2025年7月20日

だから林出せって、ずっと言ってたのに!


7月20日(日)、ヤクルト戦(神宮球場)、8

3 1 0 0 1 1 0 0 1 ・・・カープのスコアボードにこんなに数字が並んだのは久しぶり。ジリ貧のロースコアで負けるよりは面白かったけど、それでも勝てなかった。

長い間、矢野雅哉、菊池涼介、上本崇司、田中広輔ら守備要員をスタメン起用し、漫然とお茶を濁してきた報いじゃ。

今日、林晃汰がサードスタメン。昇格後、やっとだ。そして6回、1号ソロを打った。

あの瞬間、多くのカープファンが、「だから林出せって言ってたのにー。遅い!」と声をあげたと思う。


1回、羽月隆太郎と小園海斗が連打、ファビアンのショートゴロで1点先制。ファビアン、最低限の仕事・・・。野間峻祥と坂倉将吾タイムリーで、つごう3得点!

初回に3点、カープには珍しいことです。玉村昇悟、よかったね。のはずが、直後の1回ウラ、オスナに5号3ラン。ちょっと、ちょっと、何やってんのー。

それでも2回、大盛穂と羽月連打で3対4、勝ち越し! さぁ、玉村、落ち着いて。


はぁぁぁ? また点を取ってもらった直後の2回ウラ、赤羽由紘の犠牲フライ、オスナ2点タイムリー(大盛の悪送球付き)で、6対4。なんなん! 

2回を持たず6失点(自責5)。そんな日もあるかもしれない。でも、前回も5回5失点。ずっと玉村応援してきたけど、今日はいっぱい口から野次出た。

珍しく点を取ってもすぐ掃き出され、野手もげんなりするだろうなと思ったが、散々無援護で投手をげんなりさせてきたから、そんなこと言う資格もない。

3回ウラ、坂倉から石原貴規に守備交代。何があった? どうやら3回の打席で、キャッチャーファウルフライに終わったとき、1塁へ走る姿勢をほとんど見せなかったことを怠慢プレーと見なして交代させたようです。(「東スポWEB」)

坂倉抜けて、打線がまたひとつ弱くなる。


勝ち投手まであと2アウトという5回、中村優斗がファビアンの頭部にデッドボール、危険球退場。いろいろ起こる日(ファビアンはプレー続行)。

満塁で、矢崎拓也に交代。野間犠牲フライで、6対5

今日はリリーフ待機のルーキー佐藤柳之介。イニング跨ぎの5回、ヒットやらフォア2個で、1失点。1点でとどめたともいえるが、2点差にまた広がる。


6回、来たー。林の1号ソロで、1点差に。見たか、カープベンチ!

7回、ランナー1塁で、小園にまたバント。しっかり決めたけどさ。ファビアンで点とれる可能性少ないのに、なんでそゆことするの?(噴火!)

8回、中﨑翔太、3連打でまた2点差に。

9回、来たー第2弾、二俣の2号ソロで、また1点差に。


林と二俣の2発には留飲下がったが、やっぱり1歩届かなかった。

若い選手が振って振って、オスナがガツンと5打点。2日連続で、最下位ヤクルトをこんなにイキイキさせちゃって。

迷走が止まらないカープベンチ。こんなでは、中日に続いて、ヤクルトと入れ替わるのも時間の問題かも。
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2025年7月19日

森下、不名誉な両リーグトップの10敗目(=打線も不名誉)


7月19日(土)、ヤクルト戦(神宮球場)、3

森下暢仁、10敗目(5勝)。負け数は両リーグトップ。打線の援護のなさが響いているとしても、不名誉です(森下にとっても、そうさせた打線にとっても)。

奥川恭伸は今季初勝利(1勝4敗)。9試合目と登板数は少ないものの、開幕投手で唯一未勝利だったそうだ。

7月ですよ? 本人の調子もよくはなかったのでしょうが、チーム事情もダイレクトに影響してそう(森下もなんだが)。そんな最下位ヤクルトにイキイキされちゃって(ぷんすか)。


主力の離脱が響くヤクルト、スタメンの顔と名前が一致するのが山田哲人とオスナという、私的にはパ・リーグ状態になってます。

4回、赤羽由紘へのフォアと盗塁が響いて、澤井廉のタイムリーで1点先制される。

5回には内山壮真のタイムリーで2点目


1回、小園海斗ヒット&盗塁で得点圏に進んでも、4番ファビアンが変わらずノーヒット。7回、こちらも低調の坂倉将吾がフォアで出塁するも、モンテロ併殺。

とかとか、おなじみのパッとしなさ。こうしてカープは奥川に1勝目をプレゼント。

しかし、奥川って、すぐ顔に出る人ですね。若さ? もともとこういうタイプ? 7回、坂倉にフォアを出したとき、「決まった!」と思ったコースがボール判定されたこともあるだろうけど、しやがみこんだ。

ピッチャーのしゃがみ込む姿は美しくないと思っているので、逸材だけにもったいないです。意外と、まだ投手としての雰囲気を感じない奥川であった(森翔平もな)。


今日よかったことは、8回、1失点してなおもフォアで満塁こしらえた遠藤淳志(小噴火!)の火消しに出てきた、今季初登の松本竜也を見られたこと。

と、9回、羽月隆太郎の3塁打(テテテテテッと3塁到達)。

だったが、ノーアウトで反撃の土台を作るも、小園のセカンドゴロでかろうじて1点入って、完封逃れで終わる。

森下7回2失点、数字的には問題ないのに、この物足りなさ。それはイコール打線への物足りなさ。2年目以降、ずっとこんな感じ(打線も)。

ベンチも、個々の選手の状態が上がるのを待っていて、何かを変えようとはしていないので、変わる気配はなし。昇格してからまだ日は浅いが、林晃汰に1打席もなし。


阪神と巨人は、村上頌樹と山﨑伊織が無失点(森下に点を取られるなとは言わないが、両エースが取られていないというこの現況)。延長11回、船迫大雅が佐藤輝明と坂本誠志郎に2ラン打たれ、阪神が勝った。

中日はDeNAに7対2で勝って、ついに中日と入れ替わってカープ5位。いつまでも、定位置と思うな、中日の5位(一句)。

いいんじゃないかな。変わるつもりがないカープベンチなんだから、そうなるのも自然のことわり。いっそこのまま浮上せず、思い知るがよいとも思う。

でも、底まで沈んでも、なぁんも変わらないままかもしれないのが、今のカープのこわいとこ。
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2025年7月18日

今のカープ、もしホームがドーム球場だったら勝てるの?


明日から神宮球場でヤクルト3連戦。

マツダスタジアムも暑いでしょうが(熱くはない)、梅雨明けした明日からの東京も暑そうです。選手が大変そうで、今からちょっと気が重いです。

7月の残りと8月、ドーム球場での試合はバンテリンでの3日間だけ。

「ホームでも死のロード」みたいな、過酷な夏にまたなりそうです。選手の疲労を思うと絶望的な気持ちになります。


カープの昨年9月の大失速の原因に「暑さ」を指摘した記事が散見されましたが、今年の7月の失速について、江川卓さんも「暑さ」を指摘。(「日刊スポーツ」)

「ホームゲームが広島ですから、広島の夏は本当に大変なんです。見ていて、カープの選手がへばっちゃって、リリーフ陣もへばるようになりました」

「先発ピッチャーが完投するしかないんですよ。日本ハムみたく」


近年の夏の暑さは一昔前より厳しくて、蒸し暑いと噂のマツダスタジアムがホームというのは、夏には大きなハンデ。

しかし、もしカープのホームがドーム球場だったとしたら、選手にとっては体力面の環境はよくなるけれど、今の打線で勝てるのか問題。

打線なんですよ、問題は、江川さん!


7月16日のDeNA戦、やっと、かろうじて、連敗が止まった(7で)。

あの日は3回に、中村奨成、大盛穂、小園海斗の1番2番3番トリオが連打で2得点。状態をあげてきたモンテロに待望の2号ソロが出て、なんとか勝てた(バウアー調子悪かったですし)。

個々の選手の状態が少しずつ上がると、少しは展望が開けそうと思えた試合(少しだよ、少し)。

7月16日には、羽月隆太郎がセーフティバントから2盗を決めた。羽月なりの工夫が感じられて面白かった。ポンポン打ち上げて、詰まらせて、終わりの連続! というのより、ずっといい。


こんなふうに個々が状態を上げて工夫して、ホームがドーム球場になったとして、今のメンバーで優勝できるのかどうかは別問題。

長打~。点を取れないと勝てないのはわかっているのに、なんでこうも毎回のように、守備固めに出す選手をスタメンにちょいちょい差し込んでくるのかな、カープベンチよ。

カープの選手は、夏の屋外球場ということ以外に、ベンチがフラットな選手起用をしないという人災も背負っているんですよ。

緒方さんが監督最後の年、コンディション絶不調の田中広輔をスタメン起用し続け、チームは迷走し、閉塞感に包まれたことがあった。あのとき、「カープ学級の担任代わってほしい」というブログ記事を書いた。

今は「監督学校あったら入学してほしい」。勝ち方わかってない監督に勉強してほしい。
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2025年7月17日

気持ち散漫になったのは3度の試合中断のせいじゃない、DeNAと1対1降雨コールド


7月17日(木)、DeNA戦(マツダスタジアム)、
対1、6回途中で降雨コールド

天気予報を見て試合中止かと思っていたら・・・やるんだ。が、2回表に雨が強くなり、中断。

ほかのことしてる間に気づいたときには試合再開していた。1時間19分ほど中断していた模様。根性あるな(誰が?)。

どうやら2回裏、モンテロが3号ソロで先制したようだった。わ! 連日のホームラン! このまま5回まで持ちこたえて降雨コールドで終わってほしい・・・。


んなわけない。4回、蝦名達夫デッドボール(痛い)、佐野恵太ヒット、宮﨑敏郎のピッチャーゴロで同点に。

また6回、雨が強くなり中断。約54分ほど待ったようだ。気づいたときにはまた試合再開。根性第2弾。

1対1、どちらかが勝ち越した直後とかじゃないから、後味悪くないから、このまま試合終了してもらってもいいですよって審判に言ってあげたい。


また雨が強くなり、3度目の中断。さすがに、ほどなくして審判から試合終了のコール。

お客さんも、選手も、関係者のみなさんも、お疲れさまでした。

先発の森翔平もケイも5回1失点。雨でコンディション悪かった中で、投手も野手も大きく崩れることなく、ほんとにお疲れさまでした。

今日のこの根性(再度の長い試合中断)の根拠が知りたい。


中村奨成が登録抹消(大瀬良大地も)。林晃汰と久保修が昇格。林を呼ぶのはこういうときか?(これまでにもタイミングいくらでもあっただろうに)

昨日、ライトの守備でスライディングキャッチを試みて、肩を痛めて途中交代した奨成。「右肩肩鎖関節損傷」と診断され、19日から大野練習場でリハビリを始めるとのこと。カープにやっと灯った光がひとつ・・・。

昨年6月22日、バンテリンドームでの中日戦で、レフトフライをスライディングキャッチして足を痛め、離脱した末包昇大と重なる。あの試合、末包は6号2ランを打ってた。末包も、チームも、痛かった。

アウトをとりに行った果敢な守備で負傷。ケガで離脱するより、無理しないでねって言いたくなるけど、野手なら本能的に捕りに行ってしまうものなのでしょうね。

花開きかけたところで、う~。カープでは、小園海斗に次いで、打席での華を感じる貴重な選手なのに。


昨日のスタメン・・・奨成、大盛穂、小園、ファビアン、坂倉将吾、モンテロ、羽月隆太郎、二俣翔一。これがベストとは言わないけど、なんか軽やかだった。

奨成、大盛、小園の3連打で2得点した3回の攻撃がその象徴。

軽やかに感じたのは、菊池涼介と矢野雅哉の両方ともスタメンを外れていたからというのもあったと思う。


攻撃(打率)より、「守備固め」が大好きな新井さん。いえ、守備は大事ですよ。でも、あんなに低得点が大問題になっていても、2軍から振れてる選手を呼ばないばかりか、二人が打撃低調でも、どちらかをスタメンさせていた。

ここ4試合、矢野はベンチだったが、今日は久々にスタメン。

奨成が負傷したし、投手も違うし、昨日と同じようには行かないけれど、1番野間峻祥、8番矢野、いつメン(いつものメンバー)復活。矢野の打席がまわってくると代打出してほしくなって、この感じ、懐かしくなった(ここ4試合そういう心配はなかったから)。

雨でグラウンドのコンディション悪い中、矢野の守備への期待もあったのかもしれない。

しかし、7連敗止めた翌日、またこっちの路線に戻るのかと、ベンチの姿勢に重たさを感じる。雨で試合が何度も長い時間中断したせいじゃない。
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2025年7月16日

7連敗止まって大瀬良に勝ち、「やっと!」が4連発!


7月16日(水)、DeNA戦(マツダスタジアム)、
対3

やっと連敗止まった! やっと大瀬良大地に勝ちついた! やっと4点以上とった! やっとモンテロに2号が出た!  やっと尽くし。

昨日、球団史上66年ぶりの16試合連続3得点以下だったらしいのだが、よくまぁそんな細かいとこまで記録をつついてくるとは。

大瀬良、4勝目。よかった、よかった。でも、「今日、勝てなくても仕方なかった」と覚悟しながら見た試合だった。


1回、先頭打者の桑原将志ヒット。ちょっと家族と話をしている隙に音もなく1点先制されていた。佐野恵太のタイムリーで・・・。ガーン。

DeNA先発はバウアー。防御率4点台。ここ最近の5試合を見ただけでも失点多し。勝つなら今日だ(キラ~ン)。

1回ウラ、大盛穂ヒット、からの2盗。これが大きかった。小園海斗の内野ゴロで3塁へ。バウアーの大暴騰で、大盛ホームイン、1対1に。バウアー、ほんとに調子悪そう。


3回、中村奨成が2塁打、大盛も2塁打で2点目! 小園タイムリーで3点目!

この奨成・大盛・小園の、1番2番3番の3連打にはしびれた。カープの新しい景色を見た気がした。

また2アウトからの出塁だったが、今日は得点につながった。4番ファビアンの前に点をとれてよかった(というファビアン状態はまだ続く)。


ちょっと点取ったら、そこで満足しているように見えるのがカープのいけないところ。

4回、大瀬良、2アウトで松尾汐恩にフォア度会隆輝のファーストゴロをモンテロが珍しくファンブル、ヒットになって1塁2塁。京田陽太タイムリーで、3対2に。

このとき、京田の打球をスライディングキャッチしたかに見えた奨成が、肩を痛めたようで、末包昇大と交代。

肩を押さえてベンチに下がったので、とても心配です。スタメンはれるようになってきたのに。3回の得点劇でしびれさせてくれたばかりだったのに。うー。


6回、モンテロが5月17日以来の2号ソロ! これは嬉しい追加点。

んが、7回、大瀬良が2連打を口火に、宮﨑敏郎のタイムリーゴロで、4対3。また1点差に。も~。

大瀬良、6回2/3、3失点で降板。中﨑翔太にスイッチ。中﨑、フォアは出したものの、今日もナイス火消し。ベンチに戻ってからの笑顔に今日も気持ちがホコホコ温まる。

8回、森浦大輔はいきなり佐野にデッドボール。も、代走三森大貴の2盗を坂倉将吾が刺した! セーフ判定がリクエストで覆った! 助かったー。


追加点ほしいの9回、小園がヒットで猛打賞なるも、続く者なし。いつ負けてもおかしくない気持ちで、9回のハーンを迎える。

ここで強烈な守備固めに入る。小園からセカンド菊池涼介。坂倉から石原貴規。ショート矢野雅哉、二俣はサードへ。

7連敗絶対阻止のため(でなくても)、こういう守備固めはセオリーかもしれないが、逆に選手を信頼していないという露骨さも背中合わせで、こういうことすると負けるかもと胸がざらついた。

坂倉はそうされても仕方ないやらかしは多いが。菊池がいてくれれば安心感は増すが(でも100%ではない)。今日、ショート小園でなかったのはショックだったが、二俣、いい守備見せていたのに。


ハーンがいきなり度会にヒット、代打山本祐大にデッドボール、バントで走者送られ、1アウト2塁3塁。

連敗止めたいけど、大瀬良に勝ちつけたいけど、点とってもらっての失点繰り返してたし、追加点もとれなかったし、負けても仕方ない。と、気持ちにクッション敷いて見守った。

宮﨑が浅いセンターフライで助かったー。桑原フォアで満塁。

打席に蝦名達夫。今日ノーヒット、打率低め。でもこういう打者が最後に打つことってあるし・・・打球が菊池のところへ転がった。勝ちましたー。


ヒーローインタビューで大瀬良も言っていたけど、今日は少年野球の?お子さんのお客さんが多かった(スタンドは例によってガッラガラが目立ってました。昨日よりさらに347人少ない25350人という発表)。

カープが勝って喜んでる子どもたち、可愛かった。何度でも見てたくなった。

もっと喜ばせてあげてほしいなと思った。小園のタオルをもった少年が映ったとき、「君、わかってるやないか」と深くうなづいた。
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2025年7月15日

やれることさえやらず7連敗、DeNAに完封負け


7月15日(火)、DeNA戦(マツダスタジアム)、
対1

7連敗、今季13度目の完封負け

床田寛樹、8回1失点で負け投手になるなんて。8回、桑原将志の1号ソロ。この1発で決まってしまった。

今日もガッラガラが目に余るマツダスタジアム。DeNAの選手もこの惨状にびっくりしたんじゃないだろうか。

私は投手で見に行く派なんですけど、エース床田の日でもこんなだなんて。しかも、床田はがんばっていたのに。

これもお客さんの意志表示。球団もベンチも選手もわかってるかな。


昨年、下剋上で日本一になって、今年リーグ優勝すると息巻いてたDeNA。ずいぶん阪神に離されちゃって(どの口が言う)。

DeNAはマイナーを自由契約になった藤浪晋太郎と契約合意。元中日のビシエドとも交渉中。

藤波とビシエド、うらやましいかと言われたら微妙。やってみないとわからない。南場智子オーナーは「できることは全部やる」と。

リーグ独走中の阪神も、マイナー出身のハートウィグを獲得。投手充実でも手を緩めず。


田中広輔と入れ替わって昇格したのは二俣翔一。二俣上げるなら、上本崇司も抹消して、林晃汰を上げてくれればいいのに。

林が昇格したとして、すべてが解決するわけではないけれど、こんだけ点が取れていないのに、いまだに守備重視(もちろん守備も大事です)。2軍で振れてる選手との入れ替えすらしてくれない。

低得点が続いているのに、できることさえしないカープ。

そんなこんなしているうち3割台だった林の打率もジリジリ下がってる。いいとき逃すカープ、そんなんばっかり。


3回、モンテロが東克樹から2塁打! これがチーム初ヒット。行けー。二俣ピッチャーゴロ、ズコッ。中村奨成見逃し、う。

二俣は守備でがんばってた。7回には、DeNAベンチに飛び込んでサードファウルフライをキャッチ! でも打席では泥臭かった(いうてもまだ1試合目。ファビアンは4試合ヒットなし)。

途中まで完投ペースだった床田。輪をかけて球数少ない東克樹はマダックスペース。もうちょっと投げさせられないかな・・・。

7回、菊池涼介がセーフティバントを決める! も、ファビアン併殺崩れ。後も続かず、煮え切らない。


「(逆転して)勝ちをつけてあげたい」とか、「リリーフ陣を節約したい」とか、いっつも貧乏くさいカープベンチ。疲れが見えてきた床田を8回続投させた。選手を見るのが監督とコーチの仕事なのに、見てない!

案の定、桑原の決勝弾で試合が決まってしまう。継投していたところで、打線が点を取れなければ勝てないんだけど。

8回、末包昇大ヒット(代走大盛穂)、代打中村健人と奨成が連続デッドボールで、2アウト満塁。でもまた2アウトなのね。菊池セカンドフライで3アウト。んんん。


9回、ウィック(東のマダックス免れた)。ファビアンと小園海斗が空振り三振。今日いいとこなかった坂倉将吾が(あ、盗塁は刺しました)・・・センター前ヒット!

代走羽月隆太郎が2盗を決める。打席には大盛穂。だから末包に代走出すの早かったのにー。と言っていたら、大盛がライト前ヒット!

大盛も2盗を決め、2アウト2塁3塁でモンテロ粘ったが、空振り三振で3アウト。

やまない雨はない。でも、試合は自然現象じゃないから。人がやってることだから。今日も「得点」という壁を突破できなかったカープ。人災とも言えます。

2025年7月14日

「成績不振の山田になぜこだわる?」と高津監督に問う記事、新井さんにも聞いて


7月14日、田中広輔が登録抹消(やっと!)。

得点力不足で阪神戦と中日戦で連続3タテされてもなお、こ、これだけ? 7月11日の堂林翔太に続いて(遅い!)、ほんとに一人ずつ、ひとりずつ。

決断に時間のかかる、思い切ったことができない(=チームの将来像が描けない)新井さんらしいです。


アルファポリス」という出版社のサイトに、ヤクルトの高津監督への直球なインタビュー記事が掲載されていました。

成績不振の山田哲人、中村悠平の起用にどうしてこだわり続けるのか?」というファンの声に対して、どう考えているのか、と。

気持ちいいですねー、ファンが思っていることをシンプルに聞いてくれている。


高津監督曰く、「彼らの代わりの選手がいないんです」。えっ。

「打率2割前半の山田や、1割台の中村を使わなくてもいいんです。だけど、それにとって代わる選手も数字が低い」

「数字に表れるリアルな成績があまり変わらないのなら、少しでも勝利の可能性を高めるために、数字に表れないもの、例えばチームを引っ張っていってくれる選手、大きなミスをしない選手を使った方がいい」


嫌われた監督  落合博満は中日をどう変えたのか』によると、落合さんはこんなことを言っていたそうです。


スカウトには、「すぐに使える選手が欲しい。勝つための戦力を取ってくれ」と。

「現場のわがままを通させてもらった。でも、五年、十年先じゃなくて、来年の戦いに勝たないといけないんだ」と。

「不公平じゃないか、若いってだけで使ってもらえるのか? 今、うちにファームで三割打っている奴がいるか? ベテランにだって生活権はあるんだぜ?」とも。


キャリアのあるベテランはある程度、予想がつく・・・かもしれない。でもカープの場合、今の田中や會澤翼らが、勝つための戦力と言えるの?

新井さんにも、こんな具体的な質問をしてほしい。高津監督と近い答えが返ってくるかもしれないけど。

答えの中身より、そういう大事な(ファンが知りたい)ことを正面きって聞いてくれるメディアがいないことが不満。

地元メディアは聞かないでしょうね。そんなこと聞いたら、オーナーに睨まれるでしょうから(ツーン)。


2019年、コンディション不良で絶不調だった田中を緒方元監督が起用し続けていたとき、私が聞いた範囲では、それを批判するような声は地元の中継では聞こえてこなかった。

緒方さんの采配も異様だったけど、それに触れない地元メディアも異様に感じた。
 
安仁屋宗八さんなんか「連続出場続けた方がいいと思う」と言っていて、ダメだこりゃと思ったものだった。チームより選手個人が優先順位が上って、おかしい。


5月になって、田中の打撃フォームを見て、カープ関係者ではない山崎武司さんが実況で状態の悪さを指摘してくれて、やっと言ってくれる人がいたと思ったのを覚えている。

シーズン終盤になって、やっと緒方さんの選手起用について批評する記事を読んだ(もちろん地元メディアでなかった)。

田中の起用にこだわっていた頃から、だんだんカープがおかしくなった。フラットな選手起用がされていないのは、今も続いている。監督が代わっているのに、ヘン、ヘンです。

監督にはフラットな選手起用をしてほしいし、メディアにはフラットな記事を伝えてほしい。どっちもヘン。
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