2020年11月30日

丸佳浩の走塁について、もう一度。


昨日のブログのつづき、スポーツライターの小林信也さんの日本シリーズ話、第2弾です。
(11月26日「斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI」文化放送にて)

小林さんは、丸佳浩の走塁についても触れていました。

初戦の4回、丸が1塁ベースを駆け抜けるとき、ファーストを守っていた中村晃の足に接触したという、あの走塁。

私が見ていてた日本テレビの中継では一切触れられず、翌日、カープファンの方が何人かブログで話題にされていて、動画を見て、知りました。

あの不自然な足の動き。丸って、こういうことをする人だったの? と、胸がざらつくような光景でした。


小林さんは、こう語っていました。

故意じゃないということになっているし、次の日、さっそくゲーム前に謝罪に行ったからもういいでしょという感じになっているが、少年野球も含めて、伸ばした足が一塁手の足にぶつかるシーンを見たことはまずない。

故意であったら許されることではないし、たとえ故意でなくても、一塁を安全に駆け抜けられない選手は野球をする資格はないです。

彼が謝りに行ったのはそれでいい。ただ、もし(あり得ないけれど)自分が監督だとしたら、残念だけど丸はこの先日本シリーズに出場する資格はないと、いうぐらいの判断をする。

それぐらいの高い志を持って、いま多くの人たちから批判されている野球をもう一度信頼回復するためにはそこから見直さなければいけないんじゃないかと、すごく思いましたね。(ここまで)


丸の走塁は、明らかに故意であれば、サッカーでいうところのレッドカード。故意でなかったとしても、あういう走塁をした時点で、低く見積もってもイエローカードなのでは。

何のとがめもなく、そのまま試合に出続けた丸。

今回の日本シリーズ。パ・リーグとセ・リーグの力の差を野球の現場にいる人がさほど深刻にとらえていないように見えたことと同じくらい、丸の走塁について、あまり問題視されていなかったことに強い違和感を覚えた。


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2020年11月29日

パとセの違い・・・ここまでやります、ソフトバンク。


今年の日本シリーズ。ソフトバンクの圧勝=巨人の2年連続ストレート負けは、パ・リーグとセ・リーグの差が歴然なことを改めて知らせてくれる出来事だった。

このままだと、セの野球だけでなく、プロ野球がますます面白くなくなる。けっこう深刻な問題と感じたのだけど、世間的にはそこまで取り沙汰されていないような。

あの惨敗ぶりを見て、セ全体で早急に何とかしなくてはという動きが出てもおかしくないと思ったのだが、今のところその気配はなし(これから出てくるかもしれないが)。

この反応のなさには、少しがっかりしています。新型コロナの影響もあって、今はそれどころではないとしても、だがしかし。

結局、プロ野球全体を面白くしていこう、盛り上げていこうという気(発想)がないのかなって。自分のチームのことしか考えてないのかなって。

カープも、セも、一緒だなって。こんなんじゃ、来年もパに徹底的にうちのめされてしまうでしょう。


11月28日の「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」(テレビ東京)で、パとセの差を埋めるために、里崎智也さんはこんな提案をしていた。

「セもDH制にすればいい」と言う人もいるが、そう簡単な問題ではない。DH制にしたくない人もいる。そこで、交流戦を24試合から36試合に戻せばいい。コテンパンにやられてもいいから、パの打者をどう抑えるかという場をつくること、と。

具体的で実行可能なアイデアでいいなと思った。新型コロナの先行きが読めないので、来年可能かどうかはさておいてとしても。

一方、番組コメンテーターの中畑清さんは、「そんなことの前に、イチから(ゼロから?)身体を作り直してほしい」と話していた。

それはもう基本のこと。それぞれが力量を上げていこうとするのはプロとして当然とのこと。各チームが今すぐにでもやっていけばいいこと。

それ以上に、セの構造というか、人気に甘んじて球界全体を盛り上げる発想や工夫がなかったことを変えていかないと、変わらないんじゃないかという気がしている。

なんだか個人の精神論で何とかする発想にも思え、だからセは変わらないのかなとも思った。


11月26日、たまたま「斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI」(文化放送)というラジオ番組で、スポーツライターの小林信也さんが今回の日本シリーズについて語っているのを聞いた。

この試合結果は、日本プロ野球の危機。セパの構造、日本シリーズが最後の試合という構造が成立しないくらい深刻なことなんだけど、当事者のみなさんは考えているのかな、と。

采配や戦術・戦力・育成の差はもちろんだけれど、もっと本質的なことがある。ソフトバンクは球団を作っていく姿勢が違う、と(一方、巨人は場当たり的になんとか今年の戦力を整えようという感じ)。


小林さんの友人で、海外の企業研修で日本を訪れた人たちが何か日本で体験したいというプロジェクトのお手伝いをしている人がいて、香港からの研修生が野球を体験したいという話が持ち上がったそう。

これは、野球が日本の文化の一つと思ってもらっている、ということでもあります。

名古屋でやったときは中学生の野球チームに手伝ってもらったそう。「今度、福岡でやるから、誰か野球指導してくれない? 」と相談されて、まっさきにソフトバンクに聞いてみた小林さん。

実は、中日に打診したときはけんもほろろだったとか。でも、ソフトバンクは、全部うちでやります。施設も押さえます。スタジアムがダメなら二軍の球場で、OBも含めてコーチングスタッフも全部提供します。日程があえば、夜はゲーム観戦もいかがですか?とまで提案してくれたそう。

世界中で野球を好きになってくれる人がいるんだったら、我々で出来ることは何でもやりますという姿勢がまず違う、と。

そして、小林さんは「あのこと」についても触れていました。
(つづく)


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2020年11月27日

またバントですか、河田新ヘッドコーチ。


11月25日、日本シリーズが終わった。巨人のせいで4戦しか見られず、今年のプロ野球が終わった。

でも、4戦で終わってよかった。巨人とセ・リーグの弱さが露呈して。 セのチームはマイナスからの出発のつもりで、チームづくりだ!

しかし、11月26日の「ディリースポーツ」によると、カープの河田新ヘッドコーチは「バントができません、エンドランで空振りをする、では勝てない」と、春のキャンプでバント強化の方針を明言したとか。

いや、バントがきっちり決められることは大事ですよ。送りバント失敗の場面を見るたび、「ちゃんと練習しとんのか~」と、怒りたくなることはあります。基本の練習は大切です。

11月26日のブログで、セとパの力の差を刻みつけるためにも、「セ・リーグの選手や関係者は、この日本シリーズを見た方がいい」と書いたが、河田ヘッドは日本シリーズを見てなかったんかーい?


佐々岡監督は「守り勝つ野球」を掲げているようだが、ソフトバンクは投手陣が充実している上に、どんどん攻め勝っていく野球。

バントでコツコツ点を取っても、ソフトバンクの攻撃の前ではひとっ飛び、ふたっ飛びですな。

いまだにバントについて真っ先に熱く語っているなんて、河田ヘッド、大丈夫か。ガラパゴス化してないか。

あの頃(連覇時代)はよかったなんて、景気のよかった日本をいつまでも懐かしんでいる政治家のようになっていないだろうな?

2017年、退団が決まった野ににもかかわらず、優勝のハワイ旅行には参加していたという明るい人柄。もの言うヘッドとして、チームに活気を与えてほしいけれど、セという箱庭の中だけでなく、広い視野をもってチームづくりしてほしいです。切に。


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2020年11月26日

カープの人たちは日本シリーズを見ていただろうか?・・・日本シリーズ4回戦


11月25日、日本シリーズ、ソフトバンクvs.巨人4回戦。4対1で、ソフトバンクが優勝。巨人は2年連続ストレート負け(略してストマ)。

巨人は1回、坂本勇人のタイムリーで1点先制。巨人ファンに逆襲の期待を抱かせたかもしれないが、それ止まり。

優勝が決まったとき、ソフトバンクの選手たちは、「自分たちは当たり前の仕事をしただけ」と、落ち着いて見えた。

こんなにも弱いチームが相手。大喜びするほどのことでもないようにも感じてしまう。でも、手は抜きませんよ。


パワーのあるピッチャー、全員がフルスイングしてくる打者。流れが悪くなりそうなタイミングではちゃんと捕手の甲斐拓也がピッチャーに声をかけにいく。内野手もまたしかり。次の塁を狙う走塁の意識も高い。

当たり前のことをしっかりとやっているだけ。その細部の積み重ねの差も大きくなって表れているように感じた。

ともに資金力にものを言わせて補強をしてきたチーム同士たが、ソフトバンクは若い選手が何人も育って活躍している(巨人だって、若手を抜擢してペナントレース中は評価されていたが)。

試合を見ながら、「セ・リーグの選手や関係者は、この日本シリーズを見た方がいい」と思った。


中田英寿がイタリアのサッカーリーグ、セリエAのペルージャに移籍して衝撃デビューをしたとき、ある日本のサッカー選手は「その試合を見ていませんでした」と、へラッと答えていた。

シーズン中は自分がプレーをすることに忙しいから中継を見る時間はないのかもしれないけれど、レベルの高いリーグの試合を見て、研究したり参考にしようという意識はないのかな? と、素朴に驚いたことがある。ライバル心もあって、見ないふりしたのかもしれないけれど。

今はオフシーズン。時間はある。この4連戦をじっくり見れば、セの選手・関係者は思うところ大きいはずだ。

ヤクルトからソフトバンクに移籍したバレンティンは出る幕もなかった。オリックスから移籍した阪神の西勇輝は今やセのエース扱い。何なんですか、この差は。

現実を直視して、いま、セに足りないものを脳に刻みつけて、工夫を考え積み重ねていかないと。ガラパゴスの楽園でのんびりしていては、野球が面白くなくなってしまう。


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2020年11月25日

カープにこんな選手がいてくれたら・・・日本シリーズ3回戦


11月24日、日本シリーズ、ソフトバンクvs.巨人3回戦。4対0で、ソフトバンクが3連勝。

1回表、牧原大成が悪送球。珍しく守備のエラーが出る。でも、それを引きずることなく、その後、随所に引き締まった守備を見せるソフトバンク。

3回裏、中村晃が2ラン放ってソフトバンクが2点先制。

中村晃、チャンスの場面で何かしてくれるイメージの強い選手。いいですね。こんな選手、カープにいてくれたらいいのに。ガキ大将のような面構えと、ヒーローインタビューでの好青年な感じも、またいい。


6回裏、ツーアウト満塁の場面で、代打に長谷川勇也。初球をしとめ、いい当たりを見せたが、セカンド吉川尚輝の好守備で、ヘッドスライディングするもアウトに。

このとき、長谷川はこぶしをグラウンドに叩きつけて悔しがっていた。2点リードしているのに。勝っているのに。

長谷川は今季、新型コロナに感染して戦線離脱するという出来事もあった。35歳のベテラン。若い選手が台頭するチームで、与えられた1打席でチャンスを活かしたい強い思いもあったと思う。

それくらいチーム内での競争の厳しさも感じる。チャンスを活かせなかったことをこんなに悔しがる姿勢を見せた打者は、今季のカープにどれくらいいただろう。

追加点はとれなかったが、ベンチに戻る長谷川へ、ファンからも、ベンチからも、リスペクトの気持ちを感じた。こんな選手がカープに・・・の第2弾だ。


ムーア、モイネロの完封リレーで迎えた9回裏、森唯斗から丸佳浩がチーム初安打。この日本シリーズ、まったく存在感のなかった丸がかろうじてノーヒットを防いだ。

大量失点こそ免れたものの、もうどうしていいかわからない無力感と悲壮感が、原監督からも、選手たちからも見てとれた。

2年連続でここまで力の差を見せつけられると、パ・リーグファンにとって、セ・リーグファンにとって、つまりはプロ野球ファンにとって、見ていて楽しいとは言えないと思った。


ソフトバンクの選手層の厚さに感服した日本シリーズ。それは、パの層の厚さをも感じさせる。

パワーのあるピッチャーと、フルスイングで立ち向かうバッターがあまたいるチーム同士で切磋琢磨してきたことが積み重なって、パの強さが際立ってきた歴史まで見せられるような思い。

パは、パ・リーグTVを立ち上げて、リーグ全体を盛り上げようという試みもしてきた。

一方、セは人気があることにあぐらをかいて、それぞれの利益優先。野球界全体を盛り上げようという意識が低い。DAZNで全球団の試合が見られないなんて、な。

セは根本的に見直さないと、ガラパゴスみたいになってしまう(もうすでになっている?)。


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2020年11月23日

これはもはや試合ではない・・・日本シリーズ2回戦


11月22日、日本シリーズ、巨人vs.ソフトバンク2回戦。2対13でソフトバンクが圧勝。

巨人の先発・今村信貴は4失点で、2回途中で早くも降板。代わった戸郷翔征も2失点。

カープが点を取れず手こずった相手から、いともたやすくと思えるくらい、ポンポン打つソフトバンク。

7回、鍵谷陽平はデスパイネから満塁ホームランを打たれ、2対11。バッテリーを組む大城卓三ともども、呆然としていた。まるで漫画のひとコマのよう。ぽっかりとした間が生まれた。

ソフトバンクにとって、ここまで手ごたえがないに近い試合。競り合ってしびれる場面もなし。勝負していて楽しいのかと思うくらいのワンサイドゲーム。

それでも、大量点を取ろうが、少々取られようが、いつも通りに仕事するソフトバンク。

塁に出たどの選手にも次の塁を狙う走塁の意識が高く、緩慢プレーなどなし。見習おう、カープ。


巨人は大量に点を取られるうえに、エラーも出て、見ていて痛々しかった。

これはリーグ覇者同士の勝負というより、ソフトバンクが自らの強さを確認するためのゲームに思えた。

セ・リーグがいかに小さな箱庭の中で勝負しているかを改めて知らされるような気分。

試合の流れを渡さないよう小刻みに継投を繰り出す工藤監督。出す投手出す投手、打たれ、次々に変えざるを得ない原監督。

もういっそ増田大輝をまたマウンドに上げてみては。それもまた、エンターテイメント。なんて余裕もない気配ですが。

もういっそソフトバンクにはこのまま2年連続ストレート勝ちして、伝統と歴史ある常勝軍団とプライドの旗をふる球団を大人しくさせてほしい。

しかし、カープが対戦していたとしたら、いったい・・・。


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2020年11月22日

投手がホームランを打たれたとき・・・日本シリーズ始まる


11月21日、日本シリーズ、巨人vs.ソフトバンク戦始まりました。

菅野智之と千賀滉大のエース対決。短期決戦ならではの緊迫感が。

2回、菅野は栗原陵矢の2ランを打たれ、2点先制される。このときの菅野、「勝つ」という思い入れが強かったぶん、落胆しているのが手に取るようにわかった。

今回は短期決戦。いつもの長丁場のリーグ戦とは色合いも違うが、ホームランを打たれたときの投手の振る舞いは、その投手を好きになるかどうか、けっこう決め手になる。

森下暢仁は被本塁打数は6本と、先発投手陣の中でも、かなり少なめ。

いつだったか、森下はホームランを打たれたとき、まるで空に飛んでいる鳥を見るように打球を追って、すぐ次へと切り替えていたように見えたのが印象的だった。こういうことも起こる、と。いちいちへこまない感じがよかった。打たれてしゃがみこむ投手は美しくないです。

栗原は菅野に3打数3安打4打点。巨人バッテリーがノーマークだったのかもしれないが、相性もかなりよいと見た。


8回の時点で、5対0。巨人の完封負けかと思いましたが、守護神の森唯斗の制球が定まらず、1失点。きれいに終わらず、まるで今季のカープのよう。

5点差で森を出す必要はなかったとも思えたが、登板感覚が開いていたので、これでよかったのかな。

パ・リーグとセ・リーグの差をまた歴然と見せられることになりそう。だとしたら屈辱的だが、今年も巨人4連敗というのもいい気がする。レベルの低いところで1位となっても。謙虚でいきましょう、と。

三連覇したときのカープは2度の日本シリーズで、さすがに0勝というのはなかった。そこだけはまだ最低のことはできていたかと。しかし今年のカープは1勝が難しそうだ。巨人がどうこう言ってる場合じゃない。


降板したあと、千賀が工藤監督と横並びにベンチにすわって、何やらピッチングについて談義していた。監督と投手がこんなふうに話をしている光景はあまり見かけないような。

工藤監督と選手の関係はよくないという噂話は聞いたことはあるが、案外そんなことばかりじゃないのかも。ともあれフランクそうで、いい感じだった。なんたって投手のプロフェッショナル同士の絵図。さまになる。

ソフトバンク、どこがいいという以前に、おかしなところがない。そんなスキのなさを今年も見せつけられるのか。


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2020年11月21日

坂倉将吾、石原慶幸の背番号「31番」授かりました


11月20日、3選手の背番号の変更が発表されました。

九里亜蓮が12番から11番へ。
坂倉将吾が61番から31番 へ。
矢崎拓也が13番から41番 へ。

矢崎が戦力外の藤井皓哉がつけていた番号を与えられるというのは、しみじみとするものが。がんばれ、ドライチ。藤井とはあまりに短いお付き合いでした。

坂倉が、今季引退した石原慶幸の31番を受け継ぐ。これは嬉しい。石原にはすぐにでもバッテリーコーチをしてほしかった。まったく気の利かない球団です(プン)。

球団・ベンチ・選手をひっくるめて、勝つ気(やる気)あるの? と感じることの多かった今季のカープにあって、森下暢仁の活躍は私の中では数少ない嬉しく輝く出来事でした。

そして、坂倉のスタメン入りも。


坂倉が、石原・會澤翼・磯村嘉孝の中にいつ割って入るのか、それは思っていたより早かった。ずっと応援してきた身には、感慨深いものがありました。

パスボールをポロポロ繰り出す姿には、「そんなんで安心してピッチャーが投げられへんやんか~」。キャッチャーに向いてないのかな、コンバートした方がいいのではと案じたこともありました。

キャッチャーとしての素養について思うところはあるけれど、こうして任される日が来るとは。パスボールも終盤、少しマシになってきました。


坂倉の打席を見ることができるのも、数少ない今年のカープの楽しみでした。

會澤が昨年残留を決めたのはちょっと意外で、格別のファンではなかったけれど、カープを選んでくれたことは嬉しかった。

しかし、今季の會澤からは覇気が感じられず、こんなことならFAしてくれてよかったのにと思ったくらいだった。

會澤は「打てる捕手」と呼ばれているけれど、たしかに石原よりは打っている。他球団の捕手と比べても、打撃が期待できる捕手ということなんだろうと思う。

ただ、キャッチフレーズになるほど打っているのか。いや、たしかに2018年には打率3割を超えている。すみません、打ってました。


だがしかし、こと打撃に関しては、坂倉の方がさらに期待できるものを感じる。

今季、佐々岡監督が(?)坂倉にチャンスを与え、経験を積ませてくれたことはよかった。會澤にもさらに刺激を与えてる存在になってほしい。

森下という一流の投手とバッテリーを組めたことも、坂倉にとってプラスになったと思う。来季も、もっともっとしびれる試合を見せてほしい。


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2020年11月20日

カープの来季コーチ陣、遠い目で見る


11月16日に住まいの引越し。慌しくしている間に、カープでは新外国人選手の獲得、森下暢仁の月間MVP受賞、来季コーチ陣発表などなど、ちょこちょこ動きが。

カープ以外にも、山田哲人がヤクルトに残留。セ・リーグのスターがセに残ってくれてよかった。これ以上、セの人材が手薄になっては・・・。

今季、最低と思われたカープをも上回る弱さを見せたヤクルトに山田がいなくなったら、ヤクルトが心もとなくなりますし。村上宗隆はがんばっていますが。

同時に、山田がなんでもほしがる巨人に行かなかったことにもホッ。


カープの来季コーチ陣発表。カープに返り咲いた河田雄祐さんが1軍ヘッドコーチに。高信二さんは二軍監督に。高さんはヘッドとして存在感が薄かった。どんな力量をもった人なのか、よくわからなかった。

カープで若手を育ててきた水本勝己元二軍監督はオリックスの1軍ヘッドコーチとして招かれ、セの最下位ヤクルトでコーチをしていた河田さんが1軍ヘッドにというのは、手放しでは喜べない気持ちも。

赤松真人さんの1軍昇格はありませんでした。今季引退した石原慶幸にもバッテリーコーチをしてほしかった。

チームを強くするためのテコ入れというより、ちょこっと手先で入れ替えてみました感が。「新布陣」という言葉にはほど遠いですね。

三連覇の記憶残る河田さんにはカープに風を入れてほしいが、FA権を取得した田中広輔の残留に向けて猛烈にアピールしていると聞いて、どんよりした気持ちに。

いまだ田中に頼るのか。田中はそんなに存在の大きな選手なのか。私が田中を過小評価しているのか? 小園海斗をカープの顔の一人として積極的に育ててほしいのに。

いい意味で期待を裏切る舵取りをしてほしいです、切に。


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2020年11月12日

最後の最後までカープはカープだった


11月11日、中日戦。カープの今季最終戦。

所用で出かけていて、いろいろ長引いて、夜帰ってスポナビをチェックしたら、ん? もう試合終わっとるがな。しかも2対3、負けてるし。

しかも、九里亜蓮と柳裕也がともに完投してるし。またも力投した九厘を援護できなかったのかー。

自由契約の道を選んだ小窪哲也が打席に立つはからいもあり、ヒットを打って晴れやかに終わるも、代走の曽根海成が盗塁失敗。あれ。

11月10日のヤクルト戦も、床田寛樹が完投ペースの勢いで快投を続けていたが、8回、廣岡大志のホームランを皮切りに、最後はバタバタと中継ぎを使いまわして終わる。序盤の援護が効いて逃げ切るも、なんだか締まりませんでした。

最後の最後まで、カープらしかった。


10日のヤクルト戦では、鈴木誠也が1番に。なんか前にもこんなことあった。あのときは大降り狙って全然ダメだった。

しかし今回は、3打席連続安打。打率を3割にのせたところで、きっちり降板(最終戦にも出なかった)。やればできるコ。

数字(記録)は一生残るものなので、プロとして大事。5年連続打率3割は、王貞治、落合博満、小笠原道大に続く史上4人目。たいしたもんだー。

最後の最後の消化試合で、ポンポンポーンと打てるのはすごいことだが、だったら最初から打っておけー。しかも、大事な場面でな。やっつけ仕事を見せられたようで(やっつけで出来ることでもないが)、あんまりいい感じはしなかった。


11日、ジョンソンの退団も発表された。今季の成績を思うと、いたしかたなし。残念だけど、サヨナラ、ジョンソン。

河田雄祐さんのコーチ復帰も発表された。ベンチに風が。吹けー。

夜、スポーツニュースでは、小窪の最後の打席を見ることができてよかった。あの歯をくいしばるところ、久しぶりに見た。

この日は、阪神・能見篤史の最後の登板も話題に。あの両腕をまっすぐ上げるわインドアップのフォームの美しいこと。

森下の初登板のとき、その優雅さに「スワン?」と思ったものでしたが、ここにこんな先輩がおられたとは。いいもの見た気持ちになりました。


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2020年11月10日

小窪哲也よ、カープよ、どこへ行く。


カープの試合もあと残り2試合。あたりが静かになってきました。朝晩の冷え込みも増し、まるで年末が近づいているときのよう。

戦力外通告や自由契約の話もしばらく前からどんどん入ってきています。

まだ通告の公表期間は残っていますが、カープは今のところ、発表された人数がかなり少ない。

巨人や中日、楽天などは早々にバッサバッサとメスを入れている印象が強い。

中日は、国内FA権を取得した大野雄大を引き止めるための資金調整の意味合いも大きいでしょうが、いずれにしても戦力外通告の数は球団の「勝つ意志」を感じさせもする。

働く人にとって、家族的な日本的な会社は、たとえば能力(実績)優先のドライな外資系企業に比べると、「クビになるかも?」というストレスは若干少なそう(今はどこも厳しいご時勢ですが)。

それはそれで良さがあるかもしれない。でも、プロ野球選手は個人事業主。会社員じゃないですから、厳しさにさらされて当然の世界。

それでも2018年、ソフトバンクが日本シリーズで優勝した直後(数時間後)に、祝杯をあげているさなかに球団からの戦力外通告の電話を受けた城所龍麿のエピソードを聞くと、さすがにそれはドライすぎると感じましたが。というか、真夜中に業務連絡って、非常識。


小窪哲也の自由契約のニュースは意外でした。

なんとなく球団から大切にされてきたイメージ。というより、昨年の緒方監督が何かにつけ1軍にあげていた印象が。そのたびガックリした思い出があります。ですが。でしたが。

人柄の良さもあって、いずれスタッフとして球団に残るタイプの人かと思っていたので、「選手として続けたい」とカープを去る選択をしたことには、ガッツを感じた。

一緒に仕事がしたいと相手に望まれないと成立しない厳しい世界ですが、小窪のこれからが気になります。

バッサバサはカープになじまないかもしれないが、球団から「勝つ意志」を感じたい。切に。


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2020年11月9日

森下暢仁って悲壮感がないところがずば抜けてる


あと残り2試合となったカープ。森下暢仁の先発としての登板はなくなったというニュースを聞いて、正直ホッとした。

新人王について「絶対とりたい」と明言していた森下。これはもうどう見ても有言実行となりそう。

11月2日の中日戦で10勝目をあげたヒーローインタビューでは、最優秀防御率についても、「もうここまで来たら獲りたいなっていう気持ちもある」と答えていた。

口にした通り頑張れる心技体を備えているだけに、無理をしないかと勝手に心配していたので、ホッ。

さすがに佐々岡監督も、一年目の森下に疲労がたまっていたことはわかってくれていたようで、ホッ(現場にいる人には当たり前のことでしょうが、でもほら、無理させそうなタイプかと思っていたので)。


天敵の秋山拓巳が対戦相手とはいえ、このところ好投を続けている中村祐太に打線の援護がなく、完封負けした11月7日の阪神戦。

同じ相手に何度も同じことを繰り返し続ける打線に不甲斐なさを感じる一方で、同時に森下のことが浮かび上がってきた。

森下が投げているとき、いくら打線の援護がなくても、なんか負ける気がしない。そんな気持ちになることが多々ある。

「勝ちを呼び込むピッチング」と言葉にするのは簡単だけれど、森下を見ていると、こういうことなのかなと得心させられることがある。

与えられたイニングを一つ一つまっとうした積み重ねが一試合。粘り強く投げ続ける姿に悲壮感がない。まるで勝つことを確信して投げているよう。

それくらいの強い意志がないと、あの防御率は出せない。もちろん、投球のスキルの高さと身体の強さあってのこと。

森下の底力を感じた1年目でした。


投げているときも、ベンチにいるときも、その一挙手一投足を見逃したくなくなるような華もある。

まるで、メージャーから日本球界に復帰したときの黒田博樹のよう。

今シーズン、その姿を見たいと思い、見てよかったと思わせてくれた選手。

まわりに惑わされない賢さとタフさを持っていそう。これからどんな選手になるのかな。


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2020年11月8日

石原慶幸をコーチにして。すぐにでも。


11月7日、阪神戦(マツダスタジアム)。0対2で、完封負け。

石原慶幸の引退試合。最初からマスクをかぶってほしいくらいだったが、スタメンは會澤翼。先発は中村祐太。さすがにジョンソンではなかった。

この日、石原以外に出場選手登録されたのは、白濱裕太。會澤も坂倉将吾も磯村嘉孝もいるのに、この期に及んでなぜ白濱。

毎日、小園海斗や林晃汰らがいつ上がってくるのかと待っていたが、最後の最後までほんとうに若手を出す気はないんだなと、よぉくわかりました。

試合は中村祐太と秋山拓巳の投げ合い。

しかし、今日も今日とて、最後の最後まで、秋山を攻略できなかった。しかも、毎度のごとく秋山の球数の少ないこと。

いくら消化試合と言えど、打率の低い石原をスタメンには置かないだろうが、こんなに打てないんだったら、最初から石原のリードとキャッチングを見させてくれ。なんて、ファンに言わせないでほしい。


8回、石原がマスクをかぶる。そして8回裏、長野久義がヒットで出塁した場面で、石原に打席が。ここで、球数まだ81球の秋山が能見篤史に交代。

今季で阪神を退団する能見。石原とは同学年。こういう演出って好まれるのでしょうか?

ドライかもしれないけれど、ここは秋山を交代させずいつも通り勝負してほしかった。普通に試合を楽しみたかった。私の中では石原は終わってないんだから。

祐太は2失点したが、6回を投げて、またしてもクォリティスタート。先発としての仕事を果たしてくれた。が、いかんせん援護が。

9回は磯村がマスクをかぶる。結局、両チームともリリーフ陣は無失点に抑え、0対2で終わる。


試合後に、石原の引退セレモニー。黒田さん、新井さん、赤松さんに続き、とりわけ好きだった選手がまた一人、いなくなる。

先日、東海ラジオで解説をしていた中日OBの森野将彦さんが、石原引退の話題に触れて、こんなエピソードを話してくれていた。

岐阜出身の石原に、カープ一筋とわかっているけど、「中日に移籍してこいよ~」なんて、冗談まじりに(半ば本気で)言ったりしていたとか。

この日の「追跡LIVE! Sports ウォッチャー」(テレビ東京)では、石原の引退試合について、けっこう時間を割いてくれていた。

コメンテーターの中畑清さんが最後、石原に「指導者になってほしい。監督になれる存在」と語っていた。中畑さん、わかっていらっしゃる。

石原の仕事をちゃんと見ていてくれている人がいる(いた)。各方面から愛されていた石原。

来年以降のことはまだ何も決まっていないとのことですが、すぐにでもカープのバッテリーコーチをしてほしい、チームのレベルを引き上げてほしいです、切に。


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2020年11月6日

2度目の正直でサヨナラ勝ち


11月4日、巨人戦(マツダスタジアム)。5対4で、10回延長サヨナラ勝ち。

カープ先発の薮田和樹は5回までまずまずの好投。2回裏には松山竜平の犠牲フライ、3回裏には長野久義のホームランと、2点の援護も得る。

ところが6回、坂本勇人に2ランを打たれ同点に。その後、フォアと安打で1アウト1塁3塁。信用を勝ち得るにはもう一歩のところで、中村恭平に交代。

ところがところが、中村恭平はいきなりフォアで、満塁に。すかさず降板。もう何やってんのー。中田廉がしのいで事なきを得る。

7回、塹江敦哉が2失点。2対4と逆転される。

8回は島内颯太郎がビシッと抑える。ここで負の空気、断ち切ったか。


8回裏、田中広輔と鈴木誠也が連続フォア、西川龍馬はデッドボールで、ワンアウト満塁。ここで會澤翼が2点タイムリー。4対4の同点に。

9回で勝負は決まらず、10回延長に。

10回、ケムナ誠がビシッと抑える。

10回裏、田口麗斗から長野がヒット(代走・曽根海成)。田中が送りバント失敗も、田口の悪送球で曽根が2塁へ。

鈴木誠也が申告敬遠で、ワンアウト1塁2塁。

そして西川龍馬がさよならタイムリーで逆転勝ち。だったが、リクエストで覆り、ぬか喜びに。

會澤は申告敬遠で、ツーアウト満塁。

今季のカープは非力で、同点どまりが精一杯の試合が多かった。ところが、松山が再び今度こそのさよならタイムリーで、逆転勝ち。

一度ひっくり返されたものを、またひっくり返すとは、予想外の展開。消化試合であっても、相手は優勝決まって余裕の巨人だとしても、嬉しい。

ケムナにもうれしい1勝目が。おめでと~。


この日は、森下暢仁が最優秀防御率を争う、中日の大野雄大と、阪神の西勇輝が登板。

西は2回を持たず、4失点で降板。しかし大野は、7回無失点、防御率は1.82に。う~ん、大野揺るぎません。

防御率の行方はまだわからないが、今季、精一杯十分に投げた森下。もう休ませてあげたい気がするけれど、そんな心配は今の森下には眼中にないでしょうね。

石原慶幸の引退試合もありますし、まだまだ最後まで目が離せません。


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2020年11月5日

遠藤淳志、完投で締めくくる。投手に9回のマウンドはよく似合う。


11月4日、巨人戦(マツダスタジアム)。5対1で、遠藤淳志が完投。

立ち上がりに苦しむことの多かった遠藤が、先頭打者にフォアを出すも、無失点でスタート。

それからは、あれよあれよとゼロ行進。8回無失点。110球を投げていましたが、完封目指して9回も続投。

ウィーラーに2塁打を打たれ、岡本和真のゴロで1得点され、完封はなくなりましたが、9回125球を投げぬきました。

おそらく遠藤にとって今季最後の登板。立ち上がりの課題をこの日は克服して、9回4安打1失点。有終の美という言葉がぴったり。


終盤も終盤に来て、九里亜蓮しかり、遠藤しかり、森下暢仁は言わずもがな、カープの先発陣の充実ぶりは心に残るものでした。

故障者・不調者続出のカープ先発陣にあって、九里ともどもローテーションを守ってくれた遠藤。

裏を返せば、人材不足だったからこそチャンスを与えられ続けた側面もあるかもしれない。でも、ローテを守った。打線の援護も得て、こうして終われて何より。

なにかとイレギュラーなシーズンではあったけれど、遠藤、お疲れさまでした。


打線は、長野久義が大活躍。1回裏、フォアで出塁し、今季初の盗塁を決めた。意外。素敵。

7回裏にはホームランを、8回裏には2点タイムリーで、遠藤を気持ちよく9回のマウンドに送れた。

それにしても打線は入れ替えまったくナシ。

2軍の試合も終わり、マツダスタジアムに帰ってきて、小園海斗たちが引き上げられるのを楽しみにしていたのだが、なしのつぶて。ガッカリです。

消化試合を漫然とこなしているように見えて、もったいない。う~、もどかしい。


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2020年11月4日

九里亜蓮と戸郷翔征、消化試合どころか9回をかけた決闘。


11月3日、巨人戦(マツダスタジアム)。2対2、10回延長で引き分け。

残り試合もあとわずか。カープ先発・九里亜蓮は自身初の規定投球回がかかった試合。巨人の戸郷翔征は新人王に向けて強くアピールしたい試合。

九里、立ち上がりからストライク先行のテンポのよい投球。

4回に丸佳浩のタイムリー、6回に陽岱鋼のタイムリーを許すも、8回まで2失点と地に足ついた投球。

いかんせん、味方の援護がない。きれいさっぱり点が入らない。この日は西川龍馬が4番。11月1日の試合でどうにも調子が良いようには見えなかったが、これでいいの?

野手以上に印象的だったのが九里の打席。3回裏、打席に立った九里は今日も粘る。黒田魂や。5回裏には自ら全力疾走して内野安打をもぎとり、1塁3塁の場面も作るが、つながらず。


カープは8回までゼロ行進。今日も今日とて戸郷を攻略できず。今日のブログのタイトルは「カープ打線、戸郷を援護する」に決定。

と脳にメモしたが、いや。このままでは終わらないかもという予感も。近頃のカープ、ひ弱なりに「逆転のカープ」の復活の兆しを感じる。

8回124球を投げた九里は、9回目もマウンドに立つ。9回2失点138球、しのぎました。立派。

戸郷は、8回127球を投げて無失点。こちらも立派立派。多少疲れが見えてきたので、ここできれいなまま交代かと思いきや、戸郷も9回マウンドに。

まさか、ともに9回を投げあう試合になるとは。荒野ならぬ芝生の決闘のような緊迫感。これも、チームの勝ち負けより個人の記録を優先できる消化試合だからこそ見ることができた。

原監督の意図がよくわからなかったが、それもそのはず。続投は戸郷の強い意志があってのことだと、試合後に知った。


森下暢仁の、10月24日のDeNA1戦での完投、そして11月2日の中日戦での8回無失点。これはカープファンにとっても忘れがたい試合だったが、戸郷にとっても強烈な印象を残したようだ。

「僕も身を削って投げないと」と、続投を志願した戸郷。しかし、今の森下を越えることは難しいだろう。

9回裏、堂林翔太がヒットで出塁。ツーアウトで、菊池涼介が2ラン。

10月24日のDeNA1戦。菊池がヒットで出塁して2盗を決め、逆転への道筋をつけた記憶はまだ鮮明。

またも、ここぞのときでやってくれました。

10回延長、ゲームをひっくり返すことはできなかった。今季のカープどまりという感じは残ったが、九里の負けを消した(勝ちをつけてほしかったが)。戸郷の勝ちを消した。森下の新人王がまた一歩近づいた。


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2020年11月2日

森下暢仁、丈夫な身体とかしこい頭を持つ男。


11月1日、中日戦(ナゴヤドーム)。0対3で、森下暢仁10勝目。

明大時代の先輩・柳裕也との投げあい。投手戦でもあり、拙攻戦の側面もあった。

2回、カープはワンアウト満塁の場面で大盛穂がタイムリーで1点先制。なおも満塁のチャンスで、田中広輔と鈴木誠也が連続見逃し三振。ここで確実に勢いが途切れた。

5回、ツーアウト1塁3塁で、西川龍馬ボテボテのピッチャーゴロ。松山竜平もゴロ。追加点がなかなか入りません。

解説の権藤博さんは「チャンスで援護がないと投手はガックリくるものなんですよ」と何度か言っていましたが、普通はそう。

でも、カープファンは知っている。森下は、もうそういうの何回も経験してきてますから、と。でも、持ちこたえられず崩れたことはない、と。並みのピッチャーじゃないんだ、と。


7回、柳が続投。

鈴木が2塁打。松山が申告敬遠。ここで坂倉将吾がタイムリーで1点。武田健吾の悪送球でもう1点(ここで柳はマウンドを降りる)。0対3、森下、少しラクになれるか?

7回、109球の森下。今日はここまで? ところがどっこい、8回も続投。

1点差なら不安要素は大きいが、ここは3点差。3点差もカープにとって安全圏ではないが(勝負に安全圏などないが)、前回135球も投げている。今はいいけど、森下が壊れないか心配だ。

このときのベンチの様子は見ていないのですが、ここでも佐々岡監督は森下に意志確認したのでしょうか。

10月17日の中日戦では森下に続投の意志は確認せず、7回で投了させた佐々岡監督。その後、リリーフ陣が打たれ、痛い逆転負け。

それは佐々岡監督にも悔いとなって、反省となって、10月24日のDeNA戦では森下と話し、続投の意志を確認し、完投させた。

意志を確認するのは悪いことではない。でも、毎回同じことをすればよいものでもない。ピッチャーに「もう1回行くか?」と聞けば、たいてい「行きます」と言うのでは? 森下なら絶対言う。

意志を確認したからOKというものではあるまい。自己責任なんだからって、まるで今の政府のよう。


8回を無失点で抑え、防御率が1点台になり、森下の充足感を思うとすべて否定できない気持ちにはなるが、ここは佐々岡監督には森下の身体を守ってほしかった。マネジメントとディレクション、それが監督の仕事。

絵本作家・五味太郎さんに『じょうぶな頭とかしこい体になるために』という著作がある。ものすごく気の利いたタイトルだと思う。

森下がかしこい身体の持ち主で、このハードな、新人にはちょっと度の超えた投球量を、なんとかケアして守ってくれたらいいなと切に願っています。

2016年、日本ハムとの日本シリーズで、ジョンソンが「少し疲れたから交代させてほしい」と申し出たことがあった。そのときは、え? と意外に感じたものでしたが。

森下、せめて2年目からはどうぞ無理をしないで。


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2020年11月1日

思い切ってもっと若手を。Bクラスなんだもの・・・。


10月31日、中日戦(ナゴヤドーム)。3対9で連日の逆転勝ち。

あれ? スタメンにまた大盛穂の名前がない(ブーブー、ブーイング)。

10月30日、ラジオをチューニングしていたら、なんと東海地方の電波をキャッチ。中日・カープ戦の実況を少し聞くことができました。これはradikoでは成しえない技。

解説の中日OB・森野将彦さんが、中日の選手に対して、はっきりと物申していて好感が持てた。以前はよく聞いていた広島のRCCラジオ。解説者のカープに甘い物言いがはがゆく、すっかり聞かなくなってしまった。

森野さんは、「もっと若手の選手も見たいけれど、いま中日はAクラス入りがかかっているので、それができない」と話していました。

カープは育成モードに切り替えられる状況なのに、まったく悠長なことです。もっともっと若手を試してくださらんか。


先週の森下暢仁が135球の完投で中7日の登板となったため、この日は、中村祐太が中5日で登板。

6回(98球)2失点と、粘った。

しかし、5回、菊池涼介のタイムリーで1対2と迫るも、4回と6回、得点のチャンスを活かせず、祐太を援護できなかった。

7回、リリーフの中村恭平がワンアウト2塁3塁で、島内颯太郎に交代。1対2。競った場面で弱いイメージの島内だったが、ここは打ち取り無失点に抑えた。よかった。

8回のカープ打線。中日の勝ちパターン、福敬登から突如として連打が。

田中広輔ヒット、鈴木誠也フォア、西川龍馬ヒット、會澤翼2塁打で3得点。會澤、ここではいつになく粘りを感じた。

菊池申告敬遠、代打・松山竜平2塁打で2得点。

ピッチャー・ゴンザレスに代わって、長野久義の2ランで、2得点。つごう7点で、2対8とひっくり返す。


かなり余裕ができた。

しかし、9回裏、中田廉が1失点したのち、満塁の場面をつくる。

つい最近、こんな光景見たばかり。逃げ切ってはくれましたが、7点差あったとはいえ、ドンとまかせる気持ちになれないのは痛いところ。こうした場面でも、もっと若手を試してほしいと思う。

それにしても連日、リリーフ陣に変わったとたん、打ち出したカープ打線。なんだなんだ?

祐太に勝ちをつけてあげられなかったのは残念。しかし、島内が7回を抑えてくれたのは大きかった。

今日は森下が先発。中7日となり、奇しくも2週間前投げ合った明大の先輩・柳裕也との顔合わせが再び実現。これはまた楽しみ。

球数少なめに終えることができますように。この日、休養できたリリーフ陣がよい仕事をしてくれますように。得てして願った通りにはいかないものだが、どうなりますか。


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