2023年10月27日

一瞬、ドラフト会議場がスタジアムに見えた


10月26日、プロ野球ドラフト会議。カープが早くから1位指名を公言していた常廣羽也斗投手は、楽天と競合。2分の1の確率、ひゃ〜。でも、新井さんの持ってる感じ、大丈夫な気がした。

楽天の今江敏晃監督が先にくじを引いたというのも、気が楽だった。最初に選ぶ方が、なんかプレッシャー。結果的に、カープが当たりくじ。

リーグ2位だったことが、ここでも生きた。2位でよかった(ほんとは1位が一番いいけども)。


当たった瞬間、新井さんはでっかい声で「よっしゃ!」と、ごついガッツポーズ。熱男って、この人のことなんでは?

まるでシーズン中、得点したときのよう。スーツ姿なのに、ユニフォームを着ているかのよう。

会場がスタジアムに見えるという臨場感をかもしだしていたのは、新井さんだけ。新井さん、やっぱり面白い(選手起用については思うとこあるが)。

逆に、ユニフォームを来てベンチにいるのに、スーツを着ているような佇まいの吉井監督も、素敵だ。

ロッテは3度くじを外す。外したら外したで新しい縁はできるが(矢崎拓也!)、くじが当たるのは勝負事の世界では気持ちがいい。


カープが指名権を獲得した瞬間、常廣君は笑顔に。えーと。カープに来ること、嫌がってなさそうだよね? と、おそるおそる探る。

会見で、「広島カープが1番早く1位を公言していただいた時から、一番自分を評価してくれた球団に入りたいという思いがあったので、広島カープで野球がしたいと思っていたのでとても嬉しいです」という言葉を聞いて、こちらこそ嬉しかった。

公言することの是非はあるみたいだけど、今回、常廣君に届いていて、よかった。新井さんのことも「素敵な人」って言ってくれて、よかった。

「立浪監督のこと、どう思いますか?」とか聞かれたら、もう・・・。白米、食べたいと直訴してほしい。ベンチで私語禁止て、部活か(慶應高校から学んでほしい)。

現役時代から、新井さんのことは好きな選手の一人だったとも聞いて、まじか〜。よかった!

「森下投手のようなストレートで空振りが取れるピッチャーになりたい」というのも、また嬉しい。


ドラフト会議には、仕事しながら、最初の方を見ただけでしたが、会場に松田オーナーの姿が見えて、プン。じっくり見られなかったのだけど、オーナーが出席していたチームはいくつあったんだろう。

パッと見てわかる孫さんや三木谷さんや南場さんはいなかったと思うが(忙しいもんね)、オーナーの出席自体は珍しいことではないと思うが。

オーナーなんだから、出席してもなんもおかしくない。のに、松田オーナーが当たり前のように出てくると、出ばってきている感がすごくて。

自分のチームなんだから口を出して当然と言えばそうなんだが、人にまかせる度量がほしいとおなかの底から思う。そんなふうにはならない現実に、ドメスティックで風通しの悪い球団カラーに、重た〜い気持ちになる。

コーチの入れ替えはないのか〜。
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