2024年12月6日

500人の選手が選んだ守備の達人1位は矢野! 来季ショート小園二俣どうなる?


恒例の「プロ野球珍プレー好プレー大賞2024」が12月5日に放送された(2015年から番組名の頭に「中居正広の」ってついてるんですね)。

一番見たかった「好プレー」は、一番最後。珍プレーもいいけど、好プレーこそプロ野球の醍醐味。何なら全編好プレーでもいい。「熱盛」特集みたいなのが見たい。ごはん何杯でもおかわりできます。

ベスト10のうち、ベスト3以外はほぼワンプレーの映像を紹介して終わり。え〜、もっと見たかった。いいプレーこそ、最高のエンターテイメントなのに、フジテレビめ。


2024年の現役プロ野球選手500人が選んだ守備の達人ベスト10はこちら。

10位 田中幹也(中日)
9位 村林一輝(楽天)
8位 桑原将志(DeNA)
7位 森敬斗(DeNA)
6位 今宮健太(ソフトバンク)
5位 菊池涼介(カープ)
4位 吉川尚輝(巨人)

今宮、菊池、健在です。


3位 万波中正(日ハム)、イチローを彷彿とさせるレーザービームにほれぼれ。

2位 源田壮亮(西武)、無駄な力を感じない軽やかな美しさにうっとり。

はい、ここまで来たらもう決定、やったー!

1位 矢野雅哉(カープ) ドドドン!

菊池も矢野を推していたという栄誉。


ゴールデングラブ賞に続き、矢野、さらに知名度が。12月1日の「石橋貴明のGATE7」(TBSラジオ)でも、今年のドラフトでカープが宗山塁を1位指名したことにタカさんは驚いていた。「セ・リーグナンバーワンショートの矢野がいるのに」と。

11月の時点では、「矢野は頑張ったけど、まだレギュラーじゃない」と、二俣翔一とのショート争いを匂わせていた新井さん。(「中国新聞」)

その数日後、矢野はゴールデングラブ賞を獲得。カープは変わりますとか、好き嫌いで起用しないとか、発言を額面通りに受け取れない新井さんなので、どうなるかなと思うが、このショート争いに小園海斗は入っているのだろうか。

プレミア12で、吉川尚輝に代わってセカンドをこなした小園。新鮮な景色だった。小園も二俣も応援しているのでポジション争いが悩ましくも楽しみ。菊池もまだまだ見たい。


来季から背番号が変わる小園と矢野。球団に愛されてる感たっぷりの矢野は、61番から4番へ。

昨オフに「4番がほしい」と志願していたという矢野。早くも希望がかなったんですね。

「(前任者の)小窪さんは選手会長としてチームの中心選手だった。僕もいずれはそういうふうになりたい」(「デイリースポーツ」)

先輩へのリスペクトが伝わってきます。

三連覇のとき、小窪のキャプテンシーというか、名幹事ぶりは聞いていたけれど、プレーヤーとして一番いいときを知らないため、矢野の喜びが伝わりにくい。フォアをゲットしてガッツポーズしているイメージが強くて。ごめんなさい!


51番から5番に変わった小園。球団の矢野に対するものとは若干の温度差を感じたが。1番が合うな〜と思ったが。

「僕がいたときから、(僕の)後につけたいと言ってくれてた」という西川龍馬の言葉を聞いて、そうだったの?! 小園も希望がかなったなら、それはよかったかも。(「中国新聞」)

日本代表(若手の部)に選ばれ、プレミア12決勝の台湾戦に敗れ、さらに自分の力を育てることを強くイメージしている小園。それはチーム内にとどまらず、さらに遠くを見ている気がする。

小窪のようになりたい矢野は、チームの中の自分をイメージしている。

矢野の守備の素晴らしさに拍手しつつも、小園と矢野を同じ立ち位置には考えられないの。
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2024年12月4日

ファン目線の改革を! DeNAとカープのスタンスの違い


12月2日、坂倉将吾は契約更改で、球団に暑さ対策についても要望を伝えた。(「日刊スポーツ」)

12月4日、選手会長の堂林翔太は、契約更改で20項目以上の要望を出した。ここでも、「打撃ケージに日差し避けを設置」「球場に隣接する室内練習場の冷房完備」など、暑さ対策への提案があったようです。(「サンスポ」)

まだ夏も真っ盛りの9月7日に、もうデーゲームやってたマツダスタジアム。これはちょっと異常。みんな、もっとガンガン言っていこう(ファンも)という大問題。


ですが、ナイターゲームの時期を増やすことについて、「要望は出すが難しい。営業のこともある」と、阿部慶二球団部長。(「サンスポ」)

これは変える気ないな。選手やお客さまファーストではなく、あくまでも自分たちの都合、目先の営利優先なんだな。こういう企業は伸びませんね。

諸事情はあろうと、そういうことしてたら、地元ファンに愛されてると慢心してたら、そのうち返り討ちにあいますよ(お客さま、減りますよ)。あ、地元の一定数の熱心なファンがいればいいから、伸ばすつもりはないのか? それ、オワコン。


以前、ブログで、南場智子さんがDeNAのオーナーになって、横浜スタジアムを訪れたとき、まず「女性トイレをきれいにしよう」と提案したという話をご紹介しました。

TBSから球団を買収して、5年で黒字化。業績好調のようです。

それを支えているのは、ファン目線の改革。という素敵な記事を家族が教えてくれたので、ぜひご紹介したい、ドーン!(「日経ビジネス」)


「試合結果にかかわらずインタビューを受けることを、監督に約束してもらっている」という南場オーナー。

そう言われると、何度も見たことある。負けた試合後、辛そうながら言葉を絞り出している三浦番長の会見。

阪神の前岡田監督や巨人の阿部監督は、試合後に会見を開かないこともあった。負けたからと個人的な気分で会見しないのは、ある意味職場放棄。

その点、新井さんはどんなときでも会見してくれます。そこはいい、そこは。


DeNAは毎年、キャンプ前に、新人選手を本社に招くイベントがあり、南場オーナーはそこで新人たちに伝えるそうです。

プロ野球選手として名前が知られるようになると、いろんな記録が残っていく。活躍する記録も、そうでない粗暴な行動や態度についても(中田翔〜)。それは自分の将来にダメージを与えることにもなる。

「ファンの皆さんに対する感謝の気持ちをしっかり感じて、かつそれを行動に表してください。これができない人に対して、私は寛容ではないです」と。


引退後のセカンドキャリアも意識した行動をとって、という新人へのメッセージ。

社会経験も少なく、チヤホヤされてきたかもしれない若い選手たちに、こんな言葉をかけてくれる大人が身近にいるというのは大事なことだと思った。

なんかもう、球団としての姿勢の違い感じる。ファンサービス一つとっても。

好きなチームは、選手だけでなく、監督やコーチ、経営陣も尊敬できたらいいのになと思う。経営母体も、現場も、変わらないカープに、ため息が止まりません。
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2024年12月2日

坂倉が契約更改で暑さ対策要望、ところで新庄監督って違うわ


12月2日、坂倉将吾が契約更改。2500万プラスの1億5千万円。他球団ならどうだったんだろうと毎回思う、金額が妥当かどうかわかりかねる、渋めカープ。

前半、打撃低調だった坂倉。あれがなければ、もっとポーンと跳ねたか。チームの成績も・・・。

球団には暑さ対策も要望。よくぞ言ってくれた。というか、みんな言おう。(「日刊スポーツ」)


「失速の原因が個人にあったとしても、チームとしてどうにかしないといけない問題ではあると思う。球団としていいサプリメントがあるなら入れたりとか、そういうのも大事になるかな。睡眠、食、すべての面で良くなっていけばいいんじゃないかなという話です」と。

ん? 「夏場のデーゲームはやめてほしい」って、はっきり言ったのかな(もはや夏場というのは6月や9月も含みます!)。

選手はもちろんのこと、お客さまに、ようあんな環境で観戦させるなと、昨年同様おののいてました。身の危険を感じる。サービス業として常軌を逸してる。ぜひ変革を!


日曜の朝の野球のひととき、「石橋貴明のGATE7」(TBSラジオ)。12月1日の放送で、ちょっとうなる話を聞いた。

この日のゲストは伊集院光さん(日本ハムファン)、カンニング竹山さん(ソフトバンクファン)、ナイツの塙宣之さん(巨人ファン)。

千葉・鎌ケ谷にある日ハムの2軍施設を北海道に移転させる話が持ち上がっているそうですね。1軍と2軍が近いと、調子のよい選手をすぐ呼べる。メリットも大きい。

エスコンフィールドに本拠地を移転して、収益が右肩上がりの日ハム。おかげで外国人選手にお金使えるようになったり、いい方向にまわっている。

北海道に2軍施設を新設すると、地元への経済効果も大きい。


ただ、新庄監督は冷静に考えているそうです。いろんなところから誘致してもらえるのは嬉しいけど、北海道まで2軍選手を移動させるのは、他のチームに経営面で迷惑かりますよ、と。くふうハヤテなど、2軍しかない球団の負担は大きいです。

ちなみに、こんな記事見つけました。日ハムの2軍は千葉にあり、ロッテの2軍は埼玉にある。

カープも2軍の練習場が1軍と近いといいのになと思ってはいたが、ロッテの2軍施設の状態がけっこうなものだそうです。ほほぉ。よかったら読んでみてね。


空飛ぶバイクで登場とド派手な演出が好きだったり、ガラポンで打順決めたり、なにかと話題を提供してきた新庄監督。

最初、監督やるのは1年だけかと思ってた。ところが、3年目にしてリーグ2位。来季も続投。ただのお調子者ではなかった。もし1年で終わっていたら、こんな景色は見られなかったかもしれない。

楽天の今江監督は1年で解任された。せめてもう1年見たかった(佐々岡さんは1年でよかった。のに3年も引き伸ばしよって、球団め〜)。

新庄監督の野球界に対する視野に感服しました。なかなかの人です。

マツダスタジアムも、ビジターチームには浴槽がないとか、ほんと失礼。自分たちのことだけしか考えてない器の小ささ、渋(しぶ)。
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2024年12月1日

カープだったら下克上できた? DeNA優勝パレードに遠い目


11月30日、DeNAが日本一の優勝パレード。好天のもと、ファンの方たちでびっしり沿道を埋め尽くされたパレード会場、幸せそうでした。

え、パレードするの?と最初は驚きました(だってリーグ3位)。

でも、ファンと選手、監督に南場オーナーらが一緒に喜びあっているのを見て、やらない方が無粋なのかもという気持ちにさせられた。選手も球団も、「来季こそは正真正銘の日本一に」という胸の内あってのパレード。


今年の日本シリーズ、リーグ覇者同士ではなく、貯金42のソフトバンクと貯金2のDeNAという格差ある対戦だった。

予想を覆して、DeNAの選手とベンチからは「諦めないで勝つ」という気概が伝わってきて面白かった。見ていて気持ちよかった。

幻のソフトバンク・巨人戦より面白かったんじゃないかと思ったほど。


私はかつての王道の日本シリーズがいい、CSなくていい派だったんですけど、このシステムはたぶん変わらない。あるならあるで別物として楽しもう、サッカーのルヴァンカップみたいに。

と、毎年言い聞かせているんですが、見たら見たでそれなりに楽しんでたりもする。野球の試合が見られるのはやっぱり嬉しい。

その年のプロ野球の発展に貢献した監督や選手に贈られる正力賞も、三浦監督が選ばれた。

「何のためのペナントレース?」というファンの批判の声もあったらしいけど、あの最後のDeNAを見せられたら、今さら小久保監督や阿部監督に差し上げられようか?


2連敗してからの第3戦、足の負傷から間に合わせた東克樹が、打たれても打たれても、7回1失点にとどめ、勝ちに導いた。こういう人をエースと呼びたい。

外国人選手のジャクソンとケイもよかった。中川颯、坂本裕哉、伊勢大夢らリリーフ陣も緊迫感ある試合で力を出した。

桑原将志が攻守で覇気のあるプレーを見せた。


もしカープだったら、下克上できただろうか。

シーズン中のことを思うと、試合をやるからには勝つ、そんな諦めない姿勢で戦っている様子がちょっと想像できなかった(実際やってみたらどうだったかはもちろんわからないですけど)。

DeNAや、プレミア12で優勝した台湾に感動したのは、勝ちを取りに行く姿勢を選手とベンチが見せてくれたから。

プロなんだから、試合に勝ちたいのは当たり前。なんだけど、それさえ伝わってこないことがあったから、カープには。来季はそんなファンの気持ち、覆してくれるだろうか。


ソフトバンクも11月24日に優勝パレードしていたんですね。巨人はなかった模様。

日本ではいろんなスケジュールの関係で(プレミア12もあったし?)、11月下旬になったのでしょうけど、え、今頃?感たっぷり。

10月30日(現地時間)にワールドシリーズ優勝を決めたドジャースは、11月1日には優勝パレード。逆にこちらは、え、もう?という速さ。

ホットなうちに、興奮さめやらないうちに、とっととやってしまう盛り上げ方のうまさ。ここでも日米の球界の違いを見せつけられる。

カープ、2016年の優勝パレードは11月5日(日本シリーズが終わったのは10月29日)。わりと早く開催された? うんうん、よしよし。ハァ・・・(遠い目)。
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2024年11月29日

カープの体制は変わりませんが、選手の背番号は変わった


おぉ。11月29日、カープが背番号の変更を発表。

床田寛樹 28番から19番
小園海斗、51番から5番
矢野雅哉 61番から4番
羽月隆太郎 69番から00番


かねてから、野村祐輔と球団に「19番を受け継ぎたい」と伝えてきたという床田。(「日刊スポーツ」)

床田は野村が引退を発表したとき、こんなふうに言っていたんです。

「僕がプロに入って技術的なことを一番聞いた先輩。間の取り方とか、カーブを磨きたいと思ったとき、すごくわかりやすく教えてくれた」(「デイリースポーツ」)

「(アドバイスが)すごく的確。ほぼほぼ、野村さんに教えてもらったことをやっているという感じ」(「朝日新聞」)

床田が野村のことを尊敬しているのが社交辞令でなく伝わってきて、すんごくいいなと思った。これを読んで、野村にコーチになってほしいと強く思った(そして実現)。

床ちゃん、よかったね。来季は名実ともにカープのエースとなって、タイトル獲ってほしい!


ゴールデングラブ賞も受賞して、今季ブレイクした矢野が4番に。

矢野が球団から期待されてるのが、寵愛を受けてるのがわかる。わかりすぎて、ちょっと引く(球団に)。

4番の前任者は小窪哲也コーチか。それでちょっと引き具合が落ち着きました。


羽月は曽根海成から引き継いだ00番。曽根の分も走ってね。近年では2021年に代走で盗塁王になったロッテの和田康士朗(24盗塁)もいる。目指せ盗塁王。

ちなみに今季の盗塁、セ・リーグでは阪神の近本光司が19でトップ。パ・リーグの周東佑京41に比べると、さ、寒いです。

矢野と小園が13で3位、羽月が12で4位。寒い中にも上位に食い込んだ3人。プレミア12でもどんどこ走っていた小園。盗塁数トップのチーム目指してね。


で、小園です。51番に愛着ありましたが、一桁は時間の問題だった。

1番かと思った。5番でしたか。長野久義からの西川龍馬の5番。小園はそんなもんじゃないと思うんですけど。前田智徳からの鈴木誠也の1番がよかったな〜。

こんなところにも、少し、球団の、矢野と小園への温度差を感じて(勝手に)ちょっと引く。

1番つけて、さらに突き抜けてほしかったな〜。日本代表(若手の部だが)の小園はそんな球団のチマチマッとしたこと気にしないで遠くを見ていると思っているが、まわりに評価されているという空気の後押しがあった方が選手はやりがいがあると思うの。井端監督の小園への評価の方が、スッと入ってくる。


ドライチの佐々木泰が10番。期待大きいのね。シーズン始まらないとわからないが、仮に宗山塁とて結果を残せるかどうかまだわからないが、中盤振る舞いくらいに感じました。

来季に向けて、球団及び新井さんからの変化の便りは届かずじまいだったオフですが、背番号の変化はあった。

背番号って、選手と球団とファンの思いがつまってるなと、あれこれ思う。
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2024年11月28日

カープ、ベストナインもゼロ・・・やっぱりタイトル獲りたい!


11月25日にはベストナイン、26日にはMVPと新人王が発表。カープからは選出ゼロ。

4位のチームにMVPは論外としても、ベストナインには次点に迫る選手もなし。オールスターのファン投票で選ばれた選手がゼロだったときもだったが、さびすぃものです。

一縷の望みをかけた新人王、黒原拓未は41票で、船迫大雅190票に及ばなかったけど、唯一の2桁得票で次点。うむ。


DeNA戦との開幕2戦目、右肘の張りで登板回避した森下暢仁に代わって登板した黒原。先頭打者・度会隆輝への頭部危険球(即退場)がなかったら、黒原の今シーズンはどうなっていたのかわからないところが、ちょっとドラマチック。

2年前の吉川尚輝に続く、ショッキングな展開。どうなることかと思ったが、先発ローテ埋まっていてリリーフに回ったが、徐々に勝ちパに近い存在になって、今季53登板。

頼られすぎて、え、こんなとこで登板? また黒原? もうちょっといい場面で出して。と思うことも終盤あったが、チーム状況よかったら、新人王の可能性もなくはなかった。森下、栗林良吏に続いて、カープドライチ新人王ありかも? と、ちょっとだけ思わせてくれた。

王には選ばれずとも、頼れる選手が一人増えて(貴重!)、カープファンとしては嬉しかった。


パ・リーグは西武の武内夏暉がダントツの242票で選ばれた。防御率はリーグ2位だし、10勝はエースの今井達也と並んで勝ち頭だったし、文句なしの選出。

それこそ獅子奮迅、孤軍奮闘、今年の西武の希望の星でした。五月人形のような面立ち(お肌もツルツル)にもつい目がいった。おめでとう!

今年は、ゴールデングラブ賞に秋山翔吾と矢野雅哉が選ばれたことが、ささやかな喜び(でもベストナインまでは遠かった)。


でも、上記の賞は記者の投票によるものですから、主観や温情も混じります。その点、タイトルは数字によって決まるもの。

そして今年はカープのタイトルホルダーはゼロ、さびすぃ。

タイトルは、選手にとっても、チームやファンにとっても、誇らしい。選手の野球人生にもかかわってきます。一生プロフィールに残ります。

投手のタイトルは、野手以上にベンチの采配が大きく影響する。なんでここまで引っ張る? とか、登板過多で疲れが投球に影響する、とか。

栗林もセーブ数ではマルティネスに迫っていたが、終盤のチームの大失速も響いた(栗林は9月11日の巨人戦、9回9失点の端緒を自ら作ったが)。あれ、おかしいな。中日、最下位なのに。


投手の成績はチーム状況が、打線の援護がもろに影響するので、やっぱり最優秀防御率を狙うしかないです、カープの投手の人は。

監督やコーチは、選手の大事な野球人生を預かっているって脳に刻んで仕事してほしい。広い視野で、選手を見る目がある人でないと務まらない仕事。

でも、チーム(打撃)成績に関係なくお仕事いただけるカープのコーチ。サークル活動か。サークルの元締め(新井さんのことではないですよ。そんな権力ないし)、代わってくれないかな。プイ。

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2024年11月26日

コーチングスタッフ変化なし、さすが優勝目指さない球団


11月24日、プレミア12決勝戦の日に、やっと来季のコーチングスタッフ、発表されましたね。

調べてみると昨年も発表は11月24日でした。「おっそ」と感じたのは、何かしらの「変化」があればいいのにと待っていたから? 

待たされたわりには、変わりなし。2軍の福地寿樹打撃兼走塁コーチがヘッドコーチを兼ねるというオプションはあったが、1軍2軍とも全員留任

11月19日、野村祐輔の3軍投手コーチ兼アナリストの発表があっただけ。


やっぱり予想どおり。お得意の1軍2軍入れ替えさえもなしときた。これは予想以上の変化なし。さすが優勝狙ってない球団だけある。このままでいい、と。

9月の大失速は、選手の力不足もあったとしても、他球団なら監督コーチが責任とる問題が出てもおかしくない事態。

優勝逃してもどこ吹く風、さすが(これ以上言うまい)。

お友だち内閣続行。新井さんは新しい風(視点)を与えてくれる人を招聘する考えはなかったのか。監督は中間管理職みたいなもので、これは球団の意向なのか。

どっちにしても、球団を動かすほどの提案はなかったんでしょうね。「カープ変わります」宣言した新井さんだったけど、これは来季あんまり期待できないかも(選手には期待しますよ)。


シーズン終わって、カープへの関心がどっと薄れています(ここまで薄れたこと、今までなかった)。11月23日のファン感謝デーで発表された「遮二無二」というキャッチフレーズにも、ふ〜ん。

12球団、毎年発表されているキャッチフレーズ。これって必要? ファンサービスの一つでもあり、球団からのメッセージなのかもしれないが、もっと別のメッセージがほしいです。

球団や監督に対して関心が持てなくなってるけれど、なに発信されても信用できない感じがあるけど、選手に対しては違います(おそらく選手にも関心なくなったときが、カープファンでなくなるとき)。


プレミア12での小園海斗と坂倉将吾は記憶に残った。

2番バッターとして、のびのび安打で来た小園。最後の台湾との決勝戦では、初球見逃しあり、気持ちが入ってないように見えるスイングもあり。あのスイング、シーズン中、チームが低迷しているときに時どき見かけたやつ。

「悔しいです。何もできなかった。完全に力がないことを痛感した。またリベンジしたいです」と、試合後に小園。

カープだけにいては経験できなかったことを糧にして、さらに上を目指してほしい。チームを引っ張っていってほしい(ベンチは当てにならないので)。

山本祐大がいたら、坂倉は今回正捕手だったのかは気になるところだが、リードする姿は凛々しかった(でも未だ、パスボールと牽制の送球は不安です)。打撃でも結果出した。来季はチャンスで打てる人になってほしい。


シーズン終了間もなかったプレミア12、シーズンのコンディション優先で招聘を辞退した選手もいたとか。

それはそれでプロとして非難されることでも何でもないけれど、そんな中、プレーすることを選んでくれた選手たちにありがとうございますって言いたいです。

もしかしたら自分たちを格上と勘違いしてしまうような全勝モードで進んできてしまったけど、最後の台湾戦、負けたけど面白かった。台湾選手に力感じた。最後にヒリヒリするものを見ることができてよかった。

来季、カープベンチが指揮する試合をどんな気持ちで見るのかな(脳が自分の平穏を守るため、ベンチの存在はスルーしてしまいそう)。選手の足を引っ張らないでほしいな。選手にはベンチを振り切る強さを見せてほしいな。
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