2021年6月30日

佐々岡監督という人災


6月29、巨人戦(東京ドーム)、8対11。8回裏にとどめ刺される。

1回、昨日のブログを見てくれたのだろうかと思いたくなるような(なこたぁ~ない)、鈴木誠也が2ランで先制。ランナーがいるときに打った!

1回裏、すかさず岡本和真が2ラン返し。はぁ、またです。大瀬良、援護の直後の失点。

それでも2回、満塁で大瀬良みずからタイムリー、西川龍馬タイムリーで、4対2。なのだが、続く満塁の場面で、菊池涼介がサードゴロで併殺。ここで踏み込めなかったのは、もったいなかった。


3回、坂倉将吾ヒット、林晃汰フォアで、サンチェスは早くも戸根千明に交代。サンチェス相手にもうひと稼ぎしたいところで、サッと切り替える原監督。相手がしてほしくないことをしっかりセッティング。カープは2塁3塁の残塁。

それに引き換え、相手が喜ぶことを止めない佐々岡監督。3回裏、丸佳浩と岡本と坂本勇人が3連続タイムリー。でも、動かない佐々岡監督。あげく、ピッチャーの戸根(昨シーズン、二刀流を試みていた人)にタイムリーを浴びて、この回4失点。

援護を守れず打たれた大瀬良にも腹が立ったが、失点の波を止めようとしない佐々岡監督に、猛烈に腹が立った。

踏ん張れないことが続いている大瀬良。ふつうに考えて、コンディションがよくないのでは。それを見極められずマウンドに立たせ続ける監督とコーチ陣に、無性に腹が立った。

試合後、佐々岡監督は大瀬良のピッチングに苦言を呈していた。自分の采配は悪くなーいとでも思っているかのようなその鈍感さに呆然とする。でも、ここだけで終わらなかった。


5回、鈴木フォア、坂倉2塁打、林フォアでノーアウト満塁。ここでベンチ、珍しく動く。安部友裕に代打・長野久義。長野に3球投じたところで、戸根から畠世周に途中交代。原監督、スッと動く。

長野、空振り三振。丸にタイムリーを打たれていただけに(この後、もっと手痛いタイムリーを打たれただけに)、長野の凡退が悔しい。巨人相手にもっと見せつけてくれないかと毎回思う。

だったが、野間峻祥がタイムリー、代打・松山竜平が2点タイムリー、西川龍馬のゴロで1点と、つごう4得点。8対6と、逆転。

まだ2塁3塁だったが、小園海斗はライトフライ。2回同様、ここでもとどめを刺せなかった。


5回裏は塹江敦哉。新しい試み模索中とはいえ、塹江の調子を思うと、気配は薄曇り。フォア連発で、代打・中島宏之に返され、8対7。

6回裏、コルニエルが三者凡退。7回裏も続投したが、2アウト1塁2塁で、バードが代わって火消し。

8回裏は、森浦大輔。9回裏の栗林良吏につなげますコースなんだけど、登板感覚があいていた森浦。しかも1点リードというプレッシャーのある場面。ちょっと大丈夫かなと案じた。

2アウトの後、フォアとデッドボールが続く。もうここで、予定通りじゃないけど栗林に代えて。でも、動かないベンチ。

丸にタイムリーで8対8、同点に。代えてったら、代えて。次は、岡本だよ。でも、見てるだけ~のベンチ。

そしたら岡本、3ラン。打たれたところで、フランスアに交代。打たれてからじゃ、遅いんじゃぁ。この回、4失点。8対11、事実上、とどめをさされて終了。


またも事が起こってからの交代しかできないベンチに、心がささくれだった。何回、おんなじこと繰り返すんじゃぁぁぁ。何、様子見してるんだぁぁぁ。何度、台無しにしたら気がすむんじゃぁぁぁ。

あまりにも学習能力なさすぎ。これ、お稽古ごとじゃないんだよ。お客さんにお金払って見てもらってるゲームなんだよ。何も考えてない監督、何も進言しないコーチに、立腹立腹です。

球団の方たちは、カープの試合を見ていないんでしょうか。見ていたら、佐々岡監督の舵取りのできなさが目に余るのがわかるはず。なんで放置できるのか、球団のやる気のなさ、見る目のなさにも絶望感。

これまで何度も、お客さんのように試合を眺めている監督とコーチ。諦めの境地に入ったつもりではいたが、また同じことを繰り返されて、これまで以上に気持ちがささくれだった。ドゴーン(怒)。


菊池もですが、今日、小園と林にヒットがなかった。そんな日もあるけれど、あったら活気づく小園と林のヒット。林にいたっては、5打席中、4打席がフォア(4番並み)。

坂倉が捕手のとき、安部ではなく、中村奨成をファーストに置くことはできないんでしょうか。


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2021年6月29日

オールスター、鈴木誠也のコメントにまた思う


6月28日、今年のオールスター、ファン投票の結果が発表されました。カープからは、森下暢仁と鈴木誠也が選出。プロ野球は人気稼業、ファン投票で選ばれるのは嬉しいです。

とくに森下。

セ・リーグからは、1位の阪神から、岩崎優(中継ぎ投手)、スアレス(抑え投手)、梅野隆太郎(捕手)、マルテ(1塁手)、中野拓夢(遊撃手)、佐藤輝明、近本光司(外野手)と、7人が選出。

今年の開催地はメットライフドームと楽天生命パーク、ともにパ・リーグの本拠地。セに関しては、ご当地票の影響は今回なし。阪神の勢いすさまじき、という感じです。

ヤクルトからは、山田哲人(2塁手)と村上宗隆(3塁手)。巨人、中日、DeNAからはゼロ。


そんな中、最弱チームから、先発投手部門でトップ票を獲得した森下。

私自身は、オールスターはテレビ観戦することはあっても、投票したことはないんですけど、カープファン以外にも「森下を見たい」と投票してくださった人もいたということなのかな? 

好投が「勝ち数」となって表れていない現況(防御率にはしっかり表れています!)、見てる人はちゃんと見てますからね、たくさんいますからね、と、森下にエール。


誠也は、外野手3位で、選出。「ありがたいなという気持ちと、ふがいない成績にもかかわらず選んでもらってうれしく思います」とコメント。不甲斐ないという自覚はあるのですね(当たり前か)。

それを表したかのような森下とのポーズ写真が誠也らしい。やっぱりこの人、笑いわかってるわぁ、みたいな。「デイリースポーツ」)

「やっぱりホームランを打ちたい。前回、打てたので、今年もしっかり打てるように頑張りたい」とも。

なんだぁ? カープの試合でも毎回、「ホームランを打ちたい」と思っていますよね、口に出してないだけですよね、ギリギリ。


先日のオリンピック代表選出のときも、
「感動を与えられるようなプレーをしたい」という誠也のコメントを聞いて、カープファンに感動を与えられるようなプレーができていないのに、どの口が言う。と、ドッカーンとなりました。

オリンピックやオールスターはペナントレースと別枠みたいに、イキのいいこと言って。もうカープで戦うことを諦めてはいませんよね、ね、ね?

なんてギリギ反応するのも、スカッと打ってチームを勝ちに導いてくれる誠也を見たいから。お願いします、通常のペナントレースの方も。いや、方こそ。(釘)


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2021年6月28日

森下と栗林の至宝リレー、今のカープにもったいない


6月27日、中日戦(マツダスタジアム)、1対1。

森下暢仁と栗林良吏、カープの至宝リレーに応えられなかった打線。9回中、8回、得点圏にランナーを置きながら、1得点のみ。

26日、連敗は止まったが、珍しく点が入るたび、「明日の森下の試合は厳しくなりそう」と嬉しさ半分だった。大勝した次の日はたいてい負ける。心得てはいたけれど、またそうなった。

試合前、「回の先頭をしっかり抑えたい」と言っていた森下。いきなり大島洋平に2塁打、高橋周平のタイムリーで1点先制。

しかし、それ以降は無失点。4回あたりからは球数も少なくなる。やっぱりこの人はすごい。

前回、6月19日のDeNA戦でも後半にギアがあがり、相手打線が森下に手が出ない状態だったのに、7回で降板。その後、8点リードを1点差にまで縮められるというひどい試合になった。

今日、7回投了時点で100球。新型コロナワクチンの副反応のあった後、ここでまた杓子定規に交代かと思いきや、今日はベンチ、続投させた。森下、8回116球を投げてくれた。


いかんせん、打線が響かなかった。昨日、勝ったのに、やっぱりベンチはまたオーダーを変えてきた。1番野間峻祥、2番西川龍馬、休養の菊池に代わり、1軍昇格した安部友裕が7番。なんで動かす。

1回裏、2アウト3塁で、鈴木誠也がショートゴロ。昨日、打撃好調だった鈴木、早くも走者に人がいると打たない鈴木に戻った。

2回裏、1軍に昇格してきた安部友裕が2塁打。も、石原貴規はセカンドゴロ。

4回裏、2アウト1塁3塁で、安部、空振り三振。

5回裏、ヒット出塁した野間が盗塁決めて2塁に進むも、西川、空振り三振。


6回裏、ようやく動きが。坂倉将吾フォアで、林晃汰が2塁打、1点返す。林、4番でなくなってから、わかりやすいほど打ってくれる。打点を上げてくれる。中日先発・勝野昌慶はここまで。森下がマウンドに残った。

7回裏、森下みずからヒット。野間もヒット。西川のゴロで1塁3塁。ここで小園海斗。も、ライトフライ。うぅ。

8回裏、鈴木ヒットで、坂倉にバント。またバント。ベンチがこういう選択する時点で勝ちを逃している気がする。バント決まって、林ゴロ、安部フォア、1塁3塁で、代打・松山竜平。

ここ、本来なら盛り上がるところ? 打ってくれれば儲けもの、くらいで、なんか打つ気がしない。フェンスギリギリのセンターフライで、森下の勝ちはなくなった。


9回は栗林。森下から栗林へ。夢のようなリレー。カープの中で、ここだけ次元が違って見える。栗林は三者連続三振。しびれた。

せめて栗林に勝ちを。の、9回裏。宇草孔基が内野安打で出塁。よし。野間がバント失敗(ボッ!)。西川打って1塁3塁、ん? 代打・長野久義がフォアで満塁。んんん?

次は坂倉。坂倉、よく打っているけれど、こういうチャンスの場面では期待できないイメージ。この回に限らず、これまで何度も期待は肩透かし。慣れてしまって、覚悟はしていました。セカンドフライで終わり。


昨年と、今年の最初の頃まで、森下が好投したのに負けた日は、胸が痛くて、やさぐれた気持ちになった。でも、消耗感がむなしすぎて、だんだん麻痺してきた。

前回の登板で、あわや大量リードをひっくり返され、森下の勝ちが消えそうになったとき、もう森下に退団を勧めたくなった。

今日も、もう早く行きたいところ(メジャーでも国内でも)へ行けるように、させてあげたい気持ちでいっぱいです。

どんな場面でも自分の仕事をする(できる)森下と栗林は、カープの中でも群を抜いた存在。まだ1年目と2年目なのに。

投手と野手という違いはあれど、気分屋の鈴木や西川より、よっぽどプロの選手らしく見える。今のカープにいるのがもったいない。


カープに限らず、よくヒーローインタビューで、「○○が頑張って投げていたので」とはよく聞かれる言葉だが、あの言葉はちょっと適当に感じて、あんまり好きじゃない。

あんなに森下頑張ってたんだから。しかも新型コロナのアクシデント続きの後だったのに。だったら今日も打ってくれ、決めてくれよと言いたい。

チャンスの場面で、何かやってくれそうと期待できるのは、いま、林と小園(最近、結果が出ていないけど、中村奨成も)。こちらもチームで一番若い二人。少しはそこに未来があるかな。


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2021年6月27日

連敗は止まったが、頼むからベンチ、何もしないで


6月26日、中日戦(マツダスタジアム)、11対5。やっと勝った。大道温貴が先発3戦目で初勝利。

1回、大道はフォア2コ出して、1点先制されたものの、2回、林晃汰、鈴木誠也らの好守備もあり、三者凡退。

2回裏、坂倉将吾、林、西川龍馬の連打で1点。大道みずからプロ初安打初打点の2点タイムリーで、3対1と逆転。

昨日のひどい試合がなかったかのように、選手たちが打つ。あれだな、昨日、あまりのベンチのまずさに選手が、「自分たちがしっかりしないと」と自覚したに違いない。プロたるもの、それで当たり前のことなんだけど。

こうなると、頼むからベンチ、何もしないで。選手に任せておいてという気持ちに。


3回裏、小園海斗、鈴木の連打のあと、坂倉の内野安打、林のポテンヒットとラッキーなヒットが続き、2点追加。西川にもタイムリーが出て、6対1。

今日、6番の林。4番の重圧から開放されたのか、4番に置かれる前の林に戻った。わかりやすい。でも、ここでしっかりヒットが出るのが素敵だ。

5回には鈴木のソロが出て、7対1。ソロというところが鈴木らしいが、スカッとするスイングだった。この日は、4打席3安打2打点。失敗したけど盗塁も試みていたし、体調がいいようで、何より。

4番でもがいていた林が、壁を突破するところを見たい気持ちもあったけど、鈴木が戻ってきて、林ものびのび打てて。あいわかった。林の4番はもう少し先のお楽しみにとっておくことにします。このままバットぶんぶん振って(鈴木もな)。


6回、大道は2失点して、菊池保則と途中交代。また菊保? 頼むから何もしないでって言ったのに、またベンチやらかし始めた。大道のためたランナーはしっかりホームに帰って、7対5。2点差に迫られる。なんで懲りずにこういう場面で、菊保出すかな。

6回裏、鈴木のタイムリーで8対5。今日は五月雨式に点が入ります。

しかしこの回、今日、2番レフトでスタメンだった中村奨成に代打・野間峻祥が出される(しかもバントで)。

今日、中日の不調もあって、ポンポン打ってたカープ。スタメンでヒットが出なかったのは、菊池涼介(6回には上本崇司と守備交代)と奨成だけ。

6月19日、DeNA戦でプロ初ホームランを放って以来、ろくすっぽ出場の機会は与えられていないのだが、それでも限られた中で結果が出ていなかった。

今日、せっかくのスタメン。いいとこ見せられなくて、ベンチがまた動かすのではないかと不穏。安部友裕が一軍に合流と聞いて、いやな感じがしてなりません。


ちょうど3点リード。久しぶりに栗林良吏が見たい、セーブをつけてあげたい。そんな7回裏、代打の長野久義が3ラン。ほぇ~。追加点はいくらあっても足りないカープ。く、く、栗林が。と、つぶやきながら、ここは喜んでおこう。

もっと競った場面でこういうの見せてほしいが、身体あたためて、調子を上げてもらえれば。

「これからも貢献できるように頑張ります。この位置にいるようなチームじゃないし、まだまだ上を目指してみんなで頑張っていきたい」と、長野。(「デイリースポーツ

頼みます。ここんとこ、坂倉、小園、林、宇草ら、若手がチームを引っ張っている印象が強いカープ。それは、すごくいい光景。

その反面、ベテラン・中堅の覇気のなさが目に余っていたので、長野のようなベテランが支えてくれたら、すごくいい。


7回はバード、8回はコルニエルが三者凡退と抑える。グッジョブ。

6点リード。9回は森浦大輔かな? と思っていたが、栗林が出てきた。こんなセーブのつかない場面で。

それくらい、今日こそは勝ちたいという栗林頼みか。ここは三者凡退。

随所にベンチのヘンな采配は目に付きましたが、それは相変わらず脅威ですが、久しぶりにやっと勝てたという感じです。


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2021年6月26日

もう佐々岡監督とこのコーチ陣じゃ勝てない。今度こそ即刻解任して、ベンチ入れ替えて


6月25日、中日戦(マツダスタジアム)、3対6。5連敗で最下位。

プロ野球は能力ある選ばれた人が集まった世界。監督やコーチ陣が多少ヘンでも、選手がしっかりプレーしていれば、カバーできるものと思っていた。

プロといえど、みんながみんな、体操の内村航平さんやフィギュアスケートの羽生結弦さんみたいに、卓抜した技術とメンタルを持ち合わせているわけではないということも、試合をずっと見ていると、わかるのだが。

これまでも、佐々岡監督やコーチ陣の考えのなさにびっくりし、呆れてきたが、それに引きずられずに選手が何とか乗り越えられたらと思っていた(そうするしかないと)。

でも、やっぱり佐々岡監督と今のコーチ陣ではダメだ。勝てない。と、よぉくわかった試合だった。


立ち上がりがどちらもよかった、先発の玉村昇悟と柳裕也。

カープが2回裏、坂倉将吾の2塁打、西川龍馬のセンターフライでタッチアップして坂倉3塁、宇草孔基タイムリーと、流れるように1点先制。

3回裏には、相手エラーで菊池涼介が出塁、小園海斗と林晃汰がフォア。相手のミスが重なり、満塁。たたみかけたい場面で、坂倉、セカンドゴロ。

このとき、玉村が好投しても、この試合勝てないと思った。満塁で点を取ってはいけないとでも思っているのか。あらかじめセットされてるみたいに、毎回、毎回、点を取れない。こういうことしてると、波は行ってしまう。

5回、玉村、井領雅貴に10球粘られ、空振り三振。 加藤翔平にフォア。木下拓哉にも9球粘られ、空振り三振。ここでちょっとホッとしたのか、ピッチャーの柳にタイムリー。これはもったいなかった。

三ツ俣大樹にも2点タイムリーで、1対3、逆転される。玉村は5回3失点で降板。これは玉村の責任というより、3回裏、満塁のチャンスをものにできなかった結果だと思った。


6回7回、コルニエルが三者凡退と好投。

6回裏、小園がヒットでオッときて、林併殺でウッとなったところで、坂倉がソロホームラン。西川2塁打、宇草がタイムリーエラーでもう1点。3対3、同点に。

坂倉のソロ、素晴らしかった。満塁の場面でこれをと思うのは望みすぎなんだろうか。

7回裏には、ツーアウト1塁2塁で、林センターフライ。これが、カープと他チームとの違いというのを、8回、見せつけられることに。


8回は塹江敦哉。え、塹江。このところ、打たれている。ただでさえ疲労が見える塹江を、連投させる。8回だから、8回は塹江に決まってるからと杓子定規に出したんだろうけれど、ほんとうに見る目がない。融通がきかない。よい予感はしない。

ここで、ビシエドが3ラン。3対6。

DeNA戦ではオースティンが満塁ホームラン、ヤクルト戦ではオスナが3ラン、村上宗隆が2ラン。主軸がしっかりごっそり持っていく。カープ、そういうの、ないですから。

塹江の球は甘かったが、塹江のコンディションを見抜かず起用した方の責任も大きい。


極めつけは、9回裏。3点ビハインドと不利だけど、こっちはまだ何が起こるかわからないからと見届けていたんだ。

代打・松山竜平がヒットで出塁。よしっ。あれ、代走が出ない。ベンチに残っていた野手は、石原貴規だけ。9回裏、延長なし。捕手はキープしておかなくて大丈夫。石原、松山よりは速いだろう。なんでここで代走出さないの。なんだなんだ? もう試合投げてるのか。こっちは投げてないぞ。

選手も投げてなかった。菊池涼介、センターフライで2アウトとなるも、野間峻祥、打った! 次は小園海斗。これは何かが起こるかも。

小園、打った! よっしゃー。と、こぶしあげたところで、あろうことか、松山が本塁で走塁死。タイミング的にアウトなのに、いつも攻めるべきとこでストップかけるくせに、なんで回す。しかも、足の遅い松山を。なら、なんで代走出さなかった。


せっかく小園が見せ場を作ったのに、ベンチがひどすぎて・・・。

もう佐々岡監督と、このコーチ陣では、勝てない。ただでさえ、気持ちが離れかけているファンも少なくないだろうに、今度の今度こそ、ほとほとイヤになりました。

「選手は一生懸命やっている。また明日切り替えて、としか言いようがない」と、試合後の佐々岡監督。

明日切り替えて、じゃなくて、ベンチの人員即刻入れ替えて。


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2021年6月25日

熱のない鈴木より、もがいてる林を見たい


6月24日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、1対4。あっさり3タテいただきましたー。

高橋昂也が6回9安打3失点。序盤の3失点はもったいなかったけれど、やっと先発がクォリティスタート。

昨年後半の森下暢仁の負けない投球、勝ちを導く投球が鮮烈だったので、そういう投球が見たいとどうしても思ってしまう。

カープベンチが過去の記憶に引きずられ、フラットな選手起用ができなくなるのもそんな感情が働いてしまうんでしょうけれど、ファンはいいんです、ファンは。好き勝手思って。

でも、ベンチは、そんなんじゃあ困ります。勝つために客観的になってもらわないと。2番・長野久義って、いつの時代の話ですか。


昂也が調子を取り戻しつつある投球を見せてくれてよかった。

いかんせん、ヤクルト先発・高橋奎二を打てなかった、打てなかった。

3回までは、面白いように、ほぼフライアウト。4回からは、これまた面白いくらい、ゴロアウト頻発。

6回裏、やっと菊池涼介、長野久義、小園海斗の3連打が。ワンアウト満塁。ここで4番の林晃汰。併殺崩れのファーストゴロだったけど、林、ヘッドスライディングで1塁セーフ。その間、菊池がホームイン。やっと1点もぎとりました。が、ここ止まり。

その前に、昂也の代打に上本崇司。上本の打撃に期待してるとしたら、ミスキャストにもほどがある。気の抜けた采配に左肩がカクッとなる。


3点ビハインドの7回を菊池保則。8回をバード。傷口広げないでねとザワザワするも、今日は無失点。ありがとう、ありがとう。

7回裏には、2アウト1塁の場面で、鈴木誠也が代打で登場。新型コロナワクチンの副反応で登録抹消されていた鈴木が1日で戻ってきた。大事無いようでよかった。

代打・鈴木って、相手にとっては嫌でしょうね(カープファンにとってはモゴモゴ)。ここはフォアで1塁2塁。しかし、後が続かず。


8回裏、小園がヒットで出塁。も、林、併殺で3アウト。林、4番の試練続きます。でも、小園、林、坂倉の主軸ラインは未来があってワクワクする。ここに中村奨成が加わってくれれば、なおのことなのだが。

今日、7番・レフトスタメンだった奨成は無安打。8回には守備交代を告げられる。せっかくのチャンス、いいとこ見せられなかった。

ほかにも無安打の選手はいたが、そういう選手以上に奨成には厳しい目が向けられている。もったいなかった。結果出さなくても使われ続ける選手もある中、理不尽だけど、数少ないチャンスで結果出すしかまわりを説得できない。がんばれ。


9回は塹江敦哉。こんなところで塹江。ヒット、申告敬遠、フォア満塁で、坂倉のタイムリーエラーで、1点追加される。しょぼん。

9回裏、坂倉のヒットが出たのみ。

盛り下がるカープ。中日戦第1戦は、投げるごとに成長している、イキのいい、負けん気強い玉村昇悟が楽しみ。

林は4番で打席に立たせてもらえるかな。ここは腰をすえて、もう1回行ってほしいな。熱のない鈴木を見ているより、もがいている林を見ている方がずっといい。


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2021年6月24日

また負け試合をリプレイ、なぜ松山そこにいる


6月23日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、5対8。3連敗。

九里亜蓮よおまえもか。まさかの4回10安打7失点(自責点は5)で、早々に降板。昨日の大瀬良大地に続き、がっかりエースにドッカーンです。

今日は坂倉将吾とのバッテリー。ベンチは3試合スタメンマスクをかぶった石原貴規を変えてきた。

石原が出た3試合。投手が大量失点していたのが気になっていたが、捕手は変われど今日も今日とて失点いっぱい。

5月19日のあの熱いバッテリーをもう一度。中村奨成のスタメンマスクが唯一期待できる場面と心待ちにしていたが、今日もかなわなかった。

なしてここまでガンとして奨成を捕手で使わないのか。チャンスを活かそうにも、経験を積もうにも、才能を開花させようにも、その機会が与えられない。じりじりする。


坂倉ファーストが板に着いてきたのは頼もしいような、寂しいような、複雑な気持ちですが、本日のファーストが松山竜平と知ったとき、不穏な気持ちになる。お気の毒さまでございますと、九里に手を合わせた。

案の定、3回、九里も連打を許していたが、松山悪送球のタイムリーエラーを口火に、オスナの3ランがとび出し、4失点。

松山、もう代打専門でお願いできまいか。昨日の長野久義の1軍昇格ともども、今ここに来て時間を逆戻りするような、流れを断ち切るようなこと、やめてもらえまいか。


カープもコツコツ点は取った。1回、小園海斗の犠牲フライで1点をすぐ取り返す。

2回、ノーアウト1塁3塁で、西川龍馬がキャッチャーフライ。なぜころがさない。こういう詰めの甘さが命とり。ドゴーン(怒)。宇草孔基はしっかりタイムリーゴロをころがし、1点、

3回、坂倉が2点タイムリー。4回、野間峻祥がタイムリーと、小刻みに点を取り、5対7。2点差まで迫る。

5回6回、コルニエルがしっかり抑える。

6回裏、代打・田中広輔ヒット、小園ヒットで1塁3塁。林晃汰はレフトフライ。

林、今日は無安打。3回1塁3塁のチャンスの場面でも空振り三振。さすがに4番のプレッシャーか。4番の壁、越えていくところを見たい。気にすんな。鈴木先輩や西川先輩も、たいがい仕事してなかったから。


4番の壁同様、投手にとってはクローザーの壁というのもある。昨年、クローザーをまかされ、結果を出せなかった菊池保則。

その菊保が7回に登板。2点ビハインド。それなりに打線が機能して追いつけモードなのに、またここで菊保か。何度、見ただろう、この光景(中田廉バージョンもあった)。

いきなりヒット、林のエラー、デッドボールで満塁こしらえ、高橋樹也に交代。え、樹也。自責ではないが、犠牲フライを打たれ、1失点。


8回は森浦大輔、9回は島内颯太郎がしっかり抑える。

8回裏、宇草2塁打の後、代打にコールされたのは長野。いま、長野に点の香りはしないのだけど。また盛り下がる選手起用で終了。9回裏は三者凡退。

先発が大量失点し、早々に降板。コツコツ安打は出るものの(ヤクルト12本、カープ13本)、ここぞのチャンスでもう一本が出ない。追い上げムードで、流れを止めるようなリリーフを出す。

成長が感じられない何度も見た光景が繰り返され、返す言葉もない。


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2021年6月23日

大瀬良6失点にがっかり、長野昇格にがっくり


6月22日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、1対6。盛り下がる2連敗。

大瀬良大地が6回6失点。立ち上がりからボール先行。2回には悪送球、フォアはつごう5つ。がっかりエース。

最近の大瀬良、体が薄く見える。これでは力、出ないのでは。身体、大丈夫なのか。

石原貴規が今日もスタメンマスク。なんだろう。このところ、スタメンマスクが石原とわかると、気持ち盛り下がる。會澤翼のときそうだったように。

ワクワク感がないというか、つまらないというか。投手の大量失点が続いていることと、石原のリードと関係はないのか。


登録抹消された堂林翔太の代わりに上がってきた長野久義がスタメンに。長野のことは応援してるが、2軍の成績を見た限り、そんな振り切った数字でもなく。

数字を出している正隨優弥ではなく、長野を選択したベンチ。また昔の名前に頼ったか。安心したがっているのか。日本代表の稲葉監督か。

そういうベンチの選択が、若手の台頭で勢い出始めた打線に水をさすように思えてならない。


林晃汰が初の4番。思ったより早く実現した。ベンチ思い切った。

と思いきや、鈴木誠也と森下暢仁は21日に接種した新型コロナウイルスのワクチンの副反応が出たため、鈴木はベンチに、森下は自宅療養に。

オリンピック代表選手のワクチン接種は任意とのこと。本人の意思で受けたとはいえ、ペナントレースにこんな形で支障が出るなんて。ますますオリンピックウェルカムという気持ちになれない(招致のときからなっていませんが)。

2年前、持病の関係で医師にすすめられ、肺炎球菌ワクチンを接種したとき、腕が赤く腫れ、痛くて上げられないほどに。急きょ、実家に帰省する予定だったのを見送った。1週間で治まり、命にかかわるものではなかったけれど、アスリートにとってはデリケートな問題。

ワクチン接種奨励ムードの中、あまり報道されていないけれど、ワクチン接種後亡くなった方も少なくない(ワクチンが原因と認定されてはいないが)。新しいワクチンはまだ評価も定まっていないので、これも諸手をあげてウェルカムとは思えません。


林は1回裏、ツーアウト3塁と早速まわってきたチャンスで、凡退。9回裏、1塁2塁で、空振り三振。

今日の林、5打席2安打だったが、走者のいる場面では無安打。持ち味発揮ならず。本人も悔しかったと思う。

3番小園海斗、4番鈴木誠也、5番林の並び。今の鈴木に物足りなさは感じるけれど、フォア出塁も多い鈴木。そこに林がゴツーンと打点を上げる展開は捨てがたいが、林の4番、もっと見てみたいです。

カープは2回裏に、満塁こしらえるも、無得点。

3回裏も、野間峻祥と小園海斗連打のあと、林、空振り三振。坂倉、併殺。

6回裏、林と坂倉の連打、西川龍馬の犠牲フライで1点返す。石原ヒットで、1塁3塁、ここで中村奨成。も、凡退。

8回裏、またも林と坂倉の連打で、2塁3塁まで行くも、石原凡退。


DeNAの2連戦。ひどい試合もあったが、打って、つないで、点が入った。

今日は11安打とヒットは出たが、1点のみ。ヤクルトは7安打で6点。またいつものカープが戻ってきた。そんな試合だった。

投手戦でもない限り、点が入らない試合は(しかも打ってはいるのに)、こんなにもつまらない。なによりエースが6失点ではけだるいばかり。

明日は、九里亜蓮と奨成のバッテリーで湧かしてほしい。ドーンと。


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2021年6月22日

監督・コーチは選手の大事な時間を預かっているという自覚はあるのか


6月21日、堂林翔太が登録抹消。

正直ホッとした。あまりに遅すぎるはからいだけど。

「活躍してもらわなければ困る選手」と言いながら、ずっと堂林と田中広輔をベンチに塩漬けにしてきた。ほんとうに活躍(復調)してほしいと願っているのなら、なぜ2軍で調整させないのかとずっと思っていた

「ひどい試合」の代名詞になりそうな6月19日のDeNA戦。9回裏、8点の大量リードを1点差まで詰め寄られたあの試合。

交流戦が終わって、打線が動き出したカープ。この日も毎回のように得点。その中、9回最後の攻撃で、林晃汰の代走に田中が、坂倉将吾の代走に堂太が出てきたとき、無理にピースが嵌め込まれたような、いやな感じがした。ここで出てくる人たちじゃないだろう、と。

しかも、堂林は9回裏、守備固めでファーストにつき、エラーした。そこから怒涛の失点劇が始まった。


打撃で活躍してほしい選手を代走の場面で出す。ほとんど打席にも立てず、守備にもつけず、どうやって復調しろと言うのだ。間違った愛情で選手をかこっているような状態。これが選手のためになると思っているのかと、これまで以上に腹が立った。

遅すぎるけど(ほんとうに遅すぎる)やっとベンチが動いた。

田中にもそういうチャンスを与えるといいのに。出番のない1軍より、2軍でたくさん打席に立って、調子を整えてもらった方が、本人のためにもチームのためにもなるのに、

重用されているようでいて、じつは活躍の機会を奪われている。田中の野球人生をなんだと思ってるんだろう。こんな妙な特別扱いのままでいいの?(田中もそれでいいの?)


さすがに最近、小園海斗はスタメンとして定着しつつあるが、もっと早くこの場を与えてよかったと思う。中村奨成はまだまだ不遇。

以前、このブログでも書いたけれど、小園や奨成のような、華のあるスター選手を、カープベンチがどう扱っていいかわからず、うまく判断できていない気がする。ベンチの器の小ささを感じる。

同じスターでも、メジャーから復帰した黒田博樹や、一球品と評価が定まっている森下暢仁のような選手に対しては、監督・コーチ陣も安心してリスペクトの気持ちをもって接することができる。

でも、自分より才能あるこれから活躍するであろうスター選手とちゃんと向き合えていない(佐々岡監督はボーッとした人なのでよくわからない)。


監督やコーチは選手の大切な時間(活動できる期間)を預かってる身。とくにここ3年ほどのカープを見ていて、そう思う。それは、選手の限られた時間を大切に扱っているように思えないから。

選手の力量を見極めて、適材適所の起用ができるかできないかで、選手の運命も変わる。選手自ら切り拓く力も大切だけど。

林晃汰もファンの間では「1軍に」という声も出ていたが、なかなかベンチは動かなかった。新型コロナの影響がなかったら、活躍の場面はずっと後になってたかもしれない。

でも、小園も林も、与えられたチャンスに応えて、主軸にすわりつつある。

目の前の試合を勝つための采配だけでなく(それさえも出来てないんだけど)、選手を活かす視野の広さと器の大きさがほしい。

もう、見る目・育てる腕のない人ばっかり。途中解任どころか、総辞職してほしい!


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2021年6月21日

コツコツ戦法も一発ドカーンにかなわない、エルドレッド(バティスタ)の後釜急募!!


6月20日、DeNA戦(東京ドーム)、8対10。3連勝とはいかなかった。

先発は、6月11日、オリックス戦で5回無失点の先発デビューを果たした大道温貴。

あのときは立ち上がり、緊張もあってか、フォア連発でハラハラしたが、今日は1回裏と2回裏、ポンポンポーンと三者凡退。期待も高まります、でしたが、まさかこんなことになるとは。

DeNAの先発は、2年目の坂本裕哉、こちらも可愛い。坂本もカープ打線にねばられ球数は要していたが、大道ともども、いい球投げてた。見目麗しい投手戦になるかと思われたが、まさかこんなことに(2回言った)。


3回裏、大道フォアで始まる。この回、カープにとってはアンラッキーな内野安打が続き、桑原将志のタイムリー、オースティンの満塁ホームランで一挙5失点。

4回裏、またも大道、連続フォアで始まり、伊藤光の3点タイムリーで0対8。

点に結びつかなければ、フォアに目くじら立てることはないが、この回も、前の回も、フォアが大量失点のひきがねに。大道、4回途中、8失点で降板。8失点は痛かった。

だがだが、昨日、9回裏、DeNAは7点とった(カープは7点とられた)。まだ何が起こるかわからない。

5回、石原貴規がホームラン。この日は、6番坂倉将吾、7番中村奨成、8番石原と、捕手がズラリと並ぶ。石原、今日は打撃でも結果を出し、しばらく重用されるのだろうか。でも、昨日も今日も、リードにワクワク感がない。

続いて、今度はこっちが菊池涼介、野間峻祥と、ラッキーな内野安打の応酬。そこに小園海斗の2塁打で1点返す。鈴木誠也が犠牲フライで1点返す。林晃汰が1点返す。坂本もここで途中降板。


5回裏、コルニエル。見た目、そんなに速く感じなかったけれど、大谷翔平と並ぶ最速165kmを計測。無失点に抑える。

コルニエル、もう1イニング行くといいと思っていたら、6回、打席が回ってきたところで、代打・上本崇司。は? まだノーアウト。チャンスの場面とかじゃない。上本に何を期待してるのか。ファーストゴロで終わり。コルニエルでもよかったみたいな。

6回裏は、島内颯太郎。4点ビハインド、ここは頼むよ。だったが、佐野恵太に2ラン打たれて、4対10。追い上げムードに冷や水浴びせられた。いい球投げてるのに、今日もお役所勤めみたいな表情、勝負の世界に生きてる感じがしない。


9回、いよいよ最後の攻撃。

菊池がヒット、野間もヒット、小園が併殺崩れのゴロで、1アウト1塁3塁。

鈴木誠也がタイムリーエラーで1点返す。林も打った。坂倉将吾ゴロで1点返した。

昨日のホームランが評価され、スタメン抜擢された中村奨成(レフトだけど)、今日いいとこなかったので、西川龍馬に代打出された。でも、西川も打って1点返した。続く石原も打って1点返した。

このコツンコツン進塁戦法。カープらしいというか。2点差まで迫りました。しかも、昨日のカープと違って、DeNAのクローザー・三嶋一輝相手に。


ツーアウト1塁3塁、3連勝なるかどうかで、代打・羽月隆太郎。羽月かぁ。ベンチに残っていたのは、磯村嘉孝、田中広輔、三好匠。うぅん、まぁ羽月か。

鋭いライナーも、大和にがっちりキャッチされ、試合終了。

最後の最後、三嶋相手に、よく打ってつないだとも言えるが、コツーン、コツーンではひっくり返すの、難しかった。

DeNAは昨日も今日も、満塁ホームランでごっそり効率よく点をとっていましたから。カープの長打砲のなさが身に染みた。


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2021年6月20日

ひどい試合、もし負けていたら森下は退団


6月19日、DeNA戦(東京ドーム)、12対11。12対4で迎えた9回裏、8点差が1点差に。こんなことが起こるなんて。勝ったが、ひどい終わり方だった。

1回、初の5番・林晃汰の2点タイムリー、西川龍馬のタイムリーで3点先制。森下暢仁の足をひっぱり続けた打線が今日は快調に援護。

このとき、ベンチで森下と石原貴規が話しこんでいる映像が。え? ガーン。いつもスタメンは事前にチェックしないで、試合中にドキドキ知るのを楽しみにしてるんです。坂倉6番で出てたから、てっきり今日も坂倉とのバッテリーが見られると思っていた。

珍しく気前よく打線の援護をもらった1回裏、伊藤光にねばられ、ホームラン。オースティンにもホームランで、3対2。なんじゃ、ごぅりゃぁ。

2回裏には、大和のタイムリーで同点に。今日の森下、球にキレがない。ここまでは、3点までは許したるが、それ以上は。

ところで、今日はファースト坂倉。森下が1塁に送球するとき、さすがに息があってる感じ。今日は石原お試しということで、次回から坂倉に戻しませんか?



3回途中、林に1球投げたあと、DeNAの先発・ピープルズがマウンドに倒れこむ。アクシデントで櫻井周斗と交代。

林、またもタイムリー。坂倉、犠牲フライで1点。5対3に。よし、森下がんばろう。

でも森下、調子悪そう。攻めてる感じがない。徐々にギアを上げてく人だから、このままで終わらないと思いたいが。菊池涼介の好守備が出て、1アウト。オースティン空振り三振で3アウト。この頃、生気のなかった森下の顔が、引き締まってきた。

5回、鈴木がフォアで出塁。3番の小園海斗と5番の林にはさまれ、ちょっと邪魔してない?と思ったが、相手チームにとってはまだこわい存在。鈴木、よくフォアいただきます。

鈴木が盗塁を決め、林がヒット。西川のタイムリーゴロで、6対3。今日はとどこおりなく援護が。

5回裏、森下、三者連続三振。ギア上がってきた。森下になってきた。

6回、菊池がホームランで、7対3。6回裏、森下、三者凡退。林の好守備も出ました。

7回、今度は林がホームランで、8対3。7回裏、森下またまた三者凡退。球数102球。もう1イニング行けそう。だが森下はここまで。流れが変わらなければいいが。


8回、森下の代打で、中村奨成。きれいなスイングで、プロ入り初ホームラン。9対3。見たか、ベンチ。胸がスッとした。奨成、精悍で、いい顔してる。

8回裏は、前回好投したバード。だったが、ヒットと連続フォアの上、デッドボールで押し出し1点。9対4。でも代えないベンチ。1失点にとどめたが、暗雲の兆しが。

9回、林はフォア(もう4番扱い)、坂倉ヒット、上本崇司デッドボールで満塁。いくらあっても足りないから取れるとき取っておきましょう。石原の犠牲フライ、羽月隆太郎の2点タイムリーで12対4。

しかし、林の代走に田中広輔が、坂倉の代走に堂林翔太が出てきた時点で、ちょっといやな感じが。必然性のないピースが嵌め込まれたような。


9回裏は高橋樹也。8点リード。しっかりおつとめ果たしてくだされというところ。

大和の客席寄りのファウルフライを、この回からサードの守備についた田中が落ち着いて取ってワンアウト。ここはさすがのナイスプレーだったが、1塁の守備についた堂林がエラー。これを守備固めというのか。地獄の始まりの鐘が鳴りました。

桑原将志フォア、代打・細川成也ヒットで、あっというまの満塁。オースティンにフォアで押し出し1点。12対5。でも代えないベンチ。

あろうことか、宮崎敏郎の満塁ホームランで、12対9。しっかりせんかい。ドッゴーン(爆発)。ソトにヒットを打たれたところで、やっと投手交代。


誰が出てくるのかしら。シュッとした好青年。あれは、まさかの栗林良吏。こんなところで栗林。3点差。セーブシチュエーションではあるけれど。おそらく満塁になってからのゴーサイン。肩あたたまってないに違いない。

代打の楠本泰史タイムリー。大和タイムリーで、1点差に。柴田竜拓ゴロで3アウトとなったが、いったい何点とればいいんだ。後味が悪すぎる。

森下の勢い逃して、継投ミス。最後の最後の急場で「君、ちょっと行ってくれないか」って、栗林頼み。ブラックにもほどがある。これでもし逆転でもされていたら、森下に退団をすすめたい気持ちだった。

6月18日のブログで、「ベンチさえおかしなことをしなければ、DeNAの3連戦は見ごたえある試合になるだろう。でも、ベンチは絶対またやる」と書いたが、やっっぱりやらかした(選手もやらかしたが)。


ヒーローインタビューは、5打席4安打4安打1フォアですべて出塁と大活躍した林。ホームゲームでなくてよかった。こんな後味悪い試合のあとのお立ち台は痛々しい。

林、打席に立つと、どっしりとした野武士のようだが、話すとあどけない。可愛い。貫禄のある赤ちゃんみたい。

実質、いま4番的存在。


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2021年6月19日

玉村昇悟、初勝利! 負けん気強そな顔もいい。先発に勝ちがついたの1カ月ぶり


6月18日、DeNA戦(東京ドーム)、7対4。

玉村昇悟、先発5戦目にして、やっと勝ちがついた。カープ、先発に勝ちがついたのは5月19日以来。じつに約1カ月ぶり。一体どうなってたんだという隔世の感から覚醒させてくれるスタートに。

1回裏、先頭打者・桑原将志にヒット、宮﨑敏郎に先制タイムリー。はわわ。となるが、最小失点で抑える。玉村、これまで援護に恵まれず勝ちはおあずけになっていたけれど、いつも大崩れすることがないのがいい。

2回には、坂倉将吾フォア、林晃汰ヒット、宇草孔基の進塁ゴロで、2アウト1塁3塁。ここで玉村。かまえが高橋昂也みたいに打ちそうな雰囲気がある。と思っていたら、自ら同点タイムリー打った! 高校時代は主軸を担っていたとか。


3回、野間峻祥と小園海斗の連打、鈴木誠也フォアでノーアウト満塁。松山竜平が押し出しで1点。坂倉も押し出しで1点。濵口遥大が乱調どころか、大乱調。

押し出し2点はラッキーな番狂わせ。でもここはガツンとタイムリーで大差をつけたいところ。林が走者一掃の2塁打。林、人がいるところでちゃんと打つ。4番にすわってほしいくらいです。

濵口は3回途中でマウンドを降りる。菊池涼介にもタイムリーが出て、7対1。長い攻撃が終わる。

直後の3回裏、玉村は桑原にソロホームランを浴び、7対2。しかし、後はしっかり抑える。

5点差といえど、一発が出れば一気に吹き飛ぶ5点差。追加点ほしいが、このあとカープは9回まで無得点。

しかし、玉村、4回からは無失点。今日は外国人選手に一発を許さず、7回115球を投げて、先発の仕事を重々果たしてマウンドを降りる。


8回は森浦大輔。抑えてくれよぉ。あれ、佐野恵太2塁打、オースティン進塁ゴロ、宮崎タイムリーで、4点差に。

代打・山下幸輝のファウルフライを森浦が突っ走って追いかけ、松山が引いてしまい、松山が落球という場面も。アウトひとつ逃した。まーつーやーまー。守備固めはどうした、ベーンーチー。

直後、山下に打たれ、2アウト1塁3塁に。ここで森浦は塹江敦哉と交代。

塹江は大和にタイムリーを打たれ、7対4。なおも代打・関根大気に打たれ、満塁に。玉村の初勝利の行方は。なんかまた運命の分かれ道みたいなことに。

ここは桑原、空振り三振。6月10日、玉村の勝ちが消えたホークス戦みたいなことにならなくて、ふぅ。


3点差と迫られましたが、9回裏、セーブシチュエーションでの栗林良吏が見られることでよしとすることに。

9回、ツーアウト走者3塁の場面で、7回裏から守備固めに入っていた上本崇司が打席に。軽そうなスイング、全然こわくない。チャンスなんだけど、栗林にセーブ付けたいから、もうそのまま本領発揮してと願う始末。願いはかなって、サードゴロで終了。

9回裏、栗林、いきなりフォアとヒットで、喉がゴクリと鳴りましたが、オースティン空振り三振、宮崎併殺に打ち取って、13セーブ目。


先発の玉村に初勝利を届けられ、栗林にもセーブが付き、よかった。

玉村、負けん気の強そうな顔がいい。かといって、我の強さがにじみでたよう嫌な感じがなく、面白い。楽しみ。島内颯太郎は、穏やかで優しそうな顔だもの(頑張れ)。

しかし、今日から松山がスタメンに。2番には野間が置かれ、ベンチには上本の姿が。なんだか景色が逆戻りしそうで、要注意。

ここは何としてでも、小園、林、宇草らがいいもの見せて、踏みとどまって、逆戻りを阻止してほしい。中村奨成もそこに加わってほしいのが、出してもらえないことには活躍しようがない。もっと奨成を!


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2021年6月18日

オリンピック代表選出、鈴木誠也のコメントにしらけた


今日からDeNA3連戦。玉村昇悟、森下暢仁、大道温貴が先発予定。

交流戦の(いやその前からの)悲惨な記憶を一瞬忘れさせてくれそうな、豪華3本立てに胸躍ります。

打線の援護があれば、それ以上にベンチさえおかしなことをしてくれなければ(いや、絶対またやる)、見ごたえある試合になることを懲りずに期待するリーグ再開(最下位)の日。


6月16日、交流戦最終日に発表されたオリンピック代表メンバー。

アマチュアスポーツの祭典にプロが出てこなくてもと常々思うておるところに、新型コロナの感染が収まらない中でのゴリ押し開催。ただでさえ気持ちも冷えてるところに、カープから最多の5人選出。気持ち、しらみます。

なにが一番しらむって、代表に選ばれた鈴木誠也の「感動を与えられるようなプレーをしたい」というコメント。

カープファンに感動を与えられていないのに、失望を与えているというのに、どの口が言う、です。しれっと、よく言えますなぁ。その神経の太さ、打席で活かしてくれまいか。

2019年のプレミア12での鈴木誠也はたしかに素晴らしかった。稲葉監督は最近の鈴木を見ていないのかな? チャンスで打てない(打たない)。ベンチでヘラヘラ笑ってる。そんな選手。


會澤翼は出場を辞退(代わりに梅野隆太郎が選出)。ゆっくり静養してほしいです。しかし、肩も弱いし、リードも・・・。稲葉監督の評価は高いのですね。

菅野智之に山﨑康晃、いまコンディションがよいと思われない選手も選出。コンディションより、過去の実績重視。まるでカープの首脳陣のよう。

これまで一緒にやってきた選手とのつながりや記憶も大切にって気持ちも見えてきます。人間だもの。仕事はできれば一緒にやって落ち着く人とやりたい。

カープも、内閣も、心しないとそうなる。でも、野球は勝負の世界。内閣は税金で成り立ってる仕事。そこに安心しないで、プロとしての視野がほしい。切に。


栗林良吏も選ばれた。新人が代表に選ばれたのは初だとか。あのプレーを見ると、選びたくなる気持ち、わかります。

まだプロ1年目、心身ともにいっぱいの状況でプレーしているであろう栗林。オリンピック期間は休ませてあげたかった(森下暢仁も)。栗林への期待の強さ(栗林頼み)も、カープベンチと似ている。

プロ野球は、ペナントレースという土台があるのだから、ほんとはそっちに力を注いでファンを楽しませる状況を作ってほしいのだけど。


黒田博樹も『決めて断つ』の中で、2004年、アテネオリンピック代表に選ばれたときのことを書いていた。

当時、黒田はカープのエースだったが、松坂大輔や上原浩治ら、各チームのエースと一緒に野球をし、「外の世界」を知ることができた、投手としてまだまだ自分には足りない部分がたくさんあることに気づくことができた、と。

森下や栗林にとって、糧となるよい出会いや刺激があるだろうことを思い、ただ応援するのみ(菊池の華麗な守備も)。鈴木は万が一活躍でもしたら、ツーンって気持ちになりそうだけど。


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2021年6月17日

代打・田中広輔? 八百長か


6月16日、日ハム戦(マツダスタジアム)、1対8。夢は一夜で終わる。散々な交流戦が終わる。

新型コロナから復帰した九里亜蓮が先発。タフな九里が帰ってきてくれたこともだが、中村奨成とのバッテリーも、待っていました。

なかなかスタメンマスクのチャンスを与えられない中村奨成。九里が離脱する前、奨成とバッテリーを組んで完投した5月19日の巨人戦は忘れがたいものだった。

今日もてっきり九里・奨成コンビが見られるものと思っていたが、本日の捕手は石原貴規。

石原のスタメンは嬉しい。でも、石原は出場の機会が増えている。またしてもチャンスを与えられなかった奨成。いったい何がそうさせているんだろう。


約1カ月ぶりの登板の九里。滑り出しは上々だったが、3回、つかまって2失点。

5回裏、なかなか伊藤大海をとらえられなかったカープ。宇草ヒット、相手エラーで石原が出塁で、ワンアウト1塁3塁。ここは九里に交代が告げられる。

しかし、代打が田中広輔。なぜ田中。意図がわからない。バントさせるわけでもなく、マジで打席に立っている。

これは誰が決めたこと? 監督なのか、ヘッドコーチか、打撃コーチなのか。 まともな野球人なら、今、田中、出さないでしょう。八百長としか思えない。裏で何か働いているとしか思えない仕打ち。

予想を裏切らない田中は空振り三振。もしこのまま小園海斗と代わってショートの守備についたら、もう瓦解しそう(私の気持ちが)。

さすがにそれはなかったが。あれは何だったんだ。チャンスを手放すような采配をした日に、勝つことなんてできないだろう(結果、そうなった)。


菊池涼介フォアで満塁。野間峻祥がタイムリーで1点返すが、後が続かず。

6回はコルニエル。連打と、バントと、パスボールで、1点。スクイズで1点。あれよあれよと、1対4。

7回、3点ビハインドで中田廉。また、中田廉。2塁打、中田の悪送球、きわめつけのフォアで、ノーアウト満塁。王柏融に2点タイムリー、渡邉諒にタイムリー。

ここでようやく投手交代。ワンアウトも取れずに菊池保則に交代。もう1点失い、1対8。


またしても中田と菊池で、勝利が遠のく。打線も打ててないんだけど。

出てくるのが負けを呼び起こすようなタイミングばかり。敗戦処理のときに出てきてほしい。それも誰かが担わなければ成り立たない大事な仕事です。

7回裏、8回裏ともにカープは三者凡退。

9回裏、鈴木誠也がフォア。林がヒット。林、今日も覇気見せる。1塁3塁で、宇草。今日は空振り三振。代打の西川龍馬もライトフライで終わり。

途中から(いや、5回裏から)、あらかじめセットされた負け試合みたいになった。セットしたのはベンチ。


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2021年6月16日

泥沼連敗ストップ、打点は全員若鯉


6月15日、西武戦(マツダスタジアム)、5対3。6日2日以来、やっと勝ちました。

スタメンからついに西川龍馬の名前が消えた。第二の田中広輔状態になっていた西川。やっとベンチが動いた。遅い、遅すぎるが、チームの淀んだ空気がサッとひと掃きされたような清浄感。正常感。

1回、菊池涼介が2塁打、羽月隆太郎がバントで送って、小園海斗が2塁打で1点先制。流れるような攻撃。でも、ここで止まる。鈴木誠也が止める、いつものごとく。

先発は大瀬良大地。1点先制してもらった直後の2回、フォア、ヒット、犠牲フライであっさり追いつかれる。

4回裏、會澤翼、林晃汰の連打、宇草孔基のセカンドゴロで1点追加。2対1。

直後の5回、大瀬良は代打の川越誠司にソロホームランを打たれ、また追いつかれ、2対2。


しかし5回裏、鈴木フォア、坂倉将吾が3塁打で、3対2。大瀬良に勝ち投手の権利が。

なんだけど7回、山川穂高に同点ホームランを打たれ、大瀬良はマウンドにへたりこみ、しばらく立ち上がれなかった。

連敗止まるなら、誰の日でもいい。でも、エースの日なら格別と誰もが思う、大瀬良の日。7回3失点。なんも恥ずかしくない成績。だが、珍しく味方が貴重な点を取ってくれた後、すぐさま点をとられること三度。

しかも、ピッチャーがマウンドにしゃがみこむ姿は美しくない。エースならなおのこと。いつもは柔らかな中にも動じることがない大瀬良の振る舞いに一目を置いていたが、これはいただけなかった。

私が森下暢仁や高橋昂也が好きなのは、ホームランを打たれたときの動じない佇まいもその理由の一つなんです。


8回は、塹江敦哉。いきなりスパンジェンバーグと森友哉が連打、バントで2塁3塁に進塁。はわわ。

栗山巧がサードゴロで、スパンジェンバーグが挟まれ2アウト。ふぅ。しかし、このとき會澤翼が負傷。歩けない状態に。大丈夫だろうか。ここで石原貴規と交代。

山川にはデッドボールで満塁。なかなか終わりません。

続く愛斗の打球を塹江のグラブがはじき、菊池涼介がしっかり取って投げ、ファーストの坂倉が逃さずキャッチ。ピンチを切り抜ける。坂倉、ファーストでいい仕事してる。


8回裏、2アウトの場面で、林がヒット、宇草が2ランで、おぉ、5対3。またしても引っくり返す。

それまでは、うぅ、また同点。こんな引き分けの場面で9回、また栗林良吏を出したら許さんぞぉ。という心持ちでしたが、2点リード、よしよし。

2アウト、代打に西川龍馬が出てきたのには、ちょっと肩がずり落ちる。しかし、相手エラーで2塁までめいっぱい走ったのはえらかった。

だが、ここで代走に中村奨成を出すベンチ。なんでこんなところで。打席でなく代走で。今度は肩がいかり肩に。


9回、2点リードの場面で、栗林。やっと、やっとこうした場面で栗林。これからはこういう場面だけでお願いしたい。捕手も柔らかにガッチリ受け止める石原、万全です。三者連続三振で、12セーブ目。おっしゃー。

この日、カープが勝ったことで、今年の交流戦、セ・リーグ12年ぶりの勝ち越しが決定。爪先立ちのぎりぎりのところだが、セの足をひっぱらなくてよかった。

ヒーローインタビューは8回裏の2点をつむぎだした林と宇草コンビ。可愛い。4月27日、DeNA戦でお立ち台に立った森下と羽月に匹敵する可愛らしさ。

今日のカープ、打点を上げたのは若鯉。ベテランもからみながらの、小園、坂倉、宇草。林も得点にからむ安打が2本。

今、カープを動かしているのは若鯉。ベンチ、わかってるか? チームを動かしている人を動かさないように。(釘)


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2021年6月14日

小園海斗3番はまった、4番の人より仕事した


6月13日、オリックス戦(京セラドーム大阪)、8対9。サヨナラ負け。

珍しく、やっと打線が打ち、「今日こそは?」と思った日に、先発が大量失点。いろいろありました。

1番・菊池涼介
2番・羽月隆太郎
3番・小園海斗
4番・鈴木誠也
5番・坂倉将吾
6番・會澤翼
7番・西川龍馬(DH)
8番・林晃汰
9番・宇草孔基

昨日より、まともなオーダーに(というか、昨日がひどすぎた)。羽月には「まだ交流戦なんだけど」と思ったが、のちのち好守備を見せてくれた。

3番に小園。やっと望む形に。遅い、遅すぎるが、「遅くなってもしないよりマシ」とフランス語のことわざにもあります。

林も宇草も入った。西川の打順も下がった。しかし、指名打者って。指名打者とはドカーンと打つ人が入るとこだろがぁ。中村奨成がいれば言うことないのだが。


1回、菊池涼介が先頭打者ホームラン。よっしゃー。

小園がヒット、鈴木がエラー出塁、坂倉の進塁ゴロの後、會澤が2点タイムリー。よっしゃ、よっしゃー。高橋昂也に早速の援護点。

だったのだが、1回裏、昂也いきなりフォ(やめて・・・)。4番の杉本裕太郎に2ラン打たれ、2対3.

しかし2回、宇草がフォアを選び、羽月ヒットで、宇草走り走り1塁3塁。ここで小園が2塁打で1点タイムリー。おっしゃー。

この若手3人のコンビネーション、胸がすく思い。羽月は本塁タッチアウトで3アウトとなったが。


ここは先発が普通に仕事をすれば、今日は今日こそは。というところだったが、普通って、難しいね。

3回、連打の後、宗佑磨のバントを昂也が3塁に送球するもフィルダーズチョイスで満塁に。吉田正尚がタイムリー。杉本がタイムリー。ロメロが2点タイムリー。4対6、逆転される。

まさかの3回、ブルペンの準備が整っていなかったのかどうなのか、1アウトとったところで、やっと菊池保則に交代(いつ何が起こるかわからないから、準備=リスク管理は大切です)。

え、またここ、菊保。2点ビハインドだけど、今日は打線が当たってるのに。オリックスに菊保って、打たれるイメージしかない。自責ではないが、2点タイムリー浴びて、3回一挙6失点。

短い夢だった。昂也は前回の登板も4回まで。新型コロナの影響で調整が難しかったかもしれないが、それでも復帰後、森下暢仁は2試合とも試合を作った。ここは地力の違いなのか。手術後、万全になるにはまだ少し時間がかかるのか。


そのあとは、菊保、島内颯太郎、高橋樹也が回またぎで、無失点に抑える。カープも7回まで無得点。

しかし8回、動きが。鈴木誠也が新型コロナ復帰からの初ホームランで、1点追加。ソロというところが鈴木らしいが、これは大きかった。ここで追いつけるかもモードに。

9回、林と宇草が連打、K-鈴木の暴投で2塁3塁、ここで菊池がタイムリー。代走・曽根海成が盗塁決めて、2塁3塁。

羽月に代打は出されなかった。攻めないベンチ。パワーあるクロンや奨成もいたのに。羽月はショートフライ。あぁ。

しかしすかさず、小園が2塁打で2点タイムリー。8対8、同点に。小園3番、はまった。今日、3安打3打点。誰だ、昨日9番に置いたのは。4番より存在感。


こうなると、9回裏は栗林良吏。もう今日、出番ないと思ってた。準備できてるかな。出来るだけ時間かせいで。

というところで、鈴木がヒットで、1塁3塁。追加点のチャンスは残されている。が、坂倉、セカンドライナーで、勝ちはなくなった。

9回裏、栗林。また勝ちもセーブもつかない場面で。しかも、急転の状況、準備できていたかどうか。


栗林はいきなりフォア。バント決められ、福田周平は2塁へ。吉田正尚は守備固めでベンチに下がっていた。ふ。早すぎたね。もう楽勝と思ってたんでしょ。しかし、代打にモヤ。かえって怖い。中日にいたときから怖かった(カープに来てほしかった)。

ここは申告敬遠。ジョーンズにもフォアで満塁。栗林、今まで本当にありがとう。

だが、ロメロは空振り三振。栗林、ガッツポーズ。あと1アウト。また栗林伝説が生まれるか。

とは、いかなかった。T-岡田がサヨナラタイムリー。栗林の連続無失点記録も途絶えました(この日、西武の平良海馬は開幕連続無失点の新記録32を作りました)。

こんな突貫工事みたいな場面で、しかも毎度毎度引き分けのギリギリの場面を請け負って。栗林は悪くなーい。

それにしてもオリックス、打てる人がいっぱいだ。そら、勝ちます。


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2021年6月13日

カープ交流戦の勝率0.182、田中や堂林の打率以下に


6月12日、オリックス戦(京セラドーム大阪)、2対3。勝てません。

交流戦、勝率が0.182に。とうとう2割をきりました。支持率下がる一方のお粗末内閣みたいなことに。ベンチのお粗末さが数字に如実に表れておるのじゃぁ!(ドッカーン)

スタメン、2番に中村奨成。お、いいぞ(レフトだけど)。7番に堂林翔太。はぁ? 林は、林晃汰はどこ行ったー。昨日、ベンチから安部友裕がいなくなったことに得心していたが、勝ててない今、どうして迷える子羊を出すの?

小園海斗が9番とはどういうことだ。この日、小園はひとり2安打。打順の意図が、目指すところがわからない。


1回、菊池涼介が先頭打者ヒット。奨成は併殺崩れに終わったが、盗塁決め2塁に進み、カバー。西川龍馬のゴロで3塁に進むも、ここで鈴木誠也おきまりの凡打。ほんと人がいるとき打たない、鈴木クォリティ全開。

2回裏、森下暢仁はヒットとフォアを交え、満塁の場面で、福田周平に3点タイムリーを浴びる。痛い。

この2回裏、エラーにカウントはされなかったが、堂林がゴロのボールをうまく握れず送球できなかったり、小園や西川龍馬の取れそうで取れない守備があった。ピッチャーにとっての受難も積み重なっての3失点。

しかし森下、3回目以降は無失点。オリックス打線に粘られつつも(見習えカープ打線)、踏みとどまるところが森下。


6回、オリックスは、田嶋大樹から村西良太に交代。あれ、もう交代? 田嶋を打てていなかったカープ打線、潮目が変わるチャンス。中嶋監督が采配ミスしたかと思いました。

まさしく、まさしく、そのときが来た。

奨成いきなりフォア、西川ヒット、鈴木フォア。満塁で會澤翼が押し出しのフォアで1得点。ここで村西から富山凌雅に交代。

なおもノーアウト満塁で、坂倉将吾が併殺打で1点追加。ここは、ここはスカーッと行ってほしかったが、1点差に迫る。

でも、ここで堂林。なんでここで堂林。と、思わずにいられない。もちろん予想を裏切って打ってくれたらファンは喜びます。はい、2ゴロで終わり。


6回裏、森下は三者凡退。このとき101球。もう1回行くかしらと思いきや、7回裏はコルニエル。

また森下に勝ちがつかず。せめて逆転して、負けを消してほしい。負けをグイグイ消す消しゴムが、いや打点がほしい。

コルニエルは今日もポンポンポーンと快調に三者凡退。

9回、カープはポンポンポーンと三者凡退で終了。


森下をまたしても援護できず。森下で勝てないなんて。もう何を楽しみにしたらいいんだろう。途方に暮れる土曜の午後。

いや、高橋昂也だって、玉村昇悟だって、大道温貴だって、楽しみだ。でも、どんなに投手がいい投球をしても、打たないと勝てない。栗林良吏にいたっては、もっと見たいのに出番が少ない。あまりに少ない。

昨年も、森下が好投しても援護なかったりリリーフ陣に引っくり返されたり、胸がつまる思いを何度も経験した。野球は個人プレーではないですから、それは避けられないこと。

でも、今年これほど同じことを繰り返されると、痛点すら麻痺してきた。痛みを超えて、無表情。


新型コロナの影響があったとは言え、それだけが原因とは思えない。

考えが固着していたベンチが、この機にやむを得ず重い腰を上げて、若手を起用した。林や宇草孔基らが躍動を見せた。小園も打ってますよー。奨成も出番が少ない。まともに評価されてると思えない。

今日みたいな凸凹オーダーでは。まず、そこを見極めてもらわないと。

鈴木や西川のクリーン・アップにこだわる意味あるのか。結果出てないんだから、奨成、林、小園を主軸にして試してくれまいか。それくらい思い切ったことして、ファンに心躍る思いをさせてくれませんか。


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2021年6月12日

ノーヒットノーラン狙うなら、今のカープおすすめ状態


6月11日、オリックス戦(京セラドーム大阪)、0対4。完敗。

リリーフとしてチームを支えてきた大道温貴が初先発。球界一の投手・山本由伸と投げあうチャンスを与えられる。6月5日、楽天戦での、森下暢仁と田中将大の投げあい以上にワクワクする。

山本から点を取るのは今のカープにとって至難の業。最初から分が悪いのは承知の助。でも、何が起こるかわからないのが、ゲーム。大道が好投して、ジャイアント・キリング(格下のチームが格上の相手を負かすこと)が起きたら面白い。

しかし、想像以上に山本はすごかった。

1回、今日から1軍復帰の先頭打者・羽月隆太郎は3球三振。赤子の手をひねられる感じ。三者凡退。

2回と3回、三者連続三振。4回と5回、三者凡退。

次元が違う。キレがいい上に、ストライク先行でボール球が少ないことにも驚く。今日はもしかしてノーヒット・ノーランがお目見えか。いえ、完全試合までも視野に。


対する大道。1回裏は緊張もあったのか、いきなりフォア。吉田正尚にもフォア。あ゛ー。と頭抱えそうになりましたが、無失点で乗り切る。

2回裏と3回裏と4回裏は、三者凡退。5回裏は三者連続三振。グングン調子をあげていく。球数要しながらも点与えません。

もし、もしこのままゼロゼロ行進が続いたら面白いことに。そんな綺麗に行かないのは重々承知なんだけど。

6回も山本は三者凡退。無敵な感じはするが、でも、何が起こるかわからない。たとえば突然肉離れ起こしたりとか、打球が当たって調子を崩すことだってあるかもしれない。

いえ、けしてそういうことを望んでいるわけではなくて(私は山本ファンです)、いつなんどき不測の事態が起こるかわからないということ。諦めたらあかんということ。

なんだけど、三振があまりに多い。当たってもゴロかフライ。不測の事態が起きる心配さえなし。球が、球が当たらない。当たった人はおめでと~という感じ。


6回裏、もう少し見たかったけど、大道は初先発の大役を果たして、コルニエルに交代。ここも三者凡退で、続くよ続くよゼロ行進。

はいはい、7回も山本は三者凡退。いよいよノーヒット・ノーランが現実味を? ノーノー達成するなら、今年のカープ、狙い目よ、ヘイ!(昨年もな)

7回裏は森浦大輔。あれ? コルニエルの回またぎではなかった。勝ちパターンで行くつもりなのね。もし、このままゼロゼロ続いたら、9回、こんな状況でまた栗林良吏。そんなの見せられたら、たまったもんじゃない。

しかし、その心配はしなくてよくなった。昨日好投で連投の森浦、いきなりフォアとヒット。1アウト2塁3塁で、中田廉に交代。


中田もいきなりフォアで満塁こしらえ、力投するも2点タイムリーを許し、もういっちょ満塁作ったところで、高橋樹也に交代。

樹也はいきなり押し出しフォア。自責はゼロだけど、ここに来て様相が反転。張り詰めた均衡は崩れ、0対3。

7回裏、カープが3アウトとるのに手間取りすぎ、山本のリズムを崩したかどうなのか、8回、鈴木誠也がヒット。ノーノー阻止。坂倉将吾もヒットで、今日初めての見せ場。ノーアウト1塁2塁も、三振、三振、また三振。

今日の山本、奪三振の自己最多記録を15に更新。


8回裏、島内颯太郎。3点ビハインド、敗戦処理とも言えます(いえ、逆転も数パーセント諦めてはいませんよ)。競った場面でもないのに、島内、連打されるわ、バッテリーミスあるわで1失点。 ここで踏ん張れないとは、いつまで島内は島内なのか。

最後は平野佳寿。ベテランしっかりおさめました。

この日、セのチームで負けたのはカープだけ。ぽつねん。隣の芝生が青く見える。いや、実際、青々しています。

山本は素晴らしかったが、封じられすぎ。今日は若鯉たちの跳ねる力も弱く。その中で、大道の向かっていく投球はよかった。玉村昇悟ともども楽しみ。


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