2023年4月30日

打順を変えとたん打線がつながる! 溜飲下がる


4月30日、巨人戦(東京ドーム)、4対11。3タテ阻止。

巨人相手に2連敗。「今日はやり返す」という意志を打線に感じた。というより、この3連戦、今の巨人相手なら、今日みたいに全部大勝してもおかしくなかった。

今日はオーダーを変えてきた。やっとです。お。2番に西川龍馬。てことは、5番は・・・代打の切り札、松山竜平やないかーい。

1回、西川が起点となって、松山の内野安打で先制点。野間峻祥がスタメンからいなくなったとたん、すすすーと点が入った。やっとわかってくれたか、カープベンチ。


先発はアンダーソン。前回(4月20日)の登板で2回4失点。気分的には、「登録抹消されてなかったんかーい」だったが、「一度の失敗で見切らない。どうリカバリーするかも見る」という広い心の新井さん。

でもこのアンダーソン。点を取ってもらってすぐに、フォア2コ出して、同点にされる。む。

が、2回、上本崇司がホームラン! 出ました、バット投げ。3回には秋山翔吾も一発! 4回には西川の2点タイムリー! 昨日のリベンジ。


アンダーソンは4回にも2失点、5回3失点で降板。ローテを守るには相変わらず物足りない。要再考してほしいが、6回には秋山の2点タイムリーマクブルームの3ランと大量援護を得て、今季初勝利。9回には代打・磯村嘉孝のソロも出た。

初回からバンバン点を取っていく打線を見て、「今日は勝つ」という意気を感じた(それ、いつも見せてくれていいんだよ?)。

むしろ、4点以上リードして、栗林良吏を出さずにすむ状況を作ろうとしているようにも見えた。今日は栗林、ケアのためベンチ入りしていなかったのだが。

おかげで今日、リリーフ陣は、余裕をもって投げることができた。


昨日、中田にサヨナラ2ランを打たれ、4敗目を喫した栗林。試合後、新井さんは「配置転換は考えてない」とまだ言うておった。

緒方前々監督や、佐々岡前監督以上のこと、してくるとは。護摩業魂、こわい。青春ドラマじゃないから。勝負だから。状況を見て柔らかに対応してほしいです。

栗林で負けたこと(いや、打線がもっと打てば勝てた)、新井さんが栗林に託し続けることで、チームにいやな空気が漂ってはいないことは、今日の試合を見てわかった。

そら、栗林がこれまでしてきたこと、選手たちは知ってるから。でも、次、同じことが起きたら、手当てはした方がいいと思う。チーム全体のために。


ひとまず、打順を変えて功を奏した。これがベストではないとしても、つながってなかった打線が一つ解消されたモデルケースを見せてくれた。

クルクル打順をとっかえひっかえするのがいいとは思わないが、開幕から1ヵ月立った。そろそろ、いろいろ変えてみていってほしい。

1軍と2軍の断絶(野手の)も解いて、風通しよくしてほしい。今日みたいに、客観的に見たオーダーを作っていってほしい。
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2023年4月29日

栗林は悪くなーい、問題は栗林出す新井監督、打線もっと点取れ


4月29日、巨人戦(東京ドーム)、4対3。サヨナラ負け

9回、中田翔のサヨナラ2ランで、栗林良吏、4敗目。クローザーが4敗はちょっと尋常じゃない。3敗でさえ、そう思っていたが。

それでも、新井さんが「お前なら(この経験を)乗り越えられる」とリフレッシュも配置転換もなし。今日も、9回、2対3の1点リードで栗林を送り出した。


これはたとえば島内颯太郎に「なんとかしてこの壁を乗り越えろ」と言うのとはちょっと違うと思うんですよ。今の栗林は、腰、からだという基本的なところが問題なのでは?

球威がありませんもの。それは根性で出すものでなく、土台になる体がしっかりしてないと、出したくても出せないのでは?

先発投手には、リフレッシュさせたり、登板間隔をあけたり、長いシーズンを見越してマネジメントを実験中の新井さん。

リリーフ陣も、栗林も、マネジメントしてあげてほしい。


秋広優人と代打・丸佳浩は空振り三振。今日はこのまま無事終ってほしいと思っていたが。

岡本和真にフォア。これがサヨナラ負けの引き金になった。それにしても中田。打率とかじゃない。ここぞのときに一発放つところはさすが。打席に立ったときの威圧感たら。

さすが、問題起こしても原監督が欲しがるだけあるわ。WBCでは監督としての評価をあげた栗山さんだったけど、ベンチ裏で日ハムのチームメイトに暴力を振るった中田に就職先を手配。

こうして中田の野球人生は続いているけれど、日ハムファンへの挨拶(謝罪)が一言もなかったのは、日ハムも、巨人も、いまだによろしくなかったと思っている。

 
松本竜也が7回、秋広にプロ初ホームラン打たれて1点差になったのも痛かった。

体が万全でない栗林を起用し続けている新井さんにも問題あると思う。

しかし何より、残塁多かった(巨人も同じくらい多かったが)。これは負けるパターンですわ。点取らないからですわ。


コルニエル、今日もがんばった。4月21日の初先発に続き、6回1失点と先発の仕事をした。バントも成功しました(小園海斗、見てるか~)。

コルニエルに初勝利を届けてあげたかったが、先発とは自分の投球だけでは勝ちがつかない仕事というのはコルニエルも心得ているだろう。でも、次こそ勝たせてあげたい。九里亜蓮も、な。

8回、グラブトスで坂本勇人の進塁を阻止した菊池涼介、今日もすごかった。菊池がいなくなったら、カープの魅力が半減するくらいの大きな存在。そういう看板選手を獲得しなくては。育てなくては。
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2023年4月28日

9回、見せ場は作ったが、この盛り上がらなさはいったい


4月28日、巨人戦(東京ドーム)、5対4。9回、1点差までつめよったが、逆転まではたどり着けず

昨日の中日戦、押し出しで勝つのがやっとだったのに(もぎとったのはよしとして)、それでも相変わらずほぼ同じスタメン

本日の入れ替えは?と、いそいそ確認すると、あ・・・あるにはあったが、羽月隆太郎が昇格。2軍での打率は悪くはなかっただろうが、矢野雅哉とか韮澤雄也とか、ものすごく大雑把に見ると、似たタイプの選手がまた。

新井さんは解説者時代、外から客観的に見て、カープに長打力が欠けていること、痛感していたと思うのだけど(ほかにも欠けてるとこはあるが)、そこのとこどう考えているのか、両手で肩をつかんでゆさゆさ振って、聞きたい気分です。


菊池涼介と秋山翔吾と西川龍馬の1・3・5番以外は、時々打ちます状態。デコボコ、ちぐはぐ。

2回、デビッドソンに5号ソロ。実に14試合ぶりのホームラン。しかも看板直撃。

こう時々大きいのが来ると、次を期待してまた何試合待つことになるんだろう。ここまで待ってもらえる選手とチャンスをもらえない選手、この線引きはいったい。

3回には、マクブルームの二ゴロの間に、もう1点。時々打点あげます、打率1割台の4番。こわくない、こわくない。


3回まで快調だった遠藤淳志。4回、岡本和真にフォア。ここで治療のため一度ベンチに下がる。後で知ったことだけど、前の打席のバッティングで手がしびれる感覚があったとか。

中田翔にも連続フォア。ランナーたまったところで、不調だった坂本勇人に3ラン打たれる。結局、5回3失点で降板。

6回、マクブルーム2塁打で出塁。上本崇司ヒットの間に、マクブルームが3塁蹴ってホームに向かう。これは間に合わないんじゃ? というタイミングを小窪コーチがグルグル回して。はぁぁぁ。コーチとして三流感が漂う哀しみ。


これまでなかなかの頑張りを見せてきているリリーフ陣も、6回、ケムナ誠が代打・丸佳浩にタイムリー打たれて、2点差に。

今日、丸いないなと思っていたら、不調でスタメン外れてたんですな。丸いないと寂しいな。こわさが減ると思ったら、しっかり打たれた。

8回、戸根千明が坂本にもう1発お見舞いされて、3点差に。これは痛かった。


9回、昨日フォアを見極めてお立ち台に立った韮澤が代打に。ここまで打率0.00。正直あんまり期待していなかったが、大勢がしっくりきてないのも功を奏したか、初ヒット!

そして、代打・松山竜平が2塁打で、韮澤ホームイン! 今季の松山、代打で期待に応えてくれてる。

昨年は開幕スタメン4番だった松山。消去法的な抜擢に思われたが、このまま代打の切り札で沸かせてほしい(ほかに今、相手にちょっと嫌な代打がいなさすぎる)。

菊池が打って、もう1点。盗塁も決めました。わーわーわー。野間峻祥も打った、盗塁決めた、わわわ。赤松さん効果かしら?(小窪とのコントラストが強すぎる)

しかし、大勢ギアを上げて、期待の秋山翔吾、空振り三振。期待薄のマクブルームも空振り三振。終了。


最後の最後、つめよって見せ場は作ったが、この気持ちの盛り上がらなさはいったい。

いつまでも変わらぬこのオーダー。コロコロ変えすぎることはよくないと思うが、相手にとってこわくない、精彩を欠いた會澤翼や田中広輔らが当たり前のように1軍にいる。

開幕からもうすぐ1ヵ月。新井さんはどこまでこのまま行くつもり?

「1軍も2軍も全員戦力」と春季キャンプで匂わせておきながら、この断絶(主に野手)。どう説明するつもり?

2023年4月27日

打ちまくる菊池、最後の野手韮澤は押し出しでサヨナラ勝ち


4月27日、中日戦(マツダスタジアム)、3対2。延長12回、サヨナラ押し出し勝ち

九里亜蓮と柳裕也の投手戦。またしても早いテンポで試合が進む。中日打線がポンポン打ってくるのもあって、九里、7回で71球というすごいペース。

5回、1失点したけれど、デビッドソンのエラーが引き金になったもの(自責はゼロ)。7回ウラ、2アウト2塁で打席がまわってきて、松山竜平と交代。あぁ、九里を援護してほしかった。


8回、島内颯太郎。ここでもマクブルームの悪送球で1失点(自責はゼロ)。2塁3塁の場面も踏みとどまった。

8回ウラ、第1打席で1500本安打を達成した菊池涼介が2塁打、野間峻祥に3塁打が出て、1点返す。

今日の菊池はすごかった、6打席5安打。2000本安打、目指してー。


9回、同点で栗林良吏。ファンの心情としては、栗林はセーブシチュエーションで出してあげたいのだけど。9回ウラで決着をつけられるほど、打線の馬力がないから。

でも新井さんはまたしても同点で栗林を出してきた。4月22日のDeNA戦を思い出したのは私だけではあるまい。石川昂弥にいきなりヒット打たれるし。

おまけに、坂倉将吾がパスボール(さーかーくーらー)、溝脇隼人バント成功、代走の髙松渡は3塁へ。

でも、ここで、加藤翔平がスクイズ失敗、髙松はさまれて3アウト。栗林、上手かった!


けりがつかず延長戦に突入したのは、まだ21時前。比較的からだにやさしい延長戦。

10回の松本竜也は満塁を、11回のターリーは2塁3塁を切り抜け、12回はわれらが矢崎拓也がしとめ、今日も投手陣がみな踏ん張った

12回ウラは菊池から。菊池が今日5本目のヒット。も、野間峻祥はバント失敗(のーまー)。頼みの秋山翔吾もセンターフライ。

途中出場の田中広輔の代打・磯村嘉孝がフォア。西川龍馬、申告敬遠で満塁。ここで、矢崎拓也の代打、最後の控え野手、韮澤雄也が打席に。ここまで打率0.00の韮澤。ここで打ったらヒーローよ。

そしたら、砂田毅樹はストレートのフォアで、サヨナラ押し出し勝ち。わ。


磯村も、韮澤も、フォアを選んだのはエライ。でも、フォアをとったとき、ガッツポーズするのはやめてほしいの。

こういうのは他チームの選手でも見たことあるのでよくあることだと思うんだけど、相手のミス。それを逃さないのはいいこと。でも、はしゃがずエレガントに振舞ってほしいの。ガッツポーズは打ったとき専用で(希望)。

ほんとにヒーローに選ばれてお立ち台に立った韮澤は、声高に「最高でーす」。サヨナラ勝ち、お手柄です。でも、そんな大きな声で「最高です」って。ちょっと、感覚的に引きました。

菊池の1500本安打の日、勝てて終れてよかった。
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2023年4月26日

カープと中日、スタメン野手の年齢差がありすぎて


4月26日、中日戦(マツダスタジアム)、3対6勝てません。

新井さんのはからいで、早くもリフレッシュ休暇をもらった大瀬良大地。先頭打者を出して、なんだかな~のビシッとしない始まり。でも、最近の大瀬良によくあること。暗示ではないことを願う。

3回に2失点。でも、そのウラ、菊池涼介と秋山翔吾のタイムリーで同点に。菊池と秋山は盗塁もしかけ、いいぞ、いいぞ。

でしたが、2塁3塁でマクブルームが空振り三振。畳みかけることは今日もできず。

4回、坂倉将吾の後逸で、あっさり逆転されてしまう(さーかーくーらー)。


ここでベンチに下がった大瀬良のもとに新井さんが。4回で監督が先発投手と話してるの図は珍しい光景。

大瀬良、なんと降板。試合後、わかったことですが、ハムストリングに違和感あったそうで。

それは仕方ない。が、せっかくのリフレッシュを生かせなかった。からだってデリケートだ。

しかし、また大瀬良、かよわいイメージを払拭できず。「エース」って言葉に違和感増幅(まわりが勝手にそう呼んでるだけなんだが)。中日・先発の涌井秀章は37歳。大瀬良、物足りない。


5回、アドゥワ誠も1失点。7回、西川龍馬のソロで1点差につめ寄るが、8回、戸根千明がフォアを皮切りに、自身の送球エラーもあって、岡林勇希に2点タイムリーを打たれ、差が広がる。戸根、今季初失点。

それにしても、涌井がセ・リーグにいるのは妙な感じ。まだ慣れません。防御率は悪くないのに、援護がなくてまだ今季無敗。他人事とは思えません。

が、今日、涌井にやっと待望の1勝目。「投げるのが楽しい」と、ヒーローインタビューであんまり聞いたことのない台詞が出てきて、意外でした。

まさかセ・リーグ村に来て、ちょっとラクに投げられてるってことではないですよね?(いちおう勝負の世界ですし)


しかし、中日の野手スタメンは、20代前半の選手が4人も。30代は、大島洋平(37歳)と木下拓也(31歳)だけ。しかし、この二人は忖度で使われてるような選手ではないし、れっきとした戦力。

ちなみに、今日のカープ野手は、坂倉将吾と矢野雅哉が24歳、西川龍馬が28歳。矢野は渋い守備と落ち着いた風貌のせいか、若手感がさほどないんだな、これが。

まさかこのまま固定メンバーでシーズンを通すつもりじゃないと思うが(そう思いたいが)、新井さんは若い選手が並ぶ中日のスタメンをどんなふうに見ているのだろう? まさかこのままでいいと思ってるんじゃあ、あるまいな。
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2023年4月23日

最後、雑な感じがした。取られて取っての試合を逃す


4月22日、DeNA戦(マツダスタジアム)、3対4で負け越し

取られては取り返す試合展開だったのに、最終的にはカープが雑に終った感じがして、悔しいというより、なんかつまらない気分になった。

玉村昇悟が先発。2回に2点先制されたものの、3回には菊池涼介の1号が、7回にはマクブルームの1号が出て、同点に。

その後も、ノーアウト2塁3塁で、坂倉将吾。浅いセンターフライで犠牲フライに届かず。うーん(物足りない)。それでも、代打・松山竜平のショートゴロで3対2と逆転。

8回、今度はターリーが佐野恵太にソロを打たれて、あっさり同点に。


ところが8回ウラ。菊池ヒット、上本崇司バント、捕手の山本祐大がボールをこぼしたすきに、秋山翔吾振り逃げで生きて、1アウト1塁2塁。マクブルームがフォアで満塁。

取られて取っての今日のゲーム、まだ見せ場が残っていた。なんだけど、西川龍馬ゴロで2アウト。ううう。打席は7回ウラの代走から守備についていた矢野雅哉。

ここで代打は出されなかった。矢野もファウルで粘ったけれど、力及ばず。

矢野が打ってくれたら一番よかったが、誰が出たら期待が持てるんだという控えの布陣ではあった。

ここまで大きな野手の入れ替えなし。こういうとき、送りだしたい選手を揃えてほしいのだ。開幕からずっとこのつまらなさ、続いてる。


で、同点の場面で、9回、栗林良吏を送り出す。矢崎拓也もいますけど?

延長戦はしないぞ。9回ウラで決めるぞって意志なのかもしれないが、緻密さに欠けるというか、意気込みだけで試合を進めようとしているカープベンチがつまらなかった。

栗林、やっぱり本調子じゃない。楠本泰史のライト前ヒットを野間峻祥がもたついて、勝ち越しタイムリーに。

4月2日、神宮でのヤクルト戦で、打球を握り損ねた上に焦って暴投した野間。また慌ててこんな・・・。この雑さにも気持ちがしらむ。

そしてマツダスタジアムに強いクローザー、山﨑康晃を出す状況を作ってしまった。


4月20日の阪神戦、新井さんは直々にマウンドに向かい、アウトの取れない栗林に「おまえで打たれたら本望。思い切って腕を振ってこい」と声をかけた。その後、栗林はなんとか乗り切って、チームは勝った。

あのときの新井さんの行動には感動した(佐々岡さん時代にはなかった)。高津監督みたい。

今回も、栗林には今の状況を乗り越えてほしいと、配置転換や休養は考えていないもよう。(「デイリースポーツ」)

「絶対的守護神」という言い方、あるけれど、絶対なんてないから。「うちの守護神は栗林」にとらわれる必要はないと思う。

栗林で落とした試合、すでに3試合。これは精神論でなく、コンディション(体)の問題だと思う。客観的に状況を見てほしい。それは信頼とは別の問題と思う。そういうとこもつまらなく感じたんです、今日は。

2023年4月22日

今年のカープは試合時間が短い


4月22日、DeNA戦(マツダスタジアム)、3対0。

床田寛樹、7回無四球無失点で、2勝目。テンポのいい投球、気持ちいい。もっと行けそうな感じだったけれど、90球でフィニッシュ。

ケガ明け。長いシーズンを見越して、無理をさせない新井マネジメント。

大瀬良大地のリフレッシュ休暇も含め、このマネジメント、シーズン終盤にどんな影響(効果)が出てくるか、実験結果が楽しみ。打線が機能しないと勝てないが、投手が土台をつくってこそ、なので。

4回、マクブルームのタイムリー(桑原将志の後逸あり)と、西川龍馬の2ラン。昨日、好投したコルニエルを援護できなかった打線だったが、今日は床田に勝ちがついて、よかった。


今年のカープは今のとこ、体感として、試合時間が短く感じる。投手戦と淡白な攻撃が背中合わせという内訳だけど、見ている側にとって体にやさしく有難い。

「打率はいいのに残塁の山」という、効率の悪かった昨年に比べ、10勝中6勝が相手チームより少ない安打で勝っているとか。

これもまた  時間短縮の  理由哉 (ししおどしがカッコーン)。


床田、3回と6回、併殺でしとめていた。とくに3回、ピッチャーゴロに即反応した2塁への送球は見事。

投げてよし、打ってよし、フィールディングもよし。森下暢仁ともども、エースの条件備えてます。今年こそケガなく完走して、2桁勝利獲得してほしいです。

8回、松本竜也。フォアと連打であっという間に満塁。も、併殺からめて、無失点で切り抜けた。ふぅ。

9回、栗林良吏。いきなりまたフォア。サーッ(ひんやり)。しかし、ここも併殺からめて、無失点。栗林は7セーブ目で、リーグトップ。

併殺、する方はなんとも言えない気持ちよさ。されるとあれほどガックリくるものはないが。これも試合が歯切れよく進む理由のひとつ哉?


菊池涼介はリフレッシュのため、韮澤雄也がセカンドでスタメン。

そんな菊池も、9回、守備に。豪華な守備固め。クローザーのように、最後、併殺で仕事して試合終了。

菊池に代わって1番に入ったのが、田中広輔。ここ数年の中ではコンディションがよいかもしれないが、いま田中が1番なのか?

アンダーソンの「初登板の夢よもう一度」ではないが、輝きの残像は記憶に残る。新井さんも三連覇時代の田中の輝きをもう1回!(大塚愛で)と、忘れられずにいるんじゃないかと、気になります。
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2023年4月21日

コルニエルvs.今永、予想通りと予想以上と


4月21日、DeNA戦(マツダスタジアム)、0対1。初先発で好投したコルニエルに勝利をプレゼントできず。

WBCを経て、今季初先発の今永昇太。予想どおり、今永を突破できなかった。

いや、試合前から諦めてたわけじゃないんです。1年目から鉄壁感あった今永にも、不調なときはあるし。え、消極的? でも、どこに勝機が落ちているかわからないですから。


予想外だったのが、コルニエル。フォアやデッドボールで走者を出すことは多々あったが、7回まで無失点。初先発、これは勝ちをつけてあげたい。たとえ相手が今永だとしても。

8回、いきなり連続フォアはもったいなかった。絶好調の宮﨑敏郎に打たれ、ノーアウト満塁。

でも、新井さんは動かない。今日のゲームは短期決戦じゃない。ここはコルニエルに任せた。これからもあるしね。

4番の大将・ 牧秀悟は空振り三振で1アウト。代打・楠本泰史のファーストゴロの間に先制点が入って、マウンドを降りる。


フォアはもったいなかったが、コルニエル、善戦した。今永相手にワンサイドゲームにならなかった。次につながった(アンダーソンはもういいです)。

ここで、帰ってきた半袖(「ハンカチ=斎藤佑樹みたいな使い方)、矢崎拓也が登場。待ってたぜー。ここはワンポイントリリーフをしっかり決める。

しかし、点がとれなかった。2塁まで進むのがやっと。


今日、ドドッと選手の入れ替え。コルニエル、矢崎、大道温貴、磯村嘉孝が1軍へ。

黒原拓未、河野佳、石原慶幸(存在感なかった)、小園海斗が2軍へ。これは各々、納得はできる。

なんなら小園はもっと早く2軍へ送って、もっと打席に立たせてほしかった。ベンチで飼い殺し状態にするんなら。

が、新井さんなりに考えがあったんだろう。目の前で田中広輔や上本崇司の活躍を見て肝に銘じろ、とか? あー。散発的な活躍はあったが、深く刻み付けるほどの対象ではなかったと思うが。


しかし、野手に関しては入れ替えがいまだ少ない。新井さんはどんな展望を持っているんだろう。

まさか1年間、今のメンバー中心でいくつもりじゃないですよね、様子見ですよね?

いや、勝てば、結果が出れば、それでよし。なんだけど、割り切れないものが。徐々に入れ替え曲線を描いていくんだよね?(小さな希望を持たないとやっていけない感じ)

2023年4月20日

リリーフ踏ん張り、点取って、新井さんマウンドに向かって、3タテ回避


4月20日、阪神戦(甲子園)、5対7、3タテ阻止

出だしは快調。西純矢から連打とフォアで満塁つくって、マクブルームのタイムリーで1点先制。西川龍馬の犠牲フライでもう1点。でも、これ以上畳みかけられないところに一抹の不安が。

あれ? アンダーソンにも同じような現象が。連打と犠牲フライ、3連打で同点に。

早々に援護点をもらったのに、梅野隆太郎のタイムリーゴロで3対2、早々に逆転されてしまう。


2回には4連打され、2点ビハインドに。

4月16日のヤクルト戦で、初回5失点した玉村昇悟は、2回3回と立て直した。でも今日のアンダーソンはそういうの望めない雰囲気。2回で降板。

昨年、5月5日の巨人戦で、すんばらしいデビューを飾ったアンダーソン。あのとき、この選手はカープの目玉になる! と思ったのに。

アンダーソン自身も「あの投球がピークではない」と言っていた。快進撃を期待していたが、その後は凡庸に見えてしまって。

あのデビュー戦は幻だったのか? みたいになってる。カープ関係者も「あのときの投球をもう一度」と期待して契約したと思うのだけど、きびし~。


しかし、また呼応するみたいに、3回、西も連打にフォアでワンアウト満塁。ここで、ケムナ誠の代打・松山竜平が3点タイムリーで4対5、逆襲した。うぉぉぉ。

まーだわからない。でも、ケムナ誠、戸根千明(回またぎ)、島内颯太郎、松本竜也、ターリーが無失点を死守。これが素晴らしかった。

いま、カープのリリーフ陣、なんか充実感味わってる感じがする。

8回には相手エラーもからんで2点追加。3点リード。栗林良吏を迎える余裕ができた。


とはいえ、中野から始まる9回、珍しく秋山のエラーも重なって、中野いきなり3塁へ。ノイジー打って、2点差に。大山にも打たれるし、アウト、アウトが取れへ~ん。

佐藤打ち取ったところで、新井さんがベンチから出てくる。

栗林、交代か? ではなく、直々にマウンドに向かって、栗林を激励。佐々岡さん時代、こんなの見たことなかった。

栗林も踏ん張った。代打・原口文仁ライナーで、走者戻れずダブルプレー。試合終了! よかったー。でも原口の当たりも、よかった。ひんやり。


16打席ヒットのなかったデビッドソンにもヒットが出た。2本目は追加点につながった。

じっと待って起用した新井さんの期待に応えて、さらに調子つかんでくれるといいな。

どしっと構えて使い続けた新井さん。打線が不調に陥るやいなや、目線が泳ぐどこぞの監督とは違う。

う~ん、新井さん、ボスに向いているのかも。
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2023年4月19日

20代の野手は西川だけというすごいスタメン


4月19日、阪神戦(甲子園)、6対1、負け越し

暫定とはいえ、カープにとっては不慣れな1位、よっぽど居心地悪かったんだね。慣れ親しんだ位置にズルズルズルと下降中。

たとえばソフトバンク、2位以下になったら、すごく居心地悪そうにしてる。「勝って上にいるのが当たり前」というマインドを感じる。

8回、上本崇司のタイムリーでやっと1点返し、完封免れたが、2アウト2塁3塁でそのまま會澤翼。そういうとこ。ベンチは本気で勝つ気あるのかな? 


先発は24歳の遠藤淳志だったが、坂倉将吾と小園海斗さえもいない、20代の野手は西川龍馬(28歳)だけという未来が見えないオーダー

30代でも40代でも、いいプレーを見せてくれたら、そんなこと思わない。野球は年齢で決まるもんじゃない。でも、同じ7安打でこの点の取れなさ

阪神(とヤクルト)はチーム打率が特にいいわけじゃないのに、勝ってます。ここぞというところで点が取れている、決めているということ?

昨年、打率はよかったのに勝てなかったカープ。野球のやり方に問題あるんでは? 今日は塁に出ても走塁がしっくりこなかったり、気になりました。


最初、ファンを大喜びさせたデビッドソンも、15打席ヒットがない。打率が0.130に。ヒャッ。

新井さんは「打席数は必要。こっちはもう待って、慣れるまでってつもりだから。最初からそのつもりなんで」と、打順を動かすつもりはまだなさそう。落合さんスタイルというわけですね。(「スポーツ報知」)

自分の選手時代の経験もあるだろうな、とも思う。ちょっと打った打たなかったで打順やスタメン、くるくる変えることがいいのかどうか、わからない。


どこまで、ずっと結果が出ない選手を固定して、2軍で結果を出している選手を試さないでいくのかな。1軍と2軍、一緒になって戦うって言ってたのに、この(野手の)入れ替えのなさは佐々岡さん級。

新井さんには1年を通しての何か展望があるのかもしれないが、今のとこ、それが見ている側には見えない。

「実はこんなこと考えて、こうやってたんですよ、ワッハッハ」と種明かしして(=結果を出して)、ファンをスカッとさせてくれるときが来る・・・のかな。

まだ15試合で、あーだこーだ言いたくなるファン心理。新井さんが挙動不審ではなく、どしっとかまえて見えているのはいいこと。でも、選手のモチベーションのためにも、入れ替え(競争)のアクションも見せてー。
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2023年4月18日

栗林で負けたなら仕方ないとは思えなかった


4月18日、阪神戦(甲子園)、2対1、サヨナラ逆転負け

九里亜蓮と西勇輝の投手戦。

ランナーを出しても粘る九里。かたやカープは8回まで、まともなヒットは西川龍馬の1本だけ(記録では2安打だけど)。

九里は7回無失点113球で先にマウンドを降りた。九里に勝ちをつけてあげたかった。


8回、久しぶりのスタメン、小園海斗は1アウト1塁でバント失敗。またこのテンプレ展開。君はバントの練習をしているのか?

2アウト1塁で、代打・田中広輔。ヤクルト戦で激的な満塁弾を打った田中ではあったけれど、確率から行くと、松山竜平かと思った。

空振り三振で3アウト。この場面だって、「ここで打たなければ男じゃない」のシーンではあった。ああいう紋切り型の台詞はやっぱり口にしない方がいい。


勝ちをつけてあげたいのは阪神サイドも同じ。西は無失点のまま9回のマウンドに。

ここで、菊池涼介がヒット。今日、チーム3本目(実質2本目)がやっと出た、ここで出た。

野間峻祥がバントできっちり送る。開幕前から「バントは多用しない」方針を掲げていた新井さん。これが今季チーム初のバントになった(小園は今日失敗しましたし)。

頼みの秋山翔吾はセカンドゴロ。でも、ランナーはじりじりと3塁まで到達。

ここで、犠牲フライでの貢献が多いマクブルーム。犠牲フライは成立しない2アウトの場面で、タイムリーが出た! やっと試合が動いた

追加点と行きたかったけれど、西川、西に抑えられて、なけなしの1点に。


9回は栗林良吏。2本のヒットと申告敬遠で2アウト満塁。ここで、中野拓夢。チャンスに強そう。いやなバッターに回った。

落差の少ないフォークをしとめられて、中野の打球は2塁打に。同点どころか、サヨナラ負け。

これまでなら、「栗林が打たれたんならしかたない」と思えたが、WBCの影響なのか、これが限界なのか、栗林、よく打たれている。

守護神=栗林と決めつけないで、状態見極めて、入れ替えあってもいいんじゃないかな。それは栗林に失礼なことでも何でもないと思う。


マクブルームが先に1点とっただけに、惜しかった。

それ以前に、あまりに西を打てなさすぎた。昨年で天敵マークは解除認定したけれど、今日は気合入ってた。西の完投が報われてよかったとさえ思った。

力投している先発投手に勝ちをつけられなかったカープ打線の負け。
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2023年4月17日

若手かベテランか、未来か目先の勝利か


カープを最下位予想していた解説者たちは、開幕4連敗したとき、「そら見たことか」とほくそ笑んだことでしょう。

その後、5連勝、いま首位。まだ13試合、暫定首位なんて無きに等しいが、それでも土日に逆転勝ちできたことはよかった。主力不振・不在のヤクルトが相手だったとしても。

4月16日、田中広輔が満塁で同点弾(1週間前にも2年ぶりのホームラン)。ファンを激しく喜ばせてくれた。田中復活!と喜んでいるカープファンの方も多いのでは。


新井さんの起用に応えて結果を出したという印象を与えそうな劇的な同点弾。だからと言って、田中がショートの定位置に?

打率は2割以下。秋山翔吾のような再現性は低いと思うのだ(今のとこ、マクブルームも、坂倉将吾も、デビッドソンも、2割以下だが。小園海斗に至っては1割以下なんだが)。

秋季キャンプで「好き嫌いで選手起用をしない」と高らかに宣言した新井さんだったが、野手は2軍との入れ替えがほぼない

開幕以降、田中や上本崇司、堂林翔太ら、他チームだったらスタメン起用されるかわからない選手が、不動ではないが流動的にスタメン起用されている。

それで結果が出てきているのだから、このままでいいじゃないかという考え方もあるかもしれないが。新井さんとチームの雰囲気は明るいが。この低い天井みたいな、押さえつけられてる感じはなんだろう。


落合博満さんは、「打撃不振の選手がいても、打線はいじらないで責任を持って任せた方がいい」という考えのようだ。

落合さんの考えがすべて正しいとは限らないが、そういう考え方があるのかと思わされることは度々ある。






中日の監督時代、落合さんは「すぐに使える選手が欲しい。勝つための戦力を取ってくれ」とスカウトの中田宗男さんに言っていたそうだ。

一方、中田さんは、「今いる選手たちが枯れたときに、次に咲く花は芽吹いているか」という視点で選手を見ていた。未来を見ていた。

かたや、「考え方は二つある。でも、5年、10年先じゃなくて、来年の戦いに勝たないといけないんだ」と、目の前の勝利を見ていた落合さん。

「不公平じゃないか、若いってだけで使ってもらえるのか? 今、うちにファームで3割打っている奴がいるか? ベテランにだって生活権はあるんだぜ?」とも言っていた。

それでも、チームの「顔」だった立浪和義が、3塁手として守備範囲が狭まっているのを見抜き、森野将彦に自らノックして守備を鍛えさせたこともあった。


ケムナ誠は今のブルペンの状況を「オレにも投げさせてくれと、みんなギラギラしている」と言っていた。すごくいい状況だ。

投手は打たれた・打たれないの結果がパッキリ出る。競争も見える。問題は、野手だ。

たとえば「2割切ったら2軍選手と入れ替え」と基準がはっきりしていたら、客観的に入れ替えも自在になって、競争が生まれそうなのだが。

一概に打率で割り切れないもの、待つのが必要なときもあるのかもしれないが。守備の技術も関係してくるし。

あれだ、ともかく、「未来より目先の勝利が優先」と言えるほど、田中や上本が活躍している(技術がある)わけじゃないからモヤモヤするんですよ、新井さーん。
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2023年4月16日

連日の大逆転劇、ヤクルトに3タテをプレゼント


4月16日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、7対5、ヤクルトに3連勝

ホームランが導いた連日の逆転劇。すごかった。

先発の玉村昇悟が1回にいきなり5失点。1週間前の巨人戦で、いきなりオコエにホームランを打たれても、「なんとかならんかな~」と自分のペースを崩さなかった玉村。今日は、ならんかった。

早めの降板になるとは思ったが、新井さんは玉村を3回まで投げさせた。次のピッチャーの肩ができるまでかもしれなかったが、玉村が自分を落ち着かせるまで任せたようにも見えた。

2回3回は無失点。1回で見切って下ろすより、玉村にとって、こういう終わり方が出来てよかったと思った。


5点はちょっと難儀な数字。でも昨日のことを思うと、何が起こるかわからない気にさせてくれた。

玉村の後は、アドゥワ誠(回またぎ)が、ケムナ誠が、抑えるの~。菊池涼介の好守備も出ました。

これは、この展開は、昨日の逆転劇のにおいがする。

4点ビハインドの6回、秋山翔吾と西川龍馬ヒット、坂倉将吾フォアで、2アウト満塁。ここで、代打ではなく、田中広輔。

1週間前、マツダでホームラン打ったことを思い出していたら、なんと満塁ホームランで同点に! 1週間前に続き、お祭り騒ぎに。


7回、開幕からノーヒット、田中にポジションをゆずったままの代打・小園海斗が3塁打。これは嬉しかった。次の塁を狙っていく走塁もよかった。これが逆転につながることに。

マクブルームが今日2度目の犠牲フライをきっちり打って、逆転!

8回には、坂倉将吾のホームランも出た! ふところが温かくなるのは大歓迎。

勝ちパターンのターリー、松本竜也、栗林良吏は3人そろって三者凡退


あかん、優勝してまう・・・は、昨年、開幕9連敗した後、巻き返した阪神に湧いた虎ファンの名台詞。

まだ13試合。10分の1も終ってない。まだまだ先は長い。交流戦という山もある。これから何があるかわからないことは(どのチームにとってもね)、新井さんも選手もわかってる。

でも、昨日の逆転劇を経て、「5点差あっても、ダメじゃないかもしれない」という気持ちになれたことは大きかった。


ヒーローインタビューは2打点のマクブルーム、同点グランドスラムの田中、3安打で2度ホームを踏んだ秋山。

満塁で打席が回ってきたときの心情を問われて、田中は「ここで打たなきゃ男じゃないなと思って、思い切っていきました」。

田中はもっと別のことを考えていたかもしれないけど、咄嗟に聞かれてそう答えてしまったのかもしれないけど、なんというテンプレ。ズルッとなった。

一方、秋山は、いつも体育会系っぽくないというか、ナチュラルにノーマル。聞かれたことに瞬時に反応して、頭使って答えてるって感じがする。

そういうのも打席に出るのかなって、いろいろ考えさせてくれる秋山のヒロイン。

玉村は自ら祝うことはできなかったけど、チームが勝つ(=負けが消える)という、大きな誕生日プレゼントをもらいました。
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2023年4月15日

まるで仕組まれたかのような秋山の逆転サヨナラ2ラン!


4月15日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、5対4、カード勝ち越し

こんなこといいな、起きたらいいな。が、時々起きるプロ野球。秋山翔吾の逆転サヨナラ2ランで球場騒然。

それまでは、先発の高梨裕稔が今ひとつの調子なのに、山田哲人も塩見泰隆もいなくて村上宗隆も不調なのに、ヤクルトからスカッと点が取れないもどかしさがあった。

1回、菊池涼介がヒットで出ても、大盛穂は内野フライで進塁できない、秋山は併殺。ゴーン。

2回、満塁で、坂倉将吾がまたしても併殺。かろうじてその間、1点入ったが。


4回、デビッドソンの悪送球や床田寛樹のトンネルが重なって、1対2と逆転されるし。

4回ウラ、床田は打席で11球粘ってフォアをゲット(も後が続かず)。開幕3連戦のヤクルト戦でも、床田、ひとり打席で粘って気を吐いていた感があった。野手よ、見習ってくれないかー。

でも、大盛が好守備見せたり、5回、西川龍馬が同点ランで食い下がったり、ちょこちょこイイことも起きる。


6回、2失点したところで、床田、島内颯太郎に交代。今日の島内は火に油を注がなかった。よっしゃ。

7回の河野佳も、ランナー出してスムーズには行かなかったけど、無失点に抑えた、よっしゃ。

今日もタイムスリップ感味わったスタメンだったが、その田中広輔が7回、2塁打。代打・松山竜平が得意の2ゴロで進塁させて、菊池がタイムリーで1点差に迫った。この田中→松山→菊池で点を取ったところは、しみじみ来るものが。

続くリリーフも、ケムナ誠、戸根千明と、点を与えなかった。よっしゃ、よっしゃ。思えば、リリーフ陣の踏ん張りが逆転勝ちの土台を作った


9回、新守護神・田口麗斗に、代打・上本崇司も、菊池も、空振り三振。

代打・堂林翔太はフォアで出塁。今日も堂林、代打で仕事した。

ここで秋山に回ってくるとは。打つときは打つ、打たないときは打たない秋山(2分の1の確立、それは打者ならみな当たり前なんだけど)。ここで、初球をスタンドに放り込む(文頭に戻る)。

ヤクルトにお得意さまと思われていた昨年のカープ。高津監督と選手たちに見下ろされてる感じがすごく嫌だった(いえ、ヤクルトはちゃんとした試合してただけ。差が歴然としてただけ)。

なので、まだ12試合と言えど、カード勝ち越しできてよかった。


ヒーローインタビューはもちろん秋山。

「昨日の悪天候の中、こうやって試合が出来る環境を作ってくれたグランドキーパーの方のおかげで、今日皆さんが見に来れているんで、よかったと思います」と、真っ先にグラウンドキーパーの方たちへの感謝の言葉を発信していて、素晴らしかった。

西川と坂倉のバレバレの水かけスタンバイにも、「皆さんのざわつきが、テレビで見たことあるやつ」と気の利いたコメント。

ヤクルトに勝てない装置でもセットされてるの? と思った昨年&開幕3連戦だったが、今日は逆転勝ちするためのピースが一つ一つセットされていったような、そんな試合だった。

タイムパフォーマンスが悪いと言われがちな野球だけど、9回あるから、いろいろ起きる絵巻物みたいなものが味わえるんだなと、改めて思った。
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2023年4月14日

ヤクルトに連敗したら、とめどなく雰囲気悪くなる試合だった


4月14日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、1対0、8回途中降雨コールドで、今季ヤクルトに初勝利。

秋山翔吾が「この(マツダでの)3連戦は重みがある。まずヤクルトを倒さないと上がれないし、ここを越えられるかどうかが肝」的なことを言っていたんですよ。(「デイリースポーツ」)

昨年を引きずるような負け方をしたヤクルトとの開幕3連戦。今日また負けたら、昨年のようにまた頭の上がらないチームになってしまう。ムード悪くなる。


開幕戦と同じ、大瀬良大地と小川泰弘の投げあい。始まりから終わりまでずっと雨なのは、何が起きるかわからないのでスリリング。

今日もまた小川を打てないカープ打線。4回までノーヒット。どんより。

でも、大瀬良もがんばった。毎回ランナー出すも、点は与えない。

5回、ついに西川龍馬がヒット。あ~、ノーヒットノーラン免れたとホッとする(そこ? レベル低すぎ)。しかも、盗塁決めた。が、後が続かず。


6回、大瀬良、今日初の三者凡退。よっしゃー。

6回ウラ、大瀬良の打席で、松山竜平が早めのお出まし。打ったー。代走は大盛穂。大盛と赤松さんの、赤いストッキングが見えるクラシックスタイルが美しいぞ。

菊池涼介は当てただけのピッチャーゴロ。それを小川が2塁に悪送球。これまたクラシックスタイルの大盛と菊池が走る走る、2塁3塁。雨でコンディション悪く、小川にとってアンラッキー(お互いさまだけど)。

ここで野間峻祥がタイムリーで1点先制! 相手のミスに乗じて(しかも雨の)ではあるが、やっと点取れた。

よここで秋山、「今日が試金石」と言っていた秋山。期待高まったが、併殺とは。ガクゥゥゥ。


1点リード。相手はヤクルト。しかも雨。どう転ぶかわからない薄氷の状況。7回、松本竜也が抑えた。よしっ。

8回はターリー。青木宣親にフォア。村上宗隆相手にすっぽ抜ける球で、ランナー2塁へ。本家スリリングに雨が追い討ちをかけます。でも、センターフライに討ち取って3アウト、よっしゃー。

ここで、試合終了。完走できなかった中途半端な気持ちは残るが、コールド勝ちを待つなんて消極的なのは本筋ではないが、勝ててよかった。

選手も、お客さんも、関係者のみなさまも、雨の中、お疲れさまでした。

しかし、今日も2軍との選手の入れ替えはなし。落胆。ショートは上本崇司。打率0.77(小園海斗は0.00だけど)の選手を出し続ける説得力は、新井さんにあるのか。
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2023年4月12日

4安打でどうしろと?


4月12日、中日戦(バンテリンドーム)、5対2、連勝止まる。4安打だもの

なんとも低体温な試合でした。

中日は、福谷浩司が中2日で先発(9日のDeNA戦で初回6失点で降板していた)。昨年、一昨年と分が悪いイメージの福谷だが、今日も3安打。

スライド登板の次は中5日、こちらもほんのり変則まじりの遠藤淳志。


1回、大島洋平と岡林勇希に連打されるも、高橋周平がバント失敗で、ズルズルとチャンスを逃した中日。

開幕から2回しか勝ってない中日。こんなではファンもストレスたまります。

巨人戦同様、こういう元気のない中日には、畳み掛けて勝っておきたかった。髙橋宏斗に当たらずに済んだときくらいせめて。

そんなこと思わせる時点で弱いチームなんだけど。5連勝って景気がいいように聞こえるけれど。


それでも4回、菊池涼介と野間峻祥に連打、秋山翔吾フォアで、ノーアウト満塁。ここでマクブルーム、犠牲フライ打てず。の後、西川龍馬が先制の2点タイムリー。でも、ここ止まり。

秋山もノーヒット。ていうか、菊池と野間と西川以外、ノーヒット。どうしろと? これで勝てと?

こんな試合をしていて逃げ切れると思えない。6回、遠藤がアルモンテに同点ソロ。途中交代したアドゥワ誠が3点上乗せ。そのまま反撃のかけらもなし。

負ける日もある。と言うレベルでなく、弱いから負けた。中日ファンは点がとれて、束の間、溜飲が下がったことでしょう。こっちは眉が下がりました。


田中広輔に會澤翼、今日もタイプスリップしたようなオーダー

野球は年齢でやるもんじゃない。若ければいいというものでもない。いいプレーを見せてくれれば、どの選手だって応援したい。

なんだけど、ものすごい成果が出ているわけでもないのに、固定化したまま。

黒原拓未が7回、今季初登板。三者凡退で抑えたのはよかった。投手はそれなりに競争が生まれそうだけど、打線が、打線が。ここは(も)昨年と同じ。


新井さんは監督就任時、1軍と2軍は地続き・・・と、積極的な選手の入れ替えについても発言していた。

ベンチが活性化して、選手のモチベーションがアップするのではと期待したが、メンバーの入れ替えはいつあるのかな?

昨年、NPBの「出場選手登録および登録抹消」のページを見ては、今日も入れ替えなしか・・・と落胆した日々を思い出す。今のとこ、それは(も)変わってない。
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