2024年9月9日

カープから見ると、とっても羨ましい楽天の話


明日からマツダスタジアムで巨人戦。森下暢仁は、髙橋宏斗、東克樹と来て、菅野智之との投げ合い。チームトップの投手とのハードな対戦が続きますな。

森下は前回、DeNA戦で4回5失点。これまでの傾向からして、これが続くことはないと思われます(わからないけど)。

今年、菅野の復活感、安定感がすごいです。打線はいったい何点取れるでしょう?


最近、カープと照らし合わせて、へ〜と思う記事が。

1つは、今季、ロッテが楽天の早川隆久に3戦3敗しているという話。(「中日スポーツ」)

「早川だけじゃなく、同じピッチャーにやられる傾向がウチの打線にはある。今日もそのパターンにはまっちゃいましたね」と吉井監督。

ソフトバンクの有原航平(1勝3敗)、日ハムの加藤貴之(1勝5敗)にも分が悪いよう。

カープだけじゃないんだ! いや、だから安心していいわけでも何でもないんだが。

カープは、髙橋宏斗、大竹耕太郎、髙橋遥人、東克樹、松葉貴大ほかほか、枚挙にいとまがない(多すぎの刑)。


もう1つは、楽天の田中将大の話。(「日刊ゲンダイ」)

昨年10月、右肘のクリーニング手術した田中。4日の2軍戦で6回途中2失点。

リハビリ期間を経て、青山コーチもそろそろ1軍登板をと考えていたところ、今江監督は次回も2軍登板させ、調子を見る意向。

青山コーチは田中とは元チームメイト。しかも、絶対的な存在だった。田中に対してはどうしても甘い判断になってしまうのではないか。その点、今江監督はロッテ出身。そこはフラットな判断ができているのではという記事だった。

レジェンドに対しても特別扱いなし。いい!


これはカープにど真ん中の話。

明日の公示も気になるところ(毎日気になってます)。ここに来て、2軍で若手が快音響かせて、活気に満ちてきました。

残り試合もあと22試合。低得点体質が大問題のカープ。2軍の振れている選手を上げてほしいとずっと思っている。

でも、なんとなく新井さんは、優勝のかかった試合、経験少ないイキのいい若手より、経験あるベテランで安心したがる気がします(それが安全かどうかはまったく別の話なんだけど)。


6月22日以来、ずっとヒットのない田中広輔がずっとコンスタントに代打で登場。

こんな球団、ほかにあります? ちょっと異常では?(前にも書きましたけれど、私は田中のアンチじゃないです。カープベンチに対して怒ってます)

守備固めの起用もめっきり減り、今では二俣翔一の方が存在感がある。


2019年、連続出場記録への配慮もあってか、コンディションが明らかによくないのに、ずっと1軍に置かれていた田中。その頃から明らかにチームが停滞してきた。

緒方監督時代から佐々岡監督時代にかけて、それは続いた。2021年10月、やっと登録抹消。それは右膝手術を受けた2019年8月以来のこと。

それでも佐々岡監督は、カープOBといっても、田中と一緒にプレーしたことはない。だからまだ降格させることができた?


新井さんは、コンディションより、田中や松山竜平、會澤翼ら三連覇をともに戦ったチームメイトへの「情」が勝っているように見えてしまう。堂林翔太や野間峻祥、上本崇司にも。

昨日、DeNAに0対8と大敗した巨人の阿部監督は、今季二度目の会見なし(プライド高いの? 器、小さいの?)

新井さんなんか、カープけっこうなお手前さらした試合でも、会見しないことはない。しかも、選手に対してネガティブな発言はない。

この広報面の対応は現代的でいいなと思う。のに、選手起用に対しては、いつまで年長者優遇で封建的なんだよ〜。
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2024年9月8日

玉村初回3失点以上に、5回の小園・坂倉・末包の凡退が痛かった


9月8日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、対4。負け越し。

またDeNA戦の再来(地続き)かと思うような、序盤の大量失点。

大人の階段のぼった玉村昇悟。岡林勇希にストレートのフォアから、福永裕基の先制タイムリー細川成也の20号2ランで、いきなり3失点

3点くらいでガタガタ言うなとホントなら言いたい。でも、今の打線では痛いとしか・・・。

昨日、秋山翔吾がヒーローインタビューで「最高の1カ月にしたい」と感動させてくれたが、最低な感じで始まる。


玉村は早々に3回で降板。3回ウラ、玉村の代打に田中広輔。ランナーなしの場面で出せるときに出しておこうって算段か? 柳裕也からフォアで格好つきましたけど、来週からの巨人戦にはさすがに入れ替えしますよね? ね?

4回。昨日昇格の大道温貴がロングリリーフかと思いきや、ベンチにいない。DeNA戦での3連投の記憶もまだホカホカの松本竜也がマウンドに

3点差を諦めないというベンチのメッセージと見たが、木下拓哉に3号ソロ4点目。ま、松竜よ。

このとき、巨人・DeNA戦は、0対5でDeNAがリード。それが心のお守りに(今日も他力本願寺)。


4回、小園海斗・坂倉将吾・末包昇大が連打で1点返す! 菊池涼介バントで送って、石原貴規のサードゴロで2点目! 

2アウト3塁、今日昇格の代打・松山竜平はライトフライで終了と。

5回、黒原拓未が岡林にいきなり2塁打。福永のバントを自らファンブルして、ノーアウト1塁3塁(ヒ~)。

しかし、カリステ空振り三振、細川見逃し三振、ブライト健太ショートゴロ。ミスを帳消しに! 


ここから流れが来る(きっと来る~♪)。

5回ウラ、秋山・矢野雅哉・野間峻祥の連打で、3点目! 来たー。

この勢いで同点、いや逆転だ。という局面で、柳から齋藤綱記に交代。よりによってノーアウト1塁3塁で、小園(ファーストゴロ)・坂倉(ファーストファウルフライ)・末包(空振り三振)が凡退。小さな波で終わった。むしろ引き潮やないかーい。

6回、イニングまたぎの黒原が連続フォア(2度目のヒ~)。森浦大輔が満塁こしらえつつも切り抜ける。


カープ以上にともにリリーフ陣が堅い中日。1点ビハインドだと自らの首を絞めていくことになるという予想図。

6回から、藤嶋健人、清水達也、松山晋也の前に試合は動かせなかった。

7回8回はハーンがイニングまたぎで無失点。こちらも勝ちパを投入して応戦。

9回には、ビハインドで栗林良吏まで出してきた。これは、「勝ちに行くぞ」というベンチのメッセージ。

それはいい。それはいいんだけど、これまで散々、堂林翔太4番とか、6月22日以来、ノーヒットの田中をずっと1軍に置いたままとか、「勝つ気あるの?」というメッセージを出して混乱(停滞)させておいて、今それ出されても。そんな気持ちになります。


9回ウラ、マルティネスに代打・大盛穂。右左対策で、速球に弱い打者を持ってくるセンスのなさ。誰だって打つのが難しいマルティネス。それでも、1ミリでも勝機を探してほしいの。

2アウトになってから、マルティネスに相性のいい堂林翔太を出して、おしまい。出すなら大盛のときに出せー。

玉村の初回3失点も松竜の1失点も痛かったが、チャンスの場面に主軸で追いつけなかった5回こそ痛かった。

シーズン中盤くらいまでなら、「追い上げを見せた」と言えようも、曲がりなりにも優勝を争っているチームです。こんなんでアレできるのかな・・・(まだわからないけど)。

巨人がDeNAに負けたのが幸い(阪神もヤクルトに負け)。1ゲーム差で来週から直接対決。おそらく、菅野智之、グリフィン、戸郷翔征をぶつけてくる模様。

「巨人はマツダで弱い」などと、高を括ってはいられない。でも、ヒリヒリする首位決戦が見られるといいな。
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2024年9月7日

秋山の「最高の1カ月にしたい」に感動した!


9月7日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、対1。

4連敗止まった! 久しぶりに「連敗ストッパー」の称号を九里亜蓮に捧ぐ。

登板間隔短めを好む九里が、8月29日以来の登板。立ち上がりから気迫みなぎるテンポのよさも久しぶり。3回まで、連続三者凡退、4奪三振。

長く投げるとか、先のことを考えるより、目の前の打者一人ひとりを仕留めていく感じ。シャー。


九里はヒーローインタビューで、「もう試合数も少なくなっていますので、1球1球、魂込めて投げていきたいと思います」。

「魂込めて」という言葉が似合うのは、今のカープでは九里と大瀬良大地かな(奇しくも同期)。

この九里の熱が、低体温体質のカープ打線に伝導しますように。

いえ、暑苦しかろうと、飄々としていようと(たとえば床田寛樹)、投手の熱投に応えられない打線なんて! と、いつも思います。4連敗の今日こそは応えろ〜。


かつてカープキラー属性だった福谷浩司に、2回と3回、得点圏で残塁。見慣れた光景。

4回、試合が動いた。坂倉将吾が先制の10号ソロ! 6日ぶりの先制点。ホームラン、ずっと見たかった。

5回、石原貴規ヒット。3回にバント失敗の九里が今度はしっかり決めて、秋山翔吾のタイムリーで2点目! 追加点の喜び。


1点だけを守り切る試合はもうごめんでした。二人のショウゴがやりました。この2点が精一杯という現状ではあったけれど、この後、しばらく出番のなかった勝ちパターンが守り切った。

7回、カリステのタイムリーで1点差に。2アウト1塁2塁、九里は7回途中1失点でハーンに交代。

ハーンはフォアを出して満塁に。スリリングではあったが、ターリーには及ばず。石川昂弥をサードゴロに仕留めて、切り抜けた。

8回と9回、島内颯太郎と栗林良吏が三者凡退。栗林は37セーブ目で、ハーラートップ。マルティネスと静かにデッドヒート中。この争いも、やきもき。


二人のショウゴのお立ち台もよかった。

どちらかというと、照れ隠ししそうな坂倉が、「熱いプレーでしっかり勝ちをたくさん取って、優勝目指してがんばりたいと思います」と言った。

「優勝」という言葉をはっきり口にした。ここまで来たら当たり前? でも、正面切って言ってくれて嬉しかった。

秋山は「ビジターでやられて、不安というか悔しさを持って帰ってきたんですけど、昨日からホームに帰ってきて、やっぱりこの広島で、マツダスタジアムで戦うのはいいとな改めて思いました」。

秋山にそう言ってもらえるなんて、嬉しい。もうカープの人。

「最後、広島を盛り上げられるように、最高の1カ月にしたいと思います」には、しびれた。

これからの1カ月。またやさぐれたり、やきもきしたりするでしょう。でも最後、「最高だった」と終われたらどんなに。


巨人・DeNA戦は、延長12回、オコエ瑠偉のサヨナラ弾で巨人に軍配。途中まで1点リードしていたDeNA。そのままカープをアシストしてほしかったが、1点リードでは・・・。と、身に照らし合わせて、不安だった。

丸のホームランで追いつかれ(ガクッ)、佐野恵太のタイムリーで勝ち越し(それそれ)、9回にまた追いつかれ、最後にサヨナラホームランとは。あんなにカープ戦では元気だったのに、しっかりして(他力本願寺)。

DeNAが勝ったら勝ったで、それはそれでとても不気味な存在ですが。

明日は、玉村昇悟と、カープキラー(枚挙にいとまがない)の柳裕也。大人の階段上った玉村、がんばれ。打線も、もぎとってね。
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2024年9月6日

中日戦名物完封負け。援護なし、続々ともう先発が持ちません


9月6日(金)、中日戦(マツダスタジアム)、対3。

まだDeNA戦は終わっていない。そんな地続きのような試合。でも、DeNA戦で完封負けはなかった。今季19度目の完封負け

1回、大瀬良大地がいきなり3失点。細川成也2ランと宇佐見真吾ソロの連続被弾。

やめて〜。DeNA戦3連敗のダメージが癒えないうちにさらに上塗り。3連敗同士の戦いだったのに、どうしてこうも中日はカープ戦になると元気なのか?(カープが元気ないだけ)


森下暢仁、アドゥワ誠、大瀬良大地が続々と序盤に大量失点。

長いシーズン、そんな日もある。でも、これは先発陣の反乱。無言の抵抗。

今まで援護がなくても、毎回ギリギリの緊迫の中、がんばってがんばって投げてきた。もうやってられない。自分たちで打って勝ってくれ、と。


大瀬良はその後、ランナー出しても踏みとどまって、追加点は阻止。5回66球で降板。DeNA戦でリリーフ陣たくさん出動したから、できるだけ長く投げるのを期待されていたのに、もう降板? 早めのケア?

優勝に向けてギアチェンジ。中5日で先発を託されたけど、ギアチェンジするのはそこ? ノー、打線! 

6回7回は中﨑翔太が、8回は黒原拓未が抑え、9回は塹江敦哉が満塁こしらえながらも無失点。結局、中日は初回の3点だけ。でもカープ、点が、とれ、ない。


毎日、NPBの公示とスタメン見るのがこわいです。おそるおそる見ます。今日も田中広輔は1軍・・・。

4番・堂林翔太・・・。松葉との相性のよさで抜擢したみたいだけど、veryこわくない。でも、決めつけちゃいけないと1000歩譲って見届けたが、こわくなかったわー。

1回ウラ、秋山翔吾と上本崇司が連打! 喜びも束の間、カリステの好返球で秋山3塁タッチアウト。もしかして今日もこういう日なの?

それでも小園海斗ヒット! 1アウト1塁2塁で、堂林フォア。満塁、来た。チャンスチャンス。

も、坂倉将吾はキャッチャーフライ(さーかーくーらー)。菊池涼介セカンドゴロ。

このイニングが松葉の攻め時だった。これを逃した後、松葉はいつも通りに。小園や菊池に2塁打出ても、単発に終わる。


こうなると、清水達也、松山晋也、マルティネスの流れになりますわな。限りなく絶望に近いブルー。

だがしかし、8回。代打・野間峻祥がヒット。秋山もヒット。松山からチャンスの場面作った!

ノーアウト1塁2塁で上本に代打なし。3点ビハインド、コツコツバントのサインもなし。またとないチャンスは併殺で消える。

カープベンチはいったいここで何をしたかったんだろう。何を期待していたんだろう。いっそ、確実にバントで進塁させてほしかった。

小園フォアでチャンスは生き残ったが、堂林は空振り三振。


9回、マルティネス。坂倉がヒット! マルティネスから1本出る喜び。

しかし、菊池と矢野は空振り三振。矢野の粘りとガッツはよしとして、この速球を打てるイメージなし。でも代打なし。

そして最後の打者に、代打・大盛穂。え? ベンチに末包昇大、石原貴規もいたのに、この選択も謎。3連投の松本竜也をベンチに入れていたことも。休息は!?

明日はデーゲーム。この暑さでデーゲーム? 神宮はナイトゲームなのに。

近年の気候状況を見て、アップデートしてほしい。選手はもちろんのこと、お客さまをそんな暑い野外で観戦させるなんて、正気の沙汰とは思えない。サービス業と思えない。天罰くらいますよ。
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11回延長、小園逆転打もサヨナラ押し出し、松本竜也に責任負わせるな


9月5日(木)、DeNA戦(横浜スタジアム)、延長11回サヨナラ負け、4対

優勝を狙うチームがやってはいけないカード3連敗。

ダイジェストだけ見た人は、松本竜也のサヨナラの押し出しを見て、「あ〜、やっちゃったね」と思うかもしれない。でも、3連戦を見届けたカープファンに、松竜を責める人はいないと思う。

2対2、同点の11回。2アウトで途中出場の上本崇司がヒット、小園海斗が逆転タイムリー! ライトへの打球の対空時間が長い間に、上本走った走った!

先発が大量失点で、打線は1点取るのがやっとだった昨日まで。こんな逆転劇が見られるとは。


でも、1点では危ない。末包昇大デッドボールで1塁3塁も、坂倉将吾が見逃し三振。今日を通して、末包と坂倉が当たらなかったのは響いた。

打線の援護なく、床田は6回2失点で降板。この内容で、床田に「やってしまった」という顔をさせてしまう打線はいけないよ。

それでも、島内颯太郎、ハーン、栗林良吏、森浦大輔がゼロで抑えた。

リリーフ陣の厚さを思うと、延長戦になったとき、勝機はあると思った。11回、佐々木千隼から小園が逆転打。その通りになった(ここまでは)。


11回ウラ、ワンポイントで左の佐野恵太に塹江敦哉をぶつけたが、佐野ヒット。アウト1つとれなかったのは痛かった。

右打者が続くDeNA打線、まさか中﨑翔太をぶつけてくるんじゃあるまいな。いえ、松竜でした。がんばれ、松竜。でも、3連投ですよ。

オースティンはフォア。からのノーアウト1塁2塁で牧秀悟が同点タイムリー

宮﨑敏郎申告敬遠でノーアウト満塁。しかし、代打・カープキラーの大和はインフィールドフライ。京田陽太はセカンドゴロで2アウト。ここまでよく来た、松竜。

でも3連投。疲れてますよ。伊東光にすっぽ抜けが続いて、サヨナラの押し出し


打線が点を取ってくれていたら。森下暢仁とアドゥワ誠の大量失点がなければ。塹江が佐野を打ち取っていたら。審判がオースティンへのきわどい球に手を上げてくれていたら。松竜の疲れが見えたところでベンチが交代告げていたら・・・。

奮闘している松竜を見ていたら、過ぎたことが溢れ出してきた。若い投手に責任負わせるな。

だって、得点のチャンスはいくらでもあった。


1回、秋山翔吾2塁打で、野間峻祥は空振り三振、またランナーを進められず。3日連続で同じ幕開け。

この時点でフラグは立っていたようなもの。元気のない野間をスタメンさせるベンチの見る目のなさ。

5回、菊池涼介が牧のエラーで2塁へ。矢野雅哉のセーフティバントでノーアウト1塁3塁。野間フォアで満塁も、小園はセンターフライ。相手のミスに乗じることができないのも、3日連続。


ケイから伊勢大夢に代わった7回、小園タイムリーで1点返す。完封は免れた(こればっかり)。

8回、ウェンデルケンから菊池が同点タイムリー! 床田の負けが消えた。

2アウト3塁で、代打・堂林翔太。私には見える、空振り三振する姿が。不覚にも、早く松山竜平が復調して戻ってきてくれないかなとさえ思った。そして、本当に空振り三振。

10回、代打・田中広輔には「もういい加減してもらえませんか!」と思わず大きな声が出てしまう。もしご近所に聞こえていたら、家の中で喧嘩してるわけじゃないんですよと弁明したくなったほど。


伴走してくれていた巨人がついにヤクルトを完封、首位に。明日から中日3連戦。また松葉貴大。ドドドと転落の予感。

でも、何が起こるかはわからないのが野球。好転を願って応援、応援。

でも、打線にずっと梃入れしてこなかったツケ。移動移動で休みなし、選手の疲れも募る。選手の足をひっぱらないでほしい、カープベンチ。
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2024年9月4日

アドゥワ序盤の6失点は痛かった、でも勝機がなかったわけじゃない


9月4日(水)、DeNA戦(横浜スタジアム)、対1。負け越し。

アドゥワ誠が1回に5失点。昨日の試合が再生されているような地続き感。ここで早くも巨人の負けを願う他力本願モードに入りました。

昨日、森下暢仁が4回5失点。週に一度の楽しみにしている森下の日なのに。こんな日だってある。でも、こんなピッチングしてたら、日本代表に声かからないと思うの。

昨日は不用意にリリーフを4人も使ってしまったので、「アドゥワ、今日は最後まで投げて」くらいの気分。

中12日と間があいてリズムを崩したのか。いんや、相手のジャクソンも中12日。


1番・梶原昂希から3番・佐野恵太まで、連打でいきなり2点。牧秀悟ヒットからの宮﨑敏郎3ラン。がっぽがっぽとマシンガン打線復活?

2回、梶原の4号ソロで6点目。「もうやめて〜」の世界。

でも、それ以降は平常運転。何事もなかったかのように、アドゥワは6回98球で降板。

その後は、中﨑翔太と松本竜也が連投で大忙し。

中﨑が昨日に続いて上位打線を三者凡退。松竜は得点圏にランナー出すも、最後、山本祐大を併殺に打ち取って無失点。山本、めっちゃ悔しそうだった。


逆に、DeNAは序盤の大量得点の後、追加点なし。アドゥワ6点は取られすぎなんだけど、カープに勝機がなかったとは言えない。なかったのは打力

それだけにチャンスの場面での点の取れなさの冴えなさが際立った。

1回、秋山翔吾ヒットも、野間峻祥併殺。ぬ。小園海斗と末包昇大の連打で、2アウト1塁3塁。ここで坂倉将吾は見逃し三振。ガー。


2回、堂林翔太フォア、矢野雅哉ヒットで、ノーアウト1塁3塁。ここで、矢野が飛び出してしまう。

でも、何が起こるかわからない。諦めてはいけないません。矢野は諦めない人です。行きつ戻りつ粘っている間に、牧が送球そらして、堂林、ホームイン! 1点返す

ノーアウト2塁で菊池はサードゴロ、走者進めず。アドゥワの進塁ゴロで、矢野3塁。秋山フォアで1塁3塁も、野間セカンドフライ。

送球ミスにフォアにと、相手が乱れてくれているのに、1点どまりはもったいなさすぎた。

8回、末包のレフトフライを、途中出場の関根が落球(代走・大盛穂)。坂倉フォアで、2アウト1塁2塁。堂林はショートゴロ。

ここでも相手がくれたチャンスをごっそりものにできない線の細さよ。


9回、代打・田中広輔が登場。あー、はいはい、またお約束の打席(適度な間隔でチャンスを与えるという)。

ツーアウトランナーなしの場面ではあったけど、今季の代打成績は27打数1安打。いつまで続くの、このぬるさ、優勝戦線真っ只中なのに。こういうことしてるから、突き抜けられない気がして、ひっかかりまくりです。

巨人がヤクルトに完封されて、順位は変わらず。阪神とは3.5ゲーム差。DeNAが5ゲーム差と迫ってきて、かえってこわいです。

明日は床田寛樹とケイ。このままズルズル落ちていかないように、止めて、床田! じゃない、打って、打線!
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2024年9月3日

森下5失点、東は今季全試合QS、チーム打率の差も歴然


9月3日(火)、DeNA戦(横浜スタジアム)、対1。

スタメン見て、DeNAの打率の高さにおののく。8番・林琢真だけ1割台。あとは、3割台が2人、ほかはみな2割台後半。

かたやカープ。一時期よりこれでも見栄えはよくなった方。2割台後半が4人。あとは2割台前半。その差が歴然という結果になった。

明治大学の先輩・佐野恵太に何か弱みでも握られてるの?と思うくらい、相性悪い森下。1回、2塁打を許し、オースティンのタイムリーで早々に1点先制される

2回、牧秀悟に19号ソロ。東克樹の日に2点取られる、厳しいスタート。


4回、オースティン2塁打、牧にデッドボール、宮﨑敏郎にはフォアでノーアウト満塁。山本祐大は併殺で助かった!

ここで打率1割台の林を申告敬遠してしまうの。林を打ち取っておけば、次の回は東から。1番から始まるよりいいと思ったんだけど・・・。

この策が裏目に出て、今季ヒット3本の東がタイムリー。これがエースというものか。梶原昂希にも2点タイムリーで、5対0に。牧へのデッドボールに大きなお見舞いプレゼントしすぎです。


森下は4回5失点で降板。森下が今季5失点したのはこれで2度目(4失点が1回)。あとは3点以下。

先発としての仕事を十分に果たしている。どんなエース格の投手だって年に1〜2度は大量失点する。そんな日もある。

かたや東は今季すべてクォリティスタート。そこの差も感じた。

髙橋宏斗の圧倒感や東の抜群の安定感を思うと、ほんの少し森下に物足りなさを感じる。1年目がいちばんよかったと、いまだ思ってしまう。突き抜けてほしいとずっと思ってる。


今日の試合を暗示する出来事が、試合前すでにあった。今日、野手では佐藤啓介が、投手では中﨑翔太が昇格。

数年前のコンデイション不良を思うと(中﨑は悪くない、登板過多させたベンチが悪い)、調子をあげている中崎。でも、ここでビハインド専門の投手を上げてくるのかと不穏な気持ちになった。

そういう役割も大事。ただ、いまのカープ、黒原拓未、森浦大輔、塹江敦哉、松本竜也は、勝ちパターンに近い仕事をしている。そこがカープの強み。

森下が大量失点して中﨑がマウンドに上がったとき、中崎昇格の時点で、この図が用意されていたような気がした。


東の日に5失点はほぼ致命的。7回までカープ打線は4安打。早めに仕掛けては打ち取られ、東は完投ペース。

とにかく完封だけはやめて、マダックスだけは避けて!と、お願いするモードに切り替え。

8回、2アウトで堂林翔太が2塁打! 小園海斗が内野安打で1塁3塁。末包昇大のタイムリーで1点返した!


ここで東はウェンデルケンに交代。完封されずにすんでよかった日記。

このあと坂倉将吾が塁に出て、菊池涼介があの時々出るレフトスタンドへのパッカーンを見せてくれたら、同点。と淡い期待を抱いたけど、坂倉センターフライ・・・。

東キラーの小園は前回の対戦ではノーヒット。今日は4打席目でなんとか内野安打が出て、8回の1得点につながったけど、東と山本のバッテリーが小園に仕事させなかったのもエラかった。

巨人が10回延長でヤクルトに負けて、ほっ。優勝するチームに他力本願は似合わないものだが、今日のカープにはその服、とってもよくお似合いです
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