2026年7月3日

つきぬけられないチーム同士、DeNAと延長12回モゴモゴ引き分け


7月2日(木)、DeNA戦(横浜スタジアム)、延長12回、3対

つきぬけられないチーム同士、延長12回でも決められなかった。

上位と下位がパッキリ分かれているセ・リーグ。巨人・阪神・ヤクルトが付かず離れず、首位を争いあう一方で、そこから遠く切り離されたチーム同士らしかった。


森下暢仁は6回3失点
。クオリティスタートだけど、もうなんか別人みたい。

1回、1点先制してもらいながら、2回、梶原昂希のタイムリーですぐ同点。3回と5回、牧秀悟に2打席連続ホームラン

いえ、クオリティスタートなんですけど(2回言った)、めっきりヒリヒリやワクワクを感じなくなった。

打線も打線。ランナーをここぞで返せない攻撃。それはDeNAも同じ。


それでも6月30日の新潟での試合、9回に逆転した。

その試合、乱調でカープに逆転をもたらした山﨑康晃が9回に登場。リベンジどころか、今日もいきなり連続フォアボール。た、助かった……。

山﨑は早々に宮城滝太に交代。その宮城もいきなりフォアボール。

ノーアウト満塁で、名原典彦が犠牲フライ! 大盛穂も、同点のタイムリー!

ここで一気に決めてほしかった。でも決められないから、延長12回までズルズルと。それはお互いさまなんだけど。


試合は22時を過ぎて、鳴り物の応援も終了。声援だけの応援は、8回までのヒリヒリ感のない試合と打って変わって、かえって緊迫感があるようにも思えた。

でも、冷静に考えると、DeNAの不調に助けられ、なんとか同点で終えられた。

12回最後の攻撃、持丸泰輝と二俣翔一が連打。最後のチャンスで、代走から守備固めに入った矢野雅哉の打席で終わるとは。終わると思ったところでちゃんと終わるとは。そら、終わるでしょう。


7回から、辻大雅、島内颯太郎、森浦大輔、ハーン、遠藤淳志、髙太一が無失点リレーしただけに、またリリーフ陣の無駄使いの見本市。

いえ、それは無駄ではないし、尊く感じる。ただ、ほんと決められない人たちだな、と(DeNAもな)。

下位でモゴモゴうごめいているチーム同士らしかった。
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2026年7月1日

コーチ(指導)についての興味深い話……独学の大谷、迷走するカープ


とくにプロスポーツの場合、コーチの存在ってどれくらい大きいのか(小さいのか)、よくわからないことがある。

その競技を始めた頃なら、コーチ(=指導)の大きさは、なんとなく学生時代の部活の経験から感じることはある。独学で(自己流で)やっている人よりは、基礎が出来ていることとか、ヘンな癖がない強みとか、感じることはある。

指導について、大谷翔平の興味深い話を読んだ。(石田雄太「覚悟を持って挑む9年目 ピッチャーへの想い」、『週刊ベースボール』2026年6月8日)


「2度の手術をしたこともあってピッチャーがちょっと遅れちゃったなという感覚はあります。でもバッターが先行したのは、バッターとして活躍していく上での大事な指針というか、太くて強い枝がしっかり出来上がっていると思っているからです」

「僕は小っちゃいころからバッティングについてはしっかりとした指導をしてもらってきて、そのおかげで自分で正解を手繰り寄せる感覚が備わっています

「でもピッチャーの方はほとんど教えてもらったことがなくて独学でやってきたので、その分、思い入れは強いんですが、不器用なところが抜けません。その矛盾が僕のピッチャーへの想いにつながっているのかなと思います」


そうか、小さな頃からバッティングについて指導してもらったことはちゃんと自分の中で活きているんですね。

指導の存在は、やはり大きいんだなと感じさせられた。

投球について、ほとんど独学でやってきたというのは意外でした。自分でいろいろ試行錯誤しながらやっている感じがあるんですね。

もし、投球の方も指導を受けていたら、大谷は今ごろどんな感じになっていたんだろう。

独学であれだけの実績が出せているのはすごいことです。自分の中の引き出しをさぐっている楽しそうな感じも伝わってきます。


大谷にとって、ピッチャーとして出来ることは、まだまだこんなもんじゃないということなんでしょうね。型にはまっていないあの面白さは独学から来ているんだろうか。

どっちにしても、今は打撃の実績の方が先行しているけれど、MLBでも打撃と投球の両方で結果が出せているということは、すごい。

大谷レベルまで行かない普通の(普通ってなんだ?)選手は自分で考えながら、ときにコーチのアドバイスに耳を傾けて、日々いろいろ試しているんだろうか。


身内でコーチを固めがちなカープは、コーチ不毛地帯とよくこのブログでも書いてきました。

選手を見る力のある人にコーチになってほしいのはもちろんだが(それは監督も同じだが)、今、迷走している新井さんに何か進言できる人はいないんだろうか。

スタメンとか、ポジションコロコロとか、代打やリリーフ起用とか、ん? んんん? と思うことが多いカープ。

監督の意思を尊重しているだろうけれど(それは当然のことかもしれないが)、だとしても、あの迷走を止めてくれるコーチはおらんのか~。そこも心もとないカープであった。

9回に逆転、代打佐藤が決勝打! 初めてのヒーローインタビュー!


6月30(火)、DeNA戦(HARD OFF ECOスタジアム新潟)、4対

9回、勝ち越しの2点タイムリーを打った、代打・佐藤啓介がプロ入り初めてのヒーローインタビュー。

初々しかった。慣れてないし、面白いことを言うわけでもなかったけど、「打席に立つ前に綺麗な月が見えて、いい球場で、いい土地で、野球ができているこの喜びをかみしめて打席に立った」という、飾らない言葉がよかった。

2軍で結果を出すのに、1軍ではなかなか結果出ず。それでも期待され、起用され、少しずつ結果出てきて、今日の決勝打! 塁上に出たときの笑顔が何より素敵だった。


「勝敗は運なので気にしていない。防御率は自分で何とかできるので、いかに打者を抑えるか」と話していた先発の玉村昇悟。(「スポニチ」)

そこ。防御率は自分次第でどうにかできる。それがカープ投手の生きる道。でも、援護のなさはやっぱり玉村を窮屈にさせているのかな、と思うところもある。

2回、ヒットにデッドボールもろもろで、3点先制されてしまう。東克樹の日に3失点はきついな……。


と思っていた3回、名原典彦と大盛穂がダブルスチール。大盛が挟まれている間に名原がホームイン、3対1

4回、小園海斗のタイムリーゴロで、3対2

玉村4回3失点(前回は5回3失点)。早い降板にガッカリ。もう少し見たかった。

その後、辻大雅、遠藤淳志、ハーンと、無失点リレーをつないでいくんです。1点ビハインドでハーンが出てきたときには、えっ。と思ったが、明日は移動日で試合なし。追いつくために点を与えないぞ(というよくある実らない)パターンかとも思ったのだが。

8回裏には、同じ状況で森浦大輔を送り込む。えっ、えっ。と、なるのもまた同じ。


9回、山﨑康晃。そういつも抑えられるとは限らないぞ。逆転あったら嬉しいのに。と、よくある希望を捨てずにいたら、坂倉将吾がヒット、小園はデッドボール、代打・野間峻祥はフォアボールと、山﨑が乱調。

1アウト満塁、モンテロは押し出し、同点に。山﨑は伊勢大夢に交代。

ここで代打・佐藤。佐藤って、(最低限の)犠牲フライを打つイメージ、ゼロ(佐藤のことはずっと応援しているんですよ)。

あー。と諦めていたら、勝ち越しの2点タイムリー! やったーーー。チームの勝ち越しも、佐藤の打点も、両方嬉しい!

なおも、今日、守備でファインプレー連発の大盛が2点タイムリー

9回裏、中﨑翔太が1失点しましたが(想定内)、カープ、4位をキープ(レ、レベル低っ。Aクラスに近づきたい)。


サッカー、ワールドカップの決勝トーナメント1回戦始まる。日本はブラジルに1対2で敗れたことをニュースで知る。

前半、日本が佐野海舟のゴールで1点先制し、後半、同点に追いつかれ、アディショナルタイムでもう1点入れられる。

強豪ブラジルに善戦はした。6月28日の阪神戦、髙橋遥人から3点取ったが、その後追いつかれたカープを思う。


いや、サッカー日本代表は個々のレベルが上がっているし、カープと比べることなんてできない。でも、ブラジルからあと2点取れないと勝てなかった。

その差を埋めるために、また試合が終わってからの戦いが始まる、続く。

カープは、球団は、その差を埋めるために、何もしない。変わらない。そこもまた、日本代表と比べものにならない。
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2026年6月29日

憧れるのはやめよう


6月28日の阪神戦、4回には髙橋遥人から3点目をとって勝ち越していただけに、3対12という大敗に終わってしまい、残念でした。眠れるトラを起こしてしまったか。

試合後、「今のナンバーワンの先発投手だと思うので、そういう中から2点先制されたけど追いついて、一時追い越したことはすごく評価できる部分だと思います」と、新井さん。(「デイリースポーツ」)

それは本当にそう。完封覚悟で臨んだ試合、遥人から3点とった。でも、それで喜んでいては勝てないのも事実(実際、大敗した)。


2023年のWBC、アメリカとの決勝戦を前に、大谷翔平が「憧れるのはやめましょう」と選手たちに送ったメッセージを思い出してしまう。

遥人は素晴らしい投手、それは誰もが認めること。だけど、そこを乗り越えないと。

3点とったことを評価して終わっては、始まらない。「負けて当たり前」がデフォルトになってると思った試合でした。


昨日、7回途中降板になった岡本。6回裏の攻撃では代打を準備され、続投かどうかがちょっと曖昧になっていた。

こんな中途半端な状態だったら、7回から投手交代でもよかったのでは? 疲れも見えてきていたし……と思った。

でも、本人は「7回も行かせてくれたのはうれしかった」と言っていた。それならばよかったか……。(「デイリースポーツ」)


「もっと投げる体力だったり、力をつけていかないといけない」とも言っていた。

初めての先発としてのシーズン。ルーキーイヤーの昨年のリリーフもだったけど、投げるごとに経験を重ねて成長が目に見えるところは、とってもいいなと思う。

そういうのはチームメイトもちゃんと見ていますからね(もちろんファンも!)。


1軍復帰が待たれる栗林良吏も、リハビリ期間中、ともにリリーフから先発に転向した岡本の存在は励みになっていたそう。(「デイリースポーツ」)

 「うれしいですし、刺激にもなっています。開幕1軍を2人で争ってきた仲だし、離脱前もそういう会話をしていました。先を越されているというか、今は僕が追う立場。岡本に負けないようにやりたい。岡本の試合を見てそう思っています」

キャリアに関係なく、フラットにチームメイトをリスペクトしているのが伝わってくるのがいいなと思う。


先週、巨人戦で投げる前、玉村昇悟も「岡本にしても、みんな粘っている。自分も我慢強く、丁寧にいけたら」と話していた。(「デイリースポーツ」)

岡本の存在は先発陣の刺激になっている。森下暢仁の刺激にもなって投球にそれが表れてくれるといいのだけど(なんか影薄い)。

明日のDeNA戦、その玉村は東克樹と投げ合う(今度こそ、ボボボボボ←炎)。

問題は、大問題なのは打線、ですね。
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2026年6月28日

連鎖反応みたいに投手決壊、MVPより試合に勝ちたかった


6月28日(日)、阪神戦(マツダスタジアム)、対12。大敗。

これまで投手陣が踏ん張って堰き止めていたものが決壊すると、こうなる……という結果に。

途中からはもう環境ビデオみたいにつけっぱなしになって、あぁ、流れてるな(点取られてるな)みたいな感じになっていた。

月間MVP(6月4勝)をかけた岡本駿と髙橋遥人の投げ合い。もともと岡本は月間MVPを意識していなかったが、森下暢仁に「あるぞ」と言われ、気づいたらしい。

まるで「ノーヒットノーランあるぞ」と言われたとたん、本人が意識し出すのに似ている? 森下、よけいなこと言わんでよろしい。自分のことに集中せい。

プロなら、MVPを狙っていくのもありなんだが、意識したことが投球に作用したのかどうかはわからないが(それくらいで作用するならプロとしてやっていけないと思うが)、今日の岡本、ボール先行だった。よって球数も嵩んだ。


1回、森下翔太の17号2ランで先制される。あー。

直後の1回裏、大盛穂3塁打、菊池涼介犠牲フライで、1点返す。菊池が今日も大人な仕事をちゃんとしていて、どこか気持ち悪い(失礼な。誉め言葉です)。

2回、レフトスタメンの佐々木泰が、同点の3号ソロ。2戦続けて、代打で初球打ち、アウト連発していた佐々木をなぜスタメンに?  と、謎采配に感じていたのに、およ?

4回、石原貴規のタイムリーで、3対2と勝ち越す。


ここまでは善戦に見えたが、1点リードでは。

勝ち投手の権利を得た岡本だったが、6回、佐藤輝明に同点の16号ソロ

6回裏、岡本に打席が回ってきたら代打を出す準備をしていたという中途半端な状態だったのに、7回も岡本続投。

なんとなくベンチの雑な感じが拭えない。

髙橋の代打・福島圭音と髙寺望夢に連打され、髙太一と交代。ちょっと前まで遠藤淳志が準備をしていたように見えたけど、左対策のため?


頼みの髙だったが、中野拓夢に2点タイムリー森下にタイムリーとランナー吐き出し、3対6。こんな日もあるかもしれないが、3点も……。

8回、中﨑翔太は三者凡退。

9回、黒原拓未はいきなりフォアボールに始まり、森下に2点タイムリー、佐藤にタイムリー

鈴木健矢に途中交代。ゲームを落ち着かせるはずの鈴木も、いきなりデッドボールで始まり、木浪聖也タイムリー熊谷敬宥2点タイムリー。

このイニングだけで6失点。はぁぁぁぁ?


9回裏、満塁をこしらえたが、代打持丸泰輝はファーストゴロで試合終了。

岡本、7回途中5失点。ここまで善戦・粘投してきた。たまにこういう日もある……としても、続くリリーフもまるで連鎖反応みたいに打たれていった。なんなん?

月間MVPは選手として名誉なことかもしれないが、それより試合に勝ちたかった。岡本に勝ち星つけたかった。上位チームとの差を少しでも縮めたかった!
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2026年6月27日

名原が村上と初対戦で猛打賞! 村上キラーになって?


6月27日(土)、阪神戦(マツダスタジアム)、対2。

これで阪神に4勝4敗1分け、五分に並んだ。

昨日は雨で試合中止。床田寛樹と村上頌樹がそろってスライド登板という同じ条件。

せめてホームの利を生かしたいと思ったけれど、二人ともランナー出して、両チームとも残塁祭りという序盤。

1番名原典彦は村上と初対戦で、4打席4安打! 3回には3号ソロ! まだ研究されてないとしても、村上キラーになってくれないだろうか。


1回裏、カープは3塁残塁。2回裏、2塁3塁残塁。

こういうの見せられて、床田がまた、「点を取られたら負けるとか思いながら投げるのは結構しんどかった」なんて昨年のように思ってないだろうなと、勝手に気になってしまう。(「スポニチ」)

そういう投手の心情を知ることができたのは貴重に思いつつ、床田、思ってること口に出し過ぎ。

2回、床田はフォアボールとヒットで満塁こしらえ、坂本誠志郎をショートゴロで打ち取った間に1点先制される。あろうことか、石原貴規が1塁に悪送球。むがー。最少失点で済んだが。


2回裏、小園海斗と佐藤啓介が連打。なぜか今日7番の床田には打たせずバントで、石原貴規はサードライナー。

石原、犠牲フライって、知ってるかな? 田中広輔先輩に練習の仕方教わってみようか。

4回、1アウト1塁3塁で、髙寺望夢の打球が床田に当たった間に、坂倉将吾がフィルダーズチョイスで阪神に2点目。

床田4回2失点(自責1)。村上が8回途中まで投げたことを思うと、同じスライド登板同士、マウンド降りるの早かった。


5回、ターノックがリリーフデビュー。佐藤輝明、大山悠輔、前川右京を三者連続三振したのは痛快だった。

5回裏、菊池涼介の犠牲フライで同点に。近年、えーっ。というポップフライが多かった菊池が、今季は渋い仕事見せてます。

6回7回8回は、自慢の遠藤淳志、髙太一、ハーンが無失点リレー


なんだかんだ村上は8回のマウンドへ。先頭打者の名原がまた打ち、菊池がバント。野間峻祥もヒットで、1塁3塁。

ここで、交流戦が終わって以降、ノーヒットだったという4番坂倉将吾が勝ち越しタイムリー! 村上は及川雅貴に交代。

なんとなく、西勇輝にも思うのだが、村上も相手チームを(というかカープをなのか?)小バカにしているように見えるというか。人間、やっぱり可愛げが大事です。打たれてシュンとなった村上を見て、そう思ふ。

1アウト1塁2塁で、ハーンに代打佐々木泰。なんでモンテロじゃないの? と思ったが。予想通り、佐々木は初球を振り、ピッチャーゴロで終わる。またコントにもならない寸劇を見せて終わる。

9回、森浦大輔。高寺にヒットを許したが、中野拓夢は空振り三振、高寺盗塁失敗、ランエンドヒット失敗でカープとしては綺麗に終われた。阪神、元気なかったね。


ヒーローインタビューは、4打席全ヒットの名原と、勝ち越しタイムリーの坂倉。坂倉はいつもあんなふうかもしれないが、今日もテンション低かった。

「声援が力になることも本当にありますし、もっともっと熱い声援をよろしくお願いします」と言っていたが、その前に、熱い声援を送りたくなるようなプレーをでしょう。人間、かわいげが大事です。ファンに応援されるのは当たり前のことじゃないんですから。

それとは真逆で、4安打を素直に喜ぶ名原であった。

明日は、岡本駿と髙橋遥人の投げ合い。強敵。でも、「勝てたら、すごく自信になると思う」。(「スポニチ」)

投げる前から、負けてないのがいい。勝負は何が起こるか、わからない。どこに勝機が落ちているかわからない。連勝したいわー。
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2026年6月25日

カープと西武&ソフトバンク、一振りの決定的な違い

 
明日からマツダスタジアムで、阪神と3連戦。お天気が心配ですが、1戦目の先発は床田寛樹と村上頌樹。

過去に何度も見た、このおなかいっぱいなマッチアップ。阪神に負けることが多いこと自体、もうおなかいっぱい。

打線が打てるようになるのを首を長くして待つ状態から早く脱したい(脱せるものなら……)。

野外スタジアムがホームのカープは雨で試合中止が多く、まだ残り試合数が多いですが、チームによってはほぼ試合を半分終えたところも。

今のところ、セ・リーグは巨人・阪神・ヤクルトの三つ巴。パ・リーグは西武が首位。まだ折り返し地点、この先のことはまだまだわかりません。


ところで、「武田砂鉄 ラジオマガジン」(文化放送)で、西村志野さんが火・木と担当されているミニコーナー。スポーツの基本的なことを教えてくださることが多く、その正統派な感じはリスナーからも好評価。

6月23日、そこで西武について、ちょっと面白い話を聞きました。

西村さんによると、西武はもともとピッチャーはよかった。打てるようになったのがとても大きい。

今季、最初からチームで打てていたわけではなく、序盤はなかなか点が入らなくて苦しんでいた。


転機となったのが4月の中旬のこと。オリックスに3連敗した直後、4月17日(金)、エスコンフィールドでの日ハム戦の前のミーティングでのこと。

西口監督が選手たちに「アウトになってもいいから、初球から積極的に行け」と、ポーンと言ったそうなんです。

どうやら、そこからガラッと変わったらしいんです。


これまでバットに当てにいくようなバッティングが多かったのが、しっかり振り切る(スイングする)選手が増えたという印象が、西村さんにもあるそうです。

「この一言でそんなに変わるの?」と思ってしまいそう。

でも、それだけ選手たちは「打たなきゃ」「結果出さなきゃ」「なんとか当てなきゃ」という、ものすごいプレッシャーの中で戦っているのがわかる、そんなエピソードだと感じたとのことでした。

西武は断トツに防御率がよく、失点が少ない。カープは失点は少ないが、得点もものすごく少ない。200点に達していないのは12球団中カープだけ。


交流戦中、里崎智也さんがソフトバンク打線について、こんなことを言っていた。(「日刊スポーツ」)

「捕手経験者として、こんなスイングされたら、バッテリーはイヤだなとつくづく感じる」

「ファーストストライクからフルスイングしていた。ただ、このチームのスイングはちょっと別次元のフェーズと言える」


一振りで決まるようなスイングと、当てに行くスイングでは、怖さが格段に違う。

カープもどんどん振っていく選手が増えたかもしれないけれど、後者。

試合中によく紹介される、「コンパクトに当てていってほしい」的な新井良太コーチのコメントを聞くたび(それは代々聞かされてきた内容でもあった)、だからダメなんだとも思った。

全然怖くなーい。