衆議院選、投票率が低かったことはショックでした。戦後3番目の低さって。
公文書改ざんするような、入管で収容中、人として大切に扱われず亡くなった方がいるのに改善しようとしないような政党でいいと思ってる人がたくさんいるんだ。
たしかに、野党に魅力的な政治家は少なかった(与党にも)。
魅力的なチームづくり、大事ですね。素直に客観的になって、自分たちを磨いていなかいと。出直しや。カープと一緒や。
10月24日放送の「石橋貴明のGATE7」(TBSラジオ)、ヤクルトOBの飯田哲也さんのお話がすごく面白かった。
野村ヤクルト時代を過ごした飯田さん。当時、データをたたきこまされ、守備につくときは、風向きや、投手、打者のデータをもとに、一球ごとに守備位置や体勢を考えていた。スライダーだったら、ライト側に身体傾ける、とか。
その話を聞いた貴さんが「セパ含めて、こいつは上手いなぁって外野手は誰ですか?」と、質問。
飯田さんは「僕の基準で考えると、いないですね」と、キッパリ。
最近は、打てなきゃレギュラーになれない時代。守れなくても、打ってくれればいいやっていう選手が非常に多い。
今は、あっち行きなさい、こっち行きなさい、前行きなさい、後ろ行きなさいって、コーチが指示を出しすぎ。そうすると、選手って考えなくなっちゃう。本人が、何でここにいるんだろうってことを考えないと成長しない。指示を出すのは必要ですけど、出しすぎもよくないかな、と。
「では、過去の選手では?」と問われ、元西武の秋山翔吾(現レッズ)の名前がスッと。球際の強さだけでなく、打球の予測が秀でてたそう。
飯田さんがソフトバンクの3塁コーチャーをやっていたとき、抜けた!と思って、回れ回れと指示しているとき、何で、秋山、そこにいるの? ということがよくあったそう。
投手と打者の特徴など全てのデータを頭に入れ、こういう流れになっているときはこのポジショニングで、と予測をして野球している感じがしたとか。
考えて野球をしている人の話はやっぱり面白い。飯田さんにコーチしてほしいと思いました。井端弘和さんのような人にも。
今シーズンのヤクルトについての、こんなお話も。
9月13日、中日戦での大誤審があった、あの試合のあとから、「こんなんで負けてられるか」と、またチームが強くなったと飯田さんは感じたそうです。
高津監督が猛抗議をしたあの試合。監督の姿を選手は見ている、と。
選手も判定に絶対納得していなかったけれど、高津監督は抗議のあと、パン。と手を叩いて、「また明日からな」という雰囲気になったように見えた、と。
この話を聞いて、思い出してしまうのが、10月18日、甲子園球場での阪神・カープ戦。會澤翼のレフトへのライナーがアウト判定となった件。
佐々岡監督も抗議してリクエストしたけれど、覆らず、結局、試合後、球団は抗議も意見書も提出しなかった。明らかにセーフという写真も残されていたのに。ここでも熱量が測られてしまう。
球団にもがっかりした。選手のためにも、ファンのためにも、いんや野球界のためにも、誤審に目を背けてほしくなかった。
ヤクルトの優勝が決まったとき、高津監督が「絶対大丈夫」を合言葉にしていたエピソードをニュースで見ました。
こういうのはメンタルによい影響を与えそう。チームとしての一体感も出て、いい話とも思ったが、でも、サークルじゃないしな~とも思った。
いい指導者に恵まれることも大事(自分も会社時代、いいボスに恵まれたことは財産だと思ってます)。
その一方で、高橋慶彦さんの「選手は個人事業主として、自分の仕事をまっとうしてほしい」という言葉を思い出す。
監督に奮い立つ言葉をもらうより、自ら奮い立つのが、プロ。
カープは来季もふわふわした監督が指揮をとりますが、選手のみなさんは、監督やコーチが誰であれ、プロとして、自分の仕事をまっとうしてね。