2024年7月26日

9安打9得点でおしまい、ハッチとシャイナー煮え切らず


7月26日(金)、ヤクルト戦(神宮球場)、6対

後半戦は白星スタート。なんとか逃げ切ったけれど、カープらしさが丸出し。

ハッチが約2ヵ月ぶりの登板。1回、村上宗隆がオールスターでの好調そのままに先制2ラン。

これは厳しいぞと思った2回。小園海斗のデッドボールを皮切りに、カープ9安打で9得点。ハッチまでもがタイムリー。無安打はシャイナーだけ(押し出しで打点はあげた)。

オールスターでの飛ぶボール疑惑が再燃しそうなビッグイニング。でも、ヤクルト先発の山野太一がそういうピッチングをした故の賜物。


ハッチ、待望の1勝に近づいたわけです。タイムリーも打ったし、勝ち投手になって今日はヒーローインタビューよ、くらいの状況だったわけです。それなのに、それなのに。

カープが9点取ったということは、ヤクルトにそれくらい取り返される可能性もあるということ。大量リードも油断なりませんよ(だって飛ぶボール疑惑)。

4回、また村上に2ラン。4対9。ほらほら。

5回には、長岡秀樹ヒット、岩田幸宏フォアで、新井さん、サッと黒原拓未に交代。

黒原も、村上フォア、オスナのタイムリー、中村悠平犠牲フライで火消しはできず(自責ゼロとはいえ)、6対9。ほれほれ。


大量リードに恵まれながら、投げ切れなかったハッチ。毎回のごとく煮え切らない結果を見ていると、次、ほかの投手にチャンスを与えてほしいと思ってしまう。

それはシャイナーに対しても。7月17日のDeNA戦での3ランだけでもう十分、ありがとうって声をかけたくなる。切れがいいとは言えない守備を見ていても。

ランナー2塁の8回、代打は出されず見逃し三振。もういいでしょうと思った(100歩譲って東克樹キラー要員で)。


山野から9得点奪ったあと、カープ打線は無得点。来た来た来た来た。4度あった得点圏も不意に。そのうち2度は小園の打席というのも、寂しかった。

屋外球場での連戦が続く夏場。ハッチにはもう少し長く投げてほしかった。塹江敦哉、ハーン、帰ってきた島内颯太郎、栗林良吏の無失点リレーは今日のよかったこと日記。

明日は森下暢仁と高橋奎二。貧打戦にならない投手戦になりますように(贅沢)。カープ打線、大丈夫か日記。

ちなみに今宵、他球場の試合結果を見た限り、飛ぶボール疑惑はなさそうです・・・。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2024年7月25日

44安打の乱打戦、大瀬良いつもの無失点、坂倉いつも以上の満塁弾!


7月24日(水)、オールスターゲーム、第2戦(神宮球場)。10対16で、パが大勝。

オールスター、終わりました。明日から通常戦。オールスターブレイクというけれど、オールスターに出ていた選手は移動もあって、お休みなし。お疲れさまでした。でも、なんだかんだ出ている人は楽しそうだから、いいのかな?

しかし、オールスター!というより、オールスター? 年々、スター度が目減りしている感じはあります。

MLBのように、人数をしぼって、1日でパッと終わるのでいい気がします。最近の日本の夏は異常に暑いし。収益優先なので、NPBは絶対そんなことしないだろうけど。


少し前、スポーツジャーナリストの生島淳さんがラジオで話していて知ったのだけど、MLBのオールスターでは、選手は出番が終わると帰っていくそうです。イチローがMVPに選ばれそうになったときは、さすがに「最後まで残ってくれますか」とお願いされたそうだけど。

いいですね、ドライで。終わったらサッと帰って、休むって。

そのわりに通常のゲームでは、その日、先発しない投手もチームに帯同するのが基本というのは、ドライではない何かを感じますが(投手、疲れそう)。

日本は横並び思考が強いから、最後までみんなでワイワイ。それはそれで楽しそうな日本のオールスター。


前日を上回る乱打戦、両チーム33安打だったのが、44安打に。これはボールが変わったとしか思えない。

前半戦の低得点・低体温試合を見て、NPBがオールスターを機に、しれっとボールを入れ替えようとしたんじゃないかと疑うくらい。後半戦のボールの行方に注目です。

そんな中、セ・リーグでは、大瀬良大地だけが無失点。たまたまの巡り合わせとしても、キラ〜ン、キラ〜ン(2回言った)。


前日、代打ヒットの床田寛樹は5失点(自責は2)。

2回、坂倉将吾が満塁ホームラン! ペナントレースではソロ多めの印象が強い坂倉。打率2割ちょっとでオールスターに呼ばれてしまった坂倉でしたが、ドッカーン。魅せてくれた(やればできるコ)。

オールスターでの満塁弾は57年ぶり史上3人目で、セでは初めてだとか。このまま行けば、今日のMVP確実と思われましたが、床田によって逃しました。

その後もパ打線の勢いは止まりませんでしたから、坂倉のMVP消滅は時間の問題でしたが。


オールスターと言えば、毎年思い出すのが、2015年、当時パを率いた工藤監督の試合後の「誰ひとりとしてケガがなく、チームに返すことができて、ほっとしています」というコメント。

各チームから大事な選手を預かるという大役。それまで、こんなふうに言う人を見たことがなかったので、ハッとした。

なので、9回、オースティンが打球を顔面に受けて、途中交代したのはめちゃめちゃ心配です(唯一、野手でベンチに残っていた小園海斗がファーストに着くという新鮮なシーンを見ることになりました)。

このとき、三浦監督はもちろん、新井さんもとっても心配そうだった。大事ありませんように。

明日から、神宮球場、マツダスタジアムと、野外球場での連戦が続く。熱中症との戦いもついてまわる。

勝ってもらえたら、そら最高だが、ケガなく、熱中症なく(お客さまも)、試合が進んでほしいです。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2024年7月23日

オールスターでサプライズ、代打・床田がヒット!


7月23日(火)、オールスターゲーム、第1戦(エスコンフィールド)。6対11で、セが大勝。

トッププレーヤーが次々とメジャーに移籍し、年々スモールサイズ化しているオールスター。それでも、初めてのエスコンでの開催。ハムからは、ファン投票(と選手間投票)8名、プラスワン選抜1名の9名、それぞれが歴代のユニフォームを着て登場していたのは、賑々しくて楽しかった!

カープからは、大瀬良大地、栗林良吏、床田寛樹、坂倉将吾、小園海斗、秋山翔吾の6人。新井さんも監督として初出場。

ファン投票、選手間投票で選ばれた選手はゼロなのは、正直、寂しい。首位争いしてるチームなのに(争い・・・と呼ぶには迫力に欠けすぎている)。


今日は「飛ぶボールが採用されたの?」と思うくらい、セパ合わせて33安打。6本のホームランが出た。

ホームランを打ったのは、丸佳浩、牧秀悟(2打席連続で本日のMVP)、村上宗隆、岡大海、山川穂高。打つ人が打っている。さすがの顔ぶれ、どすこーい。

小園と秋山は内野安打で出塁。いかにもカープらしいぞ(涙)。あ、でも小園はゴロで打点も上げました。


パの先発・山崎福也は1回を三者凡退。1回ウラには2番で登場、レフト前ヒットを打って、今日のMVP候補かと思われたが・・・。

2回、岡本和真、村上、オースティンの3連打で1点。細川成也の2塁打で、もう1点。小園のゴロで、もう1点。ヒットの合間に地味に得点圏の小園~。

山本祐大の2塁打でさらに1点。丸の2ラン、牧のソロ、村上の2ランで、つごう9得点。

山崎、ヒットも打ってご機嫌だったところに、ドッカンドッカン攻められた。オールスターでピッチャーを湯水のように使うわけにはいかないし、中嶋監督も困ったと思う。

8回、栗林も、鈴木大地、外崎修汰、辰己涼介に連打。周東佑京のゴロで1点。山川の3ランで4失点してしまったんだけど。とりわけ投手は疲労が気になって、落ち着いて見ていられないです、オールスター。


カープファンが一番楽しかったのは、9回。1アウト1塁で、岡田監督が笑いながら交代告げてる。オースティンに代打・床田!

で、田中正義から、レフト前ヒットを打ってるやないかーい!

山崎がすでにスタメンで二刀流出場していたけれど、代打で投手が出るのを初めて見た。でも、床田は歴代で11人目だそう。で、ヒットを打ったのは、梶本隆夫さん、金田正一さんに次いで3人目だそうです!(ソースはこちら

床田ヒットの瞬間、ベンチの山崎の口元が「マジか~」と言ってるように見えた。マジですよ~。

岡田監督、楽しい仕掛けしてくれはると思っていたら、新井さんからの推薦があったそうですね。森下暢仁もさぞかし悔しがっていることでしょう。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2024年7月22日

上位にいるのにこのつまらなさは何だ?


昨日の阪神戦で6失点と大放出した矢崎拓也が登録抹消。

オールスターブレイクを機に、調子を落としている選手の入れ替えをしてほしいと思っていたので、納得です。むしろ、矢崎だけ? という気持ちに。

先週末の阪神3連戦、勝ち越したけれど、打線があまりに粗末で、気持ちがしらみました。

「投高打低」と言われている今年。でも、打ってるチーム(選手)は、打っている。


大雑把に数字で見ると、パ・リーグでは、ソフトバンクは359点でトップ。苦しんでいるのは、オリックス257点、最下位西武195点(しみる~)。

セ・リーグでは、DeNAが308点でトップ。ヤクルトが307点、阪神262点、巨人261点、カープ234点、中日211点。

カープより得点の少ない中日からさらに点が取れていないという無力感。あー。

投手優先のドラフト、大砲タイプの打者は獲らない(だからこそ今、末包昇大が貴重な存在)。そんな球団の編成方針が今のカープを形作っているので、それこそ無力感。


応援したい選手がいるので、毎日飽きもせず応援してます。でも、チームは上位にいるのに、「つまらなさ」が日に日に募る。

佐々岡さん時代の3年こそ、その最たるものだった。監督が新井さんに変わっても、この「つまらなさ」が続いていることに驚いています。

昨日、「阪神とは真逆?〈絶対にけなさない・叱責より出場機会〉で選手の心を完全につかんだ、広島・新井貴浩監督令和型指導」という記事を読んで、気持ちが切れてしまった。(「文春オンライン」)


「選手をけなさない」という、カープベンチの姿勢はとってもいいなと思う。他球団の監督が選手に対してネガティブな発言しているのを聞くと、こちらまでどんよりしてしまう。選手のモチベーションが下がるでー。

「スタメンの選手のみならず、出場機会の減ったベテランに対しても、モチベーションを落とさないよう気を配っている」というのも、素晴らしいことだが、ちょっと待って。

「その一例が、田中広輔内野手。田中は佐々岡真司前監督時代に定位置を奪われて二軍調整の日々が続き、〈俺もクビが寒い・・・〉と引退を覚悟していた。ところが新井監督就任後は再びスタメンで起用されるようになり、表情が確実に明るくなりました」(球団OB)


表情が明るくなりましたって、競争があって当たり前の世界なんですから。ここは学校か。田中は生徒か。

たとえば自分が経営している会社に、「俺のところで働かないか」と、仕事に困っていた知人に声をかける・・・みたいなニュアンス。めちゃめちゃ気持ちがしらみました。

「カープは家族」「俺は好き嫌いで起用しない」。監督に就任したとき、新井さんからこの言葉を聞いたとき、強烈な違和感があった。

新井さんは好き嫌いで起用しているつもりは毛頭ないかもしれないけれど、調子の振るわない堂林翔太や松山竜平らを当然のように1軍ベンチに置いてチャンスを与えているのを見ると、現役時代、一緒にプレーした選手への情って拭えないんだろうなって思う。

過去のよかったときのプレーが脳にインプットされて、フラットになるのは難しいのかなって。


でも、そこを吹っ切ってほしい。新井さんのあのキャラで、そこを振り切って舵取りしてくれたら、さらに面白くなりそうなのに。

昨日も6回、1アウト1塁2塁で、堂林が代打・出てきたときの失望感がすごかった。まだ1軍にいたの?とすら思った。ベンチは勝つ気あるのかなって。

カープの試合がつまらなくなっているのは、延々とこういう選手起用を続けているからなんだなと、昨日、改めてくっきりと思った。

若手はベテラン・中堅と比べると、経験が足りない分、不利。それでも、矢野雅哉のように、守備という強みを武器にガッツを見せて、粘りの打席や打点を少しずつ上げて、スタメンの常連になりつつある。

あっさり登録抹消された中村奨成も、起用され続けてこそ出てくる芽もあると思うが、そこまでアピールできなかった、辿り着けなかった。本人の問題でもあるけれど、起用の問題もないですか?

生ぬるくて、つまらない~。ヒリヒリしたカープが見たい~。

2024年7月21日

九里と矢崎で12失点、カープの元凶も再確認


7月21日、阪神戦(甲子園球場)、12対

2試合連続完封負けの「眠れる虎」を起こして大敗。

ここまで投手陣が踏ん張ってこそやってこれたカープ。投手が崩れたらひとたまりもないことが露呈。

無失点で抑えて、なんて口が避けても言いません。でも、九里亜蓮と矢崎拓也で、1イニング6失点ずつは、ひどかった。


中村貴浩、小園海斗、坂倉将吾、石原貴規、矢野雅哉・・・昨日よりスタメンが若返る(昨日が高齢化過ぎた)。

2回、この並びがいきる。坂倉と石原が連打で1アウト1塁3塁。矢野のショートゴロが内野安打となって、1点先制!

菊池涼介ならポップフライとなりそうなところ、矢野、でかした。その直後、菊池先輩はライトフライで1塁2塁残塁。スカッとは行かなかったが。


7月3日以来と登板間隔があいたことも影響したのかどうか、タフな九里がちょっと重たそう。1回から3回まで、毎回先頭打者を出すんですわ。

3回、梅野龍太郎2塁打。西勇輝バント失敗で、よしよしと思っていたところ、近本光司にフォア、中野拓夢に同点タイムリー。佐藤輝明タ、大山悠輔、前川右京、木浪聖也の4打席連続タイムリーで、九里は降板。極端。

困ったときの河野佳。も、梅野にタイムリー。一挙6失点、ビッグイニングになった。


5回、秋山翔吾の2塁打で1点返して、6対2。ゴッソリいけないなら、コツコツ行こう? ダメ元で言ってみたけど、そもそも今まで出来てないこと、急にできるわけもなし。小園海斗はセンターフライで1塁3塁残塁。

6回、矢野と菊池の連打で、2アウト1塁2塁。ここで、代打・堂林翔太。このときの失望感といったらなかった。

すでに松山竜平は5回に早めの代打仕掛け済み(で、実りなし)。松山とて、期待はそう持てない現況。堂林は予想にたがわず、扇風機みたいに振り回して、終わり。

中村奨成はあっさり2軍に落とすのに、結果の出ていないベテランにはいつまでも席がある。これが今のカープの元凶なのに、いつまでも変わらない。


6回裏、矢崎は先頭打者にデッドボール。近本タイムリー。森下翔太2点タイムリー、佐藤は犠牲フライ、とどめの大山2ランで、一挙に6失点。九里と仲良し、九里とおそろい。

阪神13安打、カープ11安打。それでこの大差。

オールスター明けまでに、いろいろ精算してほしいです。リセット、リセット、選手の入れ替え。

でも、この球団には今それが一番難しいことで、同時にファンを失望させているところ。
(つづく)
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2024年7月20日

延長11回、小園が犠牲フライ! 投手戦と呼べない異常な点の取れなさ


7月20日、阪神戦(甲子園球場)、延長11回、0対

昨日と同じスコア。小園海斗の犠牲フライで1点で勝てたが、この点の取れなさ、投手戦というレベル以上の異常さを感じる。カープだけでなく、阪神も。

カープはホームランバッターがいない上に、1軍選手の高齢化が進んでいるのでわかるが、阪神どうなってるの? 昨年活躍していた選手が全体的に調子を落としているような。


今日も大瀬良大地は自分の間合いで投げて、7回無失点。今日は勝ちをつけてあげたかった。6月22日の中日戦以来、勝ち星なし。4試合登板して、2失点が一度だけ。あとは無失点。ひどいよ〜。

それでもベンチに下がった大瀬良に悲壮感もやさぐれた空気もなく、泰然としていて、なんか神々しさすら漂わせて。

8回の塹江敦哉、9回のハーン、10回の森浦大輔もよかった。リリーフ陣の充実、感じる。むしろ、球が高めの栗林良吏の方が不安になるほど。


昨日は中村貴浩がスタメン5番というサプライズがあったが、今日は20代スタメンが、小園海斗と矢野雅哉とシャイナーだけ。

貴浩は昨日、5回の得点の起点となるヒットも打ったのに。今日も10回、代打でヒットを打ちました。

今日の5番は上本崇司。1回と9回、得点圏でランナー返せず。11回、小園の犠牲フライで1点取った後、併殺で追加点取れず。末包昇大がいない今、5番の不在を感じた試合。


と、スタメンにサプライズ感はゼロだったが、継投にはあった。

0対0の9回、阪神は岩崎優を出してきたが、カープはハーン。いつもなら同点の場面で早々に栗林を出すのに。で、同点で栗林が出てきて試合が決まった試しがない。

今日は、1点リードの11回ウラに出てきた。おかげさまで26セーブ目。

私はこういう展開の方が実りを感じて、いいなと思う。それだけ今のカープ、リリーフ陣が充実していて、任せられる投手が多いということでもある。


11回、やっと取れた1点は、昨日同様、阪神のエラーがらみ。

秋山翔吾フォア(代走・大盛穂)。矢野のバントした打球を富田蓮がファーストへ悪送球、大盛3塁へ。

このとき、中野拓夢の送球が逸れて、サードの佐藤輝明が取れず、大盛、赤松コーチが今日はちゃんと止めたのにオーバーラン。なんとかアウトにならずにすんだが、間一髪だった。

野間は申告敬遠。ノーアウト満塁で、小園が犠牲フライでやっとの先制点。

先のDeNA戦で、野間も菊池も続けて犠牲フライすら打てず、情けない気持ちになったことを思えば(その後、シャイナーの3ランが出たからよかったものの)、最低限の仕事はしてくれました。

でも、ホームランとは言わずとも、スコーンと2塁打なんかで返すところも見てみたかった。


今日、YouTubeのおすすめに、2017年七夕、「神宮の奇跡」の動画が出てきた。9回5点差の逆転劇。当時40歳の新井さんが代打で逆転3ランを小川康弘から打ったあの攻撃劇。

あの感動を思うと、今の打線とのギャップが大きすぎて、遠い目になった。あまりに遠くに来た。

しかし不思議。緒方監督が自分に似たタイプの野間峻祥を寵愛していたのは理解できるが(いい悪いは別として)、あんなふうにファンを楽しませてくれた新井さんがなんで今、スイングの弱い選手を好んで起用するのか、わからない。

振れている貴浩、明日、スタメンで出してくださいね。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2024年7月19日

投手戦とはいえ、違いにノーアウト満塁で1点と無得点、地味!


7月19日、阪神戦(甲子園球場)、0対

もう見飽きた(小声)。と言いたくなる、今季5度目の床田寛樹と村上頌樹の投げ合い。だって、たいていロースコア。

7月17日のDeNA戦、それこそ東克樹に抑えられるのは見飽きたが、予測してなかったシャイナーの決勝3ランというサプライズがあった。

今日も何かサプライズは・・・あった。試合前、中村貴浩の姿が。思わずキャー! この無意識に出る「キャー」は、ポール・マッカートニーレベル(意味不明)。

今日、公示をチェックするの、忘れてた。1軍昇格したのですね。

あと、スタメンは試合が始まる前には見ないようにしているんです(ガッカリさせられることが多いので)。なので、スタメンとわかって、やったー(いきなり5番)。


村上と相性のいい秋山翔吾は、なかなか仕事させてもらえず、ゼロゼロ更新が続く中、5回、試合が動いた。

貴浩が先頭打者ヒット! やったー。6番・坂倉将吾もヒット! よっしゃー。菊池涼介のバントを坂本誠志郎がファンブルして、ノーアウト満塁。来た、来た、来た。

シャイナーのショートゴロの間に、貴浩がホームイン。シャイナー、2試合連続打点です。

床田はファーストゴロ。木浪聖也が打球処理をもたついて、併殺を逃れで、坂倉はさまれ3アウト。

え〜。はぁ〜。ノーアウト満塁で1点。寂しい結末。


1点リードは負けに等しいカープだが、この後、カープより寂しい阪神の拙攻が。

7回、炸裂。佐藤輝明と大山悠輔の連打。野口恭佑の打球を、風の影響もあったのか、秋山が目測謝って取れず、ノーアウト満塁。私は呆然、秋山は憮然。

やっぱり1点リードじゃダメなんだ。1失点は覚悟していたところ、坂本が併殺。木浪はセンターフライ。床田は、自分も、 チームも、秋山も救った!


8回にハーンという喜び。打たせて取って、三者凡退。

9回、小園海斗がヘッドスライディングで内野安打をもぎ取る(でも、危ないからやめて)。代走・羽月隆太郎。

ここで、貴浩、代打を出されてしまう。上本崇司はレフトフライで凡退。ツーン。

しかし、9回、レフトの守備についた上本が、森下将太の打球をダイビングキャッチして、栗林良吏を助けた。栗林も三者凡退、25セーブ目。


床田は7回無失点で、リーグトップの9勝目。オールスター前に二桁乗せたいと言っていたのに、ごめんね。でも近づきました。

巨人が中日に負けて、カープ首位に返り咲き(マルティネスは29セーブ目、わーん)。相変わらず団子状態、4位まで2.5ゲーム差。首位というより1番目。

マラソンでいうところの第一集団からこぼれ落ちないように、くらいついていかなくては。それにしても、阪神がナゴド(いまバンテリン)のカープのように、元気がありません。

投手陣は素晴らしかったけれど、ヤクルト戦のようなスカッとしない試合。明日ももぎとっておかなくては。

スタンドに、新井さんのお名前入りタオルを半分に折って、「貴浩」の応援タオルで代用しているファンの方がいた。機転がきいてる〜(打線も機転をきかそうね)。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。