2019年8月31日

ベンチはお客さんなの? 仕事しようよ。

8月30日、DeNA戦・第1戦(マツダスタジアム)。

この日も、床田寛樹が中5日、前倒しで先発。

床田先発の日は、「床田に勝ち星をつける会」を発足したくなります。そう思っているカープファンはたくさんいるはず。

1回、筒香嘉智にホームランで1点先制される。6回、小園海斗のエラーもからみ、1失点したが、しかし、これ以上傷口を広げなかった床田。

7回1失点(106球)と、今日も先発の仕事を全うしてくれた。前日の巨人戦での敗戦のいやなムードはどこ吹く風、平常モードの仕事を見せてくれた。

一方、打線はこの日もコツコツモード。ある意味、平常モード……。



2回、濱口遥大が2者連続フォアを出し、右股関節を痛めたとのことで、途中降板。 笠井崇正に交代したところを西川龍馬のタイムリーゴロで同点に。

3回、會澤翼のタイムリーゴロでも1点追加。

コツコツ点を積み上げていくことは悪いことではないのに、この「1点どまり」は試合をひっくり返される危険な香りがプンプン。

笠井は6回までをロングリリーフ。カープの天敵・濱口が降板したのは、カープにとってチャンスだったが、そのチャンスを活かすことは出来なかった。

床田は2対2の同点で、降板。床田の好投がまた勝ち星として残らない結果に。

8回は遠藤淳志。ツーアウトをとったところで、ロペス2塁打、ソト申告敬遠、梶谷隆幸フォア、佐野恵太フォアと押し出しで1点。

続いて神里和毅に打たれ、西川龍馬の悪送球もあり、3点追加されたところで、中村恭平に交代。



遠藤のことだから、何とか踏みとどまってくれるとベンチは信頼し、様子見してたのかもしれないが。

いつもの遠藤とは明らかにフォームが違っていたとのこと。だったら、ただ様子見てしてないで、ベンチはその様子を、その変化をキャッチして、早めの交代をするのが最善策だったはず。

それを観客のように見ているベンチ。仕事してくださいよ。

こうたたみかけられたなら、捕手や野手陣も、間をとって声をかけに行けばいいのだけれど。小園が少し声をかけていたようだけれど。

田中広輔は、黒田博樹とプレーしていたとき、「気にせずどんどん声をかけにきてほしい」と言われそうだ。そのこともきっかけとなって、マウンドに声をかけにいく役割を積極的に果たしてくれていたと思う。

小園はまだプロ1年目。まわりはみんな先輩。小園に田中と同じ役割を期待するのはちょっと酷。



外野手は無理としても、相棒である捕手を筆頭に、内野手はどんどん声をかけてあげるといいと思う。

打者が打席に立ったとき、投手がマウンドに立つ時、ベンチも選手も、ともにゲームしている間柄。

ただ見てるだけ、なんて態度ではなく、臨場感をもって、一緒にプレーする心意気でいるのがいいと思う。声かけもその一つ。

4点リードされた8回、天敵の三嶋一輝から松山竜平とメヒアが連打、代打の坂倉将吾がつなぎ、ここで小園に代わって長野久義。

やっと必然性のある場面で長野が起用された。大歓声の中、長野がタイムリーで1点追加。

つづく安部友裕もなんとか1点追加。もう一押しのチャンスで西川龍馬が打てなかったのは無念であった。

6対4。か細い打線が投手をカバーできない。


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緒方監督とコーチ陣、総辞職への道。
床田の白星消失ショックを遠藤の初セーブが癒してくれた
たとえまわりがどうであれ、床田寛樹は好投した。

2019年8月30日

緒方監督とコーチ陣、総辞職への道。

8月29日、巨人戦・第3戦(東京ドーム)。12対4で惨敗。

中5日で、前倒しで、大瀬良大地が先発。

「巨人に3タテ」をもくろんでのことでしたが(すでに28日の時点で3タテなくなりましたが)、エースをここ一番で前倒しで先発させることは珍しくはないことですが。

無理に登板間隔を短くして選手に負荷をかけるより、1戦1戦、万全の準備をしてのぞんだ方が、結局は一番の近道では? と毎回思う。

勝ちをあせった起用がかえって逆効果に、遠回りになるのではないか、と。次のDeNA戦も大事な一戦なのだから。

ローテーション通りに登板しても、負けるときは負ける。それでも、よい準備をして、勝てる可能性に賭けた方がいいと思っている。

結果として、大瀬良は10失点、3回で途中降板。前倒し計画はあだ花に終わった。



しかし、巨人が1イニングに10点取れたわけだから、カープにだって出来ないわけではない。

でもなんか、もう魂ぬかれたみたいに、反撃の狼煙があがってこない。

唯一、メヒアが4回にソロホームラン、8回にタイムリーを打って、ファンを喜ばせてくれた。「まだシーズンは残っている」と、戦う姿勢を見せてくれた(「デイリースポーツ」)。

大量失点して追いつくのが難しくなったとしても、最後までお客さんを喜ばせるプレーをしてほしい。

ゲームに負けたとしても、自分のキャリアに関わることだから、自分の成績をあげるために、もっと貪欲になっていいと思う。そういうギラギラさも感じられないカープの面々。

一方、3回にとどめの満塁ホームランを打った丸佳浩。カープ時代から色白でしたが、この日はお肌つやっつやの、ほっぺたプリップリで、とっても血色よさそうでした。



さすがにこの日、野間峻祥は終始ベンチだった。

長野久義は最後の打席に代打で登場。この日も、この日一番の、お客さんからのものすごい歓声がうずまいていた。

しかし、こんなもう試合が終わったような場面で登場とは。タイミング的に仕方なかったとしても、引退試合じゃあるまいし。登場させただけみたいな、選手に対して失礼な感じがした。

大瀬良から塹江敦哉に代わったとき、キャッチャーも會澤翼から磯村嘉孝に代わった。ベンチは、會澤のリードにも思うところあったのだろうか。

今シーズンはまったくのジョンソン専属になった石原慶幸。打率も低いし、週に一度の出勤のためだけにベンチを占めているのはもったいないと思ったこともあった。

ただ、ジョンソンの毎回の粘投・好投を見ていると、もちろんジョンソンが一線を画すピッチャーだからなのだけど、石原と組むことで、落ち着いて投げてもらえるなら、週一でもいいかと思うようになった。

来季もジョンソンはカープに。石原も現役続行するだろうか。

もし週一出勤が続くなら、選手謙バッテリーコーチとして、捕手陣に配球の妙を教えてもらえないだろうか。もしくは打撃に覚醒して。



エースの大量失点は、いたたまれない光景だったが、これが監督・コーチ陣の総辞職につながるなら、この結果もまたよしとも思った。

しかし、政治家と一緒で、辞職したら明日から無職。わざわざ自ら無職の道を選ばないかもしれないが。球団も慰留するかもしれないし(目の前がまっくら)。

最近、緒方監督は試合に負けたとき、「俺の責任」って言わなくなった。


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なんで野間峻祥がスタメンに? 勝つ気あるの?
チャンスで打たない4番・松山にこだわる緒方監督、「人災」は続く。

2019年8月29日

なんで野間峻祥がスタメンに? 勝つ気あるの?

8月28日、巨人戦・第2戦(東京ドーム)。

1回に菊池涼介が、3回に西川龍馬が菅野智之からソロホームランを打って、2点リード。

2本のホームランで先制したのは、第1戦と同じ展開。だが、このままで勝てると思うな。

先発の野村祐輔は際どいところをついて、フォアを連発。フォアを出しても、第1戦のジョンソンのように抑えてくれたらいいのだけれど。

4回に、亀井善行にタイムリー、坂本勇人に2ラン、岡本和真にソロを打たれ、4失点して5回で降板。

野村は序盤、調子よさそうだったが、突如打たれ出す。

野村は九里亜蓮同様、やってくれると思わせてくれる日もあらば、途中からポカポカ打たれだして信用ならないと思える日もあり。

信頼度では、ジョンソン、床田寛樹、大瀬良大地に及ばない。



直後の6回、1塁2塁のチャンスで野間峻祥が凡退。

というか、なんで野間が6番にいるの? スタメンなの? スタートから守りに入っていて、首位の巨人に勝つ気でのぞんだしわざとは到底思えない。

6回、菊池保則は亀井に2ラン打たれ、6対2。リードは4点差に。

7回、代打の坂倉将吾がヒットで出塁、西川も続き、1塁3塁のチャンスを作るも、菊池が凡退。

投手陣も気前よく打たれたが、野手陣も点を取れなかった。いつも1〜2点先制して安心してるんじゃないだろうな? といぶかるほど、追い込んでいく迫力を感じない。

毎度のごとく、なけなしの先制点を守って逆転されるゲームを経験してるわりに、もっと点を取っとかないとという危機感を感じない。

2対6で逆転負け。細い糸で持ちこたえていた首位への希望も、これでひとつ、気持ちが切れました。



3連覇したときは選手の頑張りに隠れてあらわにならなかったけれど、今シーズンの緒方監督の采配は、偏った選手起用を筆頭に、「人災」とも言える、ひどさ。

たとえば、セ・リーグで最下位のヤクルト。シーズン前半、16連敗したこともあった。

選手の不調などはあったかもしれないが、小川監督が理不尽な選手起用をしたとか、「人災」とも言えるようなまずい采配をしているようには見えないのだが。

その球団を見続けているファンの人たちには、それぞれチームの方針や采配に思うところはあるだろうけれど、緒方監督ほどあからさまにおかしな采配(選手起用)をしている監督がいると思えないのだが。



「首位の巨人をここで3タテ!」計画は、あっけなく崩れました。

当たり前だ。これまでいくらでも打てる手があったのに、8月末になって急に宿題をやり始めた子どもと一緒のカープベンチ。

大量リードした場面でも、遠藤淳志やフランスアを不用意に使い続けて疲弊させたり、ここ一番のゲームでモンティージャを先発起用したり(2戦とも3回まで持たなかった)。

それ、いま、必要? そんなちぐはぐな采配が目に余るほどあった。

今日も長野久義の出番はなかった。昨日の長野が代打で登場したときの大歓声を思い起こすと、東京ドームのお客さんに、長野の打席を見せてあげられたらよかったのにと思った。

代打はめぐりあわせもあるし、そんな日もあるだろうが。だがしかし。

昨年は、新井貴浩の引退が決まった後、ここ、新井さんでなくていいのでは? と思える場面でも、まるでファンサービスを優先するかのように新井さんを代打起用するウェットなシーンが何度もあったのに。

子どもが夏休みの宿題をさぼったって、いい。でも、プロのチームを預かる監督が、仕事をまっとうしていないのを見るのは、頭が噴火しそうです、ボッ。ボッ。


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チャンスで打たない4番・松山にこだわる緒方監督、「人災」は続く。
頂上決戦くらいのつもりで意気込んでいたのに、このお試し&捨てゲーム的な采配は何?

2019年8月28日

チャンスで打たない4番・松山にこだわる緒方監督、「人災」は続く。

8月27日、巨人戦・第1戦(東京ドーム)。

ジョンソンが四球6、死球2を与えながらも、7回無失点。ただフォアを連発して自滅する投手とは一線を画す投球。

とりわけ、丸佳浩の打席で全く仕事をさせなかったのは見事だった。

巨人にしてみれば、2回の満塁を筆頭に、得点圏にランナーを進めるも残塁残塁で、一押しが及ばず。まるで勝てないときのカープのようでした。

ジョンソンの後を、遠藤淳志、フランスアがつないで、2対0で完封勝ち。9回にフランスアが帰ってきてくれたのも嬉しい。



打線は、2回に松山竜平のソロ、4回にメヒアのソロで2得点。

しかし6回、1塁2塁のチャンスで、またしても松山が三振。やっぱり……。

8回、代打の長野久義がこの日一番の歓声に包まれ登場。ヒットを打った。よかった。しかし、1塁2塁の場面でまた松山が三振。

ソロホームランの貯金でかろうじて生き延びたけれど、いつ流れを相手に渡してもおかしくない攻撃だった。投手陣の奮闘と、巨人打線に勢いがなかったのに助けられた。

しかし、ここまで走者がいる場面で打てない打席が続いているのに、松山を4番に置いたまま。相手にとってはウェルカム状態。これはベンチの怠慢では?

昨年、好調だった松山を積極的に使わなかった緒方監督だが、今年は一転して、シーズン序盤から不調な松山を使い続けた。

田中広輔や中﨑翔太だけでなく、松山をひっぱって使い続けたことも、カープの今シーズンの低迷を招いたと見ています。



松山は一時期の不振は脱したように見えるが、こうも立て続けに(おそらく10打席以上!)チャンスの場面で凡退を続けているのに、何も手を打たないなんて。

長野にも、もっとチャンスを与えてみてはと思うのだけど、その気配もない。試してみて、結果が出なければ代えればいいだけのこと。それすら軽やかにできないベンチ。

長野より馴染みがあるから松山頼みになっているようにさえ見える。新しいことを受け入れるのにおそろしく時間がかかる緒方監督。内弁慶にもほどがある。

以前は、野球であれ、サッカーであれ、みんなプロの選手なんだから、選手さえしっかりプレーしていれば、誰が監督をつとめようと大きな問題ではないと思っていた。

でも、どんな選手を起用するか。これは監督にしか決められないこと。

その判断がまともに行われてこなかったから、今シーズンのカープの低迷を招いた。

これはもはや「人災」。そのことを緒方監督自身がわかっているのか、問いたくなる。


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フラットな選手評価
カープ学級の担任変わってほしい

2019年8月26日

過去への執着の見苦しさ

8月25日、中日戦・第3戦(ナゴヤドーム)。10対4で負け越し。

巨人が負けた日、カープも負ける。距離は延々と縮まらない。

先発の九里亜蓮 。ガッツあふれる投球で何とかしてくれる信頼感を与えてくれるときあれば、突然打たれ出したり、もう一歩安心できないときもままあり。

野手で言うと安部友裕的な? 安部より覇気は断然感じますが。

1回に2点の先制点をもらい、序盤はテンポよく投げていた九里。4回、2者連続フォアを皮切りに、阿部寿樹にタイムリーの後、またフォア、さらに2点追加される(阿部には2回にもソロを打たれている)。

5回、ツーアウトをとった後、連打を浴び、今日タイミングが合っている阿部の打席がまわってきたところで島内颯太郎と途中交代。

しかし、島内も好調の阿部を止めることは出来ず、2点タイムリーを与える。島内の自責点ではないけれど、ここで流れを止めてくれたら株が上がったのに。

6回、カープは満塁のチャンスを作るも、活かすことができなかった。小園海斗とサンタナが凡退。今日も満塁残塁病。

阿部の好守備にもいくどか阻まれました。今日の阿部は攻守ともにノリノリでした。



6回、今村猛が三者凡退で、仕切り直し。

7回、野間峻祥のタイムリーと鈴木誠也の進塁ゴロで2点追加。

2点差と迫って追い上げムードのところ、併殺に終わる松山竜平。あくまでも波に乗らない男。ずっとこんな調子なのに、なぜ4番に置いているのだろう。

7回の塹江敦哉はいきなりフォアの後、福田永将に2ランを浴びる。せっかくの追い上げムードが台無し。

8回には死球(悪質なものではなかったけれど)で退場となり、中﨑翔太が出てきた。

中﨑がまだ1軍にいたことに驚いた。昨日の結果からすると、2軍調整が妥当。もう勝ちパターンの投手しか残っていないから、ここは中﨑が妥当ではあったのだが。

ここでも中﨑、きっちり2点タイムリーを与え、6点差となる。

9回、こっちは最後まで諦めないで見ていたが、4点差ならまだしも、6点差の逆転はきびしい。あぁぁぁ。

おしまいの〜鐘が〜鳴る〜♪



現在、カープの外野守備・走塁コーチをつとめている廣瀬純が引退するとき、「始まりの鐘が〜鳴る〜。広島伝説〜」という応援歌を菊池涼介に引き継いでほしいと託した話を聞いて、嫌だなって思いました。

自分の過去の執着を現役選手に押しつけているようで。

菊池は了承したわけだし、なんの問題もないことだけど、たとえば王貞治やイチローが、一流プレーヤーがそんなことするだろうか。

菊池の打席であのフレーズが始まるたび、廣瀬の個人的な思いが残存しているような、余計なものがかぶせられているような気持ちになる。菊池は唯一無二のプレーヤーなのに。

引退してもファンの記憶にはちゃんと残るから、引退するとき自分の歌も潔く一緒に持っていってほしかった。

時として、「執着」は人の足かせになる。緒方監督も、過去の三連覇に執着して、そこで活躍した選手の残像を忘れられず、フラットな選手起用ができなくなっている。

過去は過去。今を見ていないから、こんなシーズンになってしまっていることを、緒方監督は自覚しているのだろうか。


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フラットな選手評価

2019年8月25日

床田の白星消失ショックを遠藤の初セーブが癒してくれた

8月24日、中日戦・第2戦(ナゴヤドーム)。

先発・床田寛樹が帰ってきた。待っていました。

一方、この日の「2番・野間峻祥」には最初閉口したが、レフトの好守備やバントで貢献していた。

1回、ワイルドピッチとサンタナのタイムリーエラーで1点先制されたが、その裏、小園海斗のタイムリー2塁打、サンタナの2点タイムリー(エラーを帳消し!)ですかさず逆転、3対1に。

小園は8回にもタイムリーを打って、貴重な追加点をとった。

一方、5回、ワンアウト満塁の場面で、またしても松山竜平。見逃して、やっぱり……となる。

毎日のように「満塁で松山凡退」を見ている気がする。4番を託し続けるベンチの目は曇っていると申せましょう。

しかし6回、フォアとヒットで満塁の場面を作るも(鈴木誠也がトンネルしました)、床田、踏みとどまった。粘った。よっしゃー。6回1失点でマウンドを降りる。



7回は菊池保則が三者凡退。勝負事ですから、何が起きるか分からないから、毎回ハラハラはする。でも、お父さん的な落ち着きで抑えてくれる(まだ30前の青年なのですけれど)。ホッと嬉しくなる。

8回のフランスアが帰ってきた。フランスアも三者凡退。この球で、9回を抑えてもらえたらとずっと願っていたが、8回で力を発揮してもらえたら、もうそれでいいです。

9回は薄氷の中﨑翔太。いきなり3連打で1点。犠牲フライで1点。フォアとヒットで1点。やーめーてー。

やっぱり今の中﨑に9回をまかせるのはキツイです。打ってくださいと言わんばかりの球は、相手チームを楽にさせるばかり。それって、勝負なのか?

フランスアが9回で機能しなかったから、ベンチは中﨑の経験を重んじたとお見受けしますが、経験で太刀打ちできるものじゃないです。爆撃機に竹槍向けているようなもんです。

かろうじて逆転は免れ、4対4の同点で終わり、中﨑はベンチで呆然としていたようですが、こっちもボーゼンです。

また床田の白星が消えました……。ショックです。

この日も床田はピッチングだけでなく、フィールディングでも魅せ、バントも決め、ヒットも打ち、エースとして必要なものを持ち合わせているのを改めて感じさせてくれた。

個人競技じゃないから、自分の結果が活きないこともあるのはわかっている。でも、床田の場合、それがありすぎる。本当なら、最多勝争いをしていてもおかしくないのに。新人賞だって。

床田の積み上げてきた仕事をぶちこわしされることが多すぎて、気持ちがすさみました。




延長10回、鈴木が2塁打、メヒアが申告敬遠、安部友裕がフォアで満塁に。これが残塁に終わったら今日はもう敗戦。

なところでしたが、會澤翼が勝ち越しタイムリー。塁に出た鈴木はえらかった(6回のトンネルを帳消し)。

クローザーは遠藤淳志。緊迫した場面を三者凡退で、初セーブ。

ヒーローインタビューで遠藤は「ファンの皆さんと一緒に優勝できるように頑張るだけです」と、先輩方が誰も言わなくなった「優勝」という言葉を口にした。

若さと言えば、若さかもしれないが、本気でそう思って戦っている表れだと思った。遠藤のピッチングを見れば、誰もが納得するだろう。

遠藤や小園を見ていると、何かを諦め手を抜いている……というのは感じない。最善を尽くそうと身体と気持ちを張っているのが伝わってくるから気持ちいい。この二人がカープにいてくれて、よかった。

お兄様方がもう言わないのなら、遠藤とジョンソンに言い続けて戦ってもらおう。まだ諦めていないあの2文字。


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緒方監督や佐々岡コーチよ、遠藤淳志から学べ。
カープの打撃コーチって何見てるの? 一瞬、目の前がまっくら。
出てこない優勝宣言と、菊池が松山のバットをジョンソンに渡した件について。

2019年8月24日

依然ちぐはぐなベンチ、選手は動じないで。

8月23日、中日戦・第1戦(ナゴヤドーム)。

長野久義がやっとの1軍、6番・レフトでスタメンに。

1回、いきなり満塁のチャンスで、1球で凡退。3回、1塁2塁のチャンスで、2球で凡退。6回目は走者なしの場面でしたが、1球で凡退。

見せ場はなかった。長野が1軍にやって来れば、何もかもが上手くいくなんておめでたいことは思っていなかった。

即座に活躍してくれたらドラマチックであったろうけれど、早々都合のいいことばかりはないだろうし、これは予測済み。

徐々に身体をあたためて、ファンを喜ばせほしい。首脳陣に「もっと早く呼べばよかった」と後悔させてほしい。

そのためにも、早めによい結果を出してほしい。そのためには、首脳陣には数打席で見切るようなことはしてほしくない。

スタメンの選手が毎回ヒットを打ったり打点を上げているわけではないのだから(むしろ、そうでない主力選手が多すぎたのが今のカープの現状とつながってるわけだし)。



しかし、6回裏には野間峻祥と守備交代。早く調子をあげるためにも、全打席、長野を使ってほしかった。

1対0と、1点差で、早くも6回、守りに入るベンチの姿勢がまた腹立たしかった。

そうした采配でこれまで、どれだけ失敗してきたか。また同じことを繰り返す、その頭の中味にボッ!

しかも、6回の攻撃、満塁の絶好のチャンスでまたしても得点できなかったのだ。こういうとき、たいてい、後でしっぺ返しを受ける。

このとき打席に立ったのが、鈴木誠也でも、松山竜平でも、會澤翼でもなく、今もっとも心躍る打席を魅せてくれている西川龍馬だっただけに無念だった。

そして、案の定、満塁のチャンスを活かせなかった上に、守備固めに入るという攻撃の姿勢を欠いた6回裏、大瀬良大地が突如、長打を打たれ始める。

あと1アウトというところで、福田永将にソロホームラン。ビシエド、高橋周平、阿部寿樹に3連続2塁打を浴びたところで、降板。

代わった中村恭平も藤井淳志にまたしても2塁打を浴び、この回4失点。



調子がよくないなりに踏ん張っていた大瀬良。1点リードという緊張の続くゲーム。ここは6回の満塁のチャンスをものにして、大瀬良を少し楽にさせてあげてほしかった。

大瀬良は、カープで唯一、先発ローテを守りぬいている投手。今シーズン、6完投ですよ。おまけに6回は自らヒットを打って満塁のチャンスをお膳立てした。

7回は遠藤淳志。8回はフランスア。3点ビハインドの状況でも、勝ちパターンを繰り出すベンチ。

逆転する意志があるんだな。そのわりに守りに入ったり、こういうところがちぐはぐ。

しかし、7回、野間の代打にサンタナ。攻めの姿勢に転じたわけか? うーん。なんだかやっぱりちぐはぐ。

結局、打線は大人しいまま、4対1で敗退。まるでコールドゲームが続いているような体温の低さを感じた。

2回には鈴木誠也のゆるんだ守備もあったのも気になった。

ベンチの士気と指揮がヘンテコでも、選手にはプロとしてモチベーションを持ってファンにプレーを見せてほしい。


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長野久義と小園海斗がカープにやってきて
まだ消化試合には早すぎる。遅くなってもしないよりマシ。

2019年8月23日

9回まで あると思うな プロ野球。

8月22日、ヤクルト戦・第3戦(マツダスタジアム)。

カープの先発・山口翔。2回、同い年の村上宗隆にソロを打たれ、3連続フォアのち、2点追加され、3失点で早くも降板。

初勝利の瑞々しさが鮮烈だった山口ですが、2勝目の壁が。なかなか先発としての仕事を果たせません。

3回から塹江敦哉。2イニングをきっちり抑える。ここでスイッチすればよかったと思うのだが。

もったいないから使えるものは使っちゃおう的な、貧すれば鈍すの采配はたいがい裏目に出ます。

5回、連打で1失点、フォアを加えてあっという間に満塁になり、塹江は降板。

代わった島内颯太郎が走者をきれいに返し、この回、5失点。8対2と引き離される。



カープも2回、メヒアのフォア、小園海斗の2塁打、西川龍馬のタイムリーで2点とっていたが、鈴木誠也、松山竜平がたたみかけられなかったのは、もったいなかった。

6回、松山の2ランで、4点差に。この後もチャンスはあったが、坂倉将吾と小園が続けなかった。

じりじりと追い上げていく展開にしたかったが、7回、雨が強くなり、結局8対4でコールド負けに。

9回まで あると思うな プロ野球。だから点は取れるときに取っておかないと、こんな後味の悪い終わり方になる。

ところで22日、田中広輔が登録抹消され、23日にはやっとのことで長野久義が1軍登録されるとのこと。

残った試合数はあと26。決断が遅い。遅すぎる。どれだけ腰が重いのか。

田中にとっても、妙な温存のされ方をして、調整の機会を奪われたわけで、それは選手としてのキャリアにもかかわってくること。

緒方監督はそのことを自覚しているのかな? 監督というのは選手のキャリアを預かる(左右する)重要な仕事なのだと、改めて思った。


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カープに風を呼ぶ投手、山口翔が先発初勝利!
まだ消化試合には早すぎる。遅くなってもしないよりマシ。

2019年8月22日

骨太リリーフリレー、線の細い中﨑が締めた。

8月21日、ヤクルト戦・第2戦(マツダスタジアム)。

この日も長野久義の一軍登録はなかった。くぅ〜。まるで我慢比べさせられてるみたいだ。待ちますとも、待っていますよ。

かたや、田中広輔は連日でベンチ入りしていなかった。ならば田中を2軍で調整させて、ほかの選手を1軍に上げればいいと思うのだが。

貴重な戦力となる座席を空けたままにしておくなんて、もったいないではないですか。ゲームに出たい選手はたくさんいるのに。

まさか田中を2軍へ落とす決心がつくまで、暖めておくわけではあるまいな。不可解です。

と思っていたら、今日、やっと田中は2軍へ。田中にしてみれば、調整の機会を奪われ、今シーズンの大半を棒に振ったことにもなる。まったく不可解です。

ヤクルトに1回と2回、先制されるも、3回、鈴木誠也の2ランで追いつく。昨日の流れを感じる。

しかし、先発の野村祐輔は4回、追いついてもらった直後に2失点。ヤクルト打線に粘られ、球数も多しで、4回でスパッと交代。



5回は島内颯太郎。青木宣親、山田哲人、バレンティンの猛者を抑える。

ビハインドでは力を発揮する島内。リードした場面や競り合った状況で踏みとどまれるようになるのはいつか。

その裏、西川龍馬が打ち、菊池涼介がタイムリー、鈴木誠也がタイムリーで4対4の同点に。一つ一つ返します。

松山竜平はこの波に乗れず、進塁ゴロにとどまり、サンタナ凡退。で、突き放すまではいかず。

6回は中村恭平。ここで、レフトに野間峻祥が、サードに小窪哲也が守備につく。あれ? 昨日、さよならタイムリーを打った三好匠ではなく、小窪……。

恭平は三者三振で、昨日のいやなイメージをきれいに一掃。

7回は菊池保則、8回は遠藤淳志が無失点。ナイスリレーが続きます。

その裏、代打の安部友裕が貴重なソロホームランで勝ち越し。ハ・キ!



島内、恭平、菊池保、遠藤……とリリーフ陣ががっしり土台を作り、コツンコツンと打線が点を追加し、豪快さはなくとも、じわじわとヤクルトにボディブロー。

こうなると、9回は中﨑翔太。いやぁ〜、ヒリヒリする。いろんな意味で。きっちり満塁まで持っていきながら抑える中﨑劇場ふっかーつ。

遠藤にうれしい初勝利。初勝利という言葉がちょっとそぐわないくらい、もう何勝分もの働きをしてくれている。

マウンドではふてぶてしいが、ヒーローインタビューは初々しく可愛らしかった。


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西川当たって、菊池と鈴木打った、小園送って、三好打った、野間走った逆転劇。

2019年8月21日

西川当たって、菊池と鈴木打った、小園送って、三好打った、野間走った逆転劇

8月20日、ヤクルト戦・第1戦(マツダスタジアム)。

今日こそ長野久義が1軍に……とオーダーを見ると、またですよ。名前がない。思わせぶりな発言をしていた首脳陣ですが、ほんとに煮え切らない人たちです。

かわりにサンタナの名前が。ゲレーロ、ビシエド、バレンティン……と、濁点が妙に迫力感じさせることの多い外国人選手ですが、サンタナ。なんだか素敵な響き。カーニバルとか始まりそう。

先発のジョンソンは3回までに3失点。しかしその裏、石原慶幸のまさかの2塁打を皮切りに1点。

4回には、小園海斗とサンタナのタイムリー、ヤクルトの失策ありで3点追加して逆転。

ジョンソンはこの日も球数多くなりつつも、6回3失点のクォリティスタート。もう1イニング抑えてほしかったが、ここで交代。

本人も投げる意志があったようだから、ここはまかせてほしかったのだが。なんだか選手の気持ちとフィットしないベンチの采配がまた垣間見える。



7回は菊池保則。安定の菊池。ありがとう菊池。

その裏、満塁の場面で松山竜平がまた凡退(毎日のように見ている光景)。
メヒアがフォアを選び押し出しで1点追加したが、続く小園は凡退。もったいなかった。

8回、中村恭平がいきなりの死球ありで、山田哲人の2ランを浴び、同点に。代わった今村猛も2ランを浴び、逆転される。

9回、レグナルトがフォアを皮切りに1失点。レグナルト、出るたび打たれている。裏目裏目の継投が続く。

3点差で迎えた最後の攻撃。西川龍馬がデッドボールで出塁。

菊池がヒットでつなぐ。逆転の導火線になるようなヒット、ここぞというときに打ってくれる、それが菊池。

ここで鈴木誠也の打席。走者がいると打たない鈴木。そんなネーミングをふっとばす3ランで、同点に! ここぞの4番の仕事をしてくれた。この日の打順は3番だけど、私の中では誠也は4番。



代打の小窪哲也はさておいて、野間峻祥に打席が回ってきた。

いつもなら、「こういうことがあるから松山を代えるのは早すぎた」と思うのだが、チャンスの場面で打たない松山(おまけに判断がもう一歩足らずで外野フライをヒットにする守備の松山)。

だから今日は野間でよし。と思ったところに、フォアで出塁。

なんだろう。一つ一つ、ピースがはまっていくこの感じ。

そこで小園がプロ初のバントを決めた。PKを外さない、みたいな、いい仕事。フルスイングもいいけど、バントも決めるぞ、いいぞいいぞ小園。

そして、前の打席を3球三振で終わったのはこの逆転劇の布石でもあった。三好匠が自身初のさよならタイムリー。野間の激走も効いた。もう、わっしょいわっしょいです。

独走しているかのように見える巨人ですが、話にならないほど鉄壁の強さがあるわけではない。

それは昨年のカープのごとく。他チームがふがいないところも大きい。まだつけいるスキはあるはず。

この日、田中広輔はベンチ入りしていなかった。緒方監督が新しいことをやるのに恐ろしく時間がかかる人だということは知っている。

長野を1軍に呼ぶのにも、おそろしく時間をかけているが、時間の問題のような気がするのだが、まだ時間をかけるのだろうか。


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まだ消化試合には早すぎる。遅くなってもしないよりマシ。

2019年8月20日

長野久義と小園海斗がカープにやってきて

長野久義が近日中に1軍昇格の可能性とのこと(「スポーツ報知」)。

「呼びたいと思っている候補の一人」とは、まどろっこしい言い方。そのスパッとしなさが今のカープベンチらしい。

遅い。遅いけれど、遅くなっても、呼ばないより絶対いい。長野が起用されたからといって全てが好転するわけではないけれど、いろんな可能性(選択肢)を見せてもらえた方が、ファンは嬉しい。

長野がカープに移籍することが決まったとき、ファンはウェルカムモードだった。きっと長野と一緒にプレーできることを喜んだ選手もいただろう。

巨人一筋できた長野にとって、カープへの移籍は思いがけない運命となったわけだけど、3連覇したチームから学びたいという気持ちも持っていてくれていたはずだ。

カープに移籍してからここまで、長野にとって、カープから何か学べることがあったのだろうか。素朴に尋ねてみたい気がします。



1年前は甲子園に出ていた小園海斗。今でもマウンドに立つ姿は初々しくて、野球少年がプロの選手になった瞬間を見せてもらっている気がする。

来年以降、小園がどんな風情になっているのかも楽しみです。

新井さんのように、40歳を超えても瑞々しさを感じさせてくれるプレーヤーもいたから、そんな選手になってくれたらいいな。いや、予想とは裏腹に、老獪な感じになったらそれはそれで面白い。

いま、毎日、野球することが仕事になって、どんな気持ちなんだろう。これまた素朴に尋ねてみたいです。

ドラフト会議でカープの1位指名が決まったとき、小園が嬉しそうな顔をしているように見えて、ホッと嬉しかった。

長野であれ、小園であれ、ほかの選手であっても、カープに来たことを喜んでもらえてたら、ファンとしては嬉しい。しかし、小園はいつも笑顔がスタンダードだということをその後、知るのだが。

ただ、選手からの要望があるにもかかわらず、12球団で唯一トラックマンが導入されていなかったり、年俸が抑え気味だったり、選手のモチベーションをあげるのが上手な球団体質とはても言えない。

だから、どんなに応援している選手がカープを去ることになっても、ちゃんと評価してもらえるところでプレーしてほしいと思う。

試合の合間のポッカリ空いた日、素朴に日々感じていたことを書いてみました。


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まだ消化試合には早すぎる。遅くなってもしないよりマシ。

2019年8月19日

投げてよし、守ってよし、しかし打線はからっきし。

8月18日、DeNA戦・第3戦(横浜スタジアム)。

1回、西川龍馬がしょっぱなから2塁打。いいじゃないか、西川。今日も攻めてる感じ。しかも相手は鉄壁の今永昇太。

そこを菊池涼介がしっかりバントで送って、ワンアウト3塁の絶好のチャンス。

だがしかし、鈴木誠也と松山竜平が凡退。走者がいるときには打たない鈴木と松山のクリーンナップコンビは今日も平常運転。

この時点で勝負が決まったような、いやぁな感じが残る。それは結果的に図星となった。

カープ打線、まったくヒットが出ないわけではないけれど、つながらない。

そうこうするうちに、いや、打線が何もしない間に、7回、好投していた九里亜蓮が、ベンチスタートだったロペスにソロホームランを打たれる。これが結果的に決勝点に。

打線がつながらない上に、一発がないカープ。これはこたえます。7回1失点という、九里のピッチングが報われない結果になった。



九里も素晴らしかったが、試合を手中に収めているかのような、コントロールできている感のある今永、すごかったです。140球投げたけれど、最後の9回、マウンド上で余裕のほほえみ浮かべてました。

と、毎回おんなじように討ち取られていて、まったく工夫が見られない(ように見える)のは、何とかならないのか。

8回、代打の磯村嘉孝と菊池涼介が1球目を打ち上げて凡退。ここにきて、球数120球を超えた今永を助けるようなバッティングには、座布団を放り投げたくなった。

そんな中、8球粘って、いい当たりを今永にダイレクトでキャッチされてしまったけれど、西川龍馬の打席は光っていた。

9回、鈴木の打席では悲鳴にも似た得点を待ち望む観客の声援が。それでも、スタンドの熱と同等なものを鈴木の打席からは感じなかった。



カープ打線は覇気がなかったが、今日も守備は随所に見どころがありました。

2回、三好匠が3塁ベンチ前のフライをポコンとミットに吸い込まれるようにスマートにキャッチ。3回、菊池のグラブトス、6回、鈴木のフェンス際の捕球。

好投した投手、守った野手。あとは打線。

2軍で結果を出している選手と入れ替え、選手のモチベーションを上げてほしい。

空気の入れ替えをせず、よどんだまま放置しているように見えて仕方ない。それって、さぼってるってことですよ。

ベンチは、こまめなお手入れ、目配り(選手をよく見るということ)を大切に。


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まだ消化試合には早すぎる。遅くなってもしないよりマシ。

2019年8月18日

まだ消化試合には早すぎる。遅くなってもしないよりマシ。

8月17日、DeNA戦・第2戦(横浜スタジアム)。

カープの先発はモンティージャ。7月30日の巨人戦での初先発のときにも思ったのだが、なぜまたここでモンティージャ?

あのときは首位・巨人とのゲーム差を埋める絶好のチャンスのガチンコ対決。そして今回は、徐々に巨人の背中は遠くなりつつあるが、まだ離されずくらいついていきたい状況。

そこに、またしてもまるで消化試合のようなセレクト。それとも、よっぽど人手不足なの?

ベンチは勝つ気で臨んでいるのか、いぶかしくなる。まだ諦めていないファンがいるのに、ベンチはもう諦めているの?

そうは言いつつ、モンティージャがいい仕事をしてくれたら、それはそれで嬉しい予想外の出来事として大歓迎したかったのだが、この日はプロの試合で投げる投手とは思えない内容だった。誰の目がこの人を選んだのだろう。

2回5失点で降板。いきなり5点は痛いです。



3回の満塁のチャンスでは、松山竜平が凡退。松山が満塁で凡退……って、毎日見ている光景のような気がする。

塁上に走者がいないときには打つのに、チャンスの場面でとんと打てないとは。勝負の世界に生きている感じがほしい。

それでも、4回から3イニング投げた塹江敦哉には、劣勢の中でも勝負している香りを感じた。こういう選手にもっとチャンスを与えたてくれたらと、素朴に感じる。

その後のレグナルトは、7回8回を投げて、3失点。仕事を全うしていない。

ファンは逆転してくれるつもりで試合を見ているのだから、5点差ならまだしも、終盤に7点以上差がついては、きびしいものがある。

しかし、7点リードでも、8回に三嶋一輝、9回に山崎康晃を出してくるDeNA。詳しい台所事情は知らないけれど、まるでカープの謎采配のよう。



その三嶋から、鈴木誠也がソロホームラン、山崎から西川龍馬が2ランを放ち、完封負けを免れたことはよかった。

鈴木は久しぶりのホームラン。しかし、鈴木、走者がいるときには打たない。西川は今日も平常運転、元気だった。

それにしても、代打に出てくるのが、小窪哲也、磯村嘉孝、安部友裕、坂倉将吾、野間峻祥……と、輝いていた時期があったかもしれないが、今はそうとも言えない、相手にとって怖さのない面々ばかりで、そこもまた勝負のワクワクが目減りしている感じだ。

なんだか、とりわけベンチに覇気を感じない、今シーズン一番見ていてつまらないゲームなんじゃないかと思ったほどだ。

緒方監督は新しいことを受け入れるのにとても時間がかかる人のようで、超絶不振だった田中広輔をおろし、小園海斗を起用するのにも長い時間が必要だった。

さすがに、そろそろ長野久義を起用してくれないかと待っている。「遅くなってもしないよりマシ」というフランスの諺がある。

もし起用されたら、もっと早く呼べばよかったとベンチを後悔させるくらい、長野には地に足つけた活躍をしてほしい。もちろん、どの選手も。


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頂上決戦くらいのつもりで意気込んでいたのに、このお試し&捨てゲーム的な采配は何?

2019年8月17日

いつになったら真夏のチョーさん見られるの?

8月16日、DeNA戦・第1戦(横浜スタジアム)。

まだ自力優勝の可能性が消えていない2位のDeNA。そのDeNAとわずか0.5ゲーム差、自力優勝はなくなったとしても他力優勝はゼロではないカープ。

という2位3位対決にしては、どうしたことか。さほど熱気を感じなかった(とくにDeNAに)。

ちょっと肩すかしのような、まるでシーズンが終わりつつあるような、いやそれはまだ早いでしょうが、といった印象でした。

大瀬良大地が真夏の野外スタジアムで完投勝利。4対2。5回には自ら打席でヒットを放ち、西川龍馬のタイムリーにつないだ。

打線は5回、満塁のチャンスを活かせないシーンもあったが、流れが渡ることはなく、小刻みに1点ずつ随所で追加した得点と、大瀬良の粘り強いピッチングで逃げ切った。

なんとなく体温の低い感じはあったが、大瀬良の完投にはポカポカと気持ちが暖まった。お疲れのリリーフ陣に束の間の休息を与えることができて、ほんとうによかった。西川もよく打ちました。

それにしても毎日、いつ長野久義が1軍に登録されるのか、心待ちにしているのだけれど。2軍で調子がよいと聞くのに、まったくその気配がなく。

このまま、この野手陣のまま、夏は終わるのだろうか。ファンの心にもうひと花、パッと咲かせて楽しませてほしい、切に。


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勝ったのに、このつまらなさは何だろう?

2019年8月16日

出てこない優勝宣言と、菊池が松山のバットをジョンソンに渡した件について。

ヒーローインタビューで「明日も勝ちまーす!」と選手が言った翌日、言ったとおりにならないことって、けっこうある。

だから、そう言う選手を見ると、「地に足つけて。浮かれないで」とハラハラするときがあります。

それにしても、今年のカープの選手たち、首位とのゲーム差がかなり縮まってきたときでさえ、「優勝を目指す」という言葉は使わなかった。

唯一、ジョンソンだけはこう言っていた。7月24日、中日に完封勝利して、「とにかくまずは1位に返り咲きたいと思います」と。7月31日、巨人に接戦のすえ勝ったとき、「まだ優勝を諦めていないので1戦必勝で戦っていきたいと思います」と。

これはジョンソンがお調子者というわけではけしてないです。このところ、有言実行を地で行くピッチングを見せてくれているジョンソンですもの。



8月14日の自力優勝が消滅した巨人戦では、ベンチの「なんとしてでも首位に」という熱は感じなかった。選手たちが淡泊に感じることも今シーズン少なくなかった。

うかつに「優勝」を口にしなくてもいいけれど(内に秘めていてくれれば)、そうじゃなくて、もう諦めているとしたら、諦めていなかったファンとしては、がっかりだ。

シーズン序盤から今の今までずっと続いている、ベンチのフラットでない選手起用、ちぐはぐな采配が、選手のモチベーションに影響を与えてるような気がしてならない。

とは言え、選手同士の雰囲気が悪くなってる気はしないんだけど(実際のところはわからないけれど)。



8月13日、打席に立ったジョンソンのバットが折れた。そこへ菊池涼介が代わりのバットを持っていったのだが、それは松山竜平のバットだった。

ひどい、菊池てば。勝手に人のバットを。相変わらずの菊池のカツオっぷりに大爆笑してしまった。

菊池と松山のキャラクター(と関係性)によるところが大きいかもしれないが、この上下関係のやわらかそうなカープの雰囲気って、いいですね(カープ以外にも雰囲気のいいチームはあるのかもしれませんが)。

中田英寿が数あるオファーの中から湘南ベルマーレを選んだのも、田中将大が駒大苫小牧高を進学先に選んだのも、上下関係を重んじるチームカラーでなかったことが理由の一つだったと聞いたことがある。

今のカープ。シーズン中ずっと、フラットではない選手起用を続けるベンチを見ていると、上司に恵まれているとは言えない状況ですが、選手にはこのままフラットなチームカラーで、いいゲームを見せてほしいな。


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値千金の完封勝利、ジョンソンから久しぶりに聞いた言葉にグッときた。
おかしくない?が連発の采配、よって自力優勝いよいよ消滅。
頂上決戦くらいのつもりで意気込んでいたのに、このお試し&捨てゲーム的な采配は何?

2019年8月15日

おかしくない?が連発の采配、よって自力優勝いよいよ消滅。

8月14日、巨人戦・第3戦(マツダスタジアム)。

スタメンを見てびっくり。坂倉将吾が3番。これって、シーズン始めに試して芽が出なかったオーダー。

個人的に坂倉のことはずっと応援していますし、緒方監督が坂倉に期待して起用してくれるのは嬉しいが、なぜ今、ここで3番坂倉? 手放しで喜べないものが。

「今の状態じゃダメでしょう」と、緒方監督の判断で、バティスタとメヒアがともにベンチ入り(「日刊スポーツ」)。

ならば、期待が持てる2軍選手と入れ替えてみては? 同じ選手ばかりをベンチをあたためて。

田中広輔もずっとベンチウォーマー。ここぞの場面で出せない選手を、ずっとベンチに入れておくの、おかしくない?



6回終了時点で、1対1。善戦するも109球投げて疲労が見えていた野村祐輔を7回までひっぱるのも、選手を見て野球をしていない証拠。

前回の登板で、あと1回で完封というところで、温存のため、野村をマウンドから降ろしたベンチ。完封というまたとないチャンス。達成できたら、野村自身にとっても疲労を上回る充実感を得られただろうに。

続投の余力があるときにはそれを封じ、余力なくなったときに無理に続投させ……いったいベンチは何やってんだろう。

力のなくなった野村の球は亀井善行、坂本勇人に打たれ、1失点。ここでレグナルトに交代。

今日負けたら自力優勝消滅という、勝ちたい場面でレグナルト? 岡本和真に打たれ、もう1失点。

8回は島内颯太郎。先頭打者のフォアが響いて、1失点。



3点差となった9回、岡田明丈が登場(今までどこ行っとったんや〜)。競っている場面ではとてもこわくて出せない岡田。ここで登場はある意味納得ですが、漂ってきた負けパターンの風を吹き飛ばしてくれるか。

という願いもあっけなく、坂本勇人にいきなりフォア。出ました、岡田のフォア。こんなところで期待に応えなくても……。

でも、丸佳浩は討ち取るのよね。そして、岡本に2塁打、山本泰寛にまたフォアで、満塁のできあがり。

一気にムードが悪くなる。このぶちこわしな感じ、変わらない。こんなことを続けていると、野手も、ファンも、岡田が出てきたらやる気が失せる……そんなことになってないか、心配になってしまう。

1年目からずっと岡田のことを応援してきた。1年目、味方の援護がなくなかなか勝ち星がつかなくても、たんたんとマウンドにたち続けた。そこは床田寛樹とも重なる。日ハムとの日本シリーズでも登板して、好投した。

今年こそ、今年こそと、カープの柱として、相手打線をねじふせてくれる投球を待望しているのに、年々迷走していってるように見える。もう岡田、ここまでなのか? そんな気にさえなってくる。

ここで期待に応える投球をしてムードを変えてほしかったのに。いったい長い間、2軍で何をやっていたんだ。



と同時に、岡田の調子を見きわめて1軍に引き上げてきたのかどうか、いぶかしくなる。

レグナルトもしかり、一岡竜司もしかり。1軍と2軍のスタッフの間で、冷静なやりとりがされているのかどうか。

火消しに出てきたのは、勝ちパターンの遠藤という逆流現象にも、逆噴射しそうになりました。それなら最初から遠藤を出して逆転にそなえたら? いったいベンチはこの試合をどうしたかったのか、さっぱり見えなかった。

結局、9回に3点追加され、ますます巨人が遠くなる。最後の攻撃、松山竜平が2塁打を打ってくれたのだけが、最後の輝き。

打線が菅野を打てなかったことが敗因なのだが、ずっと続いてきた考えのない継投策がまたゲームをこわした。

どんな打線を組むか、継投のプランをたてるか、ベンチの見通しが伝わってこない。場当たり的で、考えて野球しているように見えない。

考えることを放棄するって、職務怠慢としか思えない。こんなんで優勝できるほど、競争の世界は甘いわけない。


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頂上決戦くらいのつもりで意気込んでいたのに、このお試し&捨てゲーム的な采配は何?
坂倉将吾と岡田明丈を見てくれている人がいた

2019年8月14日

ころがってきた勝機をものにしたサヨナラ勝ち

8月13日、巨人戦・第2戦(マツダスタジアム)。

先発のジョンソン。ストライクをとってもらえず、球数も増え、イライラが垣間見えたシーンもあったが、7回を無失点で抑えてくれた。なんだかんだ言って、ジョンソンはすごい。

カープは2回、松山竜平のタイムリーで1点先制するも、そのあとブッツリ、凪の時間に。ジョンソンとメルセデスの投手戦に。7回まで、1対0が続く。

8月7日のDeNA戦の後、「とにかく野球は点を取らないと勝てない。もっと点を取らないと!」と、野手に苦言を呈していたジョンソンであったが、今日もまた、なかなか点が取れないカープ打線。

それなのに、それなのに、まだ7回。まだ勝負がこれからというときに、ヒットで出塁した松山竜平の代走に野間峻祥をコールする緒方監督。

しかも、1アウト満塁の場面で、安部友裕を代打に出す緒方監督。しかも空振り三振で終了。その直後の8回、丸佳浩が併殺打ながらもゴロで1点とったのと、対照的。当てないと何も起こらない。三振だけは勘弁してほしい場面で、きっちり三振する安部。

その後、代打に出てきた三好匠が外野フライを打ったのを見て、「安部と順番が逆やろ」と思ったカープファンは私だけではあるまい。



本日の8回は、ついに菊池保則。信頼を積み上げて、ここまで来ました。だがしかし、フォアと犠打とヒットでいきなりピンチを招き、中村恭平にスイッチ。この日のベンチは、動きが早かった。

フランスアがいない今、ベンチは中村恭平にクローザーを託すつもりだったのでは? ちょっと早い出番になったが、丸の進塁ゴロで同点にはされたが、仕事をした(9回もきっちり抑えた)。

と、投手陣が土俵際で奮闘してくれている間、8回にまたしても満塁のチャンスが訪れ、メヒアが凡退。こんな日は、たいてい勝てないことになっているのだが。だが。何が起こるかはわからないのがゲーム。

延長して11回に突入。10回、手も足も出なかった戸根千明が回またぎ。

巨人側としたら、そのまま、その調子のまま抑えてくれと託したのかもしれないが、そこに勝機はころがっていた。回またぎにチャンスの香りを感じた。

ここで2塁打を打って塁に出た鈴木誠也はえらかった。野間がバントで送って、鈴木は3塁へ。そこへ、メヒアと會澤翼が連続申告敬遠で、満塁。

昨日と今日、満塁のチャンスを活かせなかったメヒアと會澤。私なら勝負するな。しかし、原監督は勝負を見送った。勝機がまたころがってきた。そして磯村嘉孝が犠牲フライで、サヨナラ勝ち。

ある意味、巨人の采配がゲームを動かしてくれたサヨナラ勝ち。その勝機を逃さなかったカープの選手たちがもぎとったサヨナラ勝ち。


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ジョンソン、ストレート発言続く。
値千金の完封勝利、ジョンソンから久しぶりに聞いた言葉にグッときた。
勝機はグラウンドのどこかに落ちている。

2019年8月13日

まるでシュートが決まらない日

8月12日、巨人戦・第1戦(マツダスタジアム)。

アドゥワ誠の初回の4失点(おまけに3回の2失点)はさすがに痛かった。マイナスからのスタートとなったカープ打線。

それでも、1回の鈴木誠也のタイムリーを皮切りに、巨人の勝ち頭・山口俊からじりじりと点を取る。結局、山口は4回途中で交代。やられっぱなしにならなかったのはよかった。

4回、小園海斗が2塁打。つづく代打の坂倉将吾がショートゴロに終わるも、小園は思いきりのよいスタートをして、3塁まで好走塁。西川龍馬のゴロでホームに帰ってくる。こういうプレーは見ていて気持ちがいい。

そして、菊池涼介のソロホームランで1点差に迫る。この日の菊池は4安打。踊るようにスィング♪ ダンスが止まりません。

5回は島内颯太郎が無失点に抑える。島内、よくやった。島内のロングリリーフを見たかったのだが、1イニングのみ。



その裏、満塁のチャンスを作るも、代打の安部友裕はゴロで凡退。本日の満塁で残塁、その1。

6回にも、満塁の場面で、會澤翼がゴロで凡退。本日の満塁で残塁、その2。

6回・7回はレグナルト、8回は一岡竜司と、一軍に戻ってきた二人がマウンドにあがるも、1失点ずつ。ここは無失点に抑えてほしかった。じりじりと3点差にひらく。

7回、野間峻祥が代打にコールされるが、その後、守備につくことはなかった。さすがにベンチも、この日は攻撃モードでいたことにはちょっとホッとした。

8回、鈴木のタイムリーで1点追加、2点差に迫る。しかし、メヒアがフライで凡退。本日の満塁で残塁、その3。その前の、松山竜平の当てただけの中途半端なゴロも悔やまれる。

9回、小園が粘って内野ゴロ。ヘッドライディングでアウトと判定されるも、こういうガッツあるプレーは見ていて心躍ります。前日の阪神戦、最後の打席で、三好が10球粘っていたときにもそう感じました。

最後の最後、菊池のタイムリーで1点差に詰めよるが、バティスタの空振りで、閉店。今日は、バティスタとメヒアのバットから快音がなかったのも痛かった。



コツコツと、少しずつ点を返していくカープ打線は、巨人にとって不気味だっただろう。ただ、こんなとき、大砲不在は静かに響く。

満塁で残塁が多かったのも、目に余った。これでは勝負に勝つことはできない。

サッカーのゲームで、シュートがゴールポストに当たる日は、たいてい勝てない。そんな感じだった。攻めてチャンスは作っているのに、ここぞのところでことごとく決まらない。ツキを呼び込めない。

善戦はしたけれど、勝てなかった。トップランナーの背中が少しずつ遠くなる。つくづく、阪神での2連敗が痛かったと感じる。

その前のDeNA戦で、4点や5点リードしていたにもかかわらず、フランスアを登板させ疲弊させた、見通しのない采配が影響していると思えてならない。


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野村祐輔、パーフェクト!
緒方監督や佐々岡コーチよ、遠藤淳志から学べ。

2019年8月12日

同じものを2夜連続でお客さんに見せたらあかん

8月11日、阪神戦・第3戦(京セラドーム)。

1回裏、いきなり九里亜蓮が近本光司に2塁打を打たれ、阪神に1点先制される。前日のサヨナラ勝ちの勢いが尾を引いているのを感じる。

ところがどっこい、カープは2回と3回に1点ずつ、5回に3点と、コツンコツンと得点を重ねて4点リード。

相手に流れを渡したまま終わらなかったのは、よかった。ただ、コツンコツンと豪快さがないのは、ちょっと、ほんのちょっと気になった。

5回、松山竜平の代走に早くも野間峻祥を出してきたのにも、いやな予感がした。まだまだ打って点を取る必要のある場面が絶対出てくるはず。きっと松ちゃんだって、何かあったら激走してくれるはず。まだ野間を出す必然性を感じない場面。

17点リードとかならまだしも、4点リードでもう守りに入るつもりなのだろうか、ベンチは。前日のゲームのことは「切り替えて」もう忘れてしまったのだろうか。

ゲームって、そう思ったとおり運ばないことは、勝負の世界に身を置いている人なら肌で感じ取っているはずだと思うのだが、なんなんでしょう。まるでお役人のように守りに入ってしまうという、現場感覚のなさは。



6回、それまで無四球だった九里が、突如フォアを連発し、それが引き金となり1点追加され、途中降板。

ここで中村恭平がいやなムードをスカッと一掃してくれたのだが、先発の九里には6回を投げきってつないでほしかった。

7回には菊池保則がゴロ・ゴロ・ゴロと、わずか7球で仕留めてくれる。

しかし、6回以降、またしても打線はあっさり風味。追加得点できず、リードしていても、なんとなく、なんとなく、いやな感じ。まるで前日のゲームと同じ展開を見ているようで。

8回には今村猛が連打連打で1点差につめよられ、途中降板。先発の九里同様、今村には1イニング投げきってほしかった。

連夜のフランスア。打線とベンチが攻め続けていない余波が最後の最後、またこうして影響してくる。このまま逃げ切れると思えない。

野間と西川龍馬の外野守備の乱れもあり、田中広輔のフィルダーズチョイスもあり、結局、つごう4失点。守備固めのはずの采配が、攻撃力を落としている上に、守りに活かされてないことをベンチはわかっているのかな?(もうやめて)

連日の逆転負け。5対6というスコアも同じ。カープファンにとっては、同じ試合を2度も続けて見させられ(まるでライブと思えない既視感)、興ざめさせられた夜。


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早すぎた床田の降板、長すぎた遠藤のリリーフ、尻すぼんだ打線。
楽観的だったカープにポジティブな「悲観」を!

2019年8月11日

早すぎた床田の降板、長すぎた遠藤のリリーフ、尻すぼんだ打線。

8月10日、阪神戦・第2戦(京セラドーム)。

今シーズン4度目となる、床田寛樹と西勇輝の投げ合い。毎度のごとく西を打てないカープ打線。今日こそは何とか攻略して、床田に白星を。そう願って臨んだ試合でしたが。

2回、これまで西にノーヒットの鈴木誠也がフォアで出塁。このチャンスを活かし、足で西をゆさぶる。打てないなら、打てないなりに何とかしようという工夫・熱を感じる。

會澤翼の死球、メヒアのフォアでやってきた満塁のチャンス。小園海斗が先制のタイムリー。小園、よくやった!

しかし、満塁残塁のまま1点のみで終わったのはもったいなかった。これは先制したにもかかわらず、素直に喜べないパターン。流れを相手に渡してしまうパターン。

その通り、その裏、フォアとヒットで2失点、逆転されてしまう。

が、取られたら取り返す。3回、菊池涼介、バティスタ、鈴木、松山竜平の連打、小園の進塁ゴロで4点奪取、3点リードにひっくり返す。西からノーヒットだった鈴木がついに打った(5回にも打った!)。



しかし、ここで早々に床田に代打が送られる。不調を見越しての早めのケアか。まさか味方に点を取ってもらった直後に失点した懲罰交代なのか。

これまで調子が悪いときも悪いなりに試合を作ってきたことも少なくなかった床田なので、もう少し投げるのを見たかった。あまりに早すぎる交代に驚く。

3回からは遠藤淳志。3イニング50球を投げる。このロングリリーフは、先発への布石なのか? ならば大歓迎。と、憶測がうずまいていたら、6回、遠藤が打席に立った。え、まだ投げさせるの? 長すぎるでしょうが?

6回の遠藤はフォアとヒットで、満塁。ここで中村恭平にスイッチ。中村もフォアで押し出しの1点を与えてしまう。

早すぎる(ように見えた)床田の降板と、長すぎたイニングの遠藤。ベンチの采配の意図が(もしあったとしたのなら)知りたかった。



3回に西から4得点したにもかかわらず、その後、6回までは三者凡退のオンパレード。まるで西にやられているような逆転現象が起こり、あれ? 2回あたりの何とかしようという熱はどこへ?

まさか西から5点とったからもう十分と思ってるんじゃないだろうな? カープ打線から徐々に勝負している感がまた薄れていく。こういうの、今シーズンのカープ、多すぎる。

こんなことしてたら、やられてしまうぞ。という予感はその後、的中することに。

7回は菊池保則。自ら1塁3塁のピンチを招くも、併殺で切り抜ける。よっしゃー。

8回は、今村猛を休ませて、中﨑翔太。ここも、乗り切った。

しかし打線は追加点を取りにいくことなく、あっさり終わる。

9回、フランスアがワンアウトも取れず、大山悠輔に3ランを浴びて5対6でサヨナラ負け。これを「誤算」と表現する記事もあったが、誤算というより、織り込み済みのことのように思えた。

巨人がヤクルトに快勝し、DeNAが中日にサヨナラ勝ちをもぎとり、熱を帯び続けているのに、カープはひとつ置いて行かれた感が残った。


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床田寛樹にやっっとの白星。

2019年8月10日

やっとワンパターンが止まったリリーフ起用

8月9日、阪神戦・第1戦(京セラドーム)。大瀬良大地と髙橋遥人の投げ合い。これは1週間前と同じカード。

1週間前、大瀬良は阪神相手に完封したのだった。けれど、この日は涼しいドーム球場ながら(だから?)、大瀬良、調子よくなさそうです。先頭打者・近本光司にしょっぱなから粘られ、球数も増えそうな予感。2回には連打連打で、4失点。

ところが4回、連夜のダブルスチールあり、メヒアの3ランありで、5点と逆転。その後は大瀬良、6回まで踏みとどまって投げてくれました。5回ではなく、6回まで。これは大きかった。

1点リードの7回、遠藤淳志ではなく、菊池保則が登板。やっと、壊れたレコード状態のワンパターンなリリーフ起用をベンチが止めてくれてよかった。なにより、無失点に抑えてくれた菊池が素晴らしかった。

8回は、おきまりの今村猛となりまして(お疲れさまです)、1失点しましたが、9回に5点を追加して、11対5に。この追加点がまた大きかった。

余裕ありの6点差でもフランスアを出しかねないベンチのことだから心配だったけれど、中村恭平がフィニッシュ。中村の復調も見えてきたし、遠藤もフランスアも休養できたし、よかった、よかった。



この日は、巨人・DeNA・カープとも、最終的に逆転勝利。デッドヒートとはなかなか行かない綱引き状態。最終ゴールまでどうなるか、マラソンランナー三者の駆け引きを見ているような面白さが。

連日、バティスタとメヒアのドミニカンコンビが日替わりで3ランを連発。これはもう、レグナルトにはしばらく一軍復帰を待っていてもらうしかないです。

1週間前と同じ対戦といえば、第1戦以上に気になるのが、第2戦の、床田寛樹と西勇輝の投げ合い。あたたまってきた打線で、ぜひ今度こそ床田に援護を。


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「選手全員、有言実行」の日は近づいている?

2019年8月9日

野村祐輔、パーフェクト!

8月8日、DeNA戦・第3戦(マツダスタジアム)。4対1で勝ち越し。

先発の野村祐輔が8回104球を投げて、1安打無四球のパーフェクトなピッチング。

このまま野村の完封勝ちを見たかったのだが、8回を終えてベンチに戻った野村、佐々岡コーチに言葉をかけられ、えっ?という表情。緒方監督と佐々岡コーチと握手して、ここまで。

野村も最後まで投げたかったと思うのだが。リリーフ陣を休ませたい先発としての心意気もあったはず。

次回の登板を見越しての判断のようで、いたしかたないとしても、野村のモチベーションはどうだったのだろう。

4点リードながら、9回はまたしてもフランス。連投の疲れもあってか、1点とられ、完封勝ちとはならなかった。フランスアにとっても、後味はよくない。選手のモチベーションはどこふく風、の采配は続く。



1点を先制した4回のダブルスチール。5回、バティスタの3ラン。打線の見せ場はこの2つだけだった。

ほかに見せ場となるはずだったところで、大きなチャンスを3度逃した。

4回満塁の場面では小園が凡退。5回2塁3塁の場面では安部友裕が凡退。

6回、小園が初死球で出塁。野村がきっちりバントを決めて(こういうところも野村、素晴らしかった)、西川龍馬がフォアで2塁3塁のチャンスも、菊池涼介とバティスタが凡退。

いつ流れがDeNAに渡ってもおかしくなかったところを、野村がふみとどまってくれた。

2回、ロペスのヒット以外はほぼ三者凡退。5回、小園海斗のエラーで走者を出すも、あとはきっちり討ち取り。7回、ロペスに粘られるも7球目をゴロで討ち取り。しびれました。

ともあれ、DeNAに勝ち越せたことは大きかった。首位の巨人とはつかずはなれず。トップランナーの後ろにきっちりついて、離されないように。


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ジョンソン、ストレート発言続く。

2019年8月8日

ジョンソン、ストレート発言続く。

8月7日、DeNA戦・第2戦(マツダスタジアム)。0対4で完封負け。

またしても、DeNAの濱口遥大を打てず。打たないと勝てない苦手相手とわかっているところで、また勝機を見つけることができなかった。

試合後、ジョンソンが「とにかく野球は点を取らないと勝てない。もっと点を取らないと!」(「スポーツ報知」)。

お気持ち、わかります。さよう、打たないと勝てません。

でも、それを言ったら床田寛樹なんて、もぉ。毎回しぶとく好投しても援護なく、それでも何にも言わず、修行僧のごとく、マウンドに立ち続けています。

野球は個人プレーじゃないですから。投手と野手、持ちつ持たれつ、お互いさまなとこ、ありますから。しかし、打たないと勝てないのは事実。これは声を大にして言いたい。とくに今シーズンのカープに。

「1位に返り咲きたい」と、まだ誰も迂闊には口にしていないことを唯一言葉にしてファンに届けているジョンソン。「点を取らないと勝てない」、ファンが毎度のごとく思っていることを、ジョンソンはまた発信した。



やっと島内颯太郎、中村恭平、中﨑翔太の出番が来た。それはよかったと思えた。

第1戦では、リードしているにもかかわらず、8回と9回、お約束通り、今村猛、フランスアが登板。アドゥワ誠が7回まで投げてくれていなかったら、また遠藤淳志が7回を投げさせられていたかもしれないと思うと、もう洒落にもならない。

5点リードと、モチベーションのあがらない状況で投げさせられるフランスアも気の毒だった。もっとこう、自分もかつて戦いの場にいた人なら、選手(人)の気持ちをくみとった采配をしてほしい。

ところで、この日も球審のストライク判定がぶれぶれだったらしい。ジョンソンは試合後、「相手投手はボールをストライクと言われ、こっちはストライクをボールと判定された」とも話していた。この球審の偏ったジャッジは目に余るものがあるとか。

なんとか客観的に審判をジャッジする仕組みを作れないものか。人間だもの、誤審はつきものと承知の上で、ゲームの質を落とすような行為を見逃し続けているのはNBPの怠慢とも思えます。

選手はもちろんのこと、観客の純粋なゲーム観戦の楽しさも奪われるのですから。


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審判もジャッジして
判定するのは誰?……アスリートファーストで行こう

2019年8月5日

緒方監督や佐々岡コーチよ、遠藤淳志から学べ。

8月4日、阪神戦・第3戦(マツダスタジアム)。

第2戦は、元気だった西川龍馬のバットから快音が消えた途端、ぷつりと得点が止まった。打てる人が限られているリスクの大きさを感じた。

ところが第3戦は、西川がノーヒットにもかかわらず、菊池涼介が、鈴木誠也が、會澤翼が、メヒアが、打った打った。

1回、2番・菊池から5番・會澤まで連打連打で、6番のメヒアが3ラン。苦手の岩田稔から一挙に5得点。

2回、相手エラーもからんで2点追加。打線があったまっています。

7対0で迎えた5回、九里亜蓮がフォアを出したのはもったいなかった。そこをきっちり代打の原口文仁が2ラン。原口の仕事ぶりはいつもながら素晴らしい。

7対2とリードしていた6回に3点追加。序盤に得点してそれっきり、という貪欲さのない打線が続いていたカープでしたが、点はいくらあってもよいのです。この日は、どんどん取っていく。



ところが7回。8点リードの場面で、また遠藤淳志がコールされたときには、「え゛ーっ」と野太い声が出てしまった。正気か?

油断は禁物。とはいえ、ものには限度ってものがあります。

ここぞの場面で投げてほしい遠藤に、またしても連投で疲労させるとは。大の大人がよってたかって20歳の若手に、どこまで過剰な働きをさせるのか。

さすがの遠藤も登板過多の疲れか、連打と小園海斗の送球エラーで3失点(自責点は2)。途中から菊池保則にスイッチ。

8回・9回も5点リードがありながら、毎度のごとく今村猛とフランスアが登板。どうしてここまで偏った選手ばかり起用するのか。島内颯太郎や中村恭平の登板間隔はあく一方。

首位・巨人とのゲームさも2と迫り、来週からは打線が勢いづいてる横浜との3連戦を控えているというのに。

あるものを後先考えず何でもかでも使ってしまう無駄遣いする子どもじゃあるまいし。大の大人が情けない。あまりの明晰さのなさに、ほとほとあきれ果てています。



この日はラジオ観戦だったため、遠藤の様子はわからなかったのですが。初登板を見たときから、遠藤の「勝負している」感じがとてもいいなと思っていました。

抑えても、打たれても、表情を変えず、マウンドに立つ。黒田博樹を思い起こします。

打たれることだってある。野球とはそういうもの。勝負とはそういうもの。そのジタバタしない風情にも魅力を感じています。

10対5と快勝に見えるゲームも、みみっちく感じるベンチの中継ぎ采配で、後味スカッとはしませんでした。緒方監督やコーチ陣は、遠藤からジタバタしなさを学ぶといいと思う。


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勝ったのに、このつまらなさは何だろう?
カープの打撃コーチって何見てるの? 一瞬、目の前がまっくら。

2019年8月4日

審判もジャッジして

8月3日、阪神戦(マツダスタジアム)。

またしても、床田寛樹と西勇輝との投げ合い。毎度のように、巨人の菅野やDeNAの今永以上に、西を打てていないカープ打線。床田の我慢の投球が予想されます。

1回、菊池涼介のソロホームランで先制するも、その後、得点なし。

6回、バティスタが1塁3塁のチャンスを作るも、4番の鈴木誠也がまったく合わず。

この前に、相変わらず、打撃好調の西川龍馬にバントさせているベンチの采配にもあきれます。しかし、この日は西川もノーヒット。調子の良い選手が打たなくなると、とたんに得点できなくなる。

7回、會澤翼、メヒアの連打のあと、小園海斗が10球粘るも、得点には結びつかず。代打の坂倉将吾は三球三振。見せ場は終わる。

調子が良くないなりに、味方エラーがありつつも、6回2失点(自責点は1)と試合を作った床田。



この日はラジオ観戦。映像は見ていなかったのですが、カープファンの方のブログを拝見していると、審判のストライクゾーンの判定のばらつきが明らかで、甚だしくカープにとって不利なものだったと書いている方が何人もいて驚いた。

審判も人間。一瞬の判断に誤りがあることは承知の上です。それでも、プロの審判として、そのフラットでない仕事ぶり、怒りでワナワナしてしまいます。

リクエスト制度も導入され、少しは選手ファーストになってきてはいると思いつつ、ストライクゾーンの判定こそ、センサーなどで機械的にやってほしいと常々思っている。選手が気持ちよくプレーできることの方が人間的だと思う。

サッカーでは、審判の仕事に対するジャッジがまだ機能している気がする。よい判定をした審判に対して選手が試合後、握手を求めに行くシーンを見ることもある。尊敬できる審判がゲームを作り、選手は安心してプレーできる。

プロ野球には、明らかに誤審と思えるような判定を絶えずチェックする機能はないのだろうか。難しいこととは承知の助です。誤審がはなはだしい審判は試合に出られなくするくらいの厳しさがあっていいと思う。

Jリーグ初代チェアマンとして、Jリーグの基礎をつくった川淵三郎さんは、その手腕を買われて、日本バスケットボール協会の会長もつとめた。川淵さんにNBPのコミッショナーになってほしいくらいだ。

今までの慣習や利権にとらわれないフラットな感覚で、改革を進めてくれる人、切に希望。


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床田寛樹にやっっとの白星。
たとえまわりがどうであれ、床田寛樹は好投した。