2022年6月29日

カープにないものヤクルト全部乗せ!(長打・盗塁・堅固なリリーフetc.)


6月29日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、2対9。

阪神戦のさよならホームラン以来、ノーヒットの宇草孔基が1番(野間峻祥はどうした?)、羽月隆太郎が2番・・・。スタメン見たとき、点をとれる感じがしない。

でも何が起こるかわからない。ジャイアントキリング見せてくれと思ったが、そう簡単に力の差は埋められない。

二桁安打(11本)で2点。今日も出た出た、残塁の山。

1回、菊池涼介が盗塁失敗。2回、坂倉将吾が併殺。3回、中村健人が併殺。


4回、宇草孔基がデッドボールで出塁。2番の羽月隆太郎、ここはバントと思いきや(いつも判で押したようにバント指令出すのに)、フライで1アウト。で、宇草、盗塁失敗で、すかさず2アウト。はぁ↓

5回、2アウト2塁1塁で中村健人。ゆけー。も、空振り三振で終わり。健人、再三、ライトで好守備を見せて救ってくれたが、打席ではいいとこ見せられず。

6回、羽月と菊池の連打で、2アウト2塁1塁、マクブルームの打球は長岡秀樹に好キャッチ。

7回、坂倉のソロで、やっと1点が。と、1回から9回まで、毎回走者は出すのに、点が、点が取れへ~ん。


かたやヤクルトは、山田哲人のソロ、村上宗隆の2ラン2本ほかほか、16安打の11点。

プロの力士相手に、子どもが数人かかってペチンペチン挑んでは振り払われ~の、大相撲の興行か、これは。

先日、ラジオで、誰か(野球関係者かファン)が言っていた。かつて「ソフトバンクを倒すチーム作りを」と言われるほど、ソフトバンクは強いチームの代名詞だった。今や、ヤクルトを倒すにはどうすればいいか、そんな位置にヤクルトがいる、と。


6回2失点の遠藤淳志は先発の仕事をしたが、リリーフ陣がオール失点。

7回の森翔平、1失点。ドラ2、今のとこ期待に応えられてないですね。プロ向きなのか?

8回、菊池保則が出てきたときには、あれ?  まだ1軍にいたのかい?という気持ちになった。2失点。

9回、松本竜也。ビハインドゲーム多すぎのカープ。松竜の出番の多いこと。いい球あるから、期待もあるが、ヤクルトの怒涛の攻撃で4失点。


長打もあれば、盗塁もある。次の塁を狙っていく姿勢が形になっている。カープにないもの、ヤクルト全部持っている。リリーフ陣も充実していますし。

ヤクルト、13カード連続勝ち越しとな。どのチームも1勝するのが関の山だったのか。そら、強い。優勝する。

三連覇とかするのかな。カープ、もはや敵ですらない。明日はせめて、ジャイアントキリング見せてくださらんかのぅ。
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2022年6月28日

コツコツカープ、ドッカーン!ヤクルト


6月28日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、3対6。みごとに横綱相撲、とられました。

先発は、床田寛樹と小川泰弘、エース同士の楽しみなマッチアップ。カード頭が床田というのは、「行くぜっ」という感じがして、いい。

先週のお得意さま、阪神戦とDeNA戦でちょっと気持ちよくなったカープは、3回、上本崇司のタイムリー、會澤翼の2点タイムリーで、3点先制。


小川は5回3失点で降板したけれど(球数86球、これもヤクルトの無理をしないゆったりシフトなのか?)、引きずりおろしたという感覚はまったくなし。

小川が投げた5回のうち、得点した3回を除いて、得点圏に走者を置くこと3回。また残塁の山。ヒットの数は多いのに。こんな相撲をとっていては、ヤクルト相手に勝ちきるのは難しい。

6回、塩見泰隆2塁打、山崎晃大朗フォアで、山田哲人がタイムリー。で、村上宗隆が1球目(球高かった・・・)をドカーンの3ラン。

カープがいくらコツンコツンと安打を稼いでも、役者の違いがまざまざ。


しかも、そのウラ、大西広樹が三者凡退でピシャッ!と、見事にドアを閉める。入れて、中に入れて~。

7回、お久しぶりの菊池保則。なんか打たれそう(失礼な)。まだ1点差なのに敗戦処理投手が出てきたような気持ちに(ほんとに失礼)。

2アウトとってから3連打され、1失点、3対5。


7回ウラは梅野雄吾。フォアを1つ出すも、また無失点。ピシャリ!

8回は、われらが松本竜也。村上と坂口智隆を連続三振に打ち取った後、オスナの1発。3対6。

8回ウラは清水昇。ここはドアを少しこじあけた。小園海斗と、代打・松山竜平がヒット。しかし、田口麗斗に交代して、野間峻祥、空振り三振。

ここで完全にドアをロックされた感が。あとはいつものマクガフで。


今日の2番は宇草孔基、阪神戦でサヨナラホームランを打って以来、無安打では?

宇草、あのとき、お立ち台で「明日も絶対勝つんで応援よろしくお願いします」って、言ったんですよ。

劇的に勝った試合、お立ち台で「明日も勝ちます」という言葉が選手から出た翌日、たいてい勝てない(これ、勝手に発見したつもりになってるジンクスです)。「勝つ」という言葉が出ると、「あー、言っちゃった。それ言わなくていいから」と、毎回思う。

選手なら、誰もみな毎日勝つつもりでいる。でも、ゲームは自分の思い通りにコントロールできるほど単純なものじゃない。思ってもいいから、口に出して気合を放散させなくていいよって思うのであった。

しかし、あれから、翌日どころか、ずっと無安打。そういう選手を選択している時点で前途きびしいものを感じた。
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2022年6月27日

秋山翔吾、いまのカープのこと知ってるかーい?


朝、ラジオをつけて、秋山翔吾がカープ入団を決めたというニュースを聞いて、「マジか?」。てっきり西武と思ってた。

秋山のことは好きだったので嬉しいけれど、ホームランバッターは~?

パ・リーグ、メジャー、マイナーと、カープ以外の場所を経験してきた選手が入るのは、いい影響がある気がした。とくに監督・コーチ陣は外から来た人が少ないムラ社会なので。

それに、飯田哲也さんがソフトバンクの3塁コーチャーをやっていたとき、「秋山は、投手と打者の特徴・データを頭に入れ、こういう流れになっているときはこのポジショニングで、と予測して野球している感じがした」とほめていた。

そういう姿勢をカープの選手が学んでくれたらいいな。


同時に、いまカープには、中村健人や中村奨成、末包昇大ら、期待している若手がいる。ケガで離脱しているけど、西川龍馬だっている。

奨成はいまだ、外野手で行くのか、捕手なのか、ベンチが行き当たりばったりの中途半端な起用。選手の野球人生をなんだと思ってるんだと地面を踏み鳴らしたくなる。

外野手としてのセンスも感じるだけに、秋山の加入で、さらに出場機会は減るとしたら、もったいない。健人も、末包も。

正隨優弥はこの後、1軍でプレーする機会があるんだろうか。だいたい、安部友裕は2軍で4割の打率をあげても1軍から声がかからなかった。いったい選手にどんなモチベーションで野球をしろというんだ。こんな球団て、ある?


秋山がカープを選んだ理由のひとつ、「西日本に住むのもセ・リーグという環境も初めて。米国という知らない場所に飛び込んでいった時のような、新しいことを知りたいという思いがある」には、好感もてた。(「スポニチ」)

西武ファンへの配慮もあったのかもしれないけど。カープだとレギュラーとりやすいと思われてるのかなという気もしないでもないけど。

長くプレーしたい気持ちがあって、3年契約にも心が動いたとのこと。ソフトバンクは倍以上の金額を提示したらしい。お金じゃないというところは秋山らしいのかな?(プロたるもの、お金も大事です)


鈴木球団本部長から「カープの大きな財産になる」と言葉をかけられたこと、2000安打のことを気にかけてくれていたことにも心動かされたとも。

それを「広島の誠意に心動かされた」という記事にしているところもあった。この佐々岡体制を続行してファンを失望させている球団に「誠意」って言葉、似合わないけどな。

監督に向いてない人を3年も置いて。ほんとなら、監督自身がそのことに気づいて退くのが筋だが、あのお方はポ~っとされているので。恥さらしみたいなことさせて平気な球団に「誠意」って言われても。

三連覇に貢献してくれたジョンソンや今村猛、将来ある藤井皓哉を切り捨てたり。選手はいつか球団を去るもの。でも、選手へのリスペクトを感じない切り方する球団のどこに誠意があるんだか。

6月26日、ソフトバンク・日ハム戦の中継(NHk)で、解説の大野豊さんが、「藤井は(今季の)ソフトバンクのMVPだと私は思っています」と言ってくださっていた。

元カープの選手ということで、気にかけてくださっているのかな。嬉しかった。この日もポーカーフェイスでキレッキレの球を投げ、無失点に抑えていた。藤井はカープを自由契約になってこその今がある。ソフトバンクでたっくさん年棒もらってね。


秋山は、「アツ(會澤翼)、キク(菊池涼介)、(田中)広輔と、侍ジャパンで一緒に戦った年の近い野手陣がいる。客観的に見て、いい雰囲気だなと思っていました」とも。

えぇ~。菊池はともかく、田中はいま2軍ですよ。會澤は正捕手と呼ばれているけれど、・・・。秋山、アメリカに渡っちゃったから、三連覇時代のイメージのまま、情報がアップデートされてないと見た。

今のカープのことなんて知らないでしょう、きっと佐々岡監督の惨状なんて。選手間の雰囲気はいいと思いますけども。

どっちにしても、始まってみないとわからない。

いいプレーを見せて、チームに刺激と活気を与えてくれたら嬉しいし、コンディションよくなければ、若い選手に出場機会が増えるし。喜ぶのも、んーと思うのも、始まってみてから。
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2022年6月26日

ターリーと矢崎、今日は剛の者が魅せた抑えた


6月26日、DeNA戦(横浜スタジアム)、3対4。またしても延長12回。

遅めのお昼を食べながら見て、終ったら片付けようと釘付けになっていたら、もう夕食の準備の時間。は、カープデーゲームあるある。長かった、いろいろあった。でも、勝って終れた。

九里亜蓮と中村奨成のバッテリー。昨日の坂倉将吾といい、俄然見る気が起こります。

九里、先頭打者を出すことも多く、テンポのよさは感じなかったけど、気がつけば、7回1失点。めちゃめちゃ先発の仕事を果たした。7回まで投げたことが大きかった、と、この時点で思ったが、後々さらにそう思うことに。


打線も6回、マクブルームの2点タイムリーが出て、1対2(この後、満塁のチャンスで小園海斗と奨成が凡退。若手、いいとこ見せられなかった)。

昨日に続いて1点リードで、九里に勝ち投手の権利が。

しかも8回、小園がスクイズを決めて、1対3に!

このときベンチで九里の男前のさわやかな笑顔が。この後は、森浦大輔と栗林良吏。さぁ、今日は九里に久しぶりの勝ちを。と、ほとんどのカープファンは思ったはず。


8回ウラ、森浦。ここでキャッチャーが會澤翼に交代。この交代が延長戦の引き金になった気もする。解説の川口和久さんが、「會澤の守りに入る外外リードと、攻めたい森浦が合ってない」と言っていた。

連打あり、桑原将志の本塁タッチアウトあり、フォアありで、1アウト満塁、代打・大和。なんかいやな感じがします。予感が的中、タイムリーが出て1点差に。

続いて、代打・伊藤光。昨日の8回ウラの再現か。もう今日も緊迫感でいっぱい。しかし、ここは空振り三振。代打・大田泰示のセンターフライを野間峻祥が好キャッチ。事なきを得る。

9回ウラ、栗林。2アウトとったところで、試合終了間近と思ったところで、桑原にフォア、佐野恵太のタイムリーで、3対3。九里の、勝ちが、消えた。


10回ウラはケムナ誠がフォアを出すも抑え、11回ウラはターリーが三者凡退!

最後の攻撃、12回、代打・羽月隆太郎が2塁打!  野間が送って、1アウト3塁で、代打・松山竜平。出たー。

「今日こそは、そろそろ打っておくれ、犠牲フライでいいから」と願っていたら、今日は打ったよ、犠牲フライ。3対4!

12回ウラ。さよう、私たちには、矢崎拓也が、いる。

牧秀悟にヒットは打たれるが(大将、やっぱいいとこで打ってくる)、そのあと続けて3アウト、勝ちきった!


ターリーに来日初勝利、矢崎にプロ初セーブ。それにしても、ターリーと矢崎の流れは面白かった。カープには珍しい剛の者、荒くれ感があって、ハラハラしつつも、いまかなり魅力的。

ターリーはベルーナドームに行ったとき、ブルペンで見て、威圧感を感じるというか、身体の大きさが目立っていた。矢崎は身体から発する熱量で目立っていた。

そんな剛の投球のターリーも、ヒーローインタビューではすがすがしい笑顔。アンダーソンの「カープのファンが一番じゃけぇ」に続いて、「カープのファンが好きじゃけぇ」て言うてくれはりました。

この日、ヤクルトと巨人は11対10、ノーガードの打ち合いみたいな試合をヤクルトが制す。

今週はお得意さま相手に借金を返済しましたが、来週からは不得意さまとの対戦。やさぐれるか、喜ぶか、楽しみだ。
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2022年6月25日

森浦&栗林が1点リード守りきる、ヒリヒリした終盤!


6月25日、DeNA戦(横浜スタジアム)、4対5。

森下暢仁と坂倉将吾とのバッテリー。これでいいんだ、これで。1回ウラ、8球で三者凡退。立ち上がり上々だったが、2回ウラ、いきなり3連打、2点先制される。

立ち上がりに制球乱れること多しの濱口遥大も、今日は三者凡退でスタート。しかし、3回、菊池涼介タイムリーの後、フォア・フォア・デッドボールで、押し出し1点。

この1点で終ったら目も当てられないと思ったが、中村健人が2点タイムリーで逆転!  サードでスタメンの羽月隆太郎(ちいさ! 体重軽そ!)もタイムリーで、2対5。


森下、援護射撃だよ。でも、直後の3回ウラ、先頭打者にフォア。ぬっ(怒)。そして牧秀悟のタイムリーゴロで、3対5に。

この後、羽月が悪送球で2塁3塁のピンチを招く。も、大和のサードゴロを止める好プレーも出た。

森下、ここでギアが上がって、インコース攻めて、桑原将志、空振り三振。味方の好プレーって(守備でも援護でも)投手にとって大きいんだなと思った。

7回ウラの先頭打者にも、森下フォア。ここでもまた大将・牧が犠牲フライで1点。4対5。調子を落としてるらしいけど、しっかり点とってくる牧。

森下は今日、こんな感じで、走者出したり、打たれたり、4失点。本人は満足していないだろうけど、猛暑日のデーゲーム、試合を作って7回で降板。


ここは追加点とって、リリーフ陣と森下の気持ちを少しラクにさせてあげたいところ。8回、1アウト3塁で、代打・松山竜平。9球粘りはしたけれど、今年の伊勢大夢、安定感増してる。空振り三振で2アウト。

続いて、代打・長野久義は見逃し三振で3アウト。なんだこの重役出勤みたいなコンビは。今日、一番盛り下がった。

いまだ松山と長野を代打の切り札と決めてかかっているベンチにこそ盛り下がったのだけど。堂林翔太とか、最近、当たってますけど?


8回ウラ、1点リードを守る森浦大輔のプレッシャーも大きくなる。森浦、力んでたー。大和ヒット、代打・伊藤光が粘って粘って10球目をレフト前ヒット。2アウトが、2アウトがとれへん~(メガネ、メガネがあらへん~)。

ここで代打・ソト。緊迫が続く。が、チェンジアップで空振り三振!  蝦名達夫をゴロに打ち取り、3アウト!  負けなかった!

1点リードのまま、9回は栗林良吏。

3連投の阪神戦で失点したものの、栗林のいいところは、2度同じことを繰り返さないところ。今日は、つけいるスキなしの三者凡退!


重役出勤コンビで気持ちが下がった後、森浦と栗林がヒリヒリする投球。しびれました。森下に勝ちがついて、よかった。

ヒーローインタビューは健人。野球選手と思えない、落ち着いた受け答え(野球選手をなんだと思ってるのって話だ)。

お客さんに言葉を届ける意志を感じる。こういう受け答えのできる政治家がいたら、人気出ると思うな。とくに今、そういう人、少ないから。

ところで、昨日、ヤクルトに16対6と大差負けした巨人が、今日は5対19と大差勝ち。

「野球はケンカと一緒」は王貞治さんの名言。やられたら、やり返す。これぞ野球。カープも、もっとメラメラ見せて~。
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2022年6月24日

大瀬良が名誉挽回、リリーフ陣もチームメイトもファンも休まる完封勝ち


6月24日、DeNA戦(横浜スタジアム)、0対7。

ここ3試合、持って5回まで(しかも4~5失点)だった大瀬良大地が先発。

カード頭に大瀬良。もうそういうの、やめません?  ここぞの代打で松山竜平がコールされたときみたいな期待感薄。

今日、不甲斐ないピッチングしたら、もうお見限りだ。エースはあだ名だ(バイトなのに、あだ名は「店長」みたいな)。


と、えらい言われようの大瀬良ですが、堂々の完封勝ち。

2日続きの延長戦で総出だったリリーフ陣を休ませた。そうなったらいいなと思っていたが、本当になるとは。

最近なかったストライク先行のテンポいい投球、無四球です。夜9時前には試合を終らせ、延長戦と移動で疲れたチームメイトと、そしてファンの心身もケア。

ギャップが大きいが、今日はとびきりのエースの仕事してくれました。


打線も、今永昇太から、1回、菊池涼介・マクブルーム・坂倉将吾の連打で2点先制。坂倉、快音が戻ってきた。

3回には菊池の2ラン、4回には中村健人のソロ、7回には堂林翔太のタイムリー、9回には坂倉のソロと、長打でスカッと得点(ヤクルトは巨人相手に5本ホームラン打って、16得点。ヒーッ)。

健人は試合に出ていなくてもベンチのムードメーカーだが、一発出ると、いっそうチームが明るくなる。いんや、健人に限らず、ホームランはチームを明るくする。

随所に守備でも好プレーが出て、今日はいい日でした。


交流戦とヤクルト戦ではひどいざまだったが、なんで阪神とDeNA相手では、何事もなかったように、優位に立ったような試合をするんでしょう。

相性なのか、なんなのか、交流戦前のモードが変わっていない不思議。交流戦とヤクルト戦でズタボロになったところに、阪神戦とDeNA戦が組まれていたという幸い。勝てるときに勝っておこう。

今日の関東地方、急に暑くなった。明日からも30℃超えの日が続く予報。この時期にデーゲームは堪えます、選手もファンの方も。

明日、打線が森下の消耗を軽くしてくれるでしょうか。
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ホームラン 打った選手に バント指示


6月23日、阪神戦(マツダスタジアム)、3対3。延長12回で決着つかず。

昨日に続き、また延長。しかも12回までのフルコース。球場に長くいるのがどんだけ好きなんや。

持丸泰輝が初スタメンマスク。若い選手を使うのは歓迎です。でも、3連勝取りたいところで、今、そこ?


前半、いろいろあったけど(早回し)、7回ウラ、代打・堂林翔太がホームラン!  中日戦で柳裕也から打った1本のごとく、ここぞで大きな1本出た。3対2。

昨日の松本竜也に続き、6回7回を無失点で抑えた森翔平にプロ初勝利をお膳立て。

8回、ケムナ誠が今日は三者凡退で締めた。よし!


森浦大輔の3連投は回避したが、9回は栗林良吏に託した。栗林、プロ初の3連投。

近本光司のタイムリーで1失点。森の初勝利、ハイ、消えた。延長に突入。

実験結果、出ましたね。これからは3連投やめときましょう。佐々岡監督、メモっておくように。

しかし、大山悠輔のライトフライを、中村健人が後ろ向きにキャッチで3アウト!  この好プレーが波を呼び寄せてくれますように。


10回、今日も矢崎拓也がグイグイグイと3者連続三振!  

10回ウラ、見逃したのだけど、代走・中村奨成がころんで本塁タッチアウトだったとか。な(言葉、出ない)。き、決まらない。

11回は、スリリングなターリー。いきなりフォアも、無失点。よっしゃ!  でも、攻撃は三者凡退。ズコ。

12回、ターリーが左の佐藤輝明を打ちとって、藤井黎來に交代。

藤井、昨日の松竜のように、ゆけー。本日、ノーヒットの大山に2塁打いただくも、代打・高山俊を打ちとって、よっしゃー!  

これで阪神の勝ちと、カープの負けはなくなった。そんな消極的なことは言わず、勝って終ろう。森への初勝利プレゼントは逃したが、ならば黎來にあげよう、初勝利。


12回ウラ、9回にファインプレーを見せた健人がヒットで出塁。よし。

しかし、ホームラン打った堂林にここでバントさせるって。堂林、きっちりバントは決めたけど、気持ち醒めました。ここで負けフラグが立ったような失速感。

會澤翼デッドボール、代打・長野久義がフォアで満塁。最後の最後まで、思わせぶり。菊池涼介のレフトフライで試合終了。

また、カープと阪神で、決めきれない綱引き試合。「拮抗」と呼ぶには、力のせめぎ合いが足りない、感じない。

明日からはDeNA。交流戦前、カープ、阪神とDeNAにだけは勝っていたが。今回、阪神には勝ち越はしたが。明日はどっちだ。
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2022年6月22日

お珍しい! サヨナラホームラン!!


6月22日、阪神戦(マツダスタジアム)、5対4。延長11回サヨナラ勝ち。

取って取られてを3度繰り返し、3対3の同点で、8回森浦大輔、9回栗林良吏を投入するも、決められず。今日も残塁の山。また阪神とジリジリ互いに決められない綱引き試合。

10回延長で、松本竜也が佐藤輝明のタイムリーで1失点。これで終わり。

と、うなだれた10回ウラ、坂倉将吾がホームラン!  11回に突入。


11回を投げるのはだぁれ?  なんと、1失点した松竜が回またぎ。これには意表をつかれた。でも、ターリー、こわい。若い藤井黎來と森翔平には荷が重そう。松竜も新人だけど、若いけど、なんか新人らしからぬ度胸を感じる。松竜、ありかも。

そしたら、ゴロ・ゴロ・ゴロで三者凡退。よくやった!

11回ウラ、代打・堂林翔太は空振り三振。うぅ。曽根海成には代打が出ず(なんで?)、見逃し三振。うー。

そうしましたら、宇草孔基が初球をライトスタンドに放り込んだ!  うそー。

今季初の阪神への白星プレゼントを覚悟していたが、宇草が松竜にプロ初勝利をプレゼント。


振り返れば、2回ウラ、2アウト満塁で、ガンケルが暴投の間に1点先制。3回ウラにも、菊池涼介のタイムリーで1点追加。5回ウラ、マクブルームのタイムリーでもう1点。

小刻みに点を入れるが、調子よくなさそうなガンケルから1イニング1点ずつしかとれず、残塁の山。今日はいよいよ阪神に負けるという暗示のよう。

遠藤淳志が5回3失点で降板。6回は矢崎拓也。矢崎、7回にとっておきたかった。期待通り、グイグイグイと三者凡退、よかった。


矢崎、回またぎかとも思ったが、7回はケムナ誠。前回の登板の記憶が残像になって、ちょっといやな予感。先頭打者出して(あぅ)、佐藤のタイムリーで、3対3の同点に。

森浦、栗林と、勝ちパを投入。6月8日の楽天戦で、栗林をとっておいて先に負けに行った試合があったので(このときは松竜でサヨナラ負けでしたが)、今日はこの采配に納得。

二人が三者凡退で締めてくれただけに、点のとれない打線にジリジリジリ。

6球で終えた栗林、回またぎもあるかと思ったが、それはなかった。


でも、サヨナラで終れた。しかもホームランで。

しかし、阪神、どうしちゃったの?  カープには交流戦とか、ドーム球場とか、ヤクルトとか、鬼門はたくさんだが、カープ相手に1勝もなしの不思議現象。

ぬか喜びになるかもしれないが、勝てるときに勝っておこう。明日はどっちだ。
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新連敗ストッパー床田! 空気を切り替えるのはベンチじゃない、選手です


6月21日、阪神戦(マツダスタジアム)、5対3。連敗止まった。

いまカープで一番頼りになる床田寛樹は新連敗ストッパー(九里~)。テンポのよい投球で、6回までわずか2安打。なんか久しぶり、こういうの。イニングがイニングがススムくん。

でも、床田がどんなにいい投球をしても、打線が打たない限り勝てない。

打線は大きなテコ入れなし。田中広輔と石原貴規が降格。サードの守備固めは矢野雅哉がいるし、田中の降格は妥当(遅いわっ)。もっと入れ替えていいと思うけど、しぶちんです。

支配下登録された持丸泰輝のほかに誰が上がってくるかと思っていたら、羽月隆太郎。あくまでも長打は求めず、と。


で、打線です。1回、野間峻祥がヒット出塁し、マクブルームのタイムリーで1点先制。

西勇輝はかつてのような天敵ではなくなった。でも、毎回そんなに点が取れてるわけでなし。1点とか2点で、かろうじて勝てている感じ。まだ喜べない。

5回、小園海斗、上本崇司の連打が出て、野間のタイムリーで2対0。うれしい追加点。でも、まだまだ危険区域。

ところが、野間盗塁決めて、2塁3塁で、宇草孔基が2点タイムリー。これは大きかった。

ヒーローインタビューで野間が「僕じゃないと思っていた」と言っていたけれど、この2点追加は大きかった。先制点といい、追加点といい、野間が下地を作ってくれていたのだけど。


しかし、7回の大山悠輔の2ランは、来たー!

交流戦前は阪神に負けなしのカープ。調子のいい阪神相手に今日はどうなるかと思っていた。

床田が快投、打線も援護、4点リードで勝ちが見えてきたときは、「阪神には勝てる」としたら、まだツキがあるのかな、見放されてないのかなと思ったが、明日はわからない。大山、こわい。


いつもの佐々岡監督だったら、8回も床田をひっぱりかねないところ、8回は森浦大輔にまかせた。少しは学習したのかな。忘れないでね。君の頭の中の消しゴムよ。

森浦、中村健人のファインプレーにも助けられ、三者凡退。床田、森浦、栗林と、いまカープで信頼3本柱リレーが見られて、よかった。4回の上本崇司のファインプレーもね。

栗林は10日ぶりのマウンド。ヤクルトの石川雅規ばりのゆとりシフト。リリーフなのに、すまんのぅ。3安打1失点はしたけれど、最後は決めてくれた。

「切り替えて」が常套句の佐々岡監督。どこをどう切り替えるんだか、具体的なことは何ひとつ言わないどこぞの首相のようだが、選手がいやなムードを切り替えてくれた。
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2022年6月20日

私を球場に連れてって(ベルーナドーム初上陸記)


6月11日、西武戦(ベルーナドーム)に行ってきました(そのときのブログ記事はこちら)。

球場に出かけるのは久しぶり。持病があって体力に自信がなかったけれど、「生きてる間に見ておこう」シリーズで、2015年6月の黒田博樹に続き、森下暢仁見たさに行ってまいりました。

車で出かけた方が体力温存できる。でも、週末の球場。渋滞に巻き込まれるのもなぁと、電車で。

でも、電車にしてよかった。球場に近づくにつれ、カープファンらしき人、西武ファンらしき人が車内に増え、野球を楽しみにいく行きずりの人たちと一緒に球場に向かう感じが楽しかった。レオライナー↑もかわいかったし。


球場に来たときの空気が好き。東大寺とか善光寺とか、大きなお寺に行ったとき、そこだけ空気がきれいな、あのおごそかな感じにも似ていて。

でも、ベルーナドームが見えてきたとき、その感じが・・・ ない。あれ?  そうか、あの空気は神宮球場に行ったとき感じたやつでした。野外球場だったからなんですね。

と、外からはそんな気配は感じませんでしたが、一歩、球場の中に足を踏み入れると、きゃ~。と、思わず声が出る。

これは、毎回そうなる(東京ドームのときも、中に入ってからそうなった)。でも、神宮は外にいるときから、そうなる。


ふつうのドーム球場と違って、屋根と客席の間に外(緑)が見えるので、ドームの密閉感がなくて、気持ちいいです。屋根があるので、日焼けの心配をしなくていいのもよかった。

でも、翌日は雨風強いお天気で、雨が吹き込んで、ちょっと大変なエリアもあったかもしれません。


この日は、2対1でカープは負け。それでも、この目で、選手のあれこれ(主にオーラ具合)を確かめることができたので、満足です。とくに矢崎拓也の身体から熱量が伝わってくる感じが面白かった!

しかし、試合内容は、ちっともワクワクしなかった。それでも森下、球数多いなりに2対1と試合を作っていたから、まだいい方かもしれなかった。

翌日の交流戦最終戦はもっと惨状が待っていた。リーグ戦が再開したヤクルト3連戦も、いや、交流戦自体がおおむねひどかった。

もう、当分、カープの試合は頑張って見に行かなくてもいいかなという気持ちにさせられた。


体力的に、球場に出かけるのは、最近は諦めていました。それでも、「一度、ナマで森下見てみたいな~」と話していたら、コンシェルジュ(夫)が「西武戦のチケット、今なら取れるよ」と調べてくれたのが試合の3週間前。

体力に自信なかったけど、行きたい気持ちがムクムク湧いてきて、チケットを取ることに。

「球場で森下見たい、カープを見たい(西武も好きだし)」と思った気持ちに払うお金は無駄にならないと思えた。もし、当日行けなくなったとしても。

まだそう思わせてくれる試合を、チケットを取った頃にはしていたのかな~と、遠い記憶。

今のカープ、客商売の体を成していない。「球場に行きたい」そんな気持ちにさせてくれるチームになってくれ。
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2022年6月19日

新発想でのびのびヤクルト、旧式のカープはヘトヘト


6月19日、ヤクルト戦(神宮球場)、8対3。ヤクルトに1つも勝てず、5連敗。

ヤクルト台風の渦に巻き込まれ、九里亜蓮のみならず、矢崎拓也も、森浦大輔も、打たれ打たれて、つごう5ホーマー。

来週からは打線が勢いづいている阪神戦。おうちに帰っても、死のロードは止まらない。

1回、菊池涼介のタイムリーで先制。も、またけん制死。の後の、マクブルーム久しぶりの一発。めでたさも半分なり。

2回、九里のバント失敗で併殺。これまたツキを手放しそうなカープ。

7回、昨日に続いて會澤翼の1発。

打線のトピックスは以上!  そんなことよりヤクルトの勢いがすごいというか。


点をとれない打線もだが、このところの先発投手の球数の多さには目を覆いたくなるものが。

今日、ヤクルト、画期的な「ゆとり運用」で投手力劇的アップという記事を読んだ(『日本経済新聞』)。

先発投手の登板間隔、中6日がまことしやかに常識になっているが、今季のヤクルトは12球団中、中6日が突出して少ないという。

投手によっては、中7日、中8日、中10日以上の登板間隔(石川雅規は中10日以上)。リリーフ陣も含め、広く薄く分散させて負担を軽くし、より多くの投手を戦力にするやり方

こういうのあったらいいなと思ったことあったけど、実際にやるチームが出てきた。

中6日のリズムが合う選手はそれでいいと思うが。ローテを組む側にとっては、中6日はラクでしょうけど。


こういう新しいやり方、「先発投手は長いイニングを」のカープでは思いつかないし、いいものを採り入れることも、しなさそう。

球数かさむ上に報われない森下など見ていると、いくらタフでも、心身ともに疲れがたまっていそう。ゆったりシフトでリフレッシュさせてあげたくなる。

ヤクルトのゆったりシフト。選手にとっても、選手寿命が延びそう。既定投球回数に満たず、タイトルは遠のくかもしれないけど。

タイトルは選手のモチベーションになるものかもしれないが、長く現役を続けられるというのもまた得難いもの。

ジョンソンなんて、沢村賞とったのに、あんな終わり方。これは選手寿命とは関係ないけど、忘れまじ。


どのチームで、どの監督のもとで選手生活を送るか、選手にとって運・不運が大きいと、いまのカープを見ていて、ことさら思う。

たとえば坂倉将吾や中村奨成。捕手だサードだ外野だとその場しのぎで起用されているのを見ていると、他のチームだったら、別の展望や判断があったんだろうなって。

今日もソフトバンクの藤井皓哉、いい球投げてた。楽天戦の勝ちパで登板。コースをついてフォアを2コ出し、ちょっとハラハラしたけれど、無失点リリーフ。


いまの藤井を見て、「カープにいるときこういう投球してほしかった」と思ったファンの方もいたようです。それっていかにもカープ都合な目線だと思う。

戦力外を告げられたとき、路頭に迷う気持ちになったんじゃないだろうか。それでも、カープで過ごして、戦力外と独立リーグを経て、いまの藤井がある。

藤井、ソフトバンクで見出されてよかったなと思う。いまのカープの惨状を見ていて、なおさら思う。

カープの選手も、他の監督・コーチ陣で、プレーさせてあげたくなることがどれだけ多いか。

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「このまま終ってたまるか」をもっと


6月18日、ヤクルト戦(神宮球場)、10対6。

阪神勝って、カープ4位に。じわじわ行くべき位置に向かってます。

森下暢仁、6回投げて三者凡退が1つもなかった。得点圏にランナーを置くこと5回。それでも5回まで与えた点は、1回の村上宗隆の先制タイムリーだけ(森下が村上の天敵だった期間は2年だけ)。

先制された直後の2回、會澤翼がソロホームラン。4回にも、會澤タイムリーで、1対2と逆転。森下の粘りに応える。

ヤクルトにすれば、再三以上のチャンスをものにできなかった残塁の山。カープにも、もっと点をとれるチャンスは1回2回4回に、それこそ再三あった。


今日も森下、球数多かった。それでも100球を超えた6回、2アウトから2連打されて、今日最速の154km。大瀬良大地にないタフさがある。

ベンチは、このまま切り抜けてほしいお祈りモードに入って、いつもの「打たれたら交代スイッチ」しか入れない。山崎晃大朗のまさかの3ランで、森下、ターリーと交代。

6月4日、オリックス戦で、森下は山本と投げ合った。一時はリードしたが、あと一歩のところで山本に勝ちを譲った。

打線とのかみあいも大きい。疲れも蓄積している。でも森下、球の精度等々、自分に足りないものを感じたんじゃないだろうか。

この日、山本由伸は西武戦でノーヒット・ノーランを達成。


ターリーが山田哲人にソロを浴び、火に油を注いで、5対2。

それでも7回、坂倉将吾がレフト前ヒットを打ったとき、ヒットで出塁した2塁の野間峻祥が、河田コーチの制止を振り切って、ホームイン!  いいぞー。あんなコーチの言うことなんて聞いてられっかだ。

上本崇司にもタイムリーが出て、5対4。なおも2アウト満塁のチャンスで、ヤクルトは今野龍太から田口麗斗に交代。カープは小園海斗からに代打・長野久義。

いっそ、最近当たりが出てきた小園にそのまま打席に立ってほしかった。

いまや、田口の方が役者が上。長野は三球三振。しかもボール球に手を出して。追い上げムードに完全に水を差された。水を差したのは、長野を代打に送ったベンチでもあるのだけど。


7回ウラはケムナ誠。いきなりフォア。一番してほしくないこと。水を差したり、火に油注いだり。3失点して、松本竜也に途中交代。結局、10対4に。

それでも8回、7回からレフトの守備についた堂林翔太が2塁打。野間3塁打で、1点追加。やっと「なにくそ感」を感じた。相手投手の不調はあれど。

菊池涼介の内野安打で、もう1点追加、10対6。追いつけムードの中、4番5番6番が凡退。シュウウ。

8回、藤井黎來が帰ってきた。三者凡退。今日、カープ初めての。

9回、會澤がヒット。まだまだ、ゆけー。で、代打・松山竜平が併殺。もう、ベテラン代打コンビ、当面2軍で打席に立ってきてほしい。がっかり感が甚だしい。

4コも盗塁決められたし、カープ戦、稼ぎどきです。


ベンチのあさっての方向を向いたままの采配は変わらないだろう。球団もベンチを変えないだろう。もう語るのは不毛すぎて。選手の話をしよう。

野間が河田コーチの制死を振り切ってホームイン。8回、6点リードされていても、堂林や野間が打って反撃。「このまま終ってたまるか」が少し見えたことだけはよかった。

この「なにくそ感」がカープ打線になかった。今まで何してたの? 

「野球はケンカと一緒。勝たなきゃ意味がない」とは王貞治さんの名言。少しは・・・火がついたか?(監督とコーチが消してしまいますけど)
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2022年6月17日

全然切り替わってない!


6月17日、ヤクルト戦(神宮球場)、7対2。

まだ交流戦は終っていない、みたいな試合。ヤクルトの勢いも、カープの沈滞ムードも、そのまま。

大瀬良大地と中村奨成、初のバッテリー。お、いいではないか。

しかし、會澤翼の劣化を見極め(遅いわ)、奨成を捕手として育てようとしているのか、それとも場当たり的なものなのか、いまひとつわからない。こういうの、ちゃんと方向を示すだけで、空気変わると思うのだけど。

今日の奨成、盗塁許すわ、ノーヒットで代打送られるわ、いいとこ見せられなかった。でも、結果が出なかったと言ってすぐとっかえひっかえしないで、腰を据えて、経験積ませてほしいのだけど。


大瀬良、捕手が會澤でなくても、今日も球数多かった。

3回、宇草孔基のタイムリーで1点先制。2番の宇草、今日も気を吐いていた。

しかし、宇草が2番となると、菊池涼介は下位打線?  と思いきや、3番。ん?  んんー。菊池併殺で、目出度さも半分なりの1点どまり。

菊池は6回にも併殺。2回には小園海斗も併殺。併殺ほど色っぽくないものはない。台無し感、大きい(けん制死もな)。

なけなしの1点も、直後の3回ウラ、すぐ取り返される。また先頭打者にヒット、投手のサイスニードがバスター決めて(面白いことしてくれるやないかーい)、塩見泰隆のタイムリー、山田哲人の2点タイムリーで、3対1。

4回ウラには、サイスニードのタイムリーで、大瀬良、4回4失点で早いお別れ。


5回6回の森翔平も1失点、7回の松本竜也はクリーン・アップを三者凡退と覇気を見せ(いいぞー)、8回の塹江敦哉は、暴投あり盗塁もありで2失点。水漏れが止まりません。

でも、それ以上に点がとれない。今日も今日とて、サイスニードをポンポン早打ち。

「ファーストストライクを狙え」という指示も、こうも上手くいかないなら、もうちょっと球数投げさせる工夫をしようとか思わないのかな?  中学生の部活じゃないんだから、先生の言う通りにしなくても。


6点ビハインドの9回、マクブルームがデッドボールで出塁。そこに、坂倉将吾と上本崇司の連打ありで、小園にタイムリー出た! 

しかし、石山泰稚からマクガフに交代したとたん、代打の長野も會澤も、野間峻祥も、あっさり料理され、満塁残塁で試合を終えるとは。

代打には問答無用で、松山竜平、長野、會澤。見せ場なし。なぁんも切り替わっとらん。交流戦、あれだけ点がとれなかったのに、一軍登録されたのは守備固めの矢野雅哉。ベンチがそもそも切り替わっとらん。


阪神が1ゲーム差に迫ってきました。中日やDeNAも近づいてきてまっすー。

でも、阪神て、希望の星。あれだけドロ沼連敗して、ベンチも暗かったのに、いま快進撃。

カープだって、ベンチは暗いけど(もうほっとこう)、選手なんとか奮起して、勝ってくれないかなって。
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2022年6月16日

変化を期待のリーグ戦再開、大瀬良から始まるのかぁ


交流戦では、優勝ヤクルト、2位阪神、DeNAは同率4位。下位は巨人、中日、カープが担って、セのチームがスパーンと上下に分かれた。

カープはリーグ3位にとどまれど、振り向けば阪神が2ゲーム差。

なんか感慨深いものが。開幕9連敗でスタート、このままズブズブ沈んでいくかと思われた阪神が巻き返してきた。

阪神が浮上してきたのは、青柳晃洋の存在が大きいと思う。


とは、遠くから阪神を見ていて感じること。毎試合つぶさに見てないで言うのは、どこぞの解説者みたいで恐縮なんですけど。

開幕前、カープを最下位予想しておきながら、開幕後、数字だけ見て、「カープ、優勝にからんでくるかも」と急に言い出した解説者たち(不調の阪神とDeNAに勝ってただけなのに)。

交流戦でのカープの惨状を見て、また撤回したくなってることでしょう、舌の根も乾かぬうちに。

それは置いといて、青柳すごいと思う。新型コロナの陽性から4月15日に復帰。9登板して7勝1敗(この1敗は、幻の完全試合で大野雄大と投げ合って、1失点しただけ)。

どの試合も2失点以内。防御率0.89でハーラートップ。青柳出てきたら、チームは負けない。これってエースそのもの。見事。

そこに大山悠輔ら打撃陣も結果を出しての快進撃?


6月17日、ヤクルト戦は、大瀬良大地が登板予定。

結局、選手の大胆な入れ替えもなく負け続けた交流戦。リーグ戦再開にあたって、1軍と2軍の選手を同一線上に並べて、調子のよい選手を選んで再構成してほしいと思っていたけれど、大瀬良かぁ(打線はどうくるんだろう)。

2軍での登板はなし。ふーん。調子が整ったのを見届けた上でなんでしょうね?  もし「エースにやってもらわんと」みたいな指名だしたとしたら、噴火ものです。

いい投球するかもしれないので、怒るのはまだ早い。もし、交流戦のような投球を繰り返していたら、選手を入れ替えてほしい。

開幕時は調子いいのに、1年通して活躍してない大瀬良。開幕投手としては認めても、エースとしては信用置けない。


先月、文春オンラインで、今村猛が大瀬良のことを語っていた。

昨年、引退を決めたことを大瀬良に伝えたとき、「もし監督になったら、絶対コーチで来させるからな」と大瀬良が言ったそうです。

「もし」とは言え、こんな言葉が出てくるなんて、上層部から「いずれ監督に」って話も出てるってことですかね(今村、こんな話、スルッとしちゃっていいの?)。

大瀬良が監督か。人望厚いし。なるほど。いや、人柄はいいらしいが采配がめちゃめちゃな監督が今ここにおる。どうなんだ。


それより、ここでもまたお友達内閣みたいな話が出てきて、引っかかった。

投手としての今村は素晴らしかったと思うが、今村が人にアドバイスしてる姿がちょっと思い浮かばない。

私が知らないだけで、そういう能力があって、それを見込んで大瀬良が言ったのかもしれないけど。

しかし、こうやってカープの身内伝統が引き継がれるのかと、変わらぬ未来の図を垣間見たような気がして、遠い目になる。

客観的に、戦力となる投手コーチを見極めて選んでほしいなって。外部からの招聘は球団が許さないかもしれないけど、カープ、変えてほしいなって。
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2022年6月14日

床田と奨成と矢崎だったな


2022年の交流戦、終わりました。かろうじてリーグ3位の体を成しているものの、気分は最下位(実質、最下位)。死のロードは終っていません。

交流戦、いまパッと思いつくよかったことは、3つだけ。

その一。6月7日、床田寛樹の楽天戦でのリベンジ投球。

3年前、ボッコボコに打たれた楽天戦。「やり返す」宣言して、7回1失点。打たれたヒットは2本だけ。今日は絶対負けへん(勝つ)が体現された投球。


その二。中村奨成の外野守備を安心して見ていられるようになったこと。

スタメンマスクなら、なお嬉しい。が、守備が不安視され、外野でスタメン起用されないということはなくなった。

目処は立った。あとはもっと打撃で目立つのじゃ~。


その三。6月11日、西武戦。久しぶりの球場観戦。ナマで見た矢崎拓也が面白かった。打者に向かっていく感じが、この日一番見ていて面白かった。

これまで、「またフォアか~い」のイメージだったけど、今年は一軍に定着しつつある。

ブルペンでも熱量高そうな感じが抜きん出ていた。矢崎って、カープの中でちょっと異質。チームが負のムードになっても同調しないところが面白い。


だいだい負けがこむと、同調するかのように、選手が揃いも揃って元気なくなるのが気に食わない。

6月12日の最終戦も、宇草孔基ひとり気を吐いていた。ひとりじゃダメなんだよ、チームで束になってからないと。

ひ弱なカープの中にあって、床ちゃんともども、矢崎には独自の花を咲かせてほしい。応援したい選手になりました。

明日は、リーグ戦再開(最下位と変換されるもの悲しさ)について。(つづく)

〔追記〕
8回の森浦大輔も素晴らしかったです(つまりは打線に何にもいいことなかった)。
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2022年6月12日

急募! 首脳陣


6月12日、西武戦(ベルーナドーム)、11対0。3安打。最低の結果で交流戦が終了。

途中から試合を追いかけるのがどうでもよくなるような、いいことが何もない試合だった。

1回ウラ、アンダーソンがオグレディに先制ホームランお見舞いされる。あれ?  昨日と同じ展開。

2回ウラ、フォアを4コ出して、押し出しで1点与えたときには、ソフトバンク戦の投壊状態思い出した。

荒れ球が持ち味なわけでもなく、新人でもない(NPBでは新人だけど)ローテの一角を担う選手がこんな投球。


3回ウラには、山川穂高と外崎修汰に2ランを浴びる。どちらもフォアで走者を出して2ランになった。2倍、2倍~。

3回途中6失点のガッカリ降板。

もっとガッカリしたのが、「ああいうピッチングも珍しい。ああなったら何が原因かわからない」という佐々岡監督のコメント。

「わからない」って、なんだ。原因を探ろう、次に生かそうとしてない。だから同じことの繰り返し。


代わった薮田和樹は、4回ウラ、源田壮亮のソロ、オグレディの2ランで3失点。山賊打線に油を注ぐ。

5回ウラ、森翔平がマウンドに。會澤翼に代わってセンターの中村奨成がマスクをかぶり、センターには中村健人。最初っからこのスタメンで見たかった。

昨日、球場で観戦して、會澤翼のけん制球を投げることすらできなかったのを見て、ショックだった。素人が見ておかしいと思うのに、毎日試合や練習を見ている監督やコーチは何とも思ってないの?  だとしたら、問題ありあり。

どうしてこの人が正捕手と呼ばれているのか、わからない。こわいわぁ、年功序列社会って。だから、変わらないし、衰退していく。

森は1失点。7回8回を任された松本竜也も1失点。6回と7回以外は全部失点。


佐々岡監督は「今年は自信を持って交流戦に入ったんだけど、なかなか投手陣も打撃もみんな自分たちの野球ができなかった」。

いやいや、この負けっぷりも含めてまぎれもなく自分たちの野球なんだってば。

「みんな気持ちを切り替えるしかない」 とも言っていた。気持ちを切り替えるのはそうだね、大事なことかもしれないね。って、緒方前監督のときから聞き飽きたわー。

気持ちを切り替えるんじゃなくて、行動を切り替えて。たとえば、投手交代を引っ張るのをやめてみよう。いくらでも変えるところ、あるよ。


それよりまず、1軍と2軍の選手、全部ゼロに並べて、年功序列や、過去の実績じゃなく、調子のいい選手で再構成して! 

でも、やらないだろうなぁ。少しでもやってみたら、ほめてつかわす(でも、ちょっとだけだけどな)。

ダメな上司はこれほどまでに選手のモチベーションを下げるものなのか。

上司は選べない。チームも選べない。選手にとって不運。でも、プロなんだから、選手、しっかり仕事せんかーい。

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