日本シリーズの余韻残る月曜日。とりわけ11月27日、最終戦の山本由伸、ヤクルトベンチとリリーフ陣の気迫はすごかった。
そんな緊迫した1点のせめぎあいが続いていたさなか、11月25日、カープでは恒例の選手会ゴルフが。
のんきそうだ。球団が決めた日程だから、選手たちは悪くない。シーズン終えた今、リラックスして過ごしてほしい。このゴルフ会自体は楽しそうで好きです。それでも日程、もうちょっとずらせなかったのか、上の人。
戦力外の今村猛と高橋大樹も参加していたそうで、お別れ会できたかな。
今年のヤクルトとオリックスの日本シリーズを見て、「野球って面白い」と思ってくれた人がいたらいいなと思う。
私が初めてプロ野球を面白いと思ったのは、イチロー見たさに見た、1996年の日本シリーズ、ジャイアンツ vs オリックス戦でした。
試合の始まりから終わりまで、すべて通してみて、試合には流れというものがあることを実感して、面白い! と思ったのでした。
プロ野球ファンじゃない人だけでなく、カープの選手にも、今年の日本シリーズ、見てほしいと思った。ヤクルトの点をとろうとする工夫、見ていただろうか。
昨年も、ソフトバンクのパワーと緻密さを備えた試合運びを見てほしいと思った。パワーは真似できなくても、細部を大切にすることは学べるはず。
今年の日本シリーズ、玉村昇悟はテレビで見ていたそうです。よし、よし。同い年の、奥川恭伸と宮城大弥はことさら刺激に。
「自分はまだまだ全然(2人に)足りていない。追いついて追い越せるように、僕も大事な場面を任せてもらえるような存在に来年はなりたい」(「日刊スポーツ」)
ぜひ、なって。玉村や小園海斗ら若い選手が日本シリーズのような舞台でしのぎを削る試合、見たいです。
森下暢仁は見てたかな。
山本由伸は「真剣勝負を楽しめた。ただ楽しいというだけじゃない。集中したマウンド、本当に楽しかった。ここから強いチームになっていけたらと思います」と言っていた。(「日刊スポーツ」)
ところで、オリックスの選手がパッと見、杉本裕太郎以外は総じて体が大きくない印象だった。モヤさまは別格として。吉田正尚は小柄でも体幹強いが。
日本シリーズ、首脳陣は見ていたのだろうか。見ていたとしても、どこまで学んでくれるのか、期待薄。だからこそ、選手には見てほしい。