2023年4月16日

連日の大逆転劇、ヤクルトに3タテをプレゼント


4月16日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、7対5、ヤクルトに3連勝

ホームランが導いた連日の逆転劇。すごかった。

先発の玉村昇悟が1回にいきなり5失点。1週間前の巨人戦で、いきなりオコエにホームランを打たれても、「なんとかならんかな~」と自分のペースを崩さなかった玉村。今日は、ならんかった。

早めの降板になるとは思ったが、新井さんは玉村を3回まで投げさせた。次のピッチャーの肩ができるまでかもしれなかったが、玉村が自分を落ち着かせるまで任せたようにも見えた。

2回3回は無失点。1回で見切って下ろすより、玉村にとって、こういう終わり方が出来てよかったと思った。


5点はちょっと難儀な数字。でも昨日のことを思うと、何が起こるかわからない気にさせてくれた。

玉村の後は、アドゥワ誠(回またぎ)が、ケムナ誠が、抑えるの~。菊池涼介の好守備も出ました。

これは、この展開は、昨日の逆転劇のにおいがする。

4点ビハインドの6回、秋山翔吾と西川龍馬ヒット、坂倉将吾フォアで、2アウト満塁。ここで、代打ではなく、田中広輔。

1週間前、マツダでホームラン打ったことを思い出していたら、なんと満塁ホームランで同点に! 1週間前に続き、お祭り騒ぎに。


7回、開幕からノーヒット、田中にポジションをゆずったままの代打・小園海斗が3塁打。これは嬉しかった。次の塁を狙っていく走塁もよかった。これが逆転につながることに。

マクブルームが今日2度目の犠牲フライをきっちり打って、逆転!

8回には、坂倉将吾のホームランも出た! ふところが温かくなるのは大歓迎。

勝ちパターンのターリー、松本竜也、栗林良吏は3人そろって三者凡退


あかん、優勝してまう・・・は、昨年、開幕9連敗した後、巻き返した阪神に湧いた虎ファンの名台詞。

まだ13試合。10分の1も終ってない。まだまだ先は長い。交流戦という山もある。これから何があるかわからないことは(どのチームにとってもね)、新井さんも選手もわかってる。

でも、昨日の逆転劇を経て、「5点差あっても、ダメじゃないかもしれない」という気持ちになれたことは大きかった。


ヒーローインタビューは2打点のマクブルーム、同点グランドスラムの田中、3安打で2度ホームを踏んだ秋山。

満塁で打席が回ってきたときの心情を問われて、田中は「ここで打たなきゃ男じゃないなと思って、思い切っていきました」。

田中はもっと別のことを考えていたかもしれないけど、咄嗟に聞かれてそう答えてしまったのかもしれないけど、なんというテンプレ。ズルッとなった。

一方、秋山は、いつも体育会系っぽくないというか、ナチュラルにノーマル。聞かれたことに瞬時に反応して、頭使って答えてるって感じがする。

そういうのも打席に出るのかなって、いろいろ考えさせてくれる秋山のヒロイン。

玉村は自ら祝うことはできなかったけど、チームが勝つ(=負けが消える)という、大きな誕生日プレゼントをもらいました。
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