2025年11月13日

カープ、ゴールデングラブ賞ゼロ、小園使いまわしの件忘れまじ


11月12日、2025年のゴールデングラブ賞発表

9つのポジションのうち、セ・リーグは阪神の選手が7名選ばれるという格差をここでも見せつけられる。

投手 村上頌樹
捕手 坂本誠志郎
1塁手 大山悠輔
2塁手 中野拓夢
3塁手 佐藤輝明
遊撃手 泉口友汰(巨人)
外野手 近本光司、森下翔太、岡林勇希(中日)


昨年は、矢野雅哉が遊撃手部門、秋山翔吾が外野手部門で受賞したことがカープの小さな喜びだったが、今年はゼロ。

矢野は打撃に精彩を欠いたが、守備にも昨年のような力量は感じなかった。秋山翔吾は試合数が昨年の半分以下。慣れないライトの守備での、らしくない落球も記憶に残る。

もっと秋山センターで見たいけど、中村奨成の台頭も今年のカープの数少ないよかったこと日記。1年でいろんな変化が起きる。


今年のゴールデングラブ賞は、「該当者なし」が選択できるようになったとか。今までできなかったんかーい。(「日刊スポーツ」)

それより、記名式投票にまだなってないんかーい。

記者の方々には無記名でなく、責任もって、スポーツジャーナリストとして、正々堂々とフラットに選手を選んでほしい。


小園海斗は今季、サードで70試合、ショートで57試合、セカンドで26試合

ポジションコロコロさせられて、「チーム試合数の1/2以上1つのポジションの守備についていること」というゴールデングラブ賞の条件のどれにも当てはまらなかった。ゴールデングラブ賞の可能性の土台にも立たせてもらえなかった。

ショートで1年通したとして、ゴールデングラブ賞が獲れるものでもないけれど、オールスターでもどっちつかずなポジションに。

守備でこんな負荷をかけられて、よくぞ首位打者とってくれた。このポジションコロコロが、いま日本代表の内野ユーティリティとしてアドバンテージにもなっているのだけど、だけど、だけど、チーム内での扱いが雑!


新井さんはこのオフ、「今、ポジションが決まっているのは小園しかいない」と言ったが、1年遅いんじゃー。と、叫びたい。

矢野ショートにこだわって、どんだけチャンスを潰してきたか。チームを停滞させたか。

その矢野は11月9日の契約更改で、500万円マイナスの4800万円。あの活躍(しなさ)でこの金額……。カープにはよくあることだが、寵愛されているベテランレベル。昨年の増額もだったが、球団やっぱり矢野に甘い。

小園はまちがいなく1億は超えるだろうけれど、昨年同様、跳ね上がり方が渋くならないか、まっとうな評価をしてもらえるのか、今から心配しています。そんなことになったら、今度こそグレます。早くこのチームから出ていける日を松の実。

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2025年11月10日

プロ野球のガラパゴス化が透けて見える、ピッチクロックと長嶋茂雄賞


今日、日本のプロ野球のガラパゴス化をますます感じたこと、2つ。

日本代表が、秋季キャンプ中のカープと練習試合(サンマリンスタジアム宮崎)。11対14でカープに勝ったものの、カープに14安打される(カープは日本代表に18安打されたのだが)。

隅田知一郎が3回持たず9失点。松山晋也が2失点(自責1)。その日の調子もあるだろうけど、ピッチクロックやWBC公認球へのアジャストも影響したのでは?


普段やっていることとは違うことを、あの緊張感高い国際大会で付け焼刃でやるのって、普通に考えて、大変そうだ。

2024年のプレミア12でも、楽天の早川隆久が苦戦していた。

もっとも、解説の前田健太によると、MLBと違って、どこにいてもタイマーが見やすい位置に設置されていたわけではなかったようで、その影響もあったかもしれないが。


なんでもMLB(アメリカ)に合わせることはないけれど、本気でWBC連覇を狙っているなら、球界全体あげてのバックアップが大事と思う。

毎回、使用球へのアジャストについては問題になっているし、間合い好き放題の日本のプロ野球になじんでる選手には、ピッチクロックって落ち着かなさそう。

もちろん選手の素晴らしいプレーには期待しているけど、連覇はあんまり期待せずにおこうと思ってしまう。あんまりにもNPBが牧歌的すぎて。アメリカも今度は本気出して、選手出してくるだろうし。


もう一つは、NPBが長嶋茂雄賞創設することに決めたという話。今年6月に89歳で亡くなった長嶋さんの功績を称えて、来季からスタート。走攻守でファンを魅了した選手に贈られるもよう(ざっくりと)。

トリプルスリー的な活躍した選手とか? そこまでではなかったけれど、今年なら周東佑京とか近本光司とか??

でも、もう一つの選考対象、「プロ野球の文化的公共財としての価値向上に貢献した野手」とまではいかないか。(「読売新聞」)

沢村賞はすっかり定着しているけれど(来季から条件が甘くなるようだけど)、そこまで無理して与える賞なのかな、と。首位打者、盗塁王、ゴールデングラブ賞という十分名誉あるタイトルがあるわけだし。


若くはない私ですが、長嶋さんの現役次第の華々しい活躍については臨場感がないです。きっと、ものすごく魅力的な選手で、プロ野球人気を盛り立てた球史に残る方なのだと思う。

ただ、「あの頃はよかった」族が、創った賞のように思えてしまう。ただでさえ、野球人気が降下中の今。昔の世代の人の賛同は得られても、若い方にはピンとくるのかな?

今なら、「大谷翔平賞」の方が、夢もある、世界も広がる(いや、該当者がいるのか心配になってきた……)。

なんとなく、閉じた世界で喜んでいるように思えてしまう。のは、巨人ファンじゃないからでしょうか?

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2025年11月7日

2025年の岡本駿、若手で断トツの活躍=年棒

11月6日、岡本駿が契約更改1千万プラスの2千万に。若手の中ではダントツに高い評価。

だって開幕1軍スタート。途中リフレッシュ抹消もあったけど、戦力になってくれた。

チーム内でも、島内颯太郎と森浦大輔の60登板、栗林良吏とハーンの55登板、中﨑翔太の51登板に次ぐ、41登板。リーグ30位。予想を超える活躍。

もちろん打たれたこともあったけど、それが一つ一つ経験になって、信頼を得ていった感じがある。


今季は主にビハインドゲームを任されたが、勝ちパターンに近いポジションにいた。

それだけに「困ったときの岡本」みたいに起用されて、ちょっといただけない気持ちになったこともあったけど、新人ながらがんばった。

高校時代はショート、大学から投手に転向したという経歴にはびっくりしたが、いま先発挑戦中。まだまだのびしろ感じる(11月6日、腰痛のため、秋季キャンプを離脱したのは心配)。


私が印象に残っているのは、5月13日、マツダスタジアムでの巨人戦。

延長12回、残っていたのは鈴木健矢とルーキー岡本の二人。ベンチがマウンドに送り出したのは岡本。

ここでもベンチの岡本への信頼感じた。1軍復帰したばかりのモンテロのサヨナラタイムリーでサヨナラ勝ち、岡本が初勝利!


もうひとつは6月14日、日ハム戦。
6回、いつもストライク先行で安定感ある岡本が、いきなり連続フォア。足取りが覚束ないバント処理。

「すごいキレイな球場で、ちょっとフワフワした感じで入ってしまった」と語っていた岡本。

そうか、やっぱりフワフワしたか、エスコンの雰囲気にのまれたか。でも、そこから落ち着き取り戻して連続三振で無失点に抑えた(50とカープは完封されたけど)。


昨年のドラフト組で一番の活躍をしたドラ3の岡本。

ドラ5の菊地ハルンも終盤、1軍のマウンドへ。来季が楽しみ(プラス50万の550万円)。

上々の先発デビューを果たしたドラ2の佐藤柳之介、マウンドでの落ち着きを感じたが、持続は難しかった(現状維持の1200万円)。

ドラ1の佐々木泰、オープン戦で太もも裏痛めたり、6月疲労骨折で離脱したり、ちょっと気になる。8月に1軍復帰、スタメン起用はベンチからの期待を感じさせた。私はまだ様子見(プラス200万円の1800万円)。

ドラ2の渡邉悠斗はマイナス100万円の700万円。

順位じゃないのよ、プロは、はっは~(井上陽水で)。2025年の新人たちがどんなプレー見せてくれるか、楽しみにしたいです。

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2025年11月5日

自分を育ててなんぼのプロの世界、でもいいコーチはいてほしい


11月4日に発表された、カープ2026年のコーチングスタッフ。

石井弘寿投手コーチの新加入はあったものの、打撃コーチは1軍2軍3軍での入れ替えのみ。例年通り、シャッフルのみ。

今年も昨年の経験が生かされず、投手陣が終盤失速。シーズン通しての投手のコンスタントな活躍も課題ではあるけれど、もっとも最重要事項の「点を取る」ことへのテコ入れナシ。

球団の「何も変えるつもりはない=優勝するつもりはない」という、ゆるぎない意志(というほどでもない)、考えなしの姿勢を見せつけられる。


唐突ですが、たとえば漫画を読んでいて、「この場面、何をしているのかもっとわかりやすい構図だといいのに」とか思うことがある。編集さんは何も言わないのかな、この作品(作者)についてどのくらいの熱量でアドバイスしているんだろう、とも。

そういうことに自分で気づけて作画に反映させることができるかどうかは、作家自身の力量がもちろんものをいう。

でも、客観的に見てくれている人からのアドバイス一つで、さらに(もっと)よくなることって、ある気がするんです。

編集者の力量や情熱も作品のどこかに表れているんじゃないか、と。ふと、野球選手とコーチの関係と重なってしまった。


雑誌に連載したり、それが単行本になることは、漫画家を目指している誰もができることじゃない。競争の厳しい世界、世に出る(発表される)自体が素晴らしいこと。

でも、ヒットを生み出せる人と、そうでない人は、いる。

プロを目指している人が誰でも野球選手になれるわけじゃない。ドラフト指名される人はごく一部。1軍で活躍できる人はさらに限られる。


ドラフトの季節になると思い出す、豊田泰光さんの言葉

 プロには「教える」「育てる」はない。
 「学ぶ」と「育つ」があるのみ。
 何でも自分で考え、実践しなくては。
 プロの一歩を踏み出す新人たちに、
 その覚悟をしておいてほしい。

今季、8年目にして、中村奨成が覚醒したのは、自分で考えて野球するようになったからだと思うんです。

戦力外から独立リーグに渡り、自分で練習方法や投球を工夫するようになって開花した、現在ソフトバンクの藤井皓哉も。

3球団競合で阪神に1位指名された立石正広は、落合博満さんの本を読んで、実際に打撃の参考にして、あれこれ試していると言っていた。こういう人はきっと伸びるタイプ。


鈴木誠也や小園海斗のように、素地を備えて自分で開花させられるのがプロと思う。

自分を育ててなんぼのプロの世界。でも、名コーチとまでいかなくても、いいアドバイスをしてくれるコーチ(編集者)の存在は小さくないとも思う。

どんなチームにして戦っていくかを方向づける監督と球団の存在も無視できないが、そこが難儀なカープだが、チームの土台はやっぱり選手。環境がどうあれ、選手がんばって!

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2025年11月4日

カープ打撃コーチ、またシャッフルで済ませる球団は確信犯


ついにというか、やっと2026年のコーチングスタッフが発表された。

ヤクルトで2012年から2025年、投手コーチをつとめた石井弘寿さんを招聘するという発表があってから音沙汰なかったので、覚悟はしていたが。

いま、「覚悟」という言葉を確認してみたら……「悪い事態を予測して心の準備をすること」と出てきて、なんだこのピッタリ感。

石井コーチの加入以外は、シャッフルで終わり。ファンはまた球団からシャッフル攻撃浴びせられました。


1軍
監督 新井貴浩
ヘッドコーチ 藤井彰人
打撃チーフ 福地寿樹
打撃コーチ 新井良太
内野守備・走塁コーチ 小窪哲也
外野守備・走塁コーチ 赤松真人
投手チーフ 菊地原毅
投手コーチ 石井弘寿
バッテリーコーチ 石原慶幸 

2軍
監督 高信二
二軍チーフ兼バッテリーコーチ 倉義和
打撃コーチ 東出輝裕
打撃コーチ 迎祐一郎
内野守備・走塁コーチ 三好匠
外野守備・走塁コーチ 広瀬純
投手コーチ 永川勝浩
投手コーチ 野村祐輔

3軍
統括兼大野寮長 畝龍実
野手育成コーチ 朝山東洋
投手コーチ・育成強化担当 小林幹英


福地さん、新井コーチが1軍に。オーダーを組んでいたという朝山コーチが、現役時代49安打の朝山コーチが、育成に回ったったことには安堵。少しは変化が生まれること、状況がよくなることを願って。

小窪コーチは打撃コーチから内野守備・走塁コーチにプチ転換。

小窪はカープを退団する前、コーチを打診されたが、「カープの野球しか知らない自分はこのままコーチになってもいい指導はできない」と、独立リーグを経験し、ロッテに請われて数ヵ月在籍(そして現役引退)。

このとき、小窪のガッツに感動したのだが、今は見る影もない。ベンチでの緊張感のない顔にイライラッとするのは私だけでしょうか?


若手へのケアが評判よかった野村祐輔が3軍から2軍にというのは、順当(そしていずれ1軍へ)。

しかし、よくもここまで、点が取れないチーム状況で(今年だけの話じゃないですよ)、打撃コーチ陣に新しい風を入れようとしない球団の鈍感さというか、ふてぶてしさ、厚顔無恥っぷりに呆れます(今に限ったことでは)。

これは「このまま変える気ない」という、身内になまぬるい「確信犯」ですね。わかってたけど、失望の上塗りされました。

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2025年11月3日

山本由伸の余韻残しつつ、佐々木泰が日本代表に(淡々)


山本由伸の「すごい舞台でいつも通り」の先に生まれたドジャース優勝の歓喜。

9回、センターの守備についたセンターの守備についたパヘスのチームを救うジャンピングキャッチも、シリーズ全イニングスタメンマスクをかぶったスミスも素晴らしかった。山本同様、タフ!

ワールドシリーズの余韻を感じつつ、またブルージェイズに合いたい気持ちに。


ワールドシリーズも終わり、野球の季節が終わった……いや、まだ11月15日、16日の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 日本vs韓国」があった。

小園海斗と森浦大輔が日本代表に選ばれているので、そこは楽しみ。

11月3日、ロッテの種市篤暉が腰痛のため、阪神の及川雅貴、ソフトバンクの牧原大成がコンディション不良のため、代表を辞退。佐々木泰が緊急招集されることに。

さ、佐々木が? 日本代表というより、U-22みたいな?

今年3月、常廣羽也斗も日本代表に選ばれたことがあった。思えば、2024年3月には、田村俊介も選ばれていた。今季、二人の活躍(しなさ)ぶりを見ていると、WBC本番前の日本代表はやはり重みが……ない。

そうは言っても、佐々木にとってよい経験になること間違いなし。カープの外の空気に触れてきてね。


ワールドシリーズを見ていたら、あの舞台に立ちたいと野球選手なら誰もが思うだろうことがよくわかる。

来春のWBC日本代表には小園海斗も選ばれて、大谷翔平らと一緒にプレー(練習)してほしい。

あのトロントのロジャーズ・センターの熱気を思うと、今年のマツダスタジアムのガラガラスタンドはすさまじかったな改めて思う。

カープのチーム力と魅力の低下が可視化されていて、面白い風景ではあった。が、おぞましかった、こわかった、ホラー劇場のようだった。ビジターの選手やファンも「ヒ~」と思ったのではないだろうか。


今年は野球(カープ)を見ていて、ほとほと疲れました。ポストシーズンはカープ蚊帳の外だったので、その間、身体は休まりました。

阪神ファンで、MLBも父につられて見ていた実家の母は、野球三昧の日々で、よい意味で疲れたようでした。得難きことですよね、選ばれし人の楽しみですよね。

また味わいたい。でも、もうどっちでもいいような気にもなってしまう。今年(ここ数年の)の後遺症はけっこう重症でした。要経過観察中(自分の気持ちも、チームの様子も)。

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山本以外の投手だったらどうしていたんだろう?……ワールドシリーズMVP・山本の献身性について考えた


11月2日(日本時間)、ワールドシリーズ第7戦。

ブルージェイズのこともすっかり好きになっていたし(カケスのマークが~)、ロジャーズ・センターの観客の声援も臨場感たっぷりで見ていて楽しかったし、もうどっちが勝ってもいい気持ちになっていた。

今日、試合は見られなかったのだけど、一喜一憂するのも不毛なので経過も追わなかった。

9回、ドジャースはロハスのホームランで同点に追いつき、延長11回、スミスのホームランで決着、4対5。ドジャースが勝ってしまったか。

やっぱりホームランで決まった。今年のソフトバンクと阪神の日本シリーズもそうだった。阪神、意外なことにシリーズ中、ホームランがなかった。

ちなみに、今季カープのホームラン数は71本で断トツリーグ最下位。勝てないわけです……。


昨日、先発で6回96球投げた山本由伸。昨日の試合後、「もちろん行けと言われたら行きますけど、できれば応援を頑張りたい」と笑いを誘っていたが、まさか(やっぱり)連投になるとは。

しかも1イニングだけと思っていたら、9回途中、スネルが1アウト1塁2塁こしらえたところで、交代。そのまま10回11回も投げたとは。

ロバーツ監督、何してくれよう。困ったときの山本だのみにもほどがある! それほどに間違いのなかった山本。

ほんとうに心身ともにタフ。ワールドシリーズで3勝て。そのうち1勝が完投て。MVPは当然!


第3戦、延長18回、ドジャースは投手を出し尽くして、第2戦で完投したばかりの山本が自ら申し出てブルペンへ。

準備を始めた山本を見て、フリーマンが「山本を試合に出させないようにしないと」とサヨナラホームランで決着つけた話は感動的。

もし、あのとき、山本以外の投手だったら、山本と同じようなことをしたんだろうか。


2016年10月27日、日ハムとの日本シリーズ第5戦、カープ先発のジョンソンは6回4安打無失点で降板。

はためにはまだ行けそうに見えたが、ジョンソン自ら「疲れたから」と降板を申し出たという。

中4日だったし、無理しないことは大事。しかし、日本シリーズでも通常モードなんだと思った覚えが。この試合、カープは5対1で負けた……。


あの山本の献身性は、ワールドシリーズという、シーズン最後の特別な場所ならではのことだったのか、もともと山本が備えているものなのか、ほかの日本人投手だったらどうだったのか、興味深い。どちらにしても、身体がタフでないとできないこと。

大谷翔平や鈴木誠也はMLBに移籍して、身体も大きくなってパワーアップした。かたや、日本にいてもアメリカにいても、変わらない佇まいの山本。すごいことを成し遂げたのに軽やかに見えてしまう。素敵!

ワールドシリーズ最終日を見越して、NHKは大谷翔平の特集番組を放送していたみたいだけど、山本も特集してほしい。

日本でプレーする投手は、あの山本の心技体を頭に描いて、やっていかないと(森下、あなたのことですよ)。

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