2022年2月28日

カープ影薄い、新庄ばっかり報道にも一理ある


2月27日、日ハムとのオープン戦は4対2で、負け。

日ハムとの対戦。ということは、テレビのニュースでも取り上げられる確率高し。と楽しみにしていたが、そこには新庄、新庄、新庄。マスメディアって、相変わらず一辺倒です。

カープ、影薄い。カープファン目線で見れば、話題はなくはないが、おもだったトピックスの少なかった試合。栗林良吏がわずか6球で三者凡退というのは見事でした。

この2年間の佐々岡体制で、カープの魅力は著しく減り、イメージも悪くなった(采配がへぼすぎて)。この報道格差はいたしかたなしと思える面も。魅力のある選手はたくさんいるのに。


どこもかしこも新庄ばっかりの報道。もっとほかにも目を向けて伝えてくれ。と思うが、新庄BIG BOSSの、これまでのプロ野球の常識にとらわれない発想や試みは、プロ野球ファンにとっても、面白いな~と思う。

たとえば、2月26日、DeNAとのオープン戦。エース・上沢直之を監督代行に指名、自分はベンチから離れて試合を観戦。

たった1日のことだけど、上沢にとっては小さくない体験になったんじゃないだろうか。


先日、読んで面白かった、森博嗣さんの『集中力はいらない』(SB新書)。

とかく、物事を成し遂げるには集中力が必要で、それさえあれば成し遂げられると、実体はないのに、まるで魔法のように思われている集中力。

しかし、森さんは、集中しないこと、あれこれ寄り道することでいろんな発想が得られると、アンチ集中力を掲げている。森さんは作家で、発想を得ることがもっとも大事な職業。だから、作家ならではの視点ではあります。

それでも、この本を読んで、集中という名のもとに自分の視界を狭くしているケースは多々あるんじゃないかと、目からうろこ。


これまで投手としてマウンドに立つことに集中してきた上沢。今回の珍奇な代理監督を1回でも経験して、これまで思い至らなかったことに気づいたり、視野が広がったはずだ。

新庄BIG BOSSは、キャンプ中に、外野の選手を内野に、内野の選手を外野につかせ、守備練習していたことがあった。

立場を変えることで、相手にとって受けやすい送球など経験してほしいと意図した試み。選手はいつもと違った場所に立って、何かしら新しい視点を得たはずだ。


先ほどの冬のオリンピックで、スノーボード男子ハーフパイプで金メダルをとった平野歩夢は、夏のオリンピックでスケートボードに挑戦した。

トップの成績を目指すには、ひたすらスノーボードの練習をした方が金メダルへの近道だと、二刀流に首をかしげた人もいたかもしれない。

でも、スケートボードに挑戦したことで、体の動かし方など、スノーボードに生かせるものがあった、得るものがあったと、平野は話していた。

メディアが取り上げたくなる魅力的なこと、やっていると思います、新庄BIG BOSS。

カープは、オープン戦で試行錯誤して、開幕してから選手が目立っていきましょう。野手が心配なんだが。
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2022年2月27日

開幕投手は大瀬良かな? でも大事なのは開幕だけじゃない!


2月26日、巨人とのオープン戦は、3対1で勝ってスタート。

投手陣はまずまず、打撃陣はどうなの? の予想をなぞる結果に。

勝ちはしたものの、12安打で3点。2度の満塁のチャンスもスッカラカーン。知ってる景色すぎて、もう(なんとかしてくれ)。

慣れないファースト・末包昇大。1回裏にエラーが出たのには、絵に描いたように早々に出たか、気の毒ながらもやっぱりなのかとゲンナリしたが(「ま~つ~や~ま~」的な)、5回、とびきり大きい2ランで先制。

ドラフトで末包とったと聞いたとき、細身の選手が多いカープに100kg越えは大歓迎と思っていたが、よしよしよしよし。


先発の大瀬良大地は安定の3回無失点投球。

森下暢仁はいつもと違う4番手で6回から登板。3回1失点。けして悪い投球ではなかったが、無傷の大瀬良と比べ、いきなりフォア出したりと、先発テストにはほんの少し出遅れてしまったか。

2月中に先発を決めると宣言していた佐々岡監督。もう時間がない。

今日、日ハム戦での九里亜蓮の登板を見てからになるだろうけど、経験もかんがみて、今年も開幕投手は大瀬良かな?


今年は森下の開幕が見たかった。でも、いい。私の中で、シーズン通してのエースは森下だから。

大瀬良は、毎年、開幕投手にふさわしい投球を見せてくれているけれど、シーズン通して活躍のイメージは薄い。

今ではなんかもう人格者というか人徳者の風情漂う大瀬良だが、チームの柱感が増す一方だが、それを素晴らしいと見守る一方で、シーズン通して奮闘している森下と九里の存在感の方が、私の中では大きいので。

開幕は大瀬良にまかせ、あとは床田寛樹と玉村昇悟含めた先発陣で、ブイブイ言わせてほしい(野手は、野手は?)。


そうそう、6回裏、林晃汰が岡本和真の打球をダイビングキャッチ。林の守備に圧をかけている森下のイニングでの好プレー。

ホッとします。というか、森下、若いもんにプレッシャーかけないように。可愛い顔して、お前もワルじゃのぉ。

そこは全方位人格者的な大瀬良とは好対照だが、そんな強気なところも森下ならではということで。今年もよろしくお願いします。
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2022年2月26日

四球の減らし方・・・投手はコントロールと言うけれど


なんか、「地球の歩き方」みたいなタイトルです(どうでもいい)。

ついにオープン戦が始まる日に、ちょっと時間は逆戻りしますが、冬のオリンピック。2月11日、スノーボード男子ハーフパイプで金メダルをとった平野歩夢。滑りも、適当なことを言わないインタビューも素晴らしかった。

この競技、3回トライして、ベストスコアを競うというスタイルがいいなと思った。3回のスコアの合計(平均)でないところ、いい滑りをしたら、その一発で決まる。そこが評価されるところが気持ちいい。

かと言って、滑走順や他の選手の点数によって、いろいろ駆け引きが出てくる複雑さがある。そんな単純でないところも、面白い。


2月始め、春のキャンプで、中日の落合英二ヘッド兼投手コーチが、1軍の紅白戦登板投手を決める「ストライクテスト」を行う・・・という記事を読んだ。(「日刊スポーツ」)

中日のストライクテスト。ブルペンで直球を10球×3セット投げ、ストライク率の高い選手を紅白戦に登板させるという、若手選手を対象にしたもの。

言い換えれば、「フォアを出すな(できるだけ)」ということなのかな、とも思った。そう単純なことではないかもしれないけど。


投手陣にとって、いや、チームにとって、ときに悩ましい四球。「投手のエラー」とまで言われる四球。

失点につながることもあるし、守りのリズムも悪くなる。球数かさめば長いイニングも投げられない。いくら、いい一球をズドント投げても、フォアを出したら水の泡的なときもある。

「狙ったところに投げるのがプロ。投げる能力を身につけ、そこから抑える能力をつけてほしい」と、落合ヘッド。ごもっともです。

それくらいファオはゲームの致命傷になることがある。もっと減らせ、もっと意識しろ。ということなのだろうけど、学校のテストみたい。その投手が持っている持ち味を、かえって奪ったりはしないのだろうか。


現役時代、おそろしくコントロールがよかったというカープOBの北別府学さんも「投手で最も必要なのはコントロール。スピードは2番目でいい」と言っていた。(「デイリースポーツ」)

そうか、そうなのか。そうなのかもしれない。でも、一番大事なのは、試合に勝つことなのでは?

以前もブログで書いたけれど、近鉄時代の野茂英雄さん。西武戦で合計16の四球を与え、プロのワースト記録を塗りかえた試合があった。

しかし、この日、野茂さんは完投、8対3で勝ち投手になったという、つわものエピソード。


四球を出さないにこしたことはないけれど、四球に過剰になることで個々の投手の持ち味を消してしまうことがあったとしたら、本末転倒のような。

そうは言っても、オフシーズン、お正月番組で奥川恭伸や柳裕也が試合以外でもコントロールのよさを発揮していたのを見ると、ほんと素晴らしいと思います。思いますが、野茂さんも素晴らしいと思うのです。

ともあれ、今シーズン、中日のフォアが減るかどうか。実験結果が楽しみ。
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2022年2月23日

ツートンカラーのグラブは違反? プロならルールを知っとくべし


あれよあれよと、オープン戦の季節に。今日はその1本目、ヤクルト・巨人戦も、カープの阪神との練習試合も雨で中止。実戦形式であれこれ試したい時期に、残念でした。

とはいえ、練習試合やオープン戦も結果は気になるが、本番が勝負なんで。わりとこの時期、淡々と見ています。

ところで、ちょっとびっくりしたのが、2月17日、西武の紅白戦での、ドライチ・隅田知一郎のエピソード。


隅田と言えば、西武の今年の顔。先日、このブログで書いた「プロ野球名鑑、2022年の顔はいったい誰?」クイズでは答えられなかった私でしたが、おかげさまで身につきました、

ちなみに、「知一郎」と書いて、「ちひろ」と読みます。

2022 プロ野球全選手カラー写真名鑑 (週刊ベースボール2022年2月24日号増刊) 

はい、話、戻ります。その紅白戦で、3回から登板した隅田。2イニングを2安打1四球、3奪三振の無失点と抑え、ベンチに戻ろうとすると・・・審判からNGを出された。

隅田がプロ用に作ってもらったという2色づかいのグラブ(ブルーとネイビー)が規定違反との指摘を受けたそう。

グラブは1色というルールがあるそうですね。2月20日の「サンデーモーニング」(TBS)のスポーツコーナーで取り上げられていて、初めて知りました。


少年野球や大学野球でも色は1色と決められているようです。隅田のグラブを作った人(メーカー)がそのことを知らなかったというのは、ちょっと問題では。

同時に、選手自身もルールは知っておいた方がいいと思ったのでした。森高千里も言ってました、そんな感じのこと。

ふだん、誤審でモヤモヤさせられることもはっきり言って多い審判陣(のある一団)ですが、気づいた審判、さすがの審判。


2015年5月4日のカープ・巨人戦。同点で迎えた9回1アウト満塁の場面。小窪哲也がインフィールドフライを打ち上げたにもかかわらず、審判がそう宣告しなかったことで、ちょっとややこしいことになって、カープがアウト判定されたことが。(「Full-Count」)

そのとき、すかさず、当時の石井琢朗コーチと緒方孝市監督がベンチから飛び出し、審判に抗議。判定がくつがえり、サヨナラ勝ちしたという試合があった。

ルールを把握していることが生きたエピソード。


選手は日常で野球をしているわけで、大まかなルールはもちろん知っているわけだけど、それでもやっぱりレアケースも含め、ルール全般は知っておいた方がいいはず。

ルールブックに目を通している選手、いるのかな。

そこで気になってきました、ルールブック。

どれくらいの厚さ(分量)なのかも知らない。一度見てみようと、取り寄せ中。何か発見あったら、また報告しまーす。
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2022年2月20日

カープ逃した魚がまたデカイ? 藤井皓哉ソフトバンクの目玉に


体調を崩してひと休みしている間に、DeNAや巨人との練習試合など次々と情報は流れていきますが、これを見逃せずにおれようか。というのが、2月16日、ソフトバンクの紅白戦での藤井皓哉の快投。

2020年、カープを戦力外。トライアウトで声をかけられ、独立リーグへ。四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスでNPB復帰をめざしていた皓哉。

昨年、ソフトバンクの3軍との交流戦で、10奪三振のノーヒットノーランを達成。これをきっかけに注目され、ソフトバンクと育成契約。

そして、2月16日の紅白戦で、2回無安打無失点で3奪三振。

藤本監督は「きょう一番の目玉。真っすぐもズドンとくるし、スライダーもいい。面白いね。良いとは聞いていたけど、ここまで良いとは思わなかった」と、即1軍昇格を決めた。(「西日本スポーツ」)(「Full-Count」)


カープ時代は、いい球投げてるなと思うときもあったが、マウンドで萎縮しているというか、この人、プロに向いてるのかなと思ったときもあった。

でも、戦力外通告を受けたとき、もっと先に戦力外になるべき選手はいるだろうと、カープに不信感を持ったりもした。

トライアウトに参加した皓哉を取材したスポーツ番組をたまたま見たのだけど、戦力外になったことで自分を見直すきっかけになったと、これまで見たことない、いい顔していた皓哉。

独立リーグからのNPB復帰は簡単なことじゃないと心得つつも応援していたから、育成契約の話を聞いたときには、やったーーーー。だった。


藤本監督は「なんで広島クビになったんかな」とも言っていた。

あ゛ー。またですか。カープを離れてから頭角を現した選手たちが走馬灯のように浮かんできますよ。見る目ないな、カープ。育てられないな、カープ。

いや、しかし。「プロには〈教える〉〈育てる〉はない。〈学ぶ〉と〈育つ〉があるのみ。何でも自分で考え、実践しなくては」という豊田泰光さんの名言にあるように、戦力外の後、独立リーグでの経験があってこそ、今の皓哉がある。


NPBのように、練習場所やトレーニング環境が整っていない独立リーグ。

「練習するにしても練習相手を探したり、器具をどう工夫していくか。工夫することで頭を使う。それがいい方に働いていったと思うので、厳しい環境でしたけどプラスになりました」と語っていた皓哉。

やっぱり考える人は成長する。カープ時代は、そこまでに至っていないように見えた。

ペナントレースが始まってみないとわからないけど、強打者の多いパ・リーグだけど、「逃した魚は大きかった」とカープがうなだれるくらい、活躍してほしい。そうなってくれ、皓哉。
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2022年2月16日

佐々岡監督、話題性で12球団最下位だけども


今日は午後から、DeNAとの練習試合。玉村昇悟が先発、2番手には小林樹斗。楽しみでならないラインアップ。

1番、宇草孔基
2番、中村奨成
3番、小園海斗
4番、末包昇大
5番、林 晃汰
6番、中村健人
7番、正隨優弥
8番、韮澤雄也
9番、石原貴規

と、打線も、キャンプならではのワクワクする顔ぶれ。9番以外は。好守の要(かなめ)としては、まだまだどうなのかな、と。


ところで、2月14日の夕食時、テレビをつけていたら、日ハムのビッグボス・新庄剛志が出ていたので、「千鳥のかいつまんで教えてほしいんじゃ!」( TBSテレビ)を少し見る。

メディアへの露出も多く(広報活動に力入れてます)、話題に上ること多しの新庄ビッグボス。

どれだけ話題になっていたか、その数字をはかるべく、ある期間、12球団の監督の名前がネット記事(だったかな?)に何件あがっていたかという一覧が出た。

新庄ビッグボスは500件台でダントツのトップ。阪神・矢野監督が次点で280件くらい。


はいはい、いやな予感がしますよ。あ~、やっぱり。

佐々岡監督は18件で、最下位。同様に地味目な西武・辻監督の24件をさらに下回っての12位。

1年目の監督が話題になることはお約束とはいえ、華もないですし(かつての大投手だけど)。予想通り、いえ予想を上回るデータに苦笑いです。

でも、いいんです(きっぱり)。プロ野球、監督が目立ってどうする。選手が目立って、なんぼです。12位上等!


とはいえ、新庄ビッグボスの試みは、これまでの野球界の常識に縛られてないところが面白い。だからと言って、際物という感じがしない。

あの辛口の広岡達朗も、突飛なことをやっているように見えて、まっとうだと褒めていたそうです。(「NEWSポストセブン」)

新庄ビッグボスの契約年数は1年。退路を断って1年契約という言い方をする人もいるけれど、飽きっぽそうだし、チームづくりには数年かかる場合もあることを思うと、逆に(長期的な)責任を負うつもりはないようにも見える。実際のところは、わからんけども。

1年目、日ハムがどんな結果になって、その後、新庄ビッグボスがどんな行動をとるのか、ちょっと楽しみ。

カープは昨年のような考えなしの采配で、解説者も苦笑いするような悪目立ちはしないでいただけたら、と。選手がガンガン目立っていただけたら、と。
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2022年2月14日

3年目の佐々岡監督に小さな異変?


2月13日、宮崎・日南での1次キャンプを打ち上げ、15日から沖縄での2次キャンプがスタート。

この季節、12球団すべての選手、スタッフ、ファンがそれぞれのチームの優勝に向けて、「やるぞ」「行けそう」と期待をふくらませるとき。

という束の間の夢見る期間ということを差し引いても、今年のカープ、先発陣の充実ぶりや若手の打撃と、期待したくなるキャンプ情報がもれ伝わってくる。

情報というのは一面でしかないと心得つつ、この春のキャンプ、佐々岡監督の言動が、あれ? おや? 昨年までとちょっと違うような。


たとえば2月12日、紅白戦やフリー打撃でしっくりこなかった高橋昂也の2軍行きが決定。

「1軍に同行しても登板回数が限られる。2軍でしっかりと練習を重ねてほしい。また3月に報告があれば必ずチャンスはある。まだ先発6人は決まっていないから」と、佐々岡監督。(「デイリースポーツ」「スポニチ」)

この2年間、試合での選手の調子の悪さをあげつらい、選手のモチベーションをダダ下げしていたイメージが強かった佐々岡監督。

まだ開幕前、レース中とは状況も違うのだけど、なんか選手へのあたたかさが感じられるではないか。どしたん?


もうひとつ、おや? と思ったのが、2月5日、松田オーナーがキャンプに訪れたときのこと。

このとき、中崎翔太と堂林翔太への見守り愛、叱咤激励を滲み出していた松田オーナーでしたが(お願いだからそっとしておいて。思い入れで特定の選手の名前を出すの、やめて)、大瀬良大地の投球にも熱視線を。「すごい球を投げていた」と。

そのことを佐々岡監督に話すと、佐々岡監督、「森下もいいんです」と、オーナーに話していたそう。

さすがにオーナーが開幕投手にまで介入してくることはないだろうけど、オーナーは、前田健太と黒田博樹なき後、カープのエースとして張ってきた大瀬良のこと、気に入ってるんじゃないでしょうか。たぶん、まだ若い森下より。


2019年から3年間、大瀬良は開幕投手として、エースにふさわしい投球を見せた。大瀬良としても、開幕投手をゆずる気は毛頭ないだろう。

ただ、昨年の抜擢は、大瀬良のコンディションを見て出したゴーサインだとしても、佐々岡監督がエースの大瀬良を立てたような、忖度のようなものも少しあったような気がしてならなかった。大瀬良は結果を出したし、佐々岡監督の見立てに間違いはなかったのだけど。

大瀬良、森下暢仁、九里亜蓮。この3人、誰が開幕投手に選ばれてもおかしくない。今年は、佐々岡監督がそういった配慮抜きで、選手のコンディションを見極めて選んでくれたらいいなという気持ちが大きかった。

そんなところに、大瀬良をほめる松田オーナーに「森下もいいんですよ」と、ちゃんと話していたところに、おっ。今年の佐々岡監督、少し(ほんの少しですよ)トップらしくなってきたような気がして。

しかし、この「少し」はカープにとって、大きいことになるかも。


床田寛樹がキャンプで絶好調。左のエースとして期待が高まる。佐々岡監督から、指と手のひらをボールに全面的に付けるカーブの握り方を教わったそうで、「僕は浮かすように握っていたのですが、全部使った方がキレはよかったです」と。(「スポニチ」)

専門家だもんね、お仕事してますね。

とは言っても、この2年間、考えなしの采配や、選手のモチベーションを下げるような言動を見せつけられてきたので、油断はなりませんが。

どうしたんだ。誰か進言してくれたんだろうか。3年目で少しは気づくことがあったんだろうか。何にしても、そうやって行動を変えることができるのは、小さな希望の光。

人はなかなか変わらないが、変わることもあり得る。いや、まだ油断なりませんが(の無限ループに突入)。そんな春キャンプ。

2022年2月12日

プロ野球名鑑、2022年の顔はいったい誰?


2月といえば、プロ野球の選手名鑑が出る季節。毎年、気になるのが表紙の顔。今年の顔、見る前に予想してみました。デケデン。

〔セ・リーグ〕
ヤクルト 村上宗隆(MVPじゃけん)
阪 神  佐藤輝明(後半失速しましたが、期待を込めて)
巨 人  坂本勇人(代わる若手はおらんのか~)
広 島  森下暢仁希望ですが、栗林良吏かな?
中 日  柳裕也(最優秀防御率、最多奪三振。数少ない中日のよかったこと日記)
DeNA   牧秀悟(大将で行こう!)

〔パ・リーグ〕
オリックス 山本由伸(タイトル総なめ、沢村賞も)
ロッテ   佐々木朗希(前評判を裏切らなさそうな大器の予感)
楽 天   田中将大(突出した選手が浮かばない。打点王の島内宏明はちょっと地味?)
ソフトバンク 柳田悠岐(巨人の坂本しかり、代わる若手は~)
日本ハム  伊藤大海(追いロージン、カッコイイ~)
西 武   源田壮亮(長打陣があまり目立たなかったので)


ちなみに2021年の名鑑の予想は、パの選手が由伸と柳田以外浮かんでこなかったというひどい有様でした。

なぜならば、一昨年、カープがあまりに不甲斐なく(昨年もだが)、スポーツニュースを見る元気が失われ、自ずと他球団の情報を目にすることも少なくなっていて。

これには自分でも愕然としました。その反省を活かし、今年はまだしもなんとか絞り出せました。


さて、毎年、我が家で愛用しているのは、週間ベースボールのもの。私より先に表紙を見た夫が、「カープの人が誰だかわからない」と言うではありませんか。

たしかにここ数年の体たらくぶりに、以前よりカープ熱が低くなっている夫ゆえ、わからんでもないが、「大きな顔の人が笑ってた」と言うんです。

うーん。林晃汰? そんな顔デカイほどではないが、まだ表紙の顔になるには早い。大瀬良大地? 九里亜蓮? いえ、さすがにこの二人の顔はわかると言っております。

森下は顔ちっちゃいし。さほど顔がデカイわけではないが、栗林か?

そろそろ答え合わせです。

 ちなみにセは、巨人以外は正解。すまん、岡本和真よ、二冠なのに。すまん、すまん。オフシーズンでもう記憶が。

カープは栗林でした。顔デカイといっても、どの選手もどアップ写真で顔大きく写ってました。村上はその中でもひときわ。


パは、ソフトバンク、日本ハム、西武が外れました・・・。

日本ハムは上沢直之。ごめんなさい、エース。昨年はオリンピック日本代表の選手の活躍が鮮烈で。

ソフトバンクと西武は誰だかわからなかった。ドライチの風間球打と隅田知一郎。これぞという人がいないとき新人が抜擢されるのはよくあることパターンだが、ごめんなさい、ノーマークでした。

今年はさらに目配りしていきたい所存です。

なぜならば、カープが昨年よりはいい試合を見せてくれるのではと思っているので(開幕前の、今だけの特権だい)。

それゆけ、カープ。行ってくれ、カープー。
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2022年2月11日

攻めてる試合は面白い、野球もフィギュアも


朝ドラの「カムカムエヴリバディ」。3代目ヒロイン・ひなたの小学生時代の同級生の男の子、吉右衛門が高橋昂也にちょっとだけ似ていると2月9日に書きましたが。

10日の放送から、ひなたが小学生から一気に高校3年生に。で、その日、初登場のひなたの弟役の子役が、小園海斗に似ている気がする

この連続技、どういうこと? どんだけ狭いとこ突いてくんの? と、ひとりツボにハマる。


世にあまたのスポーツがある中で、好んで見るのは、プロ野球とフィギュアスケート。冬のオリンピック。2月10日、フィギュア男子、終わりました。

18歳の鍵山優真が初出場にして銀メダル、素晴らしかった。あの安定感、崩れなさ。制球の乱れない奥川恭伸のよう。

ジャンプの転倒はあったけれど、攻めたプログラムで銅メダルの宇野昌磨。ぐいぐいインコース攻めするピッチャーのよう。面白かった。無難におさまらなくていい、(悪いときの會澤翼みたいに)外へ外へ逃げない。この姿勢にも感じ入りました。


羽生結弦はフリープログラムで、4回転半に挑戦。初めて公式に4回転半と認定された。回転不足と転倒で大きく減点はされたけど、誰もやったことのないことを切り開いた。

これは野球の試合じゃない。自分の投げたい球を思い切り投げればいい。もちろん勝ちにいくために4回転半をやっただろうけれど、勝ち負け以上のものが刻まれた。

4年前のような圧倒感はないけれど(なんだか身体が辛そうです)、あんなふうに風や景色、色彩、物語を思い起こさせるスケーターはいない。

メダリストの演技も素晴らしかったけれど、それ以上に別の景色を見たような、刻まれるものがあった。やっぱりスペシャルな人だ。


羽入君は滑り終えてリンクを離れるとき、両手で氷に挨拶。氷に触れた両手で顔を包んでいた。氷に「ありがとう」って言っているのかな、と思った。

ショートプログラムでは、他のスケーターが作った氷の穴にはまってしまって、ジャンプにミスが出るというアンラッキーな出来事があった。「氷に嫌われちゃったかな」なんて言っていたけれど、氷への愛情が伝わってきて、泣けた。

2016年、カープの優勝報告会のとき行われた引退セレモニーで、黒田博樹が最後の最後、マウンドに手をついていたあの時間のこと、思い出した。

と、振り返ったら、4年前の平昌オリンピックのとき、おんなじこと書いてましたわ。

まだわからないけど、羽生君のスケートが最後になるのかなと思うくらい、これまでのスケート人生がすごかったので、胸がヒリヒリしました。


試合後、4回転半の挑戦を続けるかと問われ「ちょっと時間をください。それぐらいやり切りました」と答えていた羽生君。

ネイサンチャンは「金メダルがゴール」と語っていただけに、ここでフィニッシュして学業に戻るのかもしれません。

先日、将棋の羽生善治九段が降格したとき、今後どうするのか気になったと書いたばかりだけど、こちらの羽生君はどうするのか。

プロ野球はキャンプのまっただ中。開幕まであと少し。ヒリヒリする試合を見せてほしいと思った。
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2022年2月9日

春のキャンプと冬の五輪もたけなわ、似た人さがし


朝ドラの「カムカムエヴリバディ」。明日から、川栄李奈さん演じる「ひなた編」が始まるそうですが、深津絵里さん演じる、京都が舞台の「るい編」に、ちょっと気になる子役の男の子がいた。

はいはい、どうでもいい話。でも、言いたい。ひなたの小学生時代の同級生の男の子、吉右衛門が、ちょっとだけ高橋昂也に似ている(個人の感想です)。

ひなたとのからみで出てくるたび、「ハッ、昂也!」と反応する私。


冬のオリンピック。女子フィギュアの坂本花織さんは、金本知憲さんにどこか似ている。我が家では、かなり長い間、通称「金本」で通っていた。

香織さんも、樋口新葉さんも、骨太系。以前は、フィギュアの王道・優雅系とは対極にあるように感じた時期もあったけど、二人とも時を重ねて滑りが美しくなって、でもパンチがあって。

人間味があるというか、ロシア勢とはまた違った人をひきつける味わいが増してきたというか。もう「金本」なんて呼ばないよ。ちゃんと名前で呼んでます。


スノーボード・男子ハーフパイプの平野歩夢君は2014年のソチオリンピックで見て以来、応援しています。

お若いのに、あの落ち着いた飄々とした話し方、ツボにはまります(森浦大輔の飄々も、ツボにはまります)。ピグモンのようなクールな髪型も素敵だ!

先日、平野君のインタビューを見ていて、なぜか山本由伸と重なった。顔立ちも話し方も似てはいないんだけど、あの他の選手とは別格な感じ、違う景色を見ている感じがね。

そして、フィギュア男子のネイサンチェンのパーフェクト感と体幹の強さもまた、吉伸と重なるのね。顔は、元THE BOOMの宮沢和史さんに似ていると思う。
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2022年2月7日

羽生九段降格に、2軍降格・戦力外以上の衝撃


2017年10月にブログを始めてから、累計で一番アクセスの多い記事が、なぜか「羽生善治さんと赤いカープ帽」(2018年1月24日)。

このブログに訪れてくださるのは、にほんブログ村人気ブログランキング経由のカープファンの方がおそらくメイン。

人気ブログの足元にも及びませんが、それでも、このこぢんまりとしたブログに毎日たくさんの方々が来てくださって。始めた当初、カープ人気の大きさを感じたのでした。

ところが、この羽生さんの記事に限っては、キーワード検索で来てくださった方がかなり多い模様。それも、ある1~2時間に集中してアクセスのあったことが何度か。どなたかがどこで紹介してくださったのか? という思わぬ現象が。

将棋人気の大きさもまた、このブログを通して思いがけず知るのでした。


その羽生善治九段。2月4日、A級からB級1組への降格が決まった。

羽生さん、51歳。10代の藤井聡太君が大躍進するのと入れ替わるように、かつての大スターがB級に。いつかはやって来るものだとしても、衝撃が走った。

A級の定員は10人。まぎれもなく、選ばれし10人。でも、これは、春のセンバツ高校野球みたいに、誰かの主観で決まるものでも何でもない。対戦結果で客観的に決まるもの。

だから、厳しくも、すがすがしい現実を目の当たりにすることに。

プロ野球も誰でも入れるわけでない厳しい世界ですが、将棋はさらに実力(対戦結果)が物差しの、狭き門。

将棋の厳しさに比べたら、プロ野球は、まだまだ甘いんじゃないかと思うことさえある。引退時期が本人に託されている部分も選手によってはあったり、ずっと2軍にいるのに戦力外にならない選手もいる(カープで言えば、あの選手だ)。


A級から降格した棋士は、B級以下で(昇格目指して)将棋を続ける人もいれば、階級に属さず、タイトル戦などには挑戦できるというフリークラスに転身する人もいるそうです。

かつて十七世名人だった谷川浩司さん(59歳)。かつての貴公子は現在、B級2組で戦い続けている。

比較にならないけれど、戦力外通告されてもなお独立リーグでNPB復帰を目指す選手のような粘り強さを感じて、静かに感動してしまいます。応援したくなります。


降格が決まったとき、羽生さんは「(来期について)特にまだ何も考えていない」。

この言葉、1軍昇格を目指して頑張っていたさなか、突然戦力外を告げられた今村猛と、ちょっと重なる。比べられることではないんだけど。

羽生さんはこれからどうするんだろう。戦力外の男たち以上に、見届けたくなるものがあります。
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2022年2月5日

松田オーナー、堂林うんぬんよりトラックマーン!


2月5日、松田オーナーがキャンプを視察したという記事をちらほら見かける。それだけで、おなかの底がドヨ~ン。

「堂林に“4番打て”言うたんじゃ」には、とくにドヨヨ~ン。(「デイリースポーツ」)

球団はご自分の持ち物ですから、言いたい放題かもしれませんけど、愛情もって選手に檄を飛ばしているのかもしれませんけど、そっとしておいていただけませんか、と。思い入れで固有名詞出すのやめていただけませんか、と。

それより、そういう思い入れをわざわざ記事にしないでほしい。堂林は気にかけてもらって嬉しかったかな。しかし、今ごろ、堂林て。そら万が一、堂林がバコバコ打ってくれたら、嬉しいですけれども。


オーナーとして、そっとエレガントに見守っておいてほしい。選手への愛があるなら、トラックマン導入とかとかとか、ほかにもやることあるはずだ。

ご自分の持ち物ですから、自由に球場に足を運びたいでしょうけれど、その言動があらわにされるたび、少なくともファンとしてはモチベーションがゲッソリ下がります。

2017年、夏の甲子園での中村奨成の活躍を見て、最初の構想を変更し、地元出身の奨成をドライチに指名したという話を聞いたことがあるのだが。

それが事実だとすれば、なぜ、奨成をもっと使えとは言わないんだ?

いや、言わなくていいけれど、昨年、数少ないチャンスで結果を出しながらも、奨成封じしているようにしか見えなかったカープ。球団の差し金なのか、ベンチが偏っていたのか、ほんと、いやです。このいびつな感じ。


一方、東出ヘッドが、今年、奨成に期待しているという記事が。(「デイリースポーツ」)

そういうふうに見てくれているコーチがいるというのは、風向き悪くないぞ、奨成。

東出がヘッドって、どうなの? と思う側面もあるけれど、人が変わるのは時にいいことだ。思い入れにとらわれていた河田元ヘッドより。

誰がオーナーでも、監督でも、コーチでも、ほんとうに力のある人は出てくる。出てこーい、奨成。
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2022年2月3日

開幕投手宣言、カープとヤクルトが熱い


開幕投手争い。カープは大瀬良大地、九里亜蓮、森下暢仁、三本柱の三つ巴。この3人、誰が選ばれてもおかしくない。

高橋昂也、玉村昇悟、小林樹斗と、楽しみな若手もいるし、ドライチの黒原拓未もどこまでやってくれるか楽しみだし、2年目の栗林良吏や森浦大輔も、だしだし。

こうしてみると、カープ、投手陣にはなかなかの充実ぶり、感じます(野手は、野手は・・・)。


カープ以外で気になるのが、ヤクルト。日本シリーズでもすごくいい投球を見せた、勢いある奥川恭伸と高橋奎二が有力か? ここに、小川泰弘もからんでくるか?

と思ってはいたが、42歳の石川雅規。春のキャンプでバシバシ投げ込み、「開幕投手を目指して頑張りたい」と。おぉぉぉ。

石川先輩の口から「開幕投手」という声が聞かれるとは思ってもみなかった。

サッカーの三浦知良が、50歳を過ぎてもなお、日本代表に選ばれるため、いつでもスタンバイしている・・・という言葉を聞いたときのように、感動した。プロたるもの、そうでなくっちゃ。


石川も、日本シリーズで素晴らしい投球を見せてくれた。遅い球の石川、オリックスにとってラッキーアイテムになるかと思いきや、見事にオリックスを封じた。

リーグ戦終盤でも、3位にくらいつきたかったカープ(だけど、こんな成績でCSに進出してほしいとは思わなかったよ)、勝ち数増やしたいところで、石川。でも、ラッキーとはならなかった、打ち崩せなかった、はがゆかった。

そうは言っても、これまで9回。ヤクルトの開幕投手をつとめている人。2020年にも。「開幕投手を目指したい」はビッグマウスでも何でもない。野村祐輔は今、「開幕投手目指したい」なんて言えないだろう。

石川の選手としての充実ぶり、ヤクルトのチームの充実ぶりも見えてくるようです。今年も手強いわ。
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2022年2月2日

お客さんのいるキャンプ


春のキャンプ、始まりました。どのチームも、新型コロナ感染の影響で全員そろってとはいかずとも、野球の季節がやってきた!

阪神の矢野監督が今季で辞任とキャンプ前に発表したのには驚いた。

坂倉将吾がリハビリ組スタートというのにも、驚いた。自主トレ時には「捕手でいきたい」と息巻いていたのに。昨年も出遅れていたのに。どうした、どうした?


今年は、お客さんに見てもらえるキャンプ。

ヤクルトの山田哲人が取材で「モチベーションが上がるし、かっこいいプレーを見せようという気持ちにつながってくる」と話していた。

プロ野球って、やっぱりお客さんに見てもらう商売なんだと、当たり前のことにハッとする。

見られていることで逆にプレッシャーになることもあるだろうけど、そういう人はこの仕事に向かないわけで。お客さんの存在を喜ぶ選手の声を聞くと、スカッと嬉しくなる。


新型コロナ、早く収束すればもちろん嬉しい。いろいろ折り合いをつけて付き合っていくことになるけれど、数年はこういう状況が続く、くらいに考えて、いろんなことを設定しておいた方がいいと思う。相変わらず「そのうち収まりますように」っていう、楽観的なお祈りモードが抜けきらない日本。

プロ野球、今季は延長12回復活の方針らしいですが、感染者も増えているし(野球界も、世の中的にも)、今季も延長なしでいいと思うのだけど。

人手、足りなくなるかも。選手、疲弊するかも。野球人気が落ちている理由の一つに「試合時間が長い」もあるのでは。

昨年の、ヤクルトとオリックスの日本シリーズ、最終戦となった第6戦。延長12回の攻防はヒリヒリしたが、たまなら、いい。

とくにカープ。とどめをさせず、幾度となく、ドロドロと長引く試合をやりそうで、今から勝手に取り越し苦労してまーす。
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