2022年5月28日

交流戦は死のロード


5月28日、ソフトバンク戦(PayPayドーム)、1対11。日に日に悪くなっている・・・。

立ち上がり上々だった森下暢仁、球に力がある。今日の森下なら行ける、連敗ストップしてくれると思った。

ところで、ソフトバンクのスタメン、4番のグラシアル以外はすべて左打者。カープがこれやるとアホみたいに見えるのに、ソフトバンクだとそう感じないって、どういうこと?(そういうこと)

左揃えのせいかどうなのか、捕手は甲斐拓也ではなく、プロ初スタメンの渡邉陸。カープ、なめられたもんだ。お試しコースに使われてる?  しかし、これがタイヘンな伏兵だった。


1回、カープはマクブルームのタイムリーで1点先制するも、得意の1点どまり(西川龍馬は併殺だったし)。

2回ウラの森下、ストレートが多く、単調だった。

グラシアル、中村晃に連打。打者の背中を通り抜ける見たことのない暴投で、1点。盗塁決められるわ、デッドボール出るわ、渡邉の3ラン、牧原大成のソロまで出て、一挙6失点。ぼ、防御率が・・・。

森下よ、おまえもか。交流戦には魔物がすくっているのか(カープ限定)。もう、死のロードに出ている気分。早くおうちに帰りたい。たどり着いたときには、半死状態かも。


2回終了時点で、6対1。5点差は取り返せなくはない数字。でも、今のカープ打線、5点とれる気がしない。いっそ、森下に打席に立ってほしいくらいだった。DHの旨みも今のとこ、なし!

4回、1塁3塁のチャンスで、また併殺(by磯村嘉孝)。

森下自ら敗戦処理で、続投。4回ウラ、森下、また渡邉に2発目(ソロ)。6回ウラ、周東佑京に盗塁決められ、また渡邉タイムリー。坂倉将吾の送球エラーで、もう1点。ここで薮田和樹に交代。

薮田、回またぎの7回ウラ、フォアを絡めて2失点。これまでいいリリーフ見せてくれていたけれど、追い討ちかけました。

野手も後半は死んだような顔つき、ひどいありさま。


一昨年の日本シリーズで、巨人が2年連続でソフトバンクにストレート負け(略してストマ)したときのよう。試合の体をなしてない。

交流戦や日本シリーズでパ・リーグのチームと戦うたび、ことさらカープに足りないものを見せつけられる。

それでも球団は抜本的なチームづくりをする気はさらさらない。何もしない。そら、何度も同じこと繰り返すわけだ。

長打を打てる選手もとらない。末包昇大を2軍に降格する始末。


會澤翼は「打てる捕手」と呼ばれていたけれど、打てる捕手と呼ばれていいのは、坂倉将吾や、今日の渡邉のような選手。

チーム内外で、「正捕手は會澤翼は」と当たり前のように言われているが、そんな年功序列が通用する世界じゃないでしょ、プロって。客観的に見て。

甲斐に競争相手が出来て、ソフトバンクとしては幸いなことだ。カープはこんなふうに中村奨成を捕手として起用し、育ててほしかった。

森下、このままでは「1年目ピーク説」が否定できなくなる。それでも、ホームランを打たれても、膝ガックリしたりしないところはいい。そういう問題ではないが。
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