2021年10月31日

小窪がカープのコーチに、琢朗さんも呼んで


11月1日のヤクルト戦(神宮球場)との最終戦。森下暢仁は登録抹消だし、若手の登板かな?と思っていたら、小林樹斗が先発濃厚とのこと。やっと、ですね。

今シーズンのカープ、最後の最後でCS進出の可能性が残り、早々に消化試合モードにならなかったことはよかったが、こんなことならもうちょっと早く消化試合モードになって、若手をもっと試せた方がよかったのか、と思うくらいのラスト登板。

シーズン中、もっと早く試す機会を作ることもできただろうに、腰の重いカープらしさがまたここに。


新庄剛志の日ハム監督就任には、マジかー。だったが、本当だった。
日ハムならではというか。

ここ何年も野球に携わっていなかった人に指揮を任せるとは、野球なめとんのか~。という気持ちと、でもやっぱり新庄、魅力的。という気持ちと。

選手より監督が目立ってどうすんだ。これって日本の野球界らしいというか。

選手はどんな気持ちなんだろう? 逆に存在感のない(むしろ選手の足を引っ張る)監督がいるカープともども、選手の自立化は進みそうだ。


新庄は(すいません、つい選手時代の呼び方がなじみよくてそのままで)、ツイッターで「ファン投票スタメン」構想を披露したとか。(「日刊スポーツ」)

こういうのを聞くと、やっぱり面白い。ほかの人では考えつかない(思い切って出来ない)。ファンにとっては楽しみ。

というか、こういうことやってほしいと常々思っていたので。

とくに、終盤の前緒方監督から今の佐々岡監督に、ん゛ー? と首をひねる選手起用が続いていたので、いっそファンが指揮をとったら面白いのにと思ったことがあった。(「プロ野球ファンが〈1日監督〉やってみたら」)

カープの試合を見続けているファンなら、それやらないだろ? と思うような、それプロレベル? という采配を続々繰り出してとまらなかったから(とくに佐々岡監督)。

お茶の間で見ているのと、現場で指揮をとるのは、もちろん違う。でもそういう場面で、客観性がない人が指揮をとるのはどうかと。


かたや、ソフトバンクは、選手としての知名度はおそらくそう高くはないだろう、藤本博史さんが新監督に。

2軍打撃コーチ、1軍打撃コーチ、3軍監督、2軍監督と、ソフトバンクの現場で若手を見てきた人。これもまたソフトバンクらしいというか。

フタを開けてみないとわからないので(たいてい外れる順位予想みたいに)、監督が代わり、日ハムやソフトバンクがどんなチームになっていくのか、楽しみ。


そんなところに、現役引退を表明した小窪哲也をカープがコーチとして招くというニュースが。(「デイリースポーツ」)

とくに人柄が重視されていそうな気配。選手と監督・コーチ陣のパイプ役としての役割も期待されていそうで、そこは人柄が大事かも。

この1年、いろんな経験をした小窪。チームの雰囲気をよくしてください。よろしくお願いします。

そして、技術指導がほしい、今のカープには。ノドから手が出るほど。他チームからもコーチに招きたいと思われるような人にも来てほしい。

巨人で3軍コーチに降格しているという石井琢朗さん、緒方前監督もいないから、もう一度、カープのユニフォーム着てもらえないかな。
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2021年10月30日

九里、むくわれて最多勝。リリーフ陣も無失点で顔見世リレー


10月29日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、4対1。今シーズン最後のホームゲーム、ファンの目の前で勝って終れました。

最多勝をかけた九里亜蓮は2回、1失点。3回ですでに86球。

11月1日の最終ゲームという手もあるのに、いくら九里がタフでも、中4日なんて無理させるからだー。と、ベンチへの罵倒がとまらないスタート(森下暢仁はこの日、登録抹消されていて、あれ? 11月1日の神宮は森下ではないのかぁ)。

九里が最多勝とるためにはこの調子だと200球近く投げないといけないのかと思うくらい、奥川恭伸から点をとれないし。


しかし、ヤクルトはヤクルトで、奥川に10勝目をという試合かと思いきや、4回ウラから、小川泰弘に交代。あら、サラッとしています。かくいう小川も今日勝てば10勝目。

ここでいきなり、小園海斗がホームラン、同点に。4回の守備で、失点にはつながらなかったけどエラーした小園。ポーンと払拭しました。

菊池涼介にもタイムリーが出て、2対1、九里を援護。200球投げなくてもよさそうになってきた。

5回は三者凡退、九里は勝ち投手の権利を得て、99球で降板。


こうなると今度は、1点差を守らねばのリリーフ陣に緊張が走る。

そこを、6回のケムナ誠、バード(6回ウラに2点の援護があり、ふところ少しあたたかくなって)、7回の森浦大輔、8回の島内颯太郎、最後は栗林良吏と、今年がんばってくれた面々が無失点リレー。最後のホームゲームにふさわしい顔見世ができました。

九里亜蓮、阪神の青柳晃洋と並ぶ13勝。セ・リーグの最多勝、確定。九里の粘りが報われた。おめでとう!

9回、栗林の登板に伴い、坂倉将吾は石原貴規とマスク交代。3点リードしていても、今日も最後まで任せてもらえなかった。


もう優勝が決まって調整モードのヤクルト相手。山田哲人や青木宣親らもお休み。

それでも、最後、マツダで勝って終れてよかった。ヤクルトから小さなお返しをもらったような気分(今シーズン、さんざん貢いだ)。

試合の最後には、佐々岡監督のあいさつ。ファンの期待に応えられなかったことへのお詫びと、応援への感謝の言葉が手短かに。

「今シーズンの課題、反省点をしっかりと見直して、チーム一丸、来シーズン頑張ります」のところでは、自分の課題と反省点こそ見直してほしいと、つっこんだファンは多かろう。

あいさつへの拍手は、選手への拍手と受け取った。


この日、小窪哲也、現役引退のニュースが。来季はどうなるかと思っていたが、そうか、そうでしたか。

でも、自由契約の道を選び、独立リーグを経験し、後半、ロッテの優勝争いにちょっとだけ加われた。1軍にあがったその日、同点ホームランを打ったことは忘れません。

あのままカープの指導者になっていたら見えなかった景色を見たはず。

小窪がその道を選んだこと、ワンポイントのような短い期間だったけど、NPBに復帰したことは、今年のカープより、刺激的で、感動した。
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2021年10月29日

悲報の翌日、選手たちはいつも通り。次なる悲報がこわい


10月28日、DeNA戦(マツダスタジアム)、7対0。

大瀬良大地、完封勝ち。最後に勝ち数、二桁にのせました。

小園海斗、林晃汰、西川龍馬らの好守備もあり、7回ウラ、一挙に7得点(押し出しもあり)。投げては、大瀬良が予想外の完封勝ち。きれいに終わりました。

でも、よくやったー。という声が棒読み気味。

前回の登板、打線が反撃して、ヤクルト相手にまさかの逆転劇を見せてくれたけど、大瀬良、その日、4回途中で降板。競った場面で頼りなかったから。

鈴木誠也も代打での出場のみ。代打でタイムリーを打ったのはさすがだったが。


やっとここにきて消化試合がやってきた気分に。もう残り2試合。例年にない、消化試合の遅さ。

でも、よくここまで楽しませてくれたなんて、言わないよ。ここに来るまで散々だったから。

野間峻祥のスタメンにも気持ちが沈む。前に進んでいこうとやってきたところに、また逆戻り現象か。

しかも、佐々岡監督続投の悲報の翌日。晩秋のスタジアムのように気持ちが冷え込む。しかし、その悲報にも負けず、選手たちが勝ってくれてよかった。

最終戦を完封負けで終るDeNAも、なかなか大変だ。

巨人の原監督続投に悲鳴をあげている巨人ファンもいると思うし、カープ以外も、いろいろと大変そうだ。


コーチ陣についてはまだ発表はなし。佐々岡監督続投以上に、コーチ陣がそのまま続投であったとしたら、それこそさらに絶望的な気持ちになる。

カープ関係者でまとめるなら、せめて石原さん、バッテリーコーチに呼んできて。赤松さん、1軍に呼んで(でも、1軍だとストレス大きくて身体にさわりそうで心配です)。

もう、ベンチのことを見るのはやめよう。選手のことだけ見ていよう。そんな気分です。


昨年、引越しをした。たとえば、健康診断の書類や申し込み方法ひとつとっても、当たり前だけど自治体によって違う。

引っ越してみて、前に住んでたところの方がわかりやすく、申し込みも簡単だったと気づく。「ここ、こうしたらどうですか?」と気づくことがある。

よその自治体のやり方を参考にして取り入れてほしいなと素直に思う。一度決められた様式はなかなか変わらないものだけど。

こういうのも、ずっとその自治体でしか暮らしたことのない人にとったら当たり前のこと。ピンとこないことだろう。


小窪哲也が昨年、カープから指導者にならないかと打診されたとき、「カープの野球しか知らない自分はこのままコーチになってもいい指導はできないと感じた。視野を広げるためにも他球団で、もっといろんなことを経験してから指導者になりたいと思うようになった」と、自由契約の道を選んだ。

これまであまり小窪を応援したことがなかったけれど、この話には感動した。応援したいと思った。

そして、独立リーグに進み、途中からロッテに請われてNPBに返り咲いた。

ひとつの場所だけで自分を磨いていける人もいるだろうけれど、いろんな場所で経験重ね、いろんなものを見るのは糧となること。

オリックスを優勝に導いた中嶋監督は、いろんな球団でプレーした人。

カープしか知らない人が多いカープのコーチ陣。同じ顔ぶれで来年も続けるとしたら、変化を求める方が難しい。

次の悲報が恐ろしい。中村奨成をこれ以上埋もれさせないで~。
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2021年10月27日

悲報と朗報・・・佐々岡監督続投&オリックス優勝


昨年、10月22日に、「悲報、佐々岡監督続投」というタイトルでブログを書いた。また同じことが繰り返されるとは。

覚悟と諦観はしていましたが、やっぱりか。今日、佐々岡監督の続投が発表された。

昨年書いたブログを読み返して、なんら今年も気持ちは変わらない。むしろ、絶望感と、球団への不信感は強くなった。

球団は試合を見ていなかったのかな。ちゃんと見ていたとしたら、佐々岡監督に続投を要請しようなんて考えないだろう。

野球への愛情が感じられない。ビジネスだけど、その基本には野球と選手へのリスペクトの気持ちがほしいです。


佐々岡監督はよくも続投の依頼を断らなかったな。よく続けられるな。客観視できたら、続けられないだろう。いたたまれないだろう。

どれだけ多くのファンが佐々岡監督が指揮をとることに、シーズン中も、来年も、失望していること、不満を持っていること、知らないのかな。

どれだけ、今シーズン、何人もの解説者に失笑され、非難されていたか、知らないのかな。野球に携わる人として、かなり恥ずかしいレベルにいるのに。

シーズン中はいろいろやることあるでしょうから(いや、やることやってるように見えない)、ネットなんて見ないでしょうから、知らないんでしょうね。

周囲の評判に引きずられないその神経の無さ(太いとはいいませんよ)は、ある意味、生きていく上では素晴らしいことかもしれないが。

球団スタッフはまさか知らないはずはないだろうに。誰か教えてあげて。オーナーにも社長にも。


昨日のヤクルトのリーグ優勝に喜んだ翌日、オリックスのリーグ優勝の朗報が。

ともに2年連続最下位だったチームが優勝。こうなってほしいなと思っていたことがかなった。カープの優勝はかなわなかったけど、とっくに。

オリックスの中嶋監督のインタビューからは、チームを変えるんだ、という強い意志が伝わってきた。その意志は行動で示された。球団も動かしたはず。

佐々岡監督からは、意志とか、展望とか、感じられないもん。

この絶望感はとめどないが、選手が気の毒で仕方ないが、監督は誰であろうと、選手の自立が進むことが希望の光。

再来年のことはこわくて(また昨年と同じブログタイトルをつけることになったりしたら・・・)、今考えることはやめよう。
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2021年10月25日

何やってんの? 何にもやってない


10月24日、阪神戦(マツダスタジアム)、2対7。

23日には1森下暢仁が133球、24日には九里亜蓮が137球と体を張っているというのに、この打線の援護のなさ。

伊藤将司という苦手投手をまた作って。

何度も同じことを繰り返し見せられて。

おまけに佐藤輝明が約2ヵ月ぶりのホームラン(しかも3ラン)。眠れる虎まで起こしてしまった。

4連投もあり得ると示唆していた栗林良吏の出番すらない。

さぞかし、阪神ファンの方々を喜ばせることができただろう。けっこうなご身分で。カープファンも見てるんですけど。

また出た、らしさ。今シーズンを象徴するような試合が2日も続いた。試合から時間が立ってしまったけれど、記録しておこう。
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2021年10月24日

8回1失点133球の森下を援護できないなんて、4位にふさわしい


10月23日、阪神戦(マツダスタジアム)、1対1。

ヤクルト、しっかりせんかーい。21日の神宮、カープの逆転勝ちがヤクルトの勢いを削いでしまったのか。

デーゲームで、巨人相手に初回から4失点。その後、反撃もなく、11対1、巨人が勝つ。カープの試合開始前に、今シーズンの4位が決定。

時間の問題ではあった。試合を見るモチベーションが下がりそうになったが、いや、今宵は森下暢仁が先発です。


森下、立ち上がりも上々。

3回には小園海斗がダイビングキャッチしてすぐさま送球。5回には鈴木誠也がスライディングキャッチ、林晃汰がダイビングキャッチしてすぐさま送球。6回には、糸原健斗の打球を森下が足で止め、小園が素手でランニングスローという連携プレー。

引き締まった守備で、森下を支えた。が、打撃では援護できなかった。

3回ウラ、元天敵・秋山拓巳から宇草孔基が2塁打、西川龍馬が2塁打で、1対0。貴重な先制点。宇草、森下の日は打つ。この試合に限らず打っているけど、よしよし。

しかし、その1点のみ。1回ウラと3回ウラ、1塁2塁で坂倉将吾がチャンスに打てず、ギリギリギリしました。小園も誠也も菊池も林も、今日は快音なかった。


7回、坂本誠志郎のタイムリーで、1対1に。

8回、120球投げた森下がマウンドに立つ。これは今日、森下を勝たせたいというベンチの意志。

ここは森下、三者凡退、133球で投了。これは、打線がなんとしてでも応えないといけない投球。

しかしな。宇草の代打に堂林翔太を出すベンチ。なんで?  岩崎優に強いというデータでもあるの? どちらも右打者。八百長なの? 

宇草、打ってるのに。森下の日は宇草でしょ。なんでわからんかな。森下の勝ちはなくなった。二桁勝利もなくなった。


9回、1対1の競った場面を抑えた島内颯太郎が頼もしかった。

9回ウラ、やっと坂倉にヒットが出て、代走の曽根海成が2盗したが、菊池涼介フライで終り。カープ、しっかりせんかーい。4位のチームにふさわしい結果になった。

CS進出が消えたことで、「栗林の4連投解禁」とか、「このあとは大瀬良、九里、森下で行く」とか、急に騒ぎ出したベンチが平常モードに戻ることだろう(いや、平常がすでにおかしいことが大問題なのだが)。

8月31日になって、急に夏休みの宿題どうしよう! と、バタバタしているみたいで見苦しかった。小学生なら、まだいいんです、そういうのも。プロなんですから、最初からちゃんとやれーい。

それでも、この終盤に来ても、簡単にリーグ優勝が決まらない展開は、いい。
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2021年10月23日

鈴木誠也のメジャー行きがどちらに転んでも


10月22日、ヤクルト戦(神宮球場)は試合中止。

球場付近はどうだったかわからないけど、夕方、うちの周辺は小雨程度、ほぼやんできた。これくらいの空模様ならゲームはあるかな?と思っていたので、意外。

東京はこの日、12月上旬並の寒さ。この気温でナイトゲームは身体に応えそう。ホッとしたような、拍子抜けのような。

21日、ヤクルトに逆転勝ち。CSへの可能性を繋いだが、逆転のきっかけを作ったエラーをした塩見泰隆が黙っていないはず。前回、7失点の床田寛樹がまた持ちこたえられなかったら(あれは投手交代が遅い監督の責任も大きいが)。

等々、ちょっとホッとしたような。そんなこと言ってたら、試合なんて出来ないが。


鈴木誠也、メジャー挑戦決定的にとの記事が。代理人の選定も済ませ、ポスティングに必要なMRI検査などのメディカルチェックを行う手続きにも入っているとか。(「産経新聞」)

正式な発表はもちろんまだ。でも、これが事実としたら、納得。

なんか最近の誠也、清々しそうだもの。フル出場せず、試合終盤に誠也をベンチに下げるのも、コンディション維持のため球団から指令が出ていたのか?

あと、ベンチで、誠也が若い選手に話しかけているのをよく目にする。10月17日の阪神戦でも、ベンチに下がった後、玉村昇悟にけっこう長く話しかけていた。

在籍している間、若い選手に伝えられることがあれば・・・そんな気持ちだったのかな、とか。


とみに昨年と今年、走者がいないところでは打つ。得点圏では打たない。メジャーのスカウトは何見てるんだと、さんざん思ってきた。

なんたって、カープの試合を、カープの選手を一番よく見ているのはファンだから。

しかし、誠也が復調するとともに、チームも上向いた(小園海斗や坂倉将吾、宇草孔貴、林晃汰ら若い選手の活躍抜きでは語れないけれど)。

まわりを明るくする華のある選手。笑いのツボも押さえてます。


いなくなるのは寂しいけど。誠也に憧れているというドラ6の末包昇大が、カープに入ったものの誠也と一緒にプレーできないかもしれないのにはごめんね、という感じだけど。

でも、誠也がメジャーで結果を出せるか、誠也の抜けた穴はカープにとって大きいのか、意外と違った効果が出るのか(前田健太のときみたいに)、始まってみないとわからない。

どっちに転んでも、カープの選手も、誠也も、ファンを楽しませてほしい。というより、思う存分やってほしい。
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2021年10月22日

ヤクルトに逆転勝ち、首の皮1枚つながった


10月21日、ヤクルト戦(神宮球場)、7対11。

こんなことって、あるんだ。という逆転劇をカープがやってのけた。

先発の大瀬良大地。2回、林晃汰の2ラン(10号!)、4回、菊池涼介のタイムリーと、援護点をもらいながら、4回裏に5失点で、途中降板。

せっかく林が2ラン打ったのにー(松山お父さんが林の頭、ポンポンと2回もなでて慈しんでくれていたのに)。と、機嫌が悪くなる。

またしても、連打され、フォアやデッドボールを繰り出しても、大量失点するまで先発をひっぱるパターン。投手の防御率、上げて上げて交代。そんな監督のもと投げるのも災難だ。


それにしても、ここぞの場面で出てきて、しっかり仕事をする代打・川端慎吾。今日も打点をあげた。出てくると、なんか嫌だ、こわい。そんな代打、カープにいます?

優勝争いをしているヤクルト、波に乗せたらもうこれで終りかと思った。

ところが、6対3と3点ビハインドで迎えた7回。田口麗斗から、會澤翼ヒット、代打・長野久義フォア、宇草孔基のセンター前ヒットを塩見泰隆が後逸。宇草、猛スピードで走って走って、ホームイン、同点に。

ここで終らなかった。小園海斗ヒット、田口から代わったスアレスから鈴木誠也もヒット、坂倉将吾がタイムリー、菊池涼介もタイムリー、打者一巡して、會澤が2点タイムリーーー。7得点のビッグイニングに。6対10と逆転。

こんなこともあるんだ。とたんに機嫌がよくなる。


でも、逆に、同じようにひっくり返されることもあるから、用心、用心。

7回ウラ、森浦大輔がサンタナにホームランを打たれたが、最小失点にとどめる。こういうときのためにも、得点は多めに、ね。

8回、西川龍馬のタイムリーで追加点、7対11と4点差に。佐々岡監督がCS進出かけて、栗林良吏の4連投解禁などと、たわけたことを言っていたので、栗林を休ませる状況が作れてよかった。

そうは言っても、9回ウラ、ケムナ誠が早々に走者を出したときには、いつぞやのときのように栗林の途中登板もあり得るかとヒヤヒヤしたが、併殺で打ちとって、終了。

5回6回を無失点に抑えたコルニエルが、2年目で来日初勝利。よかった、よかった。


宇草が1番に入ってから、打線が動いている。

シーズン途中もそんなことがあったのに、2軍に降ろし、昔の名前の人々をスタメンに置いて、また逆戻りしたことがあった。

やっとそういうことがなくなって、今いい感じだ。昔の名前に執着しすぎたベンチのツケがまわってきて、とんだ最後の巻き返し。


この日、引退を決めたソフトバンクの長谷川勇也が最後の打席に。

7回、得点圏の場面で、代打で登場。打席での鬼気迫る姿は見ているだけで感動してしまう。打球はファーストゴロ、最後までヘッスラで諦めない。アウトになった後も、ものすごく悔しそうな気持ちが全身に出ていた。

昨年の日本シリーズでも、2点リード、ツーアウト満塁の場面で、代打で登場し、いい当たりを見せたが、好守備に阻まれ、ヘッドスライディングするもアウトに。このとき、長谷川はこぶしをグラウンドに叩きつけて悔しがっていた。

この打席を見て、こんな選手がカープにいてくれたら、と思ったものでした。

試合後、「試合が続く限りは勝たないといけないし、勝たなくていい試合なんてないと思います」と語っていた長谷川。(「Full-Count」)

プロだ。勝負の世界に生きている人だ。一時期、負けぐせのついていたカープがヤクルトに逆転勝ちした日に、この言葉は響いた。
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2021年10月21日

カープ、愛しすぎたらダメになるっっ


10月20日、DeNAに「勝てー」と弱い念を送っていましたが、巨人が勝ちました。シーズンが終わった気分になってまいりました。

19日と20日の2日間、カープの試合はなかったので、夕食時、ちょっと軽く、ラジオで巨人の動向でも流しとこうか。と、つけてみたのだが、ニッポン放送のショウアップナイターは、ヤクルト・阪神戦を実況中継していた。

優勝争いしているチーム同士の対戦。そら、そうか。こっちか。

しかし、いつもは巨人主体の放送局。巨人も、さすがにこの成績では放送すらないのか。ヒュゥゥゥ(寒風)。


それを思うと、ラジオに限って言えば、カープは、ホームであれ、ビジターであれ、必ず実況中継はある。聴きたいときにいつでも聴ける。ありがたいことだ(DAZNでホームゲームが見られないのは何とかしてほしいが)。

おそらく、阪神と中日もそうなのでは?(いや、ヤクルトやDeNAのホームゲームのときはどうなんだろう?)

しかも、阪神や中日は、1つの試合を2つの放送局が放送しているのを番組表で見たことが。野球熱、高し。

ラジオでなくとも、中継を見る手段はほかにいろいろあるから、小さな問題かもしれないが、独占中継してくれる局がないヤクルト、巨人、DeNA(セ・リーグのお話)。ファンにとっては寂しい。

昨日、DeNAのホームゲームなのに、神奈川テレボの中継はなかった。最下位だけど、寂しい。関東圏と、それ以外のチームの、地元熱の温度差が。


ところで、今年のオールスターゲームに出場した選手たちが着用した直筆サイン入りユニフォームのチャリティーオークション。人気ナンバーワンは森下暢仁だったとか。(「日刊スポーツ」)

ふふふーん。森下ファン、カープファンとしては、誇らしい気持ちに。だったが、落札額のベスト5を見て、ちょっと引いた。

(1)森下暢仁投手(広島)351万1000円

(2)鈴木誠也外野手(広島)180万3000円

(3)菊池涼介内野手(広島)151万1000円

(4)山田哲人内野手(ヤクルト)150万1000円

(5)栗林良吏投手(広島)118万1000円


森下、ダントツの人気。いやしかし、山田以外、全員カープ。

森下や誠也が全国区の人気者とはいえ、ふつうに考えると、これ、きっとそのチームのファンの方が落札したのですよね。

逆に、この熱さが居心地悪く感じた。このファンの熱心さが、それに甘えるカープの球団の体質を助長させているようにも感じて。

この話はまた、試合のない日にでも。

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2021年10月20日

今村は戦力外だけ、斎藤(ハンカチ)はセレモニー付き


10月19日、阪神はヤクルトに大敗し、巨人はDeNAと引き分け。10月18日の誤審試合の後、阪神は波に乗り、カープはCSの可能性がさらに遠のく。

この日、西武の松坂大輔が引退登板(引退セレモニーは12月4日)。フォアボールで終ったけれど、格好悪いなんて、思わなかった。

現役にこだわることは過去(よかったときの自分)に執着しているように思われがち。でも、早々と辞める人の方がプライドに執着しているという、小池龍之介さんの指摘を読んだとき、なるほどと思いました。(「現役を続けるということ」)。


10月17日には、日ハムの斎藤佑樹が引退登板の後、引退セレモニー。

89登板で、通算成績は15勝。ケガで苦しんだ背景があるとは言え、え、この成績でこんなセレモニーしてもらえるのと、びっくり。松坂なら、日米通算170勝、わかります。ハムのチームメイトはどう思っていたのかな?

斎藤も甲子園からの国民的スター。なんだけど、甘やかされてないかい? 中田翔の暴力事件ではなんの会見も開かなかったし、日ハム、甘くないかい?

斎藤がこんなに長くプロの世界にとどまるとは思っていなかった。数年でマスコミに転身するのかと思っていた。本当にお疲れさまでした。


しかし、実績を残せなかった斎藤君がこんなふうに送り出されているのを見ると、今村猛の戦力外通告には、フンガー! だ。

431登板で、21勝36セーブ、115ホールド。あれほど身を削って、チームに貢献してくれた選手に、ファンとのお別れの時間もないなんて。ジョンソンのときも、そう思った。

選手へのリスペクトが感じられないカープの球団としての姿勢。人として、ちゃんとしようよ。


栗山監督は、斎藤君へのメッセージの中で、「オレに力がなくて、もっと活躍させてやれずに申し訳ない」と語っていた。

栗山監督でなかったら、斎藤はここまで現役でいられなかったかも。斎藤への思い入れの強さは随所に感じられて、甘いと感じることもあったけれど、それでも監督が、選手にこんなふうに思いをかけているというのは、ハッとするものが。

10月13日、DeNA戦で5回5失点した床田寛樹に、佐々岡監督は「連打でビッグイニングになってしまうのが床田の悪いところ」とコメントしていた。

「悪いところ」って。もうちょっと別の言い方できないのか。この人の、ぞんざいな言葉の使い方には、毎回げんなりさせられる。選手のモチベーションを下げないかと心配になる。

投手が打たれても、引っ張って引っ張って、点を取られてからでないと交代させないのが、あなたの「悪いところ」って、言いたい。


今村も、もっと大切に起用してもらっていたら、もっと長く選手生活を送れたかもしれない。

先月、今年のロッテの秘密は「マネージメント力」という、ロッテの黒木知宏さんのお話をブログに書きましたが、今日、こんな記事を見つけた。

優勝争いをしているオリックス、緊張しても不思議でないのに、選手はいたって平常モード。それも、中嶋監督の落ち着きにあるのでは、というもの。競った状況にあっても、シーズン通り、たとえば先発は中6日。(「東スポ」)

私がカープの試合を見るようになったのは2015年から。それ以降に限ってだが、前緒方監督が目の前の小銭(勝利)のために、リリーフ陣を酷使していた。

視野の広い、器の大きな、腹のすわった監督に、チームを指揮してほしいなぁ(素朴な願い)。
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2021年10月19日

写真がとらえた誤審の決定的瞬間、衝撃走った


10月18日、阪神戦(阪神甲子園球場)、2対1。

今朝、「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)のスポーツコーナーを聴いていて、衝撃が走った。

昨日の阪神戦、8回、代打・會澤翼のレフトへのライナーを、板山祐太郎が地面スレスレ、グラブを差し出してキャッチし、アウト判定となった件について、取り上げていた。

このコーナーを担当していた佐藤文康アナウンサーは、今朝、『日刊スポーツ』を見て、驚いたという。

この瞬間の写真が、人工芝にボールがめりこんでいるような写真が掲載されていたそうです。

清水貴仁カメラマンがその瞬間をとらえた写真はこちら。これはセーフという、見事な写真。


この試合はラジオ観戦していたので、解説者や実況アナも「アウトかな?」という見立てをしていて(阪神サイドの方々ですが)、誰が見てもそんな感じなのかなと惜しい気持ちでいた。

佐々岡監督はすぐさまリクエストしたが、判定は覆らなかった。

たしかにこの日のカープ、伊藤将司の前に、7イニング中、三者凡退が5回も。安打は4本のみ。手が出なかった。

最多勝を狙う九里亜蓮、7回2失点と力投しているのを、まったく援護できなかった。この時点で、こんな体たらくでは、負けに等しい試合と思っていた。


そんな2対0の劣勢で迎えた8回、堂林翔太が岩崎優から2塁打を打って、代打の長野久義がタイムリーで1点差。反撃モードの中のアウト判定。

このとき、1塁走者の大盛穂が戻れず、ダブルプレー。2アウト、ランナーなしに。もし、セーフだったら、ノーアウト1塁2塁。逆転のチャンスは残されていた。試合の展開は変わっていたかもしれない。

難しいビデオ判定だったとは言え、優勝争いしている阪神(ヤクルト)にとっても、CS進出を目指すカープにとっても、運命変わっちゃうくらいの。

伊藤をまったく攻略できなかったカープも問題だが、試合を左右する誤診になった。ファインプレーも一転して茶番に。


2015年9月、田中広輔のホームランが誤審された出来事を思い出す。0.5ゲーム差でCS進出を阪神に譲る結果になった、苦々しい記憶。

完璧な判定は難しくとも、もっと精度をあげるシステムに変えてほしい。

例えば、映像判定するのは、現場にいる審判ではなく、別のスタッフに。現場にいる生身の人間同士の忖度が発生しない、客観的に見るスタッフを置くとか。

この写真を見るまで、試合が終わったときは、これでCSなくなったな(もともと難しかったけど)。ちょっといい夢見させてくれて、ありがとう(ほんと小さいよ。見たいのは優勝争いだよ)。いや、それまでいっぱい悪夢見せてもらったな。

と思っていたが、誤診という悪夢にまたしても甲子園で出会ってしまった。試合の結果は変わらずとも、カープは意見書をしっかりと出してほしい。
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2021年10月18日

玉村4勝目。佐々岡監督、投手と試合を壊すな


10月17日、阪神戦(阪神甲子園球場)、2対4。

玉村昇悟、4勝目。10月7日の中日戦でやっとの勝ちがついてから、連勝。今日も打線の援護あり。

1回、小園海斗が2塁に向かってタッチアウト。1塁のベースコーチが的確な指示を瞬時に出せず招いたミス。カープベンチのレベルの低さが見える化。

秋山の立ち上がりも上々。こんなスタートでどうなるかと思ったが、3回、林晃汰と宇草孔基のホームラン、4回には鈴木誠也のホームランで、0対3。


玉村は、先頭打者を出しても、得点圏にランナーを置いても、6回投了時点で無失点。球数109球。前回もたくさん投げた。今日はここで終わりと思いきや、まだ酷使する? 佐々岡監督またひっぱった。

7回ウラ、ロハス・ジュニアの2ランで、2失点。結局、森浦大輔に途中交代。だったら最初から森浦で(それで結果がどうなっていたとしても)。

玉村、打たれて悔しそうだった。それはそれで次への糧にするとして、せっかく好投したのに。6回で気持ちよく終らせてあげればよかったのに。あれ? これ、玉村の前回の登板のときにも同じこと書いていました。

リリーフ事情もある。先発をできるだけ長く投げさせたい気持ちはわかります。でもまだ、先発1年目の20歳。

また監督が壊しにきた。投手も、試合も。目先の小銭がちらついて、結局、追い銭払うはめになる。貧乏臭いことばっかり。嫌になる。


2対3と1点差に迫られた8回。ネクストバッターサークルで、ファーストゴロに終った小園海斗から、アルカンタラの球についての情報を聞き取る、誠也の姿。

誠也は打席に立つと、その合間、バットをちょんちょんと撫でる仕草。なんだか余裕を感じるというか、すごくリラックスしているのが伝わってきた。打つ気配がした。

ら、打ったー。38号。2対4。流れが阪神に行きかけていたこのとき、この1点は大きかった。

逆に、9回ウラ、代打で出てきた佐藤輝明から、打たなさそうな空気が出ているのには驚いた。ここまであからさまに。ほんとに調子が悪そうだ。そして、空振り三振。

昨日、左肩が心配された栗林、今日もおつとめ果たして35セーブ目。7回8回を抑えた森浦と島内颯太郎ともども、3連投させられるのではないかと、心配。


ヒーローインタビューは玉村です。

「3回まで、先頭打者を出していましたが、どんな気持ちで投げていましたか?」 と問われ、「今日はこういう日なんだなと思って投げてました」と、玉村。

この、状況を俯瞰できるところ、すごいなと思った。だから、安易に崩れないんだな。

今日は、2回には好フィールディングも見せ、7回には送りバントを一発で決めた。投げてよし、打ってよし、守ってよし。これはエースの素材。私の中では森下と並ぶ(次に来る)存在。

「先発1年目ですけど、CSも経験してみたい」とも言っていた。

グダグダした1年だったけど、若い選手が最後、そう思える状況になったのは、ちょっとマシ。
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2021年10月17日

8点あってもダメなのか


10月16日、巨人戦(東京ドーム)、7対8。巨人とのゲーム差が3に。巨人は10連敗。

森下暢仁は無失点でマウンドを降りるつもりだったはずだ。

1回に、宇草孔基の先頭打者ホームランを皮切りに、一挙に4点得点。高橋優貴を1回途中で降板させる。

この4点で終わったら、今日の勝ちはないものと思え。だったが、3回には、鈴木誠也の特大ソロ、菊池涼介の2ランで、0対7。6回には、小園海斗のタイムリーで0対8。

投げては森下が6回まで無失点。球数、82球。栗林良吏との黄金リレーは見られそうにないが、今後に備えて栗林にはお休みしてもらおう。今日はまず勝つことが優先だ。


なんだけど、7回、鈴木誠也は4打席目に立った後、7回ウラは守備につかずベンチへ。え、もう降ろしちゃうの? これは最近のよくあるパターン。だがしかし、今日は勝っておきたい試合。誠也は最後までいた方がいい。

6回終了時点で8点差。もう安全圏、今日はもらった、とベンチはたかをくくったか。そのスキが分岐点。試合に安全圏などなーい。最後にしっぺ返しをくらことになった。

7回ウラ、ウィーラーにホームラン。ここで冒頭に戻ります。森下は今日、無失点で終えるつもりだったはず。この1発、とても悔しそうだった。

いつものようにギアをあげて抑えてほしいとベンチは見守ったかもしれないが、森下の後続が打たれることの方を恐れたかもしれないが、疲れと力みが見える森下(中5日です)。その後、連打とフォアで、ワンアウトも取れないうちに、満塁。


その後も、代打・中島宏之のタイムリーゴロで1失点、松原聖弥のタイムリーで1失点、あげく、坂本勇人にデッドボールを与えて、また満塁。ここで、やっと、森浦大輔に交代。

森浦、ツーアウトまでこぎつけるが、岡本和真に2点タイムリーで、5対8。今日はないと思っていた栗林が見られる展開に。しかし、これは喜んでいいのか。

8回ウラ、島内颯太郎がここはしっかり抑えて、よっしゃ。

ところが、9回、小園海斗と西川龍馬の連打で1塁3塁、大盛穂がバント失敗、小園も盗塁失敗で、ズーン。追加点ならず。誠也を早々に下げた采配がここでも裏目に。


しかし、カープには栗林がいる。が、松原への4球目を投じた後、左肩の違和感訴え、トレーナーが駆けつける。どうした、どうした。

プレーは続行、松原のレフトフライを上本崇司が好キャッチ。危なかった。栗林を救った。

丸佳浩と岡本に連続フォア、大丈夫なのか。ウィーラーの2点タイムリーで、7対8。栗林、24試合ぶりに失点。

あと1アウトというところで、中田翔。やっぱこういうときに中田って、いやね。ファウルで粘られ粘られ、投げた8球目のストレートは素晴らしかった。空振り三振で、逃げ切った。


巨人は2日続けて、ルーズベルトゲームに持ち込みながらも、勝てなかった。覇気なく、勝てないベールに包まれたこの感じ。他人事とは思えません。

勝つことはできたけど、森下に勝ちが、栗林にセーブはついたけど、ともに防御率が上がったのは悔しかった。とは言っても、栗林、0.73。すごいんだけど。左肩が心配。

このあと、阪神と2連戦。優勝に向けて熱量かけてくる阪神に、どこまで戦えるか。3位浮上の可能性がゼロではないだけに、下位チームと言えど、プレッシャーなしの、のびのびプレーとは行かない。

それでも、消化試合ムードで終らず、終盤まで競った試合を若い選手が経験できるのは、いい。でも、投手の疲労が、心配。全部勝つくらいの気概がベンチから伝わってこないのも、なんだかな。選手の足、これ以上ひっぱらないで。
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2021年10月16日

どうしようもないシーズン、まだ楽しみが残ってた


10月15日、ヤクルト・巨人戦(神宮球場)、8対7で、巨人9連敗。カープとのゲーム差が4に。

CS進出とか、下克上で日本一とか、今のとこ現実味は感じていないけど、シーズンの終盤も終盤、消化試合になっていない予想外の展開は嬉しい。

しかも、今日は巨人との直接対決。先発は、森下暢仁。

10月10日の巨人戦で、渇望していた7勝目(約3カ月ぶり)をあげた森下。勝ちがつかない呪縛から開放されて、捕手のサインにブンブン首振って、思い切り投げてくれるのを期待しないわけがない。


このままヤクルトに駆け抜けてほしいけど、当初は巨人が優勝するといいなと思っていました。巨人のことは応援していません。日本シリーズで3年連続ストレート負け(略して、ストま)するところを見たいな、と。

たしかに伝統のあるチーム。でも、自分たちは常勝軍団、特別なんだ、そんな態度が鼻持ちならなくて。どのチームだって、スペシャルだい。

そうやって巨人を長く持ち上げ続けるマスコミの態度も偏っていると思うが。いいプレーを見せてくれる選手たちにはエールを送るが。


しかし、シーズン前半は、佐藤輝明の快進撃とともに、阪神が優勝濃厚と思っていた(まだ可能性はあるけれど)。

そして、佐藤の新人王も濃厚と思っていた。それくらい、インパクトが強かった。佐藤がこんなに失速するとは思わなかった。シーズン通して活躍し続けるのって、難しい。

栗林良吏はいたって平常運転。佐藤の失速で、栗林の新人王の可能性も強くなってきた。いかんせん、チームが失速。出番があまりに少なかった。チームも平常運転していたら、もっとインパクトを与える数字を残せたもしれないのに。

それでも、チーム状況がどうあれ、これだけの結果を出し続けた栗林、素晴らしい。


が、ここにきて、DeNAの牧秀悟や、ヤクルトの奥川恭伸の存在感も増してきた。

奥川、昨年、対戦したときはまだまだ1年生、こわさを感じなかったけれど、しびれる球バンバン投げていますね。今やローテを担って、9勝目。ヤクルトの優勝にも貢献している(まだ優勝してないけど)。

牧は、負傷したオースティンに代わって、今や4番に。先日の対戦でも、しっかり打たれました。


林晃汰が鈴木誠也の穴を埋めるべく4番に抜擢されたとき、それまで快進撃を続けていた林にパッタリ快音が聞かれなくなった。

4番って、そんなにも重い場所なのかと思わされたが、牧、しぶい。1年目なのに違和感なし。あの見た目の大将キャラも、いい(林もいいキャラ、がんばれ)。

と、終盤に来て、3位浮上か(声、弱め)、栗林、新人王なるか(声、強め)、まだ楽しみが残されているカープ。

ほんとなら優勝争いという醍醐味で楽しませてほしかったけど、来年、今の勢いを引き継いで、よろしく。監督が誰であれ。
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2021年10月15日

今村が戦力外通告された日、カープは勝った


10月14日、DeNA戦(マツダスタジアム)、5対3。

試合が始まった頃、今村猛が戦力外というニュースを知って、ちょっとぼんやりしてしまって、序盤、試合の経過もそぞろに。

今シーズン、1軍での登板なし。昨年見た今村の球は力がなく、厳しいものを感じた。でもそれは、どう考えても、三連覇を支え、肩を酷使された影響によるもの。

本人も覚悟していたこととは言え、これからのことはまだ白紙という突然の通告。次の戦力外通告はまだ残っているが、なんで白濱祐太はずっとカープにいるのかとスッキリしない気持ちに。


今はなき、Yahoo!のスポナビのコメント欄に、時々、「今村かわいいから好き」とコメントしていく人がいた。我が家ではそのフレーズがツボにはまり、折にふれ、意味もなく、「今村かわいいから好き」と、口にして慈しんだものでした。

カピバラの長男がいなくなる。そんな日、次男が頑張った。大瀬良大地、6回2失点、9勝目をあげた。

打線も援護した。4回、1失点した直後の4回ウラ、鈴木誠也が35号で同点に。

5回ウラ、小園海斗と西川龍馬のタイムリーで、3対1と逆転。

6回ウラ、代打・松山竜平のタイムリーゴロで、1点追加、小園のタイムリーで、もう1点追加、5対2。


7回には森浦大輔が三者凡退。よっしゃ。

8回は、島内颯太郎が、2アウトまでは取るんだけど、ここから連打で1失点。5対3。バードに交代。

はまる時は、はまるバードも、連続フォアで満塁。コルニエルにスイッチ。ハ?


これを聞いたとき、もうあかん。なんてことすんねん。と思いました。しかし、ここはコルニエル、一発ではなく、セカンドゴロに仕留め、おつとめ果たしました。

今日は事なきを得たが、8回、3人もの投手を費やさずに済むようになれたらいいのだが。

9回、栗林良吏につないで、ふふふ。三者凡退の33セーブ目。

巨人は阪神に負け、巨人とのゲーム差4.5に。そう簡単に事が運ばないのは承知の助ですが、可能性がなくは、ない。


お立ち台には、2打点あげた小園海斗と、8回の魔回を火消ししたコルニエルという新鮮な取り合わせ。

コルニエルは初めてのお立ち台。たびたび1発くらうコルニエルショックにドヨ~ンとなるファンも、いい仕事をした日はあたたかい声援と拍手の束。

コルニエル、笑顔が可愛い。バードのときも思ったけど、お立ち台にはできるだけいろんな選手に立って、いろんな顔見せてもらえるのがいいですね。今日もいい選択。

言葉やいろんなことが違う国に来て仕事するのは、いろんな難儀がつきもの。

でも、こんなふうにファンの方からの声援と拍手に包まれて、コルニエルにとっても、ファンにとっても、いい時間を過ごせた気持ちになりました。
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2021年10月14日

床田修正できず、佐々岡監督見てるだけ、おまけに菊保で火に油


10月13日、DeNA戦(マツダスタジアム)、3対9。連勝は6でストップ。大敗。

このところ充実した投球を見せてくれていた床田寛樹。立ち上がりも上々。

3回ウラ、宇草孔基がヒット、小園海斗が3塁打で、1点先制。西川龍馬が犠牲フライでもう1点。菊池涼介のタイムリーでさらに1点、3対0。いつも打ちあぐねている大貫晋一から、ふところが少し暖かくなる援護点をもらう。

床田は4回まで無失点。球数も少なめ。でも、何もかも順調に見える、こういうときほど要注意。なんだけど、それがこれほど的中するとは。


5回、ワンアウトを取った後、床田が突如つかまる。

戸柱恭孝と代打・関根大気の連打に始まり、フォア、知野直人にタイムリー。佐野恵太に犠牲フライ。牧秀悟にタイムリー。宮﨑敏郎に2点タイムリー。連続フォアで、満塁つくったまま降板。

立て板に水、出塁が止まらない。

毎回、うまく行くものではないけれど、打たれることだってあるけれど、このところ、地に足着いた、勝つぞという投球を見せてくれていた床田だっただけに、修正できないまま投げ急ぐ形になったのはとても残念だった。


だけど、5失点して(なおも満塁)やっと交代させたベンチの動きの遅さにも腹が立った。列車に乗って景色を見ている乗客か、あんたらは。机、ドン!

交代が遅くなったのは、床田が持ち直すのを期待していたのか、ブルペンが起動していなかったからなのか。

ブルペンは通常、いつから始動しているものなの? もし、床田が順調に投げていたので、このまま行くだろう・・・と準備をしていなかったとしたら、リスク管理が甘すぎ。

リリーフ陣の調整は難しいものだと承知のうえで、いつ何が起こるかわからないから、最低限の早めの準備をしてうまく回すのがベンチの仕事なのでは。

しかも、ワンアウト満塁の状況で出してきたのが菊池保則だった、またしても。


これはもうあかんと思った。火に油を注ぐと思った。

佐々岡監督はどうしていつも、こういう場面で菊保を出してくるのだろう。経験を信頼しているのだろうか。まさか、防御率という数字・データをうのみにしているんじゃあるまいな。

前の投手が出した走者をきっちり返す。これを繰り返していたら、自分の失点にはならない。そういうシーンを目の前で何度も見ているはずなのに。大投手、佐々岡、何を見てるの?(何にも見てないよ)

5点ビハインドとはいえ、まだ5回。失点、いくらでもオーケーよ、なんて、ファンは思っていないよ。

菊保は、打者一巡した戸柱に2点タイムリーを差し上げて、3対7。

回またぎした6回には、佐野と牧に連続ホームランを打たれて、3対9。今度は自分の防御率も上げました。


逆転された5回ウラからは、とたんに打線が低空飛行に。わかりやすい人たち。

6回ウラ、林晃汰が打って、會澤翼フォア、1塁2塁のチャンスで、代打・堂林翔太。うーん、堂林か。右左病のベンチが、左左の堂林? えーと、過去の対戦成績でもよかったとか?

せっかく生まれてきたチャンスの火も、併殺で消され、今日は、ダメな日かなという感じに。

その後も、得点圏に走者を進めるも、ことごとく実らず。やっぱりダメな日かという感じに。4番と5番に快音もありませんでした。

負けることはあるけど、連勝はいつか止まるけど、負けに手を貸すようなベンチの采配で、台無し感が上塗りされた。
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2021年10月13日

誠也が得点圏で打った! しかも2回


10月12日、DeNA戦(マツダスタジアム)、3対0。6連勝。

九里亜蓮が12勝目、阪神の青柳晃洋とともにリーグトップタイに。

鈴木誠也は3回ウラにタイムリー、8回ウラには2ランと、見せ場でしっかり得点。もっかのところ、坂倉将吾と首位打者を入れ替わり立ち替り。

最多勝候補がいて、首位打者候補がいて、ちょっと前まで最下位。数年前の、山田哲人と小川泰弘がいるのに最下位だったヤクルトの不思議を思い出す。


九里、立ち上がりは不安定だったけど、不安定なのはそこまで。7回無失点。最多勝を争うのに文句のない投球。5回には、小園海斗のエラー(悪送球)をもカバー。これはエースの投球。

打線は、初回から3イニング連続三者凡退と、東克樹の気合入った投球に抑えられていたが、4回ウラ、小園と西川龍馬の連打が、誠也につながり、先制点。

8回ウラにも小園がヒットで出塁して、そこを誠也がグィーンと2ラン。誠也が、2度とも、走者がいる場面で、打った。

ここのとこ、後半も後半にきて、4番がしてほしいことをやっと。何かあるの、このあと何かあるフラグなの?と思うくらい、やってくれる。

優勝争いとはほど遠いカープ。プレッシャーがないと言えば、ない。のびのびできる状況だからこそとも、言える。でも得点圏で打つシーンは嬉しい。


ちょっとウィークポイントの8回は、島内颯太郎とバードがスリリングな中、乗り切り、3点リードで9回の栗林良吏につなげるという、理想的な(理想低い?)展開。

栗林は32セーブ目。15試合連続セーブは、1991年の大野豊さんの記録を抜き、球団新記録。

リスペクトする(←私が)大野さんの記録を新しく塗り替えたことは素晴らしいが、栗林は球団記録でおさまる人ではないと思う。


7回ウラ、2アウト1塁3塁で、宇草孔基の代打に會澤翼。會澤は凡退。その結果をどうこうではなくて、この日、ノーヒットだったけど、宇草に任せてみてほしかった。

9回は、栗林に備え、捕手は坂倉にかわって石原貴規。ここも、多少の心配(リスク)はあったとしても、坂倉に試合を通して任せてみてほしかった。

がんばっている若手をここぞの場面で、ちょっとの安心に取って代えるのではなくて、リスペクトして任せ、経験を積ませてほしかった。
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