2024年6月30日

小園、得点圏で遺産食い潰し状態?


6月30日、巨人戦(東京ドーム)、3対。負け越し。

これが限界領域なのか。と突っ込みたくなるくらい、3試合とも2点どまり。

玉村昇悟の初回5安打3失点が痛かったのは言わずもがな。

対戦打率が4割越えの岡本和真には、どこに投げても打たれる気がすると言っていた玉村昇悟。

人間、素直なのは宝。でも、相性のよさは避けられないとしても、そんなあけすけに苦手意識を語らないで。勝負師ならちょっとは強がって。

玉村、2回3回は、スンと立ち直って三者凡退。1回目からこんな感じで投げてほしかった。そう行かないのが投手という生き物。打者という生き物もなかなかやっかいそうですが。


3点先制されたが、巨人もロースコア体質。同じ体質のカープですが、ジリジリ迫り来るのを嫌がられている感じはある。追い越せ。

何度もカープ打線にはチャンスはあった。

2回、宇草孔基と矢野雅哉の連打、石原貴規のデッドボールで、1アウト満塁。玉村は見逃し三振。秋山翔吾、レフトフライで3アウト。あーきーやーまー。


4回、1アウト3塁で、小林誠司はセカンドフライ。ふっふっ。門脇誠がキャッチャーフライでスクイズ失敗、飛び出した若林楽人戻れず、ダブルアウト。ふっふっふー。

さぁ、流れを引き寄せよう。5回、石原がレフト前ヒット!

玉村に代打・田中広輔。バントかしら? あれ、ヒッティングで併殺。せっかくの流れ、一瞬で消える。たーなーかー。

この後、河野佳が5回6回、コルニエルが7回、矢崎拓也が8回、ランナー出してもゼロを死守。あとは点を取るだけですよ。


6回、野間峻祥と小園海斗のヒットで、1アウト1塁2塁。 ここで、菅野智之から高梨雄平へ交代。高梨から15数打1安打だった坂倉将吾が、2塁打で1点返す! よっしゃー。

なおも1アウト2塁3塁。宇草に代打・堂林翔太。今日もきれいな空振り三振。

引き続き、矢野雅哉に代打・二俣翔一。右左案件とはいえ、近ごろ矢野に代打はなかった。よいことよ、攻めて攻めて。

しかし、巨人も右の船迫大雅に代えてくる。こっちも代打の代打で、松山竜平(二俣~)。は、申告敬遠(やられちゃった)。ここで、「石原の13弾」の石原。くらいついてくれ~。あれ、3球目でショートゴロ。


7回、代打・大盛穂。巨人も船迫から中川皓太にチェンジ。今日、1軍昇格の中川、いきなりフォア。秋山ヒット、野間バントで送って、上本崇司のショートゴロで1点

もう一押し。も、小園はファーストフライ・・・。

9回、こちらも今日昇格の大勢。代打・羽月隆太郎がバントでヘッドスライディング、1アウト1塁。野間と上本、連続フォアで、2アウト満塁。

またも得点圏で小園の打席。も、高めの初球を空振り、大勢を助けてしまった。オール高めの4球目、キャッチャーフライで終了。


小園、今でも得点圏打率は3割3分3厘でリーグトップ(6月29日時点)。これは一時期、「得点圏お化け」だったときの遺産の名残。

最近、ゴロやエラーで打点を上げたが(それも大事なことなんですけど)、得点圏でスカッと打った記憶がない。

最近、堂林や上本が1軍復帰して、若手の出番も減り、おまけに末包もいない。またつまらなさが復活。そう思っていたが、野球は年齢でするものではないです。

小園が得点圏でスカーッと打てていないから、つまらないんだと気がついた。小園にはカープにとどまらず、抜きん出てほしいのよ~。

2024年6月29日

菊池が当てた! お宝ホームランで巨人打破!


6月29日、巨人戦(東京ドーム)、1対。3安打で勝ちました。

大瀬良大地とグリフィンの投手戦。今日も予想にたがわぬ、ザ・ロースコアゲーム。

今日も30代メインズのカープスタメン。20代ズは、小園海斗と矢野雅哉に二俣翔一が加わりました。


その二俣、2回に2塁打! つねづね、「二俣をもっと出せー」と言ってましたよね?(ドヤ顔)

矢野のレフト前タイムリーで、1点先制!

でも、なけなしの1点をふところに大事にしまっていては、大瀬良がどんなにいいピッチングをしても、勝つのは難しいのよ。積み上げないと。

二俣矢野ガッツコンビの2安打のみのまま、ゲームは8回まで続行。グリフィンの球に当たりません。当たっても飛びません。

自分の間合いでゆったり投げてきた大瀬良でしたが(それは惚れぼれ)、7回、吉川尚輝と岡本和真につかまり、1アウト2塁3塁。


ここで、迷いは見えつつ、新井さん、サッと塹江敦哉に交代。えらかった(いえ、普通です)。

大城卓三を1球でファーストゴロに仕留めて、塹江がワンポイントリリーフ遂行! 森浦大輔に交代。

森浦が岸田行倫を三球三振に仕留めて、3アウト!  ここに来て、「三球三振」が代名詞になりそうな森浦。この一連の交代劇はしびれた。


1点リードの8回、なんとなく不穏が復活、島内颯太郎。大瀬良が抑えてきた丸佳浩にヒット許し、フォアも2コ、2アウト満塁。

ここで新井さんが立ち上がる。7回のときのように交代かと思いきや、マウンドへ歩を進める。新井さんがマウンドに行くのは今季初めてでは?

内野陣が集まる輪の中に入って、島内の肩に手をかけ、笑顔でゆったり話しかける新井さん。すぐ苦虫かみつぶしたような顔になる阿部監督や小久保監督らに見てほしい。お・手・本。

2ストライク取って、3球目。ヘルナンデスの打球を堂林翔太が止めるもグラブを弾き、内野安打となって、同点に。


島内、ベンチに下がってからも落ち込んでいたが、気にすんなー。

野球は点を取ったり取られたりするスポーツ。無失点ピッチングの大瀬良に勝ちをつけてあげたかったけど、1点では。

大瀬良には申し訳なかったけど、でも、大瀬良には投手の勲章「防御率タイトル」を取ってもらいましょう。

大瀬良の勝ちを目的にすると、「石川雅規に勝利を」で頭がいっぱいになって守備の判断を見誤ってしまう、ヤクルト戦での山崎晃大朗のようになってしまう。

最終的にチームが勝てばいいんだから、気にすんなー。・・・打線が点を取れないので、投手が負担を背負ってしまうわけだけど。


9回、バルドバード。「今日もサヨナラかしら、延長かしら。菊池に出没ホームラン出ないかな~」と思った2アウト。出た! レフトスタンドぎりぎりの勝ち越し6号ソロ! 

9回裏、栗林良吏のリベンジ登板。いきなりフォア(あわわ)。佐々木俊介ヒット。しかし、1アウト1塁2塁で、代打・長野久義ショートライナー、若林楽人空振り三振。ガッツポーズで21セーブ目。

末包昇大が左ハムストリングの肉離れで、1軍復帰はオールスター後になりそうとのこと。(「デイリースポーツ」)

スライディングキャッチやダイビングキャッチ、フェンス激突は見る人をワクワクさせてくれるが、ケガがないことが一番。長期離脱より1失点する方がいい。くらいの気持ちで、見ている方も臨みたいです。

島内は昨年から働きづめ。目先の1点死守より、長い目で、島内のリフレッシュ休暇もいいかも。末包不在中、いる人たちでがんばろう、広島。
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2024年6月28日

しぶとさは二度続かず。そして、丸と菊池と田中の現在地


6月28日、巨人戦(東京ドーム)、3対。延長10回、サヨナラ負け。

最後の最後、丸佳浩にやられました。栗林良吏から5号ソロをぶっ放して、今日、4安打。暫定首位打者にも。

打撃面では、同い年の菊池涼介、田中広輔らと完全に差が。なんか、みなぎってる。たいしたものよ、丸。鈴木誠也でも西川龍馬でもなく、実は丸の抜けた穴問題が掘り返されそう。


昨日、延長10回サヨナラ負けした巨人。「今日こそは」の熱を序盤から感じた。

かたや昨日、しぶとくサヨナラ勝ちをもぎとったカープ。今年3本の指に入る脳に残るゲームだったが、移動の疲れもあったのか。いえ、打撃面での体力のなさはいつものこと。

ロースコア合戦が簡単に予想できた、床田寛樹と戸郷翔征のマッチアップ。床田、6回2失点。金曜登板、おのずと相手チームとのエース対決になって、好投しても勝ちがつかない。投手頼みではつらいです。つらゲーです。


スタメンはまたしても30代メインズ。20代は小園海斗と坂倉将吾だけ。

昨日、左の石川雅規でスタメン外れた矢野雅哉。今日は右の戸郷だが、新井さんの好きな矢野はベンチ。そして、新井さんの好きな田中がサードに。ファーストには堂林翔太。た、田中? ど、堂林?

と思ったが、5回、堂林が先制のホームラン! 今季1号だったか~。開幕序盤の堂林4番の低迷期の記憶がまざまざ蘇る。

5回ウラ、吉川尚輝とヘルナンデスのタイムリーで、さっくり逆転されてしまう。でも、ヘルナンデスをけん制アウトにした床田は見事だった。


昨日のしぶとさよもう一度。9回、先頭打者の小園がセンター前ヒット! 坂倉バントで送って、堂林のセカンドゴロで、小園3塁へ。

田中に代打は送られなかったが、バルドナードのワイルドピッチで、同点に!

同点の9回ウラ、通常なら島内颯太郎か栗林を出してくるカープベンチ、森浦大輔を出してきた。下位打線だったから?

でも、森浦と黒原拓未は勝ちパターンに限りなく近い投手。森浦、三者凡退。うち見逃し三振ふたつでバシッと抑える。


昨日のしぶとさよもう一度(本日2度目)。10回、先頭打者の菊池フォア。代打・宇草孔基は、バントか~い(ぶじ決めた)。代打・二俣翔一はフォア。何気に事を起こしてくれる二俣、もっと出せー。

野間峻祥は併殺崩れのファーストゴロで、2アウト1塁3塁。じりじり。上本のいい当たりをセカンド吉川に取られて、丸ムランで終幕。

巨人は巨人で11安打して3点だが。カープ5安打とはいえ、得点圏は5イニングあったが(これは巨人と同じ)。底力の弱さがひしひし。

「同点で栗林」が負けフラグみたいになっているのもいけません。くつがえしてほしい、打線に。
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2024年6月27日

石原の13球が呼んだサヨナラ勝ち


6月27日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対3。サヨナラ勝ちで3連勝!

1点ビハインドの9回ウラ、上本崇司がレフト前ヒット。小園海斗がバントを決めて(つまら~ん)、堂林翔太はいつもの空振り三振。

2アウト2塁、スタメンマスクの石原貴規が、田口麗斗から、これでもかこれでもかとファウルで粘る。そのたび、「うぉぉぉ」という気持ちになる。そして13球目がボール、フォアに!(代走・大盛穂)

これは、このままでは終わらせたらあかんやつです。

2アウト1塁2塁で、今日ファーストの坂倉将吾。石原の何とかしようと粘った打席を目の前で見ていた坂倉がレフト方向に打った!

山崎晃大朗が際どいところを飛びついて及ばず、ボールは転がりテンテンテン・・・上本、大盛、ホームイン!


山崎が無理に追いかけずにいたら、どうなっていたかわからない。でも、野手なら取りに行こうと身体が反応して当然とも思える。ああいう場面、鳥の目で見たら、また別の判断があったんだろうか。

でも、しぶとくサヨナラ勝ちするカープを見ることができた。

上本が打っていなかったら何も始まっていなかった。石原のこのままでは終わらないぞの粘りがこじ開けてつないだ。

ただのフォアじゃない。石原が石橋にヒビを入れた! 坂倉と一緒に石原にもお立ち台に立ってほしかった。

ダイジェストには、石原の13球は映らない。坂倉のタイムリーしか映らない。でも、あれがあってこその、坂倉のサヨナラ。


1回、ショート小園のエラーで1点先制される。あわわ。

しかし、その1回ウラ、今度は石川雅規が悪送球。小園セカンドゴロで、同点に。互いにエラーでプラマイゼロに。

5回、菊池涼介の5号ソロで、2対1に。この菊池の出没ホームラン、ありがたい。

7回、菊池が後逸。またしてもエラーがらみで、松本直樹タイムリーで同点に。ここで塹江敦哉にスイッチ、山田哲人の犠牲フライで勝ち越されてしまう。

アドゥワ誠は7回途中3失点。今日は6回の壁もちょっと越えた。勝ちはつかなかったけど、ローテをしっかり担ってる。今日の自責はゼロ! 


石川先輩は6回87球2失点(自責1)、勝ち投手の権利を得て交代。

現役最年長44歳、通算200勝まであと14。今季5登板目。無理せず、ゆったりローテで投げている。

それも、選手に応じた働き方改革。ただ、200勝という個人目標にスイッチした重役出勤のようにも見える。もちろんチームのために投げているだろうけど。

石川には十分チームに貢献してきた実績がある。近年、40歳を過ぎても、オリックスとの日本シリーズでいい投球を見せてくれていた。コンディションを保ち投げ続けていることにはリスペクトしています。今日もカープ、そんなに打ててないし。


秋山翔吾も個人的には2000本安打を目標にしていますが、まだ30代、重役態勢ではなく、スタメン張っています。

このまま石川に勝たれるのはちょっと悔しい。逆転したい。そこに、しぶといサヨナラ勝ち。わっしょい。

セ・リーグは依然として団子状態。貯金9もいつ浪費するかわからないので、気をひきしめて。そーれ。
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2024年6月26日

末包不在も、秋山上本30代活躍中(求人広告みたい)


6月26日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対1。2連勝。

末包昇大が登録抹消。6月22日の中日戦、レフトの守備でスライディングキャッチしたとき痛めた左太もも裏の張りがなかなか取れず、病院で検査するとのこと。

負傷したとき、病院には行かず様子を見るとのことだったので、行かなくていいの?と気になっていた。今ごろかーい。

まずは様子を見るものなのかもしれないけれど、すぐ行ってほしかった。この3日間、モニャモニャせず、末包が早めに戻ってこられる態勢をとってほしかった。

末包がいないと、こわさが半減するカープ打線。末包に早く帰ってきてほしいんだもの。


スタメン20代は小園海斗、矢野雅哉、今日スタメンマスクの坂倉将吾だけになってしまった。

その30代メイン打線が、なんと奮起。1回、いきなり秋山翔吾、野間峻祥、上本崇司が連打で、1点先制。

秋山が野間レフト前ヒットの際に思いきって3塁まで走塁したのが大きかった。昨日、ホームを狙わない走塁の歯切れ悪さがあっただけに、野球らしいものを見た思い。

4番小園海斗の犠牲フライでもう1点! 九里亜蓮に早々に援護が。


3回、矢野が西川遥輝の打球処理にもたついて、1塁へ悪送球。昨日、雨中の切ないタイムリーエラーをした長岡秀樹のタイムリーで、1点差に。

4回、坂倉のガツンとしたスイング出た、4号ソロ! また2点差に引き離す。

5回、小川泰弘のキャッチャーゴロを坂倉が思いきって2塁へ投げ、併殺! このところ、存在感がなかった坂倉が打撃と送球でグッジョブ。


5回ウラ、秋山2塁打、上本2塁打で、1点追加! 30代がわちゃわちゃ賑々しい。小園のセカンドゴロを山田哲人が悪送球して、もう1点。

6回には、上本が青木宣親の打球を水中で泳ぐペンギンのように飛んでキャッチ!

九里、援護と守備に恵まれ、7回1失点(自責ゼロ)で、4勝目。

今季初勝利までが長かった九里。1勝してからは着々と勝ち数増えてます。苦しい期間が長かった分、倍返ししてもらうんやで(打線にな)。


しかし、こう順調にカープが勝つと、ヤクルトが調子悪いのではと思ってしまうのは、カープ肯定感が低すぎでしょうか。

2連勝した嬉しさも5分の3に減りそうなヒリヒリ感のない試合でした。

なんといっても、この2試合、ヤクルトにホームランなしだもの。そんなこと言ってると、明日ガツンと打たれるかもしれませんが。それが野球。

お天気が気になりますが(3タテしたい)。
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2024年6月25日

森下91球で完封! そのうえ猛打賞、コーチ要請しまーす


6月25日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対0。

交流戦が終わってリーグ戦が再開、床田寛樹と森下暢仁の両エースがカード頭に。ふぅ。やっと、こうあってほしい形になった。

ベンチも今までと形を変えるには、どうしても時間がかかるようです。それでも、床田と森下が結果を出してこその、この形。

今日も會澤翼とのバッテリー。もし、左の高橋奎二じゃなければ、そろそろ坂倉将吾との組み合わせもあったんだろうか(坂倉、打撃不振だけど)。

テンポいい投球が見たいわ~。


と思っていたら、なんと森下91球で完封、マダックス達成!(100球未満の完封のこと。元メジャーリーガのマダックス投手が現役22年間で13回達成したことにちなんで、そう名づけられた)

ヤクルト打線がポンポン早打ち仕掛けてくれたこともあって(どこぞのチームのように)、テンポよく終わりました。雨の中、球場観戦していたお客さんにとっても幸い。

約2週間前、2年に1度のベルーナドーム観戦に出かけたときには、森下1イニング5失点。しかも完封負け。この落差。というか、あの試合だけ炎上(ぬー)。

しかし、大瀬良大地のノーヒットノーランに続き、今のカープでこういう試合を見られるとは。


今日も、末包昇大不在のveryこわくない打線(でも、二俣翔一がスタメン)。

3回と5回、森下がヒットで塁に出ても、進ませることすらできないカープ打線。見たことあるぞ、前にもこういうの。

4回、小園海斗が内野安打で出塁も、盗塁失敗。堂林翔太ヒット、菊池涼介2塁打も、二俣キャッチャーゴロ。サードランナー動かずの、歯切れ悪い終わり方。


今日も我慢比べの試合になるのか?(それだけはもう嫌~)。でも、森下が好投して、ヒットも打って、じりじりチームが動き出した試合もあった。

6回、上本崇司ヒット。また小園にバントのサイン(つまら~ん)。小園、今日はバントを決めて、堂林フォアで1アウト1塁2塁。二俣は・・・ショートフライ。

う。と頭を垂れかけたところ、ショートの長岡秀樹が落球して1点先制。二俣、事を起こしました。雨も影響したかもしれません。切ない。でも、ありがたく頂戴します。

さらに、會澤タイムリーで2点追加!

で、また森下がヒットを打つという(秋山翔吾はまた凡退という)。


いやなムードで終わった中日戦を払拭。先発投手が報われ、カード白星発進、よしよし。

今日、村上の打席でギアを上げるかのごとく、3打席ノーヒット2奪三振。1年目、村上宗隆を封じていた森下も、最近はその効力を失っていたので、そのことも、よしよしよし。

ヒーローインタビューは、森下と會澤。意外と珍しい取り合わせ。

「昨日、床田さんと連絡取り合ったんですけど、〈一本ヒット打っていいよ〉って言われたので、打ててよかったです」と、あくまでも床田のネタを出す森下。仲、いいな。てうか、攻めてます(床田に)。

そして、それにのっかる會澤。新鮮~。

カープ打線は森下にコーチしてもらったらどうかな?(ツーン)
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2024年6月23日

矢野に代打なし、ベンチのそのメッセージが敗因


6月23日、中日戦(バンテリンドーム)、2対

また我慢比べみたいな試合。我慢を強いられるのは、投手と、見ているファン。

玉村昇悟、毎回ランナー出すも、5回6回には三者凡退、調子をあげていった。7回、ランナーが出て代打を送られ、6回1失点。玉村は悪くなーい。

6回、石原貴規の犠牲フライで同点に。玉村昇悟の負けは消えた。よかったことはそれくらい。


8回の攻撃で気持ちが切れた。こんなことしてちゃあ負ける、と。その後、勝ち越されたが、何の痛みもない。だって、あんなことしてたら、当然の結果。

堂林翔太の内野安打、菊池涼介フォアで、2アウト1塁2塁。ここで矢野雅哉。こんなチャンス、もう最後かも。でもベンチは代打を送らない。

ベンチはそんなに矢野に期待してるんだ。矢野もがんばっている。でも相手は、力強い速球が持ち味の松山晋也。矢野が太刀打ちできないパターンなのは目に見えているのに(絶対はないとしても)、代打を送らない。

それとも残りのイニング、中日に点を与えないため、守備を堅固にしておきたかったから? 矢野には、失点を防ぐ守備で何度も助けられている。それは得点に値する守備。でも、得点では、ない。

前者でも後者でも、点を取って勝ちに行く気はないんだと、よぉくわかりました。


矢野は空振り三振。松山に吠えられてるし。矢野は4回、満塁で空振り三振。ここでも先発・松葉貴大に吠えられてた。

9回になって、ランナーなしの状態で、代打・松山竜平。順番が違う(代打が松山でよかったかどうかはまた別の問題だが)。

8回、矢野に代打を出したとして、点が取れたかどうかはわからない。それでも、「点を取りにいくぞ」という、ベンチのメッセージになる。

それは誰に向けてのメッセージ? 中日に。カープファンに。そして、カープの選手たちに、だ。


そのメッセージは出されず、矢野が想定通りの空振り三振に終わったことで、8回ウラの島内颯太郎の気持ちも切れたんじゃないかとさえ思った。

毎度のごとく、ギリギリのところで根競べさせられている投手陣。島内は両リーグトップの33試合登板。

身体の疲労がある上に、ベンチの点取り放棄を目の前で見せられたら、そら気持ちも疲れます。

島内はカリステの勝ち越しタイムリーで1失点。打たれたことより、先頭打者にフォアを出したことが痛かった。


新井さんは「島内でそうなったらしょうがないです」と言っていたが、そういうことじゃない。(「スポーツ報知」)

点を取りに行かなかったことが選手とファンのモチベーションを下げていること、わかってる?

「いい戦い方はできているんじゃないかなと思います」って、打ててないし。新井さん流のポジティブ広報だとわかってるけど。

こういうの・・・「ここで代打出さないの?」とか、「何でここでこの選手が代打?」という的外れ、よくあったな、最初の頃。また逆戻ってる。


昨日、試合中、レフトの守備で左太もも裏を痛めた末包昇大は大事をとってベンチに。長打のある末包いないと打線のこわさが全然違う。

レフト上本崇司は3番。5番は堂林。思えば5月、上本は左太もも裏を痛めて、堂林は打撃不振で、登録抹消。

そこから、末包、宇草孔基、二俣翔一、石原らが昇格して、チームが動き出した。また動きのない4月に逆戻るのか? 二俣、出せー。

そんな堂林は地元で猛打賞。ご両親も観戦されていたそうで、よかった(最低限な)。

今日、ヒットは堂林、小園、上本(は内野安打)だけ。そら勝つの難しい。ぷい。

この3連戦、中日もカープも、総得点は4点で同スコア。我慢比べにまた勝てなかった。あー、勝ちたかった、我慢比べじゃなくて、試合に。

2024年6月22日

大瀬良独走、末包ショー、栗林劇場の3本立て


6月22日、中日戦(バンテリンドーム)、1対

中日から点を取ったどー。なんというレベルの喜び方。完封返しは逃しましたが、勝ちました!

大瀬良大地が7回無失点。打たれたヒットは3本だけ。球審との相性もよかったのか、いつもよりテンポもよかった。

防御率が0.87にまで下がりました(上がりました?)。29イニング連続無失点。なんていう記録は窮屈になりそうだから置いといて、大瀬良がなんだか神々しくなってきました。


そんな大瀬良を打線もアシスト。

1回、昨日調子のよかった野間峻祥と小園海斗が連打。末包昇大、行けー。あ・・・セカンドフライ。

しかし末包、4回に取り返した。先制の6号2ランが出た! 末包にはやっぱりホームランが似合う。

その前に、中日先発メヒアが野間をフォアで出したことも幸いした。メヒアがランナーを気にしていたところにガツン。ソロより2ラン、2倍2倍~。カープにとっては大きなアシストになった。


その末包、4回ウラ、田中幹也のレフトフライをスライディングキャッチ。足を痛めたようで、上本崇司と交代。

広報・新井さんによると、左太もも裏の張り。シリアスなものではないとのことだけど、心配です。今年にかける意気込みが大きかっただけに「丈夫で長持ち」でいてほしい。

喜んだり心配したりの末包ショーの直後、大瀬良は、高橋周平にフォア、細川成也にデッドボールで得点圏にランナーを置いてしまったが、そこでとどめる。

中日が大瀬良から得たチャンスはこのときだけ。


かくいうカープも、2点を大切にふところにしまったまま、イニングが過ぎていく。

6回、田中広輔ヒット、野間フォアで、ノーアウト1塁2塁。ここで小園にバントの指令。

「ランナー出たらバントで進塁」が日本では定説になっているみたいで、私には不可解。小園バント失敗、3塁に向かった田中が封殺されてしまう。

私は小園にバントさせるな隊。バントが上手くないから・・・ではなく、つまらないから。


交流戦で犠牲フライを決めた田中がヒーローインタビューで、「ヒットじゃなくても点を取れるっていうのを意識しながら練習してほしいなと思います」と、若い選手へのメッセージを込めていた。

犠牲フライは確実に1点入るからいいんです。でも、バントは成功しても失敗しても、確実に相手にアウトを一つ与える。それより、50%の確立なら、一か八か、打って得点につながる方に賭けたい。

カープでバントしていいのは、バント巧者の菊池涼介だけ。矢野雅哉、上本、堂林翔太、田中もよしとしよう(あなた、何者?)。100歩譲っても秋山翔吾まで。

小園、末包、二俣翔一、宇草孔基らに、バントはさせなくていいです。打つ方にロマンを感じたいです。失敗したとしても、サイン出した方が悪いと思ってしまう。そんな消極的なの。


話戻りまして、上本は空振り三振、菊池は見逃し三振で、追加点のチャンスはついえた。

果報は寝て待て。9回、菊池2塁打、矢野のタイムリーで、待望の3点目! 栗林良吏の出番がなくなるから、ここまででいいよー。と思ってしまうのは不届きでしょうか。

しかし、栗林とて「絶対」はない。いつもそういう心構えではいるが、ほんとに・・・。

1アウト取って、細川と中田翔に連続フォア。ディカーソンのファーストゴロを田中が止めて、セカンドに投げて2アウト、グッジョブ! 矢野、1塁に投げて併殺とるつもりが送球逸れて、その間に1点入る。

負けなければいいんです、点は取られても。今日の栗林はボール先行でスリリングでしたが、最後は宇佐見真吾空振り三振で、ホッ。

無得点常連のカープ。どの口が言うですが、中日もこの2試合で2点だけ。貧打の友よ~。明日はどっちだ。
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2024年6月21日

いくら投手戦とはいえ、中日に今季6度目の無得点


6月21日、中日戦(バンテリンドーム)、1対

今季12度目の完封負け(15度目の無得点)。床田寛樹と髙橋宏斗の投手戦=ロースコアゲームになるのは簡単に予想できたが、予想を裏切らないカープクォリティ。

12度の完封負けのうち、中日戦では5度目。引き分けも入れれば、無得点は6度目。やばすぎます、このお得意さま感。

床田は3回、カリステに6号ソロで1点取られただけ。高く浮いた球ではあったけど、7回1失点。床田に1点もやるな、と? 崖っぷちを延々歩き続けろと? 床田は悪くなーい。


4回、ディカーソン、宇佐見真吾の連打で、1アウト1塁3塁。村松開人のサードライナーを小園海斗が好反応。ディカーソン飛び出して、併殺。いい守りもあった。

問題は打線(こればっかり)。本日は、4番小園、5番末包昇大。このコンビで快進撃したあの日々よもう一度、でしたが。

2回、小園ヒットでノーアウト1塁。末包は、併殺。すーえーかーねー。

4回、野間ヒットで、ノーアウト1塁。小園見逃し三振で、野間盗塁失敗。こーぞーNO-。


7回、野間と小園が連打で、ノーアウト1塁2塁。末包に代えて、今日1軍昇格の上本崇司。

たしかに末包、今日、高橋に全然合ってなかった。というより、野間と小園だけ高橋からマルチヒット。あとは誰も合ってなかった。

上本はバントの構え。なら、末包バントでもよくない? 上手く決めたこともありますよ。この後、ピッチャーも変わるだろうし、延長あるかもしれないのに、打線のこわさが目減りする~。

堂林翔太も4番で代打出されていたが、末包も不動の域まで行っていないと見なされてるのか、ベンチから。うーん。

坂倉将吾に代えて、代打・松山竜平。は、力のないショートゴロで、野間本塁タッチアウト。シュゥゥゥ。

代走・宇草孔基が2盗を決めて、1アウト2塁3塁も、菊池涼介は空振り三振。アゥゥゥ。


高橋の後は、8回松山晋也 、9回マルティネス。セ・リーグの中でも突出した手が出ないリレー。

最近、打撃で少しずつ結果は出してきている(個人内比です)矢野雅哉も、1打席目は3球三振。松山相手には7球と粘ったが、空振り三振。

粘りはフォアにつながることもあるし、相手投手に球数投げさせることもときに有効。でも、パワーピッチャーへの非力感は否めない。

1点ビハインドの8回は、黒原拓未。こういう場面、巻き返しをもくろんで島内颯太郎を出すことも以前はあったように思うが、もう無駄遣いはしなかった。黒原がこういう場面を任せられる存在になってきたってことでもある。


9回、小園がマルティネスから内野安打をもぎとって猛打賞(代走・羽月隆太郎)。

ここで末包が交代していなかったら・・・。何も変わらなかったかもしれないが、相手にとっての嫌さ加減が違うと思うの。

上本は当てただけのライトフライ。羽月が2盗を決めてチャンスメイクも、石原貴規は空振り三振。

今日も新しい景色は見られなかった。また同じ光景、見飽きたー。だって6回目。

明日は大瀬良大地とメヒア。大瀬良に期待しましょう。いや、投手はがんばってる、投手は! 打ちそうな人、出して!

2024年6月20日

田村、久保、佐藤啓介までも1軍からいなくなるポイズン


交流戦後の4日間は、ファンにとっては大型連休でした。それも終わって、明日からバンテリンドームで中日戦。

交流戦、まずまずの結果で終えたカープ(当社比です)。唯一リーグで負け越している中日から始まるぅぅ。ここは勝ち越しスタートしたい、切に!

ローテ再編で、床田寛樹が金曜先発に。もう、あなた、カープのエースですから、この位置は免れますまい(開幕投手の九里亜蓮はこの位置で苦労しました)。

柳裕也は登録抹消で今カードでは対戦なし。明日は髙橋宏斗。またロースコア合戦になるのか、覆せるのか。違う景色が見たいわ~。


開幕直後は中田翔効果もあってか首位についた中日も、交流戦では11位、いまリーグではヤクルトと同率5位(定位置に)。

と言っても、首位(カープですけど)と5位まで6.5ゲーム差。依然として団子6兄弟状態。いつひっくり返ってもおかしくない。

それに比してパ・リーグは、首位ソフトバンクと2位ロッテが9ゲーム差。最下位西武とは23.5ゲーム差(がんばれー)。リーグ崩壊に近いような。

2年前のオリックスとソフトバンクは、最終日に優勝が決まるという最高の展開だった。

ただ、ゲーム差がつまっているからと言って、けしてセ・リーグがせめぎ合う迫力ある展開を見せているとは言えない。白熱した、いいプレーが見たいです。熱盛りの!


6月19日、佐藤啓介が登録抹消。上本崇司が1軍復帰の模様。

田村俊介がいなくなり、久保修もいなくなり、今度は佐藤まで。これからのカープを担ってほしい選手が皆いなくなった。二俣翔一は残った。

佐藤の面構えやまとっている空気、好きです。田村や久保や二俣にも、そういうものを感じる。

上本や野間峻祥からは、そういうものを感じないのですよ。カープ村に安住している空気を感じてしまって。プロの世界で生きている人たちに、安心なんてものはないだろうけれど。

誰であろうと、いいプレーを見せてくれたときには、もちろん、拍手を送りますし、やったー、ありがとう! と思います。


でも、どういう選手にフィールドに立っていてほしいかと言うと、ベテランか若手かのくくりではなく、ヒリヒリした空気を持った選手にと思う。

雰囲気って、馬鹿にできないんです、会社時代、新入社員の面接したとき、部屋に入ってきた途端、その雰囲気で、不思議と「なんかいい」「一緒に仕事したいと思えない」って、一瞬で伝わってくるものがありましたもの。

「彼はどこでも守れるし、打つのも何でもできるので、すべてが高いレベルでできる選手なので、期待しています」と、上本への評価がとてつもなく高い新井さん。(「日刊スポーツ」)

交流戦後も、若手を積極的に起用していくというが、ベテラン優先席を与える、動きのなかった開幕序盤に逆戻っていかないか、注視。

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2024年6月18日

人気者は誰? 球場観戦のひそかな楽しみ


昨日、「2024年交流戦、脳に残ったランキング」を勝手に発表しましたが、6月12日、2年ぶりにベルーナドームで観戦したことは、一番のトピックスでした。

しかし、森下暢仁が1イニング5失点(え〜、森下見にきたんですけど)、 隅田知一郎に完封負け。稀にみるなんも見どころなかった試合。

でも、試合前にブルペンで見た森下の横顔は美しかったし、翌日登板の九里亜蓮の姿も見え、カッコよかったー。

小園海斗に二俣翔一、佐藤啓介、新井さんに赤松コーチ等々、選手と元選手(?)をナマで見られる喜び。

スライリーも出張。ボディの水色と赤ユニの色合いがグリーンに映えて、チャーミングだった(中の人の暑さが12球団で一番心配なマスコット)。


両チームの応援にも見入った(聞き入った)。この献身的な声援を背に、1点もとれないとは、カープよ・・・。

負け試合が終わっても、照明の落ちたスタンドからずっとマウンドを眺めている人たちの姿も忘れ難い光景でした。映画館でエンドロールを見届け、すぐに席を立ち去り難いあの余韻の残る感じ。

と、球場という空間は十分にうっとりと楽しんだわけです。なんか、まるで美しい風景を見に来たような。

ん? これは観光旅行かー。野球の試合はどうなったー。そこのとこがスッポリ抜け落ちていることにハタと気づき、トホホとなりました。


前日の試合で、9回最後、源田壮亮がファーストにヘッドスライディングするも3アウト。1点差で及ばず、8連敗。

負けた悔しさ(おそらく不甲斐なさ)にしばらく立ち上がれず、泣いていた源田。

その源田の涙を見て、隅田は奮起したというが、この後、西武はまた連敗。源田の涙がというより、あれは森下が乱調だったという試合だったと思う。

もともと西武の明るいチームカラーが好きだった。首位と23.5ゲーム差。苦しい状況が続くけれど、勝ちを重ねて差少しでもを縮めていってほしい(通うごとに西武に情が)。がんばれー!


ところで、球場でひそかに楽しみなのが、ファンの方たちが誰のユニを着ているかを観察すること。

旅先の国の街角で見かけた自動車が、どこの国のメーカーのものか目視することで、その国の国産車や輸入車の販売台数の傾向がザッと見て取れるという話を聞いたことがあります。

一部を見て全体を知る統計の世界ですね。

歴代の選手の数はたくさんいて、球場にやってくる人の好みはさまざま。一概には言えないけれど、ユニから選手の人気度がざっくり見えてくる、みたいな。

ビジターの内野席で観戦。広い球場、すべてを見ることは出来ないけれど、周辺や通路で目についたのは、今年は森下(だって森下の登板日)や小園海斗、大瀬良大地、菊池涼介らのユニ。

2年前は堂林翔太のユニが多くて、そうなんだ〜と思った記憶が。今年もよく見かけました。


黒田博樹や新井さん、鈴木誠也のユニも健在で、嬉しい。津田恒実さんの水色ユニの方も必ず見かけている気がする。

前の席で、玉村昇悟のユニを来ている若い男性がいたのも嬉しかった。松山竜平の方も見かけて、「あの人、松山の着てはる! 松山、愛されてる〜」と実感して、感動したり。

球場にはいろんな選手を応援している人の思いがつまっている。そういうのを見てるだけでも面白い。

この日も(2年前も)、スタンドには、若い人も年配の方も、男性も女性も偏り感じることなく球場に来ていて、いい感じでした。

ベルーナでのカープ戦は2年後か〜。どうなっているかな。いろんな意味で。

2024年6月17日

2024交流戦、私の脳内ベスト5


交流戦、終わりました。いつもと違う球場、普段対戦しない相手、ちょっとしたお祭りが終わった後のよう。

今年の交流戦、脳に残ったのはこの5つでした(時系列で)。

1. ソフトバンクにストレート負け

ソフトバンク以外のチームにはすべて勝ち越し。意外!(どんだけカープ肯定感低いねん)。

パ・リーグ自体に以前ほどの迫力がないような。スター選手が次々メジャーに渡り、今やNPB自体のレベルが落ちているような。

これはもう止められないこと。行きたい選手にはどんどん行ってほしい反面、日本の野球界は寂しくなっていきますね。

結果、5位。勝ち越して、貯金2。おかげでリーグでは貯金7。昨年が勝率5割だったことを思うと、善戦。でも、それで満足はしていません。

ソフトバンクに勝てないようでは。2019年と2020年の日本シリーズの巨人のようになってしまう。それだけは、ダメ、絶対!


2. 若ハム打線が眩しかった

毎年、交流戦は、パ・リーグの知らなかった選手を知れることが楽しみ(オールスター、日本シリーズも)。今年は、なんといっても、日ハムの若ハム打線が魅力的だった。

若手を積極的に起用してきた新庄監督。そうせざるを得ないチーム事情があったゆえかもしれないけれど、2年連続の最下位を経て、3年目、花開いてきた。年功序列が幅を利かせるカープとの対比(隣の芝生が眩しい〜)。

6月4日の1戦目、0対5で完封負け。これは大変なことになると思われたが、2戦3戦目はカープが勝った。あれ?

日ハム以外では、西武の滝澤夏央に覇気を感じて、応援したくなった。でも今年は気になった選手が少なくて、ちょっと寂しかった。


3. ロッテ戦で大瀬良大地がノーヒットノーラン達成

6月7日、話題が少ないカープが華やいだ瞬間。内野を守っていた小園海斗は震え、外野の大盛穂もかつてない緊張に襲われたという。若手選手にとっても、貴重な経験になりました。


4. ベルーナドームで西武戦観戦

今年の交流戦、いちばんのトピックス。6月12日に行ってきました。幸せだった〜(試合内容は正反対。森下暢仁炎上、隅田知一郎に完封と、今年一番の見処ない試合だったが)。

ベルーナ観戦記、森下5失点、完封負け、稀にみる見所ない試合」にも書きましたが、書き足りなかったことはまた別の日に。


5. 延長戦を二俣翔一のヒットを皮切りに制した楽天戦

6月14日、大瀬良と早川隆久で始まった投手戦はゼロゼロのまま延長11回へ。投手陣の無失点リレーが試合を支え、最後、若い3人・・・二俣ヒット、(秋山翔吾のバント)、羽月隆太郎の3盗、矢野雅哉の犠牲フライで動かした試合。

延長12回引き分けででもなく、サヨナラ負けでもなく、カープにもこんな試合ができるんだと、感動した。

6月1日のソフトバンク戦での、森浦大輔の三者連続3球奪三振もカッコよかった。

交流戦が来日初登板となったハーンの安定感ある投球も頼もしかった、勝ちパターン、カモーン。

2024年6月16日

交流戦勝ち越しで安心したんじゃあるまいな? 7回までは散々


6月16日、楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)、5対

8回にやっと1点入り、9回、同点に追いつきそうなところまで持っていったことで、少し溜飲が下がった。でも、それまでは散々だった。

6月12日、0対5で負けた西武戦もまれに見る見どころない試合だったが(球場観戦してました)、今日の7回まではそれ以下に思えた。

1回2回の攻撃ともに、併殺で3アウト。一度ならずも2度までか〜。もう恥ずかしかったです。

とくに1回は、楽天先発・松井友飛がくれた連続フォアというチャンスをいかせなかった。


2回ウラ、1アウト1塁2塁。太田光のショートゴロを矢野雅哉がとって、セカンドの菊池涼介に送球。併殺返しだ! と思いきや、菊池が捕球できず、その間に1点先制される。ゴーン。

追い討ちをかけるように、堂林翔太が小郷裕哉のファーストゴロをはじいて球を見失っているうちに、さらに2点入って、3対0。一度ならずも2度までも、ゴーンゴーン。

名手もエラーする日はある。が、連発は台無し感が大きかった。アドゥワ誠、受難の日。


これは打ち返してもらわねば〜。なのに3回、鈴木大地が2ランで、5対0。とどめ刺された感が(諦めてはいないけど)。鈴木は今季1号。カープの4番目的な4番?

松井は足がつって、3回で交代。楽天はこの後、つごう6人のピッチャーで小刻みな継投。

楽天は交流戦優勝のかかる試合。カープは何のプレッシャーもなく、のびのびやれるはずだったが、まさか昨日、交流戦勝ち越しが決まって安心したんじゃあるまいな。

そんなことはないだろうけど、そう見えてしまうような覇気のなさ。ヒットは出ても散発。

アドゥワは6回5失点(自責3)。お疲れさまでした。


7回、2アウト1塁で、二俣翔一に代打・大盛穂。右左案件か、守備固めに備えての打席か知らないが、私にはできない芸当(をベンチはやる)。大盛、空振り三振。

7回ウラ、遠藤淳志がマウンドに。村林一輝のセカンドライナーを、矢野がジャンピングキャッチ!

さぁ、流れ変えていくぞというときに、遠藤が連続フォア。事なきを得たが、気持ちが下がる。

8回、末包のレフト前ヒットでやっと1点! よかった。今季最低の試合にならずに済んだ。


9回、則本昂大のお出まし。羽月が粘って6球目をレフト前ヒット! 堂林が2塁打! 途中出場の大盛穂セカンドゴロの間に羽月ホームイン!

途中出場の宇草孔基の2塁打で、もう1点! 5対3、よーし。

2アウト2塁、同点の可能性も出てきた。しかし、代打を送らず、矢野に任せたベンチ。ん、んー。これもまたベンチの得意な芸当・・・。筋書き通りのような見逃し三振で、3アウト。


楽天は交流戦初優勝。ファンのみなさんや今江監督がとても晴れやかそうだった。おめでとうございます。

セ・リーグ相手に勝っても・・・と思いますけれど、リーグ戦での借金がなくなったことは大きい(ちなみに賞金は3000万円)。

カープは交流戦5位。これを善戦と見るかどうか。「7年ぶりの交流戦勝ち越し」とか、当社比で喜ぶのはやめましょう(大谷翔平で)。

こちらも貯金を7に増やせたことは幸い。首位カープ(くすぐったいわ)と6位中日まで6.5ゲーム差。依然、団子6兄弟。

実家(セ・リーグのこと)に帰っても、のんびりせず、ヒリヒリと行くのだぞーい。

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2024年6月15日

玉村今季初勝利! 二俣、今日もやったぜ


6月15日、楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)、3対

カード勝ち越し。 交流戦の勝ち越しも決定。これは7年ぶりだとか(そんなに遠くまで行ってたか)。

なにより玉村昇悟が今季初勝利という喜び! やっと玉村に春が〜(もう夏・・・)。


1回、先頭打者の小郷裕哉を3球三振。からの三者凡退。玉村、上々の立ち上がり。

2回、小園海斗ヒット、DH佐藤啓介フォアで出塁し、二俣翔一が先制タイムリー! 秋山翔吾にもタイムリーで、2点目。玉村に援護が〜。

8番佐藤、9番二俣のこの並び、わたし的には大好物。面構えからして覇気が立ちのぼる若い二人がスタメンという喜び。

それに比して、6番坂倉将吾、7番堂林翔太には、開幕直後の停滞感の残り香が。この逆戻り現象に抵抗感。


「今日こそは玉村に勝ちを」が、カープファンと玉村の願い(おそらくチームも)。でも、そこに縛られると落とし穴がありそうで、注意注意。

玉村は2回ウラ、1アウト1塁3塁の場面を併殺で切り抜ける。このまま行けば・・・。追加点があるとなおよし。

6回、それはやってくる(フィールドオブドリームス風に)。菊池涼介と末包昇大が連打。ここで小園海斗がバントの構え。

ドライチ古謝樹に今日2安打、の小園にバント? つまらーん。しかも、この後控えているのが、2打席連続空振り三振の坂倉。球が当たらない人にどうやって点を取れと? その次は堂林なのに。

小園は2回バントファウル、結局ヒッティングに変えてファーストゴロで、1アウト1塁3塁に。

ところがわからないものです。坂倉がタイムリー! 小園3盗して、堂林タイムリー!  0対4。


玉村は今季最長の7回続投。浅村栄斗2塁打、渡邊佳明ヒット、太田光3塁打と、外野に飛ぶ飛ぶ、2対4。アウトひとつ取って降りてほしかったが、ノーアウトでハーンに交代。

ここは「三振ちょうだい?」の場面でしたが(ワガママ)、小深田大翔の犠牲フライで1点差に。

最小失点でとどめたあとは、島内颯太郎と栗林良吏にこの1点リードを死守してもらわねば。いえ、追加点取ってくれていいんですよ、打線が(ポソ)。

8回、ファースト堂林のダイビングキャッチにも助けられ(グッジョブ!)、島内、無失点。

9回、栗林、三者凡退で19セーブ目!

ハーン、島内、栗林、連投お疲れさまでした。もし明日、僅差でリードとなったなら、栗林の3連投はあるのだろうか。取らぬ狸の皮算用。3タテしたい。


高齢化が叫ばれたカープも、今はベテランと20代の選手がシャッフル。楽天のスタメンは20代後半の選手が多い模様。フレッシュ感は少なめ。

スタメン選手の名前はおおむね聞き知ってはいたけれど、パッと認識できるのは(こわい存在は)浅村だけ。西武戦に続き、ちょっと寂しい。

交流戦では快調に進んできた楽天だが、ソフトバンクのような手強さは今のところそれほど・・・?

カープはソフトバンク戦以外は、すべて勝ち越し。マジか。それは善戦にも見えるが、ソフトバンクに1つも勝てなかったことのダメージの方が強い。ソフトバンクがリーグ独走しているのがわかります〜。

もっと高みを目指さないと、そう思った土曜の午後。
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