8月12日(土)、中日戦(バンテリンドーム)、3対2。5連敗。
連敗を止めるのはエース。と、床田寛樹のとき、思った(8月10日のヤクルト戦)。ならば、今日こそ森下暢仁で。
あれ? 1回、先頭打者の岡林勇希から5連打で3失点(岡林への初球は低めのいい球だった。打った岡林が見事)。
先発の大量失点が止まらない。1アウトがなかなか取れない、床田、Once Again。
しかし森下、2回以降は、まるでなかったことのように平常運転に。フォアは5コと多かったが、被安打は1本だけ。
結局、7回3失点(117球)。単に、立ち上がりがよくなかった的な。
3失点は今季2度目の自己ワーストタイだとか。ワーストが3点て。すごい、えらいぞ。だけに、立ち上がりがなんとかならんかったか。
しかし、連敗を止めるのは、エースだけの役割じゃない。打線の力があってこそ。
森下の立ち上がりがどうこうの前に、カープ打線は髙橋宏斗の前に見せ場なし。髙橋、7回無失点(105球)、2被安打。
8回、清水達也から、代打・田中広輔フォアの後、小園海斗2がラン。
これが今日唯一の試合らしい場面。先発の高橋には手が出なかったが、勝ちパターンの清水から点を取れたのはよかった。
9回のマルティネスに至っては、手も足も出ないという常套句がぴったり。相手チームながら、ほれぼれするものが。
あまりのチャンスのなさに、今日も松山竜平の出番は一番最後になってしまった。
昨日、途中交代した秋山翔吾が登録抹消。右下腿ヒラメ筋損傷は、疲労が原因で起こる場合もあるようです。
スタメンから秋山は外せないと、起用し続けた新井さん。かえってそれがあだになったか。打撃も芳しくなかったし、時々お休みして、長いシーズン戦える道もあったのか。
秋山の離脱は手痛いですが、別の選手が出場できるチャンス。誰を昇格させたかと見ると・・・曽根海成ではないですか。
主力の不在に、サブメンバーを上げるって、どういう? 羽月隆太郎、上本崇司、田中広輔、大盛穂ら、近い役割の選手ばかり増やして、どうするつもり。
得点力不足がこれだけ目に見えて続いているのに、この期に及んで、まだ打力のある選手を上げてこないとは。勝つ気がないと見た。
秋山さんが抜けた間にチャンスを狙っていたファームの野手たちのモチベーションが下がっていないか心配だ。
野村祐輔も登録抹消。まずまず健闘していた野村、これはリフレッシュ休暇? それなら大瀬良大地もご一緒に。
来週15日からの阪神戦。カード頭は大瀬良大地。「大地には、だいぶ前から伝えてあった」と、新井さん。え~。(「スポーツ報知」)
今の大瀬良を見て、よくそんな大事な直接対決に起用するな、と。
「すでに自己ワーストに並ぶ9敗を喫している。大一番の先発として“適任”ではないという声もあるだろうが、新井監督が言う〈みんなが認めるエース〉だからだ」と記事にはあるが、私は3年前から認めてませんけど、大瀬良がエースだって。
いまだに大瀬良をエース扱いしていること自体が、選手をフラットに見ることができてないというか。佐々岡さんと同じというか。目を覚ましてほしいというか。
選手は名前でプレーするんじゃない。選手の状態、見て。