2023年5月31日

今日オリックスに勝たずしてどうする、九里封じた秋山決めた!


5月31日、オリックス戦(京セラドーム)、1対3。

勝ったー。対オリックス戦連敗記録、やっと止まりました(13で)。

6回まで、九里亜蓮は被安打1本。昨日の山本由伸レベル。それなのに、それなのに、残塁の花盛り。

なんというかもう、スタメン知ったとき腰の力が抜けました。田嶋大樹対策で、右の上本崇司や堂林翔太が出るんだろうなとは思っていたが、DHに磯村嘉孝とは。


打順は8番。DHが8番て。それDHなのか。全然こわくない。オリックスのDHは杉本裕太郎。磯村5人いても、杉本1人の方がこわい。もう恥ずかしくなりました。

水本ヘッドもこの顔ぶれ、タイムスリップした気分になったんじゃないでしょうか。

西川龍馬と坂倉将吾以外は30代。いや、西川と坂倉は20代後半だから、もはや全員アラサーとも言える。アラサーズ。それで強ければ、むしろオッサンズを誇ってもいい。でも、点が、点が取れへ~ん。

2回、2アウト2塁3塁で、打席は磯村。この無力感、非力感。いえ、たまには打ちます磯村だって。今日がその日であれー。うんにゃ~、空振り三振。


3回も、4回も、5回も、得点圏で残塁ちゃん。右とか左とか言う前に、打率の高い人出して! と思うが、松山竜平以外いないんだね・・・。なら松山でも。手持ちのカードがちょっとどうかしてます。

だがしかし。一皮向けそうでもう一皮向けず、はや6年目。田嶋の日に勝てずして、どうするカープ。明日は山下舜平大だっつーの。

それでも九里は、野手が何度チャンスを潰しても、淡々と表情を変えず、自分の仕事を続ける。こういうときの九里はタフで美しい。

そんなことでは動じませんよ、九里も森下暢仁も、そういうのの耐性、すごいんだから(そんなことばっかりなんだから)。逆転してもらったからと言って、泣いたりしないのだ、大竹耕太郎みたいに。


7回、黒木優太がマウンドに。ここは潮目の変わりどき。

田中広輔フォア、よしよし。しかし、我らが代走の切り札・羽月隆太郎が盗塁失敗。

菊池涼介ヒット、上本フォア。ここで秋山翔吾が3ラン。やっと来たー。

このとき、ベンチ前でキャッチビールをしていた九里が、拳を突き上げた! それまで表情を変えなかった九里が晴天を衝いたー(ドーム球場だけど)。


点を取ってもらった後の九里はちょっと心配。7回ウラ、1失点(本人もヒーローインタビューで反省していた)。でも、7回1失点、グッジョブ。

8回の島内颯太郎も、9回の矢崎拓也も、オリックス打線に仕事させませんでした。1軍復帰した栗林良吏を無理に出すことなく、二人が快投してくれたことも、よかった。

今日は3人の投手が胸のすくようなかっこよさ。

明日は、山下とコルニエル。山下を見られることに感謝。始まってみないと何が起こるかわからない。どんな小さなことでも勝機を見つけてほしい。

しかし、打線の、土蔵から雛人形を取り出したときのような時間が閉じ込められた感じはなんとかならんのかー(秋山と西川、坂倉、菊池もかな?以外の、な)。
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2023年5月30日

ヒット2本で完敗、本日カープだけたこ焼き


5月30日、オリックス戦(京セラドーム)、4対0、オリックスに13連敗

山本由伸といえど、中16日の久しぶりの登板(発熱のため離脱していた)、少しは何とかできないかと思っが、すきまゼロ。

ヒットは西川龍馬(盗塁も決めた!)と秋山翔吾の2本だけ。スコアボードにはたこ焼きが~(by 福本豊さん)。

1番の菊池涼介以外、左打者。右左問題はあったとしても、中村貴浩と林晃汰のスタメン起用はうれしかった。林はファースト(その手があったか)。

しかし、青柳晃洋対策で左打者を揃えたときのようには行かない(今季の青柳は不調)。


山本を打つのは簡単でないと予想はしていたが、予想を上回る打てなさ。

大瀬良大地もよかった。負けないぞと静かにメラメラするものも感じた。

山本はポイポイちぎっては投げ、ちぎっては投げ、両者とも無四球、試合が試合がススムくん。


5回、先頭打者の頓宮裕真の打球が大瀬良の足に当たり、内野安打に。杉本裕太郎が連打、若月健矢バントで送って、1アウト2塁3塁。

ここでワイルドピッチという名のパスボールがついに出て、1点先制される。後味悪い坂倉将吾(かと言って、打撃で取り返すこともできず)。

茶野篤政が犠牲フライで、もう1点。ちゃんと取れるとこで取る。

大瀬良、7回2失点、援護がなさすぎた。


カープの攻撃は(このままでは)あと1回。山本も交代の模様。2点差だけど私は諦めてません。そんな8回に、中﨑翔太。えー(佐々岡さん的な)。

中﨑、2アウトまではいつも順調。でも、野球は3アウトまでが野球です。

廣岡大志(いいチームに来たわね)と宗佑磨に連打、宗盗塁で2塁3塁。ベンチは動かない。今日はもう投手は無駄遣いしませんということなのか。

中川圭太のタイムリーでダメ押しの2点追加。予想通り、2アウトから中﨑が打たれる。予想通り、山本を打てずとセットで(いりません、そんなセット)。

9回、4点リードで山﨑颯一郎。ここで出てくるとは、今そういうコンディションてこと? それでも見られて嬉しい颯一郎。山本とセットで(こういうセットはいただきたい)。


本日の完封負けはカープだけ。中日がソフトバンクに13点取られていたが(ヒー)、3点は取っていた。

それでも、リーグ戦よりワクワクする。パ・リーグの力ある投手を見られるのは嬉しい。負けてもお金を払ってみる価値を感じる。

第3戦目、山下舜平大が先発してくれないだろうか。

完敗だったが、今日は20代の選手がスタメンの半分を占めていた。いいものだと思った。明日は左の田嶋大樹。カープスタメンの平均年齢が上がりそうだ。
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2023年5月29日

交流戦、ズバリ気になること


明日から交流戦。対12連敗中のオリックスからスタート。しかも山本由伸、こっちはビジター、いきなりの三重苦。でも、強いチームとの対戦は楽しみ。

昨年はヤクルトが首位。現在、セ・リーグ独走中の阪神が、パ・リーグ相手にどんな結果を出すかも楽しみ。

現役ドラフトでソフトバンクから阪神に移籍した、リーグトップ6勝の大竹耕太郎がどんな投球をするのかも、楽しみ。

5月27日の巨人戦、0対0のまま7回無失点を続けていた大竹に、7回ウラ、代打が送られ、その後、近本光司がタイムリーを打ったとき、大竹、ベンチで泣いてました。

同じ日、同じ状況で、森下暢仁はめちゃめちゃ笑顔でした。キャラも、たどってきた道筋も違うけど、私は笑ってる森下が好き。

あ、パより3割打者が多いセの打者がどういう結果になるのかも、楽しみ。


セよりパが強いと言われ続けてもう何年。パとセの違いはいつも気になるところ。

DH戦の有無、パワーピッチャーがパに指名されているというドラフトの巡り合わせ(ダルビッシュ、大谷翔平、佐々木朗希など)はよく挙げられますが。

オリックス(近鉄)とヤクルト、両リーグを経験した坂口智隆さんの話が興味深かった(5月21日の「石橋貴明のGATE7」TBSラジオ)。

「セとパの野球ってやっぱり違います?」の質問に、坂口さんは、ずばり「違います」。

根本的(物理的)に球場のサイズが違う、と。神宮球場や東京ドームは、少し力のある選手だと、打ち損じでもホームランになることがある(野外なので風の影響も大きい)。

セの投手は変化球主体、パはまっすぐガンガン行くとよく言われるけれど、パにパワーピッチャーが多くなるのもなんとなくわかる。球場の違いから、毎試合、強い球を投げることで、球が強く速くなってきたんじゃないか、と。


もうひとつ、「交流戦でパが強い原因ってある?」という質問に、「あれは先入観だと思います」。

ピッチャーの巡り合わせもあるけれど、パは「ここで勝とう」。一方、セは「ここで落とせない、なんとか5割で」と思う時点で、たぶん劣勢に立っている。

そんなに大きな実力差があるかって言ったら、実力だけではないよな、みたいな感じで僕はずっと思ってます、と。

両リーグを経験した坂口さんならではの説得力を感じました。しかもヤクルト、昨年交流戦首位だし。


この先入観の話を聞いて、WBC決勝戦の前、ロッカールームで大谷翔平がチームメイトに呼びかけた言葉を思い出す。

「憧れるのは止めましょう。憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日トップになるために来たので。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」

 昨年、貯金6で臨むも、交流戦でケチョンケチョン。それ以降、下位をうごめくことになったカープ。「交流戦は大事」の用例として、やたらとカープの名前が出てきます、ドン!

しかし、「交流戦は鬼門」という先入観に縛られては、スタートラインから負けている。大谷の言葉を思い出し、がんばろうカープ。


ところで、28日、上本崇司が「交流戦、エスコンフィールドでのゲームもあるし、楽しみです。北海道は美味しいものがたくさんあるのでそれも楽しみ」と話していたそうです。

旅行じゃないんだよ~。上本はサービス精神旺盛な人なので、レポーターを楽しませようとそう言ったのだろうけど。実際、遠征にはそういう楽しみもあるのかもしれないけど。

大谷は遠征でニューヨークへ行っても街歩きはせず、睡眠重視。それをストイックと呼ぶ人もいるけれど、誰かに命令されてるわけでなし。好んでやってることだし。ストイックというのとは違うと思う。

大谷、またしても非凡。上本、普通だな。
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2023年5月28日

交流戦前に3連勝、中村貴浩も得点にからみました


5月28日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、3対1

不調なヤクルト相手とはいえ(今日で10連敗)、3連勝して交流戦にのぞめるのは幸いです。

今日、佐々木朗希と投げ合う藤井皓哉を見届けるべく、カープの試合経過はスポナビの1球速報で追いかけていたのですが、アンダーソンが快投しているではないですか。

7回、村上宗隆に9号ソロを打たれはしたが、7回4被安打無四球

1球速報からもテンポよく進んでいるのが伝わってきた。


打線は、1回、菊池涼介が先頭打者ホームラン

5回、今日はスタメンの中村貴浩ヒット(よし!)、アンダーソンのバント失敗はあったが、菊池ヒット、上本崇司のタイムリーで2点追加

8回、ターリーの3連投にはちょっと驚いたが、2塁3塁と走者を進めスリリングでしたが、踏みとどまって無失点。お疲れさまでした。

9回、連投の矢崎拓也に代わって、島内颯太郎。こちらも1塁2塁を作りながらも無失点。プロ初セーブ


「矢崎さんが3連投にならずに、違う人が抑えたのはチームとして大きい。僕の中でも自信になる」と、島内。

栗林良吏のコンディション不良は嬉しくない出来事だったけど、栗林の不在が矢崎や島内らの存在感を大きくしているとしたら、マイナスなことではなかったと思う。

逆に、1年目から当たり前のように安定していた栗林はやっぱりすごいです。


ヒーローインタビューは、アンダーソン、菊池涼介、上本崇司。

アンダーソンが、「(坂倉とのバッテリーで)気持ちよく、ペースよく投げられた」と、坂倉将吾の名前を出してくれていた。

日本初登板のときも「磯村がいいテンポでサインを出してくれました」と、磯村嘉孝の名前をあげてくれていた。

投手が捕手のことを発信してくれるのは、聞いていてすごく嬉しい(ジョンソ~ン)。


それを思うと、上本が最後に、「野間、待ってるよ~」と野間峻祥の名前を出したのは場違いな感じがした。

ケガで離脱した選手へのエールだとしたら、ほかにもそういう選手はいるわけで。

今、野間に代わって昇格した中村貴ががんばっているのに、無神経とさえ思った。野間が1軍にいるのはデフォルトじゃないのだ!

2023年5月27日

森下初勝利の裏で、現状維持という後退


5月27日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、4対1。カード勝ち越し。森下暢仁、今季初勝利。

1週間前の阪神戦、9回まで投げ、1点の援護もなくサヨナラ負けした森下。今日もまた互いに援護のない0対0、7回3安打無失点(105球)で投了。

こんな状況でも、ベンチで新井さんと笑顔であいさつ。その笑顔に少し救われる。

森下は今いる場所で優勝を目指し、最善を尽くす。でも、カープに強いこだわりや愛着はないと見た。しかるべきときが来たら移籍して、その日をお祝いしてあげたい気持ちでいっぱい。


森下はこういう状況、何度も経験してるんです。無援護への耐性ったら、そらもうすごいんだから。

ピーターズはそこまでの耐性あるかしら? 7回ウラ、秋山翔吾に死球、マクブルームに四球、西川龍馬のタイムリーで、森下に勝ち投手の権利が。

こんな日もあるとはー!

西川は、打席に向かう前、ベンチにいた森下暢仁に「そろそろ打ってくるわ」と声をかけていたそう。かっこよすぎるわ~。


ただ、続いて堂林翔太ヒット、1アウト満塁で、會澤翼が併殺。こんなチャンスで1点どまり、この試合は負けるかもと思った。代打を出す選択肢はなかったの?

6回にも、堂林ヒットで、エンドランをかけるも、會澤空振りで失敗。せめてバットに当ててほしかった。

坂倉将吾だって打たないときもある。でも、會澤スタメンだと攻撃力が落ちて、森下にハンデを与えられてるような気持ちになる(今季は會澤とのコンビで、昨年みたいに、球数かさんでテンポ悪い投球はないけれど)。

投球が一番信頼できる森下に、あえて週に一度の重役出勤日を当てているんだろうかとさえ、今日思った。


しかし8回、田中広輔ヒット、代打・矢野雅哉バントで送って、菊池涼介タイムリー。そして、代打・坂倉将吾。さよう、坂倉がおりました。今日は当てました。2点タイムリーで4対0に。

しかし、9回、矢崎拓也が連続フォア。中村悠平の犠牲フライで、3点差に。

1アウト1塁2塁、いつオセロの色が引っくり返されるかわからない状況で、ファーストに入った坂倉が長岡秀樹の打球を体でとめて捕球。

2アウト2塁3塁で、代打・サンタナ。まだサンタナいたか~。そこを田中がサードゴロをキャッチ、3アウト。森下に笑顔が~。


スタメンを見たとき、また旧石器時代に逆戻りしたかとがっかりした。それは言い過ぎ。でもそれぐらいの気持ち。

昨日、田中は3安打3打点と、スタメン起用されておかしくない結果を出した。しかし、ショートではなく、サード。

2日連続でエラーした林晃汰を代えてきた。ライトも中村貴浩ではなく、堂林翔太。

林や中村貴を起用するより、経験あるベテランの方が安心できるんだろう。それがベテランのよさでもある。実際、今日は勝った。田中も得点にからみ、守備でもいい仕事をした。


ヤクルトの前小川監督は、たくさんエラーしても、村上宗隆を早くから起用して、経験を積ませた。

林や中村貴はそこまでの選手とは思われていないということなんだろうか。村上は別格かもしれないが、二人は今、カープの希望の星なんだけど。

目の前の試合を勝つことは大事。今日、勝ててほんとうによかった。

ミュージシャンの杏子さんが商社でOLしていたとき、社長室には「現状維持は後退なり」という格言が飾ってあったそうだ。

新井さんは若手を育てる腹はまだくくれない。お茶を濁すという「現状維持の延命」を選んだんだな。
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2023年5月26日

マツダのビジターヒロイン場内放送解禁の日、カープ勝ちました


5月26日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、6対4

朗報です。本日から、マツダスタジアムで、ビジターチームのヒーローインタビューも場内放送されることに。

マツダではビジターのヒロインは流さないと知ったとき、かなり驚いた。相手チームとファンへのリスペクトのない偏狭なとこ、気持ち悪いと思った。野球が好きなんじゃなくて、カープが好きってことなんだな。私がオーナーだったら、真っ先に撤廃したいことの一つだった。

こういうスタイルは今や阪神とカープだけだったとか。阪神よ、おまえもか~い。しかし、その阪神も今季からは悔い改めた。(「デイリースポーツ」)

この影響が大きかったのか、やっとだよ、カープ。できることならカープのヒーローインタビューが聞けるのが一番なんだけど、よかった。


黒原拓未プロ初先発。床田寛樹の左肘炎症による登録抹消でやってきたチャンス。

いきなり先頭打者の太田賢吾と2番のサンタナに連続ヒット、わぁぁぁ。と頭かかえそうになったが、クリーンアップを三者凡退。よしよし。

プロ2年目の若手の初先発。ここは野手陣がバックアップしていかなくてはっ(鼻息)。

1回、今日2番の上本崇司がヒット&盗塁、マクブルーム死球で、坂倉将吾が先制の2点タイムリー。そうこなくちゃ。


2回、8番・田中広輔が2塁打。黒原はバント失敗(残念)だったが、秋山翔吾のタイムリーで3対0。いくらあっても足りないから、どんどん取っていこう。

3回、田中の3ランで6対0。よーし。

と、打線の援護を得た黒原だったが、4回、4被安打1フォアで、3失点。大道温貴と途中交代。昨日のコルニエルのこともあるし、早めのお手当て。お立ち台デビュー計画は持ち越し。

その後、カープは無得点。2点差まで迫られたが、逃げ切った。


ヒーローインタビューは勝利投手の島内颯太郎、先制2点タイムリーの坂倉、3ランの田中。

島内、久しぶりのお立ち台。「島内は一生負けパターンなのか」と思わされた時期も長かったが、大事な局面を任せられるようになってきました。おぉ。

島内、思ったより声が高い。坂倉は低め。田中は少し高め。落ち着いた3人のヒロインでした。

田中は「空席が目立つので、どうかスタジアムを埋めて、真っ赤な声援を我々選手に送ってくれたら幸いです」とメッセージを送ったが、それ、ファンのせいじゃないから。不甲斐ないプレーのせいだから。


今日は、中村貴浩はスタメンを外れた(8回、代打で登場)。いきなりの環境の変化、休息日が与えられたと思いたい。

スタメンショート・田中と聞いたときには、あ~。また時々出番を与えられる重役出勤枠の日かと思ったが、3安打3打点。しかも、とどめの3ラン。

たま~に出て、たま~に活躍することで、また重役待遇が続いてしまうのか。でも、打率が2割台にのりました(寛容。カープ、レベル低っ)。ホームインしたときの笑顔はやっぱり素敵だった。

今度こそカード勝ち越したい。明日は、森下暢仁に勝ちをつけたい。点をたくさん取った翌日は静まること多しのカープ打線。時には覆してくれないかな。
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最下位中日に負け越し、それ相応の理由がある


5月25日、中日戦(マツダスタジアム)、2対8

2週間のロードを終えてやっと帰ってきたマツダスタジアムで、最下位中日に負け越しとは。

今に始まったことでなし、悔しいを通り越してこうなる理由があるねと思える、今のカープ。

2回、坂倉将吾と林晃汰の連打、中村貴浩のゴロ(この後、貴浩初盗塁)、コルニエルフォアと満塁の絶好のチャンスで、菊池涼介サードゴロ。あぁぁ。


5回、木下拓哉の先制ソロ、岡林勇希のタイムリー2塁打、ショート・上本崇司のフィルダーズチョイス、石川昂弥のタイムリー2塁打で、あれよあれよと5失点(この間、フォア2コはさみました)。コルニエル、5回で降板。

7回、中﨑翔太。サード・林晃汰の悪送球&ファンブルと連続エラーが出て、今季まだ1打点のビシエドに3ラン

カープは6回、秋山翔吾とマクブルームの連打、西川龍馬のゴロで1点返すのと、7回、秋山の内野安打でもう1点。これで精一杯。

柳裕也、お待たせ、今季初勝利。


柳に相性のいい堂林翔太をスタメンにもってくることもあるのかなと思いきや、貴浩スタメン。しかも最後まで使った。これはよかった。少しは腰を据えて、経験積ませるモードに入ってくれたか、ベンチ。

て、遅いねん。林の昇格も、貴浩の支配下登録も、遅いねん。

今日、林の連続エラーが、ビシエドのとどめ3ランにつながりはしたが、林と貴浩がスタメン起用されて、風通し、少しよくなった。でもね。


新監督・新井さんが秋季キャンプで「俺は好き嫌いで起用しない」と宣言したとき、よっぽど佐々岡さんの3年間を外から見ていて思うことあったんだろうなと思った。

それを言葉にするのはよっぽどの覚悟の上かと思った反面、自分で自分の気持ちをコントロールするのは難しいから、情が出ることもあるんじゃないかと気になっていた。

でも、そんなに覚悟あって発した言葉でもなかったのかなとも思う。「カープは家族」同様、そういうこと、軽はずみに言うもんじゃないですよと思う。


始まってみれば、力の衰えた會澤翼や田中広輔らがいまだに1軍の座をキープ。

會澤は週に一度スタメンマスクをかぶるという重役出勤。左のショートスタメンはさすがに守備に定評ある矢野雅哉になりつつあるが(小園海斗どこ行ったー)、田中にはさほどチャンスでない場面で代打の時どき出勤が与えられている。

めちゃめちゃ競争抜きで、ベテランに枠与えてるやん。

そんなだったら、秋季キャンプであんな宣言しないでほしかった。言葉より、行動で示してほしかった。もう言ったことすら忘れてるんじゃあるまい、な。


「現役時代、監督と一緒にやっていた選手も多い。やっぱり “情” が入ってしまうときもあると思うんですよね。そういった部分で、違う目線で監督をアシストしたい」とインタビューに答えていた藤井ヘッド。(「RCC」)

ちょっと放置してませんか、もっと監督にはっきり言ってほしいんだけど。

そんな競争のないチームでは、監督がそういうチームづくりをしているのでは、強くなれない。負けても合点が行くというものだ。

2023年5月24日

大きく育て、中村貴浩プロ初打点!


5月24日、中日戦(マツダスタジアム)、6対2

1回、一挙5得点。涌井秀章の調子がよくなかったとは言え、昨日の静けさと一転。打線は水物、読めないわ~。

菊池涼介ヒット、西川龍馬2ラン、秋山翔吾3塁打、ビシエドのタイムリーエラー(悪送球)、坂倉将吾の2ランで、一気に攻めた。

林晃汰もヒット、1番から6番まで途切れず出塁。中村貴浩は併殺。わ。


しかし、3回。中村貴、2アウト2塁3塁で、レフト前ヒット。マクブルームが走って走ってタイムリーに。昨日のプロ初安打に続き、今日、プロ初打点。やんや、やんや。

「スミ5」で終わりかねないところに(カープあるある)、貴重な追加点。

涌井は3回6失点(自責5)で降板。九里亜蓮は調子がよくないなりに、7回1失点と抑え、3勝目。先発に勝ちがつく試合はやっぱりいい。


しかし、4回から7回まで、中日のリリーフ陣が奮闘して、カープはオール三者凡退。明日がまた心配になる淡白さ。打線は水物とは言っても。

最後に、その淡白さを吹き飛ばしたのがヒーローインタビュー。

3勝目の九里と、先制2ランの西川に並んで、中村貴がお立ち台デビュー。新しいスター候補にスタンドの完成がひときわ大きかった。


いきなり、「最高でーす」と声を張ってテンプレ回答する人でなくて、ホッとした。打席では大物感あるのに、お立ち台で消えいりそうな声。このギャップが、このオリジナリティがまたいいわ~。

アナウンサーは中村貴から話たくさん聞きたいから、引っ張ります。ものすごく緊張してたと思うけど、そのつど、無理しない声量でトツトツ話すところも、引き付けられた。

久しぶりに一挙手一投足を追いかけたくなる選手が出てきた。

大きく育ててほしい。いや、ちまっとした打撃コーチに振り回されず、自ら大きく育ってほしいぞ、中村貴。
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2023年5月23日

3連敗、3試合連続6安打ですもの


5月23日、中日戦(マツダスタジアム)、1対3

7連敗の中日にそろそろ勝ちがつく頃だったとはいえ、元気のない中日に輪をかけて元気がなかった。

今季、小笠原慎之介や髙橋宏斗とは対戦ゼロ。それで助かってる気もするのだけど、また福谷浩司を攻略できず。

大瀬良大地は7回、岡林勇希、福永裕基、細川成也に3連打浴びて途中降板。7回3失点、ふつうに先発の仕事はしたが、打線が打線が。



秋山翔吾猛打賞。でもその前後、静まり返っていました。

2回、林晃汰の先制1号は嬉しかった。どんどん行って。ファンはずっと林の昇格待ってたんだから(なのにベンチはもぉ)。

中村貴浩も7番でスタメン、5回、初ヒットが出たのも嬉しかった。

今日は途中で代打を出されなかった。よし。このままドンと腰をすえて起用を続けて経験積ませてほしいのだけど、どうなるのか。


立浪監督は若手に経験積ませて、今は種まきの時期という展望がありそう(ファンはそうでもないとやってられない成績ですが)。

新井さんは今年、優勝する気はあるのかな。かと言って、種まきもない。何をしたいんだろう。今年も護摩行にて、「広島優勝」を100回唱えてきたらしいので、優勝、考えてなくはないんですよね?

7回、2アウト1塁で代打・田中広輔。得点圏ではないけれど、もう7回。そんなにあとチャンスないよ? ここで田中を出す説得力が全然ない。

ここで松山竜平出せ~とまでは言わないけど、走者が出て田中。お茶をにごされてるような気持ちになる。勝つ気、優勝する気、あるのかなって。

 
阪神OBの中込伸さんは岡田監督について、こう語っていた。(「PRESIDENT Online」)

「岡田さんって情はあるけど、勝負って言ったら、パチッと切り替えることができるでしょ? だから、阪神は強くなると思うんだよ。矢野さんとか金本さんって、やっぱり情があるよね。一緒にやってた連中をまた使って、蘇らせてやろうとか、そういうのがある」

5月19日のカープ戦で、7失点した青柳晃洋に、岡田監督が「ならんで良かった、勝ち投手に」と言ったのはなんだぁ?と思うが、パチッと切り替えはうらやましい。

そういうのは一緒にやっている選手に伝わる。あぁ、新井さんは、矢野さん金本さん系。


オールスター、人気投票の中間発表では、阪神から1位が5人。ヤクルト、中日、楽天は選出圏内にゼロ。

カープは秋山翔吾が圏内にただ一人(セーフ)。今年は、マツダスタジアムとバンテリンドームが開催地なのに。

やっぱりチームの勢いあるなしは如実。プロ野球は人気稼業、ある意味、この結果にスカッとします。
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2023年5月21日

地力がないと勝ち越しは難しい


5月21日、阪神戦(甲子園)、4対1。カード負け越し。

昨日、9回までマウンドに立った森下暢仁に援護なし(それは7回まで投げた大竹耕太郎も同じだったが)、サヨナラ負け。

3度目の大竹との対戦で、まったくの成長なし。林晃汰も昨季、ウエスタンリーグで何度か対戦していたそうだが、初見でない相手に毎回初見のように封じられた余韻を残したまま、スタート。


大竹戦でスタメン外れた中村貴浩が今日2番。右とか左とか言う前に、どしっと腰据えて起用してほしい。

1打席目、10球粘ってレフトフライ。2打席目、走者3塁に置いて、ショートゴロ。3打席目、併殺。4打席目は堂林翔太と交代(堂林も併殺)。

2戦ともノーヒットという記録だけ見て、また控えになって、そのうち2軍に降格されるパターンに落とし込まないでほしいです。

結果が出てないのに起用され続けている先輩方はたくさんいるのに、若手は大変だ。ここは見極めてドスンと使ってほしい。

がんばれ、中村。でも、徐々に開花していく予感が(希望?)。


今日も6安打(阪神は7安打)。今日も地力のなさを感じさせられた。7回、林のタイムリーが出たが、1点差に追いついたところで、8回、島内颯太郎が2失点。

アンダーソンがアクシデントで5回途中降板。大事にいたらないといいのですが。

昨日、遠藤淳志がファームのソフトバンク戦で左膝に打球を受けて降板。心配です。玉村昇悟、2軍に落とさない方がよかったのでは?

いろんなことが起きるけど、栗林良吏が離脱した後、がんばっているリリーフ陣。変化をチャンスにして、出てこい、活躍する選手!


2週間の長いロードが終わりました。やっとホームに帰れます。ほんとうにお疲れさまでした。

5月末には交流戦も待ってます(去年よりは成長しててほしい)。

通常でもリーグ内では移動距離の長いカープ。タフさを身につけた選手たちにきっと何かもたらされてるはず。と思いたい。
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2023年5月20日

森下の1勝は消えたけど


5月20日、阪神戦(甲子園)、1対0

昨日の乱打戦とは180度変わった緊迫感。ここまでの投手戦になるとは思わなかった。9回表までゼロ行進。大竹耕太郎は7回6安打99球、森下暢仁は9回6安打108球。

森下は最後までマウンドに上がった。2アウト、大山悠輔2塁打、佐藤輝明は申告敬遠、昨日1軍に戻ってきたドライチの森下翔太がサヨナラタイムリー。

開幕から5連勝の大竹とは3度目の対戦。2度の敗戦に続き、今日も打ち勝てなかった。


いつもなら、この森下を援護できない打線なんて! とおなかの底から煮えくり返るが、今日は冷静だった。

総合的に阪神が上回っていた結果だから。

どんな投手でも毎回好投できるわけでなし、そろそろ崩れる頃では? と勝機を見い出したかったが、今日の大竹、絶好調ではないなりに、またしても点を取らせない投球(というか、点を取れないカープ)。

ソフトバンク時代、交流戦では8戦全勝と聞いた。それでも現役ドラフトにリストアップされ、セに移って無敵状態。パとセは別物なんだなと感じさせられる。

それを思うと、カープを戦力外になった藤井皓哉はパ・リーグで結果を出してる。素晴らしい。

今年、大竹が交流戦でどれくらいの成績を上げるのか、楽しみ(よくても悪くても)。


森下の投球が素晴らしかったことも、負けてもいつもほど腹が立たなかった理由のひとつ。

1年目の「負ける気がしない」森下をちょっと思い出したのだ。点を与えない意志を感じた。それでも、1年目も、今日も、打線の援護がないと勝ちはつかないのだが。

手術後、復帰してから、2試合クオリティスタート(今日もです)、先発の仕事は果たしていた。でも、森下自身、まだしっくり来てなかったと思う。今日の投球から、右肘の状態が完全にいいことがわかって、嬉しかった。しかも一人で最後まで。讃えたいです。

岡田監督は「森下は良かった。久しぶりに良かったよなあ。でも9回は来ると思わんかったけどなあ」(「サンスポ」)


岡田監督は、7回99球で大竹を代えた。そこが、カープとの違い。

でも今日は、9回森下で全然納得。8回までのこの状況で、9回を投げるリリーフのプレッシャーたら半端なかったと思う。

7回無失点の大竹の後を受けた岩貞祐太と岩崎優はともに三者凡退、見事だった。だからスパッと大竹を代えられる。

調子がよかったとき(限定)の栗林良吏だったら任せたいと思ったかもしれないけど(でも延長の可能性もあった)。

9回、大山、佐藤、森下が得点にからんだところも、すごかった。3人ともドライチ(森下暢仁もドライチ)。カープはこういう点の取れる選手を獲ってこなかったわけで。ここもまた、まいりましたというところ。


それより、スタメン見てがっかりした。昨日、1番の中村貴浩はスタメンから外れた。またいつものカープに逆戻り。つまらないなぁ。つまらない(2回言った)。

新井さんは昨日の中村の初打席を見て何か思わなかったんだろうか。

8回ウラ、サードの林晃汰が木浪聖也の打球をスライディングキャッチ→送球でアウト! 森下さまのバックを守るとき大きなプレッシャーを感じていた林がよくやった。

2回には菊池涼介の好守備もあった(菊池はこれがスタンダードですが)。

今度は援護で森下を支えてください、お願いだから。
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2023年5月19日

中村貴浩の1番効果、詰まってたものが一気に動き出した


5月19日、阪神戦(甲子園)、7対10

取られても取り返す、こんなカープらしくないカープを見たのは何年ぶり? 

今日はスタメンからワクワクした。青柳晃洋対策で左打者をそろえるという、一見、緒方&佐々岡さんの香りがプンプンのオーダーだったが、支配下登録された中村貴浩が1番! 林晃汰が6番! こういうのが見たかった。

1回、中村貴は初球をレフト方向に大飛球。ノイジーにフェンス激突で捕球されてしまったけど、いいぞ、いいぞ。


その後、2番・西川龍馬2塁打、3番・秋山翔吾フォア、4番・松山竜平が先制タイムリー!

5番・坂倉将吾もタイムリー林もタイムリー、7番・田中広輔フォア、8番・韮澤雄也が2点タイムリー

2年連続最多勝の青柳晃洋、今季は防御率も悪く苦しんでいるとはいえ、1イニング5得点


玉村昇悟は2回、大山悠輔と佐藤輝明に連打、坂倉のパスボール(さーかーくーらー)、フォアで満塁。ここを逃げ切ったのはえらかった。

3回と4回、ノイジーと佐藤にソロを打たれて、2対5、3点差。

5回、玉村自ら2点タイムリーで、2対7、また5点差に戻す。うちの玉ちゃんは打つ子。ふふん。

5回、4連打で2失点、ノーアウト1塁2塁でケムナ誠に交代。急な登板で調整も難しかったかもしれないが、勝ちをつけてあげたかったが、いたしかたなし。しかし、ここでケムナとは。


不穏が的中。大山の3ランで、7対7の同点に。ヒー。さすが阪神、一筋縄では行かない。ヒリヒリするけど、面白い。

6回、代わった及川雅貴から、西川、秋山、松山の3連打で、勝ち越し。松山、今日2度目のタイムリー、やったよー。

大事な6回ウラ、新井さんは中﨑翔太出してきた。ここにも緒方&佐々岡の香りが。8番からの下位打線とはいえ、木浪聖也は打率3割越え。こういうとこがカープと違うのね。代打や近本光司にもまわる。

なんだが、中崎、三者凡退で抑えた。流れを渡さなかったのは大きかった。グッジョブ


7回、島内颯太郎も三者凡退。8回、ターリーは三者連続三振

攻撃でも、8回、小幡竜平の悪送球で、もう1点。代走・羽月隆太郎の盗塁がいきた。9回、堂林翔太が2号ソロ7対10に。

9回は矢崎拓也。いきなりフォアでヒリヒリ。しかし、最後は併殺で仕留めた、やったー。


林は「貴浩が初球から良いスイングをしていたので、勇気を持って打ちに行きました」と言っていた(「日刊スポーツ」)。

中村貴の今日の記録はノーヒットだけど、1番効果、十分だったんじゃないだろうか。

デビッドソンは左肩の痛みのため登録抹消、野間峻祥も右ふとももの張りで登録抹消。そういうことがないと中村貴や林を引き上げられなかったことには物足りない気持ちはあるが、やっぱりどの選手を起用するかは監督の大きな仕事なんだと思った。

今まで詰まっていたものが、パーッと開栓された感覚。青柳対策で終わりにしないでほしい。中村貴、続けて起用してほしい。
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2023年5月18日

サブメンバーズと負けパターンズでDeNAに大敗


5月17日、DeNA戦(横浜スタジアム)、13対3。大敗。

デビッドソンついにスタメン落ち。しかし、スタメンに上本崇司、堂林翔太、磯村嘉孝、韮澤雄也(ベンチにも田中広輔、會澤翼ら)。

新井さんにとってはご自分の家族かもしれないけど、このサブメンバーの集まりで1軍の試合を見せられ続けるのは、ファンにはたまったもんじゃないです。

磯村のスタメンマスクには何か意図が? 阪神戦で森下暢仁と坂倉将吾にバッテリーを組ませるため? と思いたいが、どうなんだろう。

しかし、坂倉、打撃好調とはいえないけれど、坂倉の休養日に會澤や磯村が出てきたとき、輪をかけて打線がこわくなくなる。腰がくだけそうです。


3試合連続クオリティスタートのコルニエルに初勝利を。の気持ちもあったけど、どんな投手でも毎回好投できるわけでない。昨日、DeNA打線に火をつけちゃったし。と思っていたら、こんなことに。

1回、カープは、東克樹からフォア2コもらったチャンスをいかせず無得点。これは何かの序曲なのか。

2回、コルニエル、山本祐太のセーフティスクイズで1失点。投手の東にフォアを与えたのも痛かった。佐野恵太の3ランで、つごう4失点。

3回、フォア2コ出した上に、佐野に押し出しでもう1点。コルニエル、4回5失点で降板


5回、代打・會澤のタイムリーで5対1。無理めでも諦めない、4点差。

だったんだが、回またぎの大道温貴が6回、連打に宮﨑敏郎への死球、牧秀悟の2点タイムリー。

まだまだ続くよ。ソトへの死球、桑原将志の2点タイムリーで4失点1コもアウトをとれないまま、塹江敦哉に交代

ロングリリーフはあなたの役目。5月13日の巨人戦、延長12回、ベンチには連投してない大道が控えていたが、ノーアウト満塁の松本竜也をそのまま投げさせたのは、こういうことだったのか。


塹江もいきなりフォア。しかも、また佐野に押し出し、関根大気にタイムリー、宮﨑に2点タイムリーで、この回8失点

さすが負けパターン・・・を超えた展開。

7回の戸根千明もいきなりフォアを出したときにはゾッとしたが、ここは羽月隆太郎の好プレーが出て、併殺で抑えた。

10奪三振、東にズバズバやられました。焼け石に水でも、7回の上本のタイムリー、8回のマクブルーム4号は小さな救い。


8回、今季初登板の中﨑翔太は1安打無失点。久しぶりに元気そうな姿を見られて嬉しかった。

しかし、10点差だったから安心して見られた。という選手を上げてくるというのは、どういうつもりなんだろう。

負けることも大敗することも時にはあるが、投打とも、非力な1.5軍レベルの選手を1軍に置いているツケが噴き出したような試合に見えた。

新井さん、そのおこだわり、もういいでしょう? 
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2023年5月17日

DeNAに火をつけた8回の攻防


5月17日、DeNA戦(横浜スタジアム)、7対4。DeNAの6連敗止まる。

かろうじて2対4とリードしていたカープ。8回、西川龍馬が、伊勢大夢の絶妙なけん制でアウト。ここで流れ、DeNAに行っちゃったなと思った。

1回、マクブルームのタイムリーで先制。デビッドソンのサードゴロで2塁3塁は残塁。点は取るが、もう一押しできない、いつもの展開。

そのウラ、牧秀悟2ランであっさり逆転される。も、2回、菊池涼介のタイムリーで2対3と逆転返し。

5回には、マクブルームの犠牲フライで2対4


先発は、防御率のいい九里亜蓮と石田健大。投手戦か乱打戦のどちらかになる気がしたが、乱打戦とまではいかなかった。

石田から4点は取れた方かもしれないが、打ち崩すまでは行かなかった。それも敗因の一つのような気がした(いつもよくあるやつ)。

6回、三嶋一輝には三者凡退。7回、ウェンデルケンから2塁3塁も、マクブルーム併殺。


7回、ソトにデッドボール、戸柱恭孝2塁打、楠本泰史のタイムリーゴロで3対4、1点差に。

8回、九里が先頭打者の佐野恵太にフォア。7回のデッドボールといい、こういうのがボディブローになって、あとでドスンと効いてくる。

宮﨑敏郎の打球をデビッドソンが後逸して、ますます嫌な空気に。

ここで、4番・牧が3ラン。九里続投で、ソトがNPB通算150号になるソロで、もう1点


九里、99球目の出来事。ここで塹江敦哉と交代。

九里、ベンチに戻るとき、ものすごく悔しそうだった。自分で招いたことではあったけど、打者の悔しそうな顔も見たいと思う。

九里はホームラン打たれたとき、しゃがんだりはしなかった。私、ホームランを打たれてしゃがむ投手と、フォアとってガッツポーズする打者は尊敬できないんで。

5月10日の中日戦で完封勝利、リリーフ陣を休ませた九里。今日も完投ペースだっただけに、「もう一度」と思っちゃったか、ベンチ。今日は勝ちパターンを休ませることができた日になった。


「明日こそはコルニエルに初勝利を」なんだが、DeNAに火をつけちゃった。

調子のよくない中日と巨人に勝てて、昨日も連敗中のDeNAに勝ちはしたが、この試合を境にDeNAが勢いづきそう?

床田寛樹が左肘の炎症で登録抹消。昨日、調子がよくなさそうだったのはその影響もあったのか? 大事にしてね。

嬉しくない知らせあらば、よい知らせもあり。中村貴浩がやっと支配下登録。遅いねん。でも、よい知らせ。
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2023年5月16日

2回までに7得点も追加点なく、じりじり2点差で逃げ切る


5月16日、DeNA戦(横浜スタジアム)、5対7。まずは勝ってスタート。

前回、バウアーの初登板に当たった5月3日。ヒットはポコポコ出るのに、7回1失点と封じられた。

今回は、「書いておいてください。バンバンに足を絡めたいと」と報道陣に攻略宣言していた新井さん。

これが攻略しちゃった、ほんとに(足は絡めなかったが)。


初回から、野間峻祥2塁打、暴投はさんで、秋山翔吾とマクブルームのタイムリー2塁打西川龍馬2ランと、長打連打で4得点

2回には、韮澤雄也2塁打、床田バント(2回失敗したが、3度目はしっかり決める床田)、牧秀悟の送球がそれて1点、またしても秋山とマクブルームのタイムリーで、つごう3点追加

ここのとこ、終盤になってやっと動き出す、起動の遅い古いパソコンみたいだった打線が、今日は序盤から大量点。たまには投手陣にゆとりを。

バウアーは2回7失点で降板。


でも、7点でも安心できない。じりじり詰め寄られ、7回には4点差ですもの。

今日の床田、キレッキレではなかった。7回、山本祐大に1号打たれたが、途中交代することなく終れたのはよかった。7回3失点。

カープ、序盤以降、得点なし。心配なパターン。8回、入江大生に三者連続三振。今日も入江、打てなかった。


8回ウラ、ケムナ誠。え、勝ちきりたい試合にケムナ。なんか不穏な感じがします。でも毎度毎度、島内颯太郎とターリー出してられないしね、4点差だしね。

そんな予感的中しなくてもいいのにケムナ、いきなりフォア。そして、カープ戦に強い大和がテンプレのようにタイムリー。3点差になったところで、結局、島内に交代。

打ち取った山本の打球を、守備固めに入った矢野雅哉がこぼして、もう1点。じり。あっという間に2点差

でも、こういうとき、ベンチの新井さんは表情を変えない。原監督だったら舌打ちが聞こえてきそう。新井さんのこういうとこは監督向きと思う。


9回、矢崎拓也。なんか矢崎の投げっぷりを見てたら、この人だったら打たれても(負けても)いいや。そんな気になる。調子のよかった栗林良吏のときとはまた別の意味で、もう任せたわ。という気になる。

ソトのするどいサードライナーをデビッドソンが好キャッチ! 床拓リレー、完了。

秋山翔吾、今日4安打。3打席目で1500本安打達成(日米通算1571本)。スライリーもお祝い。

首位打者の宮﨑敏郎も2安打(フォアも2コ)。互いに火花が散るような、打ち合い合戦。しかし宮﨑、打率いまだ4割台。

明日は九里亜蓮と石田健大。乱調がなければ投手戦になるか、今日のような乱打戦(カープは尻すぼみだったけど)になるか、楽しみ。
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2023年5月14日

マクブルーム満塁弾、アンダーソン7回無失点、打線も投手も水物


5月14日、巨人戦(東京ドーム)、2対7カード勝ち越し

昨日、9回に追いつき、延長12回で勝ち越しながら、サヨナラ負け。昨年5月17日、宇都宮の巨人戦でのサヨナラ負けを思い出した。

ともにそこだけ切り取ると、サヨナラ勝ちした巨人が強いと誤解されそうな試合(不本意)。

強い巨人に負けたなら諦めもつくが、カープが(昨年はカープベンチが)やらかして負けた試合。勝ちきれない弱いカープが悔しかった。だから、勝ち越せて嬉しかった。


今日のスタメンは、2番に西川龍馬(ほぅほぅ)、5番に松山竜平(おっ)、日替わりショート8番は田中広輔(ふぅぅん)。

1回、秋山翔吾2塁打、マクブルームフォア、松山セカンドゴロも、吉川尚輝のエラーを呼んで1点先制。連日、点をもたらす男、松山。神というより天使?

坂倉将吾はサードフライで、2塁3塁残塁といういつもの展開ではあったが。


7回、田中が2塁打。2回にバント失敗していたアンダーソンが、バントヒットのような当たりでノーアウト1塁3塁。これは、来たか?

いえ、菊池涼介セカンドゴロで、田中はさまれ、タッチアウト。

西川ファーストゴロで、ランナー進んで2塁3塁。秋山は申告敬遠で満塁。あぁ、また満塁で残塁なのか?

いえ、マクブルームが満塁ホームラン! 昨日はチャンスの場面で松山と交代、今日は秋山に申告敬遠。静かな4番が今日はやりました。

投げては、5回持てば・・・だったアンダーソンが7回1安打無失点

打線は水ものと言うけれど、ほんと投手も読めない。昨日の松本竜也といい。だから面白いとも言えるけど、再現性は増してほしいです、プロならば。たとえば岩瀬仁紀さんのように。


8回、デビッドソンと田中のタイムリーで、0対7

8回ウラ、昨日、温存された大道温貴かと思いきや、戸根千明。あれ?

いきなりフォア。いけないパターン。代打・ウォーカーに2ラン浴びて5点差に。あれあれ?

丸佳浩2塁打、坂本勇人フォア、不穏が止まらない。さすがに新井さん、島内颯太郎との交代を告げる。

戸根、自分を放出したチーム相手にビシッと抑えてほしかった。藤井皓哉のように、

島内の2球目、岡本和真の痛烈な当たりを菊池がスライディングキャッチして、併殺! 嫌な流れ、断ち切った。空気が変わった。

9回は、5点差あるのにターリー? 昨日のことがあるので、今日は勝ちますということか。ターリー、三者凡退。お疲れさまでした(島内も)。


弱い弱いと言われ続けたビジターで、5勝1敗、よいペース。でも、迷走中の中日と巨人相手だったから。ここで勝っておかないと、明日はない、ですよ。

明日とは、来週のDeNAと阪神。さらには5月末から始まる交流戦のこと。

新井さんがずっと我慢して起用しているマクブルームがグランドスラムの大仕事、デビットソンも2安打1打点(我慢しているのはファンの方だと思うが)。ナゾの重役席の田中も2安打1打点。

点を取れてなにより。ただ、ほんの時々打つことで、またスタメン(1軍)としての寿命が延びるのか。我慢の基準がうやむやのまま、野手の入れ替えは当分ないということなのか。

それとも予想外の結果を見せてくれるのか。
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