今日からDeNA3連戦。玉村昇悟、森下暢仁、大道温貴が先発予定。
交流戦の(いやその前からの)悲惨な記憶を一瞬忘れさせてくれそうな、豪華3本立てに胸躍ります。
打線の援護があれば、それ以上にベンチさえおかしなことをしてくれなければ(いや、絶対またやる)、見ごたえある試合になることを懲りずに期待するリーグ再開(最下位)の日。
6月16日、交流戦最終日に発表されたオリンピック代表メンバー。
アマチュアスポーツの祭典にプロが出てこなくてもと常々思うておるところに、新型コロナの感染が収まらない中でのゴリ押し開催。ただでさえ気持ちも冷えてるところに、カープから最多の5人選出。気持ち、しらみます。
なにが一番しらむって、代表に選ばれた鈴木誠也の「感動を与えられるようなプレーをしたい」というコメント。
カープファンに感動を与えられていないのに、失望を与えているというのに、どの口が言う、です。しれっと、よく言えますなぁ。その神経の太さ、打席で活かしてくれまいか。
2019年のプレミア12での鈴木誠也はたしかに素晴らしかった。稲葉監督は最近の鈴木を見ていないのかな? チャンスで打てない(打たない)。ベンチでヘラヘラ笑ってる。そんな選手。
會澤翼は出場を辞退(代わりに梅野隆太郎が選出)。ゆっくり静養してほしいです。しかし、肩も弱いし、リードも・・・。稲葉監督の評価は高いのですね。
菅野智之に山﨑康晃、いまコンディションがよいと思われない選手も選出。コンディションより、過去の実績重視。まるでカープの首脳陣のよう。
これまで一緒にやってきた選手とのつながりや記憶も大切にって気持ちも見えてきます。人間だもの。仕事はできれば一緒にやって落ち着く人とやりたい。
カープも、内閣も、心しないとそうなる。でも、野球は勝負の世界。内閣は税金で成り立ってる仕事。そこに安心しないで、プロとしての視野がほしい。切に。
栗林良吏も選ばれた。新人が代表に選ばれたのは初だとか。あのプレーを見ると、選びたくなる気持ち、わかります。
まだプロ1年目、心身ともにいっぱいの状況でプレーしているであろう栗林。オリンピック期間は休ませてあげたかった(森下暢仁も)。栗林への期待の強さ(栗林頼み)も、カープベンチと似ている。
プロ野球は、ペナントレースという土台があるのだから、ほんとはそっちに力を注いでファンを楽しませる状況を作ってほしいのだけど。
黒田博樹も『決めて断つ』の中で、2004年、アテネオリンピック代表に選ばれたときのことを書いていた。
当時、黒田はカープのエースだったが、松坂大輔や上原浩治ら、各チームのエースと一緒に野球をし、「外の世界」を知ることができた、投手としてまだまだ自分には足りない部分がたくさんあることに気づくことができた、と。
森下や栗林にとって、糧となるよい出会いや刺激があるだろうことを思い、ただ応援するのみ(菊池の華麗な守備も)。鈴木は万が一活躍でもしたら、ツーンって気持ちになりそうだけど。