10月22日、西川龍馬がカープ残留を表明。
「天才」呼ばわりされて調子にのってんじゃないの?と思った時期もあったが、今季はコンディション不良で離脱もありながらも、頼りになった。
ので嬉しい反面、他チームから望まれるところも見てみたかった。カープに対して暑っ苦しい感じがない選手なので、飄々と違うユニフォームを着ている姿も見て見たかった。
同じ日、戦力外第2弾も通達された。中田廉、菊池保則、山口翔、田中法彦、白濱裕太、安部友裕の6人。
中田、お疲れさまでした。太腕ふるってくれて、ありがとう。マエケンに高級時計すすめられるという企番番組で、ひとり無理して買わなかったところ、好きでしたよ。
菊保、お疲れさまでした。頼れる時期もあったけど、昨年今年と、ランナーきっちり返してくれるピッチングにもうおなかいっぱいです。トレード相手だった福井優也も同時期に楽天を戦力外・・・。
田中法、山本昌さんに似た面立ちに親しみを感じたが、マウンドではあまり親しみのないままに。
山口は、2019年、ヤクルト戦での初勝利が忘れられない。その試合のブログ記事を読み返してみると、「マウンドにあがることをこわがっていない感じがとてもいい」と書いていた。
フランスアも1年目、投げられるのがとても嬉しそうだった。だんだん苦しそうになっていく人が多いのは、なぜ? そこがある意味境目なの?
藤井皓哉みたいに、どこかで巻き返し、見出されないかな。そして、カープよ、また恥をかけ。
白濱。私はカープ応援歴が短いので、知らないことがたくさんあります。万年2軍の白濱がずっと契約され続けていたことは、カープ不思議のひとつだった。
白濱。私はカープ応援歴が短いので、知らないことがたくさんあります。万年2軍の白濱がずっと契約され続けていたことは、カープ不思議のひとつだった。
新型コロナでの離脱者続出で、今季スタメンマスクをかぶったのは、はなむけだったのかな、と。白濱が打席に立ったとき、スタンドからあたたかい歓声が湧き起こったのも、私からすると奇異だった。
白濱のよいところを知らないだけかもしれません。でも、1軍の試合にほとんど出ていないということは、そういうことなんじゃないかと。
選手というより、2軍スタッフとしてチームの力になっていたイメージ。それってプロの世界なのかと、ずっと不思議だった。
安部、今季は1軍での出場なし。2軍では高打率をたたき出していたのに、なんで呼ばれないのか、スカッとしないものがあった。
安部に限らず、2軍で結果を出しても選手の入れ替えなし、同じ選手でまわしていた今季。
2軍の選手はモチベーションをどこにもって行けばいいのか。結果を出しても声がかからないなんて、やり切れない。
安部はSNSで、球団を暗に批判するようなことを書いていたようだが、安部の書いてることはもっともなことと思った。カープには好ましくないタイプが切られたのか(安部もそれ覚悟で発信したのかもしれないが)。
山口や安部の名前を見ていると、ほかにもいるだろう、あの人、この人。
田中広輔や中村祐太が1軍でプレーしているイメージがわかないんだけど。小園海斗のバックアップには矢野雅哉がいるんだけど(むしろ小園より矢野の方が守備には定評が)。
「(チームは)本当に家族みたいな感じだった」とコメントした白濱。だからずっと2軍に置いてもらえたんだな、と。でも、それってプロの世界としては異様。
『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を読んでいると、忖度なしの落合さんにチーム内には緊張がビシビシ張り詰めている。それは人によっては異様に感じるかもしれないが、落合さんはプロの世界を生きているんだと思う。