11月17日、プレミア12のオープニングラウンド/キューバ戦(天母棒球場)、7対6で日本が4連勝。
雨が降ってます。あれ? 今日はドーム球場じゃない。昨日、チャイニーズ・タイペイ戦が行われた台北ドームは、台湾唯一のドーム球場で、2023年12月にできたばかりだそうです。
今日負けたら1次リーグ敗退のキューバ。日本に先制されるし、キューバのヨンソン監督はもの悲しげな表情だし(もともとそういう顔立ち?)、雨風というコンディション。
全体的に元気なく見えるキューバ。セ・リーグの試合を見ているような気分になる。
5回まで、5対1と日本がリード。
6回、先発の早川隆久が1失点して、横山陸人に交代。雨風に慣れてるロッテの選手、踏ん張れ〜。と応援したが、そういう問題ではなかった。さらに2失点。
6回、コンディションがよくないと聞いていたモイネロがマウンドに。キューバ代表の状況をよく知らないのだけど、人いないの?
フォア・デッドボール・フォアで、1アウト満塁。さらに栗原陵矢に押し出しのフォア。取られたり取ったりの展開で、6対4。
7回、清水達也が打ち取った球を悪送球して、2失点、同点に。
ここで点を取っておかないと、9回に鉄壁・マルティネスが出てきちゃう。それだけは避けねばという8回ウラ、モイネロ続投。え、マジで人がいない?
小園海斗がエラー出塁。今大会、走塁もがんばっている小園だが(セカンドの守備も!)、ここは日ハムの韋駄天、五十幡亮汰が代走に。
辰己涼介はデッドボール。グラウンドのコンディションも悪いが、モイネロのコンディションもよくない。
栗原のレフトフライで五十幡が帰ってきた、早っ!
いつもキュートなモイネロ。苦しそうな表情で、人が違って見えた瞬間があった。キューバベンチ、どうなってるの?
9回、のびやかな球が魅力の藤平尚真が今大会初ヒットを許し、デッドボールも出て、1アウト満塁。おわ〜という状況でしたが、見逃し三振、空振り三振でガッツポーズ!
今日、7得点のうち、犠牲フライが3本(森下翔太、佐藤都志也、佐野恵太)、押し出し1つ(栗原)という、渋い内容に。
しかし、ここぞでこれだけ犠牲フライがきっちり出るのが日本代表。カープだと、それすら拝めないことも。地味ながらも力の違いを見る思い。
今日、佐藤がスタメンマスクのため、坂倉はお休み。小園は2安打。日本代表では、走者が出ても小園にバントのサインが出ないので、とても快適です。ツーン(カープベンチに対して)。
普段プロ野球を見ない層も巻き込んだであろうWBCやワールドシリーズに比して、プレミア12はプロ野球ファンが主に見ているとの噂。
だからこれでいいのかもしれないが、実況と解説が、いつものプロ野球仕様なのが、残念。
WBCのときも思ったのだけど、選手の情報や、今日ならキューバの国内リーグにはどれくらいチームがあるのかなど、対戦国の野球状況なども解説してもらえると、もっと楽しいのにと思う。
普段野球を見ない人も想定してもらえたらなと思う。そういう情報は、野球ファンにとっても、あるとなお楽しいものなのだが。対戦相手はもちろんのこと、カープ以外の選手のことも、もっと知りたいですし。
選手のプレーはもちろんのこと、メディアの底上げもしてほしい。プロ野球ファンがいることに安住しないでね。野球人気降下中なんだから、盛り立てていきましょうね。