2021年11月12日

佐々岡監督はああ言うけれど、遠藤と山口、フォアだけが問題なのか


クライマックスシリーズのファイナルステージ、セパともに、ヤクルトとオリックスが2試合続けて完封勝ち。頂上決戦してほしいプロ野球ファンにはたまらない展開。

しかも、第1戦では、奥川恭伸と山本由伸がともに完投。日本シリーズの先発はまだわかりませんが、もし、この二人の対戦が見られたら。昨年にはない日本シリーズのワクワクが。

第2戦では、6回ウラ、菅野智之が、坂本勇人のエラーと申告敬遠も交え、2アウト満塁。こんな場面でもっとも迎えたくない代打・川端慎吾が打席に。

菅野は押し出しで1点。菅野でも押し出しすることがあるんだと驚いたが、川端、お仕事しました。




11月11日、カープ秋季練習の紅白戦。遠藤淳志と山口翔がともに2四球を出し、失点。佐々岡監督は「期待外れ」と試合後にコメント。

おぉ。また言うておるわ。「期待外れ」ということは、期待していたということ。奮起を促すつもりなんだろうけど、相変わらず選手のモチベーションを下げそうな言葉の使い方をする人。

昨年の11月24日、みやざきフェニックスリーグを視察したときも、小園海斗について、「存在感がまったくない。何も感じない」とコメントしていたことがあった。

これもまた、期待前提でのコメントのつもりなんだろうけど、よくこんな物言いするなとそのときも思ったものだ。


だがしかし、小園は今シーズン、そんな佐々岡監督のコメントも、実際に2軍の試合を見もせずに「小園は鍛錬が必要じゃないかな」と田中広輔起用に執着していた河田監督の仕打ちをも覆す実績を残した。

遠藤や山口は覆すことができるか。

ファンとしても、試合中フォアが出ると、ましてやそれが失点につながると、げんなりはします。

ヤクルトの奥川はフォアがかなり少ない(登板数は18と多くはないけれど)。

投手にとってのエラーとも呼ばれるフォア。そら、エラーの多い選手を、監督はおろか、ファンもウェルカムという気持ちはなれないが。


でも、巨人の髙橋優貴はフォアが61コ(27登板)とセで一番多かったけれど、11勝あげた(後半は失速していたが)。原監督も前半、「フォアは高橋の持ち味」と話していた。

野茂英雄さんも近鉄時代、毎回フォアを出し、押し出しで合計3点謙譲しながらも、完投し、勝った試合があった。(四球に過剰反応する件について

今の遠藤や山口には、フォアをカバーするほどの力(魅力)がないということか。2019年、遠藤と山口にワクワクした試合もあったのだが。勝ったもん勝ち! と言える強さ、カモーン。
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