11月11日、プレミア12・スーパーラウンド、オーストラリア戦(ZOZOマリン)。3対2で逆転勝ち。
いやぁ、しびれました。
4回、打ったとたんホームランとわかった鈴木誠也のスイングも、田口麗斗 → 岸孝之 → 甲斐野央(ひろし) → 山崎康晃の無失点リレーも、素晴らしかった。
しかし、何といっても7回。ヒットで出塁した吉田正尚の代走で登場した周東佑京が2盗、3盗を決めた後、源田壮亮が繰り出したスクイズ。
あまりの周東の足の速さに引き寄せられるように、目の前に転がってきたボールを1塁ではなくホームに送球した相手ピッチャーのウィルキンス。その送球をかわしてホームインした周東。
いやぁ、しびれました(もう1回)。
先日の日本シリーズでもでしたが、周東は、出てきただけで何かやってくれそうな空気をかもしだす選手ですね。
テテテテテ。テテテテテ。と、次の塁へ。は、速い!
代走でこれほどまで見る者をワクワクさせてくれるとは。こんなスペシャリスト、なかなかいません。
そこで思い出したのが、世界の盗塁王、福本豊さん。
リアルタイムでの盗塁は拝見したことがないので、どんな感じだったのだろう。こんな感じで、気がつけば進塁していて、ファンをわくわくさせてくれていたのかな?
しかし何よりすごいのは、福本さんが2543安打を放っていたこと。盗塁できる環境を自ら作り出していたこと。いやぁ、すごいすごい。
話戻ります。
その周東の走塁を見て、スクイズというアイディアを実行した源田と、ホームインした周東の思い切りのよさ、素晴らしかった。見ていて面白かった。
打撃不振の坂本勇人に代わり、源田を起用した稲葉采配は、とりわけ短期決戦において、当然と言えば当然のことなのだけど。
今シーズン、そのうち打ってくれるだろうと不調の選手を使い続け低迷を招いた緒方采配をいやというほど見せられたので、フツウの野球を見ているような感覚に。
緒方ショックで静かにダメージ受けていたことを再確認。
打撃好調の鈴木や菊池涼介。好リードを見せる會澤翼(逃げの姿勢の外外〔そとそと〕病はどこいったー)。
のびやかに野球している3人を見て、今シーズンのダメージをゆっくり払拭してゆきたいです。
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