2020年11月10日

小窪哲也よ、カープよ、どこへ行く。


カープの試合もあと残り2試合。あたりが静かになってきました。朝晩の冷え込みも増し、まるで年末が近づいているときのよう。

戦力外通告や自由契約の話もしばらく前からどんどん入ってきています。

まだ通告の公表期間は残っていますが、カープは今のところ、発表された人数がかなり少ない。

巨人や中日、楽天などは早々にバッサバッサとメスを入れている印象が強い。

中日は、国内FA権を取得した大野雄大を引き止めるための資金調整の意味合いも大きいでしょうが、いずれにしても戦力外通告の数は球団の「勝つ意志」を感じさせもする。

働く人にとって、家族的な日本的な会社は、たとえば能力(実績)優先のドライな外資系企業に比べると、「クビになるかも?」というストレスは若干少なそう(今はどこも厳しいご時勢ですが)。

それはそれで良さがあるかもしれない。でも、プロ野球選手は個人事業主。会社員じゃないですから、厳しさにさらされて当然の世界。

それでも2018年、ソフトバンクが日本シリーズで優勝した直後(数時間後)に、祝杯をあげているさなかに球団からの戦力外通告の電話を受けた城所龍麿のエピソードを聞くと、さすがにそれはドライすぎると感じましたが。というか、真夜中に業務連絡って、非常識。


小窪哲也の自由契約のニュースは意外でした。

なんとなく球団から大切にされてきたイメージ。というより、昨年の緒方監督が何かにつけ1軍にあげていた印象が。そのたびガックリした思い出があります。ですが。でしたが。

人柄の良さもあって、いずれスタッフとして球団に残るタイプの人かと思っていたので、「選手として続けたい」とカープを去る選択をしたことには、ガッツを感じた。

一緒に仕事がしたいと相手に望まれないと成立しない厳しい世界ですが、小窪のこれからが気になります。

バッサバサはカープになじまないかもしれないが、球団から「勝つ意志」を感じたい。切に。


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