11月13日、プレミア12・スーパーラウンド、メキシコ戦(東京ドーム)。3対1でリードを守って勝つ。
鈴木誠也の4番以外は、ガラッと打順を変えてきたメキシコ戦。
1回、鈴木誠也と近藤健介のタイムリーで2点先制。
打撃不振の坂本勇人が2番に。「なんで? 」と最初顔をしかめましたが、2回にタイムリー。守備でも魅せました。日本シリーズより続いていた不振から突然の復調。
先発の今永昇太。4回、ジョーンズに甘い球をしっかり捉えられ、ソロホームランを浴びはしましたが、6回1失点の好投。かつての菅野智之のよう。安心して見ていられます。
7回以降の甲斐野央(ひろし)→ 山本由伸 → 山﨑康晃の無失点リレーもこれまた素晴らしかった。山本の柴犬のような凛々しさにほれぼれ。
3回以降はチャンスを作れず活かせず、無得点の日本。相手にいつ流れを渡してもおかしくなかったところを投手陣が守りきってくれたというか。
この日も打点をあげた鈴木だったが、その後、満塁や1塁3塁のチャンスで打席がまわってきたときには打てなかった。
毎回打てるほど簡単な世界ではないし、好調がいつもまでも続くとは限らない。
ただ、プレッシャーのせいなのか何なのか、そのチャンスの2打席では鈴木に小さな負のオーラを感じた。
PK戦の苦手なサッカー選手にキックの順番がまわってきたときみたいに、少し自信なさげに見えた。それまで今大会ではのびのび打っていた鈴木が。
今シーズンのカープでの鈴木を思い出させた。次の試合では払拭してくれるか、また迷い込むのか。
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