2024年11月29日

カープの体制は変わりませんが、選手の背番号は変わった


おぉ。11月29日、カープが背番号の変更を発表。

床田寛樹 28番から19番
小園海斗、51番から5番
矢野雅哉 61番から4番
羽月隆太郎 69番から00番


かねてから、野村祐輔と球団に「19番を受け継ぎたい」と伝えてきたという床田。(「日刊スポーツ」)

床田は野村が引退を発表したとき、こんなふうに言っていたんです。

「僕がプロに入って技術的なことを一番聞いた先輩。間の取り方とか、カーブを磨きたいと思ったとき、すごくわかりやすく教えてくれた」(「デイリースポーツ」)

「(アドバイスが)すごく的確。ほぼほぼ、野村さんに教えてもらったことをやっているという感じ」(「朝日新聞」)

床田が野村のことを尊敬しているのが社交辞令でなく伝わってきて、すんごくいいなと思った。これを読んで、野村にコーチになってほしいと強く思った(そして実現)。

床ちゃん、よかったね。来季は名実ともにカープのエースとなって、タイトル獲ってほしい!


ゴールデングラブ賞も受賞して、今季ブレイクした矢野が4番に。

矢野が球団から期待されてるのが、寵愛を受けてるのがわかる。わかりすぎて、ちょっと引く(球団に)。

4番の前任者は小窪哲也コーチか。それでちょっと引き具合が落ち着きました。


羽月は曽根海成から引き継いだ00番。曽根の分も走ってね。近年では2021年に代走で盗塁王になったロッテの和田康士朗(24盗塁)もいる。目指せ盗塁王。

ちなみに今季の盗塁、セ・リーグでは阪神の近本光司が19でトップ。パ・リーグの周東佑京41に比べると、さ、寒いです。

矢野と小園が13で3位、羽月が12で4位。寒い中にも上位に食い込んだ3人。プレミア12でもどんどこ走っていた小園。盗塁数トップのチーム目指してね。


で、小園です。51番に愛着ありましたが、一桁は時間の問題だった。

1番かと思った。5番でしたか。長野久義からの西川龍馬の5番。小園はそんなもんじゃないと思うんですけど。前田智徳からの鈴木誠也の1番がよかったな〜。

こんなところにも、少し、球団の、矢野と小園への温度差を感じて(勝手に)ちょっと引く。

1番つけて、さらに突き抜けてほしかったな〜。日本代表(若手の部だが)の小園はそんな球団のチマチマッとしたこと気にしないで遠くを見ていると思っているが、まわりに評価されているという空気の後押しがあった方が選手はやりがいがあると思うの。井端監督の小園への評価の方が、スッと入ってくる。


ドライチの佐々木泰が10番。期待大きいのね。シーズン始まらないとわからないが、仮に宗山塁とて結果を残せるかどうかまだわからないが、中盤振る舞いくらいに感じました。

来季に向けて、球団及び新井さんからの変化の便りは届かずじまいだったオフですが、背番号の変化はあった。

背番号って、選手と球団とファンの思いがつまってるなと、あれこれ思う。
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2024年11月28日

カープ、ベストナインもゼロ・・・やっぱりタイトル獲りたい!


11月25日にはベストナイン、26日にはMVPと新人王が発表。カープからは選出ゼロ。

4位のチームにMVPは論外としても、ベストナインには次点に迫る選手もなし。オールスターのファン投票で選ばれた選手がゼロだったときもだったが、さびすぃものです。

一縷の望みをかけた新人王、黒原拓未は41票で、船迫大雅190票に及ばなかったけど、唯一の2桁得票で次点。うむ。


DeNA戦との開幕2戦目、右肘の張りで登板回避した森下暢仁に代わって登板した黒原。先頭打者・度会隆輝への頭部危険球(即退場)がなかったら、黒原の今シーズンはどうなっていたのかわからないところが、ちょっとドラマチック。

2年前の吉川尚輝に続く、ショッキングな展開。どうなることかと思ったが、先発ローテ埋まっていてリリーフに回ったが、徐々に勝ちパに近い存在になって、今季53登板。

頼られすぎて、え、こんなとこで登板? また黒原? もうちょっといい場面で出して。と思うことも終盤あったが、チーム状況よかったら、新人王の可能性もなくはなかった。森下、栗林良吏に続いて、カープドライチ新人王ありかも? と、ちょっとだけ思わせてくれた。

王には選ばれずとも、頼れる選手が一人増えて(貴重!)、カープファンとしては嬉しかった。


パ・リーグは西武の武内夏暉がダントツの242票で選ばれた。防御率はリーグ2位だし、10勝はエースの今井達也と並んで勝ち頭だったし、文句なしの選出。

それこそ獅子奮迅、孤軍奮闘、今年の西武の希望の星でした。五月人形のような面立ち(お肌もツルツル)にもつい目がいった。おめでとう!

今年は、ゴールデングラブ賞に秋山翔吾と矢野雅哉が選ばれたことが、ささやかな喜び(でもベストナインまでは遠かった)。


でも、上記の賞は記者の投票によるものですから、主観や温情も混じります。その点、タイトルは数字によって決まるもの。

そして今年はカープのタイトルホルダーはゼロ、さびすぃ。

タイトルは、選手にとっても、チームやファンにとっても、誇らしい。選手の野球人生にもかかわってきます。一生プロフィールに残ります。

投手のタイトルは、野手以上にベンチの采配が大きく影響する。なんでここまで引っ張る? とか、登板過多で疲れが投球に影響する、とか。

栗林もセーブ数ではマルティネスに迫っていたが、終盤のチームの大失速も響いた(栗林は9月11日の巨人戦、9回9失点の端緒を自ら作ったが)。あれ、おかしいな。中日、最下位なのに。


投手の成績はチーム状況が、打線の援護がもろに影響するので、やっぱり最優秀防御率を狙うしかないです、カープの投手の人は。

監督やコーチは、選手の大事な野球人生を預かっているって脳に刻んで仕事してほしい。広い視野で、選手を見る目がある人でないと務まらない仕事。

でも、チーム(打撃)成績に関係なくお仕事いただけるカープのコーチ。サークル活動か。サークルの元締め(新井さんのことではないですよ。そんな権力ないし)、代わってくれないかな。プイ。

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2024年11月26日

コーチングスタッフ変化なし、さすが優勝目指さない球団


11月24日、プレミア12決勝戦の日に、やっと来季のコーチングスタッフ、発表されましたね。

調べてみると昨年も発表は11月24日でした。「おっそ」と感じたのは、何かしらの「変化」があればいいのにと待っていたから? 

待たされたわりには、変わりなし。2軍の福地寿樹打撃兼走塁コーチがヘッドコーチを兼ねるというオプションはあったが、1軍2軍とも全員留任

11月19日、野村祐輔の3軍投手コーチ兼アナリストの発表があっただけ。


やっぱり予想どおり。お得意の1軍2軍入れ替えさえもなしときた。これは予想以上の変化なし。さすが優勝狙ってない球団だけある。このままでいい、と。

9月の大失速は、選手の力不足もあったとしても、他球団なら監督コーチが責任とる問題が出てもおかしくない事態。

優勝逃してもどこ吹く風、さすが(これ以上言うまい)。

お友だち内閣続行。新井さんは新しい風(視点)を与えてくれる人を招聘する考えはなかったのか。監督は中間管理職みたいなもので、これは球団の意向なのか。

どっちにしても、球団を動かすほどの提案はなかったんでしょうね。「カープ変わります」宣言した新井さんだったけど、これは来季あんまり期待できないかも(選手には期待しますよ)。


シーズン終わって、カープへの関心がどっと薄れています(ここまで薄れたこと、今までなかった)。11月23日のファン感謝デーで発表された「遮二無二」というキャッチフレーズにも、ふ〜ん。

12球団、毎年発表されているキャッチフレーズ。これって必要? ファンサービスの一つでもあり、球団からのメッセージなのかもしれないが、もっと別のメッセージがほしいです。

球団や監督に対して関心が持てなくなってるけれど、なに発信されても信用できない感じがあるけど、選手に対しては違います(おそらく選手にも関心なくなったときが、カープファンでなくなるとき)。


プレミア12での小園海斗と坂倉将吾は記憶に残った。

2番バッターとして、のびのび安打で来た小園。最後の台湾との決勝戦では、初球見逃しあり、気持ちが入ってないように見えるスイングもあり。あのスイング、シーズン中、チームが低迷しているときに時どき見かけたやつ。

「悔しいです。何もできなかった。完全に力がないことを痛感した。またリベンジしたいです」と、試合後に小園。

カープだけにいては経験できなかったことを糧にして、さらに上を目指してほしい。チームを引っ張っていってほしい(ベンチは当てにならないので)。

山本祐大がいたら、坂倉は今回正捕手だったのかは気になるところだが、リードする姿は凛々しかった(でも未だ、パスボールと牽制の送球は不安です)。打撃でも結果出した。来季はチャンスで打てる人になってほしい。


シーズン終了間もなかったプレミア12、シーズンのコンディション優先で招聘を辞退した選手もいたとか。

それはそれでプロとして非難されることでも何でもないけれど、そんな中、プレーすることを選んでくれた選手たちにありがとうございますって言いたいです。

もしかしたら自分たちを格上と勘違いしてしまうような全勝モードで進んできてしまったけど、最後の台湾戦、負けたけど面白かった。台湾選手に力感じた。最後にヒリヒリするものを見ることができてよかった。

来季、カープベンチが指揮する試合をどんな気持ちで見るのかな(脳が自分の平穏を守るため、ベンチの存在はスルーしてしまいそう)。選手の足を引っ張らないでほしいな。選手にはベンチを振り切る強さを見せてほしいな。
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2024年11月25日

プレミア12決勝、0対4で台湾に完敗! 立場逆転、台湾が格上に見えた


11月23日、プレミア12決勝(東京ドーム)、4対0で台湾に完封負け。

試合終了後、「台湾に惜敗」というテロップ。なに生優しいことをテレ朝は。完敗です。

2日連続の台湾戦。日本は昨日温存した選手をスタメンに上げてくるだろうから、また違った試合を楽しめると思う。と昨日のブログに書いたが、まったく予想外の展開になった。

でも負けたけど、今日の試合が一番面白かった。これまで日本は全勝したものの、余興のようだった。やっと緊迫した試合が見られた。


昨日のデーゲームで、ベネズエラがアメリカに負け、日本と台湾の決勝進出が決まった。

そこで台湾は、罰金を払ってまで予告先発の投手を急遽変更。今日、エースのリン・ユーミンをぶつけてきた。

このリン。気の強い玉村昇悟みたいな顔立ちで親近感。玉村とてプロで生きてる選手、気は強いはすだが、強気な空気がメラメラ出ていた。マイナーの舞台で投げているだけある。

サイドスローのサウスポー。打てない、4回無失点。源田壮亮の打球がグラブをはじいてヒットになっただけ。


5回、戸郷翔征からリン・ジャーチェンが先制ホームラン。そして、チェン・ジェシェンが3ラン。一気に4失点。

あぁ、時間は戻らない。戸郷の顔に悔いる気持ちが出ている。こんなときは思い出して、アドゥワ誠の言葉、「打たれても死ぬわけじゃないんで」。とは言えない空気がビリビリ。

このチェン、かつての香港映画に出てきそうな俳優のよう。今日は台湾選手に気迫とオーラが。台湾の応援も昨日よりパワーアップしていた。

投手が交代し、潮目になるかと思われた5回、坂倉将吾と桑原将志が連打。2アウト1塁2塁で小園海斗。積極的に振っていく小園が1球目を見逃した時点で、嫌な感じが。あうー、ファーストゴロで3アウト。


6回から隅田知一郎。三者連続空振り三振! さぁ、流れ来るかという展開なんだけど、来ない。

7回には台湾、ダブルスチールしかけてくる。立場逆転、向こうに格上感。

だがしかし、2アウト2塁3塁で、源田がパン・ジェカイの打球を補った、美しいランニングスローで投げた、セーフのコール。からのリプレー検証で覆ってアウト! ピンチ切り抜けた。

さぁ、これは流れくるよというところなのに、全然来ない。三者凡退? くぅ。


8回、藤平尚真。ランナー3塁も、切り抜けた。あぁ、こんなにリリーフ陣が奮闘しているのに、打線が、元気、ない!

9回、大勢の無失点も言わずもがな。

9回ウラ、辰己涼介ヒット! も、森下翔太セカンドゴロ。栗原陵矢のライナーはファーストにキャッチされ、森下戻れず、ダブルアウトという結末。

今大会、キューバ戦の8安打以外は2桁安打だった日本が、今日4安打。そら、勝てない。どこぞのチームみたいなことになっていた。


オープニングラウンドでも、昨日の試合でも、台湾は格下という感じだった。よもやそれで油断したわけではあるまいな。台湾には勝ちを取りに行く気迫を感じた(先発の変更はどうなんだという問題はあるが)。

台湾は歴代最強チームとテロップに出ていた。日本はベストメンバーではなかったけども(将来見据えた若手路線)、最後、らしくなかった。小園MVPとはならなかった。

昨日、台湾に勝った日本。勝ったスタメンなぜ変える? とは、シーズン中のカープに何度も送った非難の言葉だが、今日は、このスタメンで見たかったし。

でも、最後に緊迫した試合が見られてよかった。台湾、天晴れ。野球の試合よ、また来年!
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2024年11月23日

9対6で台湾に勝って3連勝! 明日もまた台湾戦? でもこんな楽しみあるよ


11月23日、小園海斗と坂倉将吾不在で、マツダスタジアムでは「カープファン感謝デー2024」が行われていたのですね。

プレミア12・スーパーラウンド(東京ドーム)の台湾戦も、スタメンは昨日と大幅に入れ替え。小園と坂倉はお休み。

今日のスタメン、セ・リーグの選手は森下翔太と佐野恵太だけ。馴染みの選手が少なめ。パ・リーグの試合を見ているような感覚。


ところで今日、立ち寄った図書館で『日経新聞』のスポーツ欄を見てみたんです。昨日は牧秀悟の満塁ホームラン、一昨日は小園の7打点。どんなふうに書いてあるかな〜って。

そうしたら、プレミア12についての記事は一切なし。ガーン。

毎土曜日、聴いているラジオのスポーツコーナー、野球は定番の話題なのに、大谷翔平のMVPについては語られても、プレミア12についてはこれまたスルー。ガーンガーン。


プレミア12、私は主に小園と坂倉を見るのが目的で見ています。

それに、今年最後の野球の試合。名残惜しい野球の時間を楽しんでおります。

プレミア12は主に野球ファンが楽しみ、WBCは普段野球を見ない人も巻き込んで盛り上がる大会と受け取ってはいたが、出場選手の格(レベル)の違いもわかっていたが、ここまで扱い違うとは。


ここでちょっと基礎的なことを調べてみた。プレミア12は、190の国と地域が加盟する世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する大会。WBSCは2013年に設立。まだ歴史浅いのね。

WBCはMLBなどが主催し、第1回大会が行われたのは2006年(これはこれで新しい)。2011年、国際野球連盟(IBAF=のちに国際ソフトボール連盟と統合してWBSCに)が「世界一決定戦」として公認。(「読売新聞」)

似て非なるものなのですね(似てへんわ)。今回、台風が心配された台湾大会で、悪天候のとき試合をどうするかについて、WBSCからは何の発表もなく、大雑把な運営だったようです。そら、WBCと同格にはできないわ。(「東スポWEB」)


それでも、選ばれた選手には、とくに若い選手にとっては、いつものチームから離れて刺激を受けることも多いはず。私は見ます、応援します。

今日は9対6で、日本が3連勝。

で、明日の決勝は、ハ? また台湾と対戦。これはプレミア12あるある。なんだかよくわからない着回しみたいなことに。

でも、明日は、また小園、坂倉、源田壮亮らでスタメンが組まれるのではと予想。同じ対戦相手でも、また違った感じになるかもしれない。そこを楽しみにしよう。今年最後の試合。
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坂倉ソロ、牧満塁で9対6、ベネズエラに逆転! 打ち合い上等


11月22日、カープが2人目の外国人選手の獲得を発表。

メジャー通算21発のエレフリス・モンテロ(内野手)に続き、マイナー通算104発のサンドロ・ファビアン(外野手)がカープにやってくる。

二人ともドミニカ共和国の26歳(日本でいう学年は1つ違いますが。て、ほんま日本ぽい言い方)。

この「○発」という響き、いま最もカープに求められているもの。外国人選手は始まってみないとわからないけど(シャイナ〜)、それは日本人もですけれど、プレーを見るその日が楽しみ。カモーン。


プレミア12・スーパーラウンド(東京ドーム)、ベネズエラ戦、9対6で日本が2連勝

1回、昨日7打点の小園海斗が2塁打で出塁。のびやか〜。試合中あまり、感情を表情に出さない井端監督が、「また打った・・・」と静かに驚いていたように見えた。

小園が起点となって、辰己涼介2塁打で先制タイムリー! 森下翔太もタイムリー! 栗原陵矢と牧秀悟連続フォア、源田壮亮併殺崩れのセカンドゴロで、3点目。


出だし好調の喜びも束の間、才木浩人がレイエスの2ランで1点差に迫られる。でも、昨日のアメリカ戦のようなワンサイドゲームより、こっちの方がずっといい。

ベネズエラ代表は、今季メジャーでプレーした選手はいないが、メジャー経験者が17人いるとか。大事なのは現在のコンディション。でも、メジャー経験者17人は伊達じゃない。

才木はその後失点許さず、5回2失点。打線は、2回には1塁2塁、3回には満塁と残塁の山。5回まで動きなし。


で、お風呂タイム(試合長いですから)を終えて出てきたら、あれ? 4対5と逆転されてる。

でもその方が面白い。なんて思うのは、ホームであり、打線への信頼(カープ比です)があるから。普段味わえない、心の余裕・・・。

6回、第2先発の井上温大が、ペレスの2ラン、アルシアのタイムリーで3失点していたのですね(今日は帽子は飛んだのか)。

出る出る、ホームラン。引き締まった投手戦もいいけれど、リードされても競り合う方がいい。


そして6回ウラ、その差を埋めるべく、坂倉将吾がホームランを打っていたのですね。リプレイ見て、うっとり。よっしゃー。

まだ続く。小園フォア、辰己ヒット、森下フォアで2アウト満塁。栗原陵矢もフォアで、同点の押し出し。なんと切ない(ベネズエラ側にとって)。

ここで大将・牧秀悟が満塁ホームラン! 9対5と逆転! 出る出るホームラン。爽快!


9回の大勢は、コンディションが依然ちょっと不安定。坂倉のパスボール(出た!)、ペレスJr.のタイムリーで1失点。綺麗には終わらなかった。

が、小園と源田壮亮による二遊間の併殺は美しかった。小園はカープで菊池涼介という至宝を間近に見て、代表で源田という一級品と組み、得るもの多いんじゃないだろうか。

日本13安打、ベネズエラ11安打。ともにホームランが2本ずつ。やっぱり打ち合いの試合は面白いですよ? と、カープという球団に言いたい。
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2024年11月22日

今季2本の小園が1試合2本7打点!プレミア12、アメリカに圧勝


11月21日、プレミア12・スーパーラウンド(東京ドーム)、9対1でアメリカに圧勝。

雨の影響もあって、長々した試合が続いたオープニングラウンド。今日はテンポいい試合がいいな〜。という望みかなえてくれるような、髙橋宏斗の三者連続空振り三振スタート。

髙橋4回無失点、8奪三振。今大会で一番よかった。

対するヒルは44歳のサウスポー。年齢聞いて、え? 聞き間違いかとテロップ見たら、ほんとに44歳。髙橋のダブルスコア、松坂世代よりちょっと年上。監督かコーチがマウンドにあがっているような落ち着き。

左打者が多い日本代表スタメン相手に、球数少なめポンポンポンと打ち取られ、こちらも4回無失点、5奪三振。


このまま二人の投手戦かと思われた5回、隅田知一郎に交代。試合後のインタビューで、井端監督は「球が抜け始めてたので」と交代の理由を明かしていた。

この代わりばな、隅田はトーマスに先制ホームランを打たれる。う。ま、この後、取り返せばいいんです。隅田はこの1失点で止めて2イニング投げた。

これがもしカープの試合だったら、「なんで調子のいい投手ここで変えてリズム断ち切るの?」と、絶対毒づいた。この差は・・・井端監督と代表打線への信頼あってのものと申せましょう。


アメリカも5回ウラ、快投ヒルを代えてきた。すると、源田壮亮のヒットが起点となって、佐野恵太ヒット、坂倉将吾が同点タイムリー! 小園海斗も2点タイムリー! 

この時点では、「カープ3打点!」的なブログタイトルを思い描いていた。だがしかし、これはまだほんの序の口だった。

7回、坂倉と桑原将志は連続デッドボール、小園がとどめの3ラン! パパパ〜(花火)。だが、まだまだこれでは終わらなかった。


8回、途中出場の五十幡亮汰デッドボールからの2盗、桑原タイムリーで7点目。ここで小園が今度は2ラン、今日7打点目

この瞬間、ベンチは5回の逆転打のときのような大喜びというより、ノンストップ小園に「マジか、どうなっとるんや?」と、一瞬引いてたように見えた。

7回8回を北山亘基、藤平尚真が無失点リレー。8点リードの9回、横山陸人。大勢を温存できた。オープニングラウンドで不安定だった横山、フォアは出したが、無失点に抑えた。


引き締まった投手リレーと小園大爆発で初戦好発進。

アメリカ代表はほぼマイナー傘下の選手。本気出してきてない構成ですが、それはこちらも岡本和真や村上宗隆はいないわけで。

どんな状況でも手を抜かず、試合たるもの勝っていこう。貯金42のソフトバンク相手に諦めなかった日本シリーズのDeNA(貯金2)のように。

シーズン2本の小園が、今日だけで2本。打撃は水もの、今日の打線は(カープとは)別もの。でも、来季が楽しみになる活躍。坂倉もね。次のWBCもスタメンに選ばれる選手になってほしいぞ。
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2024年11月20日

新井さん、まず自分を変える必要あるのでは? 井端監督の佐野を選んだ理由に納得


11月20日、日南の秋季キャンプが終了。 

「厳しいキャンプだったと思いますね。選手は今まで経験したことのない量を、こなしたんじゃないかと。間違いなく振る力というのは付いたと思います」と、新井さん。(「デイリースポーツ」)

かつて練習量の多さが有名だったというカープ、最近はそこまでではという話も。先祖返り?


9月の大失速からの、最終戦後の新井さん「カープ変わります」宣言からの、キャンプで猛練習。つながっているような、バラバラにも見えるような。

野村祐輔のコーチ就任発表以外、いまだコーチングスタッフの正式発表がない。佐々岡さん時代から得点力は落ちているのに、ドラフトしかり、打撃コーチ陣の刷新しかり、ずっとカープを変えようとする気配がない。

なんか信用できない空気が漂ったまま、キャンプは終了。来季の結果を見るまで、信用はお預け。


2日間の休みを経て、明日からプレミア12。若手と、2023年のWBC代表5名を中心に構成された今回のメンバー。

DeNAの佐野恵太が選ばれたと聞いたとき、え、佐野?と、意外な気持ちになった。

佐野は首位打者(2020)と最多安打(2022)のタイトルホルダー。カープ戦でも嫌な打者だけど。

今日、佐野が選ばれた理由がわかりました。


「佐野は対戦したことのない、初見の投手への対応が素晴らしくいいんです。実はプロ1年目に代打で起用されていたときから、そこに注目して観ていたんですよ。打席でのアプローチの仕方だったり、そういうところが国際大会向きだなと思っていました」と、井端監督。(「Number Web」)

佐野恵太は2017年に1軍デビュー。井端さんは2015年に現役引退(翌年からは巨人のコーチ)。現役時代に佐野と対戦はしていなかったけど、コーチとして相手チームの選手をよく見ていたということ。

プロとして当たり前と言えば、当たり前のこと。でも井端監督、よく見てる。


以前、落合博満さんが「監督の仕事は選手を見ること」と言っていた(「選手のクビを切ることだ」とも)。井端さんは監督に向いているということですね。

いいな〜。打撃不振のベテラン・中堅にこだわった新井さんは、選手を見極めること(起用の判断)に関して、監督としての仕事ができていなかった(辛いです)。

変わらなくてはならないのは、そこ、と言いたい。チームがという前に。新井さんだけで変えられない、ままならないこともあるのでしょうけれど。球団自体がガンとして変わろうとしないので。
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2024年11月19日

野村祐輔が投手コーチ就任、望みかなった!


来季の正式なコーチングスタッフの発表がいまだないカープ。随分もったいつけてくれるじゃないか。

と、ゲンナリし続けていましたら、11月19日、今季で現役引退した野村祐輔のコーチ就任が発表された(ほかはどうなっとるんじゃ〜い)。

またきっと、コーチ陣の1軍2軍入れ替え戦法で煙に巻かれる心づもりはできていたけども(全然戦法じゃないし!)。

それでもただ一つ、野村が投手コーチになってくれたらいいなと思っていた。小さな希望がかないました。ポッ(明かりが灯る音)。


リハビリ組や若手を強化する3軍投手コーチと、データ分析を通じて助言するアナリストも兼ねるとのこと。

まず3軍で経験を積んで、というコースでしょうか。数年後、1軍のマウンドに野村コーチが間合いをとりにいく姿が見られたら・・・。わ〜い。

野村のユニフォーム姿が見られるのは嬉しいです。解説しているイメージはわかないので(スーツは似合うが。棒読み問題が)。

監督・コーチに華はいらぬが、選手が目立ってなんぼだが、ソフトバンクの斉藤和巳コーチとタイプは違うが、人の目を魅きつける人がいてくれるのは嬉しいです。

野村の引退が発表されたとき、カープの若い投手たちが野村について語っている記事を読んで、とってもいいなと思っていた。

玉村昇悟は、2軍で調整していた9月、野村から「右足を地面に着いてから投げる」という考え方を学び、新しいフォームを試みて、「キャッチボールでボールが垂れにくくなった」と効果を実感したそう。(「デイリースポーツ」)

床田寛樹は「僕がプロに入って技術的なことを一番聞いた先輩。間の取り方とか、カーブを磨きたいと思ったとき、すごくわかりやすく教えてくれた」。(「デイリースポーツ」)

「(アドバイスが)すごく的確。ほぼほぼ、野村さんに教えてもらったことをやっているという感じ」とも。(「朝日新聞」)


森翔平は「キャッチボールでも感覚をすごく意識している。キャッチボールの大切さを改めて気づかされた」(「朝日新聞」)

森下暢仁は「自分のやるべきことをしっかりやられているなと。自分のことをわかっていて、練習の準備もいちばん多くやっていた。本当にすごいなと、日頃から見ていた」。

常廣羽也斗も「祐輔さんが練習始まる前から1人で先に来て、練習したりする姿を見ていた。気づいたのはキャッチボールの重要性。しっかり丁寧にボールを投げている印象です」。(「J SPORTS」)


引退する選手へのはなむけの記事。よいことを取り上げるものだとしても、そのどれもが具体的なエピソードで、脳に残っていたのでした。投手コーチやってほしいな、と。

あとは、打撃、コーチ、ですよ!
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2024年11月18日

連日の雨も5戦全勝! プレミア12スーパーラウンドへ


11月18日、プレミア12・オープニングラウンド/ドミニカ共和国戦(天母棒球場)。

3対11で、日本が5戦全勝。21日から東京ドームで始まるスーパーラウンドへ。

今日も雨の中、約3時間半の試合。長かった。連日、ほんとにお疲れさまでした。


今日はスタメン入れ替え、桑原将志や小園海斗もお休み(コルニエルの登板はなかった、残念)。

どちらも地元じゃないため、お客さんも少なめ。静か〜。しかも雨。「日本は次のステージへ、ドミニカ共和国は敗退」と決まっているので消化試合とも言え、ピリピリ感は少なめ。なにせ雨。

ドミニカ共和国、今日はフォア8コと多かった(日本は1コ)。よって、日本の残塁も多め。8回まで3対6とリードしつつも、こう、スカッと行けないものかと思っていた最後の9回。

紅林弘太郎2点タイムリー、佐藤都志也タイムリー、五十幡亮汰2点タイムリーと、ごっそり。これで次のステージへ弾みつけてまいるとしましょう。


21日から始まるスーパーラウンドは、Aグループ・Bグループの上位2チーム(ベネズエラ、アメリカ、日本、台湾)で総当たり戦。試合は19時開始(そこは動かないのか〜)。

先攻と後攻は、オープニングラウンドの順位と世界ランキングを総合して、高い方が後攻になるとのこと。(「スポニチ」)

日本は今回1位突破のうえ、世界ランキング1位。よって、どの試合も後攻。そんなアドバンテージがあるとは。

ぜひX勝ちして、少しでも早く試合終わらせてほしいな、なんて勝手なことを。

緊迫感ある試合なら、時間を忘れて見いるでしょう。今年最後の野球観戦、ぜひそんな試合を。
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プレミア12、7対6でキューバ制す! 3点が犠牲フライという真実


11月17日、プレミア12のオープニングラウンド/キューバ戦(天母棒球場)、7対6で日本が4連勝。

雨が降ってます。あれ? 今日はドーム球場じゃない。昨日、チャイニーズ・タイペイ戦が行われた台北ドームは、台湾唯一のドーム球場で、2023年12月にできたばかりだそうです。

今日負けたら1次リーグ敗退のキューバ。日本に先制されるし、キューバのヨンソン監督はもの悲しげな表情だし(もともとそういう顔立ち?)、雨風というコンディション。

全体的に元気なく見えるキューバ。セ・リーグの試合を見ているような気分になる。


5回まで、5対1と日本がリード。

6回、先発の早川隆久が1失点して、横山陸人に交代。雨風に慣れてるロッテの選手、踏ん張れ〜。と応援したが、そういう問題ではなかった。さらに2失点。

6回、コンディションがよくないと聞いていたモイネロがマウンドに。キューバ代表の状況をよく知らないのだけど、人いないの?

フォア・デッドボール・フォアで、1アウト満塁。さらに栗原陵矢に押し出しのフォア。取られたり取ったりの展開で、6対4。


7回、清水達也が打ち取った球を悪送球して、2失点、同点に。

ここで点を取っておかないと、9回に鉄壁・マルティネスが出てきちゃう。それだけは避けねばという8回ウラ、モイネロ続投。え、マジで人がいない?

小園海斗がエラー出塁。今大会、走塁もがんばっている小園だが(セカンドの守備も!)、ここは日ハムの韋駄天、五十幡亮汰が代走に。

辰己涼介はデッドボール。グラウンドのコンディションも悪いが、モイネロのコンディションもよくない。

栗原のレフトフライで五十幡が帰ってきた、早っ! 

いつもキュートなモイネロ。苦しそうな表情で、人が違って見えた瞬間があった。キューバベンチ、どうなってるの?


9回、のびやかな球が魅力の藤平尚真が今大会初ヒットを許し、デッドボールも出て、1アウト満塁。おわ〜という状況でしたが、見逃し三振、空振り三振でガッツポーズ! 

今日、7得点のうち、犠牲フライが3本(森下翔太、佐藤都志也、佐野恵太)、押し出し1つ(栗原)という、渋い内容に。

しかし、ここぞでこれだけ犠牲フライがきっちり出るのが日本代表。カープだと、それすら拝めないことも。地味ながらも力の違いを見る思い。

今日、佐藤がスタメンマスクのため、坂倉はお休み。小園は2安打。日本代表では、走者が出ても小園にバントのサインが出ないので、とても快適です。ツーン(カープベンチに対して)。


普段プロ野球を見ない層も巻き込んだであろうWBCやワールドシリーズに比して、プレミア12はプロ野球ファンが主に見ているとの噂。

だからこれでいいのかもしれないが、実況と解説が、いつものプロ野球仕様なのが、残念。

WBCのときも思ったのだけど、選手の情報や、今日ならキューバの国内リーグにはどれくらいチームがあるのかなど、対戦国の野球状況なども解説してもらえると、もっと楽しいのにと思う。

普段野球を見ない人も想定してもらえたらなと思う。そういう情報は、野球ファンにとっても、あるとなお楽しいものなのだが。対戦相手はもちろんのこと、カープ以外の選手のことも、もっと知りたいですし。

選手のプレーはもちろんのこと、メディアの底上げもしてほしい。プロ野球ファンがいることに安住しないでね。野球人気降下中なんだから、盛り立てていきましょうね。
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2024年11月16日

ピッチクロックなのに試合長く感じたのは、今年のカープのせい?


11月16日、プレミア12のオープニングラウンド/チャイニーズ・タイペイ戦(台北ドーム)、3対1で日本が3連勝。

今大会ではピッチクロックが採用されているのに、試合時間が長く感じるのはなぜ? 19時始まりのせい?

2023年、MLBでピッチクロックが採用されると聞いたとき、せちがらいなと思った。あの間合いが味わいあるのに、と(大相撲の立ち合いもね)。

採用されてから試合時間が平均25分前後短縮されたと聞いても、その程度?くらいに思ってた。


しかし先月、ワールドシリーズの中継を見たとき、試合がテンポよく進んでストレスなかったのは事実。

プレミア12では、走者なしの場合は20秒、走者ありの場合はなし。 MLBは走者なしで15秒、走者ありで18秒と、微妙に違いはあるのだけど。

そこで、はたと気づいた。今季のカープ、終盤を除いては、投手陣の防御率が高く(失点は少なく)、打線は点が取れず、21時前後に終わる試合が多かった気がする。

その体感が残っていて、3時間以上かかる試合を長く感じたのかも? あうー。凛とした投手陣と、点とれへん打線を思い出し、目がうつろになりそう。ボヘ〜。イヤ、もうこんなの!


今日も坂倉将吾が9番スタメンマスク。日本代表(若手版)の正捕手です。山本祐大が骨折していなかったら、どうなっていたんだろう。

1回、森下翔太の犠牲フライで先制。

2回、辰己涼介のタイムリーで、もう1点。

4回、本日ショートスタメンの源田壮亮が、自身代表初ホームランで、3点目。

身体の強さを感じるプレーで今年ブレイクした矢野雅哉だが、源田の無理な力が入ってないショート、綺麗。なんだこの安心感は。


坂倉も小園海斗もヒット1本ずつ。しかし坂倉という選手は打率ほど打っているイメージがない(前半絶不調だったとはいえ)。やっぱり打者は打点をあげてなんぼのもの。得点圏で打ってなんぼのもの。

日本は残塁が多く、圧倒的なものを見せるところまではいかなかった。それでも9回2アウト、小園がヒット。で、2盗を決めて、ボールがこぼれたすきに3盗。

辰己のセンターフライは好キャッチされて3アウトになるものの、シーズン中の新井カープの「失敗してもいいからどんどん走れ」のたまものを見た気持ちになった。小さないいこと見つけた日記。


2019年のプレミア12で初めて見た、チャイニーズ・タイペイの勇ましくて亢進的な応援は、衝撃的だった(昨年、夏の甲子園での慶應高校も)。

今日は、球場のせいなのか、カメラのアングルや音響のせいなのか、そこまで感じなかった。

初回で耐性ができたってことか。人間、1度目の感動はなかなか越えられないものが。


カープやDeNAのエモーショナルな応援も好き。でも、ワールドシリーズの、鳴り物ないのにとってもエモーショナルな空気のスタンドを見るのは楽しかった。試合以上に、あの雰囲気を感じたくて見ていた。

日本って静寂を楽しめないのかな。とある城下町の商店街や温泉、レストランなどで、ことごとくBGMが流れているのを聴くと、これ、いる?と思う。そっとしておいていただけまいか。

そんなことないはず、侘び寂び文化。あれ? おかしいな。

アジアの野球とMLB、野球観戦文化が違っていて、面白いな〜。
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2024年11月15日

小園・牧・森下キーマン3人衆、プレミア12韓国に勝って2連勝!


11月15日、プレミア12のオープニングラウンド/韓国戦(台北ドーム)、6対3で日本が2連勝。

小園海斗は2番セカンド、坂倉将吾は9番スタメンマスク。リーグ戦ではまったくそんなことないのに、代表戦となると、まるで親戚の子を応援しているような、見守るような気持ちになるのはなぜ?

小園がヒットを打てば、「打ったー!」。坂倉、髙橋宏斗や大勢の球、ちゃんと取れるかしら?と心配になって、イニングが滞りなく終わるとホッとしたり(そこはリーグ戦と変わらないが)。


4回、シン・ミンジェが3盗テテテと決めて、ユン・ドンヒの同点タイムリーでホームに還ってくる。

甲斐拓也が代表スタメンマスクのときは、相手もデータを知っているので盗塁してこなかったと、実況の新タ悦男アナウンサー。えぇ、えぇ、坂倉フリーウェイ、なんの異論もございませんよ。

先発の髙橋4回2失点、けっこう打たれ、テンポよくなかった。5回から隅田知一郎が第2先発で3イニング投げる。隅田は1失点で同点を招きはしたが、相変わらずテンポいいわ~。

8回、藤平尚真が三者連続三振。9回、大勢が打たせて取って三者凡退。坂倉、無事おつとめ果たしました。


打線は2回、ショート紅林弘太郎の2点タイムリーで、まず逆転。

小園のショートも見たいのよ。吉川尚輝がもしコンディション良好で日本代表を辞退していなかったら、小園はどのポジションに置かれたのだろう。

5回、2アウトから、フォア・フォア・デッドボールで日本満塁。牧秀悟の2点タイムリーで勝ち越し! マ・キ!(ア・べ!で)

このシーンはお風呂に入っていて見逃した。シーズン中はたいてい試合が終わってから入るのですが、オフの期間は早く寝たいので、ちょっと失礼しました。


7回、小園が先頭打者ヒット! 今日2本目。今日ものびやか~。

からの、森下翔太がとどめの2ラン! 同い年の仲よしコンビが決めた。

それにしても強いわ、持っていくわ、この人(忘れないでね、みなさん。小園が塁に出ていたから、得点が2倍になったということを)。

チャンスの場面で決める。しかもホームラン。このメンタルの強さとパワーがカープにもほしい。ものすごくほしい。


今日も小園が、井端監督言うところの、森下や牧とともに、キーマンとして随所で活躍。

ところで、9対3で日本が勝った13日のオーストラリア戦(バンテリンドーム)。小園が2安打1打点、盗塁も2つ決めた。

ベンチのサインかもだけど、積極的に走っているのを見ていると、新井カープの「失敗してもいいからどんどん行け」がいきているのかな? なんて思ったりします。

明日のチャイニーズ・タイペイ戦、久しぶりに、あのズンドバな賑々しい応援がちょっと楽しみだ。
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2024年11月13日

打点に匹敵する守備、秋山と矢野がゴールデングラブ賞!


11月12日、ゴーデングラブ賞発表。秋山翔吾(外野)と矢野雅哉(ショート)が受賞。

予想どおりになって嬉しい。昨年、カープからの受賞者はゼロ。しかも今年、カープでタイトルをとった選手はいなかった(昨年は島内颯太郎が最優秀中継ぎ投手)。せめてもの朗報。


昨年次点だった秋山は、5年ぶり7度目の受賞。両リーグでの受賞は史上10人目。

受賞の連絡があったとき、自宅で飛び跳ねて喜んだとのこと。可愛い〜。身体能力ある人の日常の飛び跳ねっぷり、見てみたい。

一年間頑張ってくれた投手陣を少しでも助けることができたのであれば嬉しいです」というコメントが秋山らしい。大人。

打撃で投手を助けられなかったどころか、疲弊させた今年のカープ打線(秋山は奮闘した方)。失点を防ぐ守備は打点に匹敵する。投手への思いが見えてくるよう。あぁ、将来、カープの外野守備走塁コーチ、やってほしい。


「打点に匹敵する守備」と言えば、菊池涼介と並んで投手を助けた矢野が初受賞。「カープのショートに矢野あり」で今年大ブレイク。

「ショートは小園」派の私でしたが(華がある、私は見た!)、矢野の台頭で、だんだん声高にそう言えなくなっていった。

でも、打撃では小園との差は大きく、チャンスの場面で矢野に代打が送られなかったとき、ベンチに「勝つ気ないんだな?」と毒づくこともありました。


その打撃でも、徐々に結果を出すようになった矢野(矢野比で)。

それを単純にほめていいのかだけど、打てない打線の中にあって、ファウルで粘って、なんとかしようとガッツを見せることも。

そんな矢野を見ていて、だんだん認めざるを得ないように。打席に立った矢野に「がんばれー」と声をかけるように(家の中です)。

ついには、「矢野にゴールデングラブ賞とってほしい」と思うようにもなった。いいプレーとガッツがファンをそうさせるんですよ、野間、堂林、上本、田中。


毎年話題になるけれど、「え、この選手に投票するの?」という票が必ずある。それはファン投票。主観が混じるとはいえ、曲がりなりにもプロの記者。匿名だからなせる行い、記名式にしましょう?

「該当者なし」という票も少なからずあって、びっくりした。でも、振り返って見てみると、今年だけじゃないんですね。その気持ちもわからんではないがないが(今年の投票結果はこちら)。

11月11日、首相指名選挙で無効が84票あったと聞いたときの、がっかり感は大きかった深かった。

そこまでとは言わずとも、安易に放棄しないでほしい。記名方式なら、該当者なしの意味も問える。プロ野球のゆるいとこ、1つ1つ変えてこ?
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2024年11月12日

九里やったぜ、海外FA宣言!


11月12日、九里亜蓮が海外FA権の行使を表明。

九里、やっぱりこっちだった! 考えに考えて出した九里の決断、スカッとしました。

昨年オフ、九里が「メジャーに興味ある」と話していたとき、正直、え〜と思った。九里と言えば、打線に点を取ってもらった直後の失点とか、けっこうありましたし。

メジャーを目指すのは、たとえば山本由伸らのように、NBPで抜きん出た人というイメージがあった。メジャーの敷居が低くなったような気がしたんです。


でも、「中6日より短い間隔でもっと投げたい」と常々言っていたタフな九里。ローテを守れることが重要視されているメジャー。そこは佐々木朗希より断然メジャー向き。

しかも、これまで大きな故障がなかったというのがすごい。強い体は至宝。

中継ぎ、イニングまたぎ、先発と、言われたところでガシガシ仕事して、今年は念願の開幕投手にもなった。これは九里へのはなむけだったのかなという気持ちにもなる。


開幕投手になっただけに、エース対決、援護ない打線、初勝利をあげたのは8登板目。5月18日の巨人戦だった。

辛かったろう、長かったろう。「本当になかなか勝てなくて苦しかったです」と語った九里。こんな九里、見たことなかった。この日のヒーローインタビューは忘れ難いものになった。

1点差の9回、「九里さんの勝ち逃すまじ」と、小林誠司のスクイズをファーストの二俣が走りこんでキャッチしてホーム封殺したプレーも忘れ難い(ここで言っとこ)。


「もっと野球がうまくなりたい、レベルアップしたい」
・・・プロの選手として当たり前のことだけど、このシンプルな言葉、いい。(「スポーツ報知」)

メジャーリーガーも数多く利用している「ドライブライン・ベースボール」でトレーニングしたり、ここ数年、新しい挑戦をしていて、いいなと思っていた。

なにやら熱そうな雰囲気から、護摩行にでも行きそうな感じがなくはないけど、違うの。末包昇大も、中村奨成も、護摩行の前にやることあると思う(お気持ちは察します)。大谷翔平とか、護摩行しませんから(目を覚ませ〜)。

メジャーからオファーがあるかどうかはこれからのこと(菊池〜)。「あのとき挑戦しておけばよかった」というのだけは、絶対嫌なので、九里のFA宣言、晴れやかです。


「FA(フリーエージェント)」は耳慣れた言葉ですが、自分のための基礎知識メモとして今一度。

「FA」とは、どの球団とも選手契約を結べる権利をもつ選手のこと。「海外FA」は、国外のプロ野球の球団だけでなく、国内のどの球団とも契約できる権利をもつ。 

仮にメジャーの球団との契約が成立しなかったとしても、国内で九里をほしいと思う球団はありそう。望まれることはプロにとって誇らしいこと。私も誇らしいです。どこに行っても応援するよ!
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