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2025年7月28日

前田智徳さん、カープの大竹対策にその名言(?)さずけて!


明日から阪神戦。のっけから大竹耕太郎かぁ~。カープは床田寛樹。

何本打てるかしら、何点とれるかしら。いい加減打ち負かしてギャフンと言わせたい、大竹に、阪神に。

5月17日(甲子園)、モンテロの2ランで2得点(床田は4失点)。

5月31日(マツダスタジアム)、1点も取れず(床田は8回1失点の無援護、ひどい)。

7月9日(マツダスタジアム)、1得点(大瀬良大地は6回途中3失点)。

せめて、いつもの術中にはまって、ポンポン早打ちで相手を楽させるのを回避することから始めてほしい。


絶対悲観主義』という本に、前田智徳さんの話が出てくるよと、家族が教えてくれました。おかしかったのでご紹介したいです。


著者の楠木建さんのお隣に住んでいた、元DeNAの選手だった高森勇旗さんから聞いたというお話。

高森さんが前田さんと自主トレしたときのこと。

高森さんは前田さんに、「お前、試合の第一打席に何を考えている?」と聞かれたそうです。


「第一打席なので狙い球を絞っていきます」と」と答えたら、「だからお前はダメなんだ」と言われたとか。

ピッチャーの体力がいちばんあるときに打とうなんていう考えは甘い。第一打席はフォアボール狙いに決まってる」と。

代打を担うようになってからもそれを通していたようで、「俺が代打で対戦するピッチャーが誰だかわかっているのか。藤川球児だぞ。たった一打席のチャンスで火の玉ストレートを打てるわけがない」と。


ストイックに見える前田さんのこの言葉、意外でした。

積極的に振ってこられるのは相手投手にとって嫌なものだという話を聞いたことがあるけれど、ポンポン早打ちで相手投手を助けている光景、しょっちゅう見ます、カープ。

小園のように打ちながら合わせていく打者は最初から振りに行っていいと思う。逆に小園が初球を見送ったら、調子悪いのかなと思ってしまう。


前田さん、カープOBとして、選手たちにアドバイスしてあげてくださいませんか。

しかし、大竹は荒れ球タイプではないので。見送っているうちに、ポンポンポンと3球で終わったりして。あ゛~。

だがしかし、クソ真面目にポンポン仕掛けてあっという間に終わってばかりいるより、たまには、こんな発想もあるよ(しかも前田さんだよ)と知るだけでも、打席に入るスタンスが少し変わらないだろうか。

その前に、カープベンチの打線の組み方(2軍も含めた選手起用)がおかしいんだけども、せめて選手に工夫の花束を~。

2025年7月18日

今のカープ、もしホームがドーム球場だったら勝てるの?


明日から神宮球場でヤクルト3連戦。

マツダスタジアムも暑いでしょうが(熱くはない)、梅雨明けした明日からの東京も暑そうです。選手が大変そうで、今からちょっと気が重いです。

7月の残りと8月、ドーム球場での試合はバンテリンでの3日間だけ。

「ホームでも死のロード」みたいな、過酷な夏にまたなりそうです。選手の疲労を思うと絶望的な気持ちになります。


カープの昨年9月の大失速の原因に「暑さ」を指摘した記事が散見されましたが、今年の7月の失速について、江川卓さんも「暑さ」を指摘。(「日刊スポーツ」)

「ホームゲームが広島ですから、広島の夏は本当に大変なんです。見ていて、カープの選手がへばっちゃって、リリーフ陣もへばるようになりました」

「先発ピッチャーが完投するしかないんですよ。日本ハムみたく」


近年の夏の暑さは一昔前より厳しくて、蒸し暑いと噂のマツダスタジアムがホームというのは、夏には大きなハンデ。

しかし、もしカープのホームがドーム球場だったとしたら、選手にとっては体力面の環境はよくなるけれど、今の打線で勝てるのか問題。

打線なんですよ、問題は、江川さん!


7月16日のDeNA戦、やっと、かろうじて、連敗が止まった(7で)。

あの日は3回に、中村奨成、大盛穂、小園海斗の1番2番3番トリオが連打で2得点。状態をあげてきたモンテロに待望の2号ソロが出て、なんとか勝てた(バウアー調子悪かったですし)。

個々の選手の状態が少しずつ上がると、少しは展望が開けそうと思えた試合(少しだよ、少し)。

7月16日には、羽月隆太郎がセーフティバントから2盗を決めた。羽月なりの工夫が感じられて面白かった。ポンポン打ち上げて、詰まらせて、終わりの連続! というのより、ずっといい。


こんなふうに個々が状態を上げて工夫して、ホームがドーム球場になったとして、今のメンバーで優勝できるのかどうかは別問題。

長打~。点を取れないと勝てないのはわかっているのに、なんでこうも毎回のように、守備固めに出す選手をスタメンにちょいちょい差し込んでくるのかな、カープベンチよ。

カープの選手は、夏の屋外球場ということ以外に、ベンチがフラットな選手起用をしないという人災も背負っているんですよ。

緒方さんが監督最後の年、コンディション絶不調の田中広輔をスタメン起用し続け、チームは迷走し、閉塞感に包まれたことがあった。あのとき、「カープ学級の担任代わってほしい」というブログ記事を書いた。

今は「監督学校あったら入学してほしい」。勝ち方わかってない監督に勉強してほしい。
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2025年7月14日

「成績不振の山田になぜこだわる?」と高津監督に問う記事、新井さんにも聞いて


7月14日、田中広輔が登録抹消(やっと!)。

得点力不足で阪神戦と中日戦で連続3タテされてもなお、こ、これだけ? 7月11日の堂林翔太に続いて(遅い!)、ほんとに一人ずつ、ひとりずつ。

決断に時間のかかる、思い切ったことができない(=チームの将来像が描けない)新井さんらしいです。


アルファポリス」という出版社のサイトに、ヤクルトの高津監督への直球なインタビュー記事が掲載されていました。

成績不振の山田哲人、中村悠平の起用にどうしてこだわり続けるのか?」というファンの声に対して、どう考えているのか、と。

気持ちいいですねー、ファンが思っていることをシンプルに聞いてくれている。


高津監督曰く、「彼らの代わりの選手がいないんです」。えっ。

「打率2割前半の山田や、1割台の中村を使わなくてもいいんです。だけど、それにとって代わる選手も数字が低い」

「数字に表れるリアルな成績があまり変わらないのなら、少しでも勝利の可能性を高めるために、数字に表れないもの、例えばチームを引っ張っていってくれる選手、大きなミスをしない選手を使った方がいい」


嫌われた監督  落合博満は中日をどう変えたのか』によると、落合さんはこんなことを言っていたそうです。


スカウトには、「すぐに使える選手が欲しい。勝つための戦力を取ってくれ」と。

「現場のわがままを通させてもらった。でも、五年、十年先じゃなくて、来年の戦いに勝たないといけないんだ」と。

「不公平じゃないか、若いってだけで使ってもらえるのか? 今、うちにファームで三割打っている奴がいるか? ベテランにだって生活権はあるんだぜ?」とも。


キャリアのあるベテランはある程度、予想がつく・・・かもしれない。でもカープの場合、今の田中や會澤翼らが、勝つための戦力と言えるの?

新井さんにも、こんな具体的な質問をしてほしい。高津監督と近い答えが返ってくるかもしれないけど。

答えの中身より、そういう大事な(ファンが知りたい)ことを正面きって聞いてくれるメディアがいないことが不満。

地元メディアは聞かないでしょうね。そんなこと聞いたら、オーナーに睨まれるでしょうから(ツーン)。


2019年、コンディション不良で絶不調だった田中を緒方元監督が起用し続けていたとき、私が聞いた範囲では、それを批判するような声は地元の中継では聞こえてこなかった。

緒方さんの采配も異様だったけど、それに触れない地元メディアも異様に感じた。
 
安仁屋宗八さんなんか「連続出場続けた方がいいと思う」と言っていて、ダメだこりゃと思ったものだった。チームより選手個人が優先順位が上って、おかしい。


5月になって、田中の打撃フォームを見て、カープ関係者ではない山崎武司さんが実況で状態の悪さを指摘してくれて、やっと言ってくれる人がいたと思ったのを覚えている。

シーズン終盤になって、やっと緒方さんの選手起用について批評する記事を読んだ(もちろん地元メディアでなかった)。

田中の起用にこだわっていた頃から、だんだんカープがおかしくなった。フラットな選手起用がされていないのは、今も続いている。監督が代わっているのに、ヘン、ヘンです。

監督にはフラットな選手起用をしてほしいし、メディアにはフラットな記事を伝えてほしい。どっちもヘン。
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2025年6月26日

夢の「1番から8番まで攻撃的打線」、打率3割超えでも林昇格見送り


明日からリーグ戦再開。4日間のお休みいただいた気分です(野球のない日は早く寝られる)。

明日からバンテリンドームで中日戦。いきなりバンテリンか~。と、いつまでもそんなこと言ってられない。

いい加減、バンテリンと、大竹耕太郎と、伊原陵人を克服しなくては。


ローテが再編され、土曜日の床田寛樹が火曜日の人に。森下暢仁→床田という豪華リレーも斬新(?)だったが、カード頭はエースが担当路線に。

6月21日の楽天戦、マツダスタジアムのデーゲームで先発した、暑さが苦手な床田。というか、暑いのが得意な人っているの?と言いたくなる、近年の夏の暑さ。

床田はここを乗り切れば、涼しいドーム球場(バンテリン→東京ドーム→バンテリン)、そして神宮球場のナイトゲームが待っていると思っていたようだが。

思惑外れて、7月の火曜日は、マツダスタジアムに甲子園と、屋外球場ばかりやないかーい。平日なのでナイトゲームですけどね。でも、夜でも熱いマツダスタジアム。床田、がんばって!


久保修が1軍合流。(「日刊スポーツ」)

6月22日、ファームのオリックス戦で、5打数4安打4打点だった久保修。ホームラン1本に2塁打2本。ファームとはいえ、炸裂。喜ばしい昇格。

まずは代走・守備固めからとの役割のようですが、上本崇司や田中広輔、堂林翔太ら、守備固め多すぎ問題は一向に解決されない。私が大きく問題視しているだけなんだけど。

これまでその役割を担っていた大盛穂は交流戦でスタメンとして存在感出した。リーグ戦再開後もそれを持続できるか、まだ様子見。


ファームで打率3割超えの林晃汰の昇格は見送られた。

結果を出しているからと単純にいかないのは切ないのぅ。ポジションの関係もあるのだろうけど、守備固め多すぎ(2回言う)。秋山翔吾の調子もよくないのに・・・。

広島カープ 最強のベストナイン』(光文社新書、2016)で、山本浩二さんのこんな言葉が。

「話はとぶけど、去年(2015年)、カープに野間峻祥というルーキーがドラフト一位で入団した。足も速いし、肩も強い。バッティングには波があるやろうけど、守備さえ計算できれば、ベンチは使ってくれる。それが彼の強味やろうね」と。


林の守備はまだ計算に入ってないってことなのか。

8番矢野雅哉、9番菊池涼介はまだ続くのか。夢の「1番から8番まで攻撃的打線」はずっとお預けのまま。

守備で投手(チーム)を助けることはとても素晴らしいが、打って、点を取って、投手を助ける道は私的には優先道路なんだけどな。
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2025年2月21日

プロ野球選手名鑑、2025年カープの顔は小園!


兵庫の実家に帰っていて、1週間あまり野球のことはほぼノーチェック。2月23日からオープン戦?! と、日常に戻って思い出しました。

2月はプロ野球選手名鑑の季節!


毎年予想するのが楽しみな表紙の12球団の顔。出版社によって選手のチョイスは異なりますが、毎年、愛用している『週刊ベースボール』の増刊号版にて、予想の答え合わせを発表いたします~。



〔セ・リーグ編〕
6チーム中、当たったのは3つ。

巨人 岡本和真
岡本の顔も浮かんだが、昨年も岡本。新鮮なところで戸郷翔征を予想したものの、やっぱり岡本でした。

阪神 近本光司
若き4番・森下翔太と予想したが、まだこれからの人? 安定の近本に。

DeNA 牧秀悟 
すっかりチームの顔。

カープ 小園海斗 
よしよしよしよし、そうこなくては。カープの顔は小園。球団の「小園の評価低すぎ問題」があったため、溜飲が下がります。ツーン。

ヤクルト 村上宗隆
正直、今のヤクルトで思いつくのは村上だけ。それも寂しいかと、巨人同様、新鮮味をねらって長岡秀樹を予想したが、やっぱり村上か。今のヤクルト、案外スター少ない? 

中日 髙橋宏斗 
これも文句なしの選択。


〔パ・リーグ編〕
6チーム中、2つだけ当たり。

ソフトバンク 近藤健介 
こちらも文句なしでは? 生え抜きではないので、ソフトバンクど真ん中という感じではないものの、プロ野球選手はいろんなチームを渡り歩いて当たり前の世界。

オリックス 宮城大弥 
背番号も18に変わりました。ズバリ賞です。

日ハム 伊藤大海
新しいスターのイメージ強い万波中正を予想しましたが、 ロージン・伊藤がいました! 好きです、文句なしです。

ロッテ 石川柊太
正直、一番選ぶのに困ったロッテ。ベテランの益田直也もありかと思いつつ、こういうときは期待の新人かと西川史礁を予想したが(楽天・宗山の域には至らなかったか)、移籍組という手がありました。佐々木朗希も去り、ヤクルト以上にパッとスターが思い浮かばないロッテ。

楽天 宗山塁
表紙の顔に期待の新人をはさんでくるのはよくあるパターン。宗山だろうなと思ったが、ここは最多安打でゴールデングラブ賞、我が道を行く辰巳涼介で行ってほしかった気も。

西武 今井達也 
武内夏暉もがんばったが、武内ともども、苦しいチーム状況の中、孤軍奮闘感のあったエースに決まり!


みなさんの予想はいかがでしたか? 当たりの数は昨年と同様、12分の5。岡本、村上、宗山の裏をかかなければ、12分の8でした。

来年、いろんな顔で彩られるよう、新しいスターの登場も楽しみにしたいです。

私的には2年連続で選ばれるくらい、小園に突き抜けた活躍をしてほしい。そして、球団にちゃんと評価されてほしいです。というより、球団にちゃんと評価してほしいと言いたい、ドーン。
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2025年2月20日

つば九郎ショック、ありがとう、またいつか


こんにちは。久しぶりの更新です。兵庫の実家で緊急事態があって1週間ほど濃密な時間を過ごしてきました。

その間、野球の話題に触れるまもなく、もう練習試合が始まっていたのですね。

そして2月19日、つば九郎の知らせはショックでした。実家での緊急事態に続いて二重のショックでした。


矢崎拓也が現役ドラフトにリストされたときも「ショック」という言葉を使いました。

でも、ヤクルトへの移籍が決まったとき、「寂しい気持ちもありますけど、会えなくなったわけじゃないんで」と矢崎が言ってくれたのを聞いて、「そうだ、また矢崎には会えるんだ」と気持ちが明るくなったことを思い出した。

2月6日、つば九郎が体調不良のため長期休養されるというニュースを聞いて、ただ事ではないと心配していたのだけど・・・。


マスコットの領域を超えた、12球団で人格を持った唯一のキャラクター。替えのきかない存在だった。

あのフリップ芸、大好きでした。そんじょそこらの芸人よりもよっぽど面白かった。上質のユーモアがあって、気が利いていた。

村上宗隆よりグッズの売れ行きがよかったという、つば九郎。

野球殿堂入りしてほしいくらいの存在。そんな名誉職な肩書きなんてどうでもいいけど、それくらいプロ野球界を面白くしてくれた、エッセンスをもたらしてくれた存在でした。


黒いつば九郎を漫画にした『天に向かってつば九郎』もおすすめです。

そして、つば九郎と言えば忘れられないのが、赤松さんが病気を公表したとき、「おとももちのあかまっちゃん」へと、エールを送ってくれたブログ。読むたび泣いてしまう。

マツダスタジアムで、つば九郎と赤松さんが話しているところを投稿してくださったこのxも、泣ける。

つば九郎、ありがとう。あなたのことは忘れません。
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2025年1月25日

12球団ファンクラブ通信簿、意外とカープ好評価


12球団全てのファンクラブに加入するライフを2005年に始めた長谷川晶一さんの『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』。

ファンサービスについて、いろんな発見があった一冊でした。読んでよかった。


さて、カープのファンクラブの評価は?

2005年から2024年までの充実度をランキング化した「12球団ファンクラブ通信簿」では、7位。

ちなみに、1位西武、2位ロッテ、3位ヤクルト、4位巨人、5位中日、6位ソフトバンク、カープと阪神が7位、DeNAとオリックスが9位、11位楽天、12位日ハム。

ポジション的には真ん中ながら、これが意外と好評価。


「正直なところ、特典グッズの品質はあまりよくない。けれども、それを補う独創性や緻密なサービスで独自色を打ち出している」と。

会員限定HPや選手コメント充実のメルマガなど、他球団との差別化に成功している、と。おっ、そんなのあるの? それは美味しそう、面白そう。

メイン特典はオリジナルユニフォーム。あるときはパイル地、あるときはノースリーブ、スタジャン風、ポンチョ・・・と、毎年デザインが工夫されているとな。


マンネリには一言もの申す長谷川さんも、むしろ毎回、今年はこう来たか!と、楽しみにしてくださっているようです。

予算とマンパワーに限りがある中で、「金じゃない、アイディアだ」という手作り感のある姿勢を、「カープクォリティ」として温かい目で見てくださってるようです。よかった・・・(のか?)

中でも、ホームとビジターのユニを掛け合わせた「カオシマユニフォーム」は2009年の「グッズ・オブ・ザ・イヤーを獲得(このユニ着用の長谷川さんの記事発見、こちらをどうぞ!)。

このカオシマユニ、格好いいな〜。というか、元のユニフォームのデザインがよかったんだ!(なんで変えた!)


当初、カープのファンクラブには、「ジュニア」「レディース」「シニア」の3種類しかなく、一般コースはなかったという話にびっくり。固定層はいて、それ以外の層を増やそうということ? それはそれでカープらしい気もしますが。

そんなカープも2007年、ついに一般コース「カープファン倶楽部」が増設。

カープのファンクラブは定員制、「狭き門」と聞いて驚いたことがあります。もっと入りたい人がいるだろうに、なんで〜と。

担当者によると、「他球団では、得点グッズ、チケット割引がメインで運営されているが、カープは会員限定のイベントを開催して楽しんでいただくことを一つの柱にしている。ファンクラブで利益を上げるのではなく、あくまでも〈還元〉という方針なので、あまり定員は増やせない」とのこと。


グッズについても、他球団では複数のグッズから選べるようになっているけれど、「そうなると、ロットや在庫の問題が出てくる。コストがかさんでしまうので、現在は一点に集中して、それなりのクォリティのあるものを特典としている」とのこと。

たくさんのファンクラブに入りたい人のために、なんとかサービスを広げられないかと思うけれど、定員を無尽蔵に増やせないのも、グッズが選択制でないのも、処理能力の問題があるから。これはこれで理解できなくはないです。

以前、オリジナルTシャツを作成して販売したことがあるけれど、満遍なく売れるわけではないので、色・サイズの在庫管理にけっこう気をつかった。

こんな小規模なものでさえこうなのだから、無印良品とかあのアイテム数、在庫管理大変そうと思いますもの。


2016年、1万6000人だった定員(先着順)も、黒田フィーバーやカープ女子人気などあってか、応募者が殺到。ほぼ継続入会者だけで定員は埋まってしまい、急きょ2000人追加したものの、まだまだ新規入会は至難の技。

2017年 定員を3万人に大増員も、あっという間に受付終了(募集開始日にはサーバーがダウン)。

2018年は3万5000人、2019年は、継続会員3万5000人、新規会員1万8000人まで増えた。


2022年は継続会員4万5000人、新規会員は8000人と変化が(あれです、私がアープファンでいられる自信がなくなった頃です)。

成績が反映される人気商売。今後の推移が気になります、大失速カープ!

私自身はどのファンクラブにも入っていないのですが、カープファン倶楽部に入っている方、満足度はいかがですか?
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2025年1月22日

想像を超えてたプロ野球ファンクラブの特典グッズ! えっ、こんなものまで?


昨日に続き、長谷川晶一さんの『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』を読んで、脳に残ったお話、第2弾です。


ファンクラブの特典って、いろいろあるんですね。私は会報とグッズの通販程度と思ってました。無料観戦チケットや、選手が登場するDVDなど、そらファンには嬉しいな〜と、未体験の私には発見がいっぱい。

それぞれの球団が工夫をこらしている特典グッズもいっぱい。さながらグッズカタログとしても眺めていて楽しいです。

普段使いできるバッグもあれば、えっ、こんなものまで? というグッズも。私の想像の域を超えてました。


DeNAは、2018年から4年間、キャッチャーマスク、キャッチャーミット、ファーストミット、外野手用グラブなどが(左利き用が選択できた年も)。観るだけでなく、やるのも楽しんでねっていうコンセプト。

近年では、スマートウォッチ(DeNA、ヤクルト)や、Bluetoothスピーカー(DeNA)などの電子機器も登場。えぇ、カープにはそういうのはないようですが。

オリックスの、昔懐かしいエポック社製の野球盤、京セラドームバージョンには驚いた。こんなものまで〜。


コレクション癖がない私でも、思わずほしくなったグッズはこちら。

つば九郎という、唯一人格をもったヤクルトのマスコット。つば九郎モチーフの手ぬぐい、ノート、トランプ、かるた、と、聞いてるだけで魅力的。



つば九郎 かるた
は、Amazonでも(というか、特典グッズはメルカリでも探せる昨今でした)。

フレーベル館とコラボした『ウォーリーを探せ』のつば九郎版、『つば九郎を探せ』は、すごく気になります。というか、本気度、遊び心が素晴らしい。

日ハムは12球団中、ファンクラブのこれと言った特徴があまりないようなんですけど、5000万分の1の縮尺で作られたエスコンフィールドのレプリカは、すごく気になりました。これはもしあれば、全球団コンプリートしたくなりますね。


2024年のカープ、スライリーのツボ押しもかわいかった。カープのマスコット、カープ坊やでもおかしくないと思うのだけど、なぜセサミストリートのようなキャラクターがここに? と、当初思ったものでした。

でも昨年6月、スライリーはベルーナドームでの西武戦にも来てくれていて、芝のグリーンにあのカラフルさはやっぱり可愛いなと思いました(中の人は大変ですが)。

さて、カープのファンクラブはどう評価されていたかを次回ご紹介して締めたいと思います(一番最後なんか〜い)。
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2025年1月21日

ファンクラブは球団を映す鏡? 12球団ファンクラブ20年の歴史がギュッと詰まった本


先月のブログでも、ちょこっとご紹介した『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』。


9歳のときファンクラブに入るほど、子どもの頃からヤクルトファンだったノンフィクション作家の長谷川晶一さん。

子どもの頃はあんなにワクワクしたのに、2004年春(当時33歳)、ファンクラブ特典が届いたとき、その内容をちょっと貧相に感じたそう。

ふとファンクラブへの不信感がよぎり、「他球団のファンクラブはどんな感じなんだろう?」と思ったのがきっかけで、12球団のファンクラブ全てに加入するライフが始まった。


2004年と言えば、球界再編成騒動が起きた年。翌年には楽天が発足。2005年から2024年まで、気づけば早20年。

12球団のファンクラブの歴史がギュッと詰まったクロニクル。特典グッズの数々も紹介されていて、おもちゃ箱のよう。とても面白かったです。

『野球小僧』(現『野球太郎』)に掲載されてきた、20年分のファンクラブ採点評も再集結(あの、時どき本屋さんで見かけるレトロな表紙の雑誌ですね)。


実際に12球団のファンクラブに入ってみると、他球団の選手への愛着も生まれ、ますます野球を見る楽しみが増したそう。

なんだかわかる気がします。オールスターや日本シリーズで普段追いかけてないチームの選手を見るだけでも、そういう気持ちになりますから。

長谷川さんから最も評価されているのは、西武。特典グッズのセンスもいいそう(それはオリックスも)。

2年に一度、ベルーナにカープ戦を見に行ってますが、球場に近づくにつれ、赤いアイテムを見につけたカープファンの方を見かけると心躍るのはもちろんですが、紺色アイテムの西武ファンの方もシックで素敵だな〜と思ってました(奇しくもオリックスも紺!)。


ロッテはファンクラブの運営に関していろいろ工夫があるそうなんですが、他球団の動向にも目配りして、他球団の良いところをお手本にして積極的に採り入れているという西武。いいものにしていこうという姿勢もいいなと思った。

以前、ブログでも紹介しましたが、松坂大輔がポスティングでメジャー移籍したときの松坂マネーをファンに還元したというエピソードには感動した。

2007年、球団が約5000万円を負担して、「ジュニア会員」の会費を2000円引きにし、特典を倍増。ファンに還元、素敵です!


一方、質のいいアイテムを提供しているのに、デザインがイマイチという中日(わ〜ん、ドアラかわいいのに)。

2005年から2011年にかけて低迷期が続いていた横浜、12年からDeNAが親会社となり、ファンクラブにも変化が見えてきたという話。

「球場に足を運んでほしい」という思いからの、楽天の来場者プレゼントは素晴らしいのだけれど、遠方のファンのケアは圧倒的に手薄という話。

それぞれの球団の状況・カラーが見えてきて、読み応えたっぷり。あぁ、書ききれない。続きは明日以降に!
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2024年12月22日

来季からスコアラー増やして中日対策強化、でもスコアラーの質は大丈夫?


来季、カープは中日に重点的にスコアラーを配置する方針とか。(「東スポWEB」)

今季、カープが負け越したのは1位巨人と、6位中日だけ(だけってことはないが)。

巨人には9勝13敗3分け(途中まではよかったのよ、途中までは~)。

中日には8勝16敗1分けと大幅な負け越しっぷり。完封負けも多かった。バンテリンでは3勝9敗1分という、脱力してしまう数字。


カープでは4人の先乗りスコアラー(偵察担当)が、カード前に対戦相手の試合分析に当たっているが、来季から中日に限っては「複数担当制」に。さらに多角的に分析できるよう配置換えをするとのこと。

中日の偵察人数を増やすってこと? 中日は白濱裕太が担当していたようですが、さらに誰かが加わる? 白濱は続行?

複数の人の眼で見るのはよさそうですね。量が質を変えていくことは、ある。ただ、分析力のない人の数が増えても・・・。そもそものスコアラーの質が気になります。


ちばあきおさんの『プレイボール』で、主人公の谷口君は対戦相手の偵察に行って、試合に生かせることをメモして帰ってくるのだけど、ある部員は何を見たらいいかよくわからず、ボヤ~ンとしたまま帰ってくるというエピソードが。右打ちかどうかすらもメモせず。


プロに限っては、さすがにそんなことはあるわけないけど、見れども見えずって、あります。カープのスコアラーの面々がどれほどの仕事をしているのか、その質が気になる。

カープの場合、適材適所というより、引退した選手の受け皿(就職先)みたいなイメージが強いので。


12月14日の「ジャンクSPORTS」で、元木大介さんが「巨人には2軍に15年もいた伝説の選手がいた」と話していた。(「デイリースポーツ」)

思わず、その渡辺政仁さんという方と、白濱のNPB年度別成績を見比べてしまった。さすがに白濱はそこまで長い2軍暮らしではなかった。

けど随分長かった。私がカープを応援するようになった2015年から白濱が引退する2022年まで、1軍の試合に出たのは10回。私の中では1軍を狙う2軍選手というより、2軍のキャッチャースタッフというイメージだった。

そういう選手が、ちゃんと、相手チームを見る眼があるのか、心配です・・・。


選手名鑑はあるけれど、各球団のスコアラーが一覧になっているものを見たことがないので、どの球団がスコアラーにどれくらいの人数を(どんな人を)配置しているのか、興味あります。

ネットで検索して個々の情報には当たれても、年代が違ったりして、一望できるものがないので、全体が見渡せないもどかしさ。

中日もいいけど、交流戦(パ・リーグ)担当のスコアラーも増やしてね、優勝するつもりなら! 改革変革、どこ行ったー。


〔お詫びと訂正〕
12月22日の記事で、ちばあきおさんの『プレイボール』という作品名を、誤って『キャプテン』と記載していました。大変申し訳ございませんでした。
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2024年12月16日

西武はベルーナ改善でファンサービスに還元! カープの暑さ対策は?


西武ドームに交流戦(カープ戦)を見に行くようになって、自ずと西武とベルーナドームにも愛着が湧くように。

もともと、あの明るいチームカラーは好きだった。というわけで、西武の動向も気になってます、応援してます。

そんなところに、ベルーナドーム改修の朗報が!(「Full-Count」)


何やらビルを売却した費用の一部を、観戦環境改善(暑さ・寒さ対策)に使うようです。てことは、改修とまではいかないのかもしれないが。詳しい内容や時期についてはまだこれから。

黄金期とはほど遠い49勝91敗3分で、今季最下位に終わった西武。負け数がソフトバンクの勝ち数と同じ。もうオーナーにはやる気がないのかと思っていたら、よかった・・・。

散々な今季でしたが、ホームゲームの観客動員数は昨季より増えている西武。連敗続きでも選手を応援し続けていた光景は美しく忘れ難いものがありました。


私がベルーナで観戦したのは、6月のナイトゲーム。暑すぎず冷えすぎず、体の弱い私でもなんとか楽しめる季節だからこそ球場に行ける。

夏場、マツダスタジアムのデーゲームにお出かけされてるファンの方を見るたび、体が心配でハラハラします。私は身の危険を感じるので(遠方ということもあり)無理です。

6月のベルーナは快適でしたが、私はまだ本当のベルーナを知らない。噂に聞く、蒸し風呂地獄。マツダスタジアムとはまた違った辛さがありそうですね。

秋山翔吾が移籍先にカープを選んだのは、ベルーナの暑さが辛かったからではないかという声も。実際のところはわかりませんが(マツダはマツダで夏は辛かろうが)。

どの程度改善されるのか気になるところですが、資産を売却したお金がファンサービスに使われることに拍手です。


いま、長谷川晶一さんの『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』を読んでいます。


読了したら、改めてご紹介したいんですけど、2005年から2024年までの各球団のファンクラブ事情やプチ歴史がわかって、面白いです。

長谷川さんによると、西武のファンクラブは高評価。中でも感動したのが、松坂大輔がポスティングでメジャー移籍したときの松坂マネーをファンに還元したというエピソード。

2007年、球団が約5000万円を負担して、「ジュニア会員」の会費を2000円引きにし、特典を倍増したという太っ腹な話。素敵だ。


カープの選手会長・堂林翔太は契約更改で、20項目以上の要望を出した。これは選手から出た意見をまとめたもの。(「週刊ベースボール」)

選手会長って、やっぱり必要な役割なんですね(キャプテンというのはよくわかんないけど)。堂林、お疲れさまでした!

そこには、暑さ対策への提案もあった。そして来季から、ベンチスペースの空調設備の風力が約3倍の〝強風〟に強化されることが決まった。(「東スポWEB」)

これって・・・ないよりマシかもしれないが、抜本的ではないような。

西武の改善策がこの程度のものでないことを願う。


契約更改のとき、堂林は、「球団の方と〈ハワイに行きたい〉という話も出ました」と話していた。

選手たちはもちろん行く(優勝する)気で来季に臨むと思うが、球団はほんとに優勝狙ってんのかぁ?(不信感)
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2024年11月1日

日南秋季キャンプメンバー発表、あれ、コーチ戦線異状なし?


11月1日、日南秋季キャンプの日程と参加メンバーが発表された。11月4日から20日まで、投手と野手が19人ずつの38名。(「日刊スポーツ」)

で、ですね、参加するコーチの名前もしれっと紹介されていました。

新井監督、藤井ヘッドコーチに続いて、朝山打撃コーチ、小窪打撃コーチ、新井良打撃コーチ、福地打撃走塁コーチ、赤松外野守備走塁コーチ、三好内野守備走塁、菊地原投手コーチ、永川投手コーチ、小林投手コーチ、石原バッテリーコーチ、倉バッテリーコーチ、と。

これは・・・いったい・・・正式な発表はまだですが、コーチ陣の刷新はまたもなし?


昨年、監督に就任したばかりの新井さんが「俺は好き嫌いで起用しない」と宣言したのも、秋季キャンプだった。

あれから1年。あのときも、「新井さん、言っちゃった」と思ったものだった。

10月5日、最終戦後に新井さんから発せられた、「カープ変わります」宣言。コーチ陣を刷新しますとは一言も言ってないですし、新井さんに人事権があるのかどうかもわかりません。

それでも、「こういう布陣で行きたい」という展望と強い意志を持って、球団に働きかけることもないのか(あんまりなさそう)。


落合博満さんは「監督の仕事ってのは、選手のクビを切ることだ」と言っていたそうですが、中日の監督になったとき、1年かけて戦力になる選手とそうでない選手を見極め、13人の選手に戦力外通告をした。

それだけでなく、7人のコーチとの契約を解除したそうだ。その中には鈴木孝政さんの名前もあったという。(『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』より)

実績ある中日OBも、バッサ~ですよ。チームをディレクションするって、そういうことです。


得点がとれず、優勝逃して4位に着地(まさか「落ち着くわ~」とか思ってないだろうな?)。辞任するコーチ、誰もなし。

せっかく得た職、自分から手放す人はそうそういないでしょう。

自分から現役引退を言い出さない人と同じ。ほかに行くとこないけど、カープは置いてくれるから。それ、プロの球団? 優勝目指してるチーム?


カープのコーチの頼りなさに目を丸くすることは多々ありますが、プロの選手は自力で何とかするものという思いも絶えずあります。

でも、仁志敏久さんが西武の野手チーフ兼打撃コーチに招かれたという活気あるニュースを聞くと、いいな~と思います。そんな実績ある人がフリーだったのに、声かけようよ。くぅ。(「西スポWEB」)

コーチ刷新あったらいいな~。は願ってもどうにもならないこと。変わる変わる詐欺にあっても、懐は痛みません。とめどなく気持ちが萎えるだけ。

選手の成長と活躍だけは楽しみにしよう。そういう選手を起用するかどうかが、また問題ですが(乾いた笑い)。
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2024年5月21日

末包と小園、浩二さんと衣笠さんみたいになってほしい


5月21日、阪神戦(マツダスタジアム)、対2。

巨人戦3タテの流れそのまま、4連勝。き、気持ちいい~。となるはずだったが、8回、ツメの甘さを感じて、それはおあずけ。

床田寛樹1.28、村上頌樹1.30、防御率が拮抗しているツートップ。今季4度目のマッチアップ。

今日もしんどいロースコアゲームになるのかと思っていたら・・・。村上、今日は球の精度甘めで、5回9被安打5失点。


1回、村上にとって嫌な相手になりました、秋山翔吾が先頭打者ヒット(パスボールで2塁)。野間峻祥のタイムリーで1点先制。

2回、末包昇大2塁打、矢野雅哉内野安打、林晃汰のタイムリーで、2点目。

3回、小園海斗、坂倉将吾の連打からの、末包2試合連続3ランで、5対0。ドスコイショー! 村上は次の末包の打席でフォア与えてました、よしよし。

6回には、野間がまたしてもタイムリー、6対0。


床田はと言えば、1回、先頭打者にフォア。およ? な立ち上がりでしたが、潤沢な援護も得て、4回と5回には併殺。気持ちいい~。

しかし8回、先頭打者を出し、サード小園のエラーが出て、近本光司、中野拓夢の連打で、1失点。ノーアウト満塁、森下翔太の犠牲フライで2点目。

新井さんはリスク管理を取るより、エースになんとか乗り切らせたいS体質。塁が埋まってもなかなか交代に踏み切らない。

2点目が入って、やっと交代。ここで交代させるなら、もっと早く切り替えてほしかった。

しかも、4点リードで島内颯太郎とは。ここから連勝街道待ってるかもしれないんだから、島内酷使しないですめばよかったな、と。贅沢最中。

点差があったから出た余裕という名の油断? いやしかし、今日は阪神を完封して、嫌なイメージ与えて終りたかった。


ヒーローインタビューは床田と、末包と、野間。

「また、僕の前で小園と坂倉が打ったので、流れ的にも1点取りたかった場面でしたし、最低限犠牲フライと思ったんですけど、最高の結果になってよかったです」と、末包。

一昨日の3ランのときにも、「また小園が打ちやがったなと思って」と、小園を名指しで。

あからさまに小園を意識しているところが、いい。


二宮清純さんの『広島カープ 最強のベストナイン』(光文社新書、2016)で読んだ、山本浩二さんと衣笠祥雄さんの話を勝手に思い出す。

浩二さんは当時、衣笠さんに「とにかく負けたくない」と強烈なライバル意識を持っていたと言います。

腹を割って話せるようになったのは初優勝して抱き合って涙を流してから。それまであまり付き合いもなかったそう。

チームメイトとして戦っていても、火花がバチバチ散っていたんだな~。


黒田博樹が対戦相手とは食事に行かないようにしていたという話もですけど、こういうヒリヒリする話、好きです。

時代違えば、ベンチの雰囲気も今とは全然違ってそう。でも、末包には小園や坂倉に火花をバチバチ散らして、バンバカ打ってほしいです。そして、カープにアレを・・・。

とにかく、小園と末包の前に走者を置く。そんな打順が第一ですね。明日も打てー。
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