9月8日、中日戦(バンテリンドーム)、2対0。
このむなしさ。過去、何度もあったけど、慣れるわけがない。森下暢仁の好投がまた報われず。
昨日、プロ初先発の森翔平が初勝利。「新人のプロ初先発、白星をプレゼントしてあげほしいと毎回思う(いや、経歴関係なく、がんばってる先発には毎回思う)」と書いたが、森下はその最たるもの。
4回、土田龍空のスクイズを森下が見事にキャッチして見事なグラブトスでアウト。しかし、リクエストが出て、コリジョンルールでセーフに覆った。
タッチのタイミングでなく、そこ? 會澤翼にあれ以上どうしろと? フィルダーズチョイスと言うけれど、森下にあれ以上どうしろと?
「あの後、抗議に行くと退場になることがわかっていた」と、佐々岡監督。退場になっても、正面から抗議した方がよかったんじゃないか。それで選手の士気が高まったことも、過去プロ野球の歴史であっただろうから。別に佐々岡監督、ベンチにいなくても・・・。
あそこは、ルールに従うより選手の気持ちを守ることを優先する場面だったのに。ほんと、監督に向いてないと、つくづく。勝負師でないこと、闘志のないことが、つくづく。
それ以上にむなしかったのは、打線が森下を援護できなかったこと。2年目、二十歳の上田洸太朗にプロ初勝利をプレゼント。まーたーかー。
球の出てくるタイミングがわかりづらいフォームとのこと、玉村昇悟のようなタイプか。
5回、堂林翔太の2塁打が出たが、それまで投手の森下のヒット1本だけ、て。まるでみんな、上田に魔法をかけられたみたいに、バットが振れなくなっていた。
5回、堂林翔太の2塁打が出たが、それまで投手の森下のヒット1本だけ、て。まるでみんな、上田に魔法をかけられたみたいに、バットが振れなくなっていた。
上田、6回無失点で降板。いいリリーフ陣が揃っている中日と言えど、投手が代われば、状況が変わってくれることを願っていたが、上田の魔法は持続したまま。坂倉将吾にヒットが1本出ただけ。
中5日で14日の阪神戦に森下を登板させるプランがあるそうだが、だったら普通に今回の中日戦、中6日でよかったんじゃないの? 事情が、意図がよくわからない。
適時、ヒットを打たれてはいたが、いい球投げていた。あんな投球しても報われないなんて。こんなに応援している選手なのに、「早く森下がFA権を手にする日」が来ることを願うばかり。
こんなチームで、こんな目に何度も合いながらも、自分の中でモチベーションを持ってプレーしている森下はすごいと思う。他の選手、見習うように。