4月30日、巨人戦(東京ドーム)、4対11。3タテ阻止。
巨人相手に2連敗。「今日はやり返す」という意志を打線に感じた。というより、この3連戦、今の巨人相手なら、今日みたいに全部大勝してもおかしくなかった。
今日はオーダーを変えてきた。やっとです。お。2番に西川龍馬。てことは、5番は・・・代打の切り札、松山竜平やないかーい。
1回、西川が起点となって、松山の内野安打で先制点。野間峻祥がスタメンからいなくなったとたん、すすすーと点が入った。やっとわかってくれたか、カープベンチ。
先発はアンダーソン。前回(4月20日)の登板で2回4失点。気分的には、「登録抹消されてなかったんかーい」だったが、「一度の失敗で見切らない。どうリカバリーするかも見る」という広い心の新井さん。
でもこのアンダーソン。点を取ってもらってすぐに、フォア2コ出して、同点にされる。む。
が、2回、上本崇司がホームラン! 出ました、バット投げ。3回には秋山翔吾も一発! 4回には西川の2点タイムリー! 昨日のリベンジ。
アンダーソンは4回にも2失点、5回3失点で降板。ローテを守るには相変わらず物足りない。要再考してほしいが、6回には秋山の2点タイムリー、マクブルームの3ランと大量援護を得て、今季初勝利。9回には代打・磯村嘉孝のソロも出た。
初回からバンバン点を取っていく打線を見て、「今日は勝つ」という意気を感じた(それ、いつも見せてくれていいんだよ?)。
むしろ、4点以上リードして、栗林良吏を出さずにすむ状況を作ろうとしているようにも見えた。今日は栗林、ケアのためベンチ入りしていなかったのだが。
おかげで今日、リリーフ陣は、余裕をもって投げることができた。
昨日、中田にサヨナラ2ランを打たれ、4敗目を喫した栗林。試合後、新井さんは「配置転換は考えてない」とまだ言うておった。
緒方前々監督や、佐々岡前監督以上のこと、してくるとは。護摩業魂、こわい。青春ドラマじゃないから。勝負だから。状況を見て柔らかに対応してほしいです。
栗林で負けたこと(いや、打線がもっと打てば勝てた)、新井さんが栗林に託し続けることで、チームにいやな空気が漂ってはいないことは、今日の試合を見てわかった。
そら、栗林がこれまでしてきたこと、選手たちは知ってるから。でも、次、同じことが起きたら、手当てはした方がいいと思う。チーム全体のために。
ひとまず、打順を変えて功を奏した。これがベストではないとしても、つながってなかった打線が一つ解消されたモデルケースを見せてくれた。
クルクル打順をとっかえひっかえするのがいいとは思わないが、開幕から1ヵ月立った。そろそろ、いろいろ変えてみていってほしい。
1軍と2軍の断絶(野手の)も解いて、風通しよくしてほしい。今日みたいに、客観的に見たオーダーを作っていってほしい。