6月12日、西武戦(ベルーナドーム)、11対0。3安打。最低の結果で交流戦が終了。
途中から試合を追いかけるのがどうでもよくなるような、いいことが何もない試合だった。
1回ウラ、アンダーソンがオグレディに先制ホームランお見舞いされる。あれ? 昨日と同じ展開。
2回ウラ、フォアを4コ出して、押し出しで1点与えたときには、ソフトバンク戦の投壊状態思い出した。
荒れ球が持ち味なわけでもなく、新人でもない(NPBでは新人だけど)ローテの一角を担う選手がこんな投球。
3回ウラには、山川穂高と外崎修汰に2ランを浴びる。どちらもフォアで走者を出して2ランになった。2倍、2倍~。
3回途中6失点のガッカリ降板。
もっとガッカリしたのが、「ああいうピッチングも珍しい。ああなったら何が原因かわからない」という佐々岡監督のコメント。
「わからない」って、なんだ。原因を探ろう、次に生かそうとしてない。だから同じことの繰り返し。
代わった薮田和樹は、4回ウラ、源田壮亮のソロ、オグレディの2ランで3失点。山賊打線に油を注ぐ。
5回ウラ、森翔平がマウンドに。會澤翼に代わってセンターの中村奨成がマスクをかぶり、センターには中村健人。最初っからこのスタメンで見たかった。
昨日、球場で観戦して、會澤翼のけん制球を投げることすらできなかったのを見て、ショックだった。素人が見ておかしいと思うのに、毎日試合や練習を見ている監督やコーチは何とも思ってないの? だとしたら、問題ありあり。
どうしてこの人が正捕手と呼ばれているのか、わからない。こわいわぁ、年功序列社会って。だから、変わらないし、衰退していく。
森は1失点。7回8回を任された松本竜也も1失点。6回と7回以外は全部失点。
佐々岡監督は「今年は自信を持って交流戦に入ったんだけど、なかなか投手陣も打撃もみんな自分たちの野球ができなかった」。
いやいや、この負けっぷりも含めてまぎれもなく自分たちの野球なんだってば。
「みんな気持ちを切り替えるしかない」 とも言っていた。気持ちを切り替えるのはそうだね、大事なことかもしれないね。って、緒方前監督のときから聞き飽きたわー。
気持ちを切り替えるんじゃなくて、行動を切り替えて。たとえば、投手交代を引っ張るのをやめてみよう。いくらでも変えるところ、あるよ。
それよりまず、1軍と2軍の選手、全部ゼロに並べて、年功序列や、過去の実績じゃなく、調子のいい選手で再構成して!
でも、やらないだろうなぁ。少しでもやってみたら、ほめてつかわす(でも、ちょっとだけだけどな)。
ダメな上司はこれほどまでに選手のモチベーションを下げるものなのか。
上司は選べない。チームも選べない。選手にとって不運。でも、プロなんだから、選手、しっかり仕事せんかーい。