2024年9月29日

髙橋宏斗から2得点も逆転負け、常廣は希望の光、秋山が支え


9月29日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、対4。

中日との対戦、4月の3試合連続完封負けで始まり、最終戦も負けに終わった。

常廣羽也斗、今季2度目の先発。1回、4連打で先制される

まだノーアウト満塁、ぞっとするシチュエーションだったが、細川成也空振り三振、カリステ併殺と、最小失点でとどめた。今日は髙橋宏斗の日。ややもすると絶望的な1失点だったが、追加点は封じた。

これはいけるかも? 9月15日、DeNA戦でプロ初先発、6連敗を止めた常廣。じつはいま一番頼りになるかも?


1回ウラ、昨日、巨人の胴上げをベンチから立ち去らず見ていた数少ない選手の一人、1番・秋山翔吾がレフト前ヒット、好走塁で2塁へ!

2番・矢野雅哉のライト前ヒットの間に隙をついて秋山、同点のホームイン! 好走塁に次ぐ、好走塁。

どんなに空気がドヨンとしていても、朱に交わらず手を抜かない秋山。みなさん、お手本にして。今、カープの実質的チームリーダーは秋山。「カープに秋山がいる」という心の支え(将来、コーチになって!)。

3番・野間峻祥もヒット、4番・小園海斗が犠牲フライで2点目! 宏斗から2点取った!(3塁ランナー残塁、もっと取っていいんだよ?)


2回、チャンスはあったが、ショート村松開人のエラーの後、韮澤雄也が挟まれ、ホームを前にタッチアウト。秋山の好走塁で好発進しただけに、流れを渡しかねないとモヤモヤ。

3回、野間が3塁打。小園ファーストゴロで進塁できず。うーん。

そのうえ、野間がキャッチャー・加藤匠馬に刺されてけん制アウト。う~~ん。こんなことしてたら、流れが中日に行ってしまう。

4回、細川とカリストの連打、板山祐太郎の犠牲フライで同点に

宏斗は3回2失点で降板。規定投球回数に達したので、防御率をキープするための降板? アクシデントでないといいのだけど。


5回、またげんなりする出来事が。矢野ヒット、野間フォアで、2アウト1塁2塁。

ここで野間がまた加藤の手にかかり、今日2度目のけん制アウトで3アウト。ホーンヘッドにもほどがある。交代させてほしいくらいの気持ちです。ボボボボボッ!(噴火)

常廣は6回2失点。がんばった。あなたはカープの希望の光。あぁ、勝ちつけてあげたかった、ボボボボボッ!(炎)

7回、ハーンが無失点。

7回ウラ、齋藤綱記から、秋山2塁打! 矢野、ヘッスラで内野安打をもぎとり、その間にまた秋山ホームイン、勝ち越し! 


8回、島内颯太郎。いきなり細川に22号同点ソロ。口があんぐり。

9回、栗林良吏。「同点の場面で栗林」は延長のサイン。いや、外れました。いきなりブライト健太に勝ち越しの特大2号ソロ。勝ちパターンと呼ばれている人たちが揃ってポーンポーンと、なんという結末。

敗色濃厚、9回ウラ、マルティネス。しかし、途中出場の二俣翔一がレフト前ヒット! と希望をもたせてくれたが、最後は秋山の併殺に終わる。

マルティネス、43セーブ目。セーブ王、おめでとう!


中日には8勝16敗1分け。そ、こんな苦手チームがあって優勝なんて、どうかしてる。逃したのも自然のことわり。

阪神がDeNAに逆転勝ちして、まだカープにほのかな灯が。え? 往生際悪い? ダメもとでも少しでも楽しみはあった方が・・・。

9月は5勝20敗で終わった。月間20敗はセ・リーグのタイ記録。惜しかったね。巨人の優勝をかなりとアシスト。出直しですよ。

しかし、ここに来て、不安に思っていることが。それはまた明日以降にでも。
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2024年9月28日

目の前の胴上げより、そのときカープベンチがガラガラだったことがショックです


9月28日(土)、巨人戦(マツダスタジアム)、対8。

巨人が優勝。完敗。

目の前の胴上げは阻止してほしいと思っていたが、今日、カープが勝ったとしても、阪神が負ければ巨人優勝は成立するのであった。

ならば、阪神が負けても、せめてカープは勝って、巨人に苦笑いしながら優勝を味わってもらいたかった。

1ヵ月前、優勝争いしていたチーム同士と思えない。このまま終わっていくのかと思われた菅野智之も復活。余裕の投球だった。巨人も張り合いがなかったことでしょう。こんなレベルで優勝なんて。

優勝監督インタビューでは、阿部監督が開口一番「最高でーす」って、選手か? しかもビジターで。まだまだね、ツーン。


胴上げのとき、カープベンチがガラッガラやないかーい。これにはがっかり。

でも、数名の選手が残って見ていた。その中に、秋山翔吾はいた。さすがだと思った。

林晃汰も確認(見直したぞ)。最後のバッターになった末包昇大もじっと見てい。田村俊介もいた。矢野雅哉もいたとXの投稿で教えてもらいました。二俣翔一もいたように見えたのだけど。

小園海斗や坂倉将吾にも、この悔しさを目に焼き付けておいてほしかった。なんだよぅ 。


試合は、森下暢仁と坂倉将吾のバッテリーで始まった。これ、ずっと待ってた。久しぶりにワクワクした。

しかし、最後の最後になって、やっと。田中広輔、松山竜平、上本崇司らの登録抹消ともども、何もかもが遅かった。何かを変えるのにこんなに時間が必要だなんて。

4回、門脇誠のタイムリーで1点先制されたが、そのウラ、菊池涼介のタイムリーで同点に。

6回、岡本和真の勝ち越しタイムリー。1アウト3塁で森下にアクシデント、途中降板。今日は試合を作っていただけに、無念。


代わった森浦大輔が打率が1割台の小林誠司にタイムリー、2点ビハインドに。

7回、黒原拓未が丸佳浩へのフォアを皮切りに、3失点。

もう、困ったときの黒原&森浦頼みで、ここにきて二人にかなり荷重をかけてしまった。

8回、玉村昇悟が三者連続見逃し三振。も、イニングまたいだ9回に2失点。胴上げ阻止どころか、失点を止められなかった。

リリーフ起用もプランが見えない。行き当たりばったり?


9回、代打・二俣にヒット。最後の打者にならなかったガッツは今日のよかったこと日記。

巨人16安打、カープ7安打。ランナーが出たとしても、進塁させる意識と技術の低さ。

大砲が不在だとしても、次の塁を狙う三連覇時代の石井琢朗コーチの教えを代々語り継いでほしい。丸のお散歩(フォア)も見習ってほしい。どこからでも学べることあるはず。

月間敗戦数「19」も球団ワースト記録に並ぶ。明日、負ければセ・リーグの記録更新。よりによって明日は中日戦。しかも髙橋宏斗。

これはひょっとすると、ひょっとするのか。ズーン。常廣羽也斗、がんばれ。いや、打線がんばれ、だ。
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2024年9月27日

野村祐輔引退ショックの日、12回サヨナラ勝ちで連敗止まった!


9月27日(金)、阪神戦(マツダスタジアム)、延長12回、対2。

2対2の延長12回ウラ、村上頌樹がイニングまたぎ。

代打・野間峻祥が大山悠輔の悪送球で2塁へ。続く代打・末包昇大。

ここで打ったら劇的なんだけど。でもそう上手くは・・・行ったー。末包サヨナラの2塁打!


野村祐輔が今季限りの現役引退を発表。ショックでした。

そりゃ、もう少し長いイニング投げてもらえませんか、もう少しテンポよく投げてもらえませんかと思ったことはあった。でも、ずっと応援してた、待ってた。

野村は昨季は6登板、今季は2登板。昨年など勝ち数こそ1勝だが、防御率は1点台。それなのに、起用は少なかったという不思議。


9月になって先発陣が怒涛の大敗続き。こういうとき、野村を起用する手もあっただろうに、4本柱にこだわり、傷口が広がった。

田中広輔や松山竜平らは結果が出ていなくても1軍(今やっと2軍)。ベテラン野手には優しいのに、ベテラン投手にはそっけなかった。

もし今季、野村にもっと1軍登板の機会があれば、引退はしなかったかもしれない。逆に、1軍に置いてもらえるから、引退を決めない野手がいるという不条理。


1回、小園海斗と坂倉将吾の連打で、大竹耕太郎から2点先制! 大竹からの得点が大ニュースみたいになるカープ。

しかし、なかなか追加点が入らない。これは危ない兆候。7回、佐藤輝明の16号ソロで、大瀬良大地は黒原拓未と交代。

大瀬良は6回途中1失点、今日は試合を作った。2回、菊池涼介のジャンピングキャッチ、3回、秋山翔吾のジャンピングキャッチなど、バックも支えた。

中村奨成や田村俊介をスタメンに選んだが、あくまでも大瀬良の日は、會澤翼。点とる意志が相変わらず弱いカープベンチ。今日の球数かさむ配球にはイライラした。


追加点が取れずにいるうちに、8回、わたしたちのハーンが森下翔太に同点タイムリー

9回、栗林良吏。同点に栗林を送り出して勝ったためしがない。これは延長決定のパターン。延長どころか、満塁劇場を見せられたが、ここは乗り切った!

10回、森浦大輔が三者凡退。

11回、島内颯太郎が抑え、12回もイニングまたぎ。これが裏目に出なかった! もらい勝利が多い島内、今日は正真正銘の勝利投手に。しかし、10勝目とは。たくさんもらわはった。


大瀬良が降板してからも會澤はそのまま。12回になってやっと代打を送った。

12回のはじめ、ベンチに残っていたのは、野間と末包、石原貴規と林晃汰。カープ的には豪華な方じゃない? 12回サヨナラ勝ちできたので、終わりよければすべてよし。でも、もっと早く代打を出して攻めて行ってもよかったのでは? 

連敗止まったのは嬉しいが、阪神負けて、中日に勝った巨人はマジック1。

明日、マツダスタジアムでの胴上げだけは阻止してほしい。

「目の前で胴上げを見て、思い知るがよい」とも思もったが、やっぱり絶対いや。延命して。
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9月18敗! 記録更新目前、ここまで来るともはや貴重体験


9月26日(木)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対6。

すごく珍しいものを見せてもらってる感じになってきた。

9月の成績、4勝18敗。セ・リーグの月間最多敗戦数は20。行ける、君たちなら行ける(9月はあと3試合。さすがに近鉄の日本記録22は免れた)。

優勝争いしていたチームがBクラス転落というのも初めてだとか。カープ、歴史に名を刻んでます。


1回、村上宗隆の2ランで先制される。床田寛樹も呆然。私たちもポカーン。どこまで行くの、この連鎖。

5回、ノーアウト1塁2塁で、サンタナの打球を小園海斗が後逸して3点目。目の前のことを1つ1つ大事にな。連敗の波にのまれるな。

その後も、村上と山田哲人と丸山和郁のタイムリーで、1イニング4失点

床田は5回6失点(自責4)で降板。


6回から、アドゥワ誠。はい? リリーフ陣の疲労をかんがみての起用とはいえ、こんな6点ビハインドで。

アドゥワは6回7回を無失点で抑えたが、むしろ先発にとっておいてほしかった。

この歴史的大失速の原因はカープベンチにあるが、選手も選手。「しっかりせんかーい」と言いたい。

先発は「勝たなくては」の気持ちで登板していると思うのだけど、そこはいったん外して、無心に目の前の打者を打ち取ることだけ考えて投げられないものか。

今年に限らず、黒星続きの投手を見ていると、そう思う(自滅の場合もあれば、援護なしの場合もあるんだけど)。

こういうとき、アドゥワや矢崎拓也のような、「打たれても死ぬわけじゃないんで」というマインドの選手がいいと思う。だから、アドゥワには先発してほしかった。中途半端なロングリリーフで起用じゃなくて。


松山竜平、田中広輔に続いて、上本崇司がついに降格(中村奨成が昇格)。残り試合数10をきって、やっとの決断。遅いわーい。

今日、日ハムがCS進出を決めた。新庄監督が就任して、2年連続最下位を経て、3年目にして若手の起用が実を結んだ。

カープはベテランにこだわって、CSすらも危うくなった。

田村俊介が6番スタメンに。やっとか、やっとだ。坂倉将吾が2番に返り咲く。秋山1番、坂倉2番がはまった時期があったのに、なぜか動かすカープベンチ。そんなことばっかり。


矢野雅哉が初の3番。これってどうなの?と思ったが、今日はハマった。矢野小園コンビ発動。

それより野間峻祥。この後に及んでスットッパーになっている力無い野間をなんで5番に。

6点ビハインドの5回、秋山フォア、坂倉2塁打からの、矢野2点タイムリー! 小園ヒット、1アウト1塁2塁で、野間併殺。ほら。

7回、坂倉、矢野の連打で、小園タイムリー! 3点差にまでたどり着く。

9回、秋山が3塁打! 坂倉の犠牲フライで2点差に。追い上げは見せた。

田村が2安打、守備でも2度のファインプレー。途中出場の奨成は3打席凡退。林晃汰は2度の併殺。若手いろいろ。


ヤクルト11安打、カープ13安打なんだがな。ついに借金生活。そして明日は阪神戦、大竹耕太郎ときたもんだ。ここまで揃うか、嫌がらせシリーズ。

もう、ここまで来たら、行くとこまで行って。球団が目を覚ますとこまで。

しかし、心配なのは、どんなに最低な結果になっても、球団が何の手も入れない、何も変えない可能性があるということだ。
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2024年9月25日

ついに貯金ゼロ、3塁ランナーを返せない技術のなさ


9月25日(水)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対3。

今日からホームで5連戦。腰を据えて地の利を生かすはずが、今季、マツダスタジアムで白星なしだったヤクルトに初勝利をプレゼント。もうどこまでもズルズルと。ついに貯金もゼロ。

DeNAが戸郷翔征相手に1対0と完封勝ち。3位DeNAとの差も1.5ゲーム差とジリジリ開く。

ここまで来ても、いつものメンバー(いつメン)で行くカープ。スタメンマスクが石原貴規になっただけ。

田村俊介は? 林晃汰は? 9月の打率が2割切っている野間峻祥が3番という時点で、変わるつもりのないカープベンチのメッセージに、やるせなくなる。


1回、オスナが先制タイムリー。1点取られただけなのに、もうしんどい気持ちになるこのけだるさは何?

2回、坂倉将吾、菊池涼介、石原貴規のヒットで、2アウト満塁。でも、九里亜蓮の打席なのね。さすがに2回で代打出せるはずもなく、九里は空振り三振。

九里は5回1失点、88球であっさり降板。またリリーフに比重が。荷重が。


6回、秋山翔吾、矢野雅哉の連打で、ノーアウト1塁3塁。ここで野間が浅いレフトフライ。走者を、動かして、くれ。

小園海斗デッドボールで満塁も、坂倉はショートフライ。末包昇大は見逃し三振。末包の夜明けはまだか〜。坂倉は渡米前の鈴木誠也のごとく、走者がいるチャンスで打ちません。

ここぞで3塁ランナーをゴロなり犠牲フライで返せない、技術のなさがしみる。見事なお仕事が見たい。


1点ビハインドのような状況では、どうしても黒原拓未や森浦大輔頼みに。

7回、森浦が、オスナと山田哲人に連打。得意の右打者に連打。中村悠平申告敬遠で、1アウト満塁、代打・川端慎吾にタイムリー。代打の切り札が機能している羨ましさばかり。

西川遥輝への9球目がボール判定、フォア押し出しで3点目。1点だけでも痛たたたた。のカープなのに、3点も差し上げてしまった。


7回、菊池が打てば、石原が併殺。スタメンで見たかった田村が代打でヒット! も、秋山はライトフライ。

8回、矢野ヒットで、今度は、坂倉が1点返す。完封は免れた(棒読み)。今度は、末包も続いて、ツーアウト1塁3塁も、菊池はセカンドゴロ。

カープ10安打。ヤクルト7安打よりヒットは打ったのに、残塁のおかわり三昧。


2点ビハインドで、9回、玉村昇悟というのはどうなんだろう。石原の牽制アウトも出て、しかと抑えてくれたが、ロングリリーフを期待されてのベンチ入りと思っていた。黒原や森浦の疲労を思うと、ベンチの意図がわからない。

試合の展開も、見ているときの気持ちも、起伏がなく平坦に終わった。佐々岡さん時代が上書きされているような見ていてつまらない試合、プロとしてやばいです。

今日のよかったことは・・・田村にヒットが出たことか。明日こそは田村をスタメンで!
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2024年9月24日

最高の1ヵ月になるはずが


9月7日、中日戦の後、マツダスタジアムのお立ち台で、秋山翔吾が「最後、広島を盛り上げられるように、最高の1カ月にしたいと思います」と言ってくれ、うぉぉぉ。と歓声に包まれた次の日から、転落するように勝てなくなったカープ。

ふたをあければ、9月は4勝16敗。

その試合の前に4連敗。しかも、それは森下暢仁が大量失点したDeNA戦から始まっていた。兆候は出ていた。

まだ9月の初めは「カープが優勝したらMVPは誰かな~」「床田かな」「私は小園!」なんて家族と話し合って、楽しかったことを思い出した。歳月の流れを感じます。ちょっと前のことなのに。


当初、私の頭の中では、今年の首位打者は小園海斗で、途中、最多勝は床田寛樹。いや、森下も「床田さんに負けたくない」と言っていたから、追い上げがあってもよろし。

最多セーブは栗林良吏で、最優秀防御率は大瀬良大地!

新人王に突出した候補はいないから、黒原拓未もアリじゃない? そうなったら、森下、栗林、黒原と、カープ3年連続ドライチが新人王だ~(1年とんだけど)。

なんて、楽しかったです(遠い目)。シーズンって、やっぱり長いですね。いろいろ起きる。


カープが負けを重ねている間に、防御率も、勝ち数も、セーブも、ライバルにじりじり差をつけられていった。

中日は5位6位をさまよっているのに、マルティネスは42セーブ。栗林は出番少なく、出番あった試合に6失点したりで、38セーブ。

楽しかった妄想が、ガラガラガッシャッシャーン。でも、妄想というほどでもなかった。実現の可能性はあった。


カープ、投手のマネジメントはわりとしっかりしていた。ローテの間隔つめたり、リリーフに無理な連投はさせていなかった。

が、不思議なことに新井さんがリミッター解除宣言した翌日から、ドドドと負けがこんできた。(「日刊スポーツ」)

先発の大量失点の連鎖はすごいものがあった。

ベンチのマネジメントは形の上ではうまく行っていたけれど、打線の援護の少なさが蓄積。「1点でも取られたら負け」という余裕のない投球が自ずと強いられた。

同じ投球回数投げたとしても、心身の疲労の蓄積がじわじわボディブローのように効いてきたんだろうなと思う。


昨日の中日戦で、森翔平がプロ初完投。8回1失点、1対0の完封負け。森は「先制点を与えてしまったことが全て。そこを大いに反省したいです」。(「デイリースポーツ」)

いやいやいやいや、森、十分だったよ。「打たれなくない」「完璧に抑えたい」と思うのは投手として当然のことだろうけど、いいピッチングした投手にそんなこと言わせる打線、いけないよ。

来季こそ(いえ、今から)、打線の層を厚くして、点を取れるチームづくりの計画を始めてほしい。選手がおのおの精進するのはもちろんのこと、ベンチとフロントが全体で取り組まないと、強いチームは作れない。


4月に始まった朝ドラの「虎に翼」が今週で終わる。プロ野球とほぼ同じスケジュールですね。

「トラつば」が終わるのも、野球シーズンが終わるのも、さびしいです。たくさん、たくさん、楽しませてもらった。

演じる人も(尾野真千子さんのナレーションも)、脚本も、演出も、美術などなども、すべてが充実したドラマだった。


野球も、選手とベンチ、運営側(NPBも含む)がそれぞれプロとして、サービス業として、力を発揮しないと、お客さんを楽しませることができない。

今年のカープは(も?)その域に達していなかった。

応援している球団について、自分の人生じゃないことなのに、一方的に文句を言うつもりはないです。でも、ファンは何らかの形で視聴するためにお金を払っています。手を抜いたものを見せられたら、ん? と思って当たり前。

選手も含めた球団のスタッフ全員で、いいもの創ってほしいと思う。人に見せる仕事なのだから。
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2024年9月23日

3試合連続完封負けで始まった中日戦、最後のバンテリンも完封負け、「未熟」の中身を教えてほしい


9月23日(月)、中日戦(バンテリンドーム)、1対

中日ファンのお客さんは、かなりの確率で楽しめていいですね、カープ戦・・・。

4月5日、マツダスタジアムにて3試合連続完封負けで始まった中日戦。あのときロックオンされたのか。今季最後のバンテリンで、今季24度目の完封負け(マツダであと1試合)。

絵に描いたようなロースコア。中日戦に限ったことではないが、ひどかった。

7月に支配下登録された初対戦の松木平優太から、坂倉将吾が1本ヒットを打っただけ。静か。あまりにも静か。試合を通しても、カープはヒット2本だけ。


森翔平は8回1失点。
6回、ツーアウトから福永裕基と石川昂弥の連打で1失点しただけ。

一人で8回を投げた。立派。こんな投球をしている投手に点を取ってあげられないなんて。相手あってのこととはいえ、「野球やめちまえ」という気持ちに毎回なる。

私たちのハーンが無事日本に戻ってきてくれて、今日昇格。ハーンよ、あなたがいない間にカープは焼け野原になっていました。


羽月隆太郎が昨日の走塁で足を痛め登録抹消、田村俊介が昇格。

9回、代打に磯村嘉孝を送ったが、田村を何のために上げたの?

磯村が昇格してから、代打と言えば磯村。そんなに磯村に期待しているのですか、そうでしたか。田中広輔の役回りが取って代わられただけ。このビジョンのなさをどうしてくれよう。


ヤクルトがDeNAに逆転勝ち。かろうじてDeNAとの0.5ゲーム差をキープしたが、もうキワキワ。、貯金1。他力優勝も消滅(そんなの当てにしていませんでしたが)。

巨人に負けた阪神の岡田監督は試合後の取材なし。新井さんにはそういうことがないのはよいが、試合後、優勝を逃したことについて問われ、「それはもう、やっぱり自分の未熟さでしょう」と話していた。

何をどう未熟と考えているのか、具体的に聞きたい。

ぼんやりと振り返られても、来季、変われないから。
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2024年9月22日

矢野22球粘ってプロ野球新記録、このガッツに続く人なし


9月22日(日)、中日戦(バンテリンドーム)、2対

うわー。また絵に描いたような中日戦でのロースコア。DeNAがヤクルトに勝って、カープまた4位に逆戻り。

昨日、アドゥワ誠が試合を作って、打線が逆転。栗林良吏で締めて、連敗止めた。

迷走して貯金を散財していたカープ、さぁ、立て直しだ。という次の日から中日との2連戦。どう考えても分が悪かったが、ほんとにそうなった。

立浪監督が退任を発表してから、中日は来季に向けて気持ちが解放されたかのように3連勝(勝手に)。カープ戦で勝つのはいつものことですが。


森下暢仁6回2失点。3試合連続「6回まで持たず大量失点」を思えば、通常モードに戻ったが、打線こそ中日戦での通常モードを打破してほしかった。

スタメン見て、昨日のワクワクが早くも消えた。せっかく林晃汰を起用して、小さな風穴開けたと思ったのに、もう塞いだ。

ガンとして動かさない會澤翼とのバッテリー。2試合続けてヒットの林をファーストに、坂倉将吾をスタメンマスクにして打線に厚みを持たせることもしない。週に2度の重役出勤、何の密約があるの?


1回、野間峻祥ヒット、矢野雅哉がバントで送って、小園海斗タイムリーで1点先制。流れるように点を取ったが、坂倉がもう一押し続いてくれたら景色が変わるのに。と思うのは贅沢なことでしょうか。

2回、森下は先頭打者の細川成也にストレートのフォア。もぉ。これがしっかり響いて、宇佐見真吾ヒット、鵜飼航丞のセカンドゴロで同点

柳裕也、大野雄大、小笠原慎之介らが登録抹消され、先発ががたついているときに勝っておきたかったのに、涌井秀章の前にヒット3本だけ。試合を通して4本だけ。5番打者以降はノーヒット。

5回、涌井に2塁打許して、村松開人のタイムリーで勝ち越される。ナゴド(あえて)の2点の壁は厚いよ。


なんとか出塁して点をもぎとらんと。

6回、矢野が涌井に22球粘りに粘ってフォアで出塁したのはえらかった。涌井に一人で1イニング分投げさせた。

これはプロ野球新記録だそうだ(これまでの記録は19球)。矢野は矢野のやり方で、歴史に小さく名を刻んだ。

この矢野のガッツに続いてほしかった。しかも、涌井のけん制悪送球で、矢野は3塁まで進塁。これは、チャンス、ですよ!

しかし、秋山翔吾はレフトフライ。小園ファオで、2アウト1塁3塁。チャンス、チャンス、ですよ!

坂倉セカンドゴロで3アウト。物足りない。望みすぎと言われても、物足りない。


森下の後を、黒原拓未と森浦大輔が無失点で抑えれば、涌井の後を、藤嶋健人と松山晋也とマルティネスが抑えるのは、もうみんな知ってる。

それでも8回、代打・磯村嘉孝がフォア(代打を送るなら最初から會澤に出さなくていいと言いたい)。野間ゴロで、代走・羽月隆太郎は2塁へ。矢野ヒットでまたガッツ見せたが、羽月は本塁タッチアウト。

中日に8勝14敗1分。これって最下位のチームがやること。首位からずり落ちるのも無理はないです。

恥ずかしい。毎回毎回、同じことを繰り返して。もっと恥じ入って変化を見せてほしい。
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2024年9月21日

約1ヵ月ぶりの逆転勝ち、小さな風穴で連敗ストップ!


9月21日(土)、巨人戦(マツダスタジアム)、対4。

逆転勝ち・・・なんて素敵な響き。おそらく8月28日の中日戦以来。

その試合では1点先制されて2点で勝った。今日は、1対4からの逆転!(なんせ9月に入って今日で4勝目。勝つこと自体が珍しくなってましたが)。

先発のアドゥワ誠。先制されはしたけれど、久しぶりに先発が試合を作ってくれた感じがした。

森下暢仁、九里亜蓮、床田寛樹、大瀬良大地がことごとく6回まで持たず大敗していた中、久しぶりに落ち着いた試合に。


二俣翔一(1番レフト)、林晃汰(8番ファースト)がスタメンに。あぁ、久しぶりにワクワク。

昇格した昨日、代打でヒットを打った林。巨人先発・横川凱は左投げ。右左病が勃発せず、スタメンに選ばれてよかった。

もし、優勝戦線から転落していなければ、田中広輔や松山竜平は1軍に温存されていたかもしれない(わかりませんが)。

4位に転落したからこそ、閉塞していたチームに小さな風穴をあけるきっかけになったかもしれないと思うと、これはこれで嬉しい。


1回、浅野翔吾にフォア、岡本和真のタイムリーで1点先制される。どんだけこわがられてるの、浅野(恐ろしいコ)。でも、最小失点でとどめた。

5回、その浅野の2塁打で2点目が。

カープは5回まで無得点。5回、末包昇大のヒットを喜んだのも束の間、牽制アウト。またデジャブ(昨日は坂倉将吾が牽制アウト)。

6回、2アウト満塁、投手・横川のタイムリーで3点目

アドゥワ誠は6回3失点で降板。どのイニングも最小失点でとどめた。願わくば勝ちをつけてあげたかった。


6回ウラ、代打・上本崇司ヒット! レフトのオコエ瑠偉がファンブルして2塁へ。

二俣はピッチャーゴロ(がんばれー)、矢野雅哉ファーストゴロで、上本3塁へ。今日、定位置の1番から3番になった秋山翔吾のタイムリーで1対3

秋山は今日も試合を投げていない。停滞ムードのカープにあって、朱に交わらない大人。子どもカープの中で、ひとり大人。秋山がカープに来てくれて、ほんとうによかった(みんなお手本にして)。

この1点はのちの逆転劇の伏線にも思えた。


8回、島内颯太郎が、岡本と坂本勇人に連打、オコエのショートゴロで1失点。縮めかけた点差がまた3点差に。しーまーうーちー。

カープにとって、3点は大きな壁。だがしかし、8回ウラ、林がヒット!  いいぞ、林〜。

しかし、代打・野間峻祥は空振り三振(ぬぅ)。二俣はライトフライ(うぅ)。

しかし、矢野がつないだ。2アウト1塁3塁で、秋山タイムリー!

代走・羽月隆太郎が盗塁決めて、小園海斗が同点の2点タイムリー! うぉぉぉぉ。久しぶりです、この感じ。


坂倉将吾は申告敬遠(ですよね)。チャンスを棒に振るイメージ強し、不振長しの末包、ここで逆転のレフト前タイムリー! わっしょい、わっしょい。

9回、栗林良吏。9月11日の巨人戦で6失点という今季最低の崩壊試合以来の登板。

いきなりボールが3つ続いたときには遠い目になりそうでしたが、代打・中山礼都はピッチャーライナー。丸佳浩に浅野という難敵も抑えて、カープ連敗止めました!


DeNAは、4点差を追いつきながらも、阪神に4対5で逆転負け。カープ3位に浮上(ちまちまと)。CSとか日本シリーズより何より、3位は死守したい。

アドゥワが試合を作り、秋山、小園が今日も仕事人。「チャンスで末包か〜」の微妙なムードから、逆転打で空気をガラッと変えてくれた末包。

林と二俣のスタメンもよかった(二俣、今日はノーヒットだったけど)。野間や堂林翔太の4番はチームが動かない感じがして仕方ないんです。

小さな風穴が逆転勝ちを生んだ爽快感、スカッとした。久しぶりだ〜。
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2024年9月20日

カープひとり消化試合、9月で14敗、どこに行く〜


9月20日(金)、巨人戦(マツダスタジアム)、対8。

巨人がマジック6。優勝に向かってモチベーションを上げているチームと、そこから転落して迷走しているチームとの差がくっきり。1ヵ月前、首位決戦で熱量ある試合をしていた同士とは思えない。天と地の差。

DeNAが阪神に9対5で勝って、3位に浮上。CSに向けてモチベーションのあるチームと、Aクラス入りも危うくなったチーム(カープです)との差もくっきり。

熾烈な5位争い(?)をしているヤクルトと中日は、6対7で中日に軍配。

今日のセ・リーグ、カープだけ相変わらずロースコア。


やっと林晃汰と韮澤雄也が昇格。降格したのは、田中広輔と松山竜平だった。

まさかのような(だってずっと今日か今日かと待ち続けて裏切られ続けてきた)、ついにのような。残り試合数13になって、やっとの決断。遅きに失した感が満載です。

新井さんにはかつての二人の活躍が残像となって残っていて、力を発揮してくれるかもと期待していたのかな。客観的な進言ができないコーチ陣もどうかと思います。

かと言って、林や韮澤がスタメン起用されるわけではなく、いつものメンバー(いつメン)でスタート。よって、いつものロースコア。


大瀬良大地、5回4失点
。3回、吉川尚輝の2点タイムリー、岡本和真の26号2ランで、負の連鎖が止まらない〜。

今週の先発。森下暢仁、九里亜蓮、床田寛樹、大瀬良大地の4人とも、誰一人6回まで投げ切れず、4失点から6失点と大量失点ばかり。この4人で勝てなくて、いったいどうしろと。

2回、坂倉将吾がヒットで出塁するも、牽制アウト。

3回、末包昇大にヒットが出た! と思ったら、大瀬良はバント失敗で併殺。冴えないこと続き。


そこに4回、秋山翔吾ヒット、矢野雅哉ヒット、小園海斗タイムリーで1点返す。今日も秋山と小園が連動して得点。でも、その後が続かない。

ノーアウト1塁2塁で坂倉と堂林翔太が連続空振り三振。し、進塁は〜。

それでも菊池涼介の内野安打で、満塁。ここで末包が打てば・・・空振り三振。末包の不調がチームの不調に見事に連動している。でも、一人の不調でこうなるカープの層の薄さよ。


6回、3点ビハインドで黒原拓未。こんなところで黒原出したくない。そんなこと続き。

7回、塹江敦哉。いきなり菊池が後逸。これは堀江にとって不運だったが、吉川にタイムリー、坂本勇人にタイムリー、オコエ瑠偉にも2点タイムリー。つごう4失点(自責ゼロだけど)。

競った場面で出てほしかったが、こんなところで出す投手のような内容になってしまった。


7回、代打・林晃汰が2塁打! いいぞ、林、見せてやれー。 秋山のタイムリーで2点目

8回9回は長谷部銀次がイニングまたぎ、がんばりました。

巨人13安打で8点、カープ11安打で2点。点と点は刻印されても線にならない。

あの〜、CSは狙っているのですか? 私はそれより来季に向けてチームづくりしてほしい気持ちでいます。

選手一人一人には力を発揮してほしい。それを見たくて見続けている。けれど、チーム全体がどこに向かっていこうとしてるのか見えない。行き先が見えない試合を消化試合といいます。
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2024年9月19日

誰か新井さんに聞いて? なぜ田中や松山がずっと1軍にいるの?


9月19日(木)、ヤクルト戦(神宮球場)、5対

床田寛樹、5回5失点。今季、それまで最多失点は4点だった。なかなかのもの。そんな床田で勝てないなら、どうしたらいいの?

1回、秋山翔吾がヒットで出て、小園海斗が返すという、申し分ないスタート。

だったが、2回、山田哲人に同点の12号ソロ。あれ? なんか最近こういうの、多くない? 先制してもすぐ追いつかれるの。

4回、また山田。犠牲フライで勝ち越される


カープは1回に先制点をとった後、2回、4回、5回、6回、7回で得点圏。これをすべて手放す握力の弱さ。もう笑ってしまった。

とくに5回。床田が今日2本目のヒット! 秋山のゴロで床田進塁。坂倉将吾の内野安打、小園のライト前ヒットで、1アウト満塁! よりによって、野間峻祥は併殺

これは絶対、ヤクルトに流れが行くパターン。


そして5回ウラ、またしても代打・青木宣親がヒットで、スタンドを盛り上げる。あれ? こういうの、昨日もありました。時空がおかしくなりそう。

青木は3塁まで進塁しながら、挟まれ、アウトを献上するのだけど、その後、ズドンとサンタナの14号3ランで、5対0。とどめ刺される。床田、2試合続けて5回で降板。

無理もないと思います。1アウト満塁を併殺で取り逃がした時点で、勝負は決まった感があった。


勝ち数が先行していたヤクルト戦で負け越しとは。目標をもう見失ってます。えーと・・・選手とベンチはCSを目指しているのかな、これでも?

でもね、4番・野間峻祥、5番・堂林翔太。他球団で想像できない。カープはそれこそ時空が歪んで見えます。

終盤に来て、疲労のためか、守備でのミスが散見されていた矢野雅哉が今日は好守備を連発したのは、よかったこと日記。

床田の後、今日昇格の玉村昇悟がロングリリーフ。玉村は6回7回無失点、8回は長谷部銀次が無失点。サウスポーの充実が半端ないカープであったが、ここで玉村使うの? もったいなくない? お試し登板?


9月17日放送の「news23」(TBS)で、小川彩佳キャスターが、自民党総裁戦の9人の候補者へ「総裁になったら、旧統一教会との関係について再調査を行うという方、挙手をお願いします」と質問すると、誰一人手をあげなかったそうだ。やっぱり・・・。

今、そのことにちゃんと触れていないメディが多い中(ジャーナリズムはどこ行ったー)、よくぞ聞いてくださいました。

プロ野球の記者も、新井さんに「どうして結果の出ていない田中広輔や松山竜平を1軍で起用し続けるのですか?」と聞いてほしい。誰も聞かない。


いま、田中は代打専門(というか打席に立っているだけ)。緒方前監督時代にはコンディションが絶不調なのにスタメンで起用し続けていた不可思議な時期があった。地元のメディアや解説者がそのことに触れることはほぼなかった。

シーズンの終盤になって、やっと地元ではないメディからいくつか記事として取り上げられた程度だった。

なんなんでしょう、この触れられなさは。田中が打席に立ったとき、ファンの声援のトーンが落ちているのは可視(聴)化されているというのに。

いっそ4位に落ちて、現状を改めてほしいと思うが、たとえ最下位になったとしても、球団は何も変わらない気がする。これはちと絶望的な状況です。でも、選手はがんばって。
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2024年9月18日

大失速で気分は消化試合モード、CSどころか出直しじゃ〜い


9月18日(水)、ヤクルト戦(神宮球場)、5対

9月16日、DeNA戦で大敗して自力Vが消滅した時点で、あとは消化試合という気分です。

CS進出があるって? 優勝逃しておいて、そこ?

昨年は、2位でCSに進んで、若い選手にヒリヒリした経験をしてほしいと思った。

今年は優勝狙える位置にいながら、9月に入って3勝12敗。巨人と阪神に連敗して大失速。優勝に値しないチームということが露呈。


それこそ若い選手に優勝を手にする経験を味わってほしいと願っていたが、ヒリヒリどころか、ズルズル、ズルズル。

あそこで粘れなかった時点で、CS狙いは二番煎じな興醒め感。「来季に向けて、出直しじゃーい」という気分なのです。

点を取れていないのに、打たないベテランをたいそう大事にベンチに置いて、打線にテコ入れしない。そのうえ、補強も断る新井さん。そもそも球団が長打を打てる選手をドラフトでとらない。

出直しするには、選手個人の問題でないことが多すぎる(でも、選手は頑張ろう)。


そんなチーム状況に、はなから危険信号は点滅していたけど、なんとか投手陣が踏ん張って、上位にいた。

それがここに来て、投手陣にどっと疲れ乱れが。とりわけ、森下暢仁の3試合連続大量失点。栗林良吏の大炎上(後続含め9回表に9失点)はもったいなかった。

野球は点を取るゲーム。投手だけでは勝てない。それでも、ここぞの試合で踏みとどまってほしかった。

東京オリンピックのヒリヒリする試合を経験した森下と栗林だったのに。しかし、あのオリンピックは無観客試合。野球はお客さんの前でやってなんぼの世界。無観客は参考程度に考えておこう。


今日の九里亜蓮も、3点の援護を先にもらいながら途中から失速。6回途中5失点

3回、秋山翔吾のタイムリーで1点先制。2回、野間峻祥、堂林翔太、末包昇大の連打で2点目矢野雅哉のゴロで3点目

点をとってもらった直後の4回ウラ、サンタナにフォア、村上宗隆の28号2ランで1点差

3点の援護をもらったことが裏目に出たかのような結果に。経験の少ない若手投手でもあるまいし、いつになったら落ち着いてくれるのか。前回、連敗ストッパーになってくれただけに、がっくりきました。


5回、引退を発表した代打・青木宣親にヒット。球場を盛り上げて、サンタナの同点タイムリーでさらに盛り上げる。

6回、1アウト2塁3塁で塹江敦哉に交代して、2失点。5対3と逆転されてしまう。

7回、秋山、坂倉将吾、小園海斗の連打で1点返したが、もうそれ以上は。ここに来て、秋山がひとり大人に見えます。

阪神は中日に勝ち、巨人はDeNAと12回延長引き分け。

巨人、譲りませんな。カープはすぐ相手に譲りますな。自力Vどころか、他力Vも遠のいていく。
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2024年9月16日

森下3試合連続大量失点、いつものロースコア、自力V消滅も当然


9月16日(月)、DeNA戦(マツダスタジアム)、対11。

午後、所用があって外出。「カープどうなってるかな〜」とスポナビの一球速報を見ると、1回、森下暢仁が牧秀悟に先制ホームラン打たれとるやないかーい。

だがしかし、1回ウラ、坂倉将吾が11号ソロで同点、チャラにしていた。よしよし。

なのに2回、6安打5失点されていた。森下に何が起きていたの?


昨日、ドライチの常廣羽也斗が5回1失点でプロ初勝利、6連敗を止めた。

常廣はドラフト指名されたとき、「岸(孝之)選手や、森下選手のような、ストレートで空振りをとれるピッチャーになりたい」と言っていた。

常廣が目標としている先輩が、翌日、この体(てい)たらく。3回からは抑えたが、立ち上がりが悪いにもほどがある。


長いシーズン、エース格の投手でも大量失点することはある。でも、森下は今日を含めて3試合連続で、5点 → 4点 → 6点。しかも、4回、6回途中、5回と、先発の仕事ができてないんです。

今季、登板した試合ではすべてクォリティスタートだった東克樹。前回の登板(9月10日の阪神戦)で、珍しく5回5失点。さよう、同じ失敗を繰り返しません。

悲しいほど援護が少ないカープ打線(今日だって)。投手の心身の疲労も募ります。でも3試合連続はひどい。これでメジャーに行くつもり?

試合前日、「お客さんはお金を払って見に来てくれている。勝つところを見せたい」と言っていたのに。1年目、「新人王を獲りたい」と公言して実際に獲った、有言実行の人だったのに。


5回ウラ、森下が代打を送られたあたりから車の中でradikoで実況。がっくりの連続が始まりまーす。

6回、ロングリリーフ要員、遠藤淳志かなと思いきや、中﨑翔太。ここは無失点。

7回、黒原拓未。黒原をこんなところで使いたくない。2アウトから、小園海斗と菊池涼介が連続エラー(ファンブル)で7点目(黒原は自責ゼロ)。

6回、坂倉・末包昇大・菊池涼介のヒットで1点返し、4点差をつめていこうとした矢先、また5点差と離された。


8回、連投の塹江敦哉も2失点。もう勘弁して。

9回、やっと遠藤。が、いきなりフォア。も、宮﨑を併殺にしとめ、よしよしと思ったのも束の間。3連打で2失点

これだからロングリリーフを任せられなかったのか? だとしたら、任せられる選手を上げてきてほしい。河野佳など、こういう困ったとき、仕事してくれていたと思うのだが。

7回、代打で田中広輔が約3ヵ月ぶりのヒット。牧の送球が逸れて内野安打に。よかったですね(棒読み)。9回、途中出場の二俣翔一に久しぶりのヒットが出たことは喜びました。


今日、ファームの中日戦で、林晃汰が決勝ホームラン。2軍の選手が「俺を呼べ、俺を呼べ」とメッセージを送っているように思えてならない。それをスルーするカープベンチ。

森下と會澤翼とのバッテリー。3試合連続大量失点しているなら、一度変えてみたらどうだろう? 打率の低い會澤にずっとこだわっているのもわからない。

力の落ちているベテランをずっと起用して、新井さんはいったい何がしたかったんだろうと思った昨季だったが、今季も思う。優勝を狙える位置にいて、新井さんは何をしたかったんだろう。

いや、何もしたくなかった(変えたくなかった)んだな。そら、自力優勝も消滅するのは自然のことわり。
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ドライチが連敗ストッパー! 常廣プロ初先発で10点の大援護


9月15日(日)、DeNA戦(マツダスタジアム)、10対2。

プロ初先発の常廣羽也斗が5回1失点で初勝利、6連敗止まった!

新人の初登板。しかもドライチ。スタンドも連敗がなかったかのようなウェルカムな空気。みんな待ってた。

優勝が(Aクラスが?)かかっている試合で新人を抜擢。思い切ったなと最初はびっくりしたけれど、連敗の停滞した空気を拭うにはうってつけだった。

1回、梶原昂希を3球三振に打ち取ってスタート。佐野恵太、オースティンには連打されたが、宮﨑敏郎を空振り三振に打ち取る。くぅ。


これは何としてでも、常廣に勝ちをプレゼントしなくては。

カープは昨日と同じ打順。昨日、阪神に逆転負けはしたが、つまっていたパイプがちょっと開通したような感覚はあったので、いつものようにいじられることがなくてよかった。

1回ウラ、初対戦の吉野光樹。初ものに弱いカープが・・・秋山翔吾ヒット、野間峻祥フォア、小園海斗が先制の2点タイムリー! 小園には得点圏で打つのが似合う。

矢野雅哉ヒット、末包昇大ひさびさのタイムリーで3点目! 菊池涼介の2塁打で4点目!

打線が常廣をバックアップ。先輩方はこうあってほしい。


2回ウラ、矢野が押し出しで5点目(矢野、フォアでガッツポーズしなくていいからね。矢野らしいけど)。

吉野は途中で京山将弥に交代。二人でフォア3つ。少し前のカープのようなDeNA。

3回、牧秀悟と佐野が連打、 宮﨑のゴロで1失点。オースティンのヒット性の当たりを菊池がジャンピングキャッチする名場面も出て、最小失点で抑えた。

4回、また小園タイムリー! 盗塁も決め、矢野のエンタイトルツーベースで7点目! 


5回、常廣は山本祐大にデッドボール。山本は戸柱恭孝と交代。心配でざわめく状況だったろうけど、落ち着いて先発としての仕事果たしました。

5回終わって7対1。1イニング9失点の件もありますからね。9回が終わるまでが試合です(それ当たり前です)。

6回塹江敦哉、7回森浦大輔、8回島内颯太郎をマウンドに送るカープベンチ。


森浦と嶋内は連投。昨日の阪神戦でのやらかし挽回登板かもしれないが、早めに払拭させたかったのかもしれないが、明日の森下暢仁の日に投げるリリーフがいなくなる〜。

点差あるし、遠藤淳志のロングリリーフじゃダメなの? 明日にとっておくの? このへんのマネジメントの意図がよくわからない。

森浦は2アウトから1失点、島内も無失点ではあったが、払拭できたのか・・・な?

6回には菊池涼介の9号3ランが出て、とどめの10点目!

9回は長谷部銀次が締めた!

カープ勝てば、巨人と阪神も勝った。ゲーム差は縮まらなかったが、首の皮1枚つながった。ホッ。


ところで7回、伊勢大夢が秋山翔吾にデッドボール。両チームのベンチから選手が飛び出して、騒然。警告試合に。

新井さんが怒りを表すのは珍しいことだけど、秋山がデッドボール直後にDeNAベンチを睨みつけていたことから始まった。

プレーヤーでない者からすると、人にぶつけようなんてことあるの?と思うが、満落合博満さんが言っていた。ぶつけようとしている投手はわかる、と。ぶつけようとしているところを見ているからわかる、と。

詳細はわからないけれど、秋山も打席で何か感じることがあったのかも。

いろんなことがあったけれど、新人に初勝利をプレゼント。カープファンへも久しぶりの勝ちを届けてもらった。8日ぶり。長かった・・・。

明日も、森下とファンへ、贈り物お願いします。
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