2026年5月9日

今季6度目の完封負けで最下位……失敗少なくても点をとらない野球、楽しいですか?


5月9日(土)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対4。

2連敗、今季6度目の完封負け。ついに最下位。さらにお客さんが来なくなりそうな試合に。

今季から先発に転向、援護に恵まれないながらも粘りの投球続けてきた岡本駿。立ち上がりはストレート先行で球に力もあったが、2回、内山壮真にフォア。2アウトから澤井廉に2塁打。

2アウト2塁3塁で、投手の松本健吾。無事切り抜けてくれたらと思ったが、松本の構えが打つ気に満ちていて、チーム状態のよさを感じる、

野手であれ投手であれ、束になって点を取りにいくぞという気構えを感じた。今のカープにないもの。


そこに甘い球、松本が先制の2点タイムリー。昨日の森下暢仁に続いて、投手に打たれるガッカリ感(いや、床田寛樹だって打点1ですけど)。

4回には、澤井に1号2ラン。もう試合は流し見モード。

岡本、自己ワーストの6回4失点

これまで先発としての仕事を果たしてきた。昨日の森下よりは6回投げた時点でまだいい方(そんなチーム内のレベルで比較しても……)。明日からの糧にしてな。


坂倉将吾の前にランナーをためたかったが、前どころか坂倉もノーヒット、チーム2安打(野間峻祥と途中出場の勝田成だけ)。

私の閻魔帳によると、昨季は5月末で完封負け6回。ペース早まってる。こんなに気持ちのよさそうな野球日和に、これほど内容のない試合を見せられるお客さん。

さすがに球団は平日名物ガラガラスタンドに危機感を持っているようだが、「ファンの方にもっと喜んでもらいたい」と始球式に人気タレントを呼ぶとか、人気キャラクターとのコラボ企画とか、方向がずれている。(「中国新聞」)

いいプレーをして、点をとって、お客さんを喜ばせる野球をするという当たり前のことをおろそかにして、チームを強くする方向には絶対いかない。


カープ、今のところ誇れるのは失策数の少なさだけ。リーグトップの10(ワーストは中日の21)。新井さんはミスをしない野球を選んでいる。

でも、得点はいまだ12球団唯一の2桁、97(リーグトップはDeNAの149)。失敗は少なくても点を取らない野球、楽しいですか?

主軸の小園海斗に(と言っても今復調中だが)ポジションコロコロで負荷をかけてでも、矢野雅哉をショートスタメン。今日の力ない矢野の打席を見て、これを続けるというのだろうか。


ヤクルトのスタメンは、33歳のサンタナ以外、25歳前後の選手ばかり。

名前はなじみが出てきたけれど、サンタナ以外、顔と名前と経歴がパッとつながる選手はほとんどいないという不思議。

昨季から、そんな選手たちにずっと苦しめられたイメージ。スター選手がいなくても、ヤクルトはファンを楽しませる野球をしている。
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2026年5月8日

森下がローテ谷間の投手に見えた……本日の噴火3連発


5月8日(金)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、1対

4月29日の巨人戦、4回4失点で終わった森下暢仁。次は取り返そうとしてくれるだろう、と普通は思う。いまの森下にはそれさえもなかった。

1回、古賀優大、タイムリー。はい、先制されました。

4回、1アウト2塁、打ち取ったかに思えた増田珠の打球を、サード小園海斗がファンブルして1塁2塁。

すまなかった。でも、チームメイトのエラーを取り消すのがエース。ピッチャーの高梨裕稔にタイムリー打たれるなんて。森下はもうエースでもなんでもなく、ローテ谷間の投手みたいだった。


5回、ワイルドピッチをはさんで、また古賀にタイムリー。どのイニングも最少失点とも言えるが、5回3失点(自責2)で早退。

だるかった。大瀬良大地を見ているみたいだった。

4回、坂倉将吾が5号ソロで1点差に詰め寄った後だけに、チームの士気が下がる。ベンチに下がってからのオーラのなさもすごかった。

玉村昇悟や森翔平に出番を与えて、大瀬良と一緒に調整してきてくれないかな。


小園サードを見るのも、もうたくさんだ。昨季、首位打者をとったのにベストナインに選ばれない状況を作ったこと自体がおかしい。失礼。

たとえば二俣翔一のように、これからレギュラーを獲ろうとする選手が、望まれたポジションで力を発揮しようというのとはステージが違う。


6回、エラーした小園がヒット。も、坂倉見逃し三振で、小園盗塁失敗。中途半端なサイン出すなー。

7回、代走の岩田幸宏の盗塁を持丸泰輝が刺したことは、よかったこと日記(やっとチーム2コ目が出たという喜びレベル)。

7回からヤクルトは勝ちパターン、荘司宏太は三者凡退。


ところが8回、星知弥で勝機が。代打・勝田成ヒット! 菊池涼介ヒット! 小園センターフライで二人がタッチアップ。坂倉、申告敬遠で2アウト満塁。

最後の絶好のチャンスで、野間峻祥続行。野間はそんなに新井さんに信頼されてるんだー(棒読み)。モンテロ、いるのに! またベンチが自ら負けに行く。勝ちに動かない。

森下の覇気のなさ(というより技術の問題?)、小園のポジションコロコロ、チャンスで野間に代打なし……本日の噴火3連発でした。

試合終盤の新井さんの腑抜けた表情がちょっと異様だった。思考停止に陥ってるのかな。野間に代打出さないなんて(何度でも言う)。新井さんもファームで調整してきたらどうかな(意味不明)。
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2026年5月7日

めぐり巡ってサード坂倉?〔おまけ:中日の新たな米騒動〕


坂倉将吾が打撃快調です。4月18日、DeNA戦でスタメンマスクをかぶって以降はファースト起用(その後ほぼ持丸泰輝)。4月下旬あたりからコンスタントに打つように。

今は、打席に立てばヒットが生まれる……そんな雰囲気が出てきた。5月4日のDeNA戦では先制満塁ホームラン(大瀬良大地にこの喜びをかき消されてしまったが)。

昨季までチャンスに弱いイメージがあったのに、打点も上向き。現時点で佐藤輝明の29に次いで、リーグ2位の22とは、いつの間に~。



そこで、ついにおいでなすった。新井さんが「坂倉のサード起用の可能性も、もちろんある」と。(「日刊スポーツ」)

坂倉も「どこでも言われたところでやるのがプロ。そうなったら迷惑をかけないよう準備するだけ」と。

新井さんが監督になってから、坂倉が自ら望んだ捕手専念だったが、「打席での集中力には違いがあるかもしれない。一塁でも配球を考えながら守っているけど、捕手と比べると違う」とも話していた。(「日刊スポーツ」)


坂倉の打撃好調は維持したい、坂倉はいずれFAでチームを飛び出す身(もう決定事項みたいに書く)、若手捕手も育てないといけない。

モンテロも好調、佐々木泰は2軍で調整中……坂倉のサード起用のピースが埋まる要素だらけやないかーい。

これで小園海斗のポジションコロコロが解消される? なんだかわけがわからなくなってきました。


ところで、5月4日からバンテリンドームの売店で期間限定で販売された「塩むすび」が大人気だとか。(「日刊スポーツ」)

6連敗していた中日が、4月24日のヤクルト戦でベンチ横に盛り塩してから4連勝したことから、急きょ商品化。

中日ファンだけでなく、ビジターファンもあやかりたいと、塩むすびまっしぐら。

シンプルなおにぎりっていうのも、球場グルメでは新鮮。縁起もよさそう。今回のは嬉しい米騒動。中日、グッジョブ! 
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2026年5月6日

「新しい栗林」はDeNAにも静かな衝撃を与えた


5月6日(水)、DeNA戦(横浜スタジアム)、0対10。DeNAにやっと初勝利(8試合目にして……)。

栗林良吏、7回無失点で3勝目。至福の時間でした。眼福でした。

中日、阪神に続き、今日のDeNAベンチでも、「新しい栗林」に静かに衝撃を受け、沈黙している選手たちを私は見た!

5登板すべてハイクオリティスタート。毎回、登板間隔がバラバラでも期待を裏切らない質の高いプロフェッショナルな投球。

82球と完投ペース。10点差、長いシーズン、そこは無理せずということか、7回でマウンドを降りる。

ベンチに下がってからグラウンドを見ている栗林の、遠くを見る目が澄んでいて、あれ? これまでなんとなく優等生的なイメージがあって、あんまりそう思ったことがなかったのだけど、こんなにカッコいい人だったんだと最近思ってます。


3回、菊池涼介が先制の1号3ラン!

 昨日、「そろそろ菊池のレフトスタンドへのパッカーンが出ないかな」と思っていた。持丸泰輝が内野安打、秋山翔吾がヒットで出塁したところへ、出た!

初対戦のDeNA先発・深沢鳳介。1回2回4回は三者凡退と手こずる。しかし、スタミナに課題が出てきた5回。矢野雅哉、持丸連打、ノーアウト1塁2塁。栗林のバントを深沢が悪送球して1点

秋山タイムリー。坂倉将吾ヒットで満塁こしらえたところに、野間峻祥が押し出し平川蓮2点タイムリー。一挙5点追加で、0対8

エース格ではない、まだこれからの投手。でも、見栄えの悪いカープの数字をここで少しでも穴埋めしておこう。それでもまだ得点数はリーグで唯一の二桁、96点(阪神は141点)。全然足りてない!


慣れない大量援護を得たからと言って、上ずらないのが栗林。

昨日、初ホームランの持丸が6回、2号ソロ! 私はまだ持丸の輪郭がつかめてないのですが、こんなに打てる人だったの? う、打てる捕手?

7回、小園フォア、坂倉2塁打、平川フォアで1アウト満塁。矢野の犠牲フライで10点目


ヒーローインタビューは先制3ランの菊池ではなく、連日弾の持丸だった。若手に譲ったのかな? 持丸、声、いい。

ファンをこんな幸せな気持ちにしてくれる栗林、すごいな。栗林に先発転向の提案をしたことだけは、新井さんグッジョブ。

試合が終わり、栗林と秋山が並んでグラウンドに向かうその一角だけ見ていると、三連覇していたときの「大人のカープ」を感じた。

貴重な二人。あとはお子さまや(成熟してないベンチは言うまでもない)。


今日はNHKで全国放送。スタジアムの子どもたちに「注目する選手は?」と聞いた企画では、坂倉が断トツだった。やっぱりファンは見ている。

それくらい、ここ最近の坂倉の打つ感じがすごい。

大量得点の翌日はアレなカープですが、明日はお休み。いつものジンクスはリセットされますように。

2026年5月5日

延長12回、勝ちたかった。チャンスで再三凡退も、無失点リレー&若手のびのび


5月5日(火)、DeNA戦(横浜スタジアム)、延長12回、5対

勝ちたかった。勝てなかった。いまだDeNAに1勝もできず。

今日、大瀬良大地と佐々木泰が登録抹消。林晃汰がやっと昇格(益田武尚、工藤泰己も)。待つことも大事で、判断はいつも難しいが、中村奨成以上に引っ張っぱりすぎた佐々木。

入れ替えで、湿った空気が少しカラッとしたか、若い選手が動いた。


1回、秋山翔吾、東克樹から9球粘る。度会隆輝のフェンス激突ジャンピングキャッチに阻まれたが、若い選手へのメッセージを感じる。

スタメンに7番ショート矢野雅哉(また小園海斗サード、ぶりぶり)。なんで矢野! 相手ラク! 

と思ったが、引き締まった守備、2回にはタイムリーからの3盗まで、ハッスル(懐かしい語感)していた。

今季初スタメンの石原貴規、2回のバント失敗はいただけなかった。

坂倉将吾、菊池涼介連打の後、平川蓮がバント失敗したのだが、山本祐大の悪送球で1点先制したのに、そのあと流れが止まったような既視感。


4回、秋山が宮﨑敏郎の打球を落球(ドライブかかっていたのかも)。からのフォアにヒット、ルーキー成瀬脩人の3点タイムリーで、あっというまにひっくり返され、また既視感。

センターが本職だった秋山、レフト(やライト)でときどき苦戦。

6回、林琢真2ランで、5対2。

テンポよかった床田寛樹、6回5失点(自責2)で降板。


だがしかし、7回、坂倉2塁打、菊池ヒット、平川2点タイムリーで、5対4!これもまた昨日の既視感。平川の、のびのびガッツポーズ、出たー。

ここで矢野に代えて、いい場面でモンテロ! も、空振り三振。あ……。

だがだがしかし、9回、途中出場の持丸泰輝が山﨑康晃からプロ初ホームラン! よくやったー。同点だー


互いに決着つかず、延長戦に突入。これが下位チーム同士の現実。でも、その背中合わせに互いのリリーフリレーの健闘があった。

11回、代打前川誠太、今季初ヒット、よっしゃー! 新井さんもベンチで深くうなづく。

秋山が必死で走り内野安打もぎとり、代打二俣翔一も内野安打、しぶとくつなぐ。2アウト満塁で、小園は内野ゴロ……。

打撃が上向いてきた小園、今日はそろそろ東キラー復活かと待っていたが、ノーヒット。なんか今日は開幕前後の襟足伸びていたときの負のオーラが漂っていた。ヒゲを、剃れ!


ともあれ、7回からの鈴木健矢遠藤淳志ハーン(出番なくてお待たせしました)、中﨑翔太髙太一と、試合の土台を守る無失点リレーは見ごたえあった。

12回、吉野光樹の前に、坂倉も菊池も平川も空振り三振。勝ちが消えた。

12回裏、最後は森浦大輔が三者凡退。負けはなくなった。森浦、石原貴規と組まなければいのでは?

今日も試合後、秋山はベンチでヒリヒリした顔。自らのエラーが失点につながり、思うところあっただろうけど、打席でも、ベンチでも、戦っている顔をしていた。
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2026年5月4日

坂倉の満塁弾を台無しにした大瀬良、今季最低の試合


5月4日(月)、DeNA戦(横浜スタジアム)、11対。2連敗。

始まりはとんでもなく素晴らしかった。

1番秋山翔吾ヒット、2番菊池涼介フォア、3番小園海斗ヒット。ノーアウト満塁で、いまバットがのってきた4番坂倉将吾が、先制の満塁ホームラン!

これで勝ったと思わないようにな(カープそういうとこある)。思えば4月12日のDeNA戦、4点とって逆転された試合があった。つーか、DeNAにここまで5連敗。1回も勝ってない! 

今日は何が起こるかわからないような風が強い日。まさかこんなことが起きるなんて。


大瀬良大地、1回を三者凡退。援護を受けて、少し余裕を持って投げられる状況をつくってもらったのに、2回、大惨事が。

佐野恵太、山本祐大に連打、勝又温史のショートゴロで1点蝦名達夫、林琢真連打で、3点目。ピッチャーの竹田祐にも打たれ、三森大貴のセカンドゴロで同点に。はぁぁぁぁ?

坂倉の満塁弾が台無しだ! こんな投球されたら、野手はやる気が失せてしまうんじゃないかと思うほどの。もう即刻、登録抹消!

玉村昇悟や森翔平だっている。髙太一にはリリーフで便利に使うんじゃなくて、先発してほしいくらいなのに。

大瀬良にはずっと優先席が与えられているような感じがしている。当分、帰ってこなくていいです、くらいの気分。


もう代えてほしかったが、3回もマウンドに。フォアを皮切りに、2失点で6対4、とうとう勝ち越されて途中降板。

今日、1軍昇格の辻大雅に交代。準備不足だったのかどうなのか、4回、三森大貴に2盗3盗決められ、蝦名達夫の1号2ランも出て、あれよあれよと5失点

このとき仕事しながら見ていたのだけど、まともに見る気になれず、「雨が降ってる……」と自然現象でも眺めているように、失点の気配だけ感じてた。でも、5点もとられていたとは。


5回、秋山の2号ソロ。秋山は諦めてない。みんなも続いて。

8回、ランナーがいない場面で、代打モンテロ。もったいないな。デッドボールで出塁したのに代走なし。この後、ファースト守らせるから? にしても、足遅いのになんでなんで。

小園ヒット、野間フォアで、2アウト満塁。平川蓮、押し出しで11対6、モンテロゆっくり帰ってきた。

結果的には代走出さずにすんだが、ベンチから勝つ気が感じられなくて、信じられなかった。


ここでもう一押ししたい満塁で、佐々木はセカンドフライ。それこそ、ここでコンタクトのいい前川誠太という手もあったのでは?

佐々木を育ててようとしている(球団の? 新井さんの?)気持ちはわかる。育ってくれたら、それは嬉しい。

まわりからの佐々木の評価は高いようだが(スイングが強いとか)、そこまでの選手なのかどうか。いま調子が悪いから手のひら返ししているんじゃなくて、昨季から、私は佐々木についてはずっと様子見。

ものすごくなんとなくだけど、佐々木は自分が目立つことで精いっぱいな感じがする。若い選手はそういうものかもしれないけれど。


9回、代打前川、フォア。モンテロ4号2ランで、11対8! モンテロ~。

小園ヒットで、2アウト満塁。セーブシチュエーションになったところで、山﨑康晃に交代。

カープ、まだ抗え! 坂倉との勝負は見ごたえあったが、7球目、インコースに決まって坂倉身動きできず。

数字だけみると、11対8。かっこうはついたが、大瀬良なんてことしてくれた。

敗戦後、ベンチで秋山の顔はヒリヒリしていた。こういう顔つきの選手がもっと増えないと。
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2026年5月3日

新井さんに聞いてほしい池山監督の言葉


5月3日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、雨のため試合中止

ほんとなら、栗林良吏と髙橋宏斗の投げ合い。3月29日、1対0で投げ合った二人(カープの1点は中日のエラーによるもの)。

先発に転向して初めての登板でマダックス達成した栗林に、試合後、宏斗がベンチから拍手を送っていた忘れられない試合。

今度は二人がどんな投げ合いを見せてくれるのか、見たかった。でも、点を取らない打線、拙いベンチ采配を見なくてすんで、ホッとしている。

試合見なくてホッとだなんて、客商売として問題ありあり。新井さんは野球をつまらなくしていること、自覚があるんだろうか。


村上宗隆がメジャー移籍、最下位予想断トツだったヤクルトが開幕から快進撃。いま、阪神と首位を争っている。

立浪監督のとき、中日も開幕ダッシュ、のち失速、3年連続最下位で終わったことがあった。ヤクルトもそうなる可能性も……と様子見していたが、今のところ善戦中。

池山監督の「明るさ」も、チーム好調の要因の一つと言われることもある。それを言ったら、1年目の新井さんもかなり明るかった。中日の井上監督も就任したとき、監督の明るさをプラス面と評価する人もいた(立浪監督との対比もあったかもしれないけど)。

中畑清さんがDeNAの監督をしていたときもムードはいいなと思った。が、下位で終わった。そらそうだ、編成の問題とかあるし、監督が明るいから勝てる単純な世界じゃない(中畑さんのことは好きです)。


先日、『週刊ベースボール』(2026年4月20日)で読んだ、池山監督の言葉がすごくよかったんです。

「(一軍監督は)寿命を縮めてもやりたい職業」

監督やコーチは批判にさらされることも多いし、割に合わない仕事。と、今や現場でユニフォームを着るより、解説やタレント的な仕事を選んでいる元プロ野球選手もいる中、ハッとした。

寿命は縮まらないでお元気でいてくださるといいなと思いますが、その覚悟。


とてもうらやましかったのが次の言葉。

打ち勝つチームをつくりたい。理想は当然、打ち勝ちたい。一振りでホームランが入るというところは自分も経験しているし、そういう野球を目指せるかというところはこれからの自分の宿題でもある」

新井さんも一振りでファンを魅了したスラッガーだったのに(2017年、神宮球場の七夕の逆転3ラ~ン)。

なぜ、9回の守備固めだけのために矢野雅哉を大事にベンチに置いておくんだろう。


最初は「打つ喜び」が強かったけれど、だんだんと「勝つ喜び」を感じて勝利への執念が出てきたという、次の言葉がまた感動的。

「自分の一投一打を積み重ねていって、優勝の2文字に変わった瞬間、あの一瞬のために頑張ってきていたんだなと感じた。優勝が一人だけじゃなくて、チームのみんなの喜びに変わると知った瞬間、ダイヤモンドの中で打ったり、守ったり、投げたり、走ったりというのがみんなの幸せを握っているんだなというのはつくづく感じた。優勝がプロ野球の一番の喜びだった」

くぅ。「幸せ」という言葉から、木村元彦さんの『労組日本プロ野球選手会をつくった男たち』(集英社インターナショナル)に書かれていた、田尾安志さんのことを思い出した。

最下位になるのはわかっていたけれど、自ら楽天の監督に名乗り出た田尾さんは、「地域のために将来のために、監督というのは選手やファンを幸せにするために存在するんだ」と言っていたのだそうです。くぅ。染みる~。


2軍監督を6年務めてきた池山監督。「人気者を置いとけ」みたいな、コーチ経験なしでいきなり新井さんを抜擢する球団の姿勢からして違いは生まれているけれど。

池山さんが明るいだけで今のヤクルトの勢いがあるんじゃないことが伝わってきました。

雨で拙い試合を見なくてすんでどこかホッとしてるって、なんにも楽しくない。それプロ野球じゃない。