7月29日(土)、阪神戦(阪神甲子園球場)、2対2。12回延長引き分け。
こんな試合になるとは。互いにここぞで決められず=リリーフ陣が踏ん張った試合。
そして今日は小園の日。
昨日、小園海斗と野間峻祥のエラーが試合を分けた。小園は昨日の借りを返すと意を決しているように見えた。でも気持ちだけでは打てない。その能力があるってこと(それなのになんで今までフタをしてきたかな)。
6番・田中広輔、7番・大盛穂、8番・矢野雅哉、今日も非力感が漂う下位打線。ただ矢野は走行守でガッツ見せてた。中軸こそ存在感がなかった。
1回、近本光司と中野拓夢に連打、大山悠輔にきっちり犠牲フライを打たれ、流れるように1点先制される。こういうところで点を取れる大山、えらい(羨ましい)。
3回、矢野がヒット、2盗を決める。が、バント上手の森下暢仁がスリーバント失敗。だったが、小園のタイムリーで同点に!
でもね。小園が2盗決めたのに(昨年、よく牽制死していた小園が)、野間も、秋山翔吾も、空振り三振。
後半からジリジリ上げていくのが森下。これからという6回、佐藤輝明に12号ソロ。
7回、ターリーが無四球で三者凡退。流れを変える予感がする投球。
8回、代打・上本崇司がヒット。4番より、こういう場所の方が上本が活きて見える。ここでまたしても小園が2塁打。またも同点に!
8回ウラ、島内颯太郎が乗り切った。
しかし、9回、岩崎優に、松山、坂倉、田中、みーんなまとめて空振り三振。
9回ウラ、延長を見越して栗林良吏。1塁2塁で大山を空振り三振。よっしゃ!
このままだと寝るのが遅くなって身体に障りそう。でも矢崎拓也は見たい。
10回の攻撃、エイッと思いきって中継から離れ、めちゃめちゃカラスの行水してきた。でも、ここでも三者凡退だったようで、抜けて正解だった。
10回ウラ、ここも矢崎が抑えた。なんか矢崎は負ける気がしない。このまま回跨ぎしてほしいと思っていたら、ベンチ前でキャッチボール!
11回、野間ヒット。今日ノーヒットの秋山もヒット。1塁3塁。
今日、内容のよくない松山。ゲッツーかな。犠牲フライかな・・・空振り三振だった。大山みたいに決められなかった。坂倉はレフトフライで3アウト。
ここで点が取れていたら矢崎でフィニッシュするプランは流れ、11回ウラ、戸根千明。守備固めに菊池涼介も出てきた。
戸根、2アウトとったところで、中野がヒット。打席は森下。こういうところで打ちそうな人が来た。が、フェンスぎりぎりのレフトフライ。ふぅ。あっぶね。
12回、最後の攻撃、2アウトから上本ヒット。代打・堂林翔太もヒット。ここで小園にまわってきた。
両チームとも見せ場が続く。しかし、島本浩也の球もよかった。空振り三振で、カープの勝ちはなくなった。
大トリは大道温貴(新井さんがケムナに挽回のチャンスを与えなくて安心した。昨日、2イニング投げていましたし)。
大山、佐藤を打ち取り、かつてカープ戦に強かった梅野隆太郎に回ってきたのはちょっと嫌だったが、空振り三振、3アウト。
今朝、兵庫の実家の母と電話で話す。実家はみな阪神ファンです。ただ、父だけはカープファン。復興途上の広島に創設された球団をずっと応援していたそうです。泣けます。
「10連勝してるチームに思えへんかったなぁ」
「あの人、フォアばっかり出してはったなぁ(ケムナです)」
おっしゃる通りです。
今日もロースコア。でも、小園は戦う顔をしていた。