7月27日(土)、ヤクルト戦(神宮球場)、3対0。
今季何度目? という、つまらない試合だった。数えてないけど、相当ある。
試合中、何度も「森下、かわいそう」と口をついて出た。6回まで援護なしのゼロゼロ行進。この無風の蒸し暑い神宮で、我慢比べが続く。
7回、試合が動いた。オスナへのきわどい低めの4球目。これがストライク判定されていたら・・・という分岐点みたいな結果になってしまった。
7球目をヒットされ、中村悠平も2塁打。青木宣親申告敬遠で、1アウト満塁。
ここで代打・川端慎吾が、2点タイムリー。一時期の怖さはないとはいえ、しっかり打たれた。
高橋の代打・赤羽由紘(誰?)にさえも打たれて、つごう3失点。塹江敦哉と途中交代。
高橋が我慢比べに勝った。高橋の調子もよかったけれど、そら勝ちますよ。村上宗隆やオスナのような1発がないカープ打線、我慢もしやすいですよ。
昨日に続いて、堂林翔太が3番。昨日も今日も、堂林がスタメンと聞いて、無力感というか、倦怠感が正直あった。でも昨日、猛打賞。今日2安打。
オールスターで満塁弾を打った坂倉も昨日、猛打賞。今日2安打。
あきらめモードだった(見ている私がね)堂林と坂倉が打った!
ら、ほかの打者がさっぱり。つながらない。あとは菊池涼介の内野安打で、カープ5安打。これでどうやって勝て、と。
ら、ほかの打者がさっぱり。つながらない。あとは菊池涼介の内野安打で、カープ5安打。これでどうやって勝て、と。
久しぶりにスタメンと喜んだ二俣翔一も爪痕残せず。でも、ほとんどの打者が爪痕残してないから。
9回、小園海斗フォア。坂倉2塁打で、2アウト2塁3塁。ここで、お決まりの代打・松山竜平。
はぁ〜。このあきらめムード、どうしてくれよう。最近当たってないので、そろそろ打ってくれるか・・・、いや、得意のセカンドゴロ。川端との対比が痛い。
昨日、大量援護を得ながら5回を投げ切れなかったハッチが登録抹消。
試合後、交代のタイミングについて、「厳しい言い方だけど、ハッチに勝ちをつけるためにやっているわけじゃないから。チームが勝つためにやっているわけだから。そこはやっぱりしょうがない」と、新井さん。(「デイリースポーツ」)
新井さんにしては、厳しめに聞こえるコメント。でも、これはネガティブでもなんでもなく、もっともなコメント。ハッチへの納得の対処にホッとした。
ただ、たとえば九里亜蓮だったら、引っ張ったりしてなかったか(過去にはあった。もう学んだかしら)。そこはフラットとは、言い難いものが。
矢崎拓也や島内颯太郎やハッチを抹消したり、投手はまだ適切に入れ替えがされている方(島内はかなり引っ張った。もっと早く判断してもよかった)。
打線となると、松山、田中広輔、會澤翼ら、期待が持ちづらい選手がいまだに優先席を与えられて、思い切りの悪さを感じる。
じゃ、代打は松山のほかに誰がいるの? という層の薄さですが(シャ、シャイナー?)、8回に會澤翼を石原貴規に代えて、石原代打で使えなくなってるし。ハテ?
「チームが勝つためにやっているわけだから」という新井さんの言葉、オウム返ししたい。野手の起用を見ていると、勝つためにやっているように見えないです(きっぱり)。