でセレモニーなし)。ファンとのお別れもできないまま4年も経った。

石原慶幸とのツーショットを見て、めちゃくちゃ三連覇時代が懐かしくなった。その三連覇の中心人物でもあった新井さんが、まさかこんなつまらない野球をするとは思いもしなかった。


昨日、温情スタメンで無安打の松山竜平の登録抹消はなかった(田中広輔も)。松山は、8回に代打で久々のヒット。中途半端に延命のヒット。

今日は今日とて、2番・上本崇司、3番・堂林翔太。新井さんが好むいつものメンバー(いつメン)。ならいっそ、「好き嫌いで起用しない」なんて威勢のいいこと言わないでほしかった。

その堂林も、ヤクルト戦で猛打賞、2安打と当たっていたが、まだまだ私の中で信用度は低いです。今日も三振王子。


東と異常に相性のいい小園海斗は、1回にスィーンとヒット(2打席目も当たりはよかったが渡会隆輝の好守備に阻まれる)。再現性の高さを見せる。

東と言えば、シャイナー。7月17日、東から3ランを打ったシャイナー。いい当たりもあったけど、今日はノーヒット。

そんな百発百中なんて求めてはいないですけど(松山にだって、堂林にだって、誰にだって)、せめてもの東キラーとして生き残る道も簡単じゃないです。


4回、坂倉将吾ヒット。昨日に続いて、菊池涼介が2塁打! 坂倉、懸命に走って、先制のホームイン! よくやった!

矢野雅哉がレフト前のポテンヒットで、もう1点! 二遊間コンビが打席でも連携。

6回、牧秀悟2塁打からの宮﨑敏郎タイムリーで、1失点。

8回、ハーンが抑え、防御率0.00をキープ!


むしろ1点差での、9回栗林良吏の方がスリリングです。

ヒットとデッドボールで1塁2塁は招いたけれど、事なきを得て28セーブ目。スリリングなことに変わりはないけど、よっしゃー。しかし、マルティネスは30セーブ目(待って~)。

明日は、大瀬良大地と石田裕太郎。初物に弱いカープだけども、1ヵ月以上勝ちがついていないのに悠然とした投球と振る舞いを見せてくれている大瀬良に勝ちをつけましょうね。
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2024年7月30日

玉村昇悟、プロ初完投! なぜ松山がスタメン?


7月30日(火)、DeNA戦(マツダスタジアム)、対3。

玉村昇悟、プロ初完投。 やった!

「立ち上がりが課題」が決まり文句になっていた玉村が(アドゥワ誠も?)、3回まで連続三者凡退。どころか、8回まで2安打。6回7回8回も三者凡退。

3回までに5点とカープにしては多めの援護。それが仇になることもなかった(ヤクルト戦でのハッチよ~)。

7回投了時点で99球。ここで交代? いんや、8回も続投、三者凡退、114球。


さすがにここで交代かと思ったら、9回も続投。6点あるし。行けるか、完封?

先頭打者の松尾汐恩ヒット。続けて2アウト。あと1アウトというところで、佐野恵太ヒット。じりじり。

牧秀悟ファウルフライを守備固めの田中広輔が落球、守備固めの田中が(2回言った)。

で、牧がしっかり3ランを打つんですわ。玉村の完封は消えました。でも、宮﨑敏郎を抑えて完投達成。133球、自責はゼロ!

完封で終われたら、そら完璧。でも、完走して見えてくる景色があったはず。綺麗に終われなくても、勝って終われた。猛暑の屋外連戦、リリーフ陣を温存できたことも、最高。


試合前、岡田明丈の支配下登録のニュースを聞いて喜んだ後、スタメン7番ファースト松山竜平と知って、それとは逆方向に驚いた。1ヵ月以上ヒットのない松山がスタメン?

打席にできるだけ立ってもらって調整させようという意図だとしたら、それ、2軍でやること。ベテラン選手への温情が過ぎる。

9点の大量援護を得ながら5回を投げきれなかったハッチはまっとうに登録抹消するのに、野手となると方位磁石の針がブレブレ。そこが新井さんの悪いとこ。せめてコーチ、なんとか言ってー。

もしくは、スタメンの機会を与えて結果が出なければ、本人にも周囲にも納得の降格という引導を渡せるからなのかとも思ってしまった。

だとしたら、まわりくどい。普通に2軍で調整でも全然失礼じゃないですよ。当然のことですよ。調子を整えて、また力になってもらえばいいんです。


1回、秋山翔吾と野間峻祥の連打、中村貴浩バントで送って(打たせろー)、1アウト1塁2塁。もっとも期待される小園海斗と坂倉将吾が内野フライを打ち上げたときには、小噴火、ボッ!

2回、矢野雅哉3塁打。ノーアウト3塁で、松山はセカンドフライ。外野へ飛ばす力がない~。第二の小噴火、ボボッ!

直後に菊池涼介の先制タイムリーが出て、救われました。

3回、小園と坂倉が連続タイムリー矢野2点タイムリーで、5対0。5回には、矢野のタイムリーで6対0

7月15日のハマスタは繰り返されなかった。濵口遥大から8安打。


今日の結果を見て、カープベンチは松山をどうするのか(田中もな)。

明日は、床田寛樹と東克樹。オールスターでの登板も関係してのことですが、カード頭にはエース格がくるため、床田・大瀬良・森下・九里の4本柱はカード頭から外すという後半の構想。(「日刊スポーツ」)

それが、いきなり東かーい。シャイナー、出番だよ~。小園もな!

2024年7月28日

4点じゃ足りない! お得意さまヤクルトにサヨナラ負け


7月28日(日)、ヤクルト戦(神宮球場)、5対。逆転サヨナラ負け。

カープにしては、先制した後も小刻みに点を取った方。でも、4点では足りなかった。お得意さまヤクルトに負け越し。

1回、秋山翔吾、矢野雅哉、中村貴浩の連打で先制! 秋山が出塁すると試合が動く見本のような展開。経験少ない若手を気軽に(?)3番に置くカープ。でも貴浩、期待に応えた!


幸先いいスタートだった。が、ノーアウト1塁2塁で、小園海斗は浅いセンターフライ。う。

ダブルスチールを仕掛けるも、矢野が中途半端な走塁で2アウト。うう。坂倉将吾フォアも、菊池涼介は空振り三振。

1点止まり。この端切れ悪さ、緻密さのなさ。このまま勝ちきって貴浩がヒーローインタビュー計画は未遂に(だってまだ1回)。このもたついた1回、今日の負けフラグがちらり。


3回、坂倉の2点タイムリー! オールスターの満塁弾から、坂倉に快音の妖精が舞い降りてきました。

床田寛樹に大瀬良大地、栗林良吏ら投手陣は休ませてあげたいわ〜と思っていた今年のオールスターだった。

坂倉に限っては打撃不振で常時スタメンではなかったし、そんなに疲れもたまってないだろうから、行っておいで。てな気分でしたが、岡田監督、選んでくれてありがとう。


という喜びも束の間、3回ウラ、昨日代打でタイムリーを打った赤羽由紘が九里亜蓮から2ラン

スタメンにする理由があった。なんと本日、4打席4安打!(昨日は、「誰?」なんて言って、ごめんなさい)

5回には、山田哲人の7号ソロで同点に。ヤクルト、ポンポンきます。

しかし6回、坂倉の5号ソロで3対4と勝ち越し! さーかーくーらー。


九里は6回途中3失点で交代。今日の九里、存在感が薄かった? このあと、塹江敦哉・森浦大輔コンビが走者は出しても火消し。

7回は島内颯太郎が三者凡退。

8回はハーン。2アウト1塁2塁で、オスナを空振り三振に切ったシーンにはしびれた。

坂倉のホームランの後、7回8回と三者凡退。もう1点、取っておきたい9回の攻撃、石原貴規が内野安打で出塁。でも、途中から守備固めに入った大盛穂に代打なし・・・。3球三振に脱力。

あげく、代打・松山竜平。懲りずに松山。そろそろ打つ周期がやってくるか? こなかった。空振り三振。この9回に、第二の負けフラグがたっていた。


9回ウラ。1点リードで栗林良吏。

オールスターで、「マルティネスが出てきたらもう勝てないという気持ちにさせられる」といった感じの、マルティネスへのリスペクトが伝わってくる栗林のコメントが紹介されていた記憶が・・・。

昨年よりコンディションはよくなったけれど、マルティネスのような鉄壁感はいま希薄な栗林。1点リードはスリリングです。


昨日、タイムリーの代打・川端慎吾が先頭打者ヒット。またも松山とのコントラストがくっきり。そろそろ松山頼み、やめましょう(頼み、聞いてもらってないし)。

山田もヒット、岩田幸宏がバントで送って、1アウト2塁3塁。中村悠平は空振り三振。あと一人だ!

だがしかし、いま勢いある長岡秀樹が2点タイムリー。さよなら、さよなら、さよなら〜。

カープにしては点を取った方。先制した後も、小刻みに。でも、4点では足りなかった(冒頭に戻ってしまう)。
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2024年7月27日

新井さんは「勝つためにやっている」と言うけれど、本当?と言いたくなる選手起用


7月27日(土)、ヤクルト戦(神宮球場)、3対

今季何度目? という、つまらない試合だった。数えてないけど、相当ある。

試合中、何度も「森下、かわいそう」と口をついて出た。6回まで援護なしのゼロゼロ行進。この無風の蒸し暑い神宮で、我慢比べが続く。

7回、試合が動いた。オスナへのきわどい低めの4球目。これがストライク判定されていたら・・・という分岐点みたいな結果になってしまった。


7球目をヒットされ、中村悠平も2塁打。青木宣親申告敬遠で、1アウト満塁。

ここで代打・川端慎吾が、2点タイムリー。一時期の怖さはないとはいえ、しっかり打たれた。

高橋の代打・赤羽由紘(誰?)にさえも打たれて、つごう3失点。塹江敦哉と途中交代。

高橋が我慢比べに勝った。高橋の調子もよかったけれど、そら勝ちますよ。村上宗隆やオスナのような1発がないカープ打線、我慢もしやすいですよ。


昨日に続いて、堂林翔太が3番。昨日も今日も、堂林がスタメンと聞いて、無力感というか、倦怠感が正直あった。でも昨日、猛打賞。今日2安打。

オールスターで満塁弾を打った坂倉も昨日、猛打賞。今日2安打。

あきらめモードだった(見ている私がね)堂林と坂倉が打った!


ら、ほかの打者がさっぱり。つながらない。あとは菊池涼介の内野安打で、カープ5安打。これでどうやって勝て、と。

久しぶりにスタメンと喜んだ二俣翔一も爪痕残せず。でも、ほとんどの打者が爪痕残してないから。

9回、小園海斗フォア。坂倉2塁打で、2アウト2塁3塁。ここで、お決まりの代打・松山竜平。

はぁ〜。このあきらめムード、どうしてくれよう。最近当たってないので、そろそろ打ってくれるか・・・、いや、得意のセカンドゴロ。川端との対比が痛い。


昨日、大量援護を得ながら5回を投げ切れなかったハッチが登録抹消。

試合後、交代のタイミングについて、「厳しい言い方だけど、ハッチに勝ちをつけるためにやっているわけじゃないから。チームが勝つためにやっているわけだから。そこはやっぱりしょうがない」と、新井さん。(「デイリースポーツ」)

新井さんにしては、厳しめに聞こえるコメント。でも、これはネガティブでもなんでもなく、もっともなコメント。ハッチへの納得の対処にホッとした。


ただ、たとえば九里亜蓮だったら、引っ張ったりしてなかったか(過去にはあった。もう学んだかしら)。そこはフラットとは、言い難いものが。

矢崎拓也や島内颯太郎やハッチを抹消したり、投手はまだ適切に入れ替えがされている方(島内はかなり引っ張った。もっと早く判断してもよかった)。

打線となると、松山、田中広輔、會澤翼ら、期待が持ちづらい選手がいまだに優先席を与えられて、思い切りの悪さを感じる。

じゃ、代打は松山のほかに誰がいるの? という層の薄さですが(シャ、シャイナー?)、8回に會澤翼を石原貴規に代えて、石原代打で使えなくなってるし。ハテ?

「チームが勝つためにやっているわけだから」という新井さんの言葉、オウム返ししたい。野手の起用を見ていると、勝つためにやっているように見えないです(きっぱり)。
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2024年7月26日

9安打9得点でおしまい、ハッチとシャイナー煮え切らず


7月26日(金)、ヤクルト戦(神宮球場)、6対

後半戦は白星スタート。なんとか逃げ切ったけれど、カープらしさが丸出し。

ハッチが約2ヵ月ぶりの登板。1回、村上宗隆がオールスターでの好調そのままに先制2ラン。

これは厳しいぞと思った2回。小園海斗のデッドボールを皮切りに、カープ9安打で9得点。ハッチまでもがタイムリー。無安打はシャイナーだけ(押し出しで打点はあげた)。

オールスターでの飛ぶボール疑惑が再燃しそうなビッグイニング。でも、ヤクルト先発の山野太一がそういうピッチングをした故の賜物。


ハッチ、待望の1勝に近づいたわけです。タイムリーも打ったし、勝ち投手になって今日はヒーローインタビューよ、くらいの状況だったわけです。それなのに、それなのに。

カープが9点取ったということは、ヤクルトにそれくらい取り返される可能性もあるということ。大量リードも油断なりませんよ(だって飛ぶボール疑惑)。

4回、また村上に2ラン。4対9。ほらほら。

5回には、長岡秀樹ヒット、岩田幸宏フォアで、新井さん、サッと黒原拓未に交代。

黒原も、村上フォア、オスナのタイムリー、中村悠平犠牲フライで火消しはできず(自責ゼロとはいえ)、6対9。ほれほれ。


大量リードに恵まれながら、投げ切れなかったハッチ。毎回のごとく煮え切らない結果を見ていると、次、ほかの投手にチャンスを与えてほしいと思ってしまう。

それはシャイナーに対しても。7月17日のDeNA戦での3ランだけでもう十分、ありがとうって声をかけたくなる。切れがいいとは言えない守備を見ていても。

ランナー2塁の8回、代打は出されず見逃し三振。もういいでしょうと思った(100歩譲って東克樹キラー要員で)。


山野から9得点奪ったあと、カープ打線は無得点。来た来た来た来た。4度あった得点圏も不意に。そのうち2度は小園の打席というのも、寂しかった。

屋外球場での連戦が続く夏場。ハッチにはもう少し長く投げてほしかった。塹江敦哉、ハーン、帰ってきた島内颯太郎、栗林良吏の無失点リレーは今日のよかったこと日記。

明日は森下暢仁と高橋奎二。貧打戦にならない投手戦になりますように(贅沢)。カープ打線、大丈夫か日記。

ちなみに今宵、他球場の試合結果を見た限り、飛ぶボール疑惑はなさそうです・・・。
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2024年7月25日

44安打の乱打戦、大瀬良いつもの無失点、坂倉いつも以上の満塁弾!


7月24日(水)、オールスターゲーム、第2戦(神宮球場)。10対16で、パが大勝。

オールスター、終わりました。明日から通常戦。オールスターブレイクというけれど、オールスターに出ていた選手は移動もあって、お休みなし。お疲れさまでした。でも、なんだかんだ出ている人は楽しそうだから、いいのかな?

しかし、オールスター!というより、オールスター? 年々、スター度が目減りしている感じはあります。

MLBのように、人数をしぼって、1日でパッと終わるのでいい気がします。最近の日本の夏は異常に暑いし。収益優先なので、NPBは絶対そんなことしないだろうけど。


少し前、スポーツジャーナリストの生島淳さんがラジオで話していて知ったのだけど、MLBのオールスターでは、選手は出番が終わると帰っていくそうです。イチローがMVPに選ばれそうになったときは、さすがに「最後まで残ってくれますか」とお願いされたそうだけど。

いいですね、ドライで。終わったらサッと帰って、休むって。

そのわりに通常のゲームでは、その日、先発しない投手もチームに帯同するのが基本というのは、ドライではない何かを感じますが(投手、疲れそう)。

日本は横並び思考が強いから、最後までみんなでワイワイ。それはそれで楽しそうな日本のオールスター。


前日を上回る乱打戦、両チーム33安打だったのが、44安打に。これはボールが変わったとしか思えない。

前半戦の低得点・低体温試合を見て、NPBがオールスターを機に、しれっとボールを入れ替えようとしたんじゃないかと疑うくらい。後半戦のボールの行方に注目です。

そんな中、セ・リーグでは、大瀬良大地だけが無失点。たまたまの巡り合わせとしても、キラ〜ン、キラ〜ン(2回言った)。


前日、代打ヒットの床田寛樹は5失点(自責は2)。

2回、坂倉将吾が満塁ホームラン! ペナントレースではソロ多めの印象が強い坂倉。打率2割ちょっとでオールスターに呼ばれてしまった坂倉でしたが、ドッカーン。魅せてくれた(やればできるコ)。

オールスターでの満塁弾は57年ぶり史上3人目で、セでは初めてだとか。このまま行けば、今日のMVP確実と思われましたが、床田によって逃しました。

その後もパ打線の勢いは止まりませんでしたから、坂倉のMVP消滅は時間の問題でしたが。


オールスターと言えば、毎年思い出すのが、2015年、当時パを率いた工藤監督の試合後の「誰ひとりとしてケガがなく、チームに返すことができて、ほっとしています」というコメント。

各チームから大事な選手を預かるという大役。それまで、こんなふうに言う人を見たことがなかったので、ハッとした。

なので、9回、オースティンが打球を顔面に受けて、途中交代したのはめちゃめちゃ心配です(唯一、野手でベンチに残っていた小園海斗がファーストに着くという新鮮なシーンを見ることになりました)。

このとき、三浦監督はもちろん、新井さんもとっても心配そうだった。大事ありませんように。

明日から、神宮球場、マツダスタジアムと、野外球場での連戦が続く。熱中症との戦いもついてまわる。

勝ってもらえたら、そら最高だが、ケガなく、熱中症なく(お客さまも)、試合が進んでほしいです。
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2024年7月23日

オールスターでサプライズ、代打・床田がヒット!


7月23日(火)、オールスターゲーム、第1戦(エスコンフィールド)。6対11で、セが大勝。

トッププレーヤーが次々とメジャーに移籍し、年々スモールサイズ化しているオールスター。それでも、初めてのエスコンでの開催。ハムからは、ファン投票(と選手間投票)8名、プラスワン選抜1名の9名、それぞれが歴代のユニフォームを着て登場していたのは、賑々しくて楽しかった!

カープからは、大瀬良大地、栗林良吏、床田寛樹、坂倉将吾、小園海斗、秋山翔吾の6人。新井さんも監督として初出場。

ファン投票、選手間投票で選ばれた選手はゼロなのは、正直、寂しい。首位争いしてるチームなのに(争い・・・と呼ぶには迫力に欠けすぎている)。


今日は「飛ぶボールが採用されたの?」と思うくらい、セパ合わせて33安打。6本のホームランが出た。

ホームランを打ったのは、丸佳浩、牧秀悟(2打席連続で本日のMVP)、村上宗隆、岡大海、山川穂高。打つ人が打っている。さすがの顔ぶれ、どすこーい。

小園と秋山は内野安打で出塁。いかにもカープらしいぞ(涙)。あ、でも小園はゴロで打点も上げました。


パの先発・山崎福也は1回を三者凡退。1回ウラには2番で登場、レフト前ヒットを打って、今日のMVP候補かと思われたが・・・。

2回、岡本和真、村上、オースティンの3連打で1点。細川成也の2塁打で、もう1点。小園のゴロで、もう1点。ヒットの合間に地味に得点圏の小園~。

山本祐大の2塁打でさらに1点。丸の2ラン、牧のソロ、村上の2ランで、つごう9得点。

山崎、ヒットも打ってご機嫌だったところに、ドッカンドッカン攻められた。オールスターでピッチャーを湯水のように使うわけにはいかないし、中嶋監督も困ったと思う。

8回、栗林も、鈴木大地、外崎修汰、辰己涼介に連打。周東佑京のゴロで1点。山川の3ランで4失点してしまったんだけど。とりわけ投手は疲労が気になって、落ち着いて見ていられないです、オールスター。


カープファンが一番楽しかったのは、9回。1アウト1塁で、岡田監督が笑いながら交代告げてる。オースティンに代打・床田!

で、田中正義から、レフト前ヒットを打ってるやないかーい!

山崎がすでにスタメンで二刀流出場していたけれど、代打で投手が出るのを初めて見た。でも、床田は歴代で11人目だそう。で、ヒットを打ったのは、梶本隆夫さん、金田正一さんに次いで3人目だそうです!(ソースはこちら

床田ヒットの瞬間、ベンチの山崎の口元が「マジか~」と言ってるように見えた。マジですよ~。

岡田監督、楽しい仕掛けしてくれはると思っていたら、新井さんからの推薦があったそうですね。森下暢仁もさぞかし悔しがっていることでしょう。
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2024年7月22日

上位にいるのにこのつまらなさは何だ?


昨日の阪神戦で6失点と大放出した矢崎拓也が登録抹消。

オールスターブレイクを機に、調子を落としている選手の入れ替えをしてほしいと思っていたので、納得です。むしろ、矢崎だけ? という気持ちに。

先週末の阪神3連戦、勝ち越したけれど、打線があまりに粗末で、気持ちがしらみました。

「投高打低」と言われている今年。でも、打ってるチーム(選手)は、打っている。


大雑把に数字で見ると、パ・リーグでは、ソフトバンクは359点でトップ。苦しんでいるのは、オリックス257点、最下位西武195点(しみる~)。

セ・リーグでは、DeNAが308点でトップ。ヤクルトが307点、阪神262点、巨人261点、カープ234点、中日211点。

カープより得点の少ない中日からさらに点が取れていないという無力感。あー。

投手優先のドラフト、大砲タイプの打者は獲らない(だからこそ今、末包昇大が貴重な存在)。そんな球団の編成方針が今のカープを形作っているので、それこそ無力感。


応援したい選手がいるので、毎日飽きもせず応援してます。でも、チームは上位にいるのに、「つまらなさ」が日に日に募る。

佐々岡さん時代の3年こそ、その最たるものだった。監督が新井さんに変わっても、この「つまらなさ」が続いていることに驚いています。

昨日、「阪神とは真逆?〈絶対にけなさない・叱責より出場機会〉で選手の心を完全につかんだ、広島・新井貴浩監督令和型指導」という記事を読んで、気持ちが切れてしまった。(「文春オンライン」)


「選手をけなさない」という、カープベンチの姿勢はとってもいいなと思う。他球団の監督が選手に対してネガティブな発言しているのを聞くと、こちらまでどんよりしてしまう。選手のモチベーションが下がるでー。

「スタメンの選手のみならず、出場機会の減ったベテランに対しても、モチベーションを落とさないよう気を配っている」というのも、素晴らしいことだが、ちょっと待って。

「その一例が、田中広輔内野手。田中は佐々岡真司前監督時代に定位置を奪われて二軍調整の日々が続き、〈俺もクビが寒い・・・〉と引退を覚悟していた。ところが新井監督就任後は再びスタメンで起用されるようになり、表情が確実に明るくなりました」(球団OB)


表情が明るくなりましたって、競争があって当たり前の世界なんですから。ここは学校か。田中は生徒か。

たとえば自分が経営している会社に、「俺のところで働かないか」と、仕事に困っていた知人に声をかける・・・みたいなニュアンス。めちゃめちゃ気持ちがしらみました。

「カープは家族」「俺は好き嫌いで起用しない」。監督に就任したとき、新井さんからこの言葉を聞いたとき、強烈な違和感があった。

新井さんは好き嫌いで起用しているつもりは毛頭ないかもしれないけれど、調子の振るわない堂林翔太や松山竜平らを当然のように1軍ベンチに置いてチャンスを与えているのを見ると、現役時代、一緒にプレーした選手への情って拭えないんだろうなって思う。

過去のよかったときのプレーが脳にインプットされて、フラットになるのは難しいのかなって。


でも、そこを吹っ切ってほしい。新井さんのあのキャラで、そこを振り切って舵取りしてくれたら、さらに面白くなりそうなのに。

昨日も6回、1アウト1塁2塁で、堂林が代打・出てきたときの失望感がすごかった。まだ1軍にいたの?とすら思った。ベンチは勝つ気あるのかなって。

カープの試合がつまらなくなっているのは、延々とこういう選手起用を続けているからなんだなと、昨日、改めてくっきりと思った。

若手はベテラン・中堅と比べると、経験が足りない分、不利。それでも、矢野雅哉のように、守備という強みを武器にガッツを見せて、粘りの打席や打点を少しずつ上げて、スタメンの常連になりつつある。

あっさり登録抹消された中村奨成も、起用され続けてこそ出てくる芽もあると思うが、そこまでアピールできなかった、辿り着けなかった。本人の問題でもあるけれど、起用の問題もないですか?

生ぬるくて、つまらない~。ヒリヒリしたカープが見たい~。

2024年7月21日

九里と矢崎で12失点、カープの元凶も再確認


7月21日、阪神戦(甲子園球場)、12対

2試合連続完封負けの「眠れる虎」を起こして大敗。

ここまで投手陣が踏ん張ってこそやってこれたカープ。投手が崩れたらひとたまりもないことが露呈。

無失点で抑えて、なんて口が避けても言いません。でも、九里亜蓮と矢崎拓也で、1イニング6失点ずつは、ひどかった。


中村貴浩、小園海斗、坂倉将吾、石原貴規、矢野雅哉・・・昨日よりスタメンが若返る(昨日が高齢化過ぎた)。

2回、この並びがいきる。坂倉と石原が連打で1アウト1塁3塁。矢野のショートゴロが内野安打となって、1点先制!

菊池涼介ならポップフライとなりそうなところ、矢野、でかした。その直後、菊池先輩はライトフライで1塁2塁残塁。スカッとは行かなかったが。


7月3日以来と登板間隔があいたことも影響したのかどうか、タフな九里がちょっと重たそう。1回から3回まで、毎回先頭打者を出すんですわ。

3回、梅野龍太郎2塁打。西勇輝バント失敗で、よしよしと思っていたところ、近本光司にフォア、中野拓夢に同点タイムリー。佐藤輝明タ、大山悠輔、前川右京、木浪聖也の4打席連続タイムリーで、九里は降板。極端。

困ったときの河野佳。も、梅野にタイムリー。一挙6失点、ビッグイニングになった。


5回、秋山翔吾の2塁打で1点返して、6対2。ゴッソリいけないなら、コツコツ行こう? ダメ元で言ってみたけど、そもそも今まで出来てないこと、急にできるわけもなし。小園海斗はセンターフライで1塁3塁残塁。

6回、矢野と菊池の連打で、2アウト1塁2塁。ここで、代打・堂林翔太。このときの失望感といったらなかった。

すでに松山竜平は5回に早めの代打仕掛け済み(で、実りなし)。松山とて、期待はそう持てない現況。堂林は予想にたがわず、扇風機みたいに振り回して、終わり。

中村奨成はあっさり2軍に落とすのに、結果の出ていないベテランにはいつまでも席がある。これが今のカープの元凶なのに、いつまでも変わらない。


6回裏、矢崎は先頭打者にデッドボール。近本タイムリー。森下翔太2点タイムリー、佐藤は犠牲フライ、とどめの大山2ランで、一挙に6失点。九里と仲良し、九里とおそろい。

阪神13安打、カープ11安打。それでこの大差。

オールスター明けまでに、いろいろ精算してほしいです。リセット、リセット、選手の入れ替え。

でも、この球団には今それが一番難しいことで、同時にファンを失望させているところ。
(つづく)
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2024年7月20日

延長11回、小園が犠牲フライ! 投手戦と呼べない異常な点の取れなさ


7月20日、阪神戦(甲子園球場)、延長11回、0対

昨日と同じスコア。小園海斗の犠牲フライで1点で勝てたが、この点の取れなさ、投手戦というレベル以上の異常さを感じる。カープだけでなく、阪神も。

カープはホームランバッターがいない上に、1軍選手の高齢化が進んでいるのでわかるが、阪神どうなってるの? 昨年活躍していた選手が全体的に調子を落としているような。


今日も大瀬良大地は自分の間合いで投げて、7回無失点。今日は勝ちをつけてあげたかった。6月22日の中日戦以来、勝ち星なし。4試合登板して、2失点が一度だけ。あとは無失点。ひどいよ〜。

それでもベンチに下がった大瀬良に悲壮感もやさぐれた空気もなく、泰然としていて、なんか神々しさすら漂わせて。

8回の塹江敦哉、9回のハーン、10回の森浦大輔もよかった。リリーフ陣の充実、感じる。むしろ、球が高めの栗林良吏の方が不安になるほど。


昨日は中村貴浩がスタメン5番というサプライズがあったが、今日は20代スタメンが、小園海斗と矢野雅哉とシャイナーだけ。

貴浩は昨日、5回の得点の起点となるヒットも打ったのに。今日も10回、代打でヒットを打ちました。

今日の5番は上本崇司。1回と9回、得点圏でランナー返せず。11回、小園の犠牲フライで1点取った後、併殺で追加点取れず。末包昇大がいない今、5番の不在を感じた試合。


と、スタメンにサプライズ感はゼロだったが、継投にはあった。

0対0の9回、阪神は岩崎優を出してきたが、カープはハーン。いつもなら同点の場面で早々に栗林を出すのに。で、同点で栗林が出てきて試合が決まった試しがない。

今日は、1点リードの11回ウラに出てきた。おかげさまで26セーブ目。

私はこういう展開の方が実りを感じて、いいなと思う。それだけ今のカープ、リリーフ陣が充実していて、任せられる投手が多いということでもある。


11回、やっと取れた1点は、昨日同様、阪神のエラーがらみ。

秋山翔吾フォア(代走・大盛穂)。矢野のバントした打球を富田蓮がファーストへ悪送球、大盛3塁へ。

このとき、中野拓夢の送球が逸れて、サードの佐藤輝明が取れず、大盛、赤松コーチが今日はちゃんと止めたのにオーバーラン。なんとかアウトにならずにすんだが、間一髪だった。

野間は申告敬遠。ノーアウト満塁で、小園が犠牲フライでやっとの先制点。

先のDeNA戦で、野間も菊池も続けて犠牲フライすら打てず、情けない気持ちになったことを思えば(その後、シャイナーの3ランが出たからよかったものの)、最低限の仕事はしてくれました。

でも、ホームランとは言わずとも、スコーンと2塁打なんかで返すところも見てみたかった。


今日、YouTubeのおすすめに、2017年七夕、「神宮の奇跡」の動画が出てきた。9回5点差の逆転劇。当時40歳の新井さんが代打で逆転3ランを小川康弘から打ったあの攻撃劇。

あの感動を思うと、今の打線とのギャップが大きすぎて、遠い目になった。あまりに遠くに来た。

しかし不思議。緒方監督が自分に似たタイプの野間峻祥を寵愛していたのは理解できるが(いい悪いは別として)、あんなふうにファンを楽しませてくれた新井さんがなんで今、スイングの弱い選手を好んで起用するのか、わからない。

振れている貴浩、明日、スタメンで出してくださいね。
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2024年7月19日

投手戦とはいえ、違いにノーアウト満塁で1点と無得点、地味!


7月19日、阪神戦(甲子園球場)、0対

もう見飽きた(小声)。と言いたくなる、今季5度目の床田寛樹と村上頌樹の投げ合い。だって、たいていロースコア。

7月17日のDeNA戦、それこそ東克樹に抑えられるのは見飽きたが、予測してなかったシャイナーの決勝3ランというサプライズがあった。

今日も何かサプライズは・・・あった。試合前、中村貴浩の姿が。思わずキャー! この無意識に出る「キャー」は、ポール・マッカートニーレベル(意味不明)。

今日、公示をチェックするの、忘れてた。1軍昇格したのですね。

あと、スタメンは試合が始まる前には見ないようにしているんです(ガッカリさせられることが多いので)。なので、スタメンとわかって、やったー(いきなり5番)。


村上と相性のいい秋山翔吾は、なかなか仕事させてもらえず、ゼロゼロ更新が続く中、5回、試合が動いた。

貴浩が先頭打者ヒット! やったー。6番・坂倉将吾もヒット! よっしゃー。菊池涼介のバントを坂本誠志郎がファンブルして、ノーアウト満塁。来た、来た、来た。

シャイナーのショートゴロの間に、貴浩がホームイン。シャイナー、2試合連続打点です。

床田はファーストゴロ。木浪聖也が打球処理をもたついて、併殺を逃れで、坂倉はさまれ3アウト。

え〜。はぁ〜。ノーアウト満塁で1点。寂しい結末。


1点リードは負けに等しいカープだが、この後、カープより寂しい阪神の拙攻が。

7回、炸裂。佐藤輝明と大山悠輔の連打。野口恭佑の打球を、風の影響もあったのか、秋山が目測謝って取れず、ノーアウト満塁。私は呆然、秋山は憮然。

やっぱり1点リードじゃダメなんだ。1失点は覚悟していたところ、坂本が併殺。木浪はセンターフライ。床田は、自分も、 チームも、秋山も救った!


8回にハーンという喜び。打たせて取って、三者凡退。

9回、小園海斗がヘッドスライディングで内野安打をもぎ取る(でも、危ないからやめて)。代走・羽月隆太郎。

ここで、貴浩、代打を出されてしまう。上本崇司はレフトフライで凡退。ツーン。

しかし、9回、レフトの守備についた上本が、森下将太の打球をダイビングキャッチして、栗林良吏を助けた。栗林も三者凡退、25セーブ目。


床田は7回無失点で、リーグトップの9勝目。オールスター前に二桁乗せたいと言っていたのに、ごめんね。でも近づきました。

巨人が中日に負けて、カープ首位に返り咲き(マルティネスは29セーブ目、わーん)。相変わらず団子状態、4位まで2.5ゲーム差。首位というより1番目。

マラソンでいうところの第一集団からこぼれ落ちないように、くらいついていかなくては。それにしても、阪神がナゴド(いまバンテリン)のカープのように、元気がありません。

投手陣は素晴らしかったけれど、ヤクルト戦のようなスカッとしない試合。明日ももぎとっておかなくては。

スタンドに、新井さんのお名前入りタオルを半分に折って、「貴浩」の応援タオルで代用しているファンの方がいた。機転がきいてる〜(打線も機転をきかそうね)。
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2024年7月17日

連続犠牲フライ失敗からのシャイナー3ラン! 森下、東に投げ勝つ!


7月17日、DeNA戦(横浜スタジアム)、0対

シャイナーの1号3ランで東克樹に勝ったー!

火曜日の森下暢仁。が、1日ずれて東との対戦に。また見殺しブルース濃厚?でも、始まってみないとわからない。そう心得てはいたが、ほんとうにわからないことに。

森下が1点も取られないつもりで投げていたことだけは、わかる。森下はそういう投手。それができる心技体をもった投手。

そして、打率3割6分の打者でもある。今日、森下が8番。

それを聞いて、3番森下で、塁に出て、4番小園海斗が返す。もしくは、塁に出た小園を5番森下が返すでもいいと思ったくらいだ。それくらい5番野間峻祥が機能しない場面があったんですわ(ド、ド、怒)。


予想通り、東と森下の投げ合いが続く(結果的にも、互いに7回6安打だった)。

6回、佐野恵太、宮﨑敏郎、山本祐大に打たれ、2アウト満塁。だがしかし、度会隆輝を空振り三振に打ち取って、グラブをパーンと叩き、ベンチに向かう森下。ガッツポーズしないところが、またいい(ひよっこ度会ですしね。自分で招いた満塁ですしね)。

この森下の投球を見て、くすぶっていた導火線(=打線)に火がつくことは少なくない。来るぞ、これは。


来た! 7回、先頭打者の3番上本崇司がヒット! 4番の小園もヒット! 度会の悪送球で、ノーアウト2塁3塁。森下が報われるときが来ました。

ところが、5番野間は浅いセンターフライ。6番菊池涼介は浅いレフトフライ。ランナー動けず、2アウト。

なんなの、この人たちは? 田中広輔、ベテラン選手も犠牲フライ練習するよう、言っといて!

一昨日、DeNAは、1回と2回、宮﨑と佐野がきっちり犠牲フライを打って、ランナーを返していたのに、ボボボボボ(炎)。それだけ、東の投球が巧みということでもあるのだけど。

これで点が取れなかったら・・・ハァァァ? なんじゃごうりゃ。


で、シャイナーです。代打なし、です。スタメンになると、今のとこ、ん? だが、代打で輝く石原貴規を出せー。くらいに悲痛な気持ちでいたのですが、シャイナーがぎりぎりにスタンドイン! ソロより3ラン、3倍、3倍!

前の打席でもヒットを打っていたシャイナー(暴走もしたが)。今季、東キラーになってね。あんな両膝に手を置いてガックシする東、なかなか見られません。

2軍で思わしい結果が出ていたわけではなかったけれど、「外国人選手は場所が変わって気持ちが上がってくることもある」と、引き上げた新井さん。勝てば官軍、そういうことになった。


ごめんなさい、シャイナー、新井さん。3ランが出たとたん、即座に謝りました。シャイナーをどこまで引っ張るか見極めタイムリミットが迫っていたと思うのだけど、シャイナー、間に合った。

この3点が無駄にならないように・・・7回、森下が三者凡退。8回、森浦大輔が三者凡退。9回、栗林良吏が先頭打者を出して、ヒヤッとしたけれど、併殺で3アウト! 森森栗リレー、最高

ハマスタで東に勝ったのは大きかった。ホームランの大きさがぶわっとしみる。継続、継続(小さな声で)。
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2024年7月15日

4安打で惨敗しても、DeNAに感心したこと


7月15日、DeNA戦(横浜スタジアム)、6対

「打ち勝つ野球」って素敵だ。と、DeNA打線を見ていて思う。「守り勝つ野球」をカープのキャッチフレーズみたいに口にする人がいるけれど、意味がわからない。点をとらずにどうやって勝つの?

そもそも、先発のアドゥワ誠が毎回失点、4回6失点(自責5)で、試合の土台を作れなかったのだけど(審判が窮屈なのも楽しくなかった)。

打線が振るわなければ野手8人の連帯責任みたいになるが、投手が試合を作れないと一人で背負い込むみたいなことに。打ち返せる打線であれば、投手の負担も軽くできるのに。


中10日のアドゥワ誠、先頭打者から3連打で、1点先制される。牧秀悟にフォア、宮﨑敏郎犠牲フライで2点目。アウトがやっと一つ取れて、ホッとしたほど。

点を取られながらも感心したのが、DeNAは走者が出てもバントなし(ヒットが出るから必要ないとも言える)。カープの各駅停車と違って、快速電車(ときに特急)で気持ちがいい。

12球団中、バントが32とダントツに少ないDeNA(7月14日時点、ヤクルトは85、巨人は75、カープは68)。でも犠牲フライはきっちり決める。うらやましいにもほどがある。

2回、濱口の打球がアドゥアのグラブを弾いて菊池涼介がファンブルというアンラッキーなエラーに始まり、2連打されて、佐野恵太の犠牲フライで3点目

3回、アドゥワはさらに1失点。


4回、上本崇司がヒット、まさか小園海斗にバントさせるんじゃないだろうなっ。違った、よかった。ピッチャーゴロが内野安打になって、ノーアウト1塁2塁。

ここで前の試合でサヨナラホームラン打った石原貴規によもやバントさせるんじゃなかろうな(睨み目)。そんなことなはなく、よかった(空振り三振だったけどな)。

菊池のいい当たりがショートライナーになって、上本飛び出し、ダブルアウト。前に進めません、カープ。


アドゥワは4回も続投。今日は無理しない日ってことか。せめて4回を無失点に終えてくれたらの願い素通り、牧の13号2ランで、6対0に。

上本、フェンス激突のスーパープレーでそれ以上の失点を防ぐ。点を、点をとるシーンも見たい(切望)。

7回、小園2塁打。菊池のショートゴロを森敬斗が悪送球してカメラマン席に入り、やっと1点入ったときにはホッとした。

なおも1アウト2塁(代走・羽月隆太郎)も、矢野雅哉空振り三振、シャイナーショートゴロで、羽月の持ち腐れに終わる。

頼みの濵口遥大も、今日は荒れ球少な目、ガックシ。潤沢な援護点を得て、完投されてしまった。

不調のヤクルトにはなんとか勝てても、DeNA相手には誤魔化しがきかなかった。


雨でヤクルト戦が中止になった昨日、新井さんは、2軍の福地寿樹コーチ、新井良太コーチとミーティングを行ったという記事を読んだ。(「スポーツ報知」)

なにか忌憚ない意見聞けた? せめて、カープ以外のチームを経験したコーチには客観的な意見を伝えてほしいです。

補強をするつもりはないと、新井さん。それぞれの選手が状態を上げてくれるのが一番だけど、お祈りモード状態。

サービス精神のある新井さんだが、何の手も打たないこの頑固さはすごくファンサービスに欠けている気がする。

機能していると思えない上本3番が繰り返されるたび、感じる空気の停滞。起爆剤になればと昇格させたシャイナーを引きずるなら、将来への可能性を持っている若手をぜひ。
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2024年7月13日

石原が一振りで決めた! 延長11回サヨナラ勝ち


7月13日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、11回延長、対0。石原貴規の3号ソロでサヨナラ勝ち

6月27日のヤクルト戦、田口麗斗から13球粘って、坂倉将吾のさよならタイムリーを呼び込んだ石原が、今日は自分で決めた!

ヒーローインタビューの「最高でーす!」はテンプレみたいになっていて、あんまり好きじゃなかったけど、石原のナチュラルな一声聞いたら、そら最高だ!と素直に思った(坂倉にまた火をつけてくれないだろうか)。


それくらい、カープは何度チャンスをつぶしたことか。1回、4回、6回、7回、8回、9回、10回・・・得点圏は七度。

小園海斗が猛打賞。でも、昨日と違って、その前にランナーがいないの〜。

ヤクルトは、先発・小澤怜史がショートスターター。3回から高橋奎二に交代。8回途中まで投げたが、高橋からヒットを打ったのは小園2本、秋山翔吾と野間峻祥が1本ずつ。つながらないの〜。


終盤にさしかかかった7回、2アウト2塁3塁で矢野雅哉に代打なし。代打の切り札もいないんですけど。矢野は7球粘ったが、センターフライで3アウト。ベンチには動いてほしかった。

8回、ノーアウト1塁2塁で、坂倉将吾に代打・上本崇司。バントはいらない派の私ですが、坂倉にバントまかせるなら、上本におまかせしよう。

と、三歩譲ったところで、失敗に終わったのは痛かった。菊池涼介のいい当たりはサードライナー。堂林翔太はレフトフライ。ハァ〜。

9回、1アウト1塁2塁で、矢野に代打・二俣翔一。だったら、7回のとき動いてほしかった。二俣は空振り三振に終わったけれど、ベンチには先手先手で攻める姿勢を見せてほしかった。たとえ失敗したとしても。

山本大貴のパスボールで、2塁3塁となるも、野間のいい当たりはセカンドライナー。またしても。


それでも、カープ投手陣が無失点リレーを貫いたことが勝機を呼んだ。

大瀬良大地、球数かさんでしまったけど、粘って粘って6回無失点。それからは、ハーン、塹江敦哉、栗林良吏、森浦大輔、黒原拓未がゼロを死守。

0対0の同点9回で栗林が出てきたとき、それは延長のフラグ。またしてもその通りになってしまった(中日のマルティネスはきっちり28セーブ目、くやし〜)。

昨日、8回、村上にフォアを出して森浦と交代した黒原だったが、今日は村上を空振り三振で打ち取って、2勝目。


ヤクルト、サンタナが今日もベンチ外。末包昇大が離脱して低得点体質に悩むカープともども、一人がいない大きさ。

ヤクルトが得点圏にランナーを置いたのは、2回と3回の二度だけ。しかも、どちらもフォアがらみ。ヒット出塁はなし。

4番・村上宗隆も5打席連続三振。ブンブンブン。

元気のない燕にまた助けられたけれど、無得点で引き分けにならず、本当によかった。久しぶりに新井さんが飛び上がって出てくるのが見られました。わっしょい。
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得点圏の小園復活、秋山決勝弾、火消しの森浦で連敗ストップ!


7月12日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対3。

カープ連敗止まった。試合前、カープは4連敗だったが、ヤクルトは6連敗、そんなことになっていたとは(これで7連敗)。

中日に3勝9敗(1分け)したのを、ヤクルトの8勝2敗で補填しているような状態。連敗止まって喜びつつ、中日戦(とソフトバンク戦)の課題を解決しないと、おなかの底からすっきり笑えないものも感じています。

でも、よかったことは確実にいくつかあった。


一時期、得点圏で高打率をたたきだしていた小園海斗。ここのところ、相手エラーやゴロでの打点は上げていたが、スカッとしたタイムリーはなかった。

今日はルーズベルトゲームとまでは行かなかったけれど、取っては取られたりがポコポコと続いたゲーム。そんな中、小園が1回と3回に得点圏でタイムリー! 二度も同点に追いついた。

ということは、小園の前にランナーが出たということでもある。ここ重要。

そして5回、秋山翔吾が決勝打となる3号ソロ! わっしょい。


床田寛樹は石原貴規と初バッテリー。が影響したのかどうなのか、1回で31球を要したのにはびっくり。ヒット2本と連続フォアで、まさかの押し出し。床田に珍現象。

1点先制されるのは(しかも床田で)今のカープには重しのようなものなのだけど、不調のヤクルト、重しを持ち上げさせてくれた。

押し出しで1点先制されたときは、これまで投手に我慢の投球を強いてきたツケだと下がり眉になりましたが、床田は4回から6回、連続三者凡退。

6回3失点でまとめて8勝目。約1ヵ月ぶりの白星。よかった、よかった。


7回、勝ちパターンへようこそ、ハーンが三者凡退。

8回、登録抹消中の島内颯太郎に代わって、本日は黒原拓未。黒原、やったね。

と思ったのだが、1アウトとってから、ヒットにフォア(村上宗隆にな)で、ちょっと弱気が出てしまったか。1アウト1塁2塁。森浦大輔に交代。


森浦が、オスナと長岡秀樹をビシッと抑えて火消し
。今年の森浦の飄々とした強気な投球、ほれぼれします。

9回、ランナーを3塁に置いたけれども、栗林良吏抑えて23セーブ目。

中日は5位ながらも、リードした試合でマルティネスでしっかり勝って、マルティネスは27セーブ目。

大瀬良大地には防御率タイトルを、床田には最多勝を、栗林にはセーブ王をとってほしい私は、ちょっとやきもきしています。


6回、シャイナーにヒット1本出て、ホッとしていることでしょう。

だがしかし、カープ、今日4併殺。6回と8回、代打の田中広輔と松山竜平力ないスイング。7回には野間が2塁に進むも、空いた1塁に小園申告敬遠されて終わったり。

勝ったけど、試合巧者とは呼べない仕上がり。ヤクルトの不調にアシストされた感じ。

でも、ここで勝って貯金して、ヤクルトの連敗ストップは来週に持ち越してもらいましょう。
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