5月27日、ソフトバンク戦(PayPayドーム)、0対7。
ロッテ戦に続き、完封負けのはずかしめ、再び。
ソフトバンクの先発・レイに安打たった3本。唯一の得点圏(1塁2塁)にランナーを進めた7回、坂倉将吾は併殺で3アウト。
いつも、「せめて完封負けだけはやめて!」と思うのだが、8回、藤井皓哉が出てきた。
藤井がカープ戦で投げるのは交流戦の楽しみの一つだった。6点リードの余裕のある場面、古巣相手の登板、藤本監督の温情を感じました。
この時点で、「藤井、打ち取れー!」と応援スイッチ切り替わった。
藤井は8回、三者凡退、よっしゃー!(うち空振り三振が2つ)
9回も藤井。菊池涼介にはきわどいコースでフォア判定になったけど、ここでも空振り三振2つで、無失点に抑えた!
NPB復帰をめざして独立リーグに進み、実際に復帰できる選手はものすごく少ない。その中にあって、藤井がソフトバンクと契約したことは、私の中で、今年一番のニュースだった(プロ野球の)。
藤本監督も藤井の球を見て、「なんで広島クビになったんかな」と言っていた。それを見抜けなかったことも、はずかしめの一つだ。
カープを自由契約になって、よい出会いもあって独立リーグでプレーして、恵まれない環境の中で自分で考える機会も増え、ソフトバンクに見出され。そういう経験を重ねてこその藤井の今があるのだけど。
現在、リリーフながら、4勝をあげている藤井。藤井が投げたあと、チームが挽回し、勝ちがついた試合もある。いい流れを呼び込む投球が出来てるってことだと思う。
まだ又吉克樹のように重責を担うポジションではないけれど、経験を積んで、いずれそうなってほしい。
カープには、力のない球を投げていても、ほとんどずっと2軍暮らしでも、生かされてる選手がいるというのに。
カープには、力のない球を投げていても、ほとんどずっと2軍暮らしでも、生かされてる選手がいるというのに。
藤井を切ってしまった球団よ、見るがよい。と、思うのだ。
と、藤井に熱くなりましたが、そら、そうだ。エース・大瀬良大地が初回に3失点て。しかも、押し出しあり、て。つごう5回5失点。
6回には松本竜也(連投お疲れさまです、回またぎも)。ダブルスチールも決められ、1失点。
8回、矢崎拓也も1失点。
交流戦、1勝2敗だったカープとソフトバンク。ソフトバンクもここのとこ、先制しても1点どまりって感じだったらしい。
「野球はケンカと一緒。勝たなきゃ意味がない」と、王貞治さんは言っていたそうだが、このカープのホスピタリティにはびっくりです。お・も・て・な・し上手。
いいとこ、ひとつもなかった。ケンカ(勝負)はどこいったー?
いいとこ、ひとつもなかった。ケンカ(勝負)はどこいったー?