2021年10月13日

誠也が得点圏で打った! しかも2回


10月12日、DeNA戦(マツダスタジアム)、3対0。6連勝。

九里亜蓮が12勝目、阪神の青柳晃洋とともにリーグトップタイに。

鈴木誠也は3回ウラにタイムリー、8回ウラには2ランと、見せ場でしっかり得点。もっかのところ、坂倉将吾と首位打者を入れ替わり立ち替り。

最多勝候補がいて、首位打者候補がいて、ちょっと前まで最下位。数年前の、山田哲人と小川泰弘がいるのに最下位だったヤクルトの不思議を思い出す。


九里、立ち上がりは不安定だったけど、不安定なのはそこまで。7回無失点。最多勝を争うのに文句のない投球。5回には、小園海斗のエラー(悪送球)をもカバー。これはエースの投球。

打線は、初回から3イニング連続三者凡退と、東克樹の気合入った投球に抑えられていたが、4回ウラ、小園と西川龍馬の連打が、誠也につながり、先制点。

8回ウラにも小園がヒットで出塁して、そこを誠也がグィーンと2ラン。誠也が、2度とも、走者がいる場面で、打った。

ここのとこ、後半も後半にきて、4番がしてほしいことをやっと。何かあるの、このあと何かあるフラグなの?と思うくらい、やってくれる。

優勝争いとはほど遠いカープ。プレッシャーがないと言えば、ない。のびのびできる状況だからこそとも、言える。でも得点圏で打つシーンは嬉しい。


ちょっとウィークポイントの8回は、島内颯太郎とバードがスリリングな中、乗り切り、3点リードで9回の栗林良吏につなげるという、理想的な(理想低い?)展開。

栗林は32セーブ目。15試合連続セーブは、1991年の大野豊さんの記録を抜き、球団新記録。

リスペクトする(←私が)大野さんの記録を新しく塗り替えたことは素晴らしいが、栗林は球団記録でおさまる人ではないと思う。


7回ウラ、2アウト1塁3塁で、宇草孔基の代打に會澤翼。會澤は凡退。その結果をどうこうではなくて、この日、ノーヒットだったけど、宇草に任せてみてほしかった。

9回は、栗林に備え、捕手は坂倉にかわって石原貴規。ここも、多少の心配(リスク)はあったとしても、坂倉に試合を通して任せてみてほしかった。

がんばっている若手をここぞの場面で、ちょっとの安心に取って代えるのではなくて、リスペクトして任せ、経験を積ませてほしかった。
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