2022年9月30日

終った。5位確定。もうとっくに終わってたけど


9月30日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対5。

終った。Bクラス決定。いや、私の中では9月23日の阪神戦に負けたときからもう終ってましたけど。

これまで何度も佐々岡監督には試合を壊されてきた。あの日はその決定版。CSのかかった試合に、大瀬良大地と中﨑翔太を起用。

選手(コンディション)のこと見てないんだな、過去の実績やおのれの期待値しか頭にないんだな、前からわかっていたことだけど未来ないな、って。


しかも、この期に及んで、出ました、十八番。1年目の山下輝(ひかる)にプロ初勝利をプレゼント。

昨年、ドラフトで1位指名しながらも、隅田知一郎に次いで獲得できなかった選手に、7回途中無失点。手も足も出なかったという皮肉。

完封負けという屈辱でカープらしく終るかと思ったが、9回ウラ、坂倉将吾のソロが出て免れた。

でも、これで最終戦、もしまだCSの可能性が残っていたら、「なんでこんなとこで大瀬良?」とストレス感じなくてすみます。もう、いつも通り、いくらでも打たれてくれぃ。


先発の九里亜蓮。3回、2アウトとったところで、フォア、ヒット、キブレハンの3ラン。 ホップ、ステップ、ジャーンプ(ヤクルトが)。 3回ウラ、代打を出されてサラッと降板。

終盤の先発陣のイニングのもたなさ、はなはだしかった。先発6本柱が揃っていると評判だったシーズン序盤がまるで遠い思い出。シーズンは長距離走。

規定投球回数をクリアしているのは森下暢仁だけ。その森下も、終盤、疲れがぬぐえなかった。床田寛樹の離脱は痛かった。ボディブローみたいにじわじわきた。

4回5回を遠藤淳志が抑えたが、6回、森浦大輔。九里同様にフォアを出して、オスナにダメ押しの2ラン。5点差に。


いっそ、「最下位になって佐々岡監督解任コース」もありだったが、最下位になっても続投させかねない球団だから、もうどっちでもいい。

前緒方監督のように、慰留されても辞任してくれればいいが、佐々岡監督、そんな知性あるかしら。あってほしいが、それすらも期待しない方がいい。3年間、期待を裏切られっぱなしで、悟りました。

「広島・会沢翼が今季限りで引退・・・」という記事が目に入る。

ついに、ついに決めてくれたか! 自分のこと、ちゃんとわかってたんだ! と感動を覚えかけたところ、よく見ると、「広島・会沢翼が今季限りで引退のヤクルト・嶋基宏に花束贈呈」だった。

あ゛ー。(ファンにとっても)苦しい戦いは続きます。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月29日

いつも通り、さよならカープ


9月29日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対5。

もともと阪神・巨人が負けて状況が好転するのを待っている他力本願なとこありましたから。しかも、優勝決まって調整モードのヤクルトに勝てないとは。そんなチームがCS進出なんて、おこがましい!

今日の暗雲たれこめたポイント。まず、會澤翼

2回、上本崇司の2ランで先制。3回、西川龍馬と坂倉将吾のタイムリーで、4点リードに。なおも続くよ、上本ヒットで、2アウト満塁。もう一押しというところ、會澤翼がショートゴロ。ここで流れが止まった。

6回ウラ、木澤尚文が連続フォア。チャンスチャンスの場面で、會澤がバント失敗。これは痛かった。

そんな會澤に、9回、代打も出さず打席に立たせる。勝つ気あるのか、佐々岡監督。短期決戦感、ゼロ。


2つめの暗雲ポイントは、7回のケムナ誠(を送り出した佐々岡監督)

ここ数試合、いい投球をしていたが、そうそう続くと思えない。しかもケムナ、チームの暗雲ムードに引きずられるタイプ。

ここは矢崎拓也で、矢崎の回またぎで行ってほしかった(栗林良吏は1イニングに専念させようね)。

ケムナ、ヒットとフォアで、1アウト満塁。やっぱり引きずられた。

ここでターリーに交代。左打者用に出したターリーだったが、右打者のオスナが代打で出てきて、逆転3ラン打たれる。おろかなり、佐々岡監督。


森下の勝ち、また消える。でも、いつもみたいに悲しくならなかった。

5回、満塁の場面で村上宗隆を空振り三振にとった森下。よし(でも、村上いま絶不調)。九里亜蓮だったら、5回途中で交代させられていた気がする。

森下は6回も続投。フォアとヒットで2アウト2塁1塁、ちょうど100球で、森浦大輔に交代(で、1点とられる)。

森下には6回、投げきれる投球をしてほしかった。そうしたら、その後の継投も変わっていた。


今日、秋山翔吾が昇格。代打で打席にも立ったが、調整しての昇格なんだろうか。また佐々岡監督のことだから、過去の実績頼みで勇み足をしたんじゃないか。

羽月隆太郎と大盛穂が登録抹消。いよいよ二軍で打撃好調の選手を呼ぶかと思えば、秋山と守備要員の三好匠。いつも通り。

ここでたとえば安部友裕なんか呼んだら、これまでいくら二軍で高打率たたき出してもお声かからなかった悔しさをメラメラさせて、覇気を見せてくれて面白いんじゃないかと思うのだけど。

最後まで入れ替えなしなのか。二軍選手のモチベーションが心配だ。

最終戦は大瀬良大地で行くと宣言。あんな投球続けていて試合に出してもらえるなんてな。そんなの見せられてる選手たちのモチベーションが心配だ。

こんな采配ばっかり見せられて負けて。昨日も書いたけど、佐々岡続投なんてことがあったら、来年、カープファンでいる自信がありません。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月27日

最後まで変わらなかった


9月23日の阪神戦、ワンアウトもとれず途中交代した中﨑翔太は、翌日、登録抹消。遅いわ! 登録された時点で、こういうことが起きると不穏な気持ちしかなかったです。

でも、あの結果を見て、佐々岡監督が降格を決めたことに、いちおうホッとした(遅いけどもっ)。

一方、2回4失点のガッカリ投球だった大瀬良大地。佐々岡監督はさすがに次回の登板について明言しなかった。まだ日があるから、練習の様子などを見て考える、と。

そうそう、それでいいんだ、それで。で、大瀬良大地はいつ抹消されるのかと窺っていたが、一向に気配なし。


それどころか、昨日、大瀬良を10月2日の最終戦に登板させると明言。「自分が今年もエースとして開幕を任せたので。信用して投げさせます」(デイリースポーツ

ダメだ、こりゃ。9月23日、大事な試合に先発起用した時点で破壊力もったダメっぷりだったが、この期に及んでまだ大瀬良とは。佐々岡監督、想像を超える、類を見ない、ダメさ加減です。

信用とかじゃなく、コンディションを見て決めてほしかった。本当に選手のこと、見てないんだね。大瀬良と心中したいんだね。ファンが見たいのはそういうんじゃない。

オリンピックも国葬も、一度決めたことは変えない。そんな人たちに近いものを感じます。


それを容認するコーチ陣もダメダメだ。決定権は監督にあるとしても、それを説得できるほどの客観性を持った人はいないのか。

9月23日の阪神戦でも同じことを感じたけれど、もう今のカープベンチ、死んでますね。チームが勝つこととか、ファンの気持ちとか、どうでもいいんだ。

昨年の東京オリンピック・日本代表の舞台裏に密着した「侍たちの栄光〜野球日本代表 金メダルへの8か月」(NHK、1月8日放送)。稲葉監督・コーチ陣による最初のメンバー選考会議が興味深かった。

「この選手はぜひ入れてほしい」と、なぜその選手が必要なのか会議で強く説くコーチがいた。自分の意見を言うコーチ、言える雰囲気、いいなと思った。


「自分が今年もエースとして開幕を任せたので」と佐々岡監督は言うけれど、開幕投手を選んだときも、「やっぱりこの人、ダメだぁ」と思ったのを思い出した。

今年のオープン戦、大瀬良、森下暢仁、九里亜蓮ともに状態がよかった。大瀬良を選んだことはいいんです。

ただ、「2月中には決め、本人に通達する」といっていた佐々岡監督。2月14日にはもう大瀬良に伝えていたとか。大瀬良が大前提だったんでしょうね。

たしかに2月14日は2月中。でも、まだ開幕投手目指して、九里も森下もオープン戦に臨んでいたはず。これって出来レースみたいじゃないですか。

しかも、すでに大瀬良に決めていたこと、わざわざ言わなくていいのに。どんだけ人のモチベーションを下げるのに頓着ないの?

来季の監督について、今のところ何も話題にのぼらず。こわいです、続投だったら。平気でそういうことやりそうな球団だから。もし、そんなことになったら、来年、カープファンでいる自信がありません。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月25日

巨人が負けても、もうどうでもよくなった記念日


9月24日と25日、巨人が負けた。3位巨人と、阪神・カープのゲーム差は0.5に。

2日前までなら「よしっ」と、小さくガッツポーズをしていた。でも、9月23日の阪神戦から、その気持ちもなくなった。

それくらい、あの試合は決定的に最低だった。これまでも何度も何度も佐々岡監督のおかしな采配に落胆・失望してきたけれど、それを上回る破壊力=脱力感があった。

選手が打てない・打たれたで負けたなら、まだ諦めがつく。いや、実際、打たれて打てなかったんだけど。


でも、CS進出かかった試合。ここ何試合どう見てもコンディションがヘンで、結果が出ていない大瀬良大地を先発に起用。

2点ビハインドとは言え、松山竜平が2ラン打って追い上げモードになってきたところで、中﨑翔太を起用。

私の中では今、二人とも、二軍にいる状態の選手。あんな采配されて、ショックだった。ゲームに出ている選手にも、応援しているファンにも、不可抗力。こんな明らかに下手な、自ら負けを差し出すような選手起用されて、どないせぇっちゅうねん。

CSなくてもいい派。でも、選手たちはCSめざしてやってる。ならばと応援してきたけど、もぉ、やめだー。


腹が立つのが、コーチがそれを見て見ぬふりしたこと。采配の長は監督だから、口を挟めないのかもしれないが。即断が必要な試合中、コミュニケーションも十分とれないかもしれないが。

いや、試合がないときも、ちゃんと話をしてるのか、疑わしい。まっとうなコーチなら、「大瀬良と中﨑は今、1軍で勝てる状態じゃない」と意見できるだろう。何やってんの? 勝つために雇われてるんじゃないの?

ものが言い合えるムードを作るのも監督の手腕。そんなことも思い至らなさそうだが、佐々岡監督。なんか、ものが言いやすそうな雰囲気はあるが、佐々岡監督。

もうあんな人なので、せめてコーチがしっかりしてくれないとと思うが、何なの、あの人たち? あんな試合見せて、ファンの気持ち踏みにじって、平気なんだ。


もっと始末に終えないのが、佐々岡監督があれを悪手だったと思ってなさそうなところ。頑張ってくれると思ったんだけどな、打たれちゃったな、ボヨヨ~ン。って、なぁんもわかってなさそうなとこ、そこ! 

でも、たいしたもんだ、この鈍感力。シーズン中に、成績不振で気持ちがまいって休養した監督も過去に何人かいる。そういう人は監督に向いてないんじゃないかと思う。

監督に向いてない人が監督をしている現状がココ、広島にあるが。でも、佐々岡監督、身体もこわさずお元気そうで、そのことはあっぱれ・・・。


あの試合で気持ち切れた。まんがいち、カープがCS進出することになんてなったら、逆に、恥ずかしいわっ。興ざめっ。

残り3試合、選手がいいプレーを見せてくれたら、気持ち変わるかもしれないけど。

そんな小さなことを思ってる間に、ヤクルトが優勝決めました。 おめでとうございますー。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。
スポンサーリンク

2022年9月23日

なんでここで大瀬良とナカザキ? 2軍相当の人を出す?


9月23日、阪神戦(マツダスタジアム)、対7。

大瀬良大地、2回4失点。大誤算と実況アナは言うけれど、誤算じゃない。思ってた通り。

この成績で、コンディションで、なんで大事な試合に先発させるかな。予告先発聞いた時から気持ちが盛り下がる。

1回、先頭打者を出した時点で不穏な予感。近本光司と大山悠輔にタイムリー。もうここで「代えて代えて」と叫んださ。そして、原口文仁の2ランで、4点先制される。

それでも、1回ウラ、西川龍馬のタイムリーで1点返す。


3回からは、遠藤淳志。一昨日の阪神・西純矢のように投げてくれるかな? もう追加点許すまじ、ですよ。

ですが、髙寺望夢のプロ初安打で、もう1点。

それでもそれでも、4回ウラ、松山竜平の2ランで3対5、2点差に迫る。まだ諦めませんよ。


この追い上げモードで、6回、佐々岡監督、中﨑翔太出してきた。

これ、かろうじてCS進出かかってる短期決戦。いつものビハインドゲームじゃない。なんで、ここで、またやらかす?

先発の大瀬良ともども、そうは言ってもこちらの予想を裏切って抑えてくれたらと百歩譲って静観していたが、先頭打者の原口が2塁打、佐藤輝明が2ラン、3対7、4点差に広がった。

梅野隆太郎にもう1本打たれて、結局1アウトもとれずに、松本竜也に交代。

最初から松竜出してくれー。


5回と6回は藤浪晋太郎。フォアと暴投を期待したが、乱れることなく、抑えられた。

7回にはケラーが、8回には湯浅京己が、9回には岩崎優がどやどや出てきて、カープ打線は岩崎から小園海斗がヒットを打っただけ。

そりゃあ、カープは選手層が薄い。長打もない、走塁もバントも下手、点が取れない。優勝は望むべくもない。


それでも薄い選手層ながら、西川龍馬、矢崎拓也ら、魅力的な選手はいる。3位くらいにはなってファンを楽しませてほしかった。

その可能性は残されていたのに、佐々岡監督が期待できない大瀬良と中崎出して、さらに台無しにした。なんで自分から負けに行く? おんなじことを繰り返す?

もうこれで気がすんだ。この弱さで下手に3位に滑り込んで、佐々岡監督に残留されたらたまったもんじゃない。とでも思うしかない。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

あそこには行かせたくない総スカンの球団とは?


9月22日、巨人がDeNAに負け、カープとのゲーム差が0.5に縮まった。

たとえばフィギュアスケートの競技で、応援しているスケーターのライバルが転倒したとき、応援してる選手が有利に傾いたことを少し喜びます。でも、競技前から、「転んでくれ~」と願うのはちょっと違う、嫌だなと思う。

そう言いつつ、ここのとこ、試合前から「巨人、負けてくれ」とストレートに思う日々。でも、それを願ってる時点ですでに負けてるような。

ライバルが負けてくれるのは小さなラッキー。でも、カープが勝たんことには。今日の阪神戦、カープ、打てるか。


先日、高校球界から「あそこにはウチの子は行かせたくない」と総スカンを食っている球団があるという記事を読んだ。(「FRIDAYデジタル」)

そんなタイトル聞くと、ヒヤッとする。カープのことなんじゃないかと。ホークアイは導入されたが、ずっと唯一トラックマンを取り入れなかった、けちんぼ球団カープのことなんじゃないかと。

おそるおそる記事を読むと・・・赤い球団でははなかった。青い球団、中日のことだった。

「選手が育っていない。みんな入団して数年経つと似たような、当てて転がして足と守備で稼ぐタイプになっている。選手が持っていた長打力を台無しにするような指導やチーム作りをしているとしか考えられない」という声が。


あれ? 選手が育っていないのは、カープにも当てはまるような。「コンパクトなスイングを」と、ちぢこまった指導をする打撃コーチも取り揃えてございます。

正隨優弥や林晃汰、末包昇大ら長打を期待できる選手も、2軍で結果を出しても、塩漬けのまま。

中村奨成を今ごろになって捕手一本で行かせると方針ブレブレの指導陣(指導してないのに)。もうプロ入りして5年立ってるぞ。選手の野球人生をなんだと思ってるの? ガルル。


栗林良吏投手とカープと野球・ぐるぐる帳」のユリさんがブログで紹介されていたのをきっかけに読むようになった、南郁夫さんの「三者凡退日記」。

9月23日の記事に、「どっちのチームが打とうが、ホームランはロマンである。ホームラン見てこそ、球場に来た甲斐があるってもんだ」という文章があった。

2017年七夕の夜、新井(貴浩)さんが神宮球場で打った逆転3ランなんて、まさしくロマン。

9月21日の阪神戦、森下暢仁が初回に2点先制されたが、2回、坂倉将吾がソロ、小園海斗が2ラン。ホームランバッターじゃない若い二人がすぐ巻き返したのは気持ちよかった。


スクイズや足をつかったプレーも魅力的。ホームランだらけの大味な試合はまた別の味わいになる。それでも、ホームランにはたしかに胸のすくような魅力がある。

「守り勝つ野球」を標榜する佐々岡監督ですが、点をとらないと勝てない。

ほぼ同じメンバーが1軍と2軍を行ったり来たりの状況がずっと変わらないのも、不満です。あと残り4試合も、慣れたメンバーで戦うんだろうな・・・。

ロマンのなかった3年の行方はどうなりますか。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月22日

カープも森下もここまで止まりなのか?


9月21日、阪神戦(甲子園球場)、4対10。またしても延長11回。しかし、最後の最後、阪神のエラーを皮切りに、怒涛の6得点。

森下暢仁と伊藤将司、二人とも立ち上がりから球数多い、テンポ悪い。CSかかっている試合に、二人ともしっかりせんかーい!という投球。

1回、森下、3連続フォアで満塁。佐藤輝明の2点タイムリーで先制される。1回でもう40球。大瀬良大地と九里亜蓮が不甲斐ない投球してる間に、しっかり投げてサッサと不動のエースになっちゃいなさいよ。それなのに。

しかし、伊藤も乱調。2回、坂倉将吾がソロ、小園海斗が2ラン、フォア2コ出して、満塁作って、交代。阪神は西純矢、出してきた。

ぴしっとしない伊藤からもっと点をとっておきたかった。この満塁も、マクブルームが犠牲フライで1点とっただけ。この勢いの悪さ、今日も厳しいかなと思えた。


森下、この後、持ち直すが、5回、菊池涼介の送球エラーで1失点。森下、5回3失点、ギリギリの仕事で降板。

今季の疲れがたまっているように見えた。規定投球回数をクリアしているのはカープでは森下だけ。奮闘してる。報われない登板も少なくなかった。

カープの中では図抜けて心技体のそろった選手。でも、ここまで止まりなのか? このチームで投げ続けている精神的な疲れもたまっているように感じてしまう。ここで先発らしい仕事をしてほしかったと望むのは酷なことなんだろうか。

6回、森浦大輔が梅野龍太郎にソロ打たれて同点に。森下の勝ちが消える。でも、打てない打線を思えば(併殺多い)、当然の結果。


この後、阪神リリーフ陣の見事なこと。ケラー、湯浅京己に手が出ない。

でも、カープのリリーフ陣も踏ん張った。ターリー、矢崎拓也、得点許すまじ。矢崎が梅野のピッチャーゴロに素早くジャンピングキャッチしたのも素晴らしかった。

またケリがつかず、延長10回ヘ。湯浅が回またぎでビシーッと抑えれば、ケムナ誠も抑える。

岩崎優が抑えれば、松本竜也も抑える。プレッシャーのかかる場面での、佐藤を見逃し三振に打ちとった新人の伸びやかなストレート、ほれぼれしました。


11回は岩貞祐太の悪送球から、決壊したようにカープがタイムリーにつぐタイムリー。6得点で、まさかの勝ち越し。

最後、6点差で栗林良吏。今日は三者凡退でフィニッシュ。

クローザーとセットアッパーは似て非なるものかもしれないが、湯浅や矢崎のようなパワフルな連投を栗林には期待せず、適材適所で、1イニングをしっかり投げてもらえる状況をつくった方がいいと思う。


今日は勝った。でも、3位になるほどの底力はあんまり期待できない(いわんや優勝をや)。

DeNAの不調もあれど、巨人、くいさがってきた。

負けるのに慣れているカープと、勝つことへの執念出してきた巨人(そのわりには日本シリーズで2年連続ストレート負けとかしてるけど)。

その差がどうなるか、あとちょっとのお楽しみ。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月21日

層の薄さが身にしみる、投手も野手も(ベンチもな)


9月20日、中日戦(マツダスタジアム)、対5。矢崎拓也と栗林良吏の回またぎ強行も、延長11回、栗林良吏が2失点。

巨人はヤクルトに1点差で逃げ切り、阪神はDeNAに競り負け、今日もチマチマ、他球場の途中経過に一揆一優(カープがスカッと勝てばよいだけのこと。そうも行かないから、こんなありさま)。

この3位争いのデッドヒート、面白いやないかと味わっていた。

パも、ソフトバンクとオリックスが優勝めぐってデッドヒート。それを思えば、セの3位争いは小さっ。でも、消化試合モードに入っていないチームが多いのは、よい(面白がらせてもらってるのは、カープ、阪神、巨人ファン限定かもしれないが)。

そんなふうに思っていた。6回、中日に3対3に追いつかれるまでは。


1回にマクブルームの3ランが出たあとは、走者は出しても、点とれず。バントも失敗。中日の磐石なリリーフ陣に手が出ず。

九里亜蓮は本日も5回途中で降板。

1回、マクブルームと小園海斗のエラーがらみで1失点。最低失点でとどめたが。

4回、ヒット、ヒット、デッドボールと来て、フォア押し出しで1失点は恥ずかしかった。エース格の投手がやることでは・・・。今季の九里はエースと呼びがたいが。大瀬良はもってのほかだが。

5回、2アウトとったところで、連続フォア。ここで森浦大輔に交代。1週間前と同じような光景が。森浦、レフトフライに打ちとって、今日もしっかり火消し。


7回、ターリーのフォアに顔が曇る。そして、ケムナ誠に交代。ここ数試合、よい仕事をしたケムナだが、暗雲が伝染しそうな予感。阿部寿樹にタイムリー打たれ、同点に。

そして、矢崎拓と栗林の回またぎリレーに突入したわけだが、中日はこれだけいいリリーフをマウンドに送りながらも、まだR.マルティネスがいる。根尾昂も・・・。

かたやカープ、残る投手は、中﨑翔太、遠藤淳志、コルニエル。もう白旗あげてるような状況。しかし、栗林でかたがついてしまった。


10安打、ヒット数は多いのに、点とれてない現象がまた。柳裕也専門の堂林翔太も今日はノーヒットで途中交代。坂倉将吾、フォアとデッドボールで出塁するも、ノーヒット。

投手陣だけでなく、打撃陣の層の薄さがぬぐえない。他力本願じゃ勝ちぬけない。いよいよ終わりの始まりの鐘が・・・?
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月19日

他力本願も時間の問題


9月18日と19日、台風のため中日戦は中止に。

昨日の午後は、仕事しながら、巨人・DeNA戦のスポナビの一球速報をときどきチェック。DeNAが勝利。さすが勝ち頭の大貫晋一。

夜は夜で、阪神・ヤクルト戦の動向が気になる。ヤクルト勝利、ここでもエース・小川泰弘がしっかりお仕事。カープ、阪神と同率3位に。

今日は今日とて、巨人・DeNA戦、今永昇太に軍配が上がることを期待。でも、先日のカープ戦でもそうだったが、佐野恵太や牧秀悟が不調気味なのが気にかかる。


こんな感じで、ここのとこ、チマチマしてる。相手チームの動向に一喜一憂。こんな他力本願では、時間の問題。こんなんじゃぁ、ダメだ。ヤクルトのように自力で勝てるチームでなくては。

それでも、残り試合少なかったカープ。2試合中止になって、CS進出をかける戦いを楽しむ時間は延びた。

昔のように、リーグ覇者同士が対決する日本シリーズ。選ばれし者同士の戦いがいいと思う。

CSなんて、なくていい派。でも、売れる商品作って利益出したい資本主義の世、NPBがCSやめるわけない。


昨年はここまで応援していなかった。こんな体たらくのチーム、CSに進出する資格なし。お目汚しもいいとこ。進出しなくて(出来なかったんだけど)よかったと思った。

でも、今年、「CSを諦めてない」という選手の声をヒーローインタビューで聞くたび、ならば応援しようと思うのです。応援したい選手はたくさんいるし。

なにより、優勝を経験していない若い選手たちに、競った場面での戦いを経験してほしいなって。


だって、プロ野球選手として、問題だと思いますよ。今年の七夕、優勝経験のない選手の中で、「優勝したい」と短冊に書いたのは森下暢仁だけというのは。(参考記事はこちら

若手はポジションを得ることでまず必死だろうけど、それくらいカープが優勝と無縁になっていることなんだと、つくづく思い知らされました。

逆に、「優勝したい」と真正面から書く森下はプロらしいなと思う。こんなチームの中にいても。

31人まで登録できる出場登録選手が29人というのはカープだけ。戦力をフルに使おうという意志のなさは何なの?

選手たちから勝つ意志は感じても、ベンチがこんなだから、よけい心配になるんです。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月18日

マクブルームに堂林、打撃って予測不能


9月17日、DeNA戦(横浜スタジアム)、3対10。大差でDeNAに2連勝。

16安打で10得点。DeNAはリリーフ陣が受難。ロングリリーフを期待された2番手・京山将弥が坂倉将吾の打球を受けて、たった3球で降板のアクシデント。6回の入江大生、8回の平田真吾は、合計7失点。

こんな大量得点の翌日はろくなことがない。チケットを持ったお客さんのことを考えると、ほんとなら雨天中止は喜べない。でも、雨でクールダウンしてほしい気持ちにもなる。

4番に復活したマクブルームが3回に2ランの、3安打3打点。ヒーローインタビューでも、時おりファンに両手を振りながら、ジェントルマンな受け答え。素敵だった。一部、DeNAファンをとりこにしたに違いない。

「カープ、いい外国人とってくるなぁ」というDeNAファンの声も聞いた。いやいや、ソトにオースチン、エスコバー・・・。DeNAが相当うらやましいですよ。


「技術面を整えながら、代打で出る機会を通して、体もメンタル面も準備させて帰ってくることができた」と、マクブルーム。(「日刊スポーツ」)

スタメンを外れ、代打で出ていたときは、打つ感じがまったくなく、期待すらしていなかった。でも、あの数打席が今日につながってたのね。点と点だけ見ると、パッとしないように思えても、ちゃんと線になっていたのかと感じ入りました。

6回、松山竜平のゴロで勝ち越し。2アウト満塁の場面で、8打席連続三振の堂林翔太が代打で2点タイムリー! DeNAにダメージ与えてくれた。これまた素敵だった。

もう堂林、代打の切り札となってくれ。スカッと、コーンと、行ってくれ。


先発の玉村昇悟、1回にいきなり連続フォアはつらかった。先頭打者にフォアを与えると7割の確立で点が入るというデータがあるらしいが、きっちり2失点、先制された。

それでもその後、持ち直した。のだが、5回、不可解な判定もあって、1失点。この不可解な判定、覆すゲームにしてほしい、カープ勝って終わってほしいと思った。

で、2アウト3塁で、玉村は降板。もはや短期決戦。玉村応援隊としても交代はいたしかたなし。だけど、コールされたのが、中﨑翔太。なんで、よりによって、こんな逆転されるかもしれない同点の大事な場面で。

佐々岡監督、どんだけ中﨑のこと、買ってるの。ファンの気持ちとの反比例ぶりがものすごい。

佐々岡監督、またやらかしたと失望のカーテンに覆われたが、中﨑、 牧秀悟をサードゴロに打ち取って火消し。ホッ。

しかし、今回は上手くいったが、また競った場面で中﨑をこんなふうに出してくるのかと思うと、正直こわいです。


夜、巨人・阪神戦。生まれて初めて、今日に限って、巨人をいやいやながらも応援しました。巨人が勝って、カープと阪神のゲーム差は0.5に。

小さく見えるこの差、実はとてつもなく大きいと思うのだけど。まんがいちCSに進出できたら、カープに苦手意識持ってるDeNAに勝ったりなんかして。

と、束の間の妄想をした土曜の夕方であった。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク

2022年9月17日

大瀬良以外はよかった


9月16日、DeNA戦(横浜スタジアム)、3対

先発は大瀬良大地。何度もガッカリする投球を見せられ、何年もシーズン通しての活躍を見せてもらえず、気持ち的にはまだローテにいるの?という感じ。

スタメンは、3番・西川龍馬、4番・マクブルーム、5番・松山竜平。今あるおかずをありったけ詰めて、ちょっと豪華なカープ弁当作ってみました、みたいなオーダー(豪華かどうかは当社比だが)。不調の坂倉将吾は6番に。

それでも、6回、西川と松山が打点をあげて、1対2(マクブルームも7回、打点をあげた)。

そんな援護の直後の6回ウラ、甘く入った逆球をソトが勝ち越しの2ラン。大瀬良、5回途中3失点で降板。投手は打たれたり抑えたりするもの。打たれることはある。それでも、何度こんな光景を見せられたことか。

前回の5回途中7失点よりは、マシ。でも、すっかりエースというより、6番手のような仕事ぶり


2アウト2塁で、森浦大輔に交代。森浦、最近、こういう場面での登板多い。今日もしっかり火消しして、3勝目(9月14日、阪神戦での3勝目は、翌日、取り消され、松本竜也が勝利投手になるというけったいなことがあった)。

7回、小園海斗がヒットで出て、會澤翼がタイムリー。代打・菊池涼介がバントを決めて、羽月隆太郎が伊勢大夢からタイムリー。マクブルームもタイムリー。

7回ウラは、少し前までは出てくると不穏な気持ちになったケムナ誠。9月14日、阪神戦で好リリーフ。今日は落ち着いて見ていられた。ランナー出すも、抑える。


8回は矢崎拓也。野間峻祥の好守にも助けられ、三者凡退。

矢崎の投球や立ち居振る舞いは見ていて面白い。盛り上がる(森浦も見ていて面白いです)。矢崎の型にはまらない、空気読まない感じ。ちょっと子どもや動物を見ていて目が離せない感じと似ているかも。

9回は栗林良吏。フォア2コ出して、2アウト満塁。でも、なんだろう、なんとかしてくれるこの安心感。最後は 牧秀悟をサードゴロに打ち取って、31セーブ目。

またしても首の皮1枚でつながった。試合は勝つか負けるか、2分の1の確立。CSの可能性はゼロではないけど、厳しい厳しい。それでも、できるだけ最後まで楽しませてほしい。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月15日

森下で落とす、今季のツケが回ってきてる


9月14日、阪神戦(甲子園球場)、6対

阪神とのゲーム差が2に。もう一歩で届きかけた同率3位、そんな甘いもんじゃない。今季の体たらくを見ていたら、当然のことに思える。

巻き返しを託された森下暢仁。いまカープで一番頼りになる投手。が、1回、2点先制の直後に2失点。そんな援護のあとの失点が5回と6回にも繰り返され、森下、踏ん張れなかった。5回途中6失点で、降板。

リーグトップのイニング数を投げてる森下、疲れが見える。前回の登板が中7日、今日が中5日。なんでわざわざそんな変則的なことしたの? ふつうに中6日&中6日にしなかったの? ナゾ。

ここは抑えて勝ちをもぎとってほしかったが、ベンチのプランのまずさもぬぐえない(いつものこと)。


皮肉にも、今日の試合終了時点で、パのイニング数トップは山本由伸170回。セは森下168回。盟友とほぼ同じ。しかし、山本、防御率1.80で13勝。森下、防御率3.16で10勝。

チーム状況(打線の援護、監督の采配、捕手とリリーフ陣の充実)がよければ、森下、最多勝をとれる成績を残せたと思う(まだシーズン終ってないけれど)。でも、森下がほしいのは最多勝じゃないだろう。

山本と森下に微妙に感じる明暗の差は、チーム状況の違いはもちろん、個の能力の小さな違いから来るものなのかなって感じる。山本がすごすぎるんだけど。


今日よかったことは、マクブルームの復活。スタメンに名前を見たとき、うへぇと思ったが、1回、思い切りのいいスイングでタイムリー。今日は猛打賞。昨日までは打てる感じがまったくなかったのに、打撃って面白い。

坂倉将吾、打率はチームトップ、安打数はリーグ3位だが、4番になると打たないイメージ(今日たまたまだったかもしれないけど)。

6番の堂林翔太、7回に代打が出されたのには納得。全打席空振り三振。見逃しでないのはまだしもだったが、いつも思う。なぜスタメンのときの堂林の三振を見ると腹が立つんだろう、と。

打つときは素晴らしいホームランを見せてくれるのに。あの、それとは対照的なヘナチョコナ空振りは何なんだ。そこに思考を感じないから、ヒットの再現性が低いからか・・・。


9回、最後の打席は大盛穂に代わって、菊池涼介。ツカコーンっていうおなじみのポップフライ。

いつスタメンに復帰?と待てども待てどもベンチ要員。調子がよくないなら、選手を入れ替えて。菊池はベンチのお守りじゃなーい。

昨日、早め早めの選手起用をして、それが功を奏した佐々岡監督。無理して頑張って早起きした翌日は、もういつも通り、布団でずるずる。みたいな、思っていた通りのことになった。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月14日

慣れない早め早め采配した佐々岡監督、持つかしら?


9月13日、阪神戦(甲子園球場)、3対

スタメンは、青柳晃洋対策で、バッテリー(磯村嘉孝&九里亜蓮)以外全員左打者。7回無得点に終った8月30日と同じパターン。何にも功を奏してなかったのに、学習能力ないな。もうこの試合、負けたと思った。

ら、4回、中野拓夢の送球エラーもあり、青柳から2点先制。ん?

だがしかし、5回、九里が3連打で1失点。ワンアウト1塁2塁の状態で、早々に森浦大輔に交代。あれあれ?


投手を引っ張る手遅れ采配を繰り返してきた佐々岡監督、この期に及んで、ようやく早め早めの交代ときたか。よっぽど思うところあったんだね(遅いわ!)。

九里、先発としての仕事が中途半端に終る。森浦、原口文仁と佐藤輝明をフライアウト、しっかり抑える。結果として継投策は成功。

6回、ヒット出塁の松山竜平の代走に、矢野雅哉。これも、これまでなかったこと。ここぞのチャンスで早め早め起用。

ノーアウト満塁で磯村。これで点をとれなかったら・・・の打席、サードゴロで、1点。今日、スタメンの羽月隆太郎の2塁打でもう2点。

青柳、この回で降板。今日、青柳から5点とった(自責は4)。

8回にも、上本崇司のタイムリーで1対6。


森浦、松本竜也、ターリーの無失点リレーを受けて、8回は矢崎拓也。5点リードの場面、矢崎はとっておきたかった気もするが、CS進出かかる直接対決。

しかし、原口、佐藤、代打・マルテときて、1失点。1アウト1塁3塁で、途中降板。タフなのをいいことに、矢崎使いすぎじゃないか? 

次は誰だ? ケムナ誠か? いや、まさかの栗林良吏。ここでも早め早め采配。栗林、先発ローテ以上に登板感覚があくことも多々あれば、終盤に来ての回またぎ。リリーフ稼業は大変です。

しかし、そこは栗林。8回、島田海吏の犠牲フライにとどめ、9回も三者凡退で30セーブ目。森浦に勝ちがついたのも嬉しい。


青柳が絶好調でなかったことも幸いしたが、佐々岡監督の早め早め采配連発が功を奏し、CS進出かけた直接対決に1勝。

おいたが過ぎて反省しているのが丸わかりの子どものようなわかりやすすぎる変わり身(だから遅いねん! 遅くなってもしないよりマシだけど)。普段なぁんも考えてないのんびり屋の佐々岡監督。今日、慣れない決断に労力を使い、無理したんじゃないだろうか。

これで新しい境地(ふつうの境地、遅いねん!)に入るか。それとも、合わないこと頑張ったじゃら長く続かないんじゃないかという心配も。そこのとこ、見せていただきます、残りの試合。


しかし、2軍から打撃好調の野手はぜがひでも上げるつもりはないんだな。2軍の選手のモチベーションの行方がとても心配です。

秋山翔吾不在、マクブルーム不振で、しいて言えば代打の切り札だった松山がスタメン。代打適任者がいない。菊池涼介もコンディション不良。マクブルームが代打にコールされても、なんの期待も起きない。

しかも、今日、登録されたのは中﨑翔太。うーん。どこで使うつもりなのか。こわいです。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月12日

打たれる、打てない、CSかかってると思えない試合


9月11日、巨人戦(マツダスタジアム)、対7。

なんですか、あの「打ってくださーい」と言わんばかりの高めの球。遠藤淳志、丸佳浩と中田翔に2ラン、ウォーカーにソロ浴びて、2回途中5失点で降板。

前回と前々回、いい投球を見せてくれて、やっとお帰りモードになっていた遠藤だけに、期待があっただけに、昨日の野村祐輔に続き、かなりのガッカリ。


5回には玉村昇悟がリリーフデビュー。新鮮。先発とリリーフは似て非なるもの。いろいろ勝手は違うとは思うけど、がんばって。ロングリリーフも期待できるし(で、3イニング投げた)。

と思わず応援したくなるキャラの玉村ですが、6回、坂本勇人のタイムリーで1失点。

8回には、先日、先発した森翔平が、ウォーカーに今日2度目のソロ浴びて、1失点。


で~もなぁ~。2回途中5失点の遠藤に並びガッカリなのが、完封負け。

赤星優志に2安打。3回に3塁1塁、4回には満塁のチャンスで(フォア2コもくれたのに)、点とれず。

大量得点の翌日、さっぱり打てず凪状態になるのはカープあるある。予想はしていたけど、ここまでとは。CSかかってる直接対決とは思えない

8回、代打・マクブルーム。今のマクブルーム、代打でコールされても、ちっともときめかない。まだ松山竜平の方が時々何か起こしてくれるとすら思う。松山、今日スタメンだったが。全打席、何も起こしてはくれなかったが。

誰か、誰かほかにいませんかー。いませんよ、ファームから野手呼んでないし。


試合後、「一発の必要性を感じたシーズンだった」と佐々岡監督。今ごろかーい。ファンは試合を見ていて、ずっとずっと感じていたというのに。

今日、優勝の可能性はゼロになったそうだ。え? もうゼロだと思ってましたけど。こんなで優勝するつもりでいたの?

そのことについて、「監督である僕の全責任だと思います。申し訳ないなと思います」と言う言葉が、ほんとにそう思ってるの? 重いはずの言葉が軽く響いてしかたない。

変えていけること、いっぱいあったのに、何にもやってないのに。ほんとに責任感じてるなら、来季、監督延長打診されても、ちゃんと断ろうね。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月11日

ビッグイニングの歓声吹き飛ばした野村、取り戻した森浦


9月10日、ヤクルト戦(神宮球場)、7対15

野村祐輔が村上宗隆をどう抑えるかが注目の試合、まさかの大勝。

1点先制された3回、松山竜平のタイムリー、村上のエラーでもう1点、なおも満塁。打撃のいい野村祐輔なめんなよ、の2点タイムリー!

まだ止まらない、堂林翔太が3ラン! サイスニードと交代した山本大貴から、松山タイムリー! 坂倉将吾3ラン! 上本崇司も一発! 12点のビッグビッグイニングに。

上本、プロ初ホームラン。オープン戦でのサヨナラ弾の印象が強かったので、初めてとは知りませんでした。矢野雅哉に先を越されてましたか。打った瞬間の控えめなバット投げ、よかった。


このビッグイニング、森下暢仁のときにも打ってほしかったと思ったが、こればっかりは巡り合わせの問題、仕方ない。でも、野村に勝ちがつくのもすごく嬉しいことだと思っていた(のに)。

しかし、まだ3回。ヤクルト、なめんなよ、です。

4回、村上の打球を堂林が草野球みたいなバンザイ後逸して2塁打に。中村悠平と内山壮真のタイムリー、塩見泰隆の2点タイムリーで、野村、途中降板。

11点リード。せめて5回まで投げてくれればというところ、何やっとんじゃー。

勝ちがつく絶好の貴重なチャンスだったのに。場数踏んでない若い選手でもあるまいし(いや、今季は数えるほどしか登板してないが)。3回、タイムリーも打って、今日は野村の日となるところだったのに。


しかも、代わって出てきたのが、昨日、打たれるためにプロ野球選手になったのか?の島内颯太郎。このチョイス、不穏的中。

山崎晃太郎に2点タイムリーを打たれ、つごう6失点。ビッグイニング返しをされる。

しかも島内、フォア2コ出して満塁作って、森浦大輔に交代。投げ逃げ状態。こんな早い回で森浦を出すことになるなんて。

しかし、森浦、併殺とった、乗り切った! 回またぎの5回もビシッと三者凡退!

堂林や坂倉のホームランの記憶も薄れるほど(それは野村が消したのだが)、胸のすく投球。森浦に勝ちがついてよかった。


もう追加点はとれないかと思った6回、今野龍太もフォアに暴投にで、野間2点タイムリー、西川龍馬タイムリーで、7対15。ちょっとホッとしました。

あとは、松本竜也、ターリー、ケムナ誠、矢崎拓也が無失点リレー。8点リードで矢崎を出すのかだったが。玉村昇悟はなんのためにベンチに?だったが。

9回ウラ、1アウトで矢崎は村上を空振り三振。その瞬間、大量リードされても席を立たなかったヤクルトファンが一気にサワサワ動き始めた。

それくらい、見ていたい選手。お金をとれる選手。村上、素晴らしい。カープだったら誰だろう?
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月10日

大瀬良もういい、そんな選手を起用する佐々岡監督がおかしい


9月9日、ヤクルト戦(神宮球場)、7対

1週間前、大瀬良大地は1軍復帰して、7回無失点。でも、まだ「お帰りなさい」という気持ちにはならなかった。次回の投球を見るまでは、と。それくらい信頼度下げてた今季の大瀬良。

で、5回途中7失点。もう消化試合でもない限り、残り試合、大瀬良の登板は見たくない。いや、それなら若手に機会を与えた方がいい。

「僕が引っ張っていかないといけない立場なんですが、迷惑をかけてしまっている」と、試合後の大瀬良。いや、もう期待してないから。エース面しなくていいから。


2回、村上宗隆に1発くらう。それでも3回、大瀬良自らのタイムリーで同点に。

4回、松山竜平の犠牲フライで1点、會澤翼のゴロの間に1点、上本崇司のタイムリーで1点、1対4とリード。

今日のスタメンを見て、どんよりした。菊池涼介と秋山翔吾の名前がない。代わって松山と上本。菊池と秋山、コロナ明けで万全でないのだろうか。

それにしても、くるくる変わるオーダー。固定されたスタメンは嫌なものだとある解説者が言っていた。柔軟に変えていくのは大事だが、松山かぁ。上本かぁ。と正直思った。が、とくに上本、打撃に守備に奮起していた。矢野雅哉効果か?


ヤクルト相手に3点リードは、いつ引っくり返されてもおかしくない点差。大瀬良、4回にオスナのタイムリー。5回、先頭打者にフォア(それやっちゃぁ、いかん)、塩見泰隆の2ランで、同点にされる。援護もらったのに粘れない。

6回には長岡秀樹の2ラン、青木宣親にヒット打たれたところで、島内颯太郎に交代。

島内が塩見に2塁打与えて、もう1点。君は打たれるためにプロ野球選手になったのか?と言いたい。

佐々岡監督は大瀬良を早めに交代させなかったことを自分のミスと話していたが、遅いねん、いつもいっつも。

それ以上に、今の大瀬良をマウンドに上げること自体、中﨑翔太をマウンドに上げていたときと同じ感じがする。過去の実績や期待ではなく、現状を見てくれまいか。


それでも7回、ヒット出塁した上本と代打・大盛穂が、木澤尚文の暴投で進塁、田口麗斗のさらなる暴投でホームイン、1点差に迫る。

8回、坂倉将吾が2塁打の快音、よっしゃと思ったが、山崎晃大朗の好返球でアウトに。無念。

8回ウラ、森浦大輔がリズムよく三者凡退。ここで流れが変わったらと最後の望みをかけるも、9回、こっちもリズムよく三者凡退で、お・し・ま・い。


昨日、森下暢仁が好投したのに、点とれず負けた。今日、阪神と巨人も負け、この2チームとのゲーム差は保たれたが、もうさすがに厳しいかな。大瀬良がというより、大瀬良に期待するベンチがどうかと思う。

野村祐輔が村上を、ヤクルト打線をかわす投球を見せてくれたら、まだ面白みは残っているかな。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

2022年9月9日

森下、好投も好守備も報われず。野手と佐々岡監督は放置した


9月8日、中日戦(バンテリンドーム)、2対

このむなしさ。過去、何度もあったけど、慣れるわけがない。森下暢仁の好投がまた報われず。

昨日、プロ初先発の森翔平が初勝利。「新人のプロ初先発、白星をプレゼントしてあげほしいと毎回思う(いや、経歴関係なく、がんばってる先発には毎回思う)」と書いたが、森下はその最たるもの。


4回、土田龍空のスクイズを森下が見事にキャッチして見事なグラブトスでアウト。しかし、リクエストが出て、コリジョンルールでセーフに覆った。

タッチのタイミングでなく、そこ? 會澤翼にあれ以上どうしろと? フィルダーズチョイスと言うけれど、森下にあれ以上どうしろと?

「あの後、抗議に行くと退場になることがわかっていた」と、佐々岡監督。退場になっても、正面から抗議した方がよかったんじゃないか。それで選手の士気が高まったことも、過去プロ野球の歴史であっただろうから。別に佐々岡監督、ベンチにいなくても・・・。

あそこは、ルールに従うより選手の気持ちを守ることを優先する場面だったのに。ほんと、監督に向いてないと、つくづく。勝負師でないこと、闘志のないことが、つくづく。


それ以上にむなしかったのは、打線が森下を援護できなかったこと。2年目、二十歳の上田洸太朗にプロ初勝利をプレゼント。まーたーかー。

球の出てくるタイミングがわかりづらいフォームとのこと、玉村昇悟のようなタイプか。

5回、堂林翔太の2塁打が出たが、それまで投手の森下のヒット1本だけ、て。まるでみんな、上田に魔法をかけられたみたいに、バットが振れなくなっていた。

上田、6回無失点で降板。いいリリーフ陣が揃っている中日と言えど、投手が代われば、状況が変わってくれることを願っていたが、上田の魔法は持続したまま。坂倉将吾にヒットが1本出ただけ。


中5日で14日の阪神戦に森下を登板させるプランがあるそうだが、だったら普通に今回の中日戦、中6日でよかったんじゃないの? 事情が、意図がよくわからない。

適時、ヒットを打たれてはいたが、いい球投げていた。あんな投球しても報われないなんて。こんなに応援している選手なのに、「早く森下がFA権を手にする日」が来ることを願うばかり。

こんなチームで、こんな目に何度も合いながらも、自分の中でモチベーションを持ってプレーしている森下はすごいと思う。他の選手、見習うように。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。