2023年7月30日

ここで小園にバント? 勝負あり


7月30日(日)、阪神戦(阪神甲子園球場)、4対2。

2敗1分け。1勝もできなかった。

1回、小園海斗と菊池涼介のヒット性の当たりを、ショートの小幡竜平とセンターの近本光司がことごとく好キャッチ。

今日も両者緊張感あるゲームが見られるかというスタート。

3回、中野拓夢のタイムリーゴロで1点先制されたが、6回、小園のヒットが起点になって、菊池のタイムリーで同点に。小園の2盗が効いた。


得点してもらった直後の投球が大事。の決まり文句がここでも当てはまった。

6回ウラ、先頭打者の近本ヒット(近本、ほんとよく打つ)。勝気な顔どおりのバッティングをする森下翔太の2ランで、あっという間に2点差に。

大瀬良大地にはここで止めてほしかったが、佐藤輝明3塁打。ノイジーの打球が水切りのように大瀬良のグラブをはじき、小園のグラブもはじき、タイムリーとなって、4対1。

立ち上がりはよかったけれど、中盤が肝の大瀬良(森下暢仁と対照的)。6回4失点で降板。


今日、7番でスタメンの中村奨成。8回、3打席目にやっと内野安打が出た。ショートの小幡が悪送球して2塁へ進塁。

続く末包昇大もヒットで、ノーアウト1塁3塁。もっと出してほしいのに出番少ないコンビがチャンスメイク。よし。

代打・會澤翼のタイムリーで4対2。よしよし。末包と會澤に代走、大盛穂と野間峻祥を出して、臨戦態勢。

さぁ、ここで今一番当たっている小園。なのに、バントの指示。ぬ。1点差ならともかく、チマチマしてたら勝てない場面にバントかーい。あかん、佐々岡さんが見える。


バントが得意でない小園だが、1球目できっちり仕留めて、ランナー2塁3塁。

小園が打てたかどうかは誰にもわからないが、ここが今日の分かれ目だった気がする。逆に、1つアウトを献上されて、阪神はホッとしたと思う。

菊池は犠牲フライに及ばず、セカンドフライで2アウト。ここで、ピッチャーが島本浩也に交代。昨日、つけいる隙のなかった島本に。

今日、ノーヒットの秋山。昨日も最後の最後にヒットが出た。今日もそれ、おかわりお願いします。だったが、ショートフライで3アウト。勝負あり。カープ、今日も握力弱かった。チャンスをあっけなく手放した。

9回、岩崎優が三者凡退。あれ、もう終わり? 昨日約5時間にわたった試合。今日はあっさり終った。

来月は阪神との対戦なし。下位のチームで稼ぐ方式でなく(それも大事だが)、首位決戦で勝ちたかった。



昨日、右手中指のマメで途中降板した森下が登録抹消。

「アイツも痛いですけどこっちも痛い」と、珍しく新井さんが弱音。後半戦ですし。森下と床田寛樹は負けない見込みが立つ投手。痛い、たしかに痛い。

6月17日の西武戦でもマメが影響した森下。今季は手術後でのゆっくり調整だったから、春のキャンプで投げ込みができなかったからではないかと、このとき安仁屋宗八さんが言っていました。

開幕スタートはできなかったけど、安定したピッチングを見せてくれていた森下。順調そうに見えても、いろんなところで影響出てくるものなのですね。調整って難しい。

一人いなくなれば、また新しい一人が出てくるの法則で、森下不在の間、チャンスをもらった選手が力を発揮してくれますように。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2度の同点打、小園の日


7月29日(土)、阪神戦(阪神甲子園球場)、2対2。12回延長引き分け。

こんな試合になるとは。互いにここぞで決められず=リリーフ陣が踏ん張った試合。

そして今日は小園の日。

昨日、小園海斗と野間峻祥のエラーが試合を分けた。小園は昨日の借りを返すと意を決しているように見えた。でも気持ちだけでは打てない。その能力があるってこと(それなのになんで今までフタをしてきたかな)。

6番・田中広輔、7番・大盛穂、8番・矢野雅哉、今日も非力感が漂う下位打線。ただ矢野は走行守でガッツ見せてた。中軸こそ存在感がなかった。


1回、近本光司と中野拓夢に連打、大山悠輔にきっちり犠牲フライを打たれ、流れるように1点先制される。こういうところで点を取れる大山、えらい(羨ましい)。

3回、矢野がヒット、2盗を決める。が、バント上手の森下暢仁がスリーバント失敗。だったが、小園のタイムリーで同点に!

でもね。小園が2盗決めたのに(昨年、よく牽制死していた小園が)、野間も、秋山翔吾も、空振り三振。


後半からジリジリ上げていくのが森下。これからという6回、佐藤輝明に12号ソロ。

その後、アクシデントがあったようで、途中降板。またしても中﨑翔太が緊急当番。じゃなくて、登板。修羅場をくぐってきた中崎、下位打線とはいえ、落ち着いて抑えてくれた。

7回、ターリーが無四球で三者凡退。流れを変える予感がする投球。

8回、代打・上本崇司がヒット。4番より、こういう場所の方が上本が活きて見える。ここでまたしても小園が2塁打。またも同点に!

8回ウラ、島内颯太郎が乗り切った。

しかし、9回、岩崎優に、松山、坂倉、田中、みーんなまとめて空振り三振。

9回ウラ、延長を見越して栗林良吏。1塁2塁で大山を空振り三振。よっしゃ!


このままだと寝るのが遅くなって身体に障りそう。でも矢崎拓也は見たい。

10回の攻撃、エイッと思いきって中継から離れ、めちゃめちゃカラスの行水してきた。でも、ここでも三者凡退だったようで、抜けて正解だった。

10回ウラ、ここも矢崎が抑えた。なんか矢崎は負ける気がしない。このまま回跨ぎしてほしいと思っていたら、ベンチ前でキャッチボール!

11回、野間ヒット。今日ノーヒットの秋山もヒット。1塁3塁。

今日、内容のよくない松山。ゲッツーかな。犠牲フライかな・・・空振り三振だった。大山みたいに決められなかった。坂倉はレフトフライで3アウト。


ここで点が取れていたら矢崎でフィニッシュするプランは流れ、11回ウラ、戸根千明。守備固めに菊池涼介も出てきた。

戸根、2アウトとったところで、中野がヒット。打席は森下。こういうところで打ちそうな人が来た。が、フェンスぎりぎりのレフトフライ。ふぅ。あっぶね。

12回、最後の攻撃、2アウトから上本ヒット。代打・堂林翔太もヒット。ここで小園にまわってきた。

両チームとも見せ場が続く。しかし、島本浩也の球もよかった。空振り三振で、カープの勝ちはなくなった。

大トリは大道温貴(新井さんがケムナに挽回のチャンスを与えなくて安心した。昨日、2イニング投げていましたし)。

大山、佐藤を打ち取り、かつてカープ戦に強かった梅野隆太郎に回ってきたのはちょっと嫌だったが、空振り三振、3アウト。


今朝、兵庫の実家の母と電話で話す。実家はみな阪神ファンです。ただ、父だけはカープファン。復興途上の広島に創設された球団をずっと応援していたそうです。泣けます。

「10連勝してるチームに思えへんかったなぁ」
「あの人、フォアばっかり出してはったなぁ(ケムナです)」

おっしゃる通りです。

今日もロースコア。でも、小園は戦う顔をしていた。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2023年7月28日

投手には味方にも敵がいる、相手打者だけじゃない


7月28日(金)、阪神戦(阪神甲子園球場)、7対2。連勝止まる。

その前に、青木宣親がDeNA戦で代打で復帰。よかった。しかも逆転3ラン。栗林良吏、よかったね。

7月2日の巨人戦で死球を受けて右肋骨を骨折した近本光司も7月22日から1軍復帰。当初、離脱が長引くという話も出ていたので、早い復帰でなにより。

しかし、阪神のスタメン見て、まぁ、相手にするには嫌な感じの打者が揃ってること。

近本は野村祐輔から先頭打者ヒット。盗塁も決めて、森下翔太のタイムリーで1点先制される。


一方、カープは右の村上頌樹仕様。4番松山竜平、上本崇司は6番に。田中広輔、大盛穂と続く下位打線の非力感。これで勝ちにいくつもりなんだね、今日も。

3回、その田中がヒット、小園海斗3塁打で、同点に。野間峻祥もヒットで、1対2と逆転。

でも、投手には8人の敵がいる(『がんばれ!!タブチくん!!』で私は学んだ)。


3回ウラ、近本の打球がイレギュラーして、小園がエラー。続く中野拓夢はフォア。森下翔太の打球を野間が後逸して、ランナーが二人還ってくる。

タイムリーを打った二人が揃ってエラー。3対2と引っくり返される。

菊池涼介や秋山翔吾ら名手だって時にエラーはする。でも、野間、多くないか。余分に点を与えたのは痛かった。緒方さんは野間のどこをいいと思っていたのだろう(素朴な疑問)。

ならば打って取り返せだが、この後、得点には至らず。たくさん取られることはあっても。


今日、野村はけっこうファウルで粘られて、球数かさんでました。野村、4回81球。まわってきた打席で代打を出され、早退することに。

その代打。中村奨成が準備していたので、お。と思っていたが、出てきたのは磯村嘉孝。ランナー2塁の得点圏なのに磯村。

久しぶりに新井さんの「勝つ気あるの?采配」が出た。空振り三振。

5回からはケムナ誠。ここはビシッと抑えてアピールタイム。の6回、いきなりフォア。出た。2アウトまで行って、またフォア。あげくピッチャーの村上にヒットを打たれ、満塁。


でも新井さんは動かない。そういうところでまた近本に回ってくる。

3球続けてボール。ここを乗り越えてほしいという監督心はわからんでもない。私も乗り越えてほしかったが、すでにケムナには「俺もうダメかも」の負のオーラが。

押し出しで1点。ドッカーン。

それでも代えない、新井さん。勝つ気あるの?采配第2弾。中野のタイムリーでもう1点追加。

ここでやっと、戸根千明に交代。しかし、またしても森下、2点タイムリーで、このイニングだけで4点。

野村は4回3失点だったが、自責は1。二人がかりで4点はいかんだろう。10連勝は、投手陣の踏ん張りが支えていただけに、勝ちパターンとそうでない人たちの差がくっきり。

8回、代打で中村奨成。やっぱり打席に立ったとき、華がある。当たりは悪くなかったがセンターフライ。


今日、阪神が与えたフォアが1つに対して、カープは5コ。

今年、開幕前、岡田監督がフォアの査定ポイントをアップするよう球団に交渉したところ、選手の選球の意識も高くなったという話を思い出した。投手の差だけでなく、打者の見極めの差もあるのでは? 

「ウル虎の夏2023」というイベント用の阪神ユニ。黒と黄のコントラストがくっきり(トランプの柄みたい)。カープのもやっとしたビジターユニと対照的。

打てない、エラー頻出、リリーフ打たれる。試合内容もくっきり分かれた。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2023年7月27日

左投手ばっかりぶつけてきたヤクルトに3タテ、10連勝


7月27日(木)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、4対1。

カープ10連勝。阪神が巨人に敗れ、本日首位に。

あかん、優勝してまう・・・。昨年、阪神開幕大連敗の後、快進撃したときの虎ファンの心境。3年の暗黒期を経た後だもの、ちょっとくらい喜んでもいいよね?(控えめな声で)

ヤクルトは昨年とは別チームのよう。カープが強いと勘違いしないよう謙虚に。しかし、この好機を逃さないように。

昨日、栗林良吏の154kmのストレートが側頭部に直撃し、心配されていた青木宣親。練習には姿を見せたとのこと。

ホッとしました。とにかくよかったです。休息しなくて大丈夫かと案じましたが、もしかしたら、栗林に「心配すんな!」のサインを送ってくれたのかなって。


床田寛樹と石川雅規のマッチアップ。見事に、石川先輩に打たせて取られるカープ打線。

床田寛樹も打たせて取って、時どき三振、球数少なめ。石川先輩、さらに少なめ。5回投了時点で、床田62球、石川先輩59球。

しかも、ともにアクシデントで緊急降板することに。石川は6回、野間峻祥のゴロを1塁へ悪送球したときの違和感で、5回1失点で降板。

床田は8回、1アウトを取った後、4球目を投げた後、指を伸ばすような仕草。汗が拭き出す猛暑での投球。つったのかな??? この暑さ、ベンチでのチョコ補給では間に合わなかったか。7回途中1失点で降板。


昨日は中﨑翔太、今日はターリーが緊急登板。しかも、3ボール1ストライクのカウントから。今日のターリーはどっちだ? 

1球目ボールで、早速フォア(記録は床田のフォアボールになるという)。わわわ。今日のターリーはこっちか? いんや、アウト2つ取って、おつとめ果たしました。

9回、昨日の今日で栗林とは思いもせなんだが、矢崎拓也は連投していましたし、阪神との直接対決も控えていますし。

それこそターリーじゃないけれど、どっちに転ぶのかドキドキでしたが、打たせて取って三者凡退。久しぶりの9セーブ目。栗林、がんばった。床田は9勝目、エースエース。


打線は、5回、堂林翔太2塁打、會澤翼タイムリーで1点先制。

7回、昨日8番の末包昇大が、本日5番に。打ったよ2塁打、センターの並木秀尊のグラブをはじいた!

ここで末包に代走・大盛穂。采配には納得しつつも、まだ末包に打席が回ってくるかもしれないという心もとなさも。

続いて堂林がバントで送って、會澤の犠牲フライで勝ち越し。會澤、2打点目。


8回、野間ヒット、秋山翔吾フォア、1アウト1塁2塁で4番・上本崇司。

オーダー決めたのはベンチで、上本に否はない、ただ、こういうとき、4番が強打者だったらと思った。点が取れても取れなくても、気持ちの盛り上がりが違うんです

上本はキャッチャーフライでバント失敗。ここまで4番上本で勝っているが、もうそろそろ、つなぎの4番は終わりにしませんか?

この得点圏で末包がいれば、だったが、大盛は松山竜平に交代。松山ヒットで満塁。堂林が2点タイムリーで、3点リードに。

今日は、堂林と會澤が得点にからむからむ、下位打線デー。今日はおっさんたちのお立ち台。


左投手に弱いと生き恥さらされていたカープに、3人の左投手をぶつけてきたヤクルトだったが、3タテ完了! 冒頭のとおり、ヤクルトの状態を考えると謙虚にねって思うけど、負けなかったのは大きかった。

西川龍馬が離脱後、10連勝。メジャーに移籍後、カープ優勝の前田健太ほどではないと思うが、西川、んあ?ってなってないか。

主力の離脱は痛いと普通言われるけれど、一人が出られなくなるということは、新しい(別の)誰かが出られるということ。層がいくつも重なってる方がミルフィーユも美味しいしね。

調子を落としているチームに勝って浮かれるつもりはないけれど、優勝を経験していない若い選手たちに、ヒリヒリしたステージ、味わってほしいなと心底思う。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2023年7月26日

9連勝! やっとお立ち台に野手の若手が


7月26日(水)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、5対3。

逆転勝ちで9連勝。阪神も逆転勝ちでゲーム差変わらず。でも、それでいい。それがいい。今ちょこっと首位に立つより、ジリジリ、ヒリヒリ、楽しませてほしい。

中村奨成が1日にしてスタメンを外れる。どしっと行こうよ、新井さん。

末包昇大はスタメン続行。この末包が2安打4打点とパワー発揮。


2回、デビッドソン、ヒット。堂林翔太フォアで、末包が先制タイムリー。

でも、ホームに帰ってきたデビッドソン、アクシデントがあったようで田中広輔と交代。デビッドソーン・・・。

4回には、末包、逆転の3ラン! 見るがよい、ベンチ。だからもっと末包出してって言ってるのに。 いいぞ、末包。有無を言わさぬ存在になれ~。

5回には、坂倉将吾の9号ソロで、5対3。森翔平に勝ち投手の権利が。


本日の森、1回2回と得点圏に走者を出しても踏みとどまった。いいよ、いいよ。点を取られないことが大事。

だったが、3回、オスナに逆転の3ラン(上本崇司のエラーも引き金になったのだが)。7月2日にもオスナに打たれた3ラン。相性って、こわい。せめてオスナの前にランナーを出さないようにしよう。

それでも4回、並木秀尊にファウルで粘られるも、12球目に見逃し三振。粘られ負けしなかった。

5回には、村上宗隆に打たれ、オスナの前にランナーを出してしまったが、ショートゴロに打ち取った。2打席連続ヒットを打たれていた中村悠平は空振り三振。5回3失点(自責0)で、なんとかおつとめ果たしました。


6回は大道温貴が三者凡退。いいよ、いいよ。リリーフ全員勝ちパターン態勢で行こう。

という構想のもと、7回、栗林良吏。連続空振り三振で2アウトをとって球場を盛り上げていたが、4球目、青木宣親の頭部にデッドボール。青木は立ち上がる気配がなく、担架で運ばれる。栗林は危険球で退場。

野球って、つくづく危険と隣り合わせの競技と胸がヒンヤリする。

前半、いいことが一つもなかったと話していたこともあった栗林。調子が上向いてきたところで、胸がざわつく出来事。艱難辛苦が続く。受けた側にも、与えた側にも、痛みが残る。青木に大事ありませんように。

こういうとき、村上の報復弾が出る展開だってあるかもしれない。でも、ここは中﨑翔太、空振り三振でワンポイントリリーフ果たす。

島内颯太郎と矢崎拓也に至っては、三者凡退のほれぼれリレー。


ヒーローインタビューは、3勝目の森と末包の同期コンビ。カープには珍しくフレッシュな20代コンビなんだが、見た目貫禄ある末包に、声の小さい森。若々しいような、そうでもないような。

森は、「とにかく勝ちたかった」と2回言った。7月22日の中日戦での森下暢仁のごとく。でも、声が小さい。どこか阪神の大竹耕太郎と重なる。表情、曇り空系なところ。

最後にマイクを向けられた末包。

「みなさん、お気づきかと思いますが、野手のヒーローインタビューは30代のすごいおっちゃんたちばかりで、若い選手が全然上がれてません。そのすごい30代のおっちゃんたちに負けないようにしっかり死に物狂いでがんばりたいと思います」

テンプレ回答でないところに拍手。「自分もがんばります」宣言なのだが、そもそも若手の出番が物理的に少なすぎ。

新井さん、聞いてくれたかな。末包、よく言った。よく打った。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2023年7月25日

まだ止まらない8連勝、貯めとけ貯めとけ


7月25日(火)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、6対3。

連勝も連敗もいつか止まるもの。カープまだ止まらない、8連勝。ソフトバンク12連敗で止まった(日ハムは続くよ13連敗)。

坂倉将吾、小園海斗に加え、スタメンに1番・中村奨成、8番・末包昇大。打順はさておき、カープが、カープが少し若々しくなった。


九里亜蓮は中4日(オールスターでも2回35球)。ピッチャー(と捕手)の疲労が蓄積しないようマネジメントに気を配っている新井さんだが、タフな九里は別格?

もともと九里は中6日でなくもっと投げたい派(バウアー、バウアー)。話し合ってのことだろうけど、3回には3連打されて追加点を取られたり、球数かさみ気味、いつものテンポのよさなし。

もしこれが疲れからきているとしたら、無理に中4日登板しなくてよかったのでは? 4番上本もやってのけるカープベンチ。もうカード頭や4番が誰とか関係なく、機械的にローテーション組めば?

と思ったが、調子はよくないなりに九里6回3失点、試合はこわさなかった。


3回、上本崇司がタイムリー。「4番上本」はあだ名のように響いてくすぐったいが、がんばった(7回にはダイビングキャッチの好守備も見せた)。

しかし、追加点を狙いたいところ、上本がけん制飛び出しで挟まれ、秋山翔吾が3塁でタッチアウト。ぬ。

追加点が遠い。そろそろ連勝止まる試合になるかと思われたが、6回、坂倉のセーフティバントからデビッドソンの連打、小園のタイムリーで1点差。よーし!

続く末包昇大に代えて、松山竜平。ここで代打を出されない選手に早くなってほしいぞ、末包(もっと打席を与えてほしいぞ、カープベンチ)。

でも、この場面、松山なら納得です。併殺崩れのセカンドゴロに終ったが、ランナーは3塁に進塁。


ここで続いて代打・野間峻祥、タイムリーで同点に!

九里の負けが消えた。さらに追加点で九里に勝ちをつけてと思うのは望みすぎか。

2アウト1塁2塁、奨成に代打・田中広輔。末包ともども、ここで任される選手になってほしいぞ、奨成。しかし、田中はセカンドゴロ。

7回、同点に追いついてターリーというのはスリリングでしたが、本日は三者凡退。

どころか、8回島内颯太郎、9回矢崎拓也も三者凡退。この8回9回の盤石感。


7回ウラには、デビッドソンが2点タイムリーで勝ち越し! デビッドソーーーン(3回のダイビングキャッチもチームを救った)。

続く小園もタイムリー。よっしゃー。小園の加速感が嬉しい。

12連敗していたソフトバンクはそれでも貯金3あったことに驚いた。どんだけ勝ってたの。

カープもコツコツ貯めておこう。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2023年7月24日

カープの小さな変化、1番小園、9回栗林、3塁コーチ赤松さん


7月23日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、3対1。

連勝はいつか止まるもの(まるでバブルのよう)。それでも今日も勝ちました、7連勝。

小園海斗が1番。なんか落ち着くぞ。いるべき場所にいて、まるで水を得た魚のよう。1回、ヒット出塁。柳裕也の暴投の間にすかさず2塁に進塁。秋山翔吾のタイムリーで、さっそくホームを踏んで帰ってきた。

しかし、スタメンマスクが會澤翼から坂倉将吾に代わった以外は、昨日と大きな代わりはなし。4番上本崇司も続行。


4番は長打を打てる強打者、そんな固定観念にとらわれている方がおかしいのかな?と見ているこちらがフラフラしてしまいそうになる。

今日も勝ったわけですし、何でもありと言えば、そう。これもあたらしい形かもしれない。

ただ、たとえば体育の授業で野球をやっていて、出席番号順に打順を組まれているような、華のなさ。これはファンがお金を払ってみたい野球なのかな(勝って喜んでいる人の方が多いのだろうけど)。

上本がどうのということではなく。上本は数年前と比較して、がんばっている。でも、それは当社比みたいなもの、上本の中でのこと。他のチームでここまでの待遇(評価)を受けるのかなって。家族って、やっかい。


チームの顔がいないというのはいかにも今のカープらしいが、今日もロースコアのゲームを制しました。

大瀬良大地、調子がよくないなりに、打たせて取って7回1失点。好守にも支えられて、1ヵ月ぶりの勝ちがついた。よかった。

8回は島内颯太郎が三者凡退。9回は矢崎拓也・・・ではなく、栗林良吏。おぉ。栗林も三者凡退。

もし、もし、この状況が続いて勝ちパターンが忙しくなるなら、臨機応変ダブルクローザー構想は心強い。

それでも、今、矢崎がクローザーの位置を獲得した感じがすごくあります。見てて面白いのは矢崎。


昨日から、赤松さんが3塁ベースコーチについたことも心強い。昨日も今日も、グルグル回して、ランナーがホームイン。

ほんとは1塁にも3塁にも赤松さんがほしいとこだけど(小窪コーチのいる意味って一体・・・)、いま、カープの盗塁数はリーグトップ。次の塁を狙う姿勢も軌道に乗ってきた時期だからこその配置転換。これは大きい(小窪コーチの判断の悪さには頭かかえるものがあったので)。

少しずつカープがマイナーチェンジして(大きく変えることはなさそうだから)、最後に大きなものをつかめますように。いや、つかめるよう、もっとチェンジ、チェンジ。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2023年7月22日

森下が大谷と重なる、二刀流ってことじゃないところで


7月22日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、5対3。

オールスターゲームという余興が終わったばっかりだが、今日のスタメン見て余興かと思った。

1番・ノスタルジック田中広輔、4番・上本崇司、7番・會澤翼、8番・大盛穂。非力感が際立ってます。中日先発は髙橋宏斗。very コワクナーイ。

相手チームが軽く腰抜かしそうなオーダー。森下暢仁にしてみれば、なぜ自分のときだけこんな?と、貧乏くじ割り当てられてるみたいな気持ちにならないかと案じたほど。


本日、中村奨成が1軍昇格。早速スタメン起用くらいの思い切ったことをしてくるかと期待したが、暖簾に腕押し。なぁーんも変わっていなかった。

上本4番、夏の思い出。って、ちゃうわー。菊池涼介を4番に置いたときから、カープベンチの何かが崩壊したような。価格破壊的な。

でも、何が起こるか始まってみないとわからない。菊池4番の2試合も勝つには勝った。そうしたら・・・。


2回、石川昂弥に先制ホームランを打たれたが、2回ウラ、大盛が2点タイムリーで逆転。あ。

しかし、5回、龍空の犠牲フライで、同点に。

5回ウラ、満塁つくるも、秋山翔吾セカンドゴロ。すっかり得点の香りのしない人になってます。

6回ウラ、1塁3塁で、大盛空振り三振。


もうこうなったら自分で打つしかない。髙橋から勝野昌慶に代わったところで、森下2塁打。これが起点となって、野間峻祥のタイムリーで勝ち越す。

なおも秋山フォア、上本ヒットで、代わった齋藤綱記からデビッドソンが2点タイムリー。デビッドソーン。

3点リードと少しふところ暖かくなったところで、8回、大島洋平の打球をショート小園海斗とレフト大盛が交錯して、大盛が落球。ピキ。岡林勇希にきっちり打たれ、2点差に。ピキピキ。


9回は矢崎拓也。先頭打者は出したが、点は取られませんでした。今日もおつとめ果たして18セーブ目、森下は6勝目。

矢崎は栗林良吏のコンディション不良で、途中からクローザーに。森下は手術明けで、5月4日が初登板。二人とも、開幕スタートじゃないのに、セーブ数、勝利数で上位にくいこんでいる。たいしたもんだ。

森下と高橋、ともに絶好調ではなかったが、森下8回3失点(自責2)、高橋6回2失点(自責1)、踏ん張った。


ヒーローインタビューは森下と野間。

森下は「とにかく勝ちたかった」を2回言った。そう、森下は毎回勝つ気で投げている。

野間もそれを受けて、「とにかく勝ちたかったんで」を2回言ったが、野間が言うとパロディに聞こえる。ウケ狙いだったのかなんだか、熱量が全然伝わってこない。へラッと見えるキャラクターのせいかもしれないが。

「ファンに向けて最後に一言を」とマイクを向けられたときも、二人には似て非なるものがあった。

野間は「上だけ目指して、一戦一戦チーム一丸で頑張っていきますんで、熱い声援よろしくお願いします」

森下は「とにかく優勝したいんで、もっともっと熱い応援よろしくお願いします」

なんか、WBC前の阪神との壮行試合のヒーローインタビューで、大谷翔平の言った「まだまだ声援が足りないので、もっともっと大きい声援をお願いします」を思い出した。


今の時点で、「優勝」という言葉をはっきり口にするのは森下だけ。森下はいつだって、それしか考えてない。

大谷も、WBCでは優勝という言葉しか脳にセットされていなかった。プロだもの、当たり前と言えば当たり前。

逆に、ほかの選手は本気で優勝したいと考えてるのか?と思うことがある。昨年の七夕で、短冊に「優勝」という言葉を書いたのは、優勝経験者以外では森下だけだった。

競争のないベテラン偏重のカープでは(実力主義ならいいんですよ)、優勝はないと思っていたが。森下を見ていたら、「優勝させてあげたい」と今日、本気で思った。

で、そういう選手の本気が、現実を動かすのかもしれないと、そんな気さえしてしまった。

2023年7月20日

セパの格差が歴然だったオールスター、セが連敗


7月20日(木)、オールスターゲーム第2戦(マツダスタジアム)。1対6で、パが連勝。

今日もゆるゆる和やかムード。今年は開幕前、WBCでドラマのような本気の試合を見てしまっただけに、ケガなく終ることが一番のオールスターは余興ど真ん中。

先発は九里亜蓮。日本のみなさん、この男前をごらんください(ターリーもよろしくね)。

なぜかバントの構えの先頭打者・杉本裕太郎。九里が杉本の背中を抜ける暴投。どしたん、九里? わわ。杉本怒ってマウンドに向かってきた。あれ? がっちり二人はハグして笑てるやないかーい。いつの間にそんなコント仕込んだ。これはもしかして語り継がれる・・・かな?


パの先発は山下舜平大。なんなんでしょう、21歳にしてこの大物感。鷹揚な佇いとドスーンとくる球。今日もナチュラルに2イニング無失点。

九里もナチュラルに2イニング1失点。今永昇太も普段どおり三者凡退。

今日も今日とて、投打にわたって魅力的な選手はパに多かった。見どころの少ないセにあって、唯一と言っていい本日の注目選手は、バウアー。しかも、全球、球種を予告してから投げるというオリジナル企画付き。

それを、日ハムの新しいスター・万波中正がホームランで仕留めるという結末付き。

打たれたバウアーも打った万波も気持ちよさそな笑顔。シーズン中は険しい表情を見せるバウアーも(そら真剣勝負だもの当たり前)、バッテリーを組んだ大城卓三がファウルフライをキャッチできなくても、笑ってた。


ターリーは8回に登板。フォア出すんじゃないよ~。いや、ナチュラルに出した。2失点。

9回は、広島出身の田口麗斗が締めた。田口が「憧れのスター」に黒田博樹をあげてくれていて、嬉しかった。なんだ、そうだったんだ、早く言ってよ~(だからと言ってどうにもならないが)。

パは、6回ペルドモ、7回オスナ、8回9回平良海馬と豪華リレー。今季から先発に依願転向してスタミナのあるところを見せている平良。久しぶりのグイグイ来るリリーフ姿が見られたのも嬉しかった。


今年はなぜか2戦ともセの球場での開催。事情は預かり知らぬことですが、野外の球場はやっぱり気持ちいい。夕映えもとてもきれいだった。赤いユニフォームのお客さんが多くて、びっくりした。赤い人は3人しか出場していなかったんだけど。

2年前の日本シリーズではヤクルトが優勝。交流戦でも、昨年と一昨年はセが勝ち越し。セとパの格差は一時期よりは埋められたかのように錯覚されがちだけど、和やかな中にもセパの格差が歴然だったオールスター。

2試合とも1点どまり。そんなセの上位にうごめいているカープ。とりわけカープ打線のパワー不足を改めて直視したオールスター。

球団とベンチはいつまでもごまかし続けるのかな。美しいスタジアムとは裏腹に、ため息がもれます。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2023年7月19日

オールスター第1戦、パが大勝、見たいスターもパに多し


7月19日(水)、オールスターゲーム、第1戦(バンテリンドーム)。1対8で、パが大勝。

選手たちのリラックスした表情が見られるのはいいもんだな~。と思う反面、年々、オールスターの雰囲気が緩くなっているような。

1回、阪神の村上頌樹がいきなり4連打で2失点。アウト、アウトが取れへ~ん。つごう4失点という始まり。さらに緩んだ空気に拍車が?


全体的にパの選手に目が行ってました。というか、見たい選手が多かった。

先発・佐々木朗希、山本由伸の豪華リレー。

3回には、柳田悠岐が打った瞬間入ったとわかるホームラン。一時期の勢いほどでなくなったとは言え、さすが。


4回には、42歳の和田毅が三者凡退。

6回、39歳の中村剛也がヒットを打って出塁。頓宮裕真の犠牲フライでホームに帰ってくるとき、体が大きいのに足が小刻みに動いてる。か、かわいい。なんか人を惹きつけるベテランたち。

7回には、日ハムの若きスター、万波中正がホームラン。パの方がスター度が高かった。


セはこのまま完封負けか~。という7回ウラ、宮﨑敏郎が田中正義からホームラン。さすが首位打者。セが盛り上がったのはここくらいだったか。

ほぼ縞々模様の人たちの中、赤い秋山翔吾と青い細川成也が混じったセのスタメン。

元パの秋山、2打席連続三振。ここでも非力感が漂っていたが、3打席目にヒット1本出ました、よかった。


緩やかな空気の中、ベンチでの選手を見るのがスパイスなのがオールスター。

いつも負けず嫌いが顔に出ている(プロだもの、ファイターだもの)中村晃の顔が今日は柔らかに見えた。ほがらかオールスター。

初出場を光栄と言ってくれていたターリー。お話する人いるかしら・・・。いたー。ヤクルトのサイスニードと和やかに談笑していた。いい光景。

田中将大と上沢直之がなにやら会話しているところとか、スター同士のこういうちょっとしたシーンを見るのは毎年楽しみ。

中田翔が両手を目の高さに上げて親指立てて、左右の親指を目で追っていた。動体視力のトレーニングだったのかな。

ところで、今日、田村俊介が登録抹消。なにぃー。がくぅ。カープの空気まで緩むやないかーい。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2023年7月17日

DeNAの表ローテを3タテ、投手陣あっての3タテ!


7月17(月)、DeNA戦(横浜スタジアム)、1対2。

まるでオリックスとヤクルトの2021年日本シリーズのよう。すべて1点差。しかも、ロースコア。

表ローテに弱いカープが、今永昇太、東克樹、バウアーとの試合を制すとは(今永から点は取れていないが)。これも投手陣の奮闘あっての3タテ。

中5日の床田寛樹。しかも、今日の関東地方はとんでもなく暑かった。ちょっとした無理が負けを招くのはよくあること。でも、ちょっと無理してでも、新井さんは床田に今日の試合を託した。これは「床田がエース」宣言。

1回、佐野恵太のタイムリーで1点先制される。床田、調子はそんなによくなさそう。でも、失点はこの1点だけ。


7回、2アウト2塁、代打・宮﨑敏郎の場面で、床田は
栗林良吏と交代。

まさか栗林に3連投させるとは思わなかった。昨日、1失点もしていた。また先発の勝ちが、床田の勝ちが消えるのではないかとスリリングだったが、空振り三振でワンポイントリリーフ成功。よっしゃー。

8回は島内颯太郎が抑える。

9回は矢崎拓也が3連投。ここでもカープベンチの「ちょっと無理してでも今日は勝ちに行きます」宣言が出た。

まるで昨日の再現のよう、クリーンアップから始まる。佐野と牧秀悟は打ち取ったが、桑原将志にフォア。来た。

カープ戦に強い大和が内野安打で、1塁2塁。来た来た。しかし、戸柱恭孝打ち取って、試合終了。まさかの3タテ、やりました。


先発の大瀬良大地、野村祐輔、床田、そしてリリーフ陣がロースコアで抑えてこその3タテ。

投手陣がロースコアに抑えたということは、打線がロースコアに抑えられていたことでもあります。

本日の4番は松山竜平。菊池涼介はお休み。というか、菊池が4番をつとめた時点で、もう4番ってなんなのかわからなくなってきた。ある意味、価値観の破壊?

あれ? 5月3日、バウアーの初登板でホームランを打ったデビッドソンがいない。昨日もホームラン打ったのに。

田中広輔と大盛穂もスタメン。なんかこわい感じがないぞ。


1回、上本崇司が初球を2塁打。という滑り出しを、野間峻祥がバント失敗。台無し感が漂う。

5回、床田が自ら打って、上本2塁打、野間ゴロで同点に。野間はバントよりゴロがいい。

なおも走者3塁、もう1点ほしいところ。秋山がショートゴロで、上本、本塁タッチアウト。最近の秋山の点が入らない感じといったら、大盛の打席のよう。

そんな秋山が、7回、勝ち越しタイムリー。またしてもヒット出塁していた床田を早めにホームに返すことができてよかった。

床田、今日2安打。2本とも得点にからみました。野手、しっかり。

でも、守備は引き締まっていて、試合を支えた(小園、小園)。緩慢プレーの続くDeNAとは対照的だった。


開幕前、カープを最下位予想した解説者たちに泡を吹かすことが出来て、ちょっと気持ちいい。いうてもまだ折り返し地点。

他チームの元気のなさあっての現在地。強いチームだと勘違いしないように。仮にこの調子が続くと、メンバーの入れ替えもなし、ときめかない打線は続くのか(まだまだ何が起こるかわからないが)。

中日ほどのフレッシュ感はないが、20代が半分以上を占めるDeNAのスタメン。坂倉と小園以外は30代のカープ(大盛はサブメンバー認定なので)。

来年以降、ふつうに考えて高齢選手のパフォーマンスは落ちてくる。ごっそり人がいなくなったとき、どうするの、新井さん。

こんな当たり前のことに気づいてないはずはないと思うのだけど。ドライバー不足も深刻。対策なしのカープ若手不足も心配。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2023年7月16日

ピッチャーは点を取られないのが仕事


7月16(日)、DeNA戦(横浜スタジアム)、2対3。

今日もロースコアの接戦をものにして、暫定2位浮上。首位・阪神と1ゲーム差(はしゃいでません)。

できれば野村祐輔に勝ちをつけたかった、という試合にまたなった。

復活登板から3試合目。2試合ともテンポのよい投球で無失点。ローテの目処がたってきた。今日は3度目の正直、試金石になる試合だった。

先頭打者を出す、制球は甘い、1回26球を要するテンポの悪さ。野村、立ち上がりこそよくなかったが、1塁3塁のピンチも粘って点を与えなかった。


カープ打線は昨日と同じ打順。2回、勝ち頭の東克樹から、
菊池涼介が2塁打。こんな軽やかな4番(いろんな意味で。体重とかも)、見たことない。

すると、6番・デビッドソンの、出るときは出るデビット弾が出た! 心強い先制の2ラン。デビッドソーーーン。

立ち上がりよくなかった野村。徐々に立て直していくのを期待していたけど、これで気持ち的に余裕ができるかな?

2回目からは、スポーンスポーンとキャッチャーミットに吸い込まれていく野村ならではの投球になっていった。


かさんでいた球数も落ちつき、5回81球。しかも、
3試合連続で無四球の無失点。しかし、3試合連続で80球前後で交代。大事にされています。お姫さまなの?

勝ち投手の権利は得たが、追加点は入らない。後続のリリーフも心もとない(島内颯太郎と矢崎拓也以外の)。 もう1イニング任せてはと思うのだが・・・。

結果、6回、栗林良吏が1失点。7回、ターリーも1失点。同点になって野村の勝ちが消える。

個人競技じゃないから予想できたこと。ただ、野村も30代半ば。復活して、先発の仕事を果たしてくれているだけに、限りある登板が大事に感じられて、もったいなかった。


1回で野村の球数がかさまなかったら、もう少し違った展開になったのかな。どっちに転んだかはわからない。せめて
先発は6回までを目標に。というより、ベンチが投げさせなかったんだけど。

しかし、走者を出しても、点は取られなかった野村。投手としての仕事をまっとうした。まだ3試合とはいえ、防御率0.00続行中。

野村先輩を見習うように。リリーフは1イニング限定。そこをなんとかお願いします。


追加点が遠いカープだったが、8回、関根大気の落球で、上本崇司2塁へ。そこに野間峻祥のタイムリーで、勝ち越し。よって、ターリーに勝ちが転がり込むという方程式が今日も成立。

8回、島内は気迫見せて、三者凡退。

9回、矢崎は先頭打者を出し、2アウト1塁3塁。ここで佐野恵太が内野フライ、助かった。最後に牧秀悟と見せ場が回ってきたが、クル~ンと空振り三振、3アウト。

危なかった。ひやひやした。でも、点を取られなければこっちのもの。それがピッチャーの仕事。島内も、矢崎も、仕事をまっとうした。

まさか、今永、東の日に連勝できるとは。明日は、バウアーと床田寛樹。なんという豪華なマッチアップ。打線が貧相になりませんことを願って筆を置く。(筆じゃねーし)